美しい日本の歌(2018.06.02)

講師:磯貝靖洋
助手:酒井真理子

本日のテーマ:心が喜ぶ童唄
(かごめかごめ、ひらいたひらいた、通りゃんせ)

【講義】声の出し方、鳴らし方
○喉(源音)、口(構音)、鼻(共鳴)
・日本語は、(昔は)あまり鼻を使わなかった。
・言語によって「音の領域」がある。同じ音楽(音符)でも言語が違うと全く違う歌になる。
・ラテン系は「鼻」まで、独語は「耳の後ろ側」まで使う。
 日本語は「下顎と眼窩」。
・生活言語では、舌広く下顎と仲良し。この状態だと音域狭く、喉が嗄れてしまう。


美しい日本の歌講座風景20180602

【講座内容】
◎発声:響きのある声
 「盆の窪」を意識してハミング。但し、声は「声帯」から「鼻穴」へ出る。
 ※緊張が高い人→肩口から首の後ろ側を叩いてもらうと、音とりやすく出しやすくなる。

◎童歌=子供の歌、軽い声。
・お母さんの「子守唄」(意味のあるような無いような声)
・元は大人が歌っていた何かを、子供が真似て歌ったのがはじめ。

◎課題曲歌唱
♪かごめかごめ
♪ひらいたひらいた
♪通りゃんせ
・立位足踏みなど身体動かしながら歌う(緊張をほぐしながら)。
・ブレスは「鼻から吸う(鼻水をすするように)」。温かい空気をゆっくり吸える。

【担当助手感想】
今回は「鼻」に注目!
わらべ歌は子供の歌なので、意外と音域が高い。だからと言って、力んでしまっては声が出ない。
お風呂で「鼻歌」の感覚。歌は本来、リラックスして楽しんで歌うもの。

【本日の磯貝語録】
・顎いっぱい吐かず「鼻の幅」なら歌える。
・歌の効用は、聴いている方も、歌っている方も活き活きしてくる。

【参加者の声】
・「緊張してガチガチで歌うもの」と思っていたが、ゆるめて歌って良いということにびっくりした!
・高い声は、力んだら出ない。普段話しているところと違うところを使ったら、出てしまった!
・意識が、首から背中に響いている事が分ってきた。そこでもっと出したい!

20180602
文責 酒井真理子

美しい日本の歌(2018.05.19)

講師:磯貝靖洋
助手:田辺加津子・酒井真理子

本日のテーマ:五月にふさわしい日本の歌
(朧月夜、鯉のぼり、わかば)

【準備体操】声出しに向けて
・両親指で顎上げて鼻から息を吸う。歌の息は高い位置に。腹ではなく胸に。
・音は、耳上部の側頭で聴く。
・瞳孔の奥を捉え、開けようとすると、鼻の奥が開く。

【講座内容】
◎詩の文章(日本語)を音読する
・前に向かって言わず、自分に言う。深いところで納得する。
・日本語は「意味」と「音」が一致していないと不自然に聞こえる。

◎課題曲歌唱
♪鯉のぼり(甍の波と~)
・付点のリズムをしっかりやると、景気の良い音楽になる。
・リズムの器用さ。
 ① 自分の手を叩く←→隣の人の手を叩く
 ② 左右足踏み
 ③ ①②を同時に
♪朧月夜
・日本人が好きな風景。ぼんやりしている移行していく景色が好き。
・ワルツステップをしながら歌う。
・リズムとれる。スピード乗れる。メロディーとれる。→歌上手くなる。
♪わかば
・3拍子の指揮。筆で三角形を描くように。
・「戦ぐ=そよぐ(う)」日本語は尻尾が全て母音である。この母音に感情が湧く。
・声を出しやすくする練習:
 ①椅子座位で、つま先を上げて踵で床をグッ、グッ、と押す。
  踵から突っ張って軸をつくる。
 ②二人組で、相手の手を左右交互に引っ張り合う。相手が歌いやすい様に引っ張る。

美しい日本語の歌講座風景

【担当助手感想】
全員でまたは二人組で、リズムに合わせて、手を引き合う、手拍子をするとなぜか歌えてしまう。
他の人に、力を借りたり貸したりすることで起こる「化学反応」が楽しい。

【本日の磯貝語録】
音楽は自力でやる部分もあるが、他の何かから力をもらい、出来てしまったり、良くなることがある。

【参加者の声】
・二人で手を引き合って歌った時、自分の中で広がりを感じた。高音も楽に出た。
・足を動かしたりしてリズムが活き活きしていた。躍動感があった。
・踵立ちで歌うと、ブレた声が落ち着き、安心した。

20180519
文責 酒井真理子