2014年6月10日「声の学校・ことばの学校」講座

 講座テーマ『声をつくる呼吸法 -呼吸と横隔膜―」


 [1]準備体操 - IM身体法
  声とことばのトレーニング法は、様々。
  自分がどの方向を目指すのか定めること。
  自分を知ることが必要である。

  プレゼンテーションは、長くしゃべる事はない。伝えるだけでなく、
  聞き手から反応が返ってくることが重要である。
  聴いてジャッジしてくれる存在がいる場、学べる機会に参加すること。


 [2]呼吸と横隔膜(解剖図あり)
 (1)呼吸のメカニズム-横隔膜を知る-
   横隔膜を直接見て触れることは通常できないが、間接的には可能である。
   呼吸実践―鼻から吸って、口から吐く。

  演習(1)
  ・口から吸う-口から吐く
  ・鼻から吸う-鼻から吐く
   呼吸の仕方で呼吸が違うことを実感する。

  演習(2)
  ・臍に手を当て、鼻から吸う-口から吐く
  ・鳩尾上に手を当て、鼻から吸う-口から吐く

  上記2通りの違いは?
  呼吸量…腹部の方が息がたくさん吸える。
   吐く時に頭が覚醒する。
   胸部の時、首や肩に力が入りやすかった。

 ☆横隔膜の動きが、腹部、胸部中心の呼吸では違う。
  呼吸法の「法」とは、どのように動かしているのか、明確にする。

   方法とは…気持ちで説明するのではなく、何故かを理解して
        もらえるように伝える。自分でやり方を理解し
        身体で実感できれば、人にも説明できるようになる。

 ◎声からは、人の心の有様、人格がわかってしまう。
  演じる場いいも、声で人格を作り表現する。
  その声は、呼吸によって発せられる。


  「人間の根本は、呼吸であり、同調できる」
  (インド、アーユルヴェーダの教え)

 (3)横隔膜を学ぶ(図参照)
  呼吸〈大きく分けると)―胸部  横隔膜の上部下部で違う。
               ―腹部

 ○プリント使用
   ①呼吸の仕組み「肺と横隔膜」
   ②呼吸の仕組みと腹腔


  ①肺の仕組み、横隔膜
   横隔膜は肋骨と一緒に動き、吸気で広がって下がり  
   呼吸で収縮し上がる。

  ②腹式…横隔膜の下、腹腔部、その外側の筋肉を使って呼吸する。

  ・呼吸をすると疲れる、たくさんのエネルギーを使う。

  ・丹田腹式呼吸  
   椅子座位…開脚 坐骨の上に腰、上体ををスッと立てて、すわる。
   丹田意識がある…立ち上がる、歩くことができる。

  膝の意識を持って足踏みすると、いい動きになる。

  ◎「横隔膜の意識」…その上部、下部の意識を持って呼吸する、動くと良い
           感覚ではなく、意(頭が働く)を持って行動できる。
           意を持って動かなければ、意志が弱い。

  
  ◎実感としての横隔膜
   意識が、自分だけで外に伝わらばければ、相手に納得して
   もらえない。

   着物を身につけると、帯で横隔膜の感覚がつかめる。
   着物と洋服では、佇まいが違う。身体感覚も違う。

  ◎横隔膜の存在を実感
  ○背骨を意識…仙骨を立てて、その下に下ろす。
   尾てい骨-腰椎-脊椎-頸椎-頭蓋骨 繋がりをつかむ

   横隔膜を意識し、丹田出し入れをゆっくり行う。
   無私の意識…呼吸をして血液を下におろす。
   呼吸法…集中する・呼吸を練る
   役者…自分が作った通りの声が出せる
      やろうとすることと、実際の誤差が少なくなる→呼吸のなせる技

      
  演習(3)
   「イカサマシ」を受講生皆で、声にし合わせる。
   合わせるには、呼吸でしか合わない。
   自分を捨てて、呼吸を合わせる。

  演習(4) 手拍子を合わせる
       合わせようとすると合わない-息が合う点で打つと、合う。


  [4]呼吸と息
   ◎『息が合う』 呼吸が合うとは、同じであろうか?

   ○呼吸ー生理作業、生理運動
    息 ―呼吸で起こった身体の中の空気-体内空気

   ○息を吸う…体内の空気のため、外気を入れ充満させる。
         胸いっぱい空気、息を入れる―表現としてOK

         息を入れて留めておくことができる―ささえ    
         途中で止めて、声を出してカウント。

   ◎胸郭保持(ささえ)
    丹田ささえ

   ◎息を支えた状態のまま、しゃべれるようにする。
    途中でブレスして、セリフが変化しては駄目である。
    息をいかにキープ出来るかが重要。
    無駄に使わない。多くをほしがらない-精神が安定する。

   横隔膜を意識して動かす時の呼吸で、動力が大きいのは腹式である。
   胸郭も呼吸では、大きな役割がある。

   声とことばを表現するためには、横隔膜と骨盤を上手に使え。
   横隔膜は思ったより使えていない。その分骨盤をたくさん使っているが、
   動きが良くないのは、骨盤の使い方がうまくないからである。

   動き、息が合う-連動、呼吸の真髄である。

   ○自分の動きと呼吸法が合えば、よい動き、声が出せる。


 [5]呼吸運動とささえ
  ○横隔膜は、ささえとしての働きが重要。
   感覚がつかみにくくても、身体、横隔膜に興味を持てると良い。

  ○次に、できるだけ位置、働きは、正確に覚えること。
   横隔膜…呼吸の基本

   身体の各部分を意識することで、動きも変わることが面白い。

   声とことばの環境のこと。
   呼吸法とセリフをいうことは、一人ひとりつかむことなので
   総論として決めて言えない。

   物の道理を理解できても、身体を使って表現することとは、
   簡単に結び付けられない。


 ◆本日の磯貝語録
  横隔膜は呼吸の原動力、源である。

 ◆本日の感想
  横隔膜と骨盤が呼吸運動に、とても重要であることを知りました。
  横隔膜を意識実感するする。丹田を意識を実感することは、とても
  面白かった。です。一人では、中々できないですね。

2014年5月27日「声の学校・言葉の学校」講座

講座テーマ「声の呼吸法 ―これが本物ー」

[1]準備体操ーストレッチー
  ・腕を組んで前に―背中、首のストレッチ
  ・肩、脇を動かし関節を回す。腕をもう一方にかけて
   上半身、首をひねる。
  ・手首ブラブラ―前方から横へ移動させる。
  ・肩関節上げ、脇肋骨周りの筋肉伸展
  ・骨盤旋回ー踵を使って回す。
        仙骨に手を当て、骨盤上体を動かす。
  ・立位ロールダウン…腕を前に下ろし、片足ずつ体重移動
            坐骨を後方にさらに深く曲げる。
            膝の曲げを上手く使い脱力。
     ↓
   身体の中心感覚を確認
  ・椅子座位(開脚)でお辞儀…脚の間に身体を倒す。
   片足を膝上に掛けて、上体をひねる。(背骨が捻じられる)
   首の力を抜き、息を吐きながら上体を後方に捻じる(両側)―脱力
   首回し…盆の窪のあたりを意識して、ゆっくり旋回
   手、丁寧に指の間もこする。…手の平、指、指、腸、
   手の平―脳は反応し、しゃべりに関連している。


  ○声を出す時、身体が反応するか書いてある文字を音声化する。
  

 [2]声を作る呼吸法-体と呼吸 
    呼吸-意識呼吸(声とことばのため)

