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特別実践セリフ(3/12)                            《ことば系》

3/12(日)特別実践セリフ

・磯貝講師談話:来年度の展望、VASCへの展開に向けて創造者として生業っていけるかどうか
        自分の問題

 「ギリシャ悲劇、コロスの詩」その3(磯貝講師)
・テキスト「オイディプス王」
  (復習)音声を出しながら「黄金ゆたけき」という言葉を感じる
      声を出すことにより自分の中に起こる読み方、それを表現として同時に出す
      文読みをせず、先ず語を読む。続いて語を長読みして歌にする
      文としての意味を先に持っていこうとせず、長音的歌読みにより、その音声から語や文の
      意味がわいてくる
    ※ある一つの言語的なリズムを作ること

   最初の言葉に1つ1つ全部縦に重なっていく。重なって繋がる、内容的に粘性を持つ
   ラテン語のリズム:強拍のあとに弱拍がくる

  ☆発声のワンポイントLesson!
   ・スイカの種をはき出すように息を飛ばす→捨て息
   ・みぞおちの横隔膜に近いところで切る
    音は口から出さない。喉で出すように(喉を鳴らす→止めない)
   ・肩甲骨の下あたりから腰にかけて背中を伸ばしていく感覚で息を流す
    (上や下に引っ張って感情を変える)

  *詩を語り読みにする、ということ(歌い読み)
    全部自分の中でつながっていて歌うように語る読み方

  *歌うと同時に「祈り」になっているか!?
    日本の「祈り」は念ずること。自分の内側に向っている
    西洋の神様は外側にいる。それに向って「祈る」
      眉間を意識する。眉間を神様に向ける。返事あることが前提になっている
      (Ex、「祈る」という言葉を相手に発する時には一旦押した後に受け取る状態に
         なっている。押しつづけない。)

・この一年のまとめ
  一年間のテーマ“声を前に出す”

・個々人がこの一年を振り返って

 ◆本日の磯貝語録:①経済性のあるものを発明する能力が必要
          ②古典は、語や文の意味を現代(今)の価値観で読んでは読み間違える
           特に心や感情について

特別実践セリフ(2/12)                            《ことば系》

2/12(日)特別実践セリフ

[1]近況報告
  Aさん:有料老人ホームでの体験談。老人とのコミュケーションの取り方
  Bさん:インプロに参加して
  Cさん:電話対応の新人賞受賞!Cさんが教えている教室での話
  Dさん:やらないと思っていたテキストを急にやらされて
  Eさん:先週行った山梨での芝居の話。生の芝居の良さ
  Fさん:新潟と仙台で公演をして
  Gさん:声の劇場に向けての準備、その他。舞台「レインマン」を観て
  Hさん:歌を習い始めて。初めて演出してみての苦労
  Iさん:ヴォーカルコンクールを経て。新しい縁を作っていくようにしている
      アンダーコードに興味を持つようになった
  Jさん:社会に出てみて感じた事
  磯貝講師:VASCへ移行する準備。社会化に向けて
[2]ストレッチ(各自)
[3]基本呼吸
  ・イスに座って、丹田の出し入れ
  ・ハト鳴き
  ・胸郭保持の呼吸
  ・横隔膜とへその中間でする呼吸
     押し出す時に息を吐く、ロング・ショートどちらも使う、喉とつながるように
     首をつまらせないよう注意、背中は真っ直ぐ
[4]基本発声
  ・捨て息:スイカの種を吐き出すように息を前に当てて出す
    「お」、上あごの「あ」、下あごの「あ」
   
   発声するにあたって自分の出している音を自分のどこで聞いているかという自覚
   自分の意識を自分の外のどこに作るか、常にその場所に意識があるか

   自分の外側が自分を支配して自分に返す。そこからまた外に向けて表現をする
   人間の精神現象は“私の体”とは別の領域に在る
   ⇒まずは思い込みでいいので、自分の意識を自分の外側に作る。
    自分の意識のある場所に音をつくる
[5]テキスト「オイディプス王」 コロスの施舞歌の朗詠
  ・本来は決められた音階があるが、本日は自由に
  ・のどを使って詩を声にする
  ・外に音が作れていて呼吸が合えば、合わせようとしなくても自然と周りの人々と
   音と響があってくる
  ◎共有するためには口読みではダメ
  ・“e”口の使い方、響きはもっと前後に長く

