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話し方診断(12/5)                      《共通系》

12月5日(金)話し方診断

講座テーマ「対話-まとめ」

[Ⅰ]フリーストレッチ

[Ⅱ]対話
 ◎原則、一対一の対話を基本としてここでは考える。
 ・対話法における流行はアメリカ式が多い。
   ↳日本の場合、世間話くらいしか対話の機会がなかった。
 ・現代社会では、近い間柄以外に対する対話の機会が増えた。
 <対話形式><会話形式>外国には共話というものもあり。
 (雑談にしろ、客観的には雑談目的がある。)

  私 ⇄ 相手   ・対話には①目的、②条件、③環境がある。
 伝える  聴く   ・共通の話題、価値、気持などをつくる。
 聴く   答える  ・相手の話しに先ず同意する。

        身体
       /
  環 境 ―性・年
   ▏  ▏\
   ▏  ▏ 立場
  場所 \  ▏ ) 敬語→今大切なのは丁寧語
        関係

 ◎対話をうまく行うには-とにかくレスポンスをすること。
                          ↓
 ・答えを誘導する質問もあり得る。←レスポンスさせる質問法

 ☆対話においてまず重要なこと、方法。
  ・話を聴く。
  ・話を止めない、絶やさない。
  ・必ず答える(ユーモアも大事)。
  ・分かる話し方(ことば・声→文の作り方)
 ・対話する者同士が共通の意見、感情をもつ⇒一致をはかる⇒精神安定の素
                                 ↓
                           そのために対話をする
 ・言ってる最中に話者がわけ分からなくなった場合⇒聴き手による助け舟が必要
 ☆聴く方は相手を"助ける方"である。
   これをうまくやれば対話もうまくいく。
 ・助ける方法論-1.うなずく 2.承認する(同意する)
  逆に相手を混乱させるには、否定を連発する、もしくは同意を連発する。
 ・  同意       と     承認
   (自)→(相)         (自)←(相)
  (自分が相手に向かう) (相手の意見が自分に近づく)
  日本人は同意が下手
 ・さらに同意の言葉を「はい」でない別の言葉に発展させる。
  ex.あ~そうですかー。そうですねー。あ~なるほどー。
 ・日本人は声を訓練する習慣がなかった。
  江戸時代に入ってから、ようやく芸能において声は変わるという認識が生まれた。
 ・うなずく、同意するとともに返答をする。
 ・互いに気まずくならないように持っていこうとする。

 Q:"同意をする返事"をしてもいいのかどうか迷ってしまった。
  どうすればよいのか。相手は傷つかないのか?
 A:傷つくかどうかわからないにもかかわらず、傷つくと決めているのではないか。
  ・好奇心があるかどうか。好意的になれるか。
  ・妙に気をまわしすぎないで素直であればよい。

 ☆この講座は『生き方、話し方講座』だ。

 ・この先は、
  うなずくならどのような言葉を用いるか?
  どのような声を用いるか?
  どのような文の作り方をするのか?
   などという具体的なものを行動する。

 『言葉のシステム作り(言葉でシステム作り)』

 ・来期は『坊ちゃん-夏目漱石』を使う。

◆本日の磯貝語録
 ・対話では、他者と共通の意見をもち精神安定の素にしている。
 ・対話の原則として"聴く方は相手を助ける"こと。
 ・本講座は『生き方、話し方講座』である。

◆本日の感想
 いわゆるHow Toものではなく、もっと根底の生き方、考え方に立ち帰り、話し方
 そのものを考えなくては改善はしない、という点にとても同意出来た。