  ○あがる人にとって、意識呼吸にすることが必要である。
   呼吸は意識することが必要であるが、意識しすぎると上手くいかない。

  ◎「無意識呼吸」は、生理呼吸(自動呼吸)
   満員、混雑している電車内で、人々の呼吸が固い。
   呼吸が同調してしまっている。ゆったり呼吸が出来ない。

  ◎精神的なものをコントロールするー呼吸。呼吸を意識し落ち着く⇒禅
   精神的な気が、呼吸でイライラ、不安定になることを回避できる。
   禅での呼吸は動かない。

  ・声を出して演ずる役者は、動きながら意識呼吸。
   面の世界では、意識的な呼吸をしやすい。意識的だが繰り返し
   行っても、苦しくならない。


  (1)丹田呼吸の復習
    丹田: 臍―恥骨を結ぶ1/2のエリア(点でなくエリアとして意識)

   演習-指で押しこむ-お腹の力で戻す-ゆるめて押し込む-もどす⇒丹田運動

   ○出そうとしている声、動こうとしている時
      …丹田の意識がシャープであること。

   ○呼吸-声を出すエネルギーの基盤


  〈丹田は多要素〉…丹田感覚は人それぞれ違っている。
           身体は個々違っているから、丹田感覚は他の人のことは
           わからない。


  演習-椅子に深く座り、足を浮かせて声を出して足踏み。
      丹田に力が入り、ささえる。

     身体の状態、声の調子時々違うように、丹田感覚も変化するので
     まめに感覚を取り直した方が良い。


  ○鳩尾からわきへ手を移動させたライン⇔「横隔膜」
   横隔膜から上と下では感情が違う。勘定を横隔膜のどちらに置くかで
   気持ちが違う。その身体性がないと、うそっぽくなる。

  ○身体感覚…自分がどのような状況に置かれているか身体で感じることが
    重要。
 

  演習―鳩尾を指で触れたまま、匂いを嗅ぐように息を吸い、その状態を
     崩さないように吐く。
     この状態を感じ取る。…声、言葉の呼吸以外の呼吸を何通りか経験すること。
     嗅ぐ呼吸は、鳩尾から上でする→嗅ぐことーゆったりしてみる・

 ≪胸式⇔腹式≫主となる呼吸の原動力がどこかで変わる。


 (2)『胸式呼吸』…肋骨5,6番を動かして開け、横隔膜を上げ下げする。
          鼻から吸って息を入れ、口から吐く
          肋骨…肺は収縮する機能しか持たない。
               自動的に息が出ていくことを利用して声にしている。

  演習-呼吸法…息を入れること。
    ①まずは、気管の肺上部まで→次に鳩尾まで息を入れてみる⇒吐く
    ②丹田まで息を入れる→長く息を吐くことができる
     腹腔部の筋肉を使うと息が多く入る。
    ③鼠径部…指を入れて押し込む。鼠径部に息を入れると丹田よりも    
         多く吸気できる。腰まで力が入ってくる→ゆるめて
    ④後部肋骨(肩甲骨の下側)を動かして、息を入れる。
      瞬間に息を入れ、高めの声を出す時に呼吸を使う(響いた時など)


  (3)『背面呼吸』
     呼吸法によっては、身体が気持ちを誘導してくれる。
  

   ○呼吸法は何種類もあるが、原則として鼻から吸うことは共通。

   ○丹田意識は、肩甲骨意識など身体部分への感覚を研ぎ澄ますことが
    重要だが、そこだけというように限定してはいけない。

   ○自分の状態がひと様の影響していることに気づかない。自分の存在が
    人に伝わることは意識すべきである。


   ◎声と呼吸はつなげてはいけない。まずは、呼吸で身につける。発声法は
    発声で身につけること。一つにしようと思うと不自然で作為的になる。
    無意識だと困るが、意識しすぎてもよくない。
    呼吸法、発声法、いろいろあることを経験すること。


   ○それをとらえる感覚を身につけることは、必要である。消えてい声を
    瞬間に判断すること。音は新鮮であること。記憶してはいけない。
    新鮮で生き生きとした音を、その瞬間に作り出せる感性を持つこと。


  (4)身体のエクササイズ
   ○床に長座-「坐骨歩き(前進、後進、往復)」
    坐骨が固いと動かしにくい。腰痛もひどくなる。
    坐骨で歩けると、上手に歩ける。
    仙骨周辺に緊張があると、健康じゃない。

    腕を後方に付き、身体を伸ばし、腕で支え身体を反らせる。
    開脚胡坐(足裏を合わせ手で支える)―仙骨から首後方までの背中を意識。

   ○胡坐のままー鼠径部呼吸
          丹田呼吸
          横隔膜呼吸


   ○回復運動―卍型柔軟
         脚を広げ、膝をゆるめる…横隔膜呼吸

   ○様々な呼吸があることは、気持ちや身体性が種々あり、皆違うことの
    反影であるといえる。半意識でやってみること。

   呼吸法も発声法も、知らなければ、できない。
   正確に繰り返し覚えていく、身体全部が、声を出すために参加している。

   ○無意識のことを意識することで、物事の実態が理解できる。


  ○本日の印象点
   Hさん-身体のことが分かると、声やことばのことがさらに理解できる。
   Kさん-言葉に反応する身体…これから、どのように身体が反応するか、
      やってみる。⇒身体脳を快に向かわせることが、大切。
   Nさん-呼吸と身体の連動…意識、無意識の違いを考えた。これは良いと
      思うことをする。

   Mさん(見学者)―感情と呼吸の仕方を意識した。
           目の前の現象をよくつかむこと。



 ◆本日の磯貝語録
  呼吸法によって、身体が気持ちを誘導してくれる。
  身体全部が、声を出すために参加している。


 ◆本日の感想
  普段意識しないこと呼吸を練習してみたり、自分の状態を意識し、
  もう一人の自分が自分を見たり聞いたり、会話しているような
  奇妙な感じがしました。今迄考えていない自分を、もっともっと
  知りたいと思いました。

2014年5月13日 「声の学校・言葉の学校」講座

講座テーマ 「声の呼吸法、これが本物ー声作る呼吸法①」

[1]準備体操
   IM身体法
   ストレッチ-長座で万歳。開脚、片脚ストレッチ

[2]自己紹介と本人志望
  Nさん-声優 鼻に難があったので手術を受けて回復へ。 
      声が固いので呼吸法で改善を目指す。
      鼻、顎は声とことばに重要な気管である。

   活舌が上手くない人-首都圏で25%。その中で半分は、
   舌小帯不全(付いている位置が良くない)

  Kさん-演劇、ジムを受講していた。
      呼吸法をもっとしっかり身につけたい。
  Sさん-声優志望 どんな方向の声優を目指すか決めること。
  Oさん-声優志望 声優は声が勝負。発声法が重要。
  Hさん-学生演劇 活舌に難あり。

[3]呼吸法を考える
  メソッド:目的によって変化させていくことが方法。声のためには
       呼吸法が重要である。

  演劇と声優は違うが、声を使うことでは似ていることが多い。

  Q:呼吸とは何だろう?―受講生それぞれに質問ー
  A:声やことばのことをしていくには、呼吸のことを理解する事が必要である。
  A:呼吸…無意識呼吸と意識呼吸がある
       声を出す時は、意識する。どこに息を吸い込むか、
       どの筋肉を使うかなど身体を意識する。

