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発声・呼吸月1(3/11)                           《共通系》

3月11日(日)発声・呼吸月1

ストレッチ(西本助手)
 ①アキレス腱を伸ばす
 ②片腕を頭の後ろで伸ばす(逆も)
 ③両手を頭の上で伸ばし、そのまま右へ倒す(側帯を伸ばす、逆も)
 ④両手を頭の上で伸ばした状態から、前屈する
  (腰が入った状態でいけるとこまで)
 ⑤④の状態から脱力
 ⑥ドルフィン(頭、胸、みぞおち、腰の順に波のようにつなげる)
 ⑦首をほぐす(前後左右に倒す)
 ⑧四股の状態で肩入れ
 ⑨四股ふみ(かかとだけ交互に上げる)
 ⑩喉の確認(喉頭原音)
  ・四股の状態からバンザイをし、胸を張る
  ・低い「あ」を出す(ほとんど喉の鳴り)
  ※会陰のところをバウンドさせるようにして喉を鳴らす
  <喉の鳴りを確認するために>
   ハト鳴き→顎をあける(アンダーコードで「あ」を出す)
  <喉の回復運動>
   ①ハミング(まずは後頭(から首)に響きを作ったあと、顔面(鼻より上)の
    響きを創る)
   ②ハミングができるようになったら、猫鳴き(「ニャア」を喉で言う)

講座(磯貝塾長)
 ・VASCの近況報告
 <公開試演会練習>
  ~配布テキストより~
  ①「お」の練習("構え"と"聞く"意識をもつ)
   けんよう垂がみえるように口を開ける
  ②テキスト言葉読み

(エクササイズ)
   耳の前の顎を開ける(指が1本はいるように)
   「あ」「お」を言う
   「お」は日本語の中で特に多い母音
   「ノドモト」→喉の位置で響かせる
   「コノトコロ」→語実感を作るために喉を開ける
  (回復運動)
   ①イスの背もたれによりかかり、脚の力を抜く
   ②喉を天に向け、下唇を前へつき出し、軽い「う」を出す。
    (徐々に音を下げる)
   ③体をほぐす

 言語には①語感②音感③体感があり、文になる。

◆本日の磯貝語録
 アーツの世界は格差がある。

発声・呼吸月1(2/11)                           《共通系》

2月11日(日)発声・呼吸月1

ストレッチ(西本助手)
 立ち姿勢で
 ①肩入れ
 ②首を回す(速さランダム)
 ③腕の力を抜き、左右に振る(腰から振るイメージ)
   次に前後に肩から振る。
   片腕ずつ肩から回す。両方できたら、バタフライのように両腕を回す。
   それを両腕バラバラに回す。(Ex.右腕前回し、左腕後ろ回し)
 ④上半身の力を抜き、腰から体を揺らす。
 ⑤上半身の力を抜き前屈。そして、振り子のように体を振る。
 ⑥前屈(足は肩幅)で、足首を持ち、四股踏み。
 ⑦⑥の状態で、足首から手を離し、足踏み。
 ⑧ロールアップしながら起き上がり、そのまま上へ向き、喉を伸ばす。
 ⑨側体を伸ばす。
 ⑩片足ずつ股関節から前後に振る。
 ⑪もも上げ。
 ⑫足首をぶらぶら振る(足の先まで意識する)。
 ⑬ゆっくり股関節を回す。

講座(磯貝塾長)
 ・自分のことしか考えない人間は、根本的に間違っている。
 ・人の言ったことをしっかり聞いていない。自分の解釈しかできない。
 ・思いが強いと言葉をつぶす。
 ・訓練されていない人は、自分流にしか解釈できない。→言語の不鮮明
 ・音がどれだけ前へ出るか。
  (自分の意志を伝えるのに音を自分の内側に引き込んでは伝わらない)
          ↓
  語尾をしっかり出す。(丹田(呼吸)の問題)
 
