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週一ベーシック(2015.12.22)

講師:磯貝靖洋
助手:戸村健作

【今日のテーマ】
総おさらい

【磯貝メソッド身体法】
今期最後の週一ベーシック講座です。
ということで、やはりストレッチングからスタート。
受講者の弱点部分に重点をおいてトレーニング。
横隔膜をはる、肋骨を開く、そけい部を意識し重心おろし。

【磯貝講師による総まとめ】
全体を通して個人個人に対してアドバイス。

・全体として
身体に関しては、やはり下半身。腰、骨盤、脚、足首。
実感を持って最大限に声のため活用できるようにしていきましょう。

・呼吸について
今までは筋肉トレーニング、グレードの高いことを目指しましょう。

・そして、ことば
何はともあれ、息を落とさず明るく柔らかい声を心がけましょう。

声・ことばに関する問題は全体に共通することも多くありますが、そこへのアプローチなど個人差も多大にあります。
受講者の弱点・良さ・改善案などアドバイス。


2015年中期週一ベーシック講座終了です。お疲れ様でした。


20151222
文責 戸村 健作

週一ベーシック(2015.12.15)

講師:磯貝靖洋
助手:戸村健作、菅家ゆかり

【今日のテーマ】
発音⑦「口唇と舌」
  
▼磯貝メソッド身体法
・ストレッチしながらタンギング
・顎関節をゆるめる
・タンギングしながら坐骨歩き
・タンギング+3T
   
▼今期の振り返り+習得の確認(受講生の一人が、今季最後の参加のため)

理解できていないことを申告、実演してもらい、何ができていないかを確認。
  
・9月呼吸
①丹田の出し入れの位置が高い、丹田の出し入れの感覚がはっきりしない。
⇒足首、鼠径部、丹田の出し入れ(下から順番に確認する)
②呼吸時、横隔膜を広げ、収縮する位置が高く、呼吸量が少ない。
⇒背筋をもっと使えると良い。身体法を行う時に、肋間筋を良く動かすことで胸周りの筋肉が強化されると横隔膜が上手に使えるようになる。

・10月発声
①喉実感がまだ十分つかめていない 口の実感でなく、声は喉で鳴る。
②顎が決まらないと発声も上手くいかない→日常、しっかり噛むことでささえがしっかりする。
③目の前にいる人には話しかける。話す相手への意識が定まると呼吸、声が変わる。表情も変わる。言葉の佇まいも変わる。

・11月~12月発音
①「イ」「エ」が難しい。良い言葉を発するには、緊張の持続が必要。
②母音のさばきができるようになると、言葉がはっきりする。言葉を実感する。音を言っている実感がある→相手に伝わる。
③子音…舌の使い方が重要。子音の響く位置がわかると、声が明るくなり自分の言っていることが、わかる。
ex  「ハヒフヘホ」子音を作る場所と、響く位置を、一音ずつ手で触れて確認する
   「パヒプペポ」音の粒を小さくする。(口唇の真ん中を使い、音を集める)
   「マミムメモ」口唇音だが、響きのポイントを意識すると、舌の動きが変わり、音が良くなる。
  
今期学んだことを振り返り、個人のことをチェックしながら全体の重要な点を確認することが出来ました。
声や言葉を良くするために、磯貝メソッドでは身体づくり、自分の体への意識を高めることを重視しています。
受講生個々の姿勢が整い、動き良くなってきたので、これからが楽しみです。

【受講生の感想】
講座を受講して約8カ月、首や肩のラインが変わり胸まわりが大きくなりました。 
毎回身体を動かし、呼吸をおこなっていることで、自分でも声やことばがしっかり出せるようになってきたと思います。

20151215
文責 菅家ゆかり

週一ベーシック(2015.12.8)

