歌たのしくなる発声初級(3/6)                  《音楽系》

3月6日(土)歌たのしくなる発声初級

講座テーマ「試演会『日本語の歌』」

[1]声出し、各チーム打合せ

[2]チーム毎練習、GP(10分間ずつ)
<直前レッスン>
(1)「元気に笑え」チーム
 ・入りの準備早く
(3)「つばさをください」チーム
 ・明るく、口の準備早く(口が遅い)
(2)「雪の降る町を」チーム
 ・〔女性〕後ろに抜かない、前に向って。
 ・〔男性〕胸から。口早く。前へ。
 ・〔全員〕頭の中で歌わない。前に出す。顔恐い。

[3]試演会
(1)♪元気に笑え
1番-Aさん、2番-Bさん(「アハハ」からは2人で。2番まで)
(2)♪雪の振る街を
1番-女声(Cさん・Dさん)、2番-男声(Eさん・Fさん・Gさん)、3番-全員
(3)♪つばさをください
1番-Hさん・Iさん・Jさん、2番-Kさん・Lさん・Mさん(「この大空に」からは全
員で)

[4]講評 ※(イ)磯貝先生 (ア)青木先生
・Aさん
(イ)緊張症。なんとか逆転できる感覚がつくと良いが…。他の場面にも役立
  つようになる。歌いながら目をつぶらない。
(ア)目線うろつく。舌の使い方。
・Bさん
(イ)声出てきた、息も流れてきた。自分で「音楽、楽しませてやろう!」。大人
  の歌にしたい。楽譜通りにやれば良い。
(ア)口の外を開き過ぎ、縦口で。メロディー(音を点でとらえずに)
・Dさん
(イ)口唇が動き過ぎ。中でやっていることを壊してはいけない。
(ア)高音を「高い」と思い過ぎない。もっとイキで。
・Cさん
(イ)首と腹を自動的に固くしている。柔軟にして下さいネ。自分を解放する法
   を自分で発明する=音楽する。前に向って声を出す(ブレスいくらしても
   良い)。もっと自分の声を聴かせること。
(ア)イキを使わない(もたせようと思って)ことで、イキが入ってこない。イキを
   どう出していくか。口元はきれい、もう少し動きあって良い。
・Gさん
(イ)腹を柔らかく。身も心も直立はダメ。前の人に向って歌いかけること。自
  分のやりたいようにやる。スケートしている感覚。遅い曲でもいかにスピー
  ド感あるか。
(ア)背骨をもっと長いものと感じられると、もっとしなやかに使える。今は鉄骨
  が入っている感じ。
・Eさん
(イ)前に声出す。弓を後ろに引っぱって前に放つ。
(ア)ノドで鳴っている音をもっとイキで前に。表情固い。もっと目をイキイキと。
・Fさん
(イ)持ち声良いのだから、もっと聴かせてほしい。
(ア)もっと、歌うことそのものを楽しんでほしい。身体が後ろに逃げている。身
  体ごと動く。
・Iさん
(イ)リズム・言葉とも良くなってきた。もっとやって良い。顔がうれしそうでない。
  思いきりやる。
(ア)アゴが上がってきてしまう。
・Hさん
(イ)合う曲、合わない曲の差が激しい。聴きやすい声になってきた。コント
  ロールできると良い。
(ア)男性の頭声が見つかってくると良いのでは。もっと軽く。息の使い方。
・Jさん
(イ)言葉さばきが子供っぽい。大人が歌っている実感を。首振ってリズムとら
  ない。
(ア)口先、舌先使って。子音が消えてしまっている。縦口で。
・Mさん
(イ)音楽に慣れること。歌い込みが足りない。「持ち声」は良い、その自分の
  良い声を感じること。まず声を出すこと。
(ア)言葉、口をもっと動かす。もっと鼻開ける。ハミング練習。
・Lさん
(イ)周り気にしないで、どんどんやること。自分発揮する。引いてしまうとつら
  くなってしまう。歌いながら曲にひたらない。「聴かせよう!」とすること。中
  間音をビチッととらえていない、高音も中間音のままで。
(ア)感じている音楽を、人(観客)と分ち合えるように。もっと身体で歌う。
・Kさん
(イ)音楽はルールに従ってやるとできる。なんとなくの雰囲気でやると負けて
  しまう。「掟に従う」。描いてある音楽をやるために発声がある。
(ア)ノドとイキでシンプルに声を出す。
◎「雪の降る町を」チーム
(イ)全員が「暗くて悲しい」と感じているように感じた。この曲は、作者が「次
  があるじゃないか!」という希望の歌。
◎「つばさをください」チーム
(ア)「いま~」が汚かった。

◆本日の『磯貝』語録
 「芸事に終りなし」上のレベルに絶対行くゾ!と決め、もっと上へ、もっと先
 への意欲を!!

