Voiceジム 朗読講座(2016.8.30)

講師:磯貝靖洋
助手:菅家ゆかり/戸村健作/河崎卓也

講座テーマ:日本の女詩力は強い(2)金子みすゞ-その2

【講座内容】

・前回の模様に関して
・金子みすゞ作品13編の中から参加者各自好きなものを選ぶ
・数分間練習し発表
・一人ずつの発表を聞いて感じたことを述べる

聞いている際にいくつかパッパとでてきたものをつかんでいく。
読み手は自分が納得することによって詩がつまらないものになってしまう。
聞き手は心にひっかけること。ピカッと光るものをつかまえる。
違う人、違う声で読むと印象は変わってしまう。
詩のことばを表すための声。説明の声ではない。
心に行ったことを自分の中にしまい込まないこと。

【担当助手感想】
・心を素直に開放できるかどうかで大きなギャップを浮き彫りにさせられる講座でした。
・読み手の声によって詩の印象がガラリと変わってしまう。そんな体験をありありと感じさせられて、声の偉大さに驚きました。
・黙読よりも音読の方がはるかに自分自身に詩を落とし込めることが体感できました。

【磯貝語録】
・心を書きはじめると詩になる
・頭に向かわず心におとす
・書かれているものから何がはじまるか

【参加者の声】
・心は難しくてまだよくわからない
・扱い方によって変わっていってしまう。まさに生きている。
・文字から心を読み取ることが少しわかった
・考え込むタイプだったが心が少しつかめた

文責 戸村健作

Voiceジム 朗読講座(2016.8.23)

担当講師:磯貝靖洋
助手:菅家ゆかり

講座テーマ: 「日本の女詩力は強い」
共通課題:金子みすゞ 「りこうな桜んぼ」

1 金子みすゞのプロフィール、詩の背景紹介 解説

2 金子みすゞの詩の特徴、どのように読むか。

3 「りこうな桜んぼ」を各自が読む


・作品の共通項を見つける。
感じた事を、広がったイメージを削ぎ落し言葉を選ぶ。

・詩の解釈は ひとつではない。どの立場で読んだか明確にし、色彩がいろいろあってよい。

・金子みすゞの詩は、定型詩。韻律に従い、リズムがある。

・自分がどう解釈するのではなく、聞いている人にどれだけイメージを作らせるかが重要である。

【担当助手感想】
言葉をリズムに乗せ七五調のリズムで読むと、楽しさが伝わり言葉がいきいきと聞こえる。音律を壊すと伝わりにくいことが、各受講生の声から感じ取れた。

【磯貝語録】
・考えていることと違うことが声になる、それが詩の面白さである。
・「声は心」、声はうそをつけない。

【受講生の感想】
・読めば読むほど、詩の深みにはまる。ほかの人の声を聞いていても変わるし、もっと詩に入り込みたい。
・様々な声で読むこと、多様性があることが分かった。今日に作品も、いろいろなキャラクターで読んでみたい。

文責 菅家ゆかり

Voiceジム 朗読講座(2016.8.9)

講師:磯貝靖洋
助手:菅家ゆかり/戸村健作/河崎卓也

本日のテーマ:日本の女詩力は強い(1)茨木のり子-その2

【講座内容】

・参加者の自己紹介
・前回の模様に関して
・茨木のり子作品を各参加者に振り分け練習し発表(各々別の作品)
10分ほど各自で練習し一人ずつ発表し読んだ感想を伝える。
その後、磯貝講師の質問が各々にあり、答え、再度練習し発表。
参加者同士、聞き手からの感想を伝え合う。

詩を読む条件には、作者・作品・私・オーディエンスの4つの存在がある。
詩の生命は削ぎ落としであり、心の感性がなければ読めない。

読むことが上手い下手ではなく、聞いている人が感じられること。

【担当助手感想】
・詩に対するアプローチを素直に直観に頼る楽しさを知りました。
・自分が詩を理解するのではなく「詩に自分が理解される」そんな世界に踏み込んでみたいと感じました。
・少ない練習時間で参加者の方々が楽しそうに四苦八苦しているところに面白みがありました。

【磯貝語録】
・心の感性がなければ詩は読めない
・人間の心は時系列じゃない
・心を耕すこと

【参加者の声】
・分からないことに対して、今まで勝手に自分で分からなくなっていたことが分かった。
・詩を読むときには、心を開けておかなければいけないと気づいた。

文責 戸村健作

Voiceジム 朗読講座(2016.8.2)

講師:磯貝靖洋
助手:菅家ゆかり/河崎卓也

本日のテーマ:日本の女詩力は強い 
共通課題 茨木のり子「汲む」

【講座内容】
1 作家 茨木のり子プロフィール 詩の背景紹介 解説
2 詩の読み方について、
3 「汲む」
作品の内容に対する YesかNoの立場を決めて参加者 1人ずつ 読む。
ほかの参加者が、その声の印象を答える。
声から瞬時に浮かんだもの。どんな色がイメージできたか。
 
キャラクターを変えると全く違う声になり、浮かべる色、事柄が変わる。


【担当助手感想】
・同じ作品でも声が違うと、全く別な印象として聞こえる。
・考えるのではなく、音を受けた瞬間のひらめきで、イメージする
・人それぞれ浮かべたものや色が全く違う。受講生各々が浮かべた色での詩の印象は、とても多彩であった。
・声の表現の違いも、微妙な色の変化でとらえると、明確にしやすい。
・詩は、難しいと思いがちだが、色でのイメージ化で詩を楽しいと実感してもらえた。

【磯貝語録】
・詩を聞いて、どのように受けたかが大切。
・詩の朗読は、その人自身を出さない。自分じゃないキャラクターで読む。

【参加者の声】
・詩を色でとらえることが初めてだったので、新鮮で面白かった。
・声が変わると、受ける色も変わって詩の世界のイメージが広がった。

文責 菅家ゆかり