講師:磯貝靖洋
助手:菅家ゆかり、戸村健作、札辻静美

【今日のテーマ】
発音⑥ 活舌さばきの子音

【磯貝メソッド身体法】
磯貝メソッド身体法で声と言葉のための身体準備
この身体法があって始めて声と言葉のことを実践する準備が出来ます

【子音復習】
1.顔のストレッチ
 顎関節を緩める
 口輪筋をほぐす
 オトガイ筋をまわす

2.ラ行(準備)
 テキストで舌の位置を確認
 “ウ”で舌先を歯茎に付けた状態から”ラ”を作る
 舌先で歯茎を舐め、その位置から”ラ”
 ※縦口、細舌で。上記舌の位置で舌を弾く
 ※舌先で太鼓を叩くのと同じ
 ※サンプルを聞いてその音を出す
 ※やり方よりも音。言葉は人間技であると同時にあなたの精神

3.ラ行(調音)
 言葉を喋れる喋れないはその音を持っているかどうか
 他人が聞いて良いと音と思う音を作っていく
 声と言葉のために一番重要なのは舌

4.調音練習準備
 前歯を合わせて細舌で口の中を使う
 奥歯を合わせて唇を前に突き出し舌を奥に飲む
 うがい(口いっぱいの”ハ”を作りうがい)
 発話時は下顎と上顎をくっつけない
 方法や論理を知った上で、とにかく良い音を出す

良い音を出すという目的を忘れないで、方法だけを必死にやることのないようにしましょう。
良い音を知り(用意し)、その良い音を出すための自分のやり方を見つけましょう。

【本日の感想】
身体感覚に頼りすぎてはいけないと思った。
音に集中したおかげで、いつもより音の良し悪しがわかった。

本日もお疲れさまでした。

20151208
文責 札辻静美

週一ベーシック(2015.12.1)

講師:磯貝靖洋
助手:戸村健作、菅家ゆかり、札辻静美

【今日のテーマ】
発音⑤ 子音の種類


毎度のことながらストレッチングからスタート。

寒くなってきたので、しっかりと身体をあたためてからトレーニングしていきましょう。

四股の姿勢で股関節ほぐし。
ジャンプしながら身体と息の関係を実感する。
軽い跳躍からの脱力。息もあわせて「ハッハッ、ハー」。

▼呼吸法の復習
準備運動として仰向けの態勢で腹もみ
椅子に座って鼠径部、丹田の出し入れ運動
実感がもてたら呼吸法に移行

▼子音の復習
テキストにて子音に関しての確認
「ナ、ラ、ダ、タ、カ、ガ」の発声練習
口は縦口、アヒル口
鏡をみながら、出している音をききながら練習

テキストの子音調音練習サンプルを用いて発声練習
しっかりとオトガイをしめること

忘れがちですが一番大切なことは、出している音を聞くこと
そして、その音を良い音にしていくことです。
と、言葉では簡単ですが・・・

やはり母音ができていないと子音もぼやけてしまいがちです。
先はまだ長い!お疲れ様でした。


20151201
文責 戸村健作

週一ベーシック(2015.11.24)

講師:磯貝靖洋
助手:戸村健作、菅家ゆかり、札辻静美

【今日のテーマ】
発音④ 口と舌の母音捌き
※捌き(さばき)…巧みに扱うこと

▼磯貝メソッド身体法(毎回行う声とことばのためのストレッチ)
[坐骨歩き]
足を伸ばして座り、坐骨を動かして前進、後進。
上体をあまり動かさずに坐骨を動かすことで脚を運ぶ。
坐骨で身体を支えて動けることは、腹式呼吸、さらに深い鼠径部呼吸にも有効です。
簡単そうですが、坐骨だけでなく大腿部や内転筋の筋力がないと、進みません。
半年が経過し受講生も徐々に進むようになりました。

▼核母音調音 (テキストを参照)
明瞭で誰にでも理解できる母音が言葉の基本です。5母音の調音点を確認。
口唇ではなく、息の当て方や舌の動きで、母音の音が変わる。
いい音の調音点、舌のポジションを意識し、受講生個々に出してもらって、
音の違いを実感してもらいました。

