水曜隔週ベーシック(2016.04.27)

講師:磯貝靖洋
助手:菅家ゆかり、五十嵐正貢

本日のテーマ:舌さばきと発音

【身体法】
・ロールダウン、ロールアップ
・IMB
・直線歩行

【講座内容】
・今までの復習
・「青い花」をテキストに、言葉さばき、音さばきの演習
・形容する対象を想像して「青い」と発声する


【担当助手感想】
伝える相手と伝える内容を具体的にするほど、言葉がはっきりしてその内容を想像しやすくなり、内容が聞こえてくるようになった。

【本日の磯貝語録】
・誰にでも通ずる自分のいい声をつかむ
・明るい響きのよく通る声があれば、それをコントロールして暗い声や低い声を出すことができる
・声のことは、能天気に、楽天的にする。

【参加者の声】
・今まで曖昧だった自分の声のことが、具体的にわかるようになった。
・声を出すことが楽しく、気持ちいいことになった。

20160427
文責:五十嵐正貢

水曜隔週ベーシック(2016.04.13)

講師:磯貝靖洋
助手:菅家ゆかり

本日テーマ:言葉の音(発音・アクセント)

【身体法】
・IMB(立位)
・股割り
・歩行訓練:直線歩行―連続した美しい動き。前に進む実感をつかむ。
 
【講座内容】
 ―言葉の音づくり―
 良い声は、声帯が良く鳴りよい響きのある声

1)地声づくり(喉頭音・地下鳴り音)
  パブリックの場では、誰にでも伝わる声、言葉で話すことが求められる。
  ◎自分の音を聞くこと

 ①ハト鳴き―喉の笛を鳴らす
 ②鼻鳴らし(ハミング、ファルセット、仮声)―響かせる
 
 聞いている人が分かる音が、伝わる音である。

【担当助手感想】
・歩行訓練では、意識すべきことが分かると歩く姿が安定し、しっかり前に進んでいた。
・ハト鳴きは初めての受講生も多かったが、徐々に笛が振動し、振動も外にも伝わってきた。ハミングで響かせることができると、柔らかくいい音になったことが実感してもらえた。

【磯貝語録】
・歩くことで中心や前の感覚が分かる。歩行訓練が声を出す準備になる。
・自分で聞くことができ、聞いている人が分かる声は伝わる。

【参加者の声】
・ハト鳴きは初めてだったが、声帯の振動がわかった。
・歩き方、地声発声、ハト鳴きをしてみると声が浮かなくなった。
・地声をあまり出していなかったが、しっかり自分の声を実感できた。

20160413
文責 菅家ゆかり

水曜隔週ベーシック(2016.03.30)

講師:磯貝靖洋
助手:菅家ゆかり、五十嵐正貢

本日のテーマ:声の響き法

【身体法】
・IMB(椅子座位)
・股割り

【講座内容】
・口でなく喉の実感で喋る
・体の隅々まで使って言葉を作る。手足の指先まで意識する
・自分の納得のための小さなエネルギーがだんだん大きくなって伝えるエネルギーに変わる。そうして出る言葉は、頭で「伝えよう」として出る言葉とは異なる。

【担当助手感想】
体の隅々まで意識すると、浮わついた口先の声が落ち着いた地に足のついた声になった。

【本日の磯貝語録】
・体の隅々まで使って言葉を作る
・喉が地面で、その下には豊かなものがあり、それを使って声を出すのが地声である

【参加者の声】
・喉を触って発声しないと心許ない。
→皮膚感覚や音を拠り所にする

20160330
文責:五十嵐正貢

水曜隔週ベーシック(2016.03.16)

講師:磯貝靖洋
助手:菅家ゆかり

【本日のテーマ】
言葉と腹式呼吸

【身体法】
IM基礎身体法
直線歩行
股割り
鼠径部ほぐし

【講座内容】
呼吸の復習・確認
1腹式呼吸 
  鼠径部のささえ・お腹の出し入れ
2背面呼吸(横隔膜から上の部分を使った呼吸)
3胸式ハイポジション呼吸

呼吸、息をささえる位置が変わると声が変わる事を実感してもらった。

【担当助手感想】
磯貝メソッドでは、声ことばの基本は呼吸、息であることに重点を置いて指導している。
声や言葉の発音、表現法の前に、呼吸を身につけなければ先に進んでも上手く結びつけられない。
呼吸、息を自分でコントロールするには、上半身の底、鼠径部のささえが必要で、ささえることが抜けてしまうと呼吸が上手くいかないことを実感してもらえた。
息ができても“どこでささえるか”が重要で、繰り返し身体を動かし自分で“これだ”という感覚を掴んでほしい。
呼吸の場所を意識できると、顔つき、目つきも変わった。その呼吸で出した声は、聞きやすく意味も理解しやすかった。

