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ことば「活舌」改善講座(3/15)

講座テーマ「日本語発音発語機能と活舌の実際」

1 ストレッチ 各自

2 講座(磯貝塾長)
・声を鍛えること、舌の機能を増すこと。
・「さりながら」だけを練習しようとしてもうまくならない。
・母音を子音がどう邪魔をしていくかで、母音ができなければ、子音もうまくできない。
・巻くくらいの舌の動きができれば、巻かなくてもラ行はでやすい。
◎舌の機能は、単独で練習する。
・単独でできても続いている言葉によってうまくいかない。
・「どういう音」を出したらいいかという音(声)の目標がないとうまくならない。
・ただ声を出して、ダメなところをやったとしてもうまくいかない。
・最近は、声を出させない方法で指導が行われてきている。
・どういう音で出そうという目標があるとうまくいく。
・どの音がダメかを正確に聴き、原因をさぐり直していくという方法に移行していっている。
・「u」「(軟口蓋接近音・表示不能)」→口を細くして「ウ」にしてはいけない。
◎母音=有声音=笛の鳴り+口腔の響き
・唇より外に出すと響きはなくなる。上下歯の内側でのみ「ウ」という響きを生成できる。

◎舌子音列
N、R、D、T、K、G、N(ン) …Nは懸壅垂を鳴らすように。
              H  …Hは吹き上げる。
S、Z …Zは吸っているような音。

Ex:「すずしい」「ずうずうしい」→ノドに響きを戻す。ノドが鳴って口で音をつくる。
喉を抜きにしてしまうとあまりずうずうしくなくなる。
◎母音、子音全て舌を使い調音する。

〈舌音調音の声帯と舌と口腔と身体〉
・ムダなエネルギーを使っていない時は、さばきがしやすい。
余分なことをすると音はよくない。
Ex:口先で「ウ」といってみる。舌を使い上顎で「ウ」を作り比較してみる。
自分がマズイと分からないのが一番マズイ。
マズイ音を真似できると、自分の音も矯正できる。
・声帯…軽い音は響きが薄い→強く出す。
しかし、締めてはソン。脱力をして息だけを強くする。声帯はダランとする。
→声帯が鳴る、同時に響く。
・上丹田か、臍下丹田で支える。
・おヘソと鳩尾の中間が張っている状態。声帯はダランとさせて「ウ」と言ってみる。
・頭で言わない。
・喉を鳴らす、その時、口形、舌は音をセットしておく。
Ex:「ナ」と思い「ナ」を出すとシャープな音にならない。口をセットすると「ナ」にな
る。
Ex:「ク」をやってみる。
・量をすると喉が強くなるという考えは不適切。
いい状態を決めていく。たくさんやればよいのではない、効率をあげる。
Ex:「ナ・ニ・ヌ・ネ・ノ」をやってみる。
・「ナ」の状態を準備する。そして音を出す。
・「NU」 「ニュ」にしない。やはりお腹の支えが重要。上丹田の支え、鼻に響かせる。
・鼻腔共鳴をつくってから音を出す(ナ行)。
・N、M、P、Bは、口だけでなく鼻も使う子音。
「一杯のコーヒー」と言うときのP音は鼻を意識していないと足りない。
◎「ナ行」:エネルギーの高い子音。力がないと苦情っぽく不鮮明になる。
頭にナ行があるときは、特に意識して舌と喉を使って出す。
舌尖で強く上歯茎を押して調音する。
・「ヌ」:自分の骨盤を鳴らそうとするくらい出す。
・舌で上アゴの歯ぐきのところを鳴らす。
Ex:「ル」「ル・ル」「ル×3」「ル×4」→喉をひらいて回復運動
・口の前の方でつくる子音→はっきりしている、強い。
・口のなかの子音の位置で前の方の子音は強い。
・タのほうがダよりも上の位置だが、必ずしもタのほうがダよりも奥というわけではない。
(個人の身体差)
・口角を締めて上下に長い音をつくる。
Ex:「タ」「ダ」をやってみる。
Ex:「ツ」音調音法
「two」:カタカナ表記すると発音はうまくいかない。口先でやらない。喉でやる。
「キツツキ、ツツク」:気持ちでやっても音になっていなければ伝わらない。ツツクという
音を舌先で作る。
Ex:「ダ行」
「ヂ」は現在、ことばとして残っていない。文部省が整理していった。
「ダ・デ・ド」:自分で思っても音が出ていなければ、人に通じない。
・舌が正確だと、自分の出した音を自分で聞ける。
・早口だけど、自分が思っているように喋っていない。(黒柳さん)
・相手を見ながら反応を見て喋る。反応を見て、伝わっているな、喋りがまずいなと思って変える。
・電話、マイク、テレビカメラだと難しい。カメラだけに喋っているとバカらしくなる。
・この音で通じているか、それを見る。
・分からなくても「分かった」というのが日本人。コワイね。
・相手を特定しないで、反応を見ないで喋っていたら聞いてくれない。
・思いが強いと喋るだけになって相手の反応を見なくなる。
・アンタに話している…そういうふうに喋る。
・私はアナタにこういうことを提案するということをしないと聞いてくれない。
・俳優の一言一句を捉えて聞くということを日本人はしない。言葉のコミュニケーションが下手。
・口に出したら分かってくれるということはない!
・オバマ…話す相手言語にあわせて、崩すこともする相手の聞きやすいようにブロークンにする。
・こちらが思っているように喋っても聞いてくれるが、言うことは聞いてくれない。
・朗読…やりたい人がやる。この作品はこう聞きたいだろうなというやり方はしない。だから商売にならない。
・リラックスは仲良くはなるかもしれないが。取り引きにはならない。
◎私言語と、パブリック言語。「僕」「俺」は私言語、「私」は公共用語。
・相手をみて、変えることもある。
・選挙のとき…原稿をどう読むか、又どう原稿を書くか、伝わる言葉を探す。
気持ちを入れるではなくて、相手に伝わるように喋る。
◎〈伝わる声にしなさい。〉
・しっかり鼻からおへそ近辺まで息をすい込み、その下の腹のささえに向かって喋ること。
・いい音を出す発信機になる。(Aさん)
Ex:「ダ」土の音、言葉の持っている音の性格がある。
「タ」:息をするどく吐き出す。舌から出す。
・舌がちゃんといわないとダメ。つまずくくらいのエネルギーをためる「ダ」
・「タ」:一回息を横隔膜でつめる。
Ex:「正しい」…正しい音というのは聞いて分かる。
tadashii 4音節に分解しない。
タダス…これが1つの音、タダが出ていれば後もすぐできる。
・音は通読して出てきたほうが言いやすいし、聞きやすい。
・横隔膜を瞬時はる。
Ex:「カ」これも息を詰める。アの母音の形を口でつくって「K」を出すと「カ」になる。
Kが立っているほうが「ココ」ということは分かりやすい。
Ex:「カ」「ガ」行の個人調音直し。
Bさん…口の中にためておく時間を長くする。舌でとめておくことを、もっとしつこく。
舌に力を入れる。(それだけちゃんと舌を使うかで、滑らかにしない。)
Aさん…背中をまるめず、伸ばす。逆の身体の使い方をする。腰まわりをどれだけ使え
るか。
Cさん…歌う響きを音が高くなっても、高くしなくてもあなたの笛なら出る。笛の実感
が重要。まだ口で言いたくなっている。口は舌だけ、それと笛。息がウッとなるから出る。
圧迫が少し足りない。
上アゴをなめる。息が瞬間つまってから「ト」となる。舌の耐久力が足りない。その分、
ノドを使っている。
Dさん…頭で「コ」と言おうとしてはダメ。音にする。舌の真ん中あたりで上アゴを
なめる。続けて舌のもう少し奥でやってみる。
◎舌をどのように使うか=それが活舌。

Ex:「グ」舌の奥を使う。前を使うと不明瞭音になる。Gの時間が足りない。
横隔膜をたくさん使う。→磯貝先生、実演。触って確認。
〈息をためる(口腔)〉
私は楽器…音を発する。発信機になる。音が聞こえるようになる。
その音が相手に伝わるか見て発する。音声でそのものズバリを出す。
Ex:「j」奥から刺すように。Ji→イ、Ja→ヤ、Ju→ユ、Jo→ヨ
天井から奥へ戻す(上顎から咽頭へ)
舌で上アゴをなめて、行ったり来たりさせる。下アゴでやらない。舌をちゃんと使う。
「いや」に近い。口全体で言わない。
ノド…鳴らす、舌…独立して動ける。→正確に音をつくる。
Ex:「ユ・ウ・ガ・タ」
どのくらいガ行鼻濁音をつくるか。それが話のうまさ。今後どうするか問われる。
ノドをならしたおかげで鼻をあけると有効音になる。
「h」横隔膜をはる。
◎いつもより舌をたくさん使っている。息をちゃんと使えば日本語はとてもはっきりしている。
・舌が上アゴとどれだけ活発に接するか。
・横隔膜をはる。
・上丹田か、下丹田の支えをつくる。
・姿勢は虚の姿勢にせず、実のある姿勢で音をつくっていくとつくりやすい。
・個人の音のなおしにいく時に、相手に伝わる音という方向性が分からないと進まない。

◆本日の磯貝語録
日本語の音づくりも、そろそろ次の時代に行くべき時が来た様に思う。もっと大人の音、
大人の声のグレードの高い言語に進化すべきと思う。

◆本日の感想
舌子音調音の作り方の総ざらいをした。いかに普段舌を意識しないでいい加減に発語して
いるか、はづかしい思いだ。とも角舌を使った音は全く別な音になる事をイヤという程実
感した。休んでは止まる。

ことば「活舌」改善講座(1/19)