  Q:呼吸で使う道具(器官)は、どこだろう?
   ―肺が収縮することで空気が入るが、肺そのものには、吸う機能はない。

  ◎「呼吸作業」…血液がガス(CO2)を運び、肺でガス交換する。
    この行為を継続しなければ生きていけない。

[4]呼吸作業
   一回の呼吸は100cc程度、30cc程度のこともある。
   生きるための呼吸は、酸素を取り入れなければならない。
   生まれてすぐに自発的『無意識』呼吸をする。

   『横隔膜』を動かすことが、呼吸の原動力である。
   しかし、横隔膜も自力で拡大できない。
   間接的な動き『肋骨』を広げることで、横隔膜を下げて空気を入れる。

   ―鳩尾の位置に横隔膜があるー

  ◎『胸式(胸郭)呼吸』…肋骨が動いて横隔膜が上下する。

  ◎『腹式呼吸』…腹腔の内臓部を動かす。
          脊椎から前側―腹直筋、側腹筋、腰方形筋等を使う。
          向かって外側の筋肉を使う。

   ○呼吸法を身につけるには、身体のことを知ること、理解することが重要。

   ○表現するためには、自分を知ること。自分の身体を理解すること。
    身体を動かして自分で、できること。
    自分を知る、やるべきことを理解しながら、表現すること。
     →自分を客観視すること

   ○呼吸が声を出す元である。

   ○身体を知るーストレッチは、必要なこと。
     呼吸→発声・声帯の空気の通り方で声が変わる
     →声→口唇、舌さばきで言葉になる。

    身体を動かし、瞬間に切り換えて、声を出していかなければいけない。
    覚えて声を出していくこと。セリフで読む声は違う。

   「役を演じる」…役をつくる
   プレゼンテーション…自分を多く感じすぎても、自分がしなくても伝わらない。
   役者と同じである。

   役をしっかり演じる…呼吸法を基本に身に付けていなければ、表現できない。
              呼吸法を役によって変え、呼吸を意識的に使う。

   声とことばの基幹部分
    横隔膜の動かし方、声帯の鳴らし方。

[5]人の身体を知る
  ★「人体絵本」を使用。
   骨格―全身…生きていく身体を支えている。
   筋肉の仕組み、構造
    肋骨の内側、心臓、肺を包んでいる。その下を支えているのが、
    横隔膜である。

   気質→喉頭→舌、顎と舌が密着していると言葉を上手くさばけない。 
   筋肉は使わないと、不全になる。


   横隔膜下部-内臓…腰部の内側の部分が重要。鼠径部を動かす意識が
         出来ると呼吸が変わり、精神も安定し”上がり”にくくなる。

   横隔膜が動くと胸郭も動く。
   横隔膜が動くと胸郭も動くが、胸部、腹部どちらが中心に動くかによって
   呼吸が違ってくる。

   腹式の方が、呼吸量が多い


  ―鳩尾の場所を意識する―

   心臓…鳩尾の左上、こぶし大。自分でこぶしをおいて実感する。
   横隔膜白線ーかなり固い。心臓、肺を下から支えている。
   臓器を他の物で実感できる。…物事を客観視できるようになる。
   横隔膜の後ろ側が長い人は、声が強い。

  西洋医学、中医…気の世界は、今後その考え方が注目される。

  アロマテラピー療法、インド医学、イスラム医学、様々な医学、考え方がある。

  
  生き生き…何人かで生きていける。



  ○表現する…意識呼吸

   頭の後で腕を組み、上に持ち上げる。…呼吸する
   気管より上、肺線、背中部分で呼吸する。
   胸部を保持している筋肉の位置によって、呼吸が変わる。
   胸部上、背部…高い声
   横隔膜が下がる…低く落ち着いた声

  ○丹田の位置確認ー恥骨と臍を結びその1/2の場所
   笑う時、咳をする時に力が入るポイント

  ○呼吸のポイントをしっかり覚える。身体感覚を身につける。

  ○意志と呼吸 行動と呼吸はリンクしている。

 ★本日印象に残ったこと

  Nさん-自分のこと知る。身体のことを理解すること。

  Sさん-身体の内部を見ると気持ちが悪いと感じた。
     課題…自分が感じたことを、言葉に落とし込んでいくこと。

  Oさん-自分の身体を意識すること。筋肉、人体図を見て身体の
      ことへの意識が必要だと思った。

  Kさん-肩の後ろ側の呼吸があることを初めて知った。
     泣くことに使えるとは、知らなかった。

  Hさん-丹田の位置を意識したら、何か感覚が違った。

 ○ ぼんやり聞くのではなく、意識して聴くことが大事である。

 ◆本日の磯貝語録 
  呼吸は、横隔膜の動きがポイント。横隔膜を意識して呼吸すること。

 ◆本日の感想
  肺の先端の呼吸があるなんて驚きです。
  心臓の位置も分かりました。お腹の中(腸)と腹式が関係あるなんて
  はじめて知りました。何も知らずにやっていたんですね。

2014年4月15日「声ことば初級」講座

 講座テーマ「通る声・届く声の発声法」

[1]準備体操-IM身体法

[2]Walking…歩行訓練(直線歩行)
   早く歩く-歩幅を大きくするか、歩数を多くする
   他の人が見て、「いいね」と思う歩き方が良い。
   歩行は移動である…ただ歩くのではない。
               きれいに無駄なくできること。
               何度でも同じように繰り返せること。

   歩行は足がする…足の出し方で違ってくる。

   歩数を増やすにはどうする。

   小股にスースーと美しく歩くのは、難しい。
   足を前に出す。安定するためには、踵を出し膝のバネを上手く使う。
   腕は、はずみ車である。腕を後方に振ることで、前に出る感覚。

  Ex―立位で上体を少し前傾し、肘から下を前後に動かしてみる。

  ○足の運行…踵を上げて前に踏み出す。前足を滑走させ
           体重を移動させる。その時に、後ろ足を引き寄せる。

   腕…肘、肩を抜く。腕を左右に大きく振って歩行
   腕に引っ張られ足がスムーズに前に出せない。
   腕が上手に振れると、きれいに歩ける。

   足を持ち上げて前に出す時…土踏ずを上に待ちあげるように足を上げ、
   踵から歩く

  ○両腕を上に、万歳歩行…腕は耳より後ろ、指先が上に引っ張られて
   いるようにカッコよく歩く。

  ○両腕を前に、手の平を前向けて歩行…歩行時、首は後方に返して歩く
   (足首と同じような動き)

   最近は動きは、型にはめない傾向だが、同じことを繰り返して
   行えることが重要である。


 [3]中心感覚
    人間は曲線、曲面である。直線直面をつくろうとする。憧れである。
    芸術家は、真直ぐな線を線をひけなければならない。
    人間は、真直ぐの感覚を持っていると良い。―中心感覚
    自分の感覚として、真直ぐを捉えられる感覚を持っている事が大切。

    声…声帯の真ん中を使える。舌、口腔、鼻中隔等

    ≪中心感覚が分かることが重要≫
    声の高低、息の高低も、中心(真中)の意識が持てないと、しっかりと
    コントロールした声が出せない。

    中心が取れないと不安になる    
    コミュニケーションは、お互いの真中を取ることである。

 [4]今回が最終回ー今期の振り返り
    磯貝メソッドでは、心、身体、声 三位一体
   ○呼吸は横隔膜の動きがポイント-上部、下部の動き、働きがある。
    下部…腹腔 丹田意識(くしゃみ、驚いた時、あくび、笑う)
    運動時も、丹田でちょっとささえると、身体を上手に動かせる。

