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発声&話し方(2/27)                     《社会人系》

2月27日(土)発声&話し方

講座テーマ「話しことばを考える④ 会議‐2」

[1] ストレッチ(佐藤助手)
①手足をこする、アゴをゆるめて首を回す、盆の窪をゆるめる。
 首に手を添えて左・右・前に倒す。
②ロールダウンからロールアップ
③腰旋回。手を上へ伸ばし、全身を伸展。上・横・前・後。
④左足を前に出し、腕は水平に前へ出す。右腕を旋回させる。反対も。
⑤股割り→アキレス腱を伸ばし、脚を前後に大きくひらき股関節を伸ばす。
⑥足踏み。腿上げ。ジャンプ。歩く。
⑦胡坐で股関節を伸ばす。前倒。脚を開いて前倒。
 猫背になって、脚を曲げてもよいので膝を動かして腰をほぐす。
⑧片方の脚を膝を折って自分の方へ寄せて、片方は伸ばす。上体は前へ倒す。
 脚をかえて。伸ばした脚は膝をまげてよい。
⑨足裏をあわせて、あおむけに寝る。腰をゆるめる。
 脚を伸ばして全身を伸ばしゆする。丹田呼吸。
⑩片膝を立てて、一方の脚をのせる。脚の間から手を通して反対の手をつかみ、
 ひざを立てている脚を上体へ寄せる。
⑪右ひざを立てて、左側へたおし、上体をひねる。(寝た状態)。反対側も。
⑫四つん這いから足裏を合わせてカエルのポーズ。肘をついて上体をおとす。
 →肘を伸ばし、上体をそらす。
⑬猫のポーズ。四つん這いで背中を持ち上げて伸ばす。ローリング。

[2]話しことばについて考える(磯貝塾長)
(1)イントロダクション「喋りと話」
◎社会的ツールとしての話し言葉は、“場”“目的”により方法が異なる。
 (人は話すことで成長していく。話す脳が育つことは、対人脳が育つ。)
・使う道具を考える→態度、方法ばかりが先行していたが、まず道具
 (素材としての声、発語、発語及びイントネーション、プロミネンス、モダリティー等)
 の発話者個人のグレードを上げなければならない状況が増してきた。
 大体通じていれば良いではやっていけなくなってきた。
・トヨタ・・・論理上できていても、具体的(生きた人間が、生きた人間のための)
     でなかった。1人1人、1つ1つを語り、
     クリアーしていくシステムでなかった。(効率、量産主義)
・創造塾は“喋る”方法の研究はやってきた。
 更に使う道具(声とことば)を考えていく。
・親子が話さなくなった。話すことの基礎体験と蓄積が欠落している。
・社会ではことばが通用したつもりでやっている。
 仕事の精度が上がっているわけではない。
 話し合う事で思考や精神を訓練することが低下している。
・話す・喋るは違う=ボキャブラリー、認識、態度が違う。
・今は話さなくなった。子どもが喋りあうのがなくなった→非接触型
・情動の発露。ここから言葉の意味、状態を覚えていく。

(2)話し合い・打ち合わせ・会議・議会の言語+音声を考察する。
・日本では、これ等を社会コミュニケーション的視点からの研究はされているが、
 言語学的、音声学的研究は決して進んでいない。そのため、
 各々の立場により認識が異なり、当然方法もまちまちである。
・私(自己)‐他者
・主観‐客観
・私‐共‐公

1) 各々の認識、理解を出し合う(会社等社会現場で)
 ※下に行くに従って人が増える。責任が増える。
イ.話し合い
 ・個人レヴェル・柔らかい・感情が強い・細かな内容に入るとき・根本的解決
 ・問題の洗い出し・個人的な利害・方針共有・共通認識のすりあわせ
ロ.打ち合わせ
 ・個人+第3者が関係してくる事項・非感情的・予定をたてる
 ・ドライ・方法論的・方向性は決まっている・公的な利害(グループ)
 ・規模によって決定権あり
ハ.会議
 ・会議及び議会は、決定権を持っている人が参加する。
ニ.議会
 ・取り決めを決めて執行することをつくる(磯貝塾長)

2) 話し合い、打ち合わせの感情差について考える。
・男性は話していて、感情的になってもその事を理解していない。
・話すなかに感情が入っている。男女差がある(個人差よりも)
・日本社会は、男性原理で動いている。
◎権力がこれまで男性主体の論理的というところをつくってきた。
・それは、おかしいというのを女性が訴えてきた。
・男性がまず、感情を入れて否定する。「困るんだよ、それじゃ~。」
・フリートークは会議とは言わない。(現日本では会議になっている。)
・ルールがなければ会議とは言わない。
 パワーポイントがあるかないかで海外は決まる。
・発「言」→言うことを発すること。
・日本は、言葉を考えるところから始めた。まず、記録をしたいと思った。
・文字がないのは不自由。だから中国の文字を借用して育ててきた。
・漢字は論理的・・・機能性が言語で発達した。
・日本では、漢字を輸入して、字と言葉を分けた。

字・・・字を司ったのは社会上部、役人など。
 ・字であらわしたものは、感情はない。概念。
 ・字から話す訓練を役人はする。
 ・学校はもともと役人になるためにつくられた。
 ・縛りを解くことが、日本の民主化。
  →縦割り行政をしているのに、全部垣根をとってしまう。

・発言する人の感じ方でやっている。考え方ではない。
 →ここをクリアにすれば、日本の話のグレードが上がる。
・文字は論理。
・感じは概念+平仮名(情
◎何とかして表現しようとするが、おもいでするのか、考えでするのか。
・おもいの入る会議はない。
・「いいよね」と、「よろしい」を言い比べる。
◎ 喋りは文字にできない。伝わる言葉でしかないと会議はできない。
 (原則、男情動でやられては、女性は近づけない。
  そこに近づけるのは女性をやめた人。)
・女性は、バックアッパーとして大事だと、アメリカ人は国をつくるときに気がついた。
 それが民主主義をつくるのに役立った。
・男性原理のデモクラシーはなし。
◎「おもう」・「考える」→これを分けられると生きやすくなるのではないか。
・情動言語で喋っていると思考ができるか?
 (「おもう」・「考える」、発火する脳の位置が違う。[「Nature」誌]
   発火点がなくなるというのが「おもい」か・・・。)