話し方診断(11/21)                      《共通系》

11月21日(金)話し方診断

講座テーマ「演習」

[1]チェッタandストレッチング(磯貝塾長)
 自分の身体をチェックしながら行うストレッチと調整
 ・ロールダウン、体の確認:左右に共通にのっているか等自分の体を確認しな
  がら行う。
 ・ヒザとヒザの間に上体を入れしゃがんだ状態でバウンス→手を前へついて
  →手をお尻のうしろ→手を前へ伸ばして→回復運動。
 ・仰向けになり、骨盤まわりをゆるめる。
 ・ヒザを抜いた長座、上体を呼吸と合わせて倒す。
 ・うつぶせの状態で両腕のヒジから指先までを胸郭のよこについて上体を持ち
  上げる。(スフィンクス)※つま先からあごの先端まで伸ばす。
 ・あぐらをかき両手を左右に大きくひろげる(樽をもっているように)同時にのどを
  あける。
 ◎声と体をつなげる 全身言語になるように

[2]座学「対話全演習」(塾長)
 (1)対話について これまでの講座をふりかえる。
 ・hardなconversationはconversationではない。Fixしていては×。流動する。
 ・問題があり、そのことのみに固執しすぎると、そのことに対して話すためだけ
  の道具になってしまう。

 受け手は相手に賛同する→好意的な相槌を出す→ほめる。

 練習:テーマを発展させていく(AさんBさんペア、CさんDさんペア)
 ①「ミカンとカキどちらが好きですか?」
 ・何にしてもこうしなければいけないってものは無い!
 ・Betterなことは山ほどある。Bestは切り捨て、その下のBetterをくいつくす。
 ・よくある一方的なinterviewにならない。聞かれたら返すこと。
  必ず逆襲をしていい。
 ②「私の両親について」
 ・相槌をうちながら自分の認識をつくっていく。
 ◎聞くということは音だけをhearingすることではなく、喋っている人を全部受け
  止めること。
 ・対話をする際には、まわりに聞こえるくらい大きな声で。貧困な対話はダメ。
 ③「今年の冬は寒いのかしら」(AさんDさんペア、BさんCさんペア)
 ・自分の額にテーマをはり付けて対話をしていけば良い。
  (頭の中ではなく、表に出すこと)自分の中にテーマをもちすぎると作為的に
  なる。
 ・ブラインドの人があなたを見ている時にわからせるように、相手に向かって全
  身で対話をする。口をつかうこと。相手を見ずに、自分の中(Inside)に向かっ
  てしまってはダメ。
 ④「年賀状買いました?」※口をつかって行うこと。
 ◎《聞き取りやすさ》母音「イ・エ・ア・オ・ウ」がはっきり分離しているか。
 子音も同様。舌が下顎からはなれているか。
 目で聞いて口で喋る←練習すること。
 (コンビニエンスストアも商品の品揃えだけでなく、対応の仕方に注目されてくる。
 ◎結局人間だもん)
 ⑤「特別給付金について、賛成、反対」5分間で結論を出す。
  BさんCさんペア、反対:システムが雑。AさんDさんペア、反対:目的が明確で
  ない。
  EさんFさんペア、反対:システムが実際よくわかっていない状態であるため。
  また、個人情報を提示する必要性がない。

 すぐ合意形成をし、すぐ、結論を出そうとする。←日本人はよくする。もっと深め
 なくてはならない。

 次回レポート
 「日本人(私)は他人の話を聞くのが下手である」

◆本日の磯貝語録
 ・何にしても「こうしなければいけない」というものはない。答えは一つではない。
  Better群から最適をつくる。
 ・目で聞いて全身で喋る。

◆本日の感想
 口先喋りを異なり、目と耳と口と身体全体を使って話をすると、頭が働き出す
 ということを発見した。

話し方診断(11/7)                      《共通系》

11月7日(金)話し方診断

講座テーマ『楽しい対話法-5立場と敬語②』

[1]ストレッチング(磯貝塾長)
・座位
 足をかるく前に伸ばし、上体を腰からたおす(重さでなるべく前方へ)。
 後ろに手をついて骨盤を前後にかえす(ゆっくりと)、上体を左右へひねる。
 片手を床につき逆の手を真上へあげる(左右)、手を後ろにつき肩甲骨をくっつ
 けるようにステレッチ。
 逆向きの四つん這いになる(お尻をおとさない)、回復運動。
・立位
 上体の力を抜き腰から折る、股関節をストレッチ、重心をおろす、肩入れ。
 内股に肘をのせ更に重心をおとす、すもうの仕切りの姿勢、腰を上げ上体を脱
 力、回復。
 片足で立つ(片足をもう一方の足のヒザのあたりにのせる)
 日常的に右と左を使い分けている。左右合わせて一つとしない。