   ○精神面と丹田との関係
    笑いは解放ではなく、恐怖の裏返しである。

    丹田と肛門筋,口輪筋と関係がある(口輪筋は丹田を距離がある)
    いい表情の時は、丹田と口輪筋がうまくつながっている。

    丹田運動…丹田を意識するために、出し入れする。
    

   ○腹式呼吸ー①鼻呼吸→…丹田と連絡がとれているかが重要。
         丹田は呼吸のささえ、コントローラー。
    胴の上部ー腹式呼吸…肋骨の動きが外側から見える。
        横隔膜を動かす―6、7番の肋骨
    腹式は息のコントロールがしやすい。喉が下がって声も一定に出しやすい。

   ○背面呼吸…肩甲骨を外側に開くようにする。軽い声、目つきが鋭くなる。

    呼吸によって、喉の使い方が変わり、声も変化してくる。

   ○側腹呼吸…腰方形筋(心配性、緊張する人は固くなりやすい)を
         温めて、ほぐすようにする。

    呼吸のささえ
   ○強い声…息が早い(お腹の筋肉でコントロール)
   ○届く声…深く、長い息
       (息の勢いだけで声にすると、喉を痛め、セリフも汚くなる)

     身体で様々な呼吸を覚えていると、どのような声が必要かに応じて
     脳が判断して身体に反応して、相応しい呼吸をすることができる。

    声とことばは、聞き手、届ける相手にとって、どんな声か、理解できる
    ことばかが重要である。

    自分以外の人を取り込んでいく力があれば、声やことばが育っていく。


 ★本日の磯貝語録
  声やことばに関しては、身体の中心感覚がとれていることが重要
  中心が取れないと不安になる。コミュニケーションは、お互いの
  真中を取り合うことである。

2014年4月1日「声ことば初級」講座

 講座テーマ「通る声・届く声の発声法ー通る声の発声」

 [1]準備体操
  ○IM身体法
   ・長座フレックス…腹筋、背筋トレーニング しっかり使うと少し踵が上がる。
    臀筋も使っている。
    踵が浮かない人-お尻の後方に両手をつき、上体を伸ばし、フレックス

   ・膝を割って腰回りをほぐす。
    高齢になり腰回りの筋肉が固くなるとともに、腰が曲がる
     →仙骨(物事を意識する時に実感する場所)周辺をほぐし、
      出尻りをやめて、腰を立てる。

    腰が曲がる人
     →長座時も腰を立てる(脚を使っている)

   Vocal Arts Theater NO・3で行う書道パフォーマンスでも
   筆を動かすのは腰である。

 [2]声の出力
    理論が分かっても、声を出して相手に伝わらなければ意味がない。
    実際に自分の声、ことばに相手が理解してアンサーを返してくれることが
    「伝わる」ことである。(出した声と同じポテンシャルで返す)

    考えをまとめるのは、脳である→そのサインを実際に動きにするのは
    腹部、腰部。

    腹部を動かす→腰部、坐骨、仙骨

    手足を動かす→仙骨から動いていく

     Ex―右手を仙骨で動かしてみる

     仙骨の大切さ…尾てい骨から上体、頭部までつながっている


   ・椅子座位ー足を肩幅くらいに開き、座面上で坐骨をこするように動かす。
         仙骨の中心を動かすことなく左右面として動かす。
         (仙骨が腰の後方中央にあることを実感する)

    仙骨-ことばの一番下の意がある。
       1,2,3,4とカウントし、その言葉を脳にわからせる。

  ○声の出力…遠くに届くこと(自分の生活のテリトリー)

   声ことばを司っているのは、首から下。どうするかを実際に動かしてみて
   形として示すのは、腹部の裏…仙骨である。
   具合が悪い時、声が出にくい時→仙骨を温めると良い。

   人と交わる…気管支より上で交わる。特に肩でブロック
         肩と頭の距離が近くなる。
         人に納得してもらえない、伝わらない。

 ○磯貝メソッドは、呼吸法より先に腰回しを体得させる。
  腰の存在、声ことばの要である事を実感してもらう。

  仙骨…直腸の裏
     歩いたり、演技している時も、仙骨の意識があり実感できる
     見えない物も実感できるようになる…自分のことだから、わかるはずだ。
     やってはいけないことは、気にしない-「悪魔の声」には、耳を貸さない。

 ○声が届く、内容が届く。反応が返ってくる→伝わる
  声が違ったら、相手に届かない。反応が返ってこない。

  仙骨が実感できることで、声が違ってくる。
  「わからない、どうかなと」迷いながら動かない。「ここだ !」と
  自分で決める。脳の回路がつながっていくように、シンプルに考えよ。

  できないことも、なぜと考えず、力がない身体と認めること。

  人間関係でも自意識で何とかしようとすると、うまくいく。

  「通る声」「届くことば」のためには、受ける力が重要。
  社会的に買った人は先がないから、話も面白みがない。

  受ける力がある人、これからのことを受ける、聴く。レシーブすること。 
  頭で受けていては、わからない。腰、下腹部、鼠径部まで下げて受ける。
  ささえる仙骨がなければ、伝わる声にはならない。

  Ex…仙骨に手を当てて、仙骨と頭でしゃべってみる。

 ○意識の高い所…前頭葉
  仙骨への意識を集める時、眼鏡や身につけているものを取り去ること。

  「受ける力」仙骨の中にある
  音楽…譜面を受ける。みんながついてくる。
  芝居…受けて出す→初めて演じることができる。

  1/100で出したものを 2/100で聞く
  人の声を受けて、声を出すと同時に自分の声を聴く。
  さらに、1/1000秒くらいのわずかな瞬間で、つかむ。

 ○立位…鼠径部、仙骨、坐骨、腸骨、それおれの動きを実感しながら、
     肋骨の高い位置に両手を置き、肋骨を広げる。
     肩甲骨、肋骨周りを動かす。

 ★本日の磯貝語録
  「声ことば」をささえる、受けるのは仙骨。仙骨を意識することで、
   相手の声を受け、声を返すことができる。

 ★本日の感想
  実感を得ても保っていることがむずかしく、すぐ消えてしまいます。
  追いかけても、探しても、もどりません。それでもめげずに繰り返した
  時に、又、わかる。といわれ、飽きっぽい私には、むずかしいことだと
  思いました。

2014 年3月18日「声ことば初級講座」

 講座テーマ「通る声・届くの発声法―届く声の発声―」

  [1]準備体操

  手首ブラブラ(強めに、手の水を切るように)
  肩回し…肩関節、肩甲骨、肘を使って、それぞれ違う運動(首は脱力)
      回復運動(上半身脱力)
  首…顎をゆるめ、頭蓋骨、背骨それぞれつけ根を意識して回す。
  上半身…ゴニョゴニョまわす
  腕を前に上げて組む…胸を反らせる←猫背にして丸める。
  腕を後ろに組んで上げ下げ。
  骨盤旋回(鼠径部、坐骨、仙骨、腸骨周りをほぐす)
   …骨盤を動かすことで、筋肉が付いてくる(若い人は特に)
  ロールダウン…ゆっくり、まずは膝屈伸。片足伸ばして、次に両膝伸ばし、
          上に戻す。
  腕を組んで、上半身伸ばし。
  股割り…身体の中心に向かって絞っていく。そん居の姿勢でバウンド
  長座(後方に手をつき、ブラブラ)
  足裏合わせ胡坐…腰、背中、首を立てる。