【本日の磯貝語録】
・呼吸が上手くいくと、話し手と聞き手の関係が、気まずくならない。
・呼吸・息によって感情をコントロールできる。
・呼吸とささえる位置が変わると声が変わり、精神状態も変わる。

【受講生の感想】
・普段あまり背中を意識しないので、背面呼吸が難しかった。
・背中に息が入る感覚が分かりにくかった。
  
20160316
文責 菅家ゆかり

水曜隔週ベーシック(2016.03.02)

講師:磯貝靖洋
助手:菅家ゆかり、五十嵐正貢

【本日のテーマ】
「日本語子音」 ―発音―

【ウォーミングアップ】
・IM身体法

【講座内容】
・1分間スピーチ:テーマは自由
・文頭の「私」と格助詞「は」の作り方
・子音調音:唇音MPBW

【担当助手感想】
唇音は、唇の外で子音を作ってから歯の内側の母音を響かせるために、息を吐かずに調音するのが難しい。

【本日の磯貝語録】
・スピーチは物より生き物を、全体の説明より焦点を絞って、内容より話し手が伝わる声の言葉で話す。
・自分の中心線の前に透明な板を作り、そこに音を集める。

【参加者の声】
1分は思ったより短い。地声は思ったより響き位置が高い。

20160302
文責:五十嵐正貢

水曜隔週ベーシック(2016.02.17)

講師 磯貝靖洋
助手 菅家ゆかり

【本日のテーマ】
 「日本語母音」 ―発音―

【ウォーミングアップ】
・IM身体法
・股割り
・開脚上体伸ばし 半開脚前屈 片足伸展ストレッチ


1.日本語母音の基本
 実践練習「自分の名前をしっかり伝える」
 ・受講生、順番に名乗る。
 ・骨盤と横隔膜、身体のささえをつくり、「あいうえお」を発音。
 
2.母音調音(テキスト P24)

3.核母音(テキスト P25)
 母音の中心音は、良く鳴って聞きやすい音である⇒核母音
 ・核母音の調音法、留意点の説明
 ・5核母音調音点説明、確認


【本日の感想】
・核母音の大切さ。母音が良い音だと理解しやすいことがわかった。
・アクセントを正しく読むと、音が良く伝わる。
・声を出すことは奥が深く、訓練が必要だと思った。ゼロからしっかり学んでいきたい。

【担当助手感想】
すでに半年参加している受講生は、聞きやすい音を出せるようになってきた。
今期数回参加、本日から初参加と、受講生の調音実践値が違い、調音点を意識して母音がつくれている人と、調音点を確定できていない人では、音の違いがはっきり聞き取れ、受講生も調音点が重要だと実感できていた。


【磯貝語録】
・母音が良い音になると、聞く人にも伝わる。
・母音がいい音になると、いい気分になる。いい音が出せるようになると、自信が付いてくる。


20160217
文責 菅家ゆかり

水曜隔週ベーシック(2016.02.03)

講師 磯貝靖洋
助手 菅家ゆかり 五十嵐正貢

今日のテーマ:「発声」仕組みと声の種類

1 ウォーミングアップ ― 磯貝メソッド基礎身体法  
 首、胸郭、肩甲骨周辺、骨盤を動かし、呼吸や発声がしやすいように筋肉をほぐす。
 股割り…呼吸、発声が安定するように、重心をおろす。

2 発声の概論
 人間は進化し、言葉を持ち、コミュニケーションをするようになった。
 行動範囲が広がり、声を発ししゃべることがより有効になり、
 声を出すことは、自分のためではなく周囲の人のためでもあると考えられるようになった。

 言葉を覚えて人に話す→相手が反応する→そのお陰で自分は成長する
 →自分自身の愛情が育つ

 ◎声を出す、声をかけることが、人を助ける
  IMでは、素晴らしい声でなくてもいいから、まずは、しっかり声を出すことが重要だと考えている。
  声を出すことは、面白く楽しいことだと思ってほしい。
 
  自分で声を出すこと、様々な方法で声を出してみること。出来ない
  恥ずかしいと自分を内に抑え込むと、声が出しにくい。
  何でもいいから、色々声を出してみよう。

3 実際に声を出す
 「ア」の音を一回 次に「アアア」と連続3回 「アアアア」4回
 「ア アー」 先のア、後のアー どっちが良く聞こえる?
 自分の声を良く聴きながら発声すること
  