[2]対話法-敬語と社会現場(磯貝塾長)
「対話法-敬語を考える①」復習 敬する→敬う→神に頭を下げる
「対話法-敬語を考える②演習」(テキストペーパー)
 ・敬語も単なる報告だけでは敬していない、、、精神的な問題、それは声にあら
  われる。
 ・最近敬語に対してのニーズが出てきている。
 ・敬語はこれから作り直していくものなのでは。

敬語に対して
 Aさん:意識して使っているわけではない。心理的な距離から使っている「です」
     「ます」調 年齢差
 Bさん:職務(警察)上、基本丁寧語。署長、来客に対しては敬語をつかう。階
     級社会、民間人、ケースバイケース。
 Cさん:社会には必ず上下関係がある、丁寧語で距離をとるもの、人を遠ざける
     時に敬語を意識する。自然に敬語は生まれる。体系的に考えてしまうと
     話せない。

 敬語をどのように理解していくか、言語における丁寧とは何だろう。
 〈待遇表現〉親しみ語 初見における判断基準は、年齢、身なり。話しながら
 値踏みする。
 音声化する教育がない。職場に通用するものはあるが、そこを出たところで通用
 するものがない。

 言語をそれぞれの人にまかせてしまったから、流通できなくなってしまうのではな
 いか。
 音が意味をもっている。
 ことばを社会の一つの道具としてのみとらえ、人間をどれだけ存在させていくか
 ということがなければ浮いたものになってしまう。つまり、機能できるところにしか
 機能できなくなる。

 待遇に対しての「丁寧さ」が重要なのでは。

 教育するためには、ことばが通じないと教育にならない。
 文字言語ではなく身体言語。 実感がなくてはいけない。

 話しにのることは身体的なこと。
 「丁寧」というしぐさがあるのでは→すぐに応答してしまっては「丁寧」ではない。
 間の取り方。
 丁寧さとはどれだけ冷静か。①見る②聞く
 慣れることが大切だが、そのような場面は少ないので、文学を読む。

 今の社会での中の敬語。相手を丁寧にあつかう。
 次のことをつくろう。

 特定の謙譲語は今の社会でもよく使われている。社会的なものになっている。

◆本日の磯貝語録
 「丁寧」というしぐさがある。1に見る、2に聞く、3に待つ。

◆本日の感想
 話し言葉の丁寧さの要素として"間"の取り方がある事を学んだ。
 今迄意識していなかったが、確かに間が重要なことであると気付いた。

話し方診断(10/24)                      《共通系》

10月24日(金)話し方診断

講座テーマ『楽しい対話法4、敬語』

資料「対話法-敬語を考える①」について解説(磯貝塾長)
 敬するとは? うやまう:和語 けいす:漢語
  「敬」→神をあがめるということ
 語法について
  丁寧語で話せば相手の態度も変わる

 全部みんな上にしてしまえばいい

 「です」「ます」「ました」で話すことによって客観がもてる
 自分の出したもの、人の言ったものを客観的なテーブルにのせてしまう
 ※自分に引き込まない
 One fo the ○○←ここが大きければ大きいほど客観的になれる

 知らないことは知らない。知らなければ聞けばよい。
 プライド(という)→便利な悪魔:本人にしか通じないこと。
 話術、語尾をぼやかすことで相手に害を出さない。追い込まない。

 ・喋っているときに自己感情が伝わってしまうとよくない→議論
 ・本で知るよりも体験で知った人の方が頭がやわらかいのではないかな

 Aさん:プライドが高くて(小学校くらいから)それがジャマをしていると思う
  →すぐ主観にしてしまう

 ・プライドは中途半端が一番自分を苦しめる。
  →自分の置き方
 ◎説明するとは味方にすること
  腹が立ちそうだったら体中の空気を全部抜いてしまう(呼吸法)