・言語には重みがある。参加している人数が多い。
 喋っている人が多いということは強い。これは、今まで。
・いっぱいの人がやりたいが、やりにくいというのは流通性が低い。
 今の日本語はそうなりつつある。
・マネできる体制がない。共通語の喋り方はあるか。これを探していくのが仕事。
・「考える」と、「おもう」を整理していく。


◆本日の磯貝語録
 男性の設定する<論理性>は、原則感情的。言う程、論理的ではない。

◆本日の感想
 「思う」「考える」を正確に分かっていないので、
 使い分けがうまく出来てない事がはっきり分かりました。

発声&話し方(1/30)                     《社会人系》

1月30日(土)発声&話し方

講座テーマ「話しことばについて考える②」

[1]ストレッチ(各自)
[2]話しことばについて考える
(1)イントロダクション(塾長)
・音声日本語は、正確な1つのカテゴリーになっていない。
 文字からの研究は進んでいるが、声からでは疎い。プライベートのところ
 は未分化。
・政治-言語の世界(現在の日本は未発達)
・トヨタのリコール問題・・・ディスカスは増したが、やはりペーパーは外さない。
 前例を持ち出す
→言語をやりながらつくりあげていくことが確立されていない。
◎言語が文字化であって身体文化でない。身体文化であれば、バランスがと
 れる。
→情報流通の品度も文字文化ではなく音声でつくる。そのためには音声の共
 通共有性(普遍性)が低いと品度が落ち社会性が高まらない。
◎日本語音声は現在完全な開国状態にない。国内だけでも統一性に欠け、
 言語の身体的論理性の構築が遅れている。
 インド・・・多言語すぎる。だからこそ、この考え方がでてきた。
 日本・・・モノ言語

(2)話し言葉の現実を分析する
①整ったことばと声
・説明する言葉。
・相手に届けようという意志のある言葉。
・明瞭な言葉・発声。
・場にあった言葉。
・環境にふさわしい声。
②崩れたことばと声
・明瞭に発せられない言葉→聞き取りにくい言葉
                  言葉を伝えられない声
・声にことばがのっていない。
・発音やイントネーションの崩れた声・ことば
・精神状態が崩れている。場面にあわない声・ことば
・自分の志向性と離れている言葉。
・俗言葉を発せられると拒否したくなる。
・状況にそぐわない言葉(前言語状態)
・日常語・声→状況にはまっていない実感
 情報を伝達しているだけ・身体で納得していない
・口先だけで言葉をつくっている時。
・個性的な声・イントネーション(癖)
分かりにくいというときに・・・。(磯貝)
・ことばの明瞭度と文の構成力の2つに問題がある。
・文章として成り立っていない。思考回路がこわれる。
→説明のときも、意見表明のときも表れる。
・不快な
・気に障るのは他人の声、自分の声は分かるけどなおせない。

◎こういう場合もあるけれど、こういう場合もあるといようにしない。
拡散理論より、集中理論を発達させること。
≪論理性=ごちゃごちゃしたものを分け、道筋をつけること≫

・立場によって違う価値観で声・ことばをつかっているので、信憑性に欠ける。
・ルーティンが崩れているので、サブルーティンがつくれない。全部あるよねに
 なってしまう。
・ぐちゃぐちゃしているものを上から俯瞰するものがあるのではないか(統合点)
・まず、クリアにする。次にそれを使って崩す。ゆする。
・共通したコンセンサスを持つのが難しい。持ってもすぐに崩す。
・発音記号のないことが、アナウンサーの喋りをまずくしている。
・声とことばで、コミュニケーションの共通のコンセンサスをつくる。
 基盤のないところに、つぎつぎたててきた日本語では難しい。
やること
 ・現実のケースから、サンプリングする。
 ・やっていることを客観化できるか、その訓練からはじめる。
  みつけだして、つぶしていくしかない。
 ・言語 
  プライベート言語(私言語)
  セミ・パブリック言語(共通言語・共有言語)
  パブリック言語(公用語・かしこまり言葉)

・使い分ける・・・論理過程のおき方。
・個性と社会は違う。両方おいて、両方を
 考えることができないとダメ。

・共通語をつくらなければいけない。
・現在は、「公」と、すごくプライベートなものと2極しかない。
→◎思考を育てるには、ことばを育てていくしかない。思考が育てば、パブリック
 の考え方が育ってくる。
・1人1人の個性がなくなるのではない。
 私が、私以外の人達とやっていくためのこと。
・1人以外の人達が集まって、どうやっていくかを、喋り言葉でつくっていくこと。
・多様性(声の種類)をたくさん持って、その場にあわせてチョイスできるように
 する。
・崩れたことば、声は、今はカテゴリーするのが難しい。

◆本日の磯貝語録
 言語の身体的論理性の構築が必要だ。

◆本日の感想
 崩れた声・整った声。崩れた言葉・整った言葉の定義は大変に難しかった。
 自分としては、身体性の高い声も、発した場合、受けた場合、共に府にお
 ちる感があり好ましいと思っている。

発声&話し方(1/16)                     《社会人系》

1月16日(土)発声&話し方

講座テーマ「話し言葉について考える」

[1]ストレッチ(佐藤助手)
①立位で、腕を上・前・後ろへ伸ばす。
②首旋回→盆の窪を緩める→頭に手を乗せて下・横へと伸ばす。
③胸に両手をあて、胸を張る→首を左右に傾ける。
④左手を背中に、右手を左耳に持ってきて右側へ引く(反対側も)
⑤足の裏をぴったり床につけて、前後左右に重心を動かす。
 膝→骨盤→胸→首を回してから、身体を動かす。
⑥足を前後に開き、前の足を折り、後ろの足は伸ばす(股関節)。
⑦股割り→肩入れ→手をついて上体を前にしてから戻してバウンス。
⑧あぐらで座り、足の裏をあわせて股関節を伸ばす→仙骨から前へ倒す。
⑨足の裏のマッサージ。
⑩あぐらから片足を前に出して、反対の足の方向へ身体を倒す。
⑪仰向けで寝て、全身をゆする。
⑫片足を直角に折って掴み、反対側へ倒し、身体を捻る。
⑬寝て、膝を折り、片足の足をかけて、かけてない方の足を両手で掴む。
⑭寝て、両手足を上へ挙げて、ぶらぶらさせる。

[2]話し言葉について考える(磯貝塾長)
・話し言葉・・・話す
         喋る  この違いは?