 ・体の柔軟性、鼻の問題、口(顎)の問題(顎は鼻と喉をつなげる)。
          ↓
  言葉が不鮮明な原因
 
 ・横隔膜と喉がつながる時「あくび」が出る→良い状態

 <エクササイズ>
  「ん」をつくる

  ん(N)   カタカナ   → N
    n    柔らかい音 → n
  ŋ n'    不鮮明   → n'    
         ※語を続かせる

 ①ドンドン ニンゲン カンナン クナン
 ②テンネン ゲンジン ゼンゼン ヘンヘン
   (ヘンヘンの「h」は、普通より高い位置)
 ③ナンバン ニンジン ネンネン ドンドン(ナンバンの「ナ」は暗くならない)
 ④ニャンニャン(猫に近づく) ワンワン キャンキャン / ヒャンヒャン

 ・「ン」原則口を閉じる(「ン」が続く音は、「ン」の位置が変わる)
 ・「ŋ」口をあけた「ン」
 ・鼻骨に音があたった結果、鼻から息が出る→鼻があく
 ・軟口蓋の先に音をあてるために、舌先をとじる
 ・「ナンナン」全て鼻の骨より上の位置の音(脳まで上がって刺激する)
 ・「い、え、あ、お、う」煩語(宇宙語)「ん」も煩語
 ・「ン」前舌の音は鮮明。「ン」は前舌か中舌を使う
  顔の前側、細く狭く作ろうとする
 ・「ヒャンヒャン」の「ヒ」 顎関節の後ろで音を作る
 ・「キャンキャン」→「ヒ」の位置の高さの顎を使う
 ・「シャンシャン」→「ヒ」の位置の高さの歯を使う
 ・「ピャンピャン」「ミャンミャン」→「ヒ」の位置の高さの唇を使う
 ・鼻腔を鳴らして「ん」を出す
  →「ん」自体も色々な音がある
 ・日本人は暗い→感情の位置が低い→音の位置が低い
 
 ・芸能は祭りだと実感
 ・芸能は人に希望を与えるもの
 
 Aさん:「ナンバン」「ニンジン」が別物にならないように。
 Bさん:口で言わない。頭の前をおさえて、そこに向かって言う。
 Cさん:もっと喉を使っていい。鼻と腹を使う。「ネ」の先に「ン」がある。
     言葉を内に引かない。息を流し続ける。
 Dさん:「ニ」鼻を使う。喉の後ろから頭を響かせる。

 主鼻腔の幅を狭く使う。
 
◆本日の磯貝語録
  「思う」より「考えろ」→「思う」と「考える」を別々なものとして使い分けよ。

発声・呼吸月1(1/14)                           《共通系》

1月14日(日)発声・呼吸月1

ストレッチ(西本助手)
 ・(四股の格好) 肩入れ、両手を前へついてバウンド
 ・首をゆっくり回す
 ・腰から上半身をゆっくり回す/ロールアップ、ロールダウンをくり返す
 ・肩の関節、ひじの関節、手首、手の指を回す
 ・足の付け根、ひざ、足首、足の指を回す
 ・顔をほぐす(手を使う) 顎の関節を上下左右に動かす
 ・舌を動かす(細くする)

 (1)頭の中心を上へ引っ張られる意識(つられるイメージ)で腰を回す。
   慣れてきたら歩く。
 (2)重心を下へ置くイメージで歩く。
 (3)(1)(2)が慣れてきたら、上半身をゆすりながら歩く。
 (4)(1)の状態で丹田呼吸(呼吸①でも②でもOK)。
 (5)(1)の状態で胸部呼吸。慣れてきたら(2)の状態で胸部呼吸。

<講座>(磯貝塾長)
 音声を勉強した人は、自分のためだけではない、特定の人に影響を与える。
 言や言葉は、原則一対一である。

 音声の「あ」を言えないことは、深刻な問題である。
 他人が納得できないものは、音声や言語ではない。
  「日本語を書す」こと。
    自分のために書くのは宗教家。
    字のために書く→それが伝わって相手に伝わる。

 音声「あ」→「あ」を通して相手に伝える。
 「聞く」(受ける)能力があるから「発する」能力が身につく
 受けたいから出す

 <母音>
  顎の上で母音をつくる
  ・言葉に一番重要なのは「舌」
  ・言葉→歯の中側にどれだけ自在な音声を持てるか

 <エクササイズ>
  ①舌の底、顎を止めて「イエアオウ」
    下顎の実感、下顎の底の実感
  ②①の状態で、一息で「イーエーアーオーウー」
    響きの位置と、自分の出そうとしている位置の意識を変化させる。
    言葉の練習では、顎から上を、音の練習では喉から下を意識する。
    アクセントは表現。表現は口、実感は胸。
    語と音は、分離して生成できる。
    汎用性の高い母音を作れる人は、音性、言語に関して柔軟である。
    芸人とは、ニュートラルになれる人。
    言語の共通項が高い音声に近づけるか。
    相対性⇔統合性(統合性の高いのは芸人)
    舌骨から舌の先まで、意識できるようになると、喋りが少し上手くなる。

