ことば発声法講座(7/13)

講座テーマ「息、喉と発声法.Ⅰ期まとめ」

[1]ストレッチング(戸村助手)

[2]磯貝メソッド特別トレーニング「3T(止めない、溜めない、閉じない)」
   ・立位「全身連続脱力柔軟重心法」⇒自分に仕掛ける能力が必要。
   ・重心は常に移動している。全身感覚を最大限に高める。柔らかく。

[3]第1回(4/13)「喉をマスターしよう」:無意識発声と意識発声、喉と声帯、
           声を出す仕組。発声法とは鳴らして響かせる:発声と共鳴
           の方法。
   第2回(4/27)「色々な声を出す」:3T、喉頭実感、良い音とは、下顎
           と舌の分離。
   第3回(5/18)「地声と胸声」:地声とは、自分の声を聞く、響き位置を
           とらえる、声をまねる。
   第4回(6/1) 「色々な口の響き」:床手打ち、口腔内(上、下顎)の
           ひびき、タテ口・細舌、喉奥。
   第5回(6/15)「上顎の声」:ピアノによる発声、硬口蓋・軟口蓋音、
            シャワーリング。
   第6回(6/29)「裏声とファルセット」:動物歩行、地声、軟口蓋音、
            ウラ声、ファルセット。
   第7回(7/13)「第Ⅰ期まとめ」:3T復習、全6回復習。


◆「声と言葉と美」

自ら健康を害する事を選ぶ人は少ない。
唯、良くないと分かっていてもどうしてもそれを選んでしまう人もいる。
人は自己の生命を守る義務と権利を負っている。
それは本能であるから。

声を仕事に選んだ場合を考えるとしよう。
仕事の現場ではその人の声も言葉も健康である事を原則としている。それはコミュニケーション媒体として重要な素材だからである。
どんな仕事でも質、クオリティーを求められる。
それは社会が求めているからである。
社会は1人1人の需要者の集まりである。

ひるがえって1人の需要者は自らの声も言葉も不健康は選ばない。とすると外からやってくる声とことばが自分にとって、質を下げるようなものは好まない。発声を様々な角度から研究し、訓練を続けて行く。これは正にコミュニケーションクオリティーを高めるための1人1人の闘争なのだ。

悲しい事に少し気をゆるめると劣化する。
しかし社会は日々クオリティーを要求してくる。
これをネガティブにとらえるとやりきれなくなる。

しかし声や言葉には「美」というエネルギーがある。

美は人に喜びと希望を与えてくれる。
磯貝メソッドは美を求めるメソッドでもある。

ことば発声法講座(6/1)

講座テーマ「口の響き 色々 - 口腔共鳴」

[1]ストレッチ。首頸部、肩、上肢、脱力と伸展。骨盤、股関節柔軟、旋回。

[2]なぜ発声法が人には必要なのか、の塾長講話
   意志と音声言語を持った人間が、他と共生してゆくために共通・共有という
   事が重要となり、自ら声を変化させ共有度を上げる事が必要となったため。

[3]呼吸法復習と演習 - 丹田運動、腹式呼吸Ⅰ、Ⅱ

[4]前回、胸部共鳴と地声の復習

[5]口の響き色々:口腔の位置と響き音のちがい(母音調音のために)
  磯貝メソッドテキストP.20
   (1)舌の運動性訓練(鏡使用)
   (2)上・下歯茎部、上・下前歯茎
   (3)硬口蓋、軟口蓋
   (4)舌尖、舌腹、舌根、舌骨
   (5)I・M5ポジションの発音練習:細舌、縦口(ア音)


◆「舌の働きこそ人間の本質」

声を出す人間、言葉を話す人間にとって、舌はなくてはならない。
又、舌がないと物が食べられない、よって身体を維持できない。
話せるお陰で精神や心を持つことが出来、食べることで命を保っている。
人間の根元であるこの二つの次元を、人は軟体物質である
「舌」にまかせきって生きている。

――― 無神経、無意識で…。
 
当然、喋ることも、食べることも舌に相談したり、
舌に教えられたりして生きてはいない。
考えるに舌は随意筋で括約筋である。
と云うことは意識の範疇である。

舌はコントロール可能なのだ。

喋りも食べ方も意識制御の領域にある。
なのにほとんど無意識で使っている。
いや舌に人生を使われている様に思える。

自分の舌にもっと目覚め、舌と相談しはじめると
人間もっと楽しくなるかもしれない。