◆本日の感想
 楽しかったです。今日は一年の最終日しかも試演会でした。人前で歌うの
 は、とても緊張しますが、今迄の練習成果も分り大変勉強になりました。又、
 一人一人のコメントもいただけるのもいいです。又、頑張るゾと思いました。
 ありがとうございました。

歌楽しくなる発声初級(2/20)                  《音楽系》

2月20日(土)歌楽しくなる発声初級

講座テーマ「GP」

[1]準備体操:柔軟、重心、呼吸(青木講師)
[2]歌唱(課題曲)
(1)全員で
  ♪元気に笑え
  ♪つばさをください(裏声<ファルセット>を使う)
  ★自分の実感をいかに『聴く人の実感にする』か。
  レベル①自己感覚をつくる → レベル②音楽化する
  ・まずリズムは? → オン・ビートに聴こえているか?
  ♪雪の振る街を
(2)希望チーム毎に
<試演スタイル>
・♪元気に笑え
 1番-Bさん、2番-Cさん(「アハハ」からは2人で。2番まで)
・♪雪の振る街を
 1番-女声(Dさん・Eさん)、2番-男声(Fさん・Gさん・Hさん)、
 3番-全員で
・♪つばさをください
 1番-Iさん・Jさん、2番-Kさん・Lさん(「この大空に」からは全員で)
 ※本番 2番-Kさん・Mさん・Nさん
・最後に全員で全曲歌います。
(3)全員で全曲
<注>♪元気に笑え…アハハ(8分休符) アハハー と伸ばさない。
(4)GP(各曲通し)
 ・♪元気に笑え
 ・♪雪の振る街を
 ・♪つばさをください
 ・歌っていない人少し控えて。曲中のグループチェンジはスムーズに。
 ★大人の歌にする(青木講師)
  自分が感じていることをあまり外に見せなくて良い。
  子供っぽくなってしまう。
(5)1曲1回ずつ確認練習。

◆本日の磯貝語録
 ◯歌は好きな人の方が好ましい。歌にすかれる様になるともっと好ましい。
 ◯上手い人は楽譜に書いてあることしかしない。

◆本日の感想
 鏡に向って歌った。その姿に思わず目をそらしたくなった。
 こんな姿と声を普段人に見せ、聴かせているのかと思うと、
 ぞっとした。たまには、鏡で確認する事が必要と痛感した。