特に母音が重なった時に、音が崩れて不明瞭で意味が伝わらない音になってしまいます。
舌の捌き方が、音づくりには重要です。

 練習 「アイシテル」「イイエ」「イイヒト」「ウソ」 

〇言葉は相手に向けて伝える
言葉を目で見る→脳に投影→頭から言葉を出す→相手に向けて言葉を発する。
相手がいないと、音も嘘っぽくなります。

【本日のまとめ】
言葉を伝えるには、音を良くすること。特に母音を明瞭で聞きやす音として出すこと。
音に意味があるから、音声が良くないと伝わりません。
音を良くするには、声帯で鳴った音がどのように舌で捌かれるかが重要です。
正確で誰にでも「あいうえお」と聞こえる母音を発音するには、舌の動かし方が大きく関わっています。
舌をどのように動かしているか、自分の舌の動きを意識したいですね。

20151124
文責 菅家ゆかり

週一ベーシック(2015.11.17)

講師:磯貝靖洋
助手:菅家ゆかり、戸村健作、札辻静美

【今日のテーマ】
母音の作り方(2)

[磯貝メソッド身体法]
いつもの通り、磯貝メソッド身体法で声と言葉のための身体準備

[呼吸法おさらい]
1.鼠蹊部呼吸(鼠蹊部根元の下腹部を大腿部方向に張り出しながら吸う)
 腰を入れすぎない
 必ず鼻から吸気する
 横隔膜で足を引っ張る意識
2.丹田張り出し吸気呼吸(丹田を張り出しながら吸う)
 丹田を手で押して丹田感覚を確認
 腰は落とさない
 肩を使わない
3.丹田引き込み吸気呼吸(丹田を引き込みながら吸う)
 上腹部を固くしない
 背中をしっかり使う
 下を向かない
 首を立てる

[調音練習]
・前歯を噛んだまま発語してみる
・下顎を緩める、でも支えはしっかり
・舌の先を使う
・音を真っ直ぐ飛ばす
・喉頭を張った音を出す

声と言葉のための身体が出来てくると、呼吸が操れ声もよくなります。
自己実感と他者評価を照らし合わせながら良い音を見つけていきましょう。

【本日の感想】
呼吸のことが曖昧だったので、確認できてよかった。


本日もお疲れさまでした。


20151117
文責 札辻静美

週一ベーシック(2015.11.10)

講師:磯貝靖洋
助手:戸村健作、札辻静美

【今日のテーマ】
発音② 母音の作り方(1)


はじめはやっぱり、ストレッチング、
鏡で自分の姿を確認しながら磯貝メソッド身体法。

今回は、日本語で重要な『母音』がメイン。
母音がしっかりしてくると頭もはっきりしてくるようです。

母音は歯の内側、口腔内でつくられます。
そのため舌の形・舌の位置がとても大切です。
その点に関して、テキストや図を使いながら具体的に解説。

口の形、縦に開くか、横に開くか
唇まで意識して鏡で確認しながら音を出す練習。

[練習での心得]
ただ音を出しているだけでなく、良い音にしていくこと!

自分だけが納得している主観的な言葉は人に伝わりにくいので、
多くの人が分かりやすい明確な音を出せるように。

まさに、利他言語

最後は、母音の中で一番難しい「う」の調音に関して。
唇をすぼめた音ではなく、口腔内に響かせる「う」。
これは本当に難しいです。

音を意識して良い音にしていくためには、耳も鍛えねばなりません。
長い長い道のりですが、一歩一歩です。お疲れ様でした。


20151110
文責 戸村健作

週一ベーシック(2015.11.3)

講師:磯貝靖洋
助手:菅家ゆかり

【今日のテーマ】
発音① 日本語の音


祝日だったせいか出席者が少なく、講師とマンツーマン状態でした。
受講生一人に時間を取ることができたので、受講生の質問を受け説明しながら進行しました。

①IM身体法
②歩行練習
 最初は、磯貝講師と並んで直線歩行。次に、おしゃべりながら歩くことで、お互いに引っ張られ、自然に良いペースで歩ける。相手と同調することで、自分のいい面が引き出される。