講座テーマ「ことば発声 活舌概要と復習」

1.イントロダクション
活舌→聞きやすい=話しやすいが原点。
「サ・ラ・ダ」行がマズイ人が多くなっている。
語頭に「ラ」がつく言葉は大和言葉にはなかった。
Ex‐来世「ラ」が「ダ」になってしまう。Raisei
◎個人の傾向がある。
サ行・・・地域性がある、サ行は強い。
やわらかい喋り方の地域の人は難しい。

Ex‐さんざめく/Sanzaneku
◎活舌のまずい原因が様々にある。
・舌の機能の問題、舌小帯の付き方、顎関節の開き方、アゴの付き方や、筋肉などをみて、
訓練する。
Ex‐ソウゾウシイ 全員言ってみる。
Aさん・・・「イ」段を勉強する。
Bさん・・・「シ」「ス」不安定
Cさん・・・方言が多々ある。出している音を聞こうとすること。
Aさん・・・自分の声が嫌い。(磯貝・・・他人は好きになる声で声質は良い。喋り方の問題。)

◎喋りやすくて聞きやすいというのが、うまくリミックスされていると良い。
ここを目指す。
・どのように聞かれているか、きちんと分かる必要がある。
・イエアオウをしっかりと喋る。
・自分が自分でやっていることが分かる。
・次に他人が分かるか。
・次に言うべきことが分かるか。
・次にそれが他人に伝わっているか。それの繰り返し。

◎言葉の勉強で大切なこと。「クールな喋り方」を身につける。
日本人の政界、財界のトップクラスの喋り方はクールでない。
自分勝手な音調で自分の思いしか話さないのは不良。
→育っていないということ。

◎まず、音を聞くこと。(話の声)
日本語を喋っている人の通訳となる、くらいのことを考えていろいろとすると良くなる。
あなたというより日本語が良くなる。

◎話グセを直していく→知らず知らずにやっていることが恐ろしい。
喋りグセ、声のクセ、どちらも、自覚がなく他人には分かっていること。
まずは、自分のことは分かりにくいので他人のものを知る。

以下、今期の内容説明。

2.ストレッチ(事前に身体を解放する)
・首を回す。
・手首をふる。
・声、言葉→血液、ホルモンが大事。
流れが悪くなると気分が悪くなる。ウラを良くこする。還流を良くしていく。
身体のなかがわとうまくいくことをする。
・筋肉を凝縮して広げるというのが声のためには重要。

◎おなかはやわらかく→固い人は腹揉みををすること。
・腹が命令することで、頭から身体へ命令がいく。
・声やことばのことは頭ではできない。頭で考えることはできるが、
すべて考えることができるわけではない。頭で考えたことはすべてできたか。
否、できない。
・身体に蓄積されたものをうまく動かしていくのがおなか。

Ex‐①足踏み かかとを上下させる。ゆっくり身体を動かす。
◎自分のボーダーラインを守れる人は、悪くなったときに戻れる。
(身体の良い状態を自分で知っていれば持ちなおすこともできる。)
Ex‐②骨盤まわりの柔軟
・仙骨を動かすよう脚を使う。
・腰から前へ倒れる→力を抜いて全身を動かす。(膝も抜いてゆるやかに動かす。)
Ex‐③唇と鼻より胸部を前に出すように、呼吸。
・胸郭を開く、目線はストレート。それで相手に話せば伝わる。
・集中できるか。(でも緊張はしない。)
このクセをつける。
Ex‐④重心=丹田 上げたものをおろすときに良い表現となる。
出し入れをやってみる。上げたままでは表現としてはマズイ。重心を下げる。
Ex‐⑤
1.四股の状態(重心をおろしてみる。)
2.手をついてお腹から下へおろす。(丹田に気を充満させる。)

3.講座
・日本人の身体と風土環境に合ったのが日本語。
その身体の使い方がうまければ、日本語もうまい。
◎「気」が分からないで、日本語がうまくない。
・丹田に力を入れると、気は動く。
Ex‐⑥丹田をつかむ:咳をする。丹田が分かる。丹田の支えがないとセキにならない。
(経絡=エネルギーの道がある。)
・近代的なもの
・日本・東洋的なもの
これを混ぜてやっていかないと良くなっていかない。
Ex‐⑦ 1.丹田・丹田運動・丹田呼吸・丹田のささえの演習
・丹田に両手をおく。おへそから指3本下。(臍下丹田)
(エネルギーの巣)
そこに意識・神経を集める。落ち着く。この時に目を開けておく。
・丹田から話すほうが伝わる。
2.座り方・・・イスにはあさく腰をかける。
前に乗り出せるし、丹田を中心にすぐ立てるところ。そこに座る(基本)。
・上体の立ち姿がうまくいかない人は、活舌が良くない。
3.基本の座り方で呼吸をする。
・まず。丹田を引く、次に前に張る。(丹田の出し入れ運動)
・虚にしない、実にする。真っ直ぐにする。(後ろへ反らない)、腰はラクに。
・お腹のやわらかさがないと腹式呼吸が出来ない。
・エネルギーを動かした時に、上に上がってしまっては声とことばのことは出来ない。おろす。
・脚を使ってする。脚を使うとたくさん入る。
◎腹式呼吸は、下半身と繋がっていて出来る。
4.呼吸をつけてやってみる。(丹田呼吸)
出す、引く 違いはあるか?
・歌は音域が高い。お腹を引いて息を入れると高く入る。
出して息を入れると低く入り、低い音域が出せる。
Ex‐⑧二人組みで丹田をさわり、息を入れた時に丹田を前に出せるか確認しあう。
引くほうも確認する。
((丹田が働く人と働かない人とでは人生が違う。本質的ではない。自己防衛ができない。
ディベートは、発語法で相手をつぶしている。理論的(日本的)なディベートは時間がかかる。
相手の丹田に向かって言葉を投げる。(ディスカッションに必要)。
話ながら、聞きながら有効なことが出てきて間違っていなく出せる人が頭のいい人。
迷路になってしまう人(喋っていてなんだか分からなくなってしまう。))
Ex‐⑨中心をとる。中心感覚(前・後)を持つ。
・真ん中をとる。崩さない。崩してしまうと自分になってしまう。
・丹田意識を持っていれば、迷路にならないし、声も明確に出る。
<身体の中心ライン(前面)>
◎恥骨→丹田→臍→鳩尾→胸骨→鎖骨→笛(喉頭)→声帯→人中→眉間・頭頂
◎自分の真ん中をつくる。
+前歯・・・チントップ
+背骨
Ex‐⑩二人組みで背骨から尾てい骨までさわる。
前だけ、後ろだけ、前後両方、いろいろと感じることができる。
目付きも変わる。
人間=動物(相手をみてどうしようかというのが動物)
防衛の前にアピールしようとして負ける。だから受ける。
◎自分の真ん中をとる。人を受けるために必要。

「宿題」
◎「唇の真ん中」
・顔の真ん中をみて、口を開けたときに唇の真ん中をみていられるか。
(なかに意識をもっていかない)そして、口を閉じる。
(真ん中で開けて、真ん中で閉める。)
◎「舌の真ん中」
・舌を出す。真ん中のすじをみて戻した時に真ん中があるか。

この二つの真ん中をさぐる。

◎昔はもっと凛としていた。劣は劣をして劣となる。
笑顔が違う、親しみだけではだめ、親しみだけでは崩れる。
→舌をあげておくことができるようになる。
◎やりっぱなしにしないリピートすること。

(面白かったこと)
Dさん・・・丹田と中心
Eさん・・・気を入れる、下半身にも力が入る。自覚は初めて。
Fさん・・・中心が前と後ろにある。
Aさん・・・体の中心を意識、丹田に力を入れる。
(丹田にぽとんと水をおとす・・・磯貝)
Bさん・・・丹田=気の重要性(丹田に1円を貼り付けておく。丹田を忘れない・・・磯貝)
Cさん・・・丹田を意識していなかった。

◆本日の感想
声のためには、筋肉をほぐすだけではなく、ホルモンの流れも大切であることを忘れてい
た。確認できてよかった。丹田呼吸の復習では、身体感覚を改めて自覚を出来、内側の動
きがじっくり 復出来有難かった。

ことば調整「活舌」講座 (11/24)

講座テーマ「苦手音をていねいに克服する‐②」

1.ストレッチ

1)(立位)
・首を回す→肩を回す→腕を伸ばす
・股関節を使って骨盤を動かす→座骨を動かす→仙骨を動かす
 →内股で骨盤を動かす→脚の外側の筋肉を動かす。
・手を組んで上へ伸びる(首のつけ根を腕でほぐす)
 →反る→背中を丸くして前へ伸びる
 →再度上へ伸びる→息を吐きながら横へ倒す→肘を動かす→身体を揺する。

2)(座位)
・しゃがんだ状態でバウンス、手を前について、だんだん後ろへ。
 →長座位(膝は抜いて)上体を前へ→起こしてきて少し反るように。
 右側に倒れる→起こしてきて(吸う)→(吐きながら)左側へ倒れる。
 背中の空気を出しきるように。
・ゆっくりと上体を前へ倒していき、そのままkeepする。首、肩に力を入れない。
 →少しづつお尻を後ろへ
 →上体を前へ伸ばす(足首を持って引っ張ってあげてもよい)
 →(脚が真っ直ぐになるくらい)再度お尻を後ろへ。→前へ伸びる。
 →ゆっくり起き上がって上体を左右に捻る。

3)(伏臥位)
・膝を立てて、片方の脚にかけて横へ倒す。鼠径部で、ゆっくりと呼吸する。
 →脚をはずして金魚運動。
・(回復運動)膝を抱えて、胸の方へ引き寄せる。
・先程とかける脚をかえて、同様に。
・身体を横向きにして、膝をかかえこみ、ゆっくりと起きる。
・各自ほぐす。