  客観的にする、相手を認める、味方にする

◆本日の磯貝語録
 ・プライドという便利な悪魔が人をしばる。
 ・プライドは中途半端が一番自分を苦しめる。
 ・説明するとは味方にすること。

話し方診断(10/10)                      《共通系》

10月10日(金)話し方診断

講座テーマ『楽しい対話法3、相手のとらえ方②』

[1]体づくり(戸村助手)
 首、胸、腰部のストレッチング
 止めない、溜めない、閉じない、四股踏み

[2]対話をうまく行なうには(磯貝塾長)
 会話→1対1→対話、単なるお喋り≒生産性はなくてよい。
 楽しくなるか、つまらなくなるか→話しが発展するかということ
 話しに筋道がつけられるかどうか
  話しがうまい
 衝突がおき発展する
○なぜ話しがおもしろくないか
 ↓
 「おもしろ味」がないから

◎重要なこと→ほめること:一度相手の言ったことを承認する。
 プラス、ユーモアがあること。
◎相手の話しを承認することは、礼儀であると同時にクセである。

[3]実際に対話をしながら講義と演習
・いくら事実でも、その通り言うだけでは発展しない。ユーモアを持たなけ
 れば。
・相手がわかるように言っているか。自分が納得するように話してはいけ
 ない。
☆相手にわかってもらうために言う。
◎今にのれるか、そして今をくずさないか。
・だまってうなずくだけではなく、話しをしながらまとめていくこと。
ルール①話しをはじめた人がリーダーになる。これをくずしてはいけない。
・相手の話しにのって自分の思っている意外のことを感じる。
 →それが体験。
☆自分の認識をつくりたくて話すのではない。
◎人がわかるように簡単に出すこと。
・自分で答えを出すのではなく、相手の助けをもらいながら話しをしていく。
◎人(相手)ものせなけらばダメ。それがサービス。
・「そうかもしれないけど、そうでないかもしれない」等、2択で迷ってしまっ
 ている時には、思いつきでもう1つ出してしまう。※話しを発展させる。
◎言ったことは承認する。その際、必ずことばを出す。
・仲が良いから自己解決して流してしまうことは、本当は失礼になるので
 はないか。相手の受けとめ方、感じ方を考慮するという行為。
・自分の内にこもらないためには、切り返しをつくっていくこと。
・話しを止めない(内に入れない)ためには、息をはいていること。
・話しながら他のことを考えることができる。
◎自分の意志、感情は息にのって出てくる。

・発言するときに、失敗を恐れてしまう。
 ・その時には「私は父ちゃんと母ちゃんの失敗作だ」と思うこと。

◆本日の磯貝語録
 ・相手の話しを承認することは、礼儀であると同時にクセである。
 ・今という時にのれるか、今をくずさずにいられるか。

◆本日の感想
 話を聞いている時も、話している時も、息を止めると、自動的に内側に
 入る事に気がついた。けっきょく良くきいていない。

話し方診断(9/26)                      《共通系》

9月26日(金)話し方診断

講座テーマ『対話』

・ストレッチング(戸村助手)
 骨盤まわり 肩まわり ゆるめる
 「止めない、溜めない、閉じない」

・座学(磯貝塾長)
 「対話」(会話形態を持った話し合い)
 -自分を伝える-話し合い
 対話(1対1、複数)
  ①一番一般的:雑談、放談
  ②目的やテーマを持った会話・・・終着駅を想定して話す
 会議:討論になる。理論、論理が必要。

対話においての相手(受け手):
 伝えられてわからなければならない。
 話者が終着駅にたどりつきやすいようにする。→聞き出し屋
おこっていることを文章化してみる。相手がわかるようになってくる
(状態、本意等)
書くという事は貯金である。