歌楽しくなる発声初級(2/6)                  《音楽系》

2月6日(土)歌楽しくなる発声初級

講座テーマ「楽しい日本語の歌 課題曲」

[1]準備
(1)ビートを刻む
◎「意識」から『感覚』に
細胞にビートがある。自分でビートを作れる、決めていく。
☆「打つ」とは…
◯手の平で床を打ってみる。(下手だと痛い)
・続けて打つときは…
・身体の感覚ビートをとらえる。
足の裏で打つ《踏む》
・打った方の足に体重がのっているときは《締める》
《踏む》と《締める》の違い
※外(他の人)から見て、そうなっていること。
《踏む》は次を踏むための準備ができている状態。
上半身は動かさない。(=下半身と別動作できる)
・「踏む」を軽くして、ビートを刻む。上手くなると音がしなくなる。)
(2)発声
・顔部分ほぐす。(Lipのみ、舌、首側部)
・鼻(ハミング) 上唇と前歯(ノド奥から「Ho」)、giy-gia
[2]課題曲
<♪発声テキスト1a>
(1)♪元気に笑え
◯「練習番号B」(3頁目)…「Laラ」で。
・舌先を細くし、上顎歯ぐきをなめる、それより内側へ向って「ラ」。
・鼻穴開けたまま。
・次へつながっていく。
◎「丹田」と「鼻の響き」つなげて。
・鼻で音とり、舌で言葉を打つ。
◯はじめから「La」で。
・リズム(周りをのせるように、自分から)
◎歌詞の言葉読み
・前に向って読むのではなく、後ろの壁に反射させて。
(客席に背を向けて、後ろに向かって
・詩を自分のものにする。(解釈:大人が聴いても良いと思われるものを)
「笑い声」は「雲」が笑ってる。
・頭頂とヒザ下の響きで歌う。
そのまま読む(曲のリズム感、スピード感)
◯歌う…カカト踏む(締めない)
(2)♪雪の振る街を
◎フレージング(2拍ごと、横側へ左右の体重移動してみる)
・カカト上がる
・返し・戻し。波をつくる。
・丹田のところで、上記の動き。
(3)♪つばさをください
・口は鼻の幅で。
・首後ろの響き
☆「元気に笑え」の『ビート』と、
「雪の降る町を」の『フレージング』両方ある曲。
「伴奏のリズム」「歌の変拍子」のコラボレーション。(伴奏よく聴く)
・現在のJ-popは音楽が先行。歌詞の情緒はあとから。
◎言葉の雰囲気でやらない。
この音楽に言葉がついたら、こうなった。とやること。

◆本日の磯貝語録
 ◎丹力をつける=「決める」力がつく。
 ◯音楽(アーツ)は意識が先に立ってはダメ。何といってもシャープな感覚(特
 に音の体感)が全てのはじまり。

◆本日の感想
 今歌っている言葉は前の音楽が作り出している。これを教わってから
 言葉がとても豊かに自由になったと実感しました。磯貝メソッド「足踏み」
 で身体のリズムをつくってから歌うと全身が参加し、声が大変出やすかった。

歌楽しくなる発声初級(1/23)                  《音楽系》

1月23日(土)歌楽しくなる発声初級

講座テーマ「楽しい日本語の歌 課題曲」

[1]準備
 体操
[2]発声
 ・リップトリル、巻舌、一緒に。
 ※上は軽く、下は重い。
<♪発声テキスト1a>
・「La(ラ)」舌先を意識して使う。下アゴ動いているか。
 ・高い音は軽く。
 ・アゴはブラーンで、縦口で。
 ※息で筋肉がほぐれていく感じになる。
<♪2a>
「Ya(ヤ)」ゆっくり2小節ブレスで。
(アゴ動かす) (終り2小節は、前のド前でブレス。)→素早くブレスの練習
<♪ソファミレド>
・舌のテンション(舌を下唇の上に乗るほど出す。力入れない。鼻も開く。)
「He(ヘ)」軽く
「Ne(ネ)」舌をかみながら。
・鼻三角(親指折って)
♪ドソミド(鼻三角と舌を出して、少し腰折って前傾姿勢で)
♪ソ・ファ♯・ソ・ファ♯・ソ・ファ・ミ・レ・ド
「鼻呼吸」を意識して。※普段からリラックスした時に意識してやってみる。但し、
音させない。中が開くことが大事。
[3]課題曲
(1)♪雪の降る町を
「La(ラ)」
◎リズム…付点と3連符をしっかりとりたい。
・「とおりすぎてゆく」3連符2回の後の付点、思っているより早く。
「Me(メ)」
◎「このおもいでを このおもいでを」までブレスつなぐ。
・「いつのひかつつまん」(しっかりブレス)→最後へもっていく。
【下】「Ya(ヤ)」「歌詞」(足踏みしながら、しかりふみしめる)
・重心しっかり降ろしたところで、リズム感じて欲しい。
【上】頭に手を当て、そこに向かって(押さえつけない)
   首の後ろが前より長い感じ。
   そのまま、頭動かしてみる→息が流れる。
・高音「i(イ)」の母音:上下歯の間を指1本分は開けておく。
(2)♪つばさをください(間奏なしで2番へ)
・下パート音取り。
・メロディー…3連符注意。2番「めいよ」のリズム1番と違う。
・「しろいつばさ」「つけてください」音がぶら下がりぎみ。前のブレスで頭頂感
 じておく。
(3)♪元気に笑え
・「すませよ《う》」の「ソ」注意。
・ノドの筋肉のなめらかさ←音幅広いので。
 ※リップトリルで練習してみる。高音は軽く。
・胸声と頭声、いつも両方ある。ブレンド具合で変わる。
「i」
・舌先は下歯根元に。(舌引っ込まないように)
・上下歯に指1本分のすき間。
<3度下げた調で>但し、高かった調のポジションで
「i」「Ya」ていねいに、息をつなげて流す。軽さがないとつながらない。
◎練習番号[B]の下パート音取り