  声を出すために…反射的にすることがあり、何かやりながらすることあり、
 何かを目的に、応用して動き、声を出せること。

  頭に蓄積がないことは、思い考える。

  筋肉が反応して動かない。言葉がスルスルでる。
  呼吸がスムーズにできないと上手くいかない。

  自分が納得できる動きができるかどうかが重要。
  (左脳、右脳だ半分ずつ別なことを考える。
   自分の脳、他人の脳ならどうか考える)

  磯貝メソッド講座では、普通なら○○だということとは
  少し違う事をやろうとしている。
  右脳、左脳は違うことを、素直に受け入れられると思考も変わる。
  人種によっても考えるシステムは違う、人それぞれである。

  Ex―好き、嫌いを反対にして行動してみる。
    言葉がはっきりしない→はっきりさせるのではなく、別なことをしてみる。
    鏡…自分がやっていることと見ている人は、反対のことを見ている。
    自分が思った通りのことをわからせようとすると、そこに誤解が生じる。

    声ことばは、すぐに消えていくものなので、前に何をしているか記憶されず、
    わからなくなる。

 ○声を「アー」と出している…出している私、一生懸命出しているが、
  相手にはそんなに聞こえていない。

 ○やろうとしていることを少し遅らせる 
  同時にやろうとすると上手くいかない時は、タイミングを変えてみる。

 ○ティッシュペーパー(細く短冊状に切ったもの)、ストローを使った発声実感。


 ◎声帯の鳴ら方で、言葉が違う。
  声帯と口での発声には、1/100秒くらいの差がある。
 日本語は口先と声帯が密接なので、口先の音ばかり気にして笛のことの意識が薄くなる。

 「一点に向かって」息は笛を鳴らすこと、声を外に運ぶ働きがある。

 自分の口から息を吐く練習。
 ガラスに息を吹きかけるように、強めに息を吐く練習。
 息のラインを細めに前に向かって集めて、息の塊をつくる。
 出来るだけ長く吐く→胸のささえをしっかりキープする。

 息が広がってしまうと前に飛ばない。
  →口の形も変化する(真直ぐ前に強めに集めて吐く)

 ○ことばのための息づくり→様々な声で話すために必要。
  息の出し方…情動、文化でもある。
  電話応対…自己中心では、受け応えできない。
  下を向くと、段々つらくなる。真直ぐに前を見て吐く。

 ○口から「ア」を前に向かって吐く(息だけを)
  何かをしようとする時、これまでに行った別なことから、必要なことを応用して行ってみる。

  ①息を吹く
  ②1メートル先に向かって吹き続ける 「ウ」の口で。

   回復運動(身体をほぐす)

   「ウ」の音…息が前に進むと。良い音の「ウ」になる。

   ストローの先に息を確認 ・ストローの先端 ・ストローの30㎝先

   息を高くする…上に上がった息を鼻の奥の(口中の風船が丸く膨らむように)高いところまで上げて
対流させる(息を溜める)コントロールしやすくする。

   鼻骨に向かって鼻の穴から吸って、出す。


  ハイポジションで歌
   息を正確に吸って、息を無駄にしない。
   息を無駄に使わず、笛を鳴らしなさい。

   息を吐く-鳩尾から気管を意識する
       ―横隔膜、鳩尾を意識する

   回復運動

   息を狭く吐くトレーニングは継続する。

   声を出す時、遠くへ外の空気を振動させて飛んでいく。

   ⇒届く声

   息の通過量で声帯の開きが違ってくる。
   多く吐きすぎると声質が低下する。口を横に引きすぎても息が散ってしまい、よい声にならない。



   胸声-胸骨の響きを確認する
        鎖骨の響きを確認する

   短冊にしたティッシュをターゲットに。ストローで息を飛ばし、どんどんターゲットとの距離を延ばしていく。
   息を遠くまで届ける⇒声、音がしっかりしてくる。音が強くなってくる。



 ○感想
  ストローを使って息を吐くのが、難しかった。
  鳩尾、胸骨の意識…支えができる。
  ストローで息を飛ばすことが、新鮮だった。
  息を吹いて、頬の上、口の奥に溜めることの重要性がわかった。
  息の量ばかり意識していたが、細くしっかり出すと、長く続くし安定することがわかった。

 ◎息を吐くのではなく、息を吹くだけで十分息が前に飛ぶ。
  ストローは、細めが良い。


 ◆本日の磯貝語録
  言葉のための息づくり。息を吐くのではなく、息を吹くことで細く前に飛ぶ息になる。

 ★本日の感想
  考えずに息を吐いていました。
  ストローの訓練が非常に勉強になりました。
  口は大きく、ノドは細い、ですネ。

2014年 3月 4日 「声ことば初級」講座レッスンデータメモ

2014年 3月 4日 「声ことば初級」講座レッスンデータメモ

 講座テーマ「通る声、届く声の発声法ー高い声・低い声」

 担当講師 磯貝靖洋 

1準備体操 
 長座…足を伸ばして腰を立てる→フレックス→足首を伸ばす(数回繰り返す)
    ほぐして回復。膝をゆるめ腰を動かす。
 膝をゆるめ、足を軽く開く…両手を後方につき、上体を伸ばす
 さらに手を後方に移動→胸をそらす、顔を上に向け、呼吸
・背中を丸め顔を正面向き、次に顔を左右にひねる。
・首を腕で抱え、前に倒す。上体も足の間にたおす→両手を前に伸ばす
 上体を左右に動かし、ほぐす。
・正座…正中を整える、丹田の出し入れ→ほぐす
 丹田は「ここだ」と決めて、その点を前に出す。
 その点にひもが付いているイメージで前に、後方に引く
 お腹の内側にひもが付いているように、内側に丹田を引き入れる。

2 椅子座位で発声
 ◎〈自分の出した音が見える〉…声、太鼓の音三味線の音も見えてくる。
                出した音は、自分の周りにある。
 ◎声が見える、言葉が見える…その感じ方は、人によって違う。
  ジャンルが違う人がコラボできるのは、お互いの音が見えるから、できる。
  ⇒感性(音を捉える)を磨くことで、音が見える。
  声は見える部分、見えていない部分のコントラストがある。
  「いい音の透過率」ー300m/秒
  いい音をきかせようとするのではなく、音を見たいとトレーニングする。

  Exp:コップ、茶碗を鳴らしてみる…どの位の距離か徐々にわかる。
                   この感覚が見えることである。

 ○受講生各々 「あ」を発声
  音を出すことに集中して聴こうとする。音が落ち着いてくる。
  どこの音を聴こうとするかがポイント。
  外に響かせた音は、自分が聴いている音より良い音が出ている。
  骨伝導で自分で聞く音は、ザラザラして、いい音とは言えない。  

  自分の目、耳、すべて内蔵しておくのではなく、外に出して機能させる。
  1.5~2メートルくらいの所で聞くようにする→距離を設定して訓練
  空間を見てどのくらいの距離か想像し、脳に覚えさせると距離が
  つかめてくる。

 ○腕を前に出し、指一本で方向を指し「あ」を、その方向に出す。
  ボンヤリしていた点が、段々狭い範囲に集まり、はっきりしてくる。
  (左右の広がりを中心に向け、狭める)

 ○音が見えるようになるには、見える出し方をする。焦点を
  定めるように出すこと

 ○自分が夢中で出しているだけでは、いけない。
  その声を受けている人が、「いい声」と思わなければ意味がない。

 ○話していることが、「相手にわかるように」声を出そうと考える。
  自分で聞いて、勝手に判断しない。

 ○『声やことばは、外に出したものが、”相手に届く”
   エネルギーの高い声であること。
   強い声は、自分だけで頑張って大きく出す声では、無理に出しているだけで
   相手には聞きにくい。』