聞き出し屋:賛同、同調そしてほめることが重要 ※承認のみではダメ
 話を豊かにする。

テーマ「私が欲しい食べものを獲得するためには」
・自分が話者だとして何を話すのかを考える。話は具体的。
※考えるときはより具体的にしていく。

ルール:意見などあるときは良いタイミングで割り込む。
話し手がのっている時には手をあげること。

Aさん発表:一方的な話し(おはなし)になってしまい対話にならなかった。
 この発表に対して対話をする。
質問されているときには、答えをみつけるよりも話し手(質問者)の顔をみ
ること。
対話では答えの100点をとろうとしない。その人の頭がどうなっているのか
を読む。

Bさん発表:「中華飯」→「中華丼」、話をまぜられとられてしまった。
対話をするのであれば読んではいけない。しゃべりにする。
受け手は、話しをきいて自分で思って完結してはいけない。その場で作り
あげる。
話し手の立場で対話をする。自分を満足することを言ってはいけない。
自分の興味で話しをふらない。相手が出したことから対話する。
話し手を喜ばせる。

◆本日の磯貝語録
 書くという事は貯金である(書いておけばふり返って見、考えられる。)
 話は具体的にすること

◆本日の感想
 人の云うことを、いつも自分に都合の良いようにばかり聞いていました。

話し方診断(9/12)                      《共通系》

9月12日(金)話し方診断

講座テーマ「楽しい対話法―1 相手のとらえ方①」

[1]ストレッチング(磯貝講師)
 ・上に伸びる・股関節の動きを捉える(手で骨盤を支えながら、左右、前後に動
  かす)
 ・立位、上半身の力を抜き、ロールダウン。上半身が折れた状態で膝裏をゆる
  めたり伸ばしたり。
 ・回復運動
 ・座位、脚の内外を伸ばす。臀部の下側を伸ばす。回復運動。
 ・手を組み合わせて手首をまわす→組み合わせたまま前へ伸ばす→背中をま
  るめる
 ・腕、肩まわりを伸ばす。上半身をひねる。回復運動。
  ◎上にピーンと伸びること。
 ・股割り→深く→肩入れ→上半身脱力→股割り→深く(胸を床に向かっておろ
  す)
  →床に手をつき、上半身を小さく丸くなろうとする。回復運動。

[2]対話法ということ、その概念(塾長)
 ・方言:生活する際に有利であるかの問題から生まれる。
  ↳そこの場では通用するが、他の場では伝わりにくくなる(固有性)。
 ・話法を教わって来ていない。<音に対する教育は受けてきていない。聞いた
  時に文字を思い浮かべる>
  声ことばを聞いた時に文字の意味に翻訳し理解してしまう、どんな音でも関
  係ない。

(1)ことばを考えると
 ◎ことばとは、わからないものをわかるようにしたもの、物事を分けて分かるよう
  にした。
 ・現在はことばを簡素化(2文字、4文字)し、わからなくなっている。
 ◎自分と他人とは違うということを実感自覚する。
  (家族、妻、夫、子供でも他人だという意識が薄くなっている)

 「日本人は日本語を書き合っているが、同じ日本語を喋り合ってはいない」
(2)自と他、私と他者を考える。
 2つがくっついて出来たおかげで分裂出来る。
 私とは、1つではなくて、2つがくっついて1つになっている。
 私の少なくとも半分は、外と関係している。
 社会が「私」を「個」とし「己」にまでしてしまった。

 ☆言語の私性:私のことを考える言語。
  私が私を責任をもって見付け出すための言語。
  私を思考する。私考言語。
 どんな場所にでも自分がいなければ、それは私(自分)ではない。
 私とは、対象物との間においてのみ成り立つ。

(3)主観性と客観性を考える。
 主観 ⇔ 客観
 私が主 私以外の○

 ◎主観が強すぎると他者を許容できなくなる。
 生得性に頼らないと自分を過信する。

 ◎話すためには、よく聞くこと。
  聞くことから客観性を育てていきましょう。

 質問:Aさん:聞くことは耳で聞いて頭で考えることとメモに残すことは違うのか。
 磯貝先生:客観的に聞くことができるがメモに取ることで変換されてしまうことが
        ある。これから追求していく、結論はすぐに出さない
 Bさん:職場でメモを取ることとの違い。
 Cさん:意見は中性であるということについて。