◆本日の感想
 前出た音が出なかったり、出なかった音が出たり、テンポが早く口がまわらな
 かったり…。もっと身体と頭にひびかせたいです。

歌楽しくなる発声初級(1/9)                  《音楽系》

1月9日(土)歌楽しくなる初級

講座テーマ「楽しい日本語の歌」

[1]柔軟(塾長)
 ・身体 ・下アゴ
[2]発声
☆音楽(歌)は言葉をつなぐ。日本語では母音をつなぐ。
 母音→息の流れ→響きをつける
(1)♪ハミング…眉間~おでこに手当て、そこを響かせる。
 ☆息の流れ=響き←この種類がたくさんあると上手い人
 ☆歌えるように発声する(しゃべりと同じではない)
(2)腹式呼吸
 ・普通に吸う→更に吸う→余分に吸った分を吐く→腹ぺちゃんこまで更に吐く
  →辛い分少し吸う(=普通に吸う)→くり返し
(3)筋肉でなく『骨』で歌う。むしろ筋肉はゆるやかで軽く。
   歌の際中、筋肉感覚になり、固めたり、しめたりしない。
♪『骨を使って』足踏み、必ず関節をゆるめ、うごき易くする。
☆言葉の実感が身体にあるか?(頭で思っても、人には見えない)
 一番語の感覚が直に伝わり感じやすいのが「手」である。
[3]課題曲歌唱
(1)♪つばさをください
 ☆歌発音(発語) i e a o u 発音、発語練習 全員
 ・「焦点」合わさったところから、つなぐ。息を流し、響きをつなげる。
 ・骨で軽く。
 ・音調=響きは頭蓋骨(鼻より上)、前頭骨。
 ・縦口。口角を横に引き横口をつくらない。
 ・リズム(センス)…前の母音の終わりから、次の母音をつくりつなげてゆく。
 ・つなぐ
(2)♪元気に笑え
 ☆音楽の理解 ①高さ②リズム③つらなり(イントネーション)④ハーモニー
 ☆言葉の理解
 <つばさ~>の詩を読んでみる。語音は正確に。
 ・詩(言葉)をしゃべれないといけない。(ただ読んではダメ!)
◎『響き』とは外側に向かうもの(物理現象として)
◎表現の「インスピレーション」とは『外側』に興ることを云う。
<元気に笑え>をしゃべる
 ☆しゃべる→よどみなくしゃべる。響きをつなげながら喋る。
 対話→相手に対して喋ること。歌も自分で納得するために歌わない。
 ※笑い声は良い響きで。
音を聴く(取る)ときは
 身体の真ん中を開け、鼻とノドを開けて、音を受け聴く。
(3)♪雪の振る街を
 ・口唇使ってノド開ける。鼻開ける。息(声)を上まで通す。
 ・ひたるのでなく、少し先へ進む。
 ・いかに明るくできるか。「生きよう!」by 中田喜直 「曲の元」を歌う。
 ・聴く人の得る印象は、歌の結果であり、演奏側の考えや、イメージは、むし
  ろ反対の場合がある。(ネガとポジ)

◆本日の『磯貝』語録
 伝統芸能は滅びない=「生の芸」を「生でみる」から

◆本日の感想
 言葉をなぞらない、音符をなぞらない。詩や曲の発想の元をつかむ。そーか
 あー、そうだー!!と思っていると「次は…」と新しい発見がどんどんやって来
 て、考えてるひまなく、気付いたら、今日もクラスが終っていました。体で
 覚るっきゃないなあー!