 ○「私は、私は」と主張する声では、相手に受け入れられない。
 Exー聴く…見えるよな音を出してみよう。
  「怒る」…怒っている顔を見ると、嫌になる。
   声を自分で見るように聴く…コミックのセリフ「吹き出し」のような
                イメージでもよい。

 ○「照準を定める」…ピンとした声を出していく。
 Ex-腕を上げて、指でさし発声。
  ○無為のことをやってみる。そのことが後々力になる。
   見える音のトレーニングをしていると、野生の勘を残しているペットたちの
   反応が違う。警戒するような声を出す。
   花やキャベツ(野菜)でもよい。
   生物が対応してくれると、声のトレーニングになる。

 ○声は、まっすぐ飛んでいく。
  水平感覚を保てると、前へ声を出す視覚的な感覚が備わる。

 ○見えない音は、相手に伝わらない。
 ◎外に出した音の方が良い音になり、人も聞きやすい。
 ○鏡に映った口元、唇を見ながら声を出す。
 ◎自分の持っている感覚を、どれだけ他人側に持っていけるかが重要。
  遠くへ行くほど、エネルギーが必要。

  考えてすぐに口に出す…思考距離が近い。(Iさん)
  相手への伝え方も、声の出し方も変わってくる。

 ◎本日のテーマ「高い声」と「低い声」
  「高い声}の演習
  ・Sさんー高低ミックスした声。高い声、低い声は、それぞれ
       周波数が違うので脳の使い方も違う。
  ・Fさんー低めの声 中間の声だが、息が多い。
  ・Oさんー高低ミックス 言葉によって違ってくる。分裂した音。
       普段は高い声で話している。
  ・Iさんー高い声 

 ◎「声巾」について
  環境によって人は声を使い分ける…声巾
  声巾の高低の巾でなく、日常の言葉の中にも高い声、低い声が
  混じり、不安定な声を出してしまう。精神的にも不安定になりやすい。

 ◎”精神が不安定な人”は、”声も不安定な人”が多い。
  声が変わらなければ、しゃべり方をを変えても、伝わりにくい。
 ・両親の声は、どんな声がチェックしてみる。
 ・身近な人に、自分の声は「どんな声」か聞いてみる。
 ・どんな声が聞きやすいか、色々なな声を出してみる。
 ○自分の出している声は、どんな声を出しているか、よく聞いて
  出すようにすると、高低どちらの声が、その場に合うか判断できる
  ようになる。

 ○声に納得できない人は、本来は良い声だと思って改善していくこと。
 ○現代の若者は、感情のコントロール、抑制が出来ない。
  どんな声を出せばいいのか、自分の声がわからず脳で判断できない。
 ◎「声は変わる」…自分の声を知ること。どんな声を出しているか聴く。
   声を変える→チェンジポイントがある(息の使い方)
 Ex-「ア」音ロングトーン演習
    自分の一番出しやすい声で「ア」をロングトーンで出してみる。

  Oさんーどんどん高くしてみる。高くなると頸椎が締まって緊張する
      改善ー頭を前に下げて、高い音を出してみる。
         低めに出しても、明るい高い声が出てくる。
         笑顔も明るくなる→ときどき高めの声をつくってみること。
 
  Iさんー顎を上げて「あ」高めに息を長めに出す。
     喉頭を鳴らす…口で出すと音が段々下がってしまう。
     薄い高音で出し続ける。
     日常話している声は、圧迫音声になってしまって、早く話そうとしている。

  Fさんー 基準からどんどん下げる→一番低い声から上げていく。
      声言葉を出そうとすると、背骨が緊張する(背骨の筋肉に頼っている)
      改善法ー前面、肋骨を響かせる(肋骨をたたいて楽な音を出す)
      普段、首に力が入ってしまっている。自分の声で胸骨を叩くように
      声を出す→鎖骨付近で出す。声の無駄がなくなり、締まった声になる
      胸骨で響かせ、喉の負担をなくす。

Sさんーいいい声帯を持っているが、自分勝手な出し方をする傾向がある。
     改善法ー声帯を鳴らす。息を吐きすぎない。
         喉の鳴らし方、口の使い方に乖離がある。
         声帯に手を触れて声を出す。

  ◎声の高さは、アイデンティティーである。
   高い声を出す=見ることと同じである。

 ◆本日の磯貝語録
  「声は見える。見えるように声を出すと、
   相手もしっかり聴くことができ、伝わる。」

 ◆本日の感想
  「今迄、何度の指摘されてきた事ですが、今日又改めて、自分の声が
   どんな状態か知ることが出来ました。まずい事を気にしすぎても
   良くならない事も知りました。」

2014年2月18日レッスンデータメモ「声ことば初級」講座

2014年2月18日レッスンデータメモ「声ことば初級」講座

 担当講師 磯貝靖洋

 講座テーマ「通る声・届く声の発声法―強い声・弱い声―」

[1]準備体操
 長座…膝をゆるめて開き、足裏を合わせ、手は足を持ち、前にお辞儀
     前に深めに倒す。仙骨をゴニョゴニョ動かす。
     呼吸、鼻から吸って口から吐く。徐々に深く倒す。  
     首、肩の力を抜くように、お辞儀を深くしていく。
   ○吐きながら遠くへ倒し、吸いながら上体を起こす。
   ○ほぐして回復運動

    後期高齢者になった時、股関節が固いと骨折しやすい
    首、肩に力が入る人は、自分ではあまり自覚がない。
    筋肉を使うこと。特に関節を良く動かすこと。

[2]呼吸法ー腰方形筋による呼吸法
 強い声のための呼吸…横隔膜のコントロール

(1)後方腰部…腰方形筋を外側に張り出すように息を入れ、
         吐くことで、大きく動かす。
 Ex―先ずは、長座、足を楽に前に出して、息を出し入れする。
    上体は、少し前傾。

 回復運動…膝を曲げて片方ずつ捻じる。
      ヨガの猫のポーズ、腰伸ばし。

 正座ー右手を左側に置き、上体を捻じる。反対にも捻じる
    椅子座位…両手を後手に組み、胸を開く。

(2)腰部呼吸法、実演…肩幅くらいに足を開く、腰形形筋を両手で確認。
 (側腹筋呼吸)  しっかり触れて、呼吸で押し返すようにする。
           そのまま、左右に上体を倒してみる。
   ↓       (筋肉の動きを確認)
 (スキューバダイビングの時の呼吸法) 

 ○腰法形筋の出し入れで、内臓が良く動き横隔膜の動きも活発にする。
  →側腹呼吸ともいう。
   ◎腹式呼吸よりも、呼吸量は少ないが瞬発力のある呼吸ができる。
   ⇒強い声、発声の呼吸

 腹式呼吸は、エネルギーが高すぎる…原則低い声
 腰法形筋呼吸は、落ち着いて気持ちが良い。
 高い声も出しやすい。→背面を使用 
 首を柔軟にし、息を吸うと、穏やかな声が出る。

 ○側腹呼吸―すばやく息が吸える。
 ◎〈腰方形筋を意識するには?〉股関節をゆるめる(片足を腿に乗せる)
  骨盤を回すように腰方形筋をほぐす
  腰方形筋に力が入ると便秘になる。
  前面の側腹(腰方形筋の対面位置)
  腰の状態が良い時は、顔の表情も穏やかで良い顔
  慌て者は、鼻が良くない(つまっているケースが多い)
 ○腹部―臍を中心に上部、下部とする。
 Ex―『腹もみ』…下部、鼠径部からもみほぐす―あがりの解消
           上腹は、胃や肝臓を刺激するので強くしない。
           手の平で穏やかに優しく動かす。