 <エクササイズ②>
  舌を細くして、奥へ引っ張る「イーアーアーオーウー」
  舌に下ろすと、喉が鳴る。
  舌面と下顎を独立させたり、関連させたりできるように。

◆本日の磯貝語録
  語音には固有音と共通音がある。 

発声・呼吸月1(12/10)                           《共通系》

12月10日(日)発声・呼吸月1

ストレッチ(Aさん)
 ①ランニング
 ②腕(手)のストレッチ
  ・片方の腕を逆方向に伸ばし、もう片方の手で補助(逆手も)
  ・片方の腕を背中を触るように頭の後ろへもっていき、
    片方の手で補助して伸ばす(逆手も)
  ・手を組んで回す(ほぐす)
 ③足のストレッチ
  ・足首を回す(ほぐす)
  ・足をクロスさせて前屈(逆足も)
  ・仰向けに寝て、片足ずつ胸の近くで抱え込んだ後
    逆方向へ足をもっていき、腰を伸ばす
 ④股関節のストレッチ
  ・あぐら(足の裏を合わせる)の姿勢で軽く前屈
  ・片方の足を外側に曲げ、太ももを伸ばす(逆足も)
 ⑤アキレス腱のストレッチ
  ・正座から、片膝をたててアキレス腱を伸ばす(逆足も)

<呼吸まとめ>(磯貝塾長)
 ・表現呼吸は、横隔膜をコントロールする呼吸法である
 ・横隔膜を下へさげることによって息を吸い、横隔膜が戻る反動で息をだす

[1]胸郭部呼吸
 ①胸骨呼吸(胸式呼吸)
 ②背面呼吸
  首から肩、僧帽筋を使う 鼻が開く 歌う時に有利
  僧帽筋は肩胛骨の内側にある

 EX1)<胸郭呼吸>
  ①横隔膜(まずはみぞおちあたり)を指で触る(イメージ)
  ②前胸部を高く広くする(呼吸につながる)
  ③指を真横にもっていき、水平位を(肋骨)広げるようにする
  ④ふたり一組になり、ひとりが椅子に座り、もうひとりが相手の背面に
   手を置き、相手が背面を意識できるように(肩胛骨を広げられるように)
   手で軌道をなぞる
   手を置く位置、意識して動かす位置は、まず僧帽筋の上部分
   次に僧帽筋の下部分

[2]腹腔(横隔膜の下から会陰まで)部呼吸

 EX2)<腹腔呼吸>~呼吸予備運動~
 下腹部(へそから恥骨)がわからないと会陰に意識がいかない
  →本当の感情がわからない
           
 (1)鼡径部呼吸法
  ①手を使って鼡径部を内側へ押し込む
  ②手を外して鼡径部の出し入れ
   姿勢は、足を広げすぎず狭めすぎず、少し前へだす
    ※足に沿って鼡径部を動かすイメージ
      息をしようと意識せず、鼻は開けておく 胸部はしめる
 (2)丹田呼吸法
 EX3)<丹田呼吸>
  ①丹田を引っ込める
  ②息を出しながら丹田を突き出す
  ③息を出しながら丹田を引っ込める
  ④②と③をくり返す
 EX4)
  ①「アー」といいながら丹田を出す
  ②丹田が出せなくなったら丹田を止め、苦しくなってきたら丹田を
   引っ込めていく そのときでも「アー」という声を変えないようにする
  ④①から②までをくり返す

