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正しい母音の作り方

活舌・発語グレードUP講座 9月24日(火)レッスンデータメモ

講座テーマ「正しい母音の作り方」
・よりよい会話とはどういうことか。
・認識には、音と意味と2つある。
・音声と意味の関係、シャープだが、やりにくい。
・語感・・・語意感、語音感(語音感のほうが大きいと考えている)
・語観ということばも出てきたが・・・。
・Aさんが話している時、文で思われる。しかし長い文ではない。

◎自動的に出している、考えたことはない(本人)、でも覚えている。
・脳発火のミニマムショックのところが、自分の意志。
日本ではゾーンのように感じるらしい(点ではなく)。
・起点があってことばをつくっていく。そうでないと繋がっていかない。
初めから繋がっているのではない。

・思考をする時、「あ、そうか」ということば、瞬間がことばを生む。
文章になってくると、AがA´になったような気がする。

・「思う」「気持ち」・・・起こすところの部分のこと。
・実際、どの程度、信頼度が高いかといえば、漠然としている。
・「瞬間認識」できているか→訓練でできる。
・その方法が確立されれば、もっと楽に出来るようになる。
◎意識の作業の焦点を定める。広げない。分散化はしない。どんどん的を絞る。
・ポイントで残ると、核に繋がる。起点になりやすい。
そのことばを起点とする。そのために、音声を使ってしまう。
・「認識過程」というのは、もっと物理的、シャープなのでは?
・漠然と分かるというより、もっとミニマム。
・広げたものを集約し、圧縮し、点化する。
その起点から広げていくのはいいが。
Aさん:集中力に関係している。経験にあわせて認識していく?
Sの世界から飛び出してくるような。

◎音声の違いで認識の違いが分かる(度合、質、状態)。
・音声が鮮明なら、認識もクリアであるといえるのでは?
◎音声・言語を鮮明にするには。
・舌が動けば動くほど、ぼんやりしてくる。きまらないと・・・。
・口のなかの容積の問題〈大きいほうが有利)。
・日本語は母音ことば 5つなのだからしっかりと、「イエアオウ」を正確にする。
‐情報を正確にするために、舌と、口の容積のつくりかたが重要(→発声・調音)
・音から認識でなく、字から認識している(現代日本人)
だから、まわりくどい下手な喋り方となる。
・膠着語、母音言葉、広い・・・ために、文の集中度が低い(母音をシャープにする)。
・俳句→受けたものを広げて認識できる。
広げすぎてしまうとぼやーとしてしまう。
◎平舌ではっきり喋ろうとするとおかしい。フォーカスがぼける。
そのため、言葉をたくさん使わないといけない。

演習‐テキストを読む、喋るの違い。
原稿を読んでもらう。
→喋り言葉として書いた。
→意味が分かると、自分なりの音声で読んでしまう。
・喋り言葉の脳でやれば、通じる。
・文字言語でやると、違うな・・・となる。
◎ネガティブセンス、ポジティブセンス どちらがでてくるか。
・自分で話している音声、それが暗いか、明るいか、それを気にしながら話すことができる。
◎ネガティブ音声‐喉の出力が低い。不鮮明。
ポジティブ音声‐息が下がり、出力増し、共鳴度が高く、伝達性が増す。

・反応を求める/生きるセンス/生きたエネルギーを感じる
・ポジティブ‐愛情(日本人はいやらしいと感じてしまうが、外国人には空気みたいなもの)
・ポジティブをわぁーと出しておけない文化。
注射のようにピューと出しておくならいいかなと・・・。
・出している間に、音で掴む(1/10から1/100sec単位)
そのためには、音(音声)はノドでしか出せない。ことばをノドへ戻す。
少し強く感じたら少し弱める。

◆本日の磯貝語録
ネガティブヴVOICEは、ネガティブな心でネガティブな言葉を選ぶ。
ポジティブな声は精神も、身体もポジティブを誘発する。
当然、ポジティブな言葉を選び話し出す。
◆本日の感想
ふだんさ喋る動作は無意識でやっていたが、言葉を改善するには
何を意識しなければならないかよく分かった。
あとはじっくり実行することだと思う。

活舌・発語グレードUP(9/10)