◆本日の磯貝語録
 ・自分と他人とは違う→これは重いこと。
 ・日本人は日本語を書き合っているが、同じ日本語を喋り合ってはいない。
 私とは1つではなく2つがくっついて1つになっている「言語の私性」、「言語の
 共有性」

◆本日の感想
 自分は物事を客観的に見ていない、見ることが出来ていない事が分った。
 "話し方"というものをもっともっと知りたくなった。

話し方診断(7/11)                      《共通系》

7月11日(金)話し方診断

講座テーマ『試演会:文章をつくる』

[1]ストレッチング(戸村助手)
 1)首、肩、上肢
 2)背骨+上肢
 3)足指、足裏、足首
 4)軽いスクワット
 5)股割、ひねり、バンス、重心下ろし
 6)丹田支配、全身ダンス
 7)骨盤、座骨ダンス

[2]座学(磯貝講師)
 話す→声で話す。 声がしっかりと伝わっていますか?
 声がしっかりしていれば、無駄な言語が必要なくなる。
  …ただし、少し味気なくなってしまう。

 発するあなたの身体的満足度は伝わる。
 音声というのは感情をこしたもの。

 ・新しい経済身分が出て来た。その中で交わされる言葉は差別的ことば?
  日本はまだ旧体制、その中で使用されることばも未発達。
  ◎社会人はどうやって話そうかと考える必要がある。
   その場限りのものであっても筋道をしっかりとつくっていく。
  ◎伝えるだけではない⇔アンサーを求める態度をとる。
   (発信のみ)  〈双方向性〉  (対話をする)
  ○対話をするためには、日記をつけることから始めるとよい。
   自分の思いや考えを文字化する習慣が付く。
  この講座では文章を書くことにした。

[3]「私がことばが喋れなくなったら」をテーマに文章づくり。
  各自が書いて来た上のテーマの文を朗読し、皆で意見をのべ合う。
 ・Aさん:ホモサピエンス(知恵のある人)の人間の核はことばを喋ること。
   しかし、喋れなくても人間である。そこをおぎなえる(力)も人間であること。
   ボランティアの体験より、バイタリティ、エネルギーを感じた。
   手話者より、顔の表現等がすばらしかった。

 磯貝講師)しっかりとしたメッセージがあって良かったが、自分を軸に文章をか
    いてみては。先生としてではなく社会人として。

 ・Bさん:伝達手段がなくなるわけではない。手話、全身、他。
   ただ声の情報力は大きい。また、使う言葉によってもわかることが多い。
   表情を多く使用することになる。(喋れなくなったら)
   自分は表情が乏しいので気を付けたい。

  ・Cさん:自分が思っていることの半分も伝えられなくなってしまうだろう。
   思考の飛躍もなくなるだろう。ことばを吟味すると思う。現代ではコンビニの
   挨拶くらいしか話さない人もいるという。今、喋れなくなったら、孤独に耐え
   られないだろう。

 磯貝講師)最後の部分をもっと深く考えて書いて欲しかった。
    言語化できないことを言語にするときに頭をつかう。
    自分を問い詰めること。つきつめず、散らしてしまってはダメ。

 ・Dさん:人間としての幅が広がって大きくなれるかも、五感、六感が発達する。
   魅力的になれる。みんながことばを失った方が良いのでは。
   共通語があるから伝わると思ってしまう。喋れなくても声が出せれば意思は
   伝えられる。

 磯貝講師)
    アンサーが来ることを考えながら文章を書くこと。

 ・Eさん:他の方法で伝えようとする。手話、ジェスチャーなどで。
   手話を使う人をよく見ると、表情を多く使っている。
   自分が相手を見て話しているかを考えると、そうでないと思う。
   相手を見ず、又、考えずに話していた事に気づいた。