 ◎意識で合わせると不自然で上手くいかない、身体の動きで合わせると、同調していける。

③「日本語の音」―単音節
  正音:母音5―あいうえお
  子音9:か さ た な は ま や ら わ
  濁子音:が ざ だ ば ぱ
  拗音:きゃ しゃ ぴゃ ちゃ にゃ じゃ みゃ りゃ ぎゃ 
     びゃ ひゃ
  促音:-っ
 それぞれ 書いてある文字を声にする。
 読まずに記憶した文字を声にする。
 この2通りでは、音を出した時に違いがある。
 
 ◎記憶した音の方が実感があり、自己実感のない音は他人には伝わらない。
  音を記憶し、どんな音を出すか実感し納得した音を出すこと。

【本日の感想】
しゃべることは、自分の中にあることをベースにして発展させ、新しいものを構築していくことだと感じた。

20151103
文責 菅家ゆかり

週一ベーシック(2015.10.27)

講師:磯貝靖洋
助手:菅家ゆかり、戸村健作、札辻静美

【今日のテーマ】
発声③ 声質と聴こえ

【磯貝メソッド身体法】
毎週始まりは、まずはここから。

磯貝メソッド身体法は骨を意識する身体法
声と言葉のための身体法

▼歩行訓練3種
1. まっすぐ歩く
  まっすぐ踵から歩く
  身体の軸がブレないように
2. 座骨歩き
  腿の筋肉が使えていないと余計な所に力が入る
3. 逆四つん這い歩き(お腹を天井に向けて四つん這い)
  爪先で歩かない
  足裏で歩く
※筋肉を使った後はほぐすことも忘れずに!

【 講座 -声質と聴こえ- 】
◆前回のおさらい◆
鳴りと響き。鳴らないものは響かない。
響きは花火のよう。
花火の広がり具合が音で言う所の響き方。
花火の広がり方の違いが音では響き方の違いになる。

▼今回のテーマ 「声質と聴こえ」
音色って何?
 -音の高低
 -音の強弱
 -音の美醜 etc..

声は瞬間瞬間で消えてなくなるもの。
だからこそ、声や言葉のことは抽象的ではなく、具体的な声として出せるようにすることが大切。
そして、あなた独特の物である声が、誰にとっても良いものになれると良い。
→個有の感性から共有(共通)の感性へ

自分の出している音はこれでいいのかを常に考えること。
声や言葉のあらゆることに関して、自分の中で「これだ!」という感触を持つこと。

発声が変わって呼吸が変わると音声が変わります。
自分の中の良い声、良い言葉を育てていきましょう。


【本日の感想】
響きをマスター出来ると、外国語も上手になるのではないかと思った。

緊張を持った声を維持して出せるように、普段から自分を鼓舞しなければいけないと思った。



今週もお疲れ様でした。


20151027
文責 札辻静美

週一ベーシック(2015.10.20)

講師:磯貝靖洋
助手:戸村健作、札辻静美

【今日のテーマ】
発声② 鳴りと響き


はじめはやっぱり、ストレッチング

磯貝メソッド基礎身体法にはじまり今回は股関節を重点的にほぐす。
〆に稽古場の端から端まで座骨歩き。
※座骨歩き:長座の姿勢で座骨を使って歩くこと


さて、今回のテーマは「鳴りと響き」でした。

音はみることができない
音は何かをたたくと出る
細かくたたく音は離れると連続音として聞こえる

では、鳴りとは?響きとは?

物事を考えるとき私たちは事象を止めて考える傾向がある。
しかし、私たちは生きている。
生きているということは動いている、止まっていないということ。

そのため、考える際も動いて考える・止めて考えるその両方できることが重要です。

磯貝講師による音が波で伝わることに関する説明。
そこから、響きの特徴について解説・実験。

ピアノで音をとり数人で声を同調させる。
音は波の真ん中に向かっていく。
一人一人が勝手な鳴り方では一つにならない。
自分勝手な言葉は人には伝わらない。

声は響かせることで良く聞こえる。
喉ででっかい声を出す必要はない。
舌の使い方で言葉ははっきりとする。

いい言葉の音にするために、これらのことを発声法・発語法へつなげていきましょう。
すべてはスパイラルにつながっていきます。
お疲れ様でした。


20151020
文責 戸村健作