  上腹筋呼吸…歌舞伎の強い声などで使う。

  腹もみで動かす筋肉の延長に腰方形筋がある。
 ○腰方形筋…鼻から息を吸い込んで、引っ込める、吐いて戻す。
  回復―片足を反対の膝にかけ捻じる。
      横隔膜の上げ下げをする。

 ○腹式呼吸…腸を動かす。腸の動きが悪くなる、腸の外側の脂が
         たまってしまう。

 ◎声を出す…上手く出て、いい声で出す。様々な呼吸が自由にできる。
         笛は一つ。使い方で多彩な声が出せる。

 *受講生Sさんへー
  自分の身体を知る。人はそれぞれ癖がある。それを知り
  変えていくことで。良いものになっていく。
  ◎自分の身体の動きの特徴を、クセを時間をかけて知っていく。
   呼吸→声→言葉→生きていくこと
   すべてつながっている。呼吸が基本となる。
   頭とその下の部分は違う。
   自分のクセ、身体のクセを知ること。そのクセがその人にとって
   ベターか否かを考えてみる。
  ◎Ex―「手の平」を一時間に一回くらい観察し変化を確認。
      自分も違う、他人も違う。人間は時々刻々違っている。

 受講生Oさんへ―
  「自分がどんな声でしゃべっているか、良く聴くこと」
  今出した声を聴く。しゃべりながら聴く
  自分の声を聴くには、人の声も聴けなければならない。
  音に意味があるので、しっかり聴こうとすること。
  音を聴こうとすると意識が覚醒する。
    
  言葉は、音である。〈自分の声を聴く〉

 Iさんへー
  子供っぽい。→〈大人のしゃべり方にしよう〉
  自分の声をあまり聴いていない。しゃべり声が不鮮明
  歩き方もキチンとしなければ、声も変わらない。
 ◎中心を持つ事。「言葉を横に広げない」
  思考が前に進んでいない。思っているより真面目で重くなってしまう。
  ゆるい環境で育ってきたのだろう。
 ◎発語を鍛える。

 Fさんへー
  発声不全≪シャープさが足りない≫
  どこでも自分らしさを出せるかどうか、シャープに!
  本当の自分を確立すること。
  出した音を、ちゃんと聴いていない。
  こんな音を出したいという音にスパッと定めて声を出せていない。
  シャープであること。
  直線ばかりでなく、きれいな球体、美しい形、ラインをつくれること。
  垂直、水平をつくっていくこと。
  どうすればいいかまで考えることはないが、目指す目標があると
  意識においておくこと
 ◎垂直感覚、水平感覚を身につけること。

◆本日の磯貝語録
 「呼吸は基本、声、ことば、いきることとすべてに関わっていく。」
 「自分のクセ、自分の身体、声のクセを知ること。」

◆本日の感想
 腰方形筋を使い呼吸することを知りました。まず、腰方形筋が風船のように
 動くのに驚き、使い方で声が変わるのが信じられない気持でした。
 「声を聴く」ことをやり、人間変わるなあと思いました。

2014年 2月 4日(火)声ことば初級講座

2014年 2月 4日(火)声ことば初級講座

講座テーマ「通る声・届く声の発声法」

[1]ストレッチ
・手を組んで回す→前に突っ張って背中を丸める→腕ひしぎ(顔と腕の向きを逆に)
・腕と腰を使って肩をほぐす→ロールダウン&アップ(重心を変える。坐骨を動かして工夫)
・ロールダウンから手を床について、重心前後移動→そのまま腰を下ろして床へ。
・床:鼡径部を押しつぶすように前屈。
   足を前に投げ出した状態で坐骨をゴリゴリ。
   (回復運動)
※頭と腰、そして手の関係→現代は動きはおろか、考える事まで腰が担うようになった。
    (腰⇒骨盤)
【「知っている」ということと「分かる」ということが同居しているのが腰だと思え。】
 思うのは脳の仕事。実感するのは身体の仕事。
 ☆腰まわりの可動性が高まると、できることが増える。幅が出る。
 ☆足と骨盤は、乳鉢のような関係・
 
・床の続き:足を前に伸ばして(鼡径部を緩めて)前屈、両足首を持ってさらに前屈。
       手を後ろに着いて卍の形(股間を陥没させずに反るぐらいに)

[2]丹田運動(床面座位)
・丹田の出し入れ(分からなければ、1円玉を貼り付けるなど無理にでも意識。)
・椅子座位→坐骨が分かる座り方。頭を動かさずに骨盤を揺さぶる。
☆呼吸というのは上半身の出来事だ(決して口とその周りだけではない)
☆聞いた人間が分かるようにするのが言葉。
 →文字と音声は同じ。
 →わたくしが判断する事ではない。

[3]ことばで人に伝えるための(他人に通ずることばが出せるための)呼吸法
☆健康のための呼吸法ではない。
・「あした」という単語を使って練習する。
 →出すことに夢中になってる=人に聞かせる言葉ではない。
  やっているうちに疲れてくる。その先まで乗り越えていく。
 Q.自分の(出した)音を聴けるか、聴けないか?
 A.何度も発している言葉は何となく聴けているかも。
  →“聴く”と“チェックする”は違う。(ex.セリフの出来をチェックする)
   実は音声にのみ意味がある。
   つもりや想いが他人に伝わっているか否かは音声次第。

[4]呼吸と発声
☆人が情動で納得するには、多くの音声の種類が必要。
☆音は響きがあるから聞こえる。ことばの意味を“響き”で作る。
 自身の振動が強いものは聴こえにくい(ex.地声)
 繊細なものの方が聴こえやすい(ex.ハミング)
 →実感するための方法としてのハミング。その獲得のためのトレーニング。
 ①音を長くする。(話し言葉は全て短い。音を流し続けてみる。)
 ②鼻三味線。どんどん音を変える。高くしていく。
 ③ハミング。首筋と鼻の三角形を意識して(使って)出す。
  →音が高くなると、響きの位置が変わってくる。
☆この言葉が、相手に通ずるのか否かという問いを常に持っておく。
  →技術的な事はその後。この前提がなければ、伝わらない、表現できない。
   稽古場で生まれたものを客に伝えるのが役者の仕事。
   それは稽古場と同じことを舞台上でする、ということではない。
   想像力というスパイス。
☆地声というのはなかなか通らない。(但し、“地声”の定義は人は分野でブレる)
  →地声=鼻が閉まった状態での母音5音→思ったより小さな音のはず。
  
※戯曲中の言葉を感覚に置き換え、役柄をヴァイオリンで表現したフランス人女優の話。
※自分の考えていることを照らす鏡が必要。自分にとってのそれを見つけ出す。

☆人間は全部「型」で生きている。(ということをまず決める。自由放任ではダメ。)
 「型」を声で作る。
 自分自身の納得や(ちっぽけな)経験は排除する。さもなくば伝わらない。

【ハミングひとつできないで、芝居をやろうだなんて図々しいことを考えるな】

◆本日の磯貝語録
 思うのは脳の仕事。実感するのは身体の仕事。

◆本日の感想
 ・声の幅はハミングの響きだということが納得できた。
 ・ハミングをやっていいんだということがわかった。
 ・台本を読む時、ハミングと地声でやってみるという方法論が新鮮だった。