2.講座・演習「苦手音をていねいに克服する‐②」

Q:自分でやっていてよく分からない・・・どれが良く、どれが悪いのか!
A:勘が働くか・・・。減点法の人、自分を持ち上げる人、2通りあるが後者の方が
 上手くなる。まぁいいやでやっていける。厳しい人は自分との戦いだけにして
 しまう。声は他人とのこと。
・こうじゃないのかな~という予想がたつようになってくるまでやるとよい。
・まずい部分を隠さない。堂々とやっていると、周りは認める。
 認められると良くなる。
・音声に関しては、自分を持ち上げる努力が必要。
・何も知らなくても、出来るときは出来る。ことばとはそういうもの。
・日本語は長い歴史があり、その上で会話している。その人のバックグラウンドで
 音感覚は違う。

◎((やまとことば(文字はない。うたは残っている。息が長い。マネがしやすい。
だから伝わっていった。仏教が入って文字(漢字)が入ってきた。読めない人の
ためにうたをうたった。知らないことは音から入り覚えていった。))
・2000年前からことばがあった。今は字があるだけで音を覚えない。
音の伝承でどの国もやってきた。語り部(民間)、政治でもいた。それにはふしが
あった。分かるようにマネられるように、しないといけない。ちゃんとことばを
言える人がいないといけない。
・今から900年前に文字体系が出来た。
 当時1000万人のうち3割は文字が読めた。世界的にも高い識字率。
・どういう音というのはうまくいかなかった。文字の意味をとるのが重要だった。
・武士、でかい声で皆に分かるように命令を出せた。その時には、規範があった。
(どういう時には、どういう声か。)
・「規範代」が足りなくなってきた。そのためいろいろに広がってしまった。
その後、藩政になり幕府の圧制に苦しむようになる。
・今は、自分の自由にやっていい。お金があれば自由にやっていい。
自分の満足の追求のために走る。それは良いことではない。
声・ことばに関していえば、みんな自由。
話す方も話し方を知らないし、なにしろ聞き方が下手。

◎現在は言葉音の規範がない時代。
標準音があったが、今は共通語となり相対化された。
・文部省のしばりの中で、NHKが放送したもの、政府の都合の良いものを
放送し、戦争にまで導いてしまった。標準語に疑問が持たれた。

◎共通語‐地域によって共通のものをつくる。相対的。
標準語をくずして代わりになるものをつくるのに非常に苦労している。
・人間の心を今は文字では表せない。声でしか現し伝えられない。
(田中角栄の声が松平健みたいだったら・・・。今と違う日本になったかも。)
・その声によってその人の過程がわかる。
・両方持っているのがいい(人生が増える)
・・・サ行が言えるのと、サ行が言えない。「サラダオイル」

◎ウィークポイントをつぶそうとしない。
◎強い人はマイナスポイントを持っている、他人のマイナスポイントも認められる。
生物学的思考=頭で考えて良しと思うものを1つ持っている場合は、必ず反対の
そうでないものをも1つ存在する。
たから、バランスがとれている。
良い:悪い=1:1 だから、生物としてやっていける。
・学校は生き辛くなる教育をしているのか・・・。
・規範があるから、いろいろできる。規範だけ→つまらない。可能性が少ない。

◎規範がない・・・不安、仮定法としての軸がない。→規範は絶対ではない。
・共通項の高いものがあれば、生きていける。
・まずいと思って改善すると良くなってかえってくる。

◆「音声改善」をするにあたって。

・サ行も喜んでやらないと改善しない。バツゲームはしないこと。
・自分にとって不都合なら、やったほうがいい。
・規範がなければ悪いとは言えない。

◎誰にでも分かって、次の世代につなげていける音声がいい音声。
・タンギング・・・舌でジャマをすることでできる音楽→ことばがある。
ジャマしたときの音声のボキャブラリーが貧しくなると喋りにくくなる。
・マイナスだと思っているからまずくなる。堂々としていれば通用する。
・吃音、なおっても喜ばない。(そういう精神状態)
社会的圧迫からおこったもので、治る、ダメだと思うから、ドモる。
ずーっとやらせる。やっていると治る。
・開放されたら治る。社会が違うものをいじめる。皆、それにまいってしまう。
・吃音って楽しいもの、おもしろいもの、躍動感があると思考を転換する。
・何のために、何をしているのか分からないとき=ものすごく大切。

◎ことば=伝達の道具だけじゃない。その人の人間性、その人の人格。
◎声=その声からその人の人となりが伝わってくる。喋り方は声から。
◎人格→他人の声からその人の人間性を聴きとる。学びとる。
・自己否定をする人は、言葉の良くない人→明るい音声が出せない。
・多少トラブルがあっても、そういう人格だからいいじゃないかと
 思える事から改善が始まり、有効となる。
・自分の活舌に対して正確に判断しているか。社会的判断か。
 社会的なハンディキャップは、社会が変われば問題にもならない。
・それを克服しようという気持ちがわいてきたら皆で手助けすればよい。
 闇雲に、皆治そうとするのは違う。
・タンギングができないことで、悲観的にならないこと。音は明るく、
 爽やかでないと伝わらない。
・柔軟になることで音を聞く耳の幅が拡がる。
・活舌が悪い人=音を聞く耳が不正確であった(弁別機能)
 =「いい音っていいよね」という頭の回路が必要。

(演習‐1)自分の苦手音を発音してみる→各自、先週の復習。
◎楽しみにながらやる。→よく聞く。

◎名前が言いにくい・・・どうしよう、どうしよう・・・ではなく、
じゃ、名前を変えようか、くらいの柔軟さが必要。
・いじめても、反省しても、忘れても・・・なおらない。

◎開放しよう!自分で開放したくなってくる。
・コンセントレイトしても突破口はない。音が開放されるにはどうするか。
1つには身体を動かす。開放するにはどのように動けばいいか。
(Aさん)「Aさん」を開放する身体の動きをやってみる。
(Bさん)(本人曰く)緊張が高い、ほぐす、「Bさん」を動いていう。
(Cさん)自信を持つためにはどうしたらいいか、発明する。
逆立ちして「Cさん」といい続ける。リズムをつける。
(Dさん)アンダーコードを使わないといい声にならない。
圧倒的にアッパーコードを使っている。
Hは摩擦音。パイプをひねって出すようにすると鳴る。
「ひろびろと」:アンダーコードを使う。
声帯はしめずに、上下のところを閉める。下げたまま音程を上げる。

演習
各個人で練習、個別指導(前回の改善点の発展形)
・足を使ったら動くということ。足を使うとリズムがとれる。
そして、前へ出す。やったもん勝ち!
・それもよい、捨てない。それより良いものもやる。
・ことば‐伝わったという感触は声で分かる。出した瞬間わかる。
自分に伝わるように読めているか。どのためにはエネルギーもいる。

◆磯貝語録
なし

◆本日の感想
この講座は、はじめて参加しました。自分が思っていたのと全然違う講座で
ビックリしました。「活舌」=早口言葉かと、そういうイメージだったので・・・。
元をチャンとつかむことと、出来ないと思い込んでいることをほどくのと、
とっても良く分かりました。

ことば調整「活舌」講座(11/10)

講座テーマ「本人の言葉グセ(活舌)を正確にとらえる」

1.ストレッチ
・立位
1)手を真っ直ぐに上げる。(左右)
 自分で持ち上げる。→引っ張られるように。
 肩を回す。→両腕を上げる→肩と首をほぐす。
・体感・・・分かれば分かるほどやりすぎる。やりすぎでない、ケチでもない。
 少し、いつでも余裕を残しておく。(余裕の体感)
 指摘されたことを100%やるのではない。
 夢中でやっている時も向こうにあるものを常に捉えておくこと。
・思うと妄想・・・妄想は、爆走になる。
・ムダな努力をしない。そのままを続ける→辛抱→感覚が育つ。

2)座骨を回す。
・「あ」・・・やっていると出す前に聴くということが分かる。
 あるものをやる。自分でやろうとすると失敗する。

3)横隔膜・・・6点をそれぞれ動かす。最初は分からないが、
 それだというつもりでやってみる。
 6点を滑らかに回す。前2つが上手くいかない。
・前の2つの点を前に出すのをどうするか。どうコントロールするか探す。
 後ろを抜く人が多い。入れると前がでる。
 前へ引っ張ってやる・・・どういうことか自分で見つける。
 半年くらいやっていると少しづつ分かってくる。
・腹直筋
 バウンディングは重要。身体を抜いた声では声を悪くする。
・今年いっぱい、胸郭をを動かすことをやってみる。すると横隔膜のことが
 分かってくる。
・座骨のことは、横隔膜のこと。(フラの人は腰椎を動かしても、
 上体は動かさない。だから歌える。首や肩は動かさないほうがよい。
 ハンガーのままお尻をふる。)

Q.なぜ芝居に加工が必要なのか。
(A.自分でないものを演じるから。)
(A.同じことを何度も繰り返さないといけないから。)
・同じことはない=自然・自由
・決めると不自由だが、何度も出来る。
・その人としてやるということを毎回する。これは大変。芝居ができたからと
いって、ナレーターは出来ない。全てを含めた上で声だけでやる。
ナレーションは何度も繰り返すことはない。
・身体を明け渡して、役をやるときに自分にとって動きにくくても出来なければ
ダメ。そうじゃないものをやるときに、私の日常を持ってやるとマズイ。

◎本日のテーマ「自分の活舌ウィークポイントを正確につかみ、
 克服する方法を見つける」

・日毎の経験を細かく整理して、どうなってしまうのかチェックする。
・出来なくしているものをみつけて、冷静にとらえる。
・ウィークを見つける。どこがそうさせているのか見つける。自分で自分のことを
 見つける。
・静かにする。自分に戻す。外部から言われたことをやるのは対応。
 内省ができなければ、対応もできない。