歌楽しくなる発声初級(12/5)                  《音楽系》

12月5日(土)歌楽しくなる発声初級

講座テーマ「試演会」

[1]準備(塾長)
[2]◯練習(1人手振り-全員歌)
<♪キリエ>
・kyrie eleison(空間あけない、つながっても良いくらい)
・井上先生の指揮で
<♪アレルヤ>
・「l(エル)」音のつくり方、舌のつかい方」
<♪ひさしくまちにし>(1、2番交互に)
◯個人練習
◯全員で
<♪アレルヤ>
・賛歌、神様へ向かう。西洋版で、顔を上げてうったえる。
・頭蓋骨が響いていること。
<♪キリエ>
・音程がズレると意味が違ってしまうので、しっかりる。
※手振りの流れとは別になって、首をしめているから。
・指揮する人は、流れを作って、皆を連れていくこと。
<♪ひさしくまちにし>
・主よ←「よ」日本語として難しい。→jyoでイヨに近い。ヨではない。
 「よ」で作り直す=より高い音を出すつもりで。
・たまえや(同上) 最後まで気を抜かない。
 神様に確認している。
 「こちらを向いて、聴いて下さっていますか?」
特に最初と最後大切に
[3]試演会(指揮1人-歌全員の形で)
<♪Allelúia>指揮:Aさん-全員歌
<♪キリエ>
①Bさん ②Cさん ③Dさん ④Eさん
<♪ひさしくまちにし> ①=1番、②=2番
①Aさん ②Fさん ③Gさん ④Hさん ⑤Iさん ⑥Jさん
[4]講評
<井上先生>
◯グレゴリオ聖歌という異質な世界に、興味を持っていただいたこと、それと指
 導できたことうれしかった。
・聖歌…となりの音へとなりの音へと行きたがる。
・音上がるとき、軽く素早く(勢い)、下がるときはゆったりと。
                  ↓
           神様を自分で捕まえる。
※死者のミサを体験された方がいるので感想を聴いてみたい。
<磯貝先生>
・キリスト教…「生きていること」「死んでいること」の意味が全然違う。
 西洋系の音楽(日本のポップス全般)も、全てこの音楽の系統。
・試演を見ていて、リーダー(手振り)になったとき、一生懸命やっている。
◯立派にならなくても良いが、きまり(音)は守らないといけない。
 何回も何回も歌って身になっていく。身に付けてゆく。
◯「響き」が有ることがこのグループの良さ。
◯重要な音の時は、良い音(響き)も集まってくる。
・「祈り」と「お願い」は違う。
・日常の煩雑な音。ピュアな音に戻れること重要。
◯何人集まっても、ピュアになれること(ユニゾン)。
・自分の持っている声の種類を感じられたか。

◆本日の磯貝語録
 ・音楽の解放
 ・ふさわしい流れに乗って、ふさわしい音楽になっていく。
 ・わからないことを夢中でやり続けることで、人は育つ。

◆本日の感想
 他の人の声とピッチをあわせるのがむずかしかった。ピアノがあった時は集中
 出来、一体感があったが、自分では「正しい音程」にこだわりすぎた感あり。グ
 レゴリオ聖歌は響きの世界なので歌うのがとても気持がよいので触れつづけ
 たいと思う。

歌楽しくなる発声初級(11/21)                 《音楽系》

11月21日(土)歌楽しくなる発声初級

講座テーマ「響きづくりの発声④ 13世紀フランスのミサ曲から」

[1]準備体操(塾長)
 ・手(水かき開げる、指の関節を伸ばす)
 ・首  ・下半身  ・上半身(2人組で)

[2]グレゴリオ聖歌、演習
<♪アレルヤ>
 ・鼻と後頸、後首部に軽く当てるファルセット発声
 (下口唇細く突き出し、声帯下の空気を柔らかく吐き上げる)
 ・自分が響きの中にいる状態をとらえる。
 (パイプオルガンと同様、下から吹き上げる)
〔参考〕
 仏教…お天道様を中心に、八方へ広がる。
 キリスト教…それぞれから中心(真ん中)に集める。
  →どちらも中心がある。
<♪全員の中心に音集める。半円の芯>
 ・「U(ウ)」…口細く。中心まで届かせる。息を前に吹き出す。
  「U」→「A」…深い音。少しアゴ突き出すようにすると鼻開きやすい。
<♪キリエ><♪アレルヤ>手振りつけながら。
 ★裏声(ファルセット)…神の領域