①それぞれの特徴を述べてもらう(塾生)。
(話す)
・意志があって相手に伝える。
・意図的である。
・内容があって頭の中で整理されている。
・目的やテーマがあり、議論・討論する。
・伝えるものがある
・声を使うこと、道筋をつける。
・言いたいことを伝える。
・考えながら、声に出して伝える。

(喋る)
・唇と舌の実感が強い。
・意図しない。
・日常的に強い意志なく、ことばを交わす。
・責任なく、飛躍してもよく、気が楽。
・ことばを使って発散。
・伝えるものが漠然としている。
・情感、感情が優先。
・思ったままを、ことばに出す。
・相手があって、ほとんど無目的にことばを交わす。

・話す、喋るは、接近して、ごちゃごちゃしているので、分けて整理してみること
・私にとって話す、喋るを掴む、根本的なことをしないといけない。
<自分の問題>として、取り込まないと役に立たない。
・「話す」、「喋る」を場によって、使い分けている=話し言葉
→リスキーだが、楽しんでいる?
・ごちゃごちゃの分、豊かだとも考えられる。

②それぞれの場は、どんな時?
(話す)
・考える必要がある時。
・説明する必要がある時。
・私的でない場合。
・電話で取引先と話をする時。
・講義をしている時。
・打ち合わせ、会議、説明、決定、前に進めるとき、相談。
・接客
・困っている人を助けるとき→相手に入って安心させる。

(喋る)
・友人とお茶など、親しい人、家族と話している時。
・公的な場でない時。
・リラックスしてよい場合。
・友人と遊んでいる時。
・感情を出してもいい時。
・論理的な思考がとんでいる時。
・愚痴、不満、憤り。
・パニック場合、話になっていない。
・ことばにならない。
・老人

・考えて話す必要がある場合は、話す。私的なことは喋る。
・話す、喋るが分けることができないことは、問題である。

③話す喋るとを意識しているか?
 ・いつも実感があるわけではない。ある時もある。
 ・私的な時には、あまり意識していない。
 ・話す時に、喋るとうまくいかない。
 ・喋る、話すが、いろいろごちゃごちゃしている。
 ・喋ることが少ない・・・私語がないことか?
               →考えないで喋ることが少ない。(Aさん)

・今の人は、話すのも、喋るのも下手。しかしストッパーが外れると、喋り続け
 てしまう。
◎「話すという、コミュニケーションをちゃんとしたい。」
◎「声は素材。それを使ってよい効果を狙いたい。そのために、話す、喋るを
  しっかりと分かっておく。
◎話し言葉がどういうものか、整理しておく必要がある。

・喋り言葉は無数にあるので、私語は取り上げない。
・私的なものを暴露しすぎるものは、受け入れられない。
・初対面の人とは、喋りの対象にならない。
・「話す」ことから始める。話すということを考えるという共通項がある
 共通テーマを話す・・・話し合い、打ち合わせなど。
・場によって使い分ける。臨機応変なのが日本語(日本人の思考)
・相手と話をするときに、どんなふうに頭を使っているか。

・話すVS喋る
どっちが楽か?
・話したことは覚えている。喋ったことは忘れる。(Aさん)
・私的なところで話していることがある→本当は喋っているのでは?
・脳の問題で脳を育てていく。意識ではない。
・違ったことをすると思うと大変。
余談・・・これほど、公私がはっきりしていない国は珍しい。
 習俗しかない。論理(規範)をおかない。それを良しとしている。
・喋るほうがらく。話をすると気をつかう
                 →思考と、気をつかうをごちゃごちゃにしている。
・思い先行のディスカスは喋り。そうすると上手くいかない。

◆本日の磯貝語録
 人間に自分と他人の区別がある様に、言葉にも当然あるはず。それをゴチャ
 ゴチャにしては、人間の尊権が失われる。

発声&話し方(12/12)                     《社会人系》

12月12日(土)発声&話し方

講座テーマ「プレゼンテーション④」

[1]ストレッチ(佐藤助手)
①肩・首をゆっくり回す。
②背中を丸めて、肩甲骨を開く。胸を広げて、胸骨を開く。
③右手を挙げて伸ばす(反対側も)。
④両手を伸ばして上へ。下半身は下へ降ろす。
⑤片手を伸ばして、身体を横へ倒す。
⑥腰を回す→ロールダウンからロールアップ。
⑦股割り→肩入れ
⑧胡坐をかいて、足裏を押したり、足の指の間をほぐす。
⑨足裏をあわせて、上体を前へ倒す。
⑩胡坐から、片足だけ前へ出して、上体を前へ倒す。(左右、足を変えて)
⑪四つん這いから上体を前へ伸ばして猫のポーズ。
⑫うつ伏せから腕を立てて、上体を上へそらす(ライオン)。
⑬四つん這いで、背中をおとしてから上げる→ローリング。

[2]声づくり
(1)個人別発声指導(母音で)
◎Aさん
 ・奥をあける。鏡で奥のかべを見ようとして、なおかつ、舌を下して喋れるよう
  な状態をつかむ。
 ・呼吸は、鼻から。
 ・原則、口の奥。壁伝いに息をして、声を出す。
 ・奥の息は、広げない。広げないほうが鮮明。
 ・口の奥の響きをつくる。外へははかない。
◎Bさん
 ・舌骨のところで喋る。大きな声で。

(2)、(1)を使った発話練習
Ex‐1テキスト
「今日は、12月12日土曜日です。」を何回か練習。
・初めは聞いていたが、だんだん聞かなくなった。(Bさん)
・前に吐かない。特に語尾をしっかりと響かせる。
・助詞の“は”の舌の位置が前に流れてはいけない。

(2)声を使ったあとの回復運動(喉が疲れた時)
①ファルセット発声:アゴの骨を指でつかんで、首の方へ下げ、口を閉じたまま
 柔らかいファルセット発声。様々な音の高さで。
②鳩鳴き:唇を閉じて、顎関節をあけ(鼻は開けた状態)続いて鼻を閉じて空
 気をホウばった状態で息を動かし、喉をならす。
・おでこと、頭の付け根を響かせる。(子守り唄)