◆本日の磯貝語録
  日本の芸能が進化したのは、制度化し鑑札を持たせた事による 

発声・呼吸月1(11/12)                          《共通系》

11月12日(日)発声・呼吸月1

[1]ストレッチ (西本助手)
 緊張と緩和(立ち)
  ・丹田に力を入れる→抜く
  ・顔面に力を入れる→抜く
  ・力を抜きながら軽くジャンプ→抜く
  ・歩く(緊張している部分をなくそうとする)
  ・片手を上、左右へ引っ張る→抜く
  ・両手を前、左右へ引っ張る→抜く
  ・力を抜いて前屈のあと、ロールアップ
 ①手をこすり合わせる(あたためる)
 ②手を合わせて(手と手の間は少し開け、空間を作る)
  「気」の玉を作るイメージで、その玉を大きくさせる
  それをイメージしながら、体をゆっくり大きく動かしていく(こんにゃく運動)
  ※常に気の玉を感じる

[2]呼吸 (西本助手)
 (1)丹田の出し入れ(呼吸につなげない)
 (2)丹田呼吸Ⅰ
  ・息を吸って丹田を張る 息を出しながら丹田をゆるめていく
  ・息は細く長く
   (できる人は丹田保持と合わせて呼吸)
 (3)丹田呼吸Ⅱ
  ・息を吸って丹田を引っ込めたあと、息を出しながら丹田をゆるめていく

[3]喉を降ろす、開ける (西本助手)
 (1)あくび(舌根を喉の下へ引っ張る
 (2)舌根を広げる
 (3)下顎から舌を離す(舌を細くする、舌をどこにもくっつけない)
 (4)音(「あ」)を胸骨に集める
   (胸骨に手をあてて、胸骨が響くかどうかを確認する)
 (5)喉を降ろした状態で、ことばをだしてみる その時は胸骨に響かせる
   アカサカ、 アオヤマ、 アサクサ
   EX1) 喉を降ろした状態で発声
   EX2) 舌を細くした状態で発声
 (6)歯を噛みしめたまま「イエアオウ」「ケイセイデンテツ」「イシキリバ」
   を発音してみる
   ※調音点に息をあてて、喉で音を作る

 <質疑応答>
  Aさん:舌を下げる時は、話しているときも保持したままなのか
  西本助手:基本は下げたままだが、子音も入ってくるので、
        ことばによって上がってしまう時もある
  Bさん:舌根を下に引っ張る運動は、日常どういう練習をすればよいのか?
  Cさん:あくびをよくする(喉であくびをしよとすること)
  Dさん:鏡を見ながら喉を上げ下げしてみる
  西本助手:電車の中で、喉を上げ下げしてみたり、良い声で話そうと
        してみる
  Eさん:舌を細くする練習はどうしたらよいか?
  Cさん:舌を横に振ってみる
  Dさん:舌を上下に引っ張るイメージ
  Fさん:舌を細くするのは、音を明確に出すためなのか?
  Dさん:歯と舌を離さなければ明確にならない
  Fさん:息の幅と舌の幅は関係しているのか
  西本助手:関係している

発声・呼吸月1(10/9)                             《共通系》

10/8(日) 発声・呼吸月1

■ストレッチ(西本助手)
①四肢
②正座(足は少し開く)床打ち
③四股踏み
④顔のストレッチ
⑤ハト鳴き
⑥アンダーコードのロングトーン
⑦遠吠え

■講座(磯貝塾長)
◎遠吠え 「U」
 ・鼻を閉めて胸を鳴らす。なるべく高い声で。
 ・声で放物線を描く
 *外側の実感を捉える
 *外側の響きを作るためには、息を前へ吐けるかが重要。
  息の出し方は、まずしたの前歯に息があたる。口を上へ向けて息を前に出しながら
  音を出してみる。

★本日の磯貝語録・・・答えは自分で探して自分で見つけていく。
          他人の答えは自分化しにくい。

発声呼吸月1(9/10)                              《共通系》

9/10(日)発声・呼吸月1

[1]ストレッチ(西本助手)
 ①(立ち)アキレス腱を伸ばす(足を前後に開いて前に出した足を軽く曲げ後ろ足を伸ばす)
      足の甲を伸ばす(足の甲を床につける)
  (座) 正座の状態から片足を立て胸に近づける感じでアキレス腱を意識する
 ②四股の格好
   肩入れ、両膝にそれぞれの手をのせ、バウンド
 ③ランニング
   両手を前へ突き出しながら行う
   両手を上へ伸ばしながら(バンザイの格好で)行う
 ④四股踏み

[2]講座「声を響かせる」(磯貝塾長)
  パフォーマンスとは、相手(受ける人)にテキスト内容(エネルギーを高めたもの)を正確に
 伝えることが重要である。制約がある(テキストに沿って何かをする)からエネルギーが凝縮され
 て、エネルギーの高いものができる。