[3]フランスのミサ曲(賛美歌No.94)
 ・3、6小節目…1語を伸ばしているところは、グレゴリオの手振り使う。
 ・伸ばす音、リズムをあまり厳密に数えない。(十分伸ばす。うねる。)
 ・「ひ」さしく→「Hi」(横口にしない。喉の奥の方から響かせる)
 ・「主よ、主よ」の部分は祈りのクライマックスで、独立した表現をする。
★『うねり』を作る…音楽がいきてくる。
 ・響きのトーン作る(言葉のトーンでなく)
 ・自分が発信源になるのではなく、響き「そのもの」になる。
 ・最後「や」、カタカナ音の「ヤ」にしない。縦口。奥歯より後ろ。
<♪指揮者(1名ずつ)に合わせて歌う>
<♪それぞれ指揮を振りながら歌う>(キリエ、フランスミサ曲)
<♪アレルヤ>ほめたたえる意志が常に流れていること。
 先唱者をたてて歌う。
<♪フランスミサ曲(ひさしく)>
 ・1、2番を1人ずつ指揮でくり返す。
 ・歌詞の意味はあまり考えない方が良い。
 「主よ、主よ」のみ
<図>
 響き…眉間から頭頂通って、後ろ首まで
 息…鼻から
 支え点…高い声(鳩尾)、低い声(丹田)
◎試演会
〔課題1〕①「キリエ」②「フランスミサ曲」のどちらか、指揮を振る。(歌は全員 で)
〔課題2〕「アレルヤ」全員で歌う。

◆本日の『磯貝』語録
 ①仏教は、お天道様を『中心』に八方へ広がり(八百萬神)、キリスト教は、そ
  れぞれから『中心』に集まる(ドーム型の天井)。
 ②お経・ラブレターは分からないように読む・書くから有難い

◆本日の感想
 皆の響きが、1つに重なり合った瞬間が何度もあり、その時の心地良さは、病
 み付きになりそうです。

歌楽しくなる発声初級(11/7)                 《音楽系》

11月7日(土)歌楽しくなる発声初級

講座テーマ「響きづくりの発声③ 13世紀フランスのミサ曲から」

[1]準備(青木先生)
①柔軟
②呼吸
 ・横になってヒザ立てて。下唇噛むようにして、息を口から出す(ヴー)
 ・立って、同様に(ヴー)
 ・鳩尾に手当て、腹圧で自然に押し出される感じ
 ・丹田に手当て、  〃 (※逆にへっこんでしまっている。)

[2]発声
<♪ソファミレド>
鼻から息を出す。(鼻三味線で、場所つかむ。のどではなく。)
・やりにくかったら、少しヒザ曲げてみる(少し前傾)
〔息を吸うとき〕
 鼻からが基本だが、口も開けてよい。
 音が出てしまうのは、気道が閉まっているから。
 吸うとき、音を出さないことが重要。
・グレゴリオ聖歌などは、特に軟口蓋が重要。
 早く軟口蓋まで上げられること。
<♪無声音/有声音>「k,g/s,z」「z,f」
 声帯の感覚の違い。
・鼻と口周りの筋肉を手でほぐす。
<♪リップトリル>(やりにくいときは、口角に指当てて)
・息は出すが、ノドの中は閉めない。
・短めに練習しても良い。
<♪La>舌先を上歯付根あたりにつけてから、しっかり使う。
<Li,Le,La,Lo,Lu>ソソソ、ファファファ、ミミミ、レレレ、ドドド
 下アゴはあまり動かないよう。(下顎に人指し指当てて)
<Mu><Mi,Me,Ma,Mo,Mu>ソソソ、ファファファ、ミミミ、レレレ、ドドド
<M(ハミング)>ソ ファ# ソ ファ# ソ ファ ミ レ ド
頭まで響き(振動)きているか。(頭に手当てながら)
<ハミング~Ma,Mi>ソ ファ# ソ ファ# ソ ファ ミ レ~ド レ ド レ ド
音下がってきたときも軟口蓋の位置で。