(3)少し長い言葉の練習 Ex‐2
◎「私は磯貝メソッド創造塾で、声と言葉の練習をしています。」
 座って練習して、立っても練習。

◎Aさん
・お腹を使って。前へはかない。「う」の音、オウオウ、アゴを持って喋ってみる。
◎Bさん
・同じ文章を同じように読まない。変えてみる。やっている人間が面白いと感じ
 ることをやる。頭ではなく、身体で覚える。

[3]プレゼンテーション④ 本番
・本講座の宣伝を3分で行う。
①Aさん
 ・文章の作成はとても良い。(磯貝先生)
 ・自分で感じたことを話しているので説得力がある。重要。
 ・練習して、原稿をみないようにしたい。
 ・作成3、練習7がプレゼンテーションの成功の秘訣。
 ・もの言い・・・語尾が下手。説得力が低くなる。聞く人に渡すということの実
  感をつかむこと。もっと声そのもの魅力をつくること、つけること。
 ・構成がおもしろい。声がもったいなかった。下顎の言葉が途中ででてきた。
 (佐藤助手)

②Bさん
・面白い。CMのようだ。
 立体的な動きが欲しい(佐藤助手)
・CMみたい。大人っぽい。声がとてもよかった。(Aさん)
・できている。その実感があるか?いつもそれをやってほしい。
・文章作りは良い。
 練習をすること。 
・やっていることが身になるように。それだけに固執しない。身体でやること。
 (磯貝塾長)

◎まとめ
・Aさんのカラがとれてきた。そのため声と言葉がパブリックになってきた。
・Bさんは、出口(ゴール)を作っていない。ただやっているのは良くない。
・一年間で可成り“物言い”が出来るようになってきた。もっと言葉を知る必要
 がある。

◆本日の磯貝語録
 ・プレゼンテーションは、短時間に効果を出さなければならない。
 ・他人を説得するには、語を選べること。でも何といっても“声”の説得力だ。

◆本日の感想
 プレゼンテーションの実践本番でした。事前の原稿作成に力を入れすぎ、
 話し方、声とことばの作り方などがおろそかになり、多分質が落ちたと思い
 ます。

発声&話し方(11/28)                     《社会人系》

11月28日(土)発声&話し方

講座テーマ「プレゼンテーション③ 演習」

[1]体ほぐし、体感調整(佐藤助手)
(1)立位、上肢伸展、関節柔軟。
(2)首頚部、顎、喉頭部、柔軟・伸展・旋回。
(3)上肢中心取りのまま、左右膝旋回、腰部旋回、全身旋回。
(4)股割り、屈伸、左右ひねり、丹田呼吸
(5)立位、上肢ロールダウン、左右ひねり、ロールアップ
(6)座位、膝折り足裏合わせ、上肢前屈、左右ひねり伸展。
(7)上向寝、膝折り足裏合わせで、丹田の円旋回(骨盤)。

[2]呼吸の復習
・強い声を出す為には、呼吸が大事です。(呼吸の力で、ノドに空気を流す)
・声帯が疲れると、頭脳がまわりにくくなる。
・体の側腹部を伸ばしながら、アゴの下を使って、首を回す⇒すると鼻があい
 てきます。

EX‐1 イスに座って、丹田出し入れ運動と呼吸運動
⇒丹田を出して、さらに空気を吸って、下腹を張る。頂点まで出したら、吐き
 ながら丹田をお腹へ引き込む。
(腹呼吸を使い、最大呼吸を行う。)
・呼吸をしすぎると特定の部位に血液が集まり、酸素欠乏をおこすことがある
 ので、注意。
・「上がる」状態になったら、丹田をおろして呼吸をすること→深い呼吸
・日常の口呼吸では、“楽”だが、エネルギーがひくい、そのため深い呼吸を
 覚えること。
・プレゼンは、発表時よりも、質疑応答が大切である。その時、日常の自分声
 や自分語で話してはだめ。そのための自分の素材性が高まっている必要が
 ある。(体の準備が必要)
 ↳「呼吸」をしっかりやる。(頭脳と精神を明晰にし安定させる。)
・座って最大呼吸が出てきたら、立ってやる。

EX‐2 立ち呼吸⇒片足を少し前に出して、両足を広げて、丹田の出し入れを
   行う。

[3]声の復習+母音調音練習
EX‐3
・「イ」「エ」「ア」「オ」「ウ」
 ①口の中の空気の当てる場所を正確に。
 ②下アゴオトガイと下口唇の構えをしっかりと決める。下口唇は少し前へ出
  す
 ③調音点の音を更に口の中にしっかりと響かせる。
 ④広い音にしない、するどく。
 ⑤「ア」は全員、暗い。もっと明るい音が必要。
 ⑥「ウ」は、口唇を細かく丸めすぎない事。必ず、口の中の響きをつくること。

◎Aさん
 ・「ア」 舌が下アゴにつき、明確ではない。
 ・「ウ」が上に当たっていない。
◎Bさん
 ・「ウ」⇒口唇で作られている。
 ・子音がついたらNGな母音である。
 ・頭で考えるくせがある。
 ・口の奥で狭く出す事(母音)。
 ・下アゴにおとしたり、流したりするくせあり。顔相も悪くなるし、音も暗くなる。
  鏡も使い、口の形、眼、そして口からでる音を良く見て、修正すること。
◎Cさん
 ・一呼吸で、3~4回繰り返す。
 ・点にすること。「イ」「エ」「ア」「オ」「ウ」
 ・上下にうなずくくせがある。

[4]プレゼンテーション(3) その声とことば
 ・「声」と「言葉」が出来ていることが前提となる。全ての文も良く通る声、しっ
  かりした言葉が必要。

EX‐4 今日やったことで、一番印象的な事を発表。(声と言葉をチェック)
Cさん 首とギャップ
Bさん 舌の使い方、上アゴに響かせる。→自分に向かって喋っている。
Aさん 混乱していた事が、解決しました。→全方位に出すと伝わらない。
                           焦点を決めて喋る。

◎何としても、良く通る声、はっきり分かる言葉が第一条件です。

◆本日の磯貝語録
 プレゼンテーションは、正確に準備した内容を、しっかりした良く通る声、
 はっきり分かる言葉で伝える仕事です。やはり声の力が第一でしょう。
◆本日の感想
 自分自身では見えない内容を感知していない“クセ”が、いかに多いかを思
 い知りました。