  3.4人で合わせる
  立って、全員で合わせる
        →もっと自分の外の声を聞くように
         そうしたら音階なども合ってくると思われる

  自分を客観視した、外のある場所でやっているという感覚
  まずは1m先を意識してみんなで合わせる

  ◎常に外で外で、自分が今発している言葉の先が用意されているように

 ◆本日の磯貝語録:自分の外に意識(音)が作れていれば、合わせようとしなくても自然に
          周囲と音と響きが合ってくる

特別実践セリフ(12/11)                           《ことば系》

12/11(日)特別実践セリフ

[1]男女に別れてアップ(男性:蔭山助手、女性:磯貝講師)
[2]ボーカルコンテストで気づいた事
   (役者としてこれからやっていくのに必要な声の生命力をもっているかどうか)
[3]講座「表現のための表出ということ」(磯貝講師)
 ・Exe-1:ブドウのタネを出すように息を前にフキ出す
     ◎自己判断できるようになる事
     ◎人のを見て、この人はこうなんだと、きちんと分かるようになること
 ・TEXT①:「いいですか?」外に出して言う(半分に分かれて言う)
     ◎出した事と人から受けた事、きちっと理解して分けて考える
 ・TEXT②:「いや~どうもどうも」
     ◎言葉には必ず、意思と感情がある。それを外に出す
      しかし、これを見せようとするんじゃない
     ◎相手にとばす→相手の反応がどうなるかを考えながら出す
 ・Exe-2:二人組になってやる。きちっと受けて、きちっとかえす。
     ◎たくさんやろうとせず、一回でやりあげる事
 ・TEXT③:A「猫が死にそうなんですけど」
      B「病院に連れて行ってやりなさいよ」
     ロボットの猫だったり、自分で死なせたかもしれない、など一つの考えにとらわれるな。
     しかし、自分でこれだと決める事
     Bのセリフも力まないでできる
    ◎息で読む(そのために、ノドを降ろし、開け、重心をさげ、しっかりささえて」
     外に出すって事がどういう事なのか? 生を出す。
    ☆中の状態を外につくるこれが芝居です!

 ◆本日の磯貝語録:芝居とは、見ている人を動かす

特別実践セリフ(11/13)                           《ことば系》

11/13 特別実践セリフ

(1)ストレッチ

(2)表現のための身体実感(磯貝講師)
 ・床打ち ⇒手の平の実感は演技表現の基本。
 ※床を打ち抜くこと。手の平全体をベタッと地面につける。丹田で地面を押す。
  丹田と喉(笛)を意識して、床の下の空洞を鳴らす意識で打つ。
  指は最大限に開く。足の裏の重心は土踏まず。丹田の支え。打ち抜くこと。
 
 )正座して足を開き手で床を打つ。
 )そんきょの姿勢で手で床を打つ。
 )足で床を踏み込む。 ~一歩一歩丁寧にゆっくりと。

 ・「演じる」ということの中でセリフを「しゃべる」とは?字を読むのではなく「しゃべる」。
  生きているというリアルさの表現の難しさ。
       ↓
  06年一月の稽古までの宿題:「俳優にとって劇のリアリズムとは何か?」

(3)テキスト「才女気どり」(磯貝講師)
 ・「言葉を演ずる」とはどういうことかを考える。どういう時にやってるか。
  芸として言葉を演じていくということを考える。
 ・「才女気どり」の登場人物は2度化けしなければ演じられない。
 ・喜劇は素の役者が出てしまう瞬間があっていい。
 
 ※)素の自分
  )役の本来の身分
  )役が話の中で演じる人物
      ↓
   この3つの立場を行ったり来たりする面白さ。
   cf)「父帰る」という作品の時は、素の自分を出してはいけなかった。