講座テーマ「今の言葉の品質チェック」

[1]ウォーミングアップ
・首をゆっくり回す、左右。
・片腕を上に伸ばす、反対の腕は下に伸ばす、左右。
・肩甲骨をまわして、背中をゆるめる、肋骨も動かす。
・肘を水平に前に出す。ひらいて横に出す。片側づつ、左右。
・股関節をほぐす。座骨を意識して→恥骨→腸骨→大腿関節
・腰をおろして 踵→土踏まずに重心移動。
・股をひらいて、股割り、肘を伸ばして首がうもれるくらい、肩入れ。
・両手前について「はっけよいのこった」、肘・膝をバウンド。
・部屋を往復して歩き、体をほぐす、手首。
・歩幅を広く、踵を前に出す、背中が抜けていると歩幅がとりやすい。
・腕を振るときは、肘を後ろに引くと弾み車になる。
・ナンバの動きのほうが、狭く歩ける。結構早く歩ける。
・交叉する動きと、両方うまく使えるとよい。
 頭を胸郭の上にのせて。

・猫背なおし、イスに座って。
・背骨のラインに二の腕がそうように反対側で支える。
・できるだけ肘を背から離す、戻したら両肘を胸の前で抱える。
・両腕を後ろで組んで、できるだけ手をあげる、おじぎをする。
・膝と股関節をさぼらないように。
・ぶらさがるか逆立ちするか、背中を反る運動。
・両足前後して膝のバネを使って膝を片方ずつ抱えて回復運動。
・足首を持って、足の前面を反る、片側ずつ。

[2]ことばの調音(良い言葉を作る舌の仕事)
Aさん:決定的に悪くないが、年を経て、劣化していく、呂律。
◎発音、発語の舌の動きと使い方=タンギング(Tongueing)=活舌
・滑舌、なめらかな舌より《活舌》、舌の使い方が調音。
・舌で母音をつくる。舌作業が不明確だと音も不明瞭。
《タンギング》母音発声時に舌を使う。使わないと不明瞭になる。

(1)母音調音を正確にやりなおす。
いい音になるための構え。
EX-
ア シ タ ワ
a si ta wa
・各助詞を明確に。
・意味、音は認識脳にかかわる。言葉の明瞭度は本人の認識度。
「このはな」音声として有意な領域、鮮明な音。
・舌の広さが関係する。舌全面で出した音は不鮮明。
・音声が分離できると認識も分離できる。
・舌が歯に接近して動かない分を顎で補う。
・顎の動きは軟口蓋上下、鼻腔の響きと関わる。
・響きがあると喉も鳴る。
・舌を細くする、唇と舌も連動する + 口腔内共鳴が口唇共鳴になる。

EX-舌を前後させ、上下する。口腔内で舌が動く。
EX-噛んだままで「イ・エ・ア・オ・ウ」丁寧に。
舌を引きおろすのではなく引き下げる、違う筋肉を使い分ける。

・舌の側面を狭くする。左右を縮める。
◎細舌になる。
・舌の位置を奥、または後ろに動かす。
・舌尖を動かせる、息を方向づける、歌・楽器、響きをつける。
・図を見ながら調音確認、舌尖の位置を1ミリ単位で調整。
・雰囲気ではなく感覚でやる。
・意味だけの音でなく、意思が伝わる音を出す、ちょっとした舌の意識。
・舌を有意識に正確に使うと伝達の度合いが変わる。
・細舌にして自由に使う。平舌だと動きが限定される。
・日本語の原則がいつのまにか平舌になっている。快活でなく、不満気?
・狭いコミュニケーション、言葉少なく、意思の伝達より感情の伝達が主だった。
・喋るときの意思が決定しにくい。

EX-細舌にするのに舌を引く、舌を浮かせる。
鏡を見ながら、舌小帯で舌を止める。オトガイ筋。
止まったら細くなり、細くなったら止まる。
奥歯の上のあたりで左右を縮め、息を入れながら舌根・奥舌をおろす。

・なんと精密な動き、何かを失っても補う。

EX-喉おろしに大胸筋、僧帽筋の下まで使う、柱は頚椎。

顎をできるだけ動かさずに、平舌だと下りる率が少ない。
嚥下の仕組みなど単純にして多機能、喉頭蓋がストンと落ちるように。

EX-喉頭がおりると呼吸が安定する、喉頭奥壁で支える。
喉頭が上がると、下が弛緩し声帯の鳴りが悪くなる。

・耳の聞こえ、喉の鳴り、言葉の鮮明さの関係
・自分の考えていることを正確に音声表現する。相手も正確に受取れる。
・若いうちから舌のコントロールをする。認識度が上がる快感。

◎聴いているときも喉頭をおろし、舌を浮かして、鼻が開いた状態→腹式呼吸
人の言葉をストレートに受取れる。緊張感が違う。

EX-舌小帯をあげて口を閉じておく。それで聴く。
舌の実感、触れることから。
口の中に水をためて確認、舌に歯型がつくのは緊張が多いため。
まぶたをあげる交感神経との関係?