発声&話し方(11/14)                     《社会人系》

11月14日(土)発声&話し方

講座テーマ「プレゼンテーション演習①」

[1]ストレッチ(佐藤助手)
①両足を軽く開き、指を組んで手首を回す。手を伸ばして、手首を折って伸ば
 す。
②腕を真横へ持ってきて、片方の腕で押さえて伸ばす(左右)。
③手を上へ上げて、片方の手首をつかみ、横へ倒す(左右)。
④肘を折って、反対の手で引く(左右)。
⑤両手を上へあげて、上方へ伸びる。
⑥股割り→肩入れ→両手を床について上体をたおす。
⑦壁に手をついて、腰から折る。背中を下方へ入れる。
⑧壁に後ろ向きになって、後ろへ腕を伸ばし、壁に手のひらをつける(左右)。
⑨左手を壁につけて、右手で右足首を掴んで、持ち上げる(腸よう筋)反対も
⑩アゴをあけて、マッサージ。ノドをあける。軟口蓋を引き上げて、舌を前に出
 したり、引いたりする。
⑪口を閉じて、歯を軽く閉じて、唇を動かす。舌も動かす。
⑫後頭部に両手をのせて、首を前に倒す。左右に少し傾ける。
⑬首を軽くまわす。盆の窪をマッサージする。頭骨をまわす。
⑭下アゴを動かす。左右、前後。

[2]呼吸・発声・調音(磯貝塾長)
(1)上半身の中心感覚をとる
・丹田、鳩尾、笛と中心をつなげてゆく。
・背骨から首までラインをつくる。背面の中心感覚をつかむ。
・顔は笛から、アゴ、口、人中、鼻中隔から頭までをつなげる。
顔面中心感覚をつかむ。
・手を顔面中心位に立て、左右片目づつ開けて、目がどこまでカバーしてい
 るか探る。両眼視の中心位置をつかみ視野中心線をつかむこと。
・鼻の穴と耳の穴をつなげる。人中から鼻中隔から耳の穴へつなげる。

(2)呼吸(丹田)運動の手仕草復習
・丹田と手を連動させて、出し入れをする。<手と丹田を連動させ呼吸する>
・全身の呼吸は脚を使ってする。

(3)母音調音の手仕草
・ノドを降ろして、喉頭原音を確認する。(声帯振動)
・「イ」・・・上アゴから後ろへ。後ろから手仕草で中心に向かって出す。外へ向
 かって。 
・「エ」・・・下アゴから後ろへ向かって、手仕草を使って出す。真ん中を使って
 出す。
・「イ」「エ」を連続して交互に。
・懸壅垂を鳴らす。もとはシャープにして、余計なものを鳴らさない。
・「ア」・・・ノドから奥を通って前へ出す。
 明るい「ア」と、暗い「ア」
 下から上へつくる。上から下へつくる。響きが違う。
◎真ん中のシャープなポジションが分かっていると、崩してキャラクターをやる
 のは簡単。
◎ポジションを覚える。

(4)子音調音手仕ぐさ法復習
・「P」・・・破裂音。
     真ん中の唇の反応。Pという音が母音のaを壊そうとする。
     それを先端でやる
・「B」・・・破裂音。
     奥から前へエネルギーを持っていく。
・「M」・・・唇を3等分する。
     真ん中の点から少し広げる。
     「鼻音」…鼻の幅でつくる。

◎形で覚える。なんとなくやらない。
◎子音はシャープでないと伝わらない。

・「W」・・・唇音。
     下唇の構えをつくる。
     狭くしてやる。口角は閉じる。
     奥から外へ出す。
 唇が鳴っているという実感を持つ。

◎あなた独特のやり方では他人には伝わらない。

[3]プレゼンテーション概論と方法
・プレゼンテーション・・・基本は説明。アメリカの広告会社からはじまる。
              広告主を説得して「いいよ」といわせる儀式。
(1)プレゼンテーション(Presentation)とは
→提出、呈示、説明(Exposition)
 〈社〉事業計画、作業計画の提案、説明。
◎物事を行う主旨(意義)、方法、手順、諸条件(経済・人 他)
        ↓             ↓       ↓  ↓
 ここの「なぜ」が不明確だと  日程など    予算  どういう人か、何人か
 成立しない。明確にする。         手当ての仕方        など。

経済と人までが提示されて責任。責任まで提示されてプレゼンテーション。
(手法や方法が先走っても空回りして、実質的効果を得にくい。)
(2)なぜ、この企画or事業が良いのか明確に伝える。
 例・・・今日的意義・他との比較、他。
 ・つまりは「良さ」を訴えることができるか。重要なのは明確さ。
 ・他人に分かるようにするのが明確であって、自分なりに分かったことを表明
  するのは、明確ではない。
客観的な明確をつくる→理解を得る。
・推定でものを言わない。
・総意を得る、説得する、その方法を考える。

余談・・・聞き手の問題として話を提示すること。レジュメや、レポートなど、文
 字の資料を欲しがって、話を聞いて理解しようとしない。

伝える能力・・・聞きやすくする。
           ①情報を多くしない。
           ②簡略化
           ③良い声、明瞭な言葉、大人の態度

人間の魅力
 ・プレゼンターの人的能力が一番重要(野口悠紀雄)
 ・チャームポイントを見つけ出す(日本人は苦手、逆は好き)
 ・確信を持てることを言う。あいまいにしない。

<宿題> 発声&話し方講座を宣伝する。
・客観的に講座のことをあらいだす→目的、方法、特徴etc...
・目的は、認知、勧誘。
・条件は、講座説明会に集まった人。
・プレゼンテーションのヒント
 ・何をやったか、何を獲得したか、何の疑問があるのか。
 ・発声&話し方講座の発声とはどういうことか。
  (発声話し方と、話し方発声との違い。)
 ・自分にとっての良し悪し、動機、辞めない理由。
 ・どんな人(どんなコーチ、あるいは受講生はどんな人か?)
◎講座を客観的にみて、宣伝してみる。

◆本日の磯貝語録
 あなた独特のやり方では、他人に伝わらない。

◆本日の感想
 言葉(音声)は、体外に向かっていなければ、相手に伝わらない。
 響き率を上げ、明瞭度の高い母音、子音の手仕草構音法を行いました。つ
 もりでなく、確かに自分のものにするために、大変具体的で、有意義な時間
 でした。