 磯貝メソッドテキスト P18、19 図23~図26より
 (1)どこで声が作られる
    舌骨の動きが音声にとってとても重要である
    喉頭にある声帯が高速開閉して声が作られる
   ◎どのように声を出すかよりも、どこを響かすかを考えること⇒共鳴
    音声はどこかにぶつかった時に音になる
   ◎喉が鳴った音と、唇が鳴った音の違いを知ること
    (喉の奥で鳴らしたほうが聞きやすい。奥に行けば行くほど「自分実感」が強いため)
 
 <エクササイズ―新聞による共鳴の実験>
   用意するもの:新聞紙を自分の口の大きさくらいに丸めた筒
  ①口の中で「あ」をつくる
  ②舌面発声で「あ」をつくる
  ③  〃  筒の口を自分の口に近づけ声を出す
    ※筒を持つ位置は、端と端
   ☆「あ」をだしながら筒の先が振動するように声を出す
   『イ・エ・ア・オ・ウ』(声、息は直進させること)
   母音を言う時、それぞれ響き位置が変わる
   『イ・エ』は遠くを響かすことは難しい

   一次共鳴:自分の鳴り
   二次共鳴(表現発声法):自分の鳴りを使って外を響かせる
               音を吐くのではなく外側のどこか(基本は自分の正面)を
               狙って直進的に出す

  ④筒を5cmくらい離して筒の先を振動させるように声を出す
   自分の胸部、口の中の深さを感じる

  Aさん:遠くへ声を出すときに、口の中が後ろに向って深くなった
  Bさん:    〃      喉が下がった。目が開いた
  Cさん:    〃      響きがみぞおちまで下がった

 再現性が欲しい
 「もう一度やりたい」と思えるようになるとよい
 響き位置を正確にキャッチできるようにする
 普段は脳が命令するが、声を出すときは音から脳を動かしていく
  ※基本、唇よりも広い音巾をつくらない
 「この音のときは、この状態」というふうに外に出る効果と自己実感を検証すること

  ⑤筒の口を自分の唇の広さにして、なるべく筒の先を響かせるように話してみる
  ⑥筒を口から10cmくらい離し、筒の中に響きを入れ込むようにして話してみる
   (上顎に響きを上げると、筒が上を向いてくる)
  表現をしたかったならば、常に筒の先を響かせようとする意識が必要
  (最低60cm先から話す意識を持つ⇒訓練した人は2m先から話す。疲れなくなる)

 ◆本日の磯貝語録:声の響き位置が変わることは感情が変わること

発声・呼吸月1(7/9)                              《共通系》

7月9日(日) 発声・呼吸月1

<ストレッチ> 磯貝塾長

<講座> 磯貝塾長
・俳優は無意識呼吸を意識呼吸にして、さらにそれを
 表現呼吸(動きがつく)にしなくてはいけない。
・呼吸は上半身でするもの。息の出入口は顔。
・呼吸における上肢とは(腕(肩)は使わない)
 音(声)の響き-鼻の奥で作る。響き率を高めるには息が重要。
        (鼻の上を使って、鼻の高さで口から息を出す)
<エクササイズ1>
①あぐらの姿勢で後ろへ手をついて、胸を張る。(鼻を開ける)
②①の姿勢で鼻からおでこに向かって息を吸って、鼻から出す。
*鼠頚部が柔軟であればあるほど上質な呼吸になる。
 呼吸は丹田でするもの。呼吸法ではヘソではなく、
 胴の一番下を意識し、次に横隔膜を意識する。

<エクササイズ2>開脚座位
①腰椎をほぐす。(前後左右に動かしてみたり、回してみたりする)
②ほぐした後、坐骨を使って、腰を入れる。

<直接呼吸の練習>
①肋骨を開いて、横隔膜を張る。
②ヘソから吸い込むように横隔膜を下げる。
③息を鼻から吸って口から出す。

<丹田呼吸>
①丹田を前へ突き出す。
②鼠頚部の運動で腹を下へ突き出すイメージをつける。

*呼吸の出口と入口とでは、脳の使う位置が違う。
「今日は7月9日。私は○○(名前)です。」 一人ずつ言う。
広い空間を響かせるイメージで読む。
ある空間で自分の声や呼吸が変わらないのはおかしい。
→環境についていかなければいけない。
→声や呼吸が変わるとシーンや役に適合することが出来る。
空間に適応していくと、自分の状態が変わってくる。