[3]グレゴリオ聖歌(復習)
<♪アレルヤ>頭頂の響き(手当てて)
・ハミングで(舌先を上歯茎に軽く添えておくと良い)
・「Ma」
・母音「a」…レガートで。響きの位置は「Ma」と同じ、軟口蓋意識する。
  ※ノドに頼り始めてします。ノドは空気がサーッと流れる。
・リップトリルのハミング
☆息を吸ってから、歌い始める。
◎手の動きつけて。言葉つけて。
<♪キリエ>(軟口蓋、アクビのときの感じ)
・「i」,「e」(手振りつけて)
・「言葉で」…手振りつけることで、ブレス感じられる。
・「i」or「e」or「a」で。
目的☆どう息を流すか、どう響きをつけるか、周りの人と音を合わせる。
<2グループに分かれて、先唱者/全員>
・1・3段目…先唱者グループ、2・4段目…全員
☆お互いの音を聴く+お互いのブレスの気配を感じる
息を吸う行為はとても重要!!
<先唱者2名/全員>
・呼吸を落ち着いてすることが大切。
・口の中の天井(軟口蓋)を上げて、『自家響き』をつくる。

[4]フランスのミサ曲(賛美歌より No.94 待降)
・音取り
・ハミング…軽く、響きをできるだけ高く
・「e」「a」
・横になって、ヒザ立てて。(首下にタオルなど置いて、首が反って圧迫されな
 いよう調整する)
 「a」…息をしっかり流す。ブレスで息をしっかり吸う。
・横のまま、手を肋骨下に当てて。呼吸(特に吸ったとき)を感じて
 もっと息を使って。その代わり、首固めないよう(ローリング…頭軽く左右に振る)
・イスに座って(歌詞で)
☆横になっているときは、良い呼吸状態。
 イスに座っただけで、呼吸が浅くなっていく。
 最終的には立って歌うとき、下からいかにつなげてくるか(課題)。
・全員近付いて、丸くなって歌う。
 鼻、耳が開いてくると、隣だけでなく、全体が聴こえてくる。
 感覚をオープンにする。

◆本日の感想
 本日、印象に残ったのは、寝た姿勢でのブレスの“楽さ”でした。立った姿勢で、
 この“楽さ”をいかに維持していくかが今後の課題です。

歌楽しくなる発声初級(10/24)                 《音楽系》

10月24日(土)歌楽しくなる発声初級

講座テーマ「響きづくりの発声・ グレゴリオ聖歌から」

[1]柔軟体操(青木先生)
[2]「グレゴリオ聖歌について」(井上先生)
◎ネウマ譜…四角音符の上の「ヘビのような記号」がネウマ譜
・アレルヤ→ミサ固有文(その日によって違うアレルヤ)
・キリエ→ミサ通常文(必ず歌わなければならないもの)
 <キリエ、グロリア、クレド、サンクトゥス、アニュスデイ…の中の曲>
[3]グレゴリオ聖歌を歌う
・発声…まず自分の響き→となりの人と合わせる(ひとつになる)
<♪アレルヤ>
・眉間から出した音を前に前に。
・横の人の音を聴きながら、軟口蓋を開けて鼻から出す。
・アクサン(アクセント)は「Al-le-lú-ia」
・アゴ動かさない。
 「A」→「l」舌を歯と歯茎の間に動かす→「e」
 →「l」「u」→「i」「a」
 ※言葉に音がついている。
♪「G(ソ)」で「Al-le-lu-ia」(明るい音<顔>で)
・「lu」の勢い使って「ia」に登る。
・2音目「D(レ)」で「l(エル)」を言う。
◎指揮をつけてみる(ネウマ譜を解釈したもの)
 ♪半分の人数で指揮(手振り)しながら歌う。
<♪キリエ>(18番まである中の「1番」)
(Lux et origo=オリゴのキリエ)
・記号 bis→くり返し
・歌いはじめ合いにくいとき、先唱者1人が「*」まで(Kyrieまで)歌ったあと、
 みんなが入ってくる形をとることもある。
◎《訳》主よ哀れみたまえ、キリストよ哀れみたまえ、主よ~
♪音取り(手振りを入れて歌う)
・「ド」の位置
・歌いやすい音に移調して歌っても良い(メロディーが合っていれば)
◎歌詞をつける
 「e-léi-son」(アクサン;lei);「i」は小さく「é」の中に入れる感じで
・同音は波打つように横に手を動かすとやりやすい。
◎1小節2回ずつ(A・Bグループ)
 ・1回目 Aグループ → 2回目 全員(くり返し)/A・B交替で
 ・1人指揮で、全員で歌う。