発声&話し方(10/31)                     《社会人系》

10月31日(土)発声&話し方

講座テーマ「説明力の声とことば ④」

[1]ストレッチ(Aさん)
・首のストレッチ(盆の窪をゆるめる)
・肩甲骨を広げる、狭める(胸を広げる)
・上半身をゆっくりと前に倒してゆき、地面に両手をつける。
 両足首を両手で掴んで、膝を軽く曲げる。
・腰を下に落として、股割り。
・腸腰筋を伸ばす。(片足を後ろに下げて、もう片足を折り込んで、その上に上
 半身を乗せる。)
・側腹筋を伸ばす。(座骨を地面に降ろして、左足を伸ばして右足を曲げる。
 右手で右の側腹筋を掴み左手を上へ伸ばしながら右足の方へ身体を伸ば
 す。)両方行う。

[2]講座「説明力をつける演習・2」
テーマ「小田急線・参宮橋の駅から、オリンピックセンター33の部屋までの道
     順を説明して下さい。」

◇Aさん発表(1回目)
・話すべき文章の原稿を事前に用意しているのは良い。(発表する段階で原
 稿に書いていない、え~と、う~んと、あ~と等は不要。)
・やり終わった事に対する感想を必ず持つこと。(何事もやりっ放しはダメ。)
例(1)電車に乗り遅れてしまいそうな時に、電車に乗れて「あぁ良かった。」等、
    率直な感想。
◎自分のした事、思った事を漠然とやりっ放しにしないで、その都度、感想
 を言葉に興すクセを持つと良い。
・ぼぉっとした状態で認識せず、喋っているspeedで、頭の中の言葉ではっきり
 と認識する。
・初めて聞いた人には、理解しにくい説明内容である。
・歩数の説明だと、分かりにくい人もいる。1歩が何mかという説明をしておけば、
 距離感を掴みやすい。
・リハーサルをしていない。読みにくい文の原因をしっかり捉えていない。
・簡略化された説明で、しっかり筋が通り、分かりやすい。
・「タイトル」をしっかり伝えること。
・勝手に内容を変えず(正確に覚えること)、事象を正確に表現する。(それに
 準ずることが、人間の頭と心を鍛えていく。)

◇Aさん発表(2回目・イスに座る)
・突然声が変わり、とたんに頭脳明晰な状態となる。(大変化!)
(過剰なサービスを要求している日本人が多いが、そこまでする必要はない。)

◇Aさん発表(3回目・立つ)
・読む前に「頭を掻く」「ひたいに手を当てる」→不要な行動
・「オリンピックセンターの入り口がある。」「40歩行くと階段がある。」
 入り口を入り(次に何かを期待させる言葉)、入り口に入りました。
・雑物が多い(不必要なこと)

◇Aさん(4回目・立つ)
・分かりやすい説明となった。(無駄なものがとれた。)
・骨の部分が、しっかり読めるようになった。
・「~である。」→「です/ます」に修正する必要あり。
・物事の根拠がしっかりできた。

◇Aさん(5回目・「~です/ます」に5分(実際は7分)で書き換えて発表
・情報を羅列しているため、読みにくい文となる。行政用語的
・同じ語を重複させない構成とする
・骨格ができたので、肉を付けて少し広げたり楽しくしたりする。
・近くで目に付くもの、興味を引きそうな事、等の事実を加える。
 その場合加える文は、文学的であると良い。単なる説明文の羅列は好ましく
 ない。

◎まとめ
・始めは、骨だけを作る。その次に肉を付ける。立体的にする。
・どれだけ多くの人間を惹きつけるか。
・作った文章を作り、必ず言葉で話してやり直す。話しにくい言葉は、原因を
 把握する。

◆本日の感想
 骨格を作り、肉ができることではっきりと他人に伝えられる事が分かりました。

発声&話し方(10/17)                     《社会人系》

10月17日(土)発声&話し方

講座テーマ「説明と解説・演習」
[1]ストレッチ(佐藤助手)
①足を肩幅に広げる。重心を足裏にかける。そのまま手を組んで上へ伸びる。
→左右へ倒して側腹を伸ばす。→前へ腕を伸ばし、肩甲骨を開く。
②アゴを上へあげて、首を伸ばす。→左右のアゴを持っていく。
③首を回す。→頭の後ろに手を置いて、首を前へ倒し、裏側を伸ばす。その
 状態から、左右へ首を傾ける。→センターへ戻して手を離す。
④アゴを開けて、盆の窪をもむ。腕と反対側の耳をつかんで左右へ倒して、首
 を伸ばす。
⑤複眼:左右の腕を前へ出して、人差し指を立て、そこから真横まで腕を開く。
 この時に、目で指を追いかける。顔は前を向いたまま。次に腕を前へ伸ばし、
 手は開いた状態で、腕を上下に動かしていく。これを目で追う。
⑥顔を揉んで、マッサージ。
 ・アゴを開けて、左右前後へ軽く動かす。
 ・かみ合わせる。
 ・唇をいろいろに動かす。口の中をなめる。
 ・リップトリル
 ・喉頭懸垂(口は開けない)
 ・ノドを下げて舌の出し入れ。
 ・声帯を鳴らす。→ハト鳴き
⑦足裏を揉む。足首を回す。
⑧あぐらから、片方の足を前へ出し、上体を倒す(反対も)
⑨あぐらから、片方の足を反対の足へかけて、上体を捻る。
⑩脚を前後に開き、前の足はひざを直角に折り、後ろの足は伸ばす。上体は
 立てる。(反対も)
⑪四つん這いから、上体を前へ伸ばす。→脚を伸ばして、上体は立てて、上
 へ引っ張られるようにする。
⑫うつ伏せから。両手で両足首をそれぞれ掴み、上へ伸びる。

[2]説明と解説・演習にあたり(佐藤助手)
◎説明力
◇解説(Explanation,Exposition)
 →よく分かるように物事を分析して、説明する。
◇説明(Accountabilty,Direction)
 →事柄や、内容、事象そのものや、成り立ちなどをよく分かるように解き明か
 すこと。
◆演習・課題
「小田急線・参宮橋の駅から、オリンピックセンター38の部屋までの道順を説
明する。
(文を作ってから、発表。道の分からない人に対して、説明をする。時間は5分
程度。)