Ex-1 各自のウィークポイントを発声してみる。
回復運動;体形を変え、卍、腰の後ろ、首の後ろをほぐす。
・呼吸、鼠径部をひっこめてみる。押し出す。丹田も同様に。
・鼠径部は自発力、意識して出し入れ。
・丹田は丹田に紐をつけて出引。前へ出し、後ろへ引く。
最初は自発的にやってあげる。運動脳。
見えない空気・ことば・心を相手にする。
見えないものを自分の身体でサポートする→気の世界。

Ex-2 自分の体をコントロールしにくいところをCheckする。
・自力でやる部分、そうでない部分と両方育てる。
・上手い人は自分でもやっているのは半分くらいではないか。
・繰り返すことも、自分の中と外の気がやってくれる。
・頭で分かって、すっと身体で分かる(腑に落ちた)。
・声も振動だから、気のことが分からないとダメ。
・好きになったら、向こうも好きになってくれるだろう。合気(あいき)。
◎連携していく気が分かると良い。
自分が思ったように出来ない→自分の思ったようにしたいが原因。
・気の流れと呼吸には関係がある。じっくり見付けていくこと。
 気が分かると、事故にあいにくい。スポーツは気の世界。芝居・表現でも根幹。
私でやろうとする人がいっぱいいると悪い気が漂っている。出来る人は頑張らない。
頑張る人ばかりのところは出来ない人たち。
自分は引いた方がいい。
・意識、感覚、意志、がないと言葉は発することが出来ない。今までやってきた
 ものを変更しないといけない。
 もうひとつ別のことを覚えようとした方が早い。

◆発表:自分で苦手なところ
Aさん:サ行
Bさん:ラ行(ラ行音が続くと難しい。)
Cさん:サ・ザ行
Dさん:パ行(ナ行は良くなった。)

・今までそれでやってきたので、変えると脳は困る。
・一番マズイのから直すのはソン。はっきりしない自分のマズイところをはっきり
 させる。
・気持ちで直るということはない。
・今はやった後に気がつくが、気があればやる前に気づく。
・ウィークポイントをバンバカ出す。自分に入れておかない。
・気が楽になると、やっていることに気がつきはじめる。
・サ行が出来ないことを確認しているのだという考えでやる。どんどんやってしまう。
・隠しても、責めてもダメ。それではなおらない。
・まず、自分の苦手なものを出してみる。(書き出し)

(Aさん)感情が走り「早口になると舌さばきがうまくいかない。」
舌さばきがうまくいかないことは「労働省合同庁舎」
(いじめは社会に潜在的にあり、うまくいえないことばは必ずある。)
・うまく言えないポイントの核をつかまえる。すると楽になる。
◎自分の特徴をみつける。
◎自分の発する言葉の意味、思いばかりでなく、「音」「口調」も覚えておく。
聴いていないとできない、喋ることに夢中になているのでは?
つまった音のあとに、うまくいっていない。
Aさんは、喋っている時には、気がついていない。
◎促音便の前のS、「あさって」がダメ。

(Bさん)「ラ行」「ダ行」「早口」(自分では分からないが他人から言われる。)
「ウ・オ」などが言いにくい。これが混じるとうまくいかない。
◎ウ・オは、奥の母音なので懸壅垂の問題→息の位置。
指でさわる、そこで「オ」という。口で言わない。
舌で軟口蓋をなめる。軟口蓋、懸壅垂へ向かって「ウ」
後ろの天井を上げてやって、そこへ向かってノドと軟口蓋でやる。
唇を先行させない。「Bさん」
本人:唇を使っていないけど出来た。磯貝:「ウ音」は唇を鳴らさない。
・ノド‐懸壅垂‐軟口蓋 のライン。
・一回出来た。しかし、マグレ。マグレにならないようクセをつける。

テキスト「ウチのウシはウマイ」
・Bさんは唇が緊張しずぎる。
唇を使うと舌が「ウ」の形に近くなるので幼いころに教えられる。ヒドイことだ。
・自分のためだったら何でもしなさい。

(Cさん)サ行→タ行と関連付けて調音「Cさん」の「サ」が「タ」に聞こえる。
・まずカ行からつくっていく。上顎でつくる。上の前でつくる。
 舌をきちんと使う。上顎の犬歯を鳴らす。
・まず、音をマネル。(磯貝講師、見本)
・方法は教えるが、その方法でやったとしてもイイ音になるかは別。
 まず、音を覚える。
・何が違うか・・・「カ」「ka」
(kのところで、aを言っている。kの瞬間aを言う。出来てくると固定してサボル。
3回言うなら、3回新しい音をつくる。喋ることはラクをすること。すると音は死ぬ。
音が生きていないとことばは生きない。ことばが生きていないとダメ。)
・音はある状態でつくる。目にまで出ている。息を上げる。
・音が意味、意志、感情なら、それは脳の問題。
・脳のことを一番に出てくるのは目である。一回、一回、目がご挨拶している。
慣れあってはダメ。
・不自由なおもいをして、「カ」を覚える→サ行へ。
・自分の出している音は見える。見える音にしたらみんなに聞く。

(Dさん)パッと吐き出す音。P唇音破裂音→「H」行から行う。
「ハ」・・・破裂音、声帯がパチンと破裂する。
・耳は聞いているけど、目は開いていない。
・鳴りだけ、響きを聞いていない。
・響きが上まで上がってしまっている。
・声門破裂音‐「ハ」
・息を吐き過ぎる。
本人:出そうと思って上がってきてしまう。思っていたより低い。

Aさん:「と」一度ためてから出す。「て」

Bさん:「ウ」「オ」・・・「ウ」は懸壅垂に向かって、唇でやらない。口の中の音。
口の中から唇に伝わってくる。「ウ」を後ろへ持っていった方がよいかも。

Cさん:「カ」奥をあける。母音があって子音がのっかっている。
今は子音の上に母音がのってしまている。感触の違いを覚えておく。

Dさん:「ハ」は、ノドで。左右が弱いかもしれない。ノドの位置で鳴らす。
 吹き上げない。出した音を聞くのではなく出す前の音を聞く。
 出す前にある、その音を出す、構え。ことば一音、一音に対する態度。

◆本日の磯貝語録
なし

◆本日の感想
自分のウィークポイントを探し出し練習しました。日頃から意識して変えるやり方を
使い、ダメだった時をチェックしないと自分のものにならないなと思いました。

ことば調整「活舌」講座(10/20)

講座テーマ「母音‐イ・エ、子音‐ヌ(N)ル(R)ト(T)」

〔1〕ストレッチ(1)
・(座位)手をこする→指の間を押す(つまむ)→手首を回す
     手→手首→腕→脇の下→体側とこする。
・こする過程で、鎖骨、胸骨をこすったり、軽くたたいてみる。
・ノド及び首をこする。
・足裏をこする→足首をまわす。
・長座位から、片足をかけて上体を捻る(左右)。

・(寝て)膝を手でかかえて、胸に近づける。(左右)
・膝を90度にして、上に脚を上げ、片手で膝を掴んで倒す。
 上体は反対側へ捻る。
・(座位)足裏をあわせて、上体を前へ倒す。開脚して、上体を前へ倒す。
・首を前‐横(左右)‐回す。次に第一頚椎を意識して回す。

・(立位)片手を上へ挙げて、横へ倒し、体側を伸ばす。アゴはラクに。
・中心を意識して骨盤をひねり、上体をふる。
・ロールダウンと、ロールアップ
・骨盤回し(骨盤の位置を前後左右確認)
・股割り‐バウンス‐肩入れ

ストレッチ(2)口腔内(イス、机を出して、鏡を見ながら。)
・口角を動かす。
・唇の内側をなめる。(口唇の内側、頬の内側)
・奥歯をなめる
・上顎をなめて軟口蓋を確認後、歯を閉じて軟口蓋をあげる。
 口蓋弓の位置を確認後、左右に広げる。
・下顎を左右にふる。(軽く、顔は動かさない)

〔2〕音を出す

a.舌を細くして、出し入れする。(鏡を見ながらやってみる)
<注意点>
・口は縦口で、横に広げない。
・舌の中心を意識。舌小帯を使って舌を奥へ。なるべく奥へ舌を入れる。
・舌骨が下がる‐ノドが下がる。

・(舌のどこを意識すれば?)
 舌の奥を細くする。細くしたまま下げる。
 出せるだけ出し、下げられるだけ下げる(舌を細くしたままで)。
 口の中の意識、舌、舌骨、ノドが下がるなどを、舌の出し入れの運動をしながら
 気長に練習して掴んでいくこと。
・口の中を広げる。(軟口蓋を上げる、ノドを下げる)と響きは良くなる。

・普段のリラックスした舌の状態は?
 口を閉じた状態で、舌を口の中のどこにも触らない状態でおいておく。
 まずは、舌を引いたポジションをつくってみる。


b.母音「イ・エ」
・調音点の確認、調音点へ明確にあてる。

①歯を閉じないで、イ・エをやってもらう。(調音点の確認)
・音を出す時には、出した音を聞く。
・聞く位置は、耳の上の辺り(眼鏡のつるのところ)
・出した音を聞くと決めて、出す。

②歯を閉じてイ・エをやってもらう。
・歯の中側を響かせる。

②´他人の音を聞いてみる。
(歯を閉じた状態でイ・エを3~4回やる。承認できる音か、どんなふうに聞こえたか
伝える。)

<軽く休憩、肩、首などを動かしてリフレッシュ>


c.子音「N(ヌ)R(ル)T(ト)」
・上顎をなめる(前⇔後)→軽く弾く

1)N(ヌ)R(ル)T(ト)を各自練習。
・音を聞く、自分が弾いている場所を確かめる。

2)プリントの「N」、「R」、「T」の単語群をそれぞれ各自で練習してもらい、
「N」「R」「T」からそれぞれ1つづつ単語を選んで発表する。
発表者以外の人は聞いて、感じたことを伝える。