 1)役を演じ読みする。
 2)試しにセリフを「素の自分」で呼んでみる。

 Ex.1:P21下段、マドゥロン「実を申しますと…」から
    1)きちんと役を演じる方法
    2)地だけでやる方法
   の2通りで練習 ⇒やってみての感想を言う。

 ※「地」は演じる価値があるか?「演じる」というのは無理の連続なのか?
         ↓
  ただしゃべっているだけでは劇にはならない。
         ↓
  「劇しゃべり」というものがあるはず。

 ・演じる中で「地」がどういう位置にあるか?「地」がゼロでも演技にはならない。
 ・「自分を消す」とは演じる中でどういう作業をすることなのか?
 ・「演ずる」というのはどこまですればいいのか?

 ※日常の自分をいつも自分で知っていることが必要。俳優とは、いつもの自分を知っている者のこと。

 ◆本日の磯貝語録:「おかしいことをやろうとしない」
          「丹田で押す」

特別実践セリフ(10/9)                            《ことば系》

10/9(日)特別実践セリフ

[1]発声・呼吸教室(蔭山理司)
   ・膝立ちで、胸部保持を意識しながら口から細く息を吐く
    (支えを意識するため両手で肋骨下あたりを触り、息を吐く)
[2]講座(磯貝講師)
  ①「俳優にとっての“虚”と“実”」のレポート発表(沖田、蔭山〔理〕、河崎、蔭山〔佑〕)
    虚構を演じることができる人ならば、真実を真実らしくやることはたやすいが、
    真実を表現媒体にする者は、真実がつかめなかったら表現できなくなってしまう(磯貝講師)
  ②テキスト『才女気どり』に取り組むにあたって
   ・人間が言葉を発する時にはいろいろな種類がある:立ち話、朗読、議論、etc
    その中で各人は対話をしているが、基盤となるものは実生活:生きていくための作業をしている
   ・実生活のしゃべりの中の心の状態と芝居の中の心の状態(虚)との間にどのような差が存在するのか?
    観客と共感できること、観客が理解できること
   ・「演じる」というのは自分の生活実態から離れた方がいいが、私の中にどういう状態が起これば
    そのセリフが芝居の中で実態を持つのか?
    この戯曲“これ”における“これ”をとらえる
    自分の発語法だとどうしても自分に戻ってきてしまうし、かといってあまり変な事をすると
    わからなくなって疲れてしまう。
  ☆今日の練習のポイント
    このセリフを対話の中で必死になって自分に言う。自分が面白いと思うこと。
   ◎まずは自分が納得する→観客が納得できる“喜”へ
  Ex:第九場
  ☆こういうテキスト、特にフランス物をやる時の原則
   1)エロティックであること:それがコミカルになっていく要素
   2)書いてあるものを変にかえない:立ち姿、振舞いでみせる
   3)自分の身に付けているものをフルに使う
   ・書いてあることがあかしくするのではなく、おかしな振舞いがそこにある
    自分のあるスタイルをきちっとつくってしまう。特徴を演じていこうとすると面白くなる。
  ☆軽い声と重い声(ポジションについて)
    喜劇であれば喜劇であるほど重い声にすること。せいいっぱい下げた中で気品を作る。

 ◆本日の磯貝語録:“虚”を表現媒体にした方が幅が広がる

特別実践セリフ(9/11)

9/11(日)特別実践セリフ

(1)ストレッチ(各自)

(2)講座(講師:磯貝)
   )“ん”構練習
      ①鼻の腔口(出口)から、強く息を噴射する練習
      ②鼻翼(小鼻と人中)に響かせる様に“ん”を構音
     Ex. なんなんだ  のんのんかんかん
   )モリエール作「才女気どり」(鈴木力衛訳)
      ①モリエールと喜劇について
      ②身分社会とブルジュアジー(町人文化)
      ③序文(小谷実)
      ④第1景、読みに入る
        ・必ず、読まずに相手に喋る(本息で読む)
        ・口だけで喋らない。手の仕種について
        ・足であるきながら喋る(止まらない)
        ・声を飛ばす
        ・喋りながら思う→次に内容を深める