(1)説明の組み立て
1)タイトルorテーマor目的 ・何に対して説明するか。
2)説明者の紹介(氏名や立場)
3)結論、又は、出口を明示する(1と異なる場合はcutする。)
4)概容の説明(例:およそ、時間、距離)
5)事象の具体的説明

(2)注意事項、必要事項
1)はっきりとした声とことば
2)相手の目をしっかり捉える。1対複数になっても、ちゃんと見る。
3)必要なときは、図、身振りを使う。
4)え~、それでですね、あのですね、あ~、え~と、だから、まぁ、などは極力
 使わない。
5)手際よく、短めに説明を終わる。

◎私的な考え、感情が入るとその人自身の説明になり、そのもの自体の説明
 でなくなってしまう。
◎客観的に説明する。

[3]演習(20分で課題に対する説明を文章にして、5分程度で発表する。)
1.Aさん
本人の感想:目を見ようとしたら、メモを読んでいるところが分からなくなった。
        え~、が多かった。
オーディエンス:
 ・道順の説明で「並木の紅葉が・・・」とか、「緑をみながら・・・」というのは、客
  観から外れるのでは?
 ・リップサービス的にあってもよいのではないか。
 ・目は見ていてよかった。手振りがあってもよかったのでは?
 ・立場を説明するときに、自分はこういう仕事をしていて・・・と言っていたが、
  ここでは不適切。
 ・距離は分かりません。これは、無責任。
 ・徒歩12分という言い方は、日本では良いけれど、外国などでは、体格差が
  あり、人によっては誤差が出る。
 ・話の速度が一定で、聞きにくい。相手の呼吸に合わせて喋る。

2.Bさん
本人の感想:相手の呼吸を掴まえずに、どんどん喋ってしまった。
オーディエンス:
 ・丁寧で聞きやすいが、途中から聞いていなかった。
 ・話の筋は通っているが、組み立て方の問題か?
 ・親切すぎる。もっとシャープでよい。
 ・相手の呼吸は捕らえているが、言葉の選び方の問題。
 ・個的な感覚で、細かく説明しすぎ。

3.Cさん(パソコンと、サーバーの話)
本人の感想:全く知らない人に、日常サーバーなどの説明をしているので、日
        常どんな印象を持たれているのか知りたかった。
オーディエンス:
 ・途中からついていけなくなった。組み立てはよかったと思うが、図が欲し
  かった。
 ・途中脱落。文章に気を遣っていたが、本当に初心者に向かって話していた
  のか疑問。
 ・さらっと終わってしまった。本を読んでいるのではなく、人から聞いていると
  いうものが欲しい。
 ・話は分かったが、話をしている時に遠くを見ているような感じで話していた。
 ・声・言葉は、明瞭。

4.Dさん(ホワイトボードに図を書きながら説明)
本人の感想:聞いているうちに分からなくなるので、図を使ってみた。考えなが
       ら話している自分になっていた。言いたいことが抜けてしまった。
オーディエンス:
 ・途中から考え込んで、話すペースが落ちた。
 ・よろしくお願いしますと2回言っていた。
 ・図があったのはよかった。図に頼りすぎていたように思う。
 ・改札はいくつあるのかが疑問に思った。
 ・考えながら話す割合が多くなると、え~などが多くなった。

◆本日の感想
 演習をやってみて、自分の反省点と、外からの指摘が異なるのに驚いた。相
 手に親切でやっているつもりが、本当につもりだけだったと実感しました。客
 観的に捉え、それを出すというのをはやく習得したい。

発声&話し方(10/3)                     《社会人系》

10月3日(土)発声&話し方

講座テーマ 「説明」と「解説」

[1]ストレッチ(佐藤助手)
①身体をこする
②ロールダウンから、ロールアップ
③頭の後ろに両手をおいて左右に傾ける。
 頭の横へ手をおいて頭を斜め前方へ倒す。
④両手を広げて胸を開き呼吸する
⑤手を前へ伸ばして、手を組んで、肩甲骨を開く
⑥肩を前・後ろへそれぞれ回す
⑦下アゴの力を抜いた状態で、首の付け根を回す
⑧骨盤のところに手を当てて回す
 骨盤のところに手を当てて、固定して上半身を回す。前後左右を意識して。
 胸に手を当てて、上半身を固定して、下半身を回す
⑨足を肩幅に開いて、四股踏み
⑩股割り→肩入れ→その状態で手を上にあげる
⑪右足を左足にかけて、腕で押しながら上体を捻る
⑫仰向けに寝て、手の甲を伸ばして身体を伸ばす→身体全体をゆする
⑬寝た状態で右ひざを立てて、左手で掴み、左へ倒す。(反対も同様に)
 肩は床につける。
⑭寝た状態から足を上にあげて床につける。身体は「く」の字。そこから足を上
 へあげて、自転車をこぐように足を動かす。

[2]「説明」と「解説」 講座(磯貝塾長)
・説明・解説には、①事実やそのものを伝える。②抽象事象を伝える。
・まず、①を説明してみる。そのときに大事なことは、
(1)客観的事実をどのようなことばで相手が分かるように伝えるか。
(2)相手が説明するものを知らないものとして話をすすめる。
(3)結論からスタートする。(日本語の特質上難しい。)
  簡略化する。終着駅(命題又は結論)を明確にする。

演習1
◆「ペットボトルに入った水」を説明する。
◎まず、結論ありき。そこから展開していく。
◎誰でも絶対に分かる、公共性、共通性の強いことを述べる。
例:まずは、「ペットボトルです。中に飲料水が入っています。」でスタートする。
余計な装飾はしない。次にどんなボトルか述べる。(形状、材質、容量、キャップ
の質、帯、その他)事実を克明に。
・言葉で説明する場合は、目が見えない人に語って説明するように。
◎事実観察以外の説明者の思い、感想、注釈等は入れない。(型・大きさ・水
 の容量・値段(社会的客観的事実)・色・etc )
・外側の問題、これが入口(写実的説明)。
それから中身に入っていく(何がはいっているかなど)。
・外側と中身の問題を説明のときに、いったりきたりしない。
◎何を提供するか、情報に関して段階をつける(優先順位)。
◎概略(=入口)を見つけ出して情報化する。→これを伝える。