・各自時練習中、母音の舌の位置、子音を足した時の舌の位置の違いや、
他の子音について、全部舌を使って弾くかなど質問があった。
→上顎の子音としてやっているN、R、T、Dは弾くが、
唇を使うB、Pや、Sなどは、弾かないなど、いろいろ実際にやってもらって確認。
・舌を前に出す子音はあるか。→日本語ではない。

◎日頃から練習を忘れない。

◆本日の磯貝語録
お休み

◆本日の感想
久しぶりに出席したら、20代の女性2人が参加して新鮮。イ・エの調音を
確認し、まだ不十分な点を発見、N、R、Tもひと山越えたら、次の課題が
見つかり、先に進む目標がたくさんあると気づいた。

ことば調整「活舌」講座(10/6)

講座テーマ「舌の動きと形をトレーニングする①」

1.体をゆるめ、体を知る。

<肩入れ>
・首の骨を探りながら頚椎1番を動かす。
・8番目が背骨の一番となる。鎖骨から胸骨などを確認。
・声帯の位置を触って確認。空気の通路を意識すること。
・呼吸法のこと、肺、横隔膜の使い方、肋骨、腹の使い方など。
・発声法のこと、喉の実感が大事、気管支を想像する。
・声をコントロールすることで、自分の言葉が良くなる。

<喉ってどこ?> 声帯、声帯を鳴らす。
・喉の上がり下がりができること。するためには、喉を下げる練習。
・肋骨が広がる‐喉が下がる。
・自分を変えるためには工夫が必要。まず、自分の声がどういう声か知らないと
 ダメ
・柔らかくしておく(前側、後側)。固いと不利。
・笛が同じところにあると、同じ音しかでない。

・サ行がうまくいかない→舌の位置が高い。
・高い音は舌骨より高い。舌骨より低く響かせると、低くなる。
 声帯は伸び縮みして音が変わる。
・「サシシメシマス」 舌の位置が高い。低くするにはノドを下げて、低い音で
 言ってみる
・サ行が苦手 → 舌が前へ流れる。舌小帯が生まれつき前に付いている。
・歯列矯正しても喋り方がうまくならないのは、声がそのままだから。
→声・発声とリンクしていかないと、言葉はなおらない。

◎舌を下ろす訓練。
◎聴覚
・サ行が苦手な人は鼻が悪い人が多い。
・サ・ザ・ラ行がうまく連携するようになるのに3、4年かかる。
・100%を目指さない。30%変わったら、他人はすごく変わったと言う。

2.言葉音をつくる(構音);舌の動き(資料参照)
・声が出る → 声の質が良くなる ということをやっていく。

(1)舌について
奥舌・・・歯が当たらない。
中舌・・・奥歯が当たる。
前舌・・・せっ歯が当たる。
舌尖・・・舌の最先端
舌背・・・舌全体 cf.舌面

・「舌小帯」舌小帯丘を見て確認。
・舌小帯を使って、舌を動かしてみるのは、サ行には有効。
 +縦口
 +横口(出さないで)
・「オトガイ舌筋」「舌骨」確認。テキスト25、26図でノドを確認。
・舌をのんでみると舌骨がおりる。
・女性は120度くらい声帯が開いている。そして短い。だから高音がでる。
・男性は90度くらい。
・舌骨上筋、舌骨下筋の図で動きを確認する。
・舌が動かなくなる病気もある。のみこめなくなる人もいる。
・嚥下が出来ますか?どこの筋肉を使っているか。
 強く噛んで飲み込む。飲み込むのが下手だと言葉がうまくできない。
・今、やりたくないことをさせると脳が活発化する。クサイ匂いを嗅がせるのが一番。
 すると飲み込む。

(2)自分の舌を知る。(鏡を使用)
・舌が波形になっていると、前に出やすい。
・舌を細くして、のめると良い。
・横に口を引いて舌が歯のとの辺にあたるかを探す。
・歯から出てしまう人がいる。→前舌症
(Aさん)舌が広い、溝が出来ないと良い。舌骨、およびオトガイ筋を使う。
(Bさん)力を入れない。
(Cさん)溝ができる。
・音は聞いて覚えたものを使っている。生きた環境によって変わる。
 別なものに変えることもできる。
◎中~奥舌の感覚をつける。舌で奥歯を左右される。
・溝舌の人はのみこみが下手
・溝になっている時は、真ん中の感覚が少ない。横をなめる時も、真ん中意識
 する。 難しいので、なめている反対側を意識する。
・スプーンでなぜると舌の真ん中が分かる。
 それが分からないと鼻の真ん中が分かりにくい。全部繋がっている。
・溝は真ん中がおちている状態。それをなおしていく。
 もとを動かさないとうまくいかない。
 アゴの奥、下アゴの奥、そこを動かしてやる。
・うまくいくと、舌小帯の下にだえきがたまる、そうすれば良い。
・そのままの状態で息を出し入れする。

(3)母音調音法(プリント使用)
・舌の先が空気を持っていこうとする。だから細くしないとダメ。
・舌の位置、盛り上がり、今までは盛り上がりだけを
 気にしてきたが良い音にならない
・後ろ、天井を鳴らす。
・「ア」舌が下りて、口の中のキャパシティが広がるが人によっては、
 外にもれてしまう。 とてもソン。1音なら良くても連続すると音にならない。
・口の中を響かせたい。舌を奥に入れて響かせる。
・母音は全ての音についてくる。子音が出来ても母音が出来なれければ、
 良くならない
・母音は響き‐構音‐母音活舌
・「イ」「エ」 奥で響かせたほうがトク。

①「イ」「エ」をくり返して練習(次回)。

②T(タ)R(ル)D(ダ)T(ト)K(ク)G(グ)を先にする。その後、サ行。
・なめてから「イ」、「イ」と言ってからなめる。イと連続して言ってみる。
・「イ」「ニ」
・Aさん;顔の上の前の方へ響かせる。
・ラ行はもともと大和言葉にはない。ラ行はいつもしっかり弾かなくてよい。
・ある音で無くなったもの、新しく入ってきた音があり、ラは中国から入ってきた。
 地方によっては崩れる。
・ド、ガ行も日本には少なかった。
 「でぃ」は音として無くなった。ダデドしか残らなかった。
・その時に言い易いように音が変わっていく-文化。
 あまり変化が激しいと交流に困る。
・国として共通語を確立する(方言はあってもいいが・・・。)

◆本日の磯貝語録
 人は全て何かモデルを持っている、しかし声や言葉にしては、お粗末で貧弱だ。
自分で、見聞きして決めるしかない。天才でない限り、目標やサンプルモデルは
必ずいるものだ。

◆本日の感想
 レッスン3日目、勉強する事がいっぱいで頭がパンクしそうです。活舌するため
には、体の構造を理解しないと前に進めないことが分かりました。教わる1つ1つ
が全て大事な事だと感じました。専門家になるのは実は大変を乗り越えなくては
無理ですよネ!

ことば調整「活舌」講座(9/22)

講座テーマ「言葉の音をつくる→調音法」

〔1〕イントロダクション
・心臓のこと、「聞く」ということ。
・人間の心や、身体の状態は声でしか伝えられない。
・精神内容(意味)は言語化出来るが、情態は声でしか表せない。
・生理的内容、内容の状態は声でしか伝わらない。
・自分はやっているけど伝わらない-無視される-孤独 というのは自分勝手。
◎その人の心の状態は声がなかったら5分の1、10分の1しか伝わらない。

Ex①「困ったなぁ」を演じてみる。・・・あまり困っていないのはなぜ?

本当に重く困ってみる・・・少し良くなった、何が変わったのか。
“身体が変わった”
◎困ったという言葉の意味だけなら、形式化すれば「らしく」表されるが、
状態を見せるなら身体に頼る。声は身体の重要な一部だ。
・困ったという「身体状態」をつくる。(だいたい方向性はある。)
・演ずる・・・演技本では芝居はできない。声でみつけていかないとダメ。

◎人間にとって「声とは何」を極めていくのが磯貝メソッドの基本理念である。
・人にみせてウソっぽかったらダメ。
言っている通りの状態であること=ウソではない。
・「日常生活通りやれば良いが、日常は覚えていないので想像や、反射でやる。
自分が何をやっているか納得していなくては他人(役)を表現する(他人の言葉
でそのまま)事は難しい。そのため、自分に置き替えて「自己体験」の思い出し
作業をやらなければならない。自分でやればできるのだが、役でやろうとすると
不自然になるのは、そのためである。」

◎自分で思ったように身体が動くこと。
◎「セリフをこの人のように喋るにはどうしたらよいか。
・人の考え方とはどういうものか(自分の考えではない)
・自己の脳を開放する。(固執する人は役者向きでない)」

〔2〕身体を動かす。

(1)<股関節>を動かす・・・前へ倒す、横へ、回す。(恥骨、仙骨)
・自分でない身体で動ける→身体を知っていれば自分を変形させる。
・日常しない動きが出来るように訓練する(準備)必要がある。
 日常で使わない言葉、声を表現する事を要求される。
 身体を解放してその役をマネる。
 台本を読んで、役の考え方をマネる。

(2)<横隔膜>
アンダーバストを持って、いろいろ動かす。
(息を止めない、鼻と口は開けっぱなし。)

〔3〕言葉の音をつくる

(1)口唇の使い方:M P B W
◎真ん中に音を集める練習から始める。
(社会的発育が遅いと広く使う傾向が多い。もれる率が高いと脳に与える影響が
少なくなる。本人は分かるが、人には伝わらない。人の音もそれで聞く。
ガ行のエネルギーが半分になってしまう。脳の発育が遅れる。)