【感想】
・時々、合ったとき、とても気持ち良い。
・楽しかった。
・周りの響き、気持ち良い。
・響きの中、気持良い。
・大好きだったので、歌えてうれしかった。
・途中でみんなの声が聴こえなくなったときが、周りと合ったとき。

◆本日の感想
 ある瞬間に、自分が響きの中にいるのを感じとり、とても気持良くなりました。
 他人の音を聴いて合わせるというのが楽しかった。全く知らない事が出来る
 チャンスがうれしい。

歌楽しくなる発声初級(10/10)                 《音楽系》

10月10日(土)歌楽しくなる発声初級

講座テーマ「響きづくりの発声① グレゴリオ聖歌から」

[1]柔軟体操<グレゴリオ聖歌を聴きながら>(青木講師)
[2]講議
(1) 人がやっていることを「面白い」「良いな」と思える感性を持っているから歌
 いたくなる。
  音楽をするご利益=他人を認める。同調出来る。
・「聴くこと=参加すること」⇒一緒にやりたい。
・日本で一般的に流れているのは「洋楽」
 西洋 1オクターブ=12音(分割)/日本 1オクターブ=6音(一音間の幅広い)
(2) 日本の仏教の読経は、キリスト教の古い歌と近い。昔はそんなに東西の差な
 かった。
・現代人が「カタカナ」語で歌うと、多くの場合、鼻が閉じ、響き位置が低くなる。
 500~1000年前の古代日本語の音韻はもっと沢山鼻にぬけ、高い響きを持っ
 ていた。

[3]口の中の響きの位置を探す演習
・軟口蓋、けんようすい後方の壁、又は鼻腔の奥に息を当てる。
・ノド開ける(開口でなく、咽頭奥壁をひろげることにより)
・顔面のどこに響かせるか→額中心、眉間部分
・「共振する」(①から②が共振するよう、少し首を前に倒す。)
・エネルギーを伝えるには…頭蓋骨を鳴らせば良い。
◎『音の響きを共振する』自分も響きの中に入っていけるか。
      ↳(音楽的感性)

Ex-1:奥歯かむ、口軽く開く。少し下向き。
 ①の首の後ろへ手を当て、響きをとらえる。
 ②眉間へ息と響きを送り伝える。

[4]教会旋法と発声
・ドリア(日本の伝統音楽に似ている)
・エオリア(低い音)
 ※高い音は低く支え、低い音は眉間(高い位置)でささえる。
・イオニア
Ex-2:「響き」を続ける。(音階発声練習)
・けむりを少しあちらへ(こちらへ)押すような息で、フッとする強い息でなく
 (自己主張でなく)。
◎思いきり「口の奥」に息を当てられるか。
音感…耳で聴くのではなく、身体の振動で受け感じること。
・もらった音に入り込む。自分が響きの中に居たいと思うか。
Ex-3:<♪アレルヤ>音取りと発声→ひびきづくり、息流し、ポジションづくり
(楽譜の上の方の縦線がブレス位置)
・歌う鼻とノドの状態で聴く。
・漠然と鳴らさない。響きの位置、意識して。
Ex-4:A「肩口と目頭」、B「首頭部と眉間」で発声
声質の違い…A 低い、B 高い(やりにくい人はA→B<目標>へ)
☆B+口角使って、歯の中で「ア」
・ブレス 後ろ腰に意識、丹田の支えは必要。

次回、アレルヤ、クレド(井上さん指導に加わる。)

◆本日の磯貝語録
 言葉はあちらからやってくる。それに従って正確に語ることだ。

◆本日の感想
 本日はいつもと違い“グレゴリオ聖歌”が流れる中でのストレッチングで始まり、
通常とちがう空気の中で体をうごかした。発声もこれまでにない声の出し方で、と
ても新鮮で、しかも気持良い時間でした。