「声ことば初級」講座 1/21

2014年1月21日 レッスンデータメモ「声ことば初級」講座
 担当講師 磯貝靖洋
 講座テーマ「通る声、届く声の発声法ーささえとロングブレス」

[1]準備体操 
  ○立位開脚…上半身を前に倒し、腕をブラブラ
        倒したままー回復運動
  ○長座…膝をゆるめて脚伸ばし、前屈ー足を持って前屈、腰を伸ばす。
   右脚を伸ばし、足首、膝に手を置き、浮かないようにお辞儀(脚替え)
   ―お尻、腰の筋肉を伸ばしす。首に力を入れないこと。
  ○両手を後ろにつき、肩、背中を動かし、ゆるめる。
  ○両手を組んで上にあげ、軽く左右に動かす。
  ○再び、両足を前に、さらにお尻を後方に引き、お辞儀。
  ○足裏合わせ、胡坐。仙骨を立て、首を上に伸ばす。―お辞儀
  ○膝を90度にし、両足を横に左右に揃え、前傾する(腰を少し浮かせる)
  ○正立位(自分の感覚で、真直ぐに立つ)

[2]正中感覚をとらえるー身体左右中心にとらえる(感覚)
 背面正中線ー踵を合わせるー尾てい骨を合わせる→背骨→頭骸骨の付け根

 ◎自力で踵から頭蓋骨までつなげる。
  踵→恥骨→丹田→臍→鳩尾→鎖骨真中
  自分の待ている長さのまま、保って立つ。

 ○正中線を実感し、体幹を整える。
  実感を素糧、まっすぐに身体をとらえる力,OK。

 思うこと…○○な感じ、はっきりしていない。焦点がない。

 ◎『感覚』…見えないものをとらえる力。
  回復運動。

 ○今回からの新メンバー
  O・Wさん 今回から参加。外国人に日本語を教える。

[3]声ことばコミュニケーション
 ○ことば発声の初級講座は、“まずは身体”。
  声、音を聴く体制を持つこと…それには、身体である。
  話をすることは、コミュニケーション。

 ○答えが返ってくることを予想する、条件である。

 ◎「相手が前に立った時、相手を“緊張させない”“がっかりさせない”
  相手を“圧迫しない”(コミュニケーションの条件)
  緊張がなければ(リラックスしすぎる)、声をしっかりだせない。
  「いやだ」と思うことは、駄目な緊張。
  物の善悪は、ある点で線引きする。

 ○緊張しても、他人を生きにくくしてはいけない。
  自分に圧迫を加えない。(自分を守ることは、当たり前)
  ⇒大腿の感覚⇔実感⇒知覚する。
  実感⇒眩しい⇒息を止める。

 ○投げたら、もらって返す(コミュニケーションの条件)
 ◎空気を入れるー意識的に出す⇔自然呼吸(『無意識』)
  身体を安定させる、整える⇔話したくなる

 ○息を吐く…意識が通る→言葉を吐く、話す
  (言うことを聞かない…身体をこする→脳を刺激ー言葉とつながる)

 ◎この講座の「呼吸」―ことば、声のための呼吸
  無意識に吐いている呼吸を、意識に変える。
  無意識に吐いている言葉を、意識することで変える。


 ○無意識状態から変えることで、意識する状態を変える。

[4]呼吸活動を整理する
 (1)呼吸システムー肺の生理機構

 Ex―肋骨を触ってみよう。(自分の手で肋骨の立体をとらえる)
   肋骨…上部(鎖骨の下)を使って呼吸するー少しできる
      最下部をつかって呼吸ー大きく動いている、可能
   肋骨を繋ぐ胸骨の呼吸…まずまずまともな呼吸
   「背面肋骨」…呼吸ができる、ひろがる。

 ◎声とことばの呼吸…長い方が良い
  しっかり伝える声、ことばは、長い呼吸のほうが良い(有利)
 (横隔膜は意識しなくてよい、大きな運動としてつかむ)

 ○鳩尾から手でサイドに移動させたか所から少し背面に両手を置く。
  Exー“鼻から息を吸い込む”…たくさん吸気できる。
                多くの空気を取り込んだ方が良い。
     肺の中には、いつも残気があるので、息を吐き切っても
     息は残っている。この残気も出したい。吸気したら
     思い切り吐き切る。


  お釈迦様の呼吸法ー鼻から吸ってお腹がぺしゃんこになるように、
           しっかり吐く。

 ○逆にお腹が張るくらいまで“吸いこみ、お腹がぺしゃんこになるまで吐く”
  意識して行う(呼吸も数種ある)

 ○血液の循環がよくなり、呼吸で空気の流れも良くなる。
 ○大きく呼吸することで、『呼吸の意識』が変わる。

 Ex―鎖骨に向かって息を入れ、鎖骨で吐く(呼吸量が少ない)
 Ex―腹式呼吸…多少加減する事ができる。
   「ささえ」呼吸ーささえに向かって息を入れ、ささえを使って息を吐く。

(2)様々な呼吸法
 ○背面呼吸(後肋骨)―肩甲骨に向かって息を入れる。
 ○胸郭呼吸(胸式呼吸)
 ○腹式呼吸  
  この3種を身につけてほしい。(肺の容量を多く使うなら、お腹を使う)

 ◎「お腹は、どこか?」(腹腔ー胴を知る)
   『鳩尾』の下から腿の付け根(『鼠径部』)までを指す。
   『腹腔』は容量が大きいので、多くの吸気を入れる仕事をする。

   自分が覚える前に解放すると身体がやったことを覚える。

 ○脳の運動野と内部脳が覚えていかないといけない。

 ◎音を覚え、その音が身体をどのように使えばいいかを見つけて覚えると
  本当の意味で「覚える」といえる。

 ①〈鼠径部(上半身の底)を覚える〉
  鼠径部を前に張りだすー30回くらい繰り返して覚える。
  後方の臀部、腰の筋肉も連動して動いている。

 ②〈丹田を覚える〉
  ◎丹田の位置=臍と恥骨との1/2の位置
  Ex‐その部分を指で押す(丹田は内臓と直結しているので、丹田が安定すると
              内臓、特に小腸の調子が良くなる)
  ○丹田を指で押すー腹圧で押し出すー再び引っ込めるー出す
  『丹田出し入れ運動』(磯貝講師のお腹を押し込み確認)
    腹圧の高い人ー呼吸をすることで柔軟になり、お腹も良く動くようになる。
    丹田を押し込んでも、首や肩に力を入れない。
    身体は、足裏でしっかりささえる。―しっかり立てる事が重要

  ○腹式呼吸…「どこでささえるか」によって、使う筋肉が違う。
  Exー胸部、腹部を素直に全部使って呼吸を練習してみる。
    肺の機能を高めるには、横隔膜を良く動かすこと。

  受講生の感想(面白かったこと)
  Sさん 先生のお腹を押したこと
  Fさん 先生のお腹が奥深く押し込めたこと
  Iさん 先生のお腹と比べると、自分は固いことが分かった。
  Oさん 丹田もそうだが、鼠径部の動きも、大きく動くので、びっくり。

  ◎自分の手で、動きを上手くキャッチし、意識的に使えるようになること。

  ◆本日の磯貝語録
   音を覚え、その音が身体をどう使えばいいかを見つけて覚えると
   本当の意味で「覚える」といえる。

  ◆本日の感想
   常に自分を駄目だと思っていることが、呼吸や発声に影響していたことを
   知りました。
   今迄、一度も実感できませんでしたが、本日一度だけ鼻から吸い、口から
   出す呼吸を実感できました。 良い気持ちなんですネ~。