1)唇の使い方
・口角がゆるむと広がる。◎口角を動かす。
口角を動かしながら、口唇も動かせると言葉が良くなる。
◎子音・・・M P B Wはすべて唇でつくる(口唇音)
・唇の使い方、実感が音の良し悪しを決める。
マンポケー、ビンボー マ、ポ、ビ、ボ は、唇を使う。
自分にはっきり入ってくる時は、他人にもはっきり入ってくる。
◎口からちゃんと音がでているかどうか。
◎口で音が鳴っているか        
これらが、重要。

Ex②「ねぇ、そうでしょう。」を言ってみる。口の中を響かせる。
Aさん・・・「で」を響かせる。Sがダメでも、「しょう」をちゃんと言う。
    「言ってないです(う)」(う)を言っていない。外に吐かないで、
    内へ響かせる。

Bさん・・・「ねぇ」を口の中を鳴らす。横へ逃げている。
     意識を広がらないようにしたら、うまくいった。
    「しょう(お)」(お)を奥まで鳴らす。下あごを下ろしすぎない。

◎日本語は100個の音の様々な組み合わせで成り立っている。各人の音声を
矯正するためには、100音のクセを改善する必要がある。本格的になおさない
と、役は出来にくい。
◎日本人は語音に厳密でない。崩し具合を「気持ち」にした。

2)言葉と語意感
・震災後は少し変わってきた。
・「原発やめろ」というのも聞き取りにくい。ちゃんとした声でやれば、
 もっと違ってくるのではないか。
◎言葉の効果がない=統一感がないから(語音)
 「止めろ」→「止む」
   迫力がない、キツイ言い方を避けてきた。
   やめろ→YSMEROの各母音が広がり伝わりにくい。
 磯貝メソッドを受けることで“この言葉はこの音で良いのか?”考えるようになる。
◎言葉の音の感覚を「語音感」という。音がズレると当然、意味感もズレる。

3)口唇音と使い方
◎唇の内側を舐める。
 舌で口唇の内側(頬の内側)を知る。
 舌感覚と口唇感覚を高める。
◎言葉のためには舌と唇が協力し合う必要があり。
 「あ」と5回言う・・・舌が「あ」と言わせてない。
           舌とアゴが一緒になっている。これば別物。
           舌をコントロールしているのは舌骨。
・「あ」の実感はどちらがあるか?
◎口角を色々と動かしてみる。
 左右口角を中心に集める練習。

4)口唇音と母音をつなげ良い音をつくる
・口唇の裏側を使って。
・舌を奥へひっこめる・・・「あ」と言ってみる。

EX④
◎下アゴと舌とを離す(舌を細くする、舌を出し入れする。)
・舌を細くするには、舌骨を使う。
 平舌、座布団舌は不良。

・歯の外側に舌を出して喋る音は日本語にはない。
 原則舌は、歯の中側、舌が見えないように喋る。
 舌が見えていると、しっかりした母音がつくれない。

<重要>
・下アゴと舌を離す
・唇の形
M P B W 口唇音(「あ」は歯の中側の音)

Ex⑤
・母音を口を閉じて発声する練習。
・口は横へ引っ張らない。
・歯を離さず、唇の動き、舌の動きでキレイに発声する。
・出した音を必ず聴きながら出すクセをつける。
・口の中を鳴らす。
「鳴り=声帯振動」→声帯で出した音を当てて反射させる。
歯に当てる、口から出すとソンをする。
◎当てる場所=調音点という
・口の中のどこをめがけてノドで作った音を当てて響かせるか。


Ex⑥
「エ」「ア」「オ」「ウ」「イ」音を作ってみる。
・口の中を舐める。舌は歯から離して、奥歯の辺りで。
・口をあけて、口の奥をのぞいてみる。「懸壅垂」を確認する。
 そこを鳴らす。→口を開けずに「オ」
・舌の先で上アゴを舐める。軟らかくなるところ→「軟口蓋」
 「ウ」・・・最近は口唇音になってきている。関西では多い。
 「ウ」が下手になってきた。キュウシュウ、ウメ、ウエノノウメ。
・吐き出さない。「ウ」→宇;天上が晴れている意。
・ウツクシク
・「ウ」をやってみる。舌は少し引っ込める。
・音の高さは、「イ」よりも高い。だから難しい。音高が高い。
 そういう音で喋る人は減ってしまった。
・ヌルマユ 「ユ」を下げないこと。平板のほうが一般的。
 中高型にすると、次の音がつくりやすい。
・話しやすいけど、聞きにくい音はよくない。

・方言;地方のアクセント、イントネーションを持つのは悪くないが、
 他のものをやるときには使えない。
・文章の後半は暗くしない。
 Bさんは、結末を下げるクセがある。注意しておくこと。
・上下の唇の中央を歯から離す。

Ex⑦
歯を噛んだままで「イ・エ・ア・オ・ウ」の発声練習。

回復運動
・下アゴを動かす。鼻も、ほっぺたも、動かす。あくびもする。
・耳の穴の横のアゴの関節の奥があくように。
・Bさんは、ほお骨から奥までを動かす。
・Cさん、アゴの関節が動かない。翼の角のところを動かす。
・椅子座位、足を開いて身体を前へ倒す→首を動かして。起き上がって、
 伸び上がる。
・足を組んで上体を捻る。

・帰ったら思い出してみる。5つくらい思い出せるとイイナ。
・印象的だったもの
Aさん・・・舌を細くしてサ行練習
Bさん・・・口を閉じてアイウエオ
Cさん・・・ア・オの区別が出来ない。
 ↓
磯貝先生・・・出来たものをつかめ!音の対する厳密さを!

◆本日の磯貝語録
なし

◆本日の感想
サ行活舌が悪く入塾しました。今日の講座で舌の広げ方1つ変えただけで、
サ行の発音が変わりました。今まで、舌は無意識に喋っていた事に気づか
されました。
これからは、日常生活でもっと気をつかっていく必要を痛感しました。

ことば調整「活舌」講座(9/8)

講座テーマ「全子音チェック 日本語の音声について」

〔1〕新しくクラスに入った方の問診、及び 診断。

〔2〕声とことばの概念
・イエアオウ-歯の内側をならす。 
・言いにくい音→ Aさん…ア・オ・ウ Bさん…エ・ア Cさん…オ・ウ
  ↓
舌のクセ
・母音=響き → 歯列の中側を響かせる。(口腔)
・理屈、方法を考えて、なおしていく。声・言葉には生理的原理がある。
(・休んだら、休んだ講座の内容を確認しておくこと。)

◎自分が出した声を聞く。響きのある声を出そうと思ったら聞く。
 聞くと早くは喋れない。声・言葉で重要なことは、聴く力、響かせること。
 人間が聞いて分かるスピード以上で喋るのは不自然。
 言いっぱなしにしない。言った音を自分の頭で分かるように喋る。

◎ゆっくり喋って、ゆっくり聞く。これが出来てからスピードを上げていく。
・老人、病人など、ゆっくり喋るのが求められるキャラクターでも、ゆっくり喋れない。
・自分の思ったことをするのではない。(俳優でも、声優でも)。
 テキストを生きものに変換させること。

〔3〕宮沢賢治「雨ニモ負ケズ」を朗読でVoice Check
Bさん
母音;舌のポジションが悪い。音量が足りない。オ・ウ・ア
   口の奥の母音がこもる。調音点。ポジションを決める。
子音;サ・ザ行が悪い。「ン」・・・口の「ン」になると響かなくなる。
   カ行は良い。エ・ウのポジショニング

Aさん
母音;活舌をちゃんとしましょう。
   全体が鼻にかかっているので、暗く聞こえて損をしている。
   本人としては話しにくいと感じる。人には言われない。
子音;ナ行・・・悪い。鼻の響きが悪い。鼻腔が空いていない。
   サ行・・・文章中は悪くない。

Cさん
 読んでいる時にリラックス。身体に力が入り過ぎている。
 脊椎の上に全部乗せておくとラク。筋肉でしない。
 筋トレより呼吸、もしくは階段の上り下り。
 文章中から、よくない音をピックアップ
アツサ、マケヌ、カラダ、ラズ、ミソト、カンジョウ、ミキキシ、ソシテ、
(ノ)ハラノマツ、チイサナ、~ニツカレ(タ)、ソノイ(ネ)、シニソウ、
コワガラ、イイトイイ、ソショウ、ツマラ、サムサノ、モセズ、モサレズ、ソウイ(ウ)

〔4〕日本語の音声について
・日本語のスタンダード、いい音を学ぼうとする、外国人の方がちゃんとした
 日本語を話している。
日本人は崩してやっている。キタナイがそれでよしとしてやっている。
・外国へ行った日本人⇒日本に帰ってきても分かりやすいイイ音で喋る人が
 会社員に 増えてきた。
・日本人はちゃんとした音で喋っていない。伝わらない。
・ドメスティックスピーキング
 日常会話、崩れていく
・パブリックスピーキング、パブリックワーズ、パブリックヴォイス
 外国では全部修行。多民族、公用語も喋るが家へ帰れば、自分の
 生活用語を使うということに慣れている。
・フランス人は、フランス人としての誇りを持って喋っている。

◎日本人の誇りは?
 言語が崩れて誇りも失われた。
 芸能もそう。むしろ、大衆芸能が好んで日本語を崩している。

◎誰でも分かる音声、言葉で喋るということがはじまっている。
(入社にあたって面接などでも求められてきた。)
・好きではなく、本気でやること。

◎「なぜ、言葉をなおすのか?」職業でもそうだが、日本人なら日本語を
 ちゃんと喋りたいという欲求がないと続かない。
・例えば、「母」という音は、子宮からもらってくる言葉。
 言葉にはその言葉の持っている音=意味がある。
 気持ちがあれば、音が出せるというものではない。
 固有の音のおかげで共通の気持ちが持てるものである。
・自分の口から15センチくらい離して、そこからもらう。(意志を受ける)
 そこへ向かうのではない、発するのでもない。
 こういう空気の流れをイイ方向へ持っていくためにフェンダーはある。