 磯貝講師)
    みんな今生きていることを根底に書いていてとても健全だが、おもしろみ
    がなかった。

 ◎話すときに大切なこと「ユーモア」※ダジャレじゃない。
 話しながら、そこにスーッと流れていることが大事。

 ◎思った事、感じた事、考えた事々を文章化すると、話すことがうまく整理出
  来、伝え易くなる。思いを羅列しても、他人にはうまく伝わっていない。


◆本日の磯貝語録
 ・話す時に大切なこと:ユーモア
 ・話しをする事は、必ず聞く人のアンサーを求めていること。(双方向)

◆本日の感想
 発話には、発した者の責任が伴う。発して終わりではない。受話者の反応を
 キャッチし、発した者もそれに反応する事が必要である。「作文発表」を通し、
 様々な反応のぶつかりあいがあった。生の声、生の表情はとても興味深い。

話し方診断(6/27)                      《共通系》

6月27日(金)話し方診断

講座テーマ「演習:話の組み立て方」

[1]〈話し方〉
 自身の問題:声のこと、言葉のこと(母音、子音)、発語、発話
 話の作り方:内容、話の組み立て方、社会性、関係性

 ・話すことを伝える:
  複雑なコミュニケーション、関係の中で伝わりやすい文章を選んでいく。
  話しながら周囲の雰囲気で複雑化しない。
 ・メッセージ⇒言語化→文字言葉
   (話)         ↘声言葉
    ↓
◎頭の中(意識感覚)でおこったことを言語化、音声化⇒聞いている人が文字化
       ↓                             ↓
  他人と共有したい欲求がある。      ☆文字化できる事が聞きやすい。
                                     ↕
                         文字化しにくいものは聞きにくい。

 ・遊園地に行った事を文章化する時
  ①観察記録化(事象を客観的に捉えられる)
  ②思い化(主観のみである)       ↕ 両者がまざっているのがのぞましい

 前回の「日本人が富士山を好きなわけは!」⇒客観言語になる。
   「そうめんのうまい季節になりました」⇒主観言語になる。

[2]〈談話をつくる〉
 (1)題(テーマ)"お中元という日本の風習について"文章づくり演習
  ・新聞にのっていることをやらない。
   話の中で少し新聞の中身をひっかけていくのは効果的。
 (作文:15分)
 ヒント:
 ・デパートにいた経験をまじえてみる。またそのふりをする。
 ・外国人の話を例にあげたり、立場をきわめると論じ易くなる。
 ・中元でなに?がわかるとよい。

 ・各人発表⇒問題点:メッセージをインパクトあるものにしたい。思考性が弱い。
  ・言葉に対する感覚をひっかけて論ずる所がおもしろい。
  ・生活の中での話でおもしろみ。
  ・自分の立場を出す。
   etcあるが
  →それがなんなんだ?結論がない。 +言語化(文字)する。
 ☆話をしたい時、ファーストインスピレーションをつかむ!
   (日本人は不得手。1つに絞れない。まよう。)
   ・いろんな話がしたい、もっといいものがあるんじゃないかと考えるのが日本
    人。
   ・宗教感からも影響がある。(多神教)
   ・語彙がものすごく多い為、話す中で飛んでしまう。
   →仲々決められない。
 ↓
 ◎決めるクセをつける(はじめにひっかけたものを次に発展させない、固定する)
 ・話者の心象の問題になると、散逸化する。
  ⇒論点がずれる。
  ⇒聞いている側もそれを推測して、益々誤差が広がる。

 (2)ファーストインスピレーション演習
 ・はじめから、狭めておかない。思いきり広々を開けておく。既存性にたよらない
  例:お中元⇒はじめにつかまえたものが何か。("プルス"を捉える。面にしない)
 ・思いではない。「言語化」をすること。イメージで置いておかない。
 ・恣意的にヒネッたり、個性化しようとしない。(感性の広さ)
  実はおかしな所にはいかない、コモンセンスが表出してくる。
  ↳変な所にいかないために、ここをつかう。

 ・鮮明にしたもの、知的に残っているものでないと言語化できない。
 ・印象に頼ったり、多用しないクセをつける。
 ・個人言語でないものをさがす。
  頭の中におこったものが、独自性だけでないものをみつけられるといい。