EX-舌を浮かせたまま「イ・エ・ア・オ・ウ」、舌は動く。
音を誘導する舌、舌の位置が母音のタンギング。
舌を浮かせて細くして、歯の内側に収まっているのを日常にする。
喉頭の位置が決まる。口腔内の奥行の深さを実感する。洞穴。

・あくびを口腔が深い状態でやると喉頭がおりる。
・口の幅を唇の幅にして、頬まで発声に使わない。
・奥歯の幅が口腔、鼻腔、それより広くはならない。

EX-細くして、縦の動きを使う、口角を縮めて口腔を深くする。縦口。
下顎、オトガイと、上顎鼻翼で支える。

・奥舌でコントロールすると細くなる。鼻腔と喉頭蓋は連動。
・理屈どおりに動けるようにトレーニングする。実践、習慣化。
・喉頭が下がると舌筋が伸び、声が低く落ち着く。
・身に着けるシリーズに。

◆本日の磯貝語録
舌は滑らかに動かすよりも、正確にしっかりと活動させること。
その方法を磯貝メソッドでは、ことばの活舌法(タンギング)といいます。

◆本日の感想
喉頭を下にさげ、舌尖を細くする事で母音がはっきりする事を実感できました。
慣れたなら、さぞかしきれいに喋れるのだろうと想像できます。

舌使いと言葉づくり、最終回

8月6日(火) 活舌・発語法Lesson レッスンデータメモ

講座テーマ「舌使いと言葉づくり、最終回」

[1]体の調整法
①真ん中を取る。踵を床へ押し付ける。
真っ直ぐ立ち、左右に軸をずらして、真ん中をとっていく。
次に体を捻る。(真ん中を見つけるためのこと。)
・真ん中で立っているとラク。呼吸がつまってくるようなら真ん中ではない。
・芯を外に出す。
・真ん中が決まったら、重心をおろす。上にひっぱってもらいながら下へおろす。
・見えないものを感じる力、見つける力。
・身に付くまでやる。頭で考えてやるのとは違うこと。
・芸の世界は見えないものを見つけて出すこと。
・猛烈に、真ん中があると思い込む。

②踏み足
③歩く(踏み足の状態で、上半身はやわらかく。)
④体に力を入れず、足音をたてないように歩く。
(抜けて、おちている、余計な音をさせない、究極の演技)

[2]講座(プリント使用 今までの復習)
・プリントに従って、今までやってみたことを振り返る。
◎<エクササイズ(声のための)>
・首を回す→肩を上げておろす→肩を後ろへ→次に前へ
・アゴを上へあげる→右へ、左へ、戻す。
・頭を手で持ち、前へ、斜め右左へ倒す。
・耳の下のところへ親指を置き、まわす。
・顔を動かす、口まわり。
・下を奥へ、舌を出して伸ばす、舌を口のなかで動かす。
※あくびをどんどんする。
・歯を合わせて息をするどく吐く。「スー」っと音がするくらい。
・唇を動かす。上顎を舌で弾く。リップトリル

・「ア」明るい、「ア」暗い、をくり返す。
・上顎の歯茎を舐めて、そこに「イ」という辺りがあり、そこから返すように、「イ」。
・下の歯茎を舐めて、「エ」「テレテケテン」
・あくびをする 「オ」「オオゴト」「ゴートウ」「オーゴートウ」
・軟口蓋、硬口蓋の境目から軟口蓋に向かって舐める。
「ウ」、上からノドへ向かって出す。

Aさん:そのポジションから出した音をいいい音にする。
他の人に音を聞いてもらう。
イイ所がどこか探さないといけない。

・ノドと調音点・・・母音はノドに戻る。
ノドの実感、これはあったほうがいい。

EX-「修理依頼中」

Aさん:まず、ベースをつくる。そこから軽くしたり、いろいろやっていく。
・生きていく限り、その人だと分かることをやりなさい。
そればかりやっていると、僻まれる、技で変える。
・身の程でできる、それを調整していく。
(不自然でやれば、外で聞いてもおかしい。)
・絶対にいいところでやること。変な役であったとしても、
自分のいい声でやる所があっていい。