◆本日の磯貝語録
日本人なら日本語を正確に喋る権利もあれば、話す義務もある。
その正確な日本語の音(声)を学び修得するのがこの講座です。

◆本日の感想
本日は第二期の初日で、久しぶりであった事と、新しいメンバーが増えた事で、
大分緊張しました。いざとなると体に力が入ってしまいます。良い状態で良い
日本語を喋る。目標をしっかりと追いかけます。

ことば「活舌」改善講座(3/1)

〔1〕ストレッチ
・ほぐす…3T運動「止めない、閉じない、溜めない」
・ビニールの袋に水が入っていて移動するように、アクビの後のような状態。
アゴがゆるむ。あくびをたくさんする。
・関節主体から筋肉主体にしてやる。
・腰→仙骨→仙骨まわりの筋肉→腹筋→肋骨(前・横・後)、
 直立して落ち着かせる。

〔2〕呼吸と支えの確認
・床座位、足裏をあわせて前屈。(体重を床のほうへのせるように)
 鼠径部に体重をのせて、鼻から息をすって吐く(風船を膨らますように)、
 ラクになるように吐く。
・手は後ろ。鼠径部を押し出すように息を吸い、自分のペースで吐く。
・足を前へ出して伸ばし、体をゆすってほぐす。

(1)腹式呼吸
・内臓の上下によって横隔膜を上下させて呼吸する。
・鼻から吸う。腹腔の一番下は鼠径部、
 そこを使って横隔膜を上下させる。→腹式呼吸

(2)呼吸と支えの演習
①下丹田のささえと腹式呼吸
EX‐丹田の位置確認。(おへそから指3本下)→下丹田
・指でまず押す(押し込む)→痛いと思ったら筋肉で指を押し返す。
 それを何度かやってみる。
・イスを使って、同様にやってみる。おなか、脚を使って同様にやってみる。
②腹直筋…(物を持ち上げるときに使う)
腹直筋のみでなく、腹直筋がうまく参加すると良い。
EX‐次に丹田の出し入れを自発的にやる(丹田の運動)
・呼吸を連動させて、出し入れをしてみる。《丹田呼吸》
・丹田を使うとたくさん出し入れができる。呼吸量が増えるので、
 強い声を出したい時に使える。
EX‐おへそを使って、呼吸の練習、「ア」「オ」を短く発声。
・入る分量が減り、呼吸がはやくなる。
EX‐鳩尾を押し込んで、ゆるめる。(指を使って押し込み) 
・押し込むときに鼻で吸いゆるめる。
 何度がやって、次は指を使わず自発的にやる《横隔膜呼吸》
・緊張させようとするときに使う、歌や喋りなどでたくさん使う。
・呼吸量は丹田呼吸よりも少ない。《胸式呼吸》とも言われる。
・胸式呼吸は、階段をかけあがる時、高熱の時等に行う
(気管支のあたり、高いところ)

②上腹筋を使った上丹田ささえ法での発音「ア」音。
EX‐おへそと鳩尾の中間(胃のポジション)で指を押し込み、上腹筋で外に押し出す。
・その時、下腹(鼠径部)は内側に引っ込む。
・鼠径部、恥骨を下の支えとして、上部をつくる。
◎意識は頭の先行認識、非行動。意志は身体の先行認識と反応と行動。
 意識(頭)→意志(身体)→おなかに出る。意志を重たくするなら鼠径部まで落とす。
 上ってくると態度が変わる。
・磯貝先生のをさわってみる→個人でやってみる。
Aさん→ノドとお腹が一致していない。もれている、タイミングがあうと鳴る。
Bさん→下腹が主体になっている。胸のあたりでやる感じ。
Cさん→だんだん息が多くなってしまった。
・「あ」という意志が強いと息が多くなる。
・発声のための呼吸法をやる。そのためにお腹をたくさん使う準備はする。
 でも、声を出すときは忘れる。
・「みれんがあってはダメ」…反省会ばかりしていると「あ」ではなく
 反省をやってしまう。
◎意識が勝っていると意志の発動は少ない。
・結果を意識する。そのためのプロセスはたくさんする。
Dさん→しっかりと座る。自分に暗示をかける「全部でやるぞ」。
・「あ」を言っている時に、違う音が入る。
・どんな「あ」の意識ですか。意志になっていないとダメ。
 答えを掴んでいないと、言葉はうまくならない。
・下のほうまで使ってしまっている。
◎余分なことをしたがるが、いろいろ意味が広がってしまっても
 1つにまとめることが出来るのが力。
→頭で考えることではない。意識や意志は感覚。集中力が欲しいナ。
Eさん→もう少し遠くに「あ」がある。
・口のあき方が消極的、奥を開ける。
・「あ」の音を想定して、その音を出そうとする。
・ノドで止めない、カラスになってやる。
・イイ音だ、おもしろいと思えたら上手くなる。
・失敗しないようにやっている。
・音声を決めるのは、思い切りが必要。未練があってはダメ。思い切りが大切。

◎感覚が育つことが声が育つということ。
・身体全体が感覚器官。どこかが響いている。
・音声は体のなかで動いている。動いた先のところの音がでる。
 失敗したら相手にうまく伝わらない。
 しかしちゃんと出しているのに出したものが分からないのは鈍感か、ひねくれた人。
◎内部の感情で聞いていたら正しく理解できない。(受け手の問題)。
・外側に出ていたら客観的に受け止めることが出来る。
◎身体の緊張が少ない時、相手に同調できる。受けることができる。
EX‐上丹田を前へ出して「イ・エ・ア・オ・ウ」と言ってみる。
・有声音の確認のため、喉を指で触って発音する。
EX‐「イ・イ・エ・エ・ア・ア・オ・オ・ウ・ウ」母音二点打ちのささえと響き。

◎どんな感じですか?
Aさん→前とは違う、はっきりした。
・上丹田で支える(背中、脚、胸の筋肉に参加してもらう。)

◎出すと同時に聞く 例‐「イ・イ・エ・エ・ア・ア・オ・オ・ウ・ウ」
こめかみのあたりで聞く…上丹田からノドを通ってY字に分かれる。
そこで聞くと聞ける。
Cさん→良くなった。やりはじめると縮まる。薄皮をはぐように少しずつやっていく。
そういうものだと分かったほうが良い。和やかでいるほうが声になる。
Dさん→唇の音を聞いていた。(磯貝)
アゴで「ウ」といわない、鼻を使う。鼻を響かせていると通ってくる。使わないと閉じる。
◎自分に対して怒る、眉間のあたりで怒る。
Aさん→響きが高くなった。意識がこめかみのあたりにあるように。
こめかみ…耳の穴のまっすぐ上、眼球の真ん中。

◎胸から上、そこを支えるのが上丹田の支え。
・歌舞伎で「よっ」という声は丹田を使った声。聞いている人が同調できる。
 上丹田の支えはそれよりは軽い。
Bさん→「ウ」がマズイ。歯のなかがわで唇を使わない。周りに向かって出そうとしない。
自分に向かって怒る、鼻を開ける。
Cさん→大きな声はいらないが、鳴った音が欲しい。しかし、うまくいかないとひ弱に
なる。合わせるという練習(声帯をあわせる)。
・参拝しているように手を合わせながら言っている。
・口で伝えようとするとうまくいかない。

例‐3点打ちで「イ・イ・イ・エ・エ・エ・・・・・」
・リッセトして戻す→勘でやる。
・全員でやって、各人で順番に。

Aさん→腰で支えて抜かない。やっていて、楽になるようにやる。
・高い声でやってみる。自分の可能性を広げる。
・出来ると嬉しい。安定したところだけでは広がらない。
Dさん→ダメなときは首をふっている。余計なことはしない。
・間違ってはいけないと思ってやらない。正々堂々と間違える。
Cさん→高めの声でやってみる。少しそっくり返る。
・顔も上げる、明るい声になった。音を高くして全員でやる。
 上丹田で支える、抜かない。
・あなたの持っている音は、みんなも持っている。沈んだ声は相手も沈ませる。
上っている人生をしたい、その声を出す。
Fさん→高い音でやる。お面をかぶっているように。目ではなく眉間でやる。

◎無意識でも反射的に働いてくれるように腹部の練習はする。支えの練習もする。
・いつものところでしゃべってしまうが、そうでないところで喋ること。
経験すること、いろいろな声が出る。音感五感を育てる。
・人の声を声として聞く。意味しか聞かないとつまらない。
人の声を音楽だと思って聞くと新しい世界が広がる。
すると音を出してみようかとなる。歌もすぐ歌える。

◎活舌は声が出てこないと改善しにくい。

◎有声音(息が声になっている):喉頭を指で触り、振動している時の声。
 母音は全て有声音で、喉実感ある語音で情感、生命感がある声。
・頭で考えたことがことばをつかまえる(これは50%しかあっていない)。
 身体が内容を引っ張り出す。
 生きている全部が身体感→実感としてとらえることが出来る。
 相手によって反応が変わる。それは身体だから、頭ではない。
・頭が先行すると、身体が固まって声が出にくい。
・出口の一番最初は声である。声が言葉を作り出す。
・声がことばをつくっている。声が脳からひきずり出す。
・寒いという声にすると寒くなる。
・声の出るしくみ、声がなにをしてくるか。
 →考えたことをことばにしたい時、すでにことばはある。
・頭や心や気持ちが先行して声を出すなら、声は出てこない。
・ことばをみつけるのではなく、声をみつける。適切な場所から出てくる。
・思い、考えが先行するのではない。
・納得して身体におろすのでは遅い。今のその身体では違うことをしてしまう。
・自分が声を出すことで「あ」と感じる。

◎下丹田(低い)‐上丹田(意志・ことば・高い) 支え二ヶ所。

◆本日の磯貝語録
人は無意識で反射的行動が先行しうまく行く事を好み、自由と感じる。
新たに意識が生じると、それを行おうと意志が発動する。
意識は頭脳行動が主で、意志は身体行動が主である。

◆本日の感想
受講中、身体が生き生きと伸びをし、精神が楽になりました。
3T運動、2つの丹田とささえ、声が音を引き出し、音が言葉を引き出す、
ということが頭と身体で実感できてとても満足しました。アー、スッキリ!!