 (3)分かり易い話しをつくるために
 文章はあらかじめ用意しておく。
 ・要点だけをつなげる事 ⇒要点の間、私有的
 ・後置詞の使い方を考える。 ⇒なるべく断定化しない。(現代若者ことば)
                      ↳相手がのれなくなる。
 ・現在日本社会は言葉が情動化してしまっている。
 ⇒断定は権力になっている。(社会的風調)
    ↓
 ☆言語の能力が下がった。言語は感情、思いを表すものではなかった。
 →マスコミの影響(TV)
  ・文字化できないものを流した。⇔ラジオは文字化されたものだから違う。
 ☆考える為の結果として、文字が存在する。絵文字は代行行為。

 ・心象、印象以外のことがしゃべれなくなっている。
  ・言葉も命も軽くなっている。
  ・発達がとまった言語は滅びる。
 ⇔要点だけを捉えると、情がなくなってしまう。

 (・思いを表現する場になった⇒演劇。言語のことができなくなっている。)

 ・心象のおばけが場になっている。⇒場を読むという言葉が置き換わってし
  まっている。
 ・(ドイツでは言語をつくりなおさなければ、国体が不安定弱体化の危機に傾
  斜していた。)
 ・言語は育ったり、すたれたりする。話し方は意思の伝達方法、文章化できる
  事が重要。
 ・私言語、共言語、公言語。
      ⇒少なくする。
 ・心象を文字化したい時、自分の個的にせず、くずさず一般論で展開する。
  →文章を読む。・芥川。太宰

 文章作成のポイント
 ・後置詞の処理で、どういう位置でしゃべるかがわかる。
 ・原則、相手上位で話をつくる。(ヤクザは自分が上位に話したがる。)
 ・決められない相手は、同じ様に対応すればよい。(後置詞)のね~。
 ・主語を消しているが、文脈に主語が入っている。
 ・枝を出すのはいいが、相手の関心を刺激するものにしたい。
 ・私の立場を明確にする。

 次回発表「私が言葉がしゃべれなくなったら」
 2~3分(800~1200文字)

◆本日の磯貝語録
 ・ファーストインスピレーションをとらえる事!
 ◎物事を心象、印象に止めておかずに、言語化する、文字化するクセをつけ
  る。

◆本日の感想
 日本語一つとってもいかに無自覚で話しているのかがよくわかった。
 まともに話せるように、文を書けるようになりたい。

話し方診断(6/13)                      《共通系》

6月13日(金)話し方診断

講座テーマ『文章づくり演習』

日常人は、台本なしにその場で言葉を考え、文をつくり喋っています。
話しにも文にも、ある法則や習慣があり、それを理解しないと、一人よがりなものに
なります。先ず、あるテーマを自分なりの文章にしてみる事からはじめます。

文章づくり演習
[1]5W1H
 各自1文をつくり、一人ずつ前に出て発表。
 発表したものに対しての感想を聞き手一人ずつ発言する。

[2]5W1Hの部、説明文、セリフ文の3つを各自作成。
 一人ずつ発表。[1]と同様に意見を述べ合う。
 説明文は5W1Hがしっかりしている。わかりやすい。理解しやすい。
 セリフ文は主語がなくなる。あいまいになる。

[3]①「日本人が富士山を好きなわけは!」※思いを広げず焦点を絞り込む。
 Aさん:みな日本人は富士山が好きです。様々な理由。
 Bさん:昔からの
 Cさん:信仰の対象。
 Dさん:理由、登るといい景色だから。(1文のみ)

②「そうめんのうまい季節になりました」※自由に思いを広げ
 Bさん:実感、体験を主に
 Cさん:イキを感じられる。スーッと食べられる。
 Dさん:のどごしが良い。作り方。
 Aさん:そうめんは良い、一般論。(後半)私は好きじゃない。食べた気がしない
     から。

 ①②とも各自10分で作成し発表。感想、意見を述べ合う。

◆本日の磯貝語録
 文を育てることは、自分の思いや考えを育てることになる。