Bさん:「ウ」をつくる。カタカナの「ウ」が聞こえてくるように。
音にするときにはカタカナでつくる。

・締まった音になる。
EX-「ガラス」「カラス」漢字で、仮名で・・・やわらかい。
「カーカーカラス」音に近づけたかったら片仮名にする。

NO.2 「ナ・ラ・ダ・タ・カ・ガ・ヤ」について
・母音は上の「ア」を使う。
・磯貝先生について、上顎子音を発音する。
・子音のことであるが、母音が崩れてしまうと、日本語として嬉しくない。

Bさん:ノドで出す。おとして出す。
そのほうが音が良い。

・母音の下の「ア」を使って上顎子音を出す。
EX-「高くなだらかな山」今のポジションで作ってみる。

Aさん:奥歯から前へ流れてしまうとAさんらしくなくなる。

NO.3「喉おろし」
・「オ」をつくる、喉をとらえる。
EX-「東京都 東京駅」
・駅があがってしまう。駅は調音が低い。そこを捉える。
EX-「ウ」
‐「うちのおじいさん、うちのおばあさん」
‐「うちのおとうさん、うちのおかあさん」
おかあさん・・・平仮名になる、片仮名で言ってみる。
「さん」でやわらかくして、不鮮明にする傾向がある。
親しみを出すために。しかし敬称であるため引っ込めない。
・サンクス・・・日本人が読むと「さんくす」となる。
EX-「タ」「ド」 「タドタドシイ」「ソゾロあるき」

NO.4
下アゴと舌は離しておろす。すると舌は自由になって、そして喋る。
「サ」‐舌が尖っていないとサ行にならない。
出した音は声帯に戻す。

・ことばのクオリティーについて
舌面ではなく舌裏でやると、ことばは変わる。
EX‐「サ・シ・ス・セ・ソ」(舌を持ち上げて)
「ザ・ジ・ズ・ゼ・ゾ」
「からたちの花」を歌うときも同じ。とても歌いやすいし、言葉も分かる。

EX-「スミマセン」「知りませんでした」
・謝り言葉が日本人は苦手。
・「スミマセンでした」ということばは頭にひびく音なのだ。
・「セ」「ン」「デ」「シ」「タ」/「セン」
・前頭葉を振動する音。
・脳の反応した音は自分でも分かるし、人にも伝わる。
・「ミ」‐喉、鼻の先端、おでこ、これが一緒になる。
Bさん:「マ」は、響きを感じる。全然違う。
Aさん:生きている実感を感じる。心で感じられる。
磯貝:そういうことばで日本人が喋ればいいのだが・・・。
口だけで謝罪するな。

NO.5
「コエガオチツクト、コトバモオチツク」
落ち着く・・・消さない。
「コノカンカクワ、オトナノセカイデワ ナイカトオモイマス」
「コノ感覚は 大人の世界では ないかと思います」
・片仮名で読む。
・漢字を入れてみる→各自練習

Aさん:ラフカディオ・ハーンの怪談を読もう。乱歩、横溝など。
Bさん:「この感覚は・・・」からが苦手。
「思う」鼻で喋る。
・スパッと出せれば、自分の納得がしっかりする。
いいものはパッと聞ける。
・25~35歳までの人は甘やかされている。
・20~10代 社会がシビア。白々と社会を眺めている。とてもシャープ。
東京も、地方も同じ。ダメなこはダメだがスパッとしている。
そういう人を相手にするときは、いい音を出せばピンとくる。
・落ち着く・・・気が落ち着く

〈今日の講座でどんなものが残っていますか〉
Bさん:ことばを伝えることは本来的な、動物的なメソッドではないか。
活舌というのは、動物的な、本能的なものを呼び起こした。
伝える、届けるというのが、今の社会の生活のなか(家畜化された生活のなか)では、
腐っていくと感じるが、伝えるのが本能的であると感じる。
磯貝:どのくらい獲得したか?
Bさん:40%

Aさん:人間が本来持っているもの、それを目覚めさせてくれた。
舌裏を意識して出しやすくなった。

◆本日の磯貝語録
言葉使い、舌使いはその人の生活習慣である。しかも、その人の人品となり、人格である。
◆本日の感想
三ヶ月間、自分の変化を感じました。活舌は、正に伝える力だ!!
気を使ったり、萎縮したりしないで、もっと本能と話しながら生きようと教えられた講座でした。
とっても楽しかったです。