<呼吸エクササイズ>
①腹を張る。
②鼻から息を吸って、声を出す。(短くア・ア・ア・ア)
 喉を意識する。(口で声を出すと空間に負けて喉を痛める)

Ⅰ.「ねこがいます」 ①足の骨に向かって言う(特に腿の骨)。
Ⅱ.「ねこが来ました」②上腹筋を使って呼吸する、声を出す。
            (腹の外側を固める。内側は固めない。
             下腹で支える。)
①と②を比較する。(二人組でⅠ、Ⅱを言い合う)
①と②と普段の話し声との違いを実感する。


*エネルギー、適応性を不自然ではない形で、作り上げていかなければいけない。
*客の中に起こる思いと、役者の考えとの差を埋める。(感覚の差を埋める)

◆本日の磯貝語録:役者の考え・思いと、客の思いとの差を縮める。

発声呼吸月1(6/11)                              《共通系》

6/11(日)発声・呼吸月1

[1]講座(磯貝塾長)
Ex-①:呼吸に入る前の体の準備と呼吸
   体の下から上へほぐしていく(立って、足は肩幅に開く)
   体の裏側からほぐす、関節の裏(足首→ヒザ裏→肩裏、脇)
    ※こんにゃくのように体をゆっくり動かす。体をゆっくりゆらす
 〈意識する事〉
   ①ためない ②とめない ③とじない

 〈注〉下から上へあがるにつれて重心は下がってくる。重心は床におろす
    かかとはあがらない、浮かないこと

 1)肩の関節をほぐす
    肩の裏(脇)を力をためないようにまわす
    徐々に手に向って動かすが、その時も手首や手に力をためない
    全身の筋肉がほぐれてくると、首が柔らかくなろうと自然と動いてくる
    首、頭の後ろにも力をためない

 2)顎関節をほぐす
    主たる関節(顎関節の大関節)は耳の前の指が入るところ
    まずは、目の下、ほほの関節を動かしながらほgし、そこから大関節へつなげてほぐす
    全身をこんにゃくのように動かしながら、力がたまりそうになるところがあったら、
    重心をうごかして力をためないようにする  ※鼻は開けて行う

   ・このエクササイズをすることによって末梢神経が起きてくる
    指先をこすり合わせることによってもっと神経を起こすことができる
   ※エクササイズをするときは、絶対に息を止めない、目を閉じない

Ex-②:上肢・下肢運動(かかとを閉じ垂直に立ち行う)
   ①上半身をおる(前屈) → 外側がわかってくる
   ②上半身の前側(胸部、腹部、喉など)の中心を意識しながら起き上がる
    体を起こすと言うより意識を起こす、上げていく
     →意識が強すぎると仙骨が閉まるので注意する。背中からは起きない

 〈ストレッチ〉
   ①両手を上へ上げ、手を握り上へのびる(足は肩幅に開く)
   ②その状態から左右へ倒す ※無理せず肋骨の間と間が少し伸びた意識ができればよい
   ③伸びた状態から、もう半歩足を開いて立つ
   ④その状態から左右へ倒す ※遠くへ伸びるイメージで
    ※体を左右に倒すときは垂直面で左右に倒す

Ex-③:胡座呼吸
   ①床に座る(あぐらで力を抜いた姿勢)…A
   ②Aから前屈→思いっきり力を抜きながら行う
          始め息を入れた状態で、吐くときに全屈してゆく
   ③Aからお尻を使って後ろへさがる
   ④Aから“呼吸エクササイズ”を行う
    1)息を入れる 2)意識を頭の先、足の先、遠くへもっていく
    3)前屈していく。その時に息は吐いていく
    4)息を出し終わったら、一瞬息を止める
    5)息を入れながら状態を戻す 6)一瞬息をとめる 7)繰り返す