演習・2
◆「電子辞書を説明する。」
・誤解をされないように、誘導していく。
・相手が、何なのか興味を挟むような誘導はしない。
◎説明をするときに、共通概念個的概念があったら、共通概念を先行させる。
◎順序だててやっていかないと、コミュニケイトもうまくできない。
 伝達するべきことに個人的なことが入ると誤解を招く。
◎極力、客観的に発話できるように訓練する。

演習・3
◆オリンピックセンターまでの道順を説明する。地図があるものとして。
◎私的説明
 客観的説明
・全く分からない人が、そこまで到達できるように説明するのが、説明責任。
・目的は、ナヴィゲーションである。相手が迷わず致着出来るための情報提供で
 あり、余分なことは極力避ける。しかし、相手がどの程度の理解力と、正確さを
 持っているか分からない場合が多い。そのため、いきおい、親切度が高まり、
 サーヴィス性が増してしまい、無駄が多くなる。これは良くない。

◆本日の磯貝語録
 まず、事実をどうやって伝えるか。私を介在させるのは、もっと後。

◆本日の感想
 物を説明するのに、自分の考えや思を入れないですることは、私には大変に
 難しい。

発声&話し方(9/19)                     《社会人系》

9月19日(土)発声&話し方

講座テーマ「『説明』とは[1]」

[1]ストレッチ(佐藤助手)
①立って、腕を伸ばして、手を組み前方へ伸ばす。左右に捻る。
 立って、手を後ろで組んで伸ばし、胸を開く。
②首を伸ばす。反対側の耳のあたりを押さえて、左右へ倒す。
 頭の後ろで手を組んで、軽く押さえ前へ倒す。
③股割り→肩入れ
④足を前後に開き、前に出した足を90度に曲げる。手は上へ伸ばす。
⑤腰を手で押さえて、回す。
⑥立って腰から上体を折り、手をつけられるようなら床につける。
 そこからロール・アップ。足をクロスさせて同様に。
⑦足裏をあわせて、股関節を開く。仙骨を入れて、上体を前へ倒す。
⑧足を片方だけ前へ出す。その足と、反対側の手を床に着いて床を押す。
 もう一方の手で上へ伸ばす。
⑨開脚して内側を中心にして叩く。右手を右脚へおいて、
 手のひらは鳩尾のあたりへおく。反対の手は上へ伸ばす。
⑩開脚して上体を足のほうへ倒す。続いて中央へ倒す。
⑪長座をして、足先をつかむ。お腹を脚につけられるように前へ倒す。
 腰を入れて、頭を引っ張られるように。
⑫四つん這いから足を伸ばし、上体を上へそらす。
⑬正座から手を床につけて、指先を自分の方へ向けて、手首を伸ばす。

[2]コミュニケーションにおける音声(磯貝塾長)
(1)伝わらない原因
 ・初歩的なものとして・・・
  ①言葉;何を行っているのか不明瞭。
  ②声;音量が足りない。
  ③内容;何を喋っているのか構成し、文章にする
   作文能力が発達していない。
 ・コミュニケーションとして・・・
  ①相手のことが聞き取れていないため(入り口)
   聞き取る内容と、内容の理解が、分けられていない。
      ↓
   ディスコミュニケーションの原因
  ②中級編の問題として;人の話、又は自分の話を聞きながら、何かを作り
   上げるかの編集能力の有無。
  cf.教える立場の人として「生徒が聞かない」ことへどう対応するか、
  という問題については、声・ことばとは別の社会的な対応が必要。

(2)音声のこと
 ・音声言語が発達していなかった原因としては、指導的立場、決定権を持
  つ立場の人たちの音声言語が酷かった。→子どもへの影響大。
 ・自己言語(確認、発散等)音声で指導し、共有言語音の獲得をしてこな
  かった。

<演習>
①「イ・エ・ア・オ・ウ」を実際に声に出して自分の口のどの辺りに感じるか。
 (共鳴エリア)
 ・犬歯(上・下顎)よりも前で話す(調音)ことが多い。しかし響きは悪い。
②(1)犬歯の歯茎の上辺り、上顎の曲がり始めたところ。
 (2)オトガイ                      
 ・(1)と(2)を指で押さえ、イエアオウの音声を繰り返す。
 ・口の中を響かせる。想いや、情熱を口から吐かない。
 ・(1)と(2)を手で囲み、イエアオウと音声をつくる。
  少なくとも前3分の1より外側に出さない。
◎発した音を聴くこと。
 「声」・・・自己の道具(発散)とコミュニケーションのツールの両方の能力を
      持っている。
◎言語にふさわしい音声があれば、ほどほどの感情で伝わる。
◎聴いている人が分かりやすい音声をつくる。(道具を整える)

[3]「説明」(Accountability)ということ。
(1)「説明」の大原則①相手がいる ②相手の反応を求める
(2)「説明」が行われる時の条件
 ①誰に対して
 ②目的
 ③場所
 ④どんな方法で
 ⑤好意的か、敵対的か
 ⑥責任は

(3)「説明の種類:性質分け」
①目の前にある事実、物を明確に説き明かす。(最も多い)
 <客観的な具象を記述、又は論述する。>
②そこに存在しない事象を述べ、伝える。
③目に見えない心象、抽象、思考、音など、明確に説き明かす。
 Ex.平和、自由、友情etc・・・。
④実際にある抽象的な事実(Ex.法律、数式、ロマン派・・・)
 知的な論拠付けで解明して記述、又は論述する。

<日本人の特徴として>
②の場合、過去のことを伝える時、説明者は“思い出す”という精神作業をす
 るが、 客観的に思い出すのが日本人は下手。
③においては、自分の捉え方で話を展開してしまうという傾向が強い。

(3)情報を伝える(説明)の留意点
①正確であること。
②時間・空間を整理しておく。
③話者の思い、感情を排除する。
④曖昧な言葉をなるべく使わない。

(4)説明の組み立て
①説明をデザインする(テーマ、目的、幹、枝、葉、出口、プロセス、他)
②音声言語で、どのように伝えていくか。
③図票、絵、模型、他の使い方。
◎リターンを必ず求める。
(宿題)最寄り駅から、オリンピックセンター39教室までの道順を説明する。

◆本日の磯貝語録
 リターンを求めない説明は、無責任説明である。

◆本日の感想
 話しにさいして、相手方に何等かのリターンを想定して話をする。特に説明
 の現場では、重要である。