ことば「活舌」改善講座(2/16)

1.ストレッチ
・長座位、前屈。(膝をゆるめ、首の力は抜く)
・膝を折って足裏をあわせる。
・片脚を折り、片脚をそこにかけて抱きかかえる。
・その状態から腕をかけて捻る。
・長座位、手を後ろについて、鼠径部を動かす。
(仙骨を主体に動かすと下腹が良い状態になる。)
・正座、手を前について腰・背中を反る。(手首は自分の側へ)
→手首を外側に向ける→腹式呼吸→肩も伸ばす
→逆手をどんどん自分から離していく、
手は床にぴったりつける。そのまま腹式呼吸
→手を逆手から戻して手首は自分側へ。
背筋は伸ばして、ゆっくりと戻す。
・ひじを折り、腕を上に挙げて反対の手を添えて肘を上へあげるようにして伸ばす。
・手で反対側の肘をつかんで伸ばす(両手)。頭と腕は離す。ななめ上へ肘を上げる。

2.講座 わかる話し方‐磯貝塾長
・アメリカと広島医大から
・ことばと精神病(精神分析、自閉症)について論文について、

◎しっかりことばを話せる、しっかり聞ける・・・精神を安定させる。
・ある施設の精神病の人たち、絵は描けるが他のことがうまくいかない。
 文字が書けないという人々がいるがアルファベット、数字などを使って絵をかいたりする。
 そこで話すことを強要した時のこと(先生の体験談)
 自分の名前をちゃんと言える、そこからが始まり。名前を言ってもらうと言おうとするが
 音が覚えられない人や、書けるけど言えない人など様々いる。
・しっかり話せない=自閉の傾向がある。

◎話す事について‐国により方法概念はことなる。
例えば・・・イヌイット(言葉がなかった)同士の話、話がまとまるで話す。
太陽がかたむくのをみて、ころあいを知り、休み、また話す。
今はディスカスの方法も、考え方もアメリカ方式になっている。
ドイツなど・・・話す時に音がとても重要な言語もある。

◎話す時の声はその人の精神状態。
・自閉、分裂症の人も言語治療で治った例がある。
・その人の音が大切。
・今はそういうことが言われなくなったが、平安時代にはあった。
 煩雑な時代になり、自分をおいてけぼりにして、つきあいで喋ってしまう。
 あまり続いてしまうと、欠落していく。だんだん話さなくなっていく。(自閉)
・社会に真実は必要なく、動いていくことが重要としてきた。
 震災があって、真実とは、生きるとは・・・とつきつめていくと喋れなくなる。
・勝手な音を出して、聞いている人がつらくなる。そういう時代になる。
・テレビの音声が劣化すると、犯罪が増える。
・だから、しっかり話せれば落ちることはない。
・自分の人間性を根づかせて、他人に迷惑をかけないようにする。=「育つ」ということ。
・イタリア語は音が違うと意味が違う。
 日本語のうたは、歌う人の思いで歌うので、3者3様になる。
 自分の思いを歌って出して、うっかりすると聞く人が迷惑する。
 そこを気にしてこなかった。
・ことばが通じる、心が通じる、そこに戻ろうとしているなと論文を読んでいて思った。
・橋下さん(大阪市長)・・・音声を聞くとバカではないが、訴えるより命令する。
 優位に立とうとしている。訓練が必要。
・音声によって受ける人の心が違ってくる=社会で大きな問題になってくる。

演習「伝わる話し方をつくる」

◎話す=自分がどういう音で、どういうことばをつくるか、
それでその人の精神状態が分かる。

(プリントを参照しながら)
◎必要なときに必要な声が出せるか。
・口が音をつくる。
・音の世界・・・よい音を出したい、うまくなりたい・・というもの。
◎口を横に引かない、構え。
・舌の面が重要、舌を下に引いて口の容積を増やす。
 ただ、疲れるので上げてしまうと、人には何といっているか分からない。
◎口の形はタテにする。
・舌の先は浮いている=舌の動きが良くなる。
(練習)舌の先にお砂糖をつける。
◎舌を浮かせて、尖らせておく。
・響きが全然違ってくる。
・「イ」は口を横に引く・・・イ・単音でなくなると喋れない。
 口のかたち=舌のかたち
・母音は歯のなかがわ(口腔)を響かせる音。外に出してはダメ。
・日本人しか喋れない音調で喋っていると、国際語にはなれない。
 日本語の正しい音声は?→口のなかがわ。すると外国人でもよく分かる。
◎口から外に出さない発声を身につける。

演‐「イ」を言ってみる。
◎「エ」・・・声帯の場所を確認。そこがぶるぶる言わないとダメ。
・上アゴ、下アゴの音声がある、下アゴの音声は暗い。
・舌は浮いた状態で。
・口角をしめた状態と、そうでないときは響きが違う。
◎どうやって響かせるか。→外に出すと響かない。
・よく響いていると聞きやすい。
・響きということでいい気持ち、自分を認識できる。
・外に吐いてしまうと迷惑。響きを聞いて相手は分かるもの。
◎出した音から感情をおこす。
思ったように言ったら相手に伝わる
=今日の日本ではそうやって喋り、誤解が生じる。

演‐「ア」・・・舌は離れる。
・日本語、「あ「え」」は2種類あった。まとめたので、ゴチャゴチャになった。
・明るい「ア」と、暗い「ア」
・鳴りと響き(鳴ってすぐ響くのは良い)
・響き率が悪い=鳴りが悪い
・圧縮しない、後が残る(響き)
・くずれたものはくずれたように伝わり、正しく伝わらない。
・口の中を響かせる。
・「オ」、「ウ」、「イ・エ・ア・オ・ウ」
・唇ばかりでなくノドを意識する。
・舌の裏側が大切、舌を浮かせ、舌全体を響かせる。
・こじんまりとつくる。
・母音は響き。
・「ウ」縄文時代からあった。「宇」をあてた。かつての「ウ」の実演(磯貝)
 現在の「ウ」は使えない音になってきている。
 息が出なくなる(自閉)

演‐プリント[1]を練習(各自)
・全員で言ってみる。
何回やってもポジションは変わらない。
「ア」、口の奥を響かせる。
「オ」、舌の先を尖らせる。

[2]、最初の音をつくってから、単語を発音(著音発語)

演‐「サ行」
・舌の先を下アゴにくっつける。(下アゴをなめる。)
・吐かないで口の奥に戻すように。
・舌の真ん中で言おうとする。
・「イ」を発音→「シ」
・舌を下アゴに移して、息を「シッ」と当てる。→有声にする「シ」
・「ス」は歯をあわせる。舌は持ち上がる。吸うように「ス」をつくる。
・Aさん・・・舌を狭くする→キレイに発音できるようになりました。
演‐「サ・シ・ス・セ・ソ」
・出すと同時に聞く。出した瞬間を捉える。
準備をしすぎて出すとかたくなる。(川越さん)
「イタシマス」
・母音が良くならないとサ行も良くならない。
・イイ音かは、本人が分かる。イイ音がほしいと思っているとそうなる。
・ことばの遺伝子…持っているから環境があれば、すぐ喋れる。
・ことばの遺伝…自らの獲得とは違う。皆、変わりないこと。

◎思考はことば、ことばは音声でやってくる。
・喋ることばがしっかりしていたら、そんなには崩れない。
ただし、生物なので崩れる。そこで人は助けあう。自らを正す。
・本能では自ら獲得したいというものは少ない=社会的なこと。
聞けるように出す。これがルール。今後、普通になっていく。

◎コンタクトする限りは、知りたい、分かりたい、伝えたい。
〈コミュニケーション〉について。
・音が明瞭になると本人は変わる。
・喋り方ではない音声なのだ。
・松果体にいい刺激があれば、立ち直れる。
・話すというのは、人にとってとても重要なエネルギーなのだ。
・崩さない、崩れからなおるといいなという意識が出てくる。‐美意識
◎嗄れ声は聞いている人の精神が悪くなる。

(印象に残ったこと)
Aさん…活舌が気になっていた。人からは初めて言われた。分かって晴れ晴れした。
Bさん…声が精神状態を表す。思い当たるところがある。自分も元気になりたい。
そういう意味で印象に残った。
Cさん…声を響かせる大事さ。
Dさん…母音が大事。舌の使い方、毎回意識したい。
持っているものを使う、それだけ。使ってこなかったから出来ないではない。
定着が難。(磯貝)
Eさん…「シ」。今日は一生懸命やってできた。
      昨日は一生懸命やってできなかった。
物事は表裏一体(磯貝)

◆本日の磯貝語録
伝わる言葉の第一条件は、はっきりした音、聴き易く心地良い音(声)です。
気持ちが先走ったり、良い加減であるなら声は当然くずれます。その声は何としても
伝わりにくく。聞き難い声なのです。

◆本日の感想
音を響かせる(声)がうまくゆくと、こんなに心まで晴れやかになれるとは
思いませんでした。
色々な所で“言葉をはっきりと”と聞きますが、具体的に分からないままでした。
今日の講座の先生の一言で目の前の世界が開けたようです。大げさでしょうか(笑)。