 〈停止呼吸〉
   呼吸を止める:緊張状態
     吐く  :一番安定した状態

 呼吸には、無意識呼吸と意識呼吸がある
  呼吸法 = 意識していないものを意識してみることから始まる

 〈ソケイ部の意識〉
Ex-④:正座腹部呼吸
   ①ソケイ部を手で押し込む
   ②息を鼻から出す。その時に、ソケイ部を前に突き出していく
   ③息を吐き終わったら、一度息をとめてから息を吸う
   ①~③を何回か行ったらほぐす
    ほぐし方:両手を後ろへついて胸部をつきだす

Ex-⑤:座位(イス)での呼吸
   座り方=イスのすわるところより半分部分に座骨を合わせる
       仙骨を立てる。ソケイ部の左右どちらかをゆるめる
       「ためない、とめない、とじない」に近い座り方をする
       重心をイスにしっかりおろす、足にも少し重心をかける
        →すぐ立つことができる姿勢

   呼吸の重心は「会陰」までおろす
    「会陰」=肛門のすぐ前 指が3本入るところ
    ※座る、立つにれんどうしていない呼吸ではいけない
   呼吸運動そのものは、上肢で行う。支えは下肢で行う
    ※脚部はフリーでなければいけない
      筋肉はすぐに緊張(停止)する→脚部の使い方が悪いと下肢(腹部)を圧迫する
   腹式呼吸:ポンプ(腹)で横隔膜を吸い取るイメージで腹を膨らませる

Ex-⑥:立位呼吸
   ①ソケイ部を引っ込める(息を入れる)
   ②息を吐きながら前へ押し出す
   ③息を一瞬とめる
   ④息を入れて①から繰り返す
     ※「出し入れ」の意識と「止める」意識をつける
   ⑤立って同じ事を行う(ソケイ部がわかる立ち方しかしない)

 〈ストレッチ〉:股割(骨盤を開く、恥骨の力を抜く)
   ①四股踏みの状態で両手を前へついてバウンスさせる(手は握りこぶし)
   ②その状態で手をひらいて四つ足の姿勢でバウンスさせる
   ③そこから両手を足の間からお尻の下の床まで移動させ、そこでバウンスさせる
   ④足首をもってバウンスさせる

 ◆本日の磯貝語録:良い声をつくるには、下半身の柔軟さを欠かす事ができない

発声・呼吸月1(5/14)                             《共通系》

5/14(日)発声・呼吸月1

西本助手のストレッチ
 ・歩く(ノドをあける)
 ・走る(鼻から吸って口から吐く)
    腕を下げながら走る
    前に腕を突き出しながら壁を押すように走る
 ・ゆるめる(股関節、肩入れ、ソンキョ)
 ・床打ち(体を知る、呼吸を繋げる、重心を感ずる)
   四肢で動くための一番の方法
  ※手のひらを床面に接着させ、太鼓の原理で打ち抜く

「呼吸法基礎」(磯貝講師)
◎丹田感覚と出し入れ運動
 ・指で丹田を押し込み、それを反発するように動かす
 ・仙骨の中でおさめるように出し入れし支える
 ・立ちながら出し入れする。重心をおろす
 ・呼吸で重心をおろす
 ・腹式呼吸は重心を下におろす呼吸である (足から床におりること)

◎椅子に座りながら丹田の出し入れ
 ・丹田の出し入れをする。エネルギーを体全部に流す
 ・鼻からフンフンと息を出す(のどをあける)
 ・息を止めながら丹田の出し入れをする
 ・呼吸法がきちんときまると重心はおりる
 ・呼吸をコントロールできるようになる
 ・鼻と腹で呼吸する
 ・呼吸運動と気(エネルギー)は丹田にある
 ・背骨の中心線を支える

◎ロングトーンのための呼吸
 ※丹田をつなげ、鼻も頭もつなげて、呼吸する(鼻から吸って腹から出す)

◎立位の丹田運動と呼吸法
 ・ふとももで支えながら足首はゆるめる
 ・重心を落とす(浮いてくると気も上がり呼吸も上がりエネルギーがみだれる)
 ・足の裏や重心を感じながら丹田運動(右足、左足、真ん中と移動する)
 ・自分の息が前であるということを意識する
 ・顔の前側に息を入れる事
 ・内臓は、均等でないから、立つ時にぴしっと両足揃える必要はない
 ・足首のバネが必要
 ・呼吸を身につけ他の表現に繋げる

◎横隔膜の呼吸、背面呼吸

 ◆本日の磯貝語録:演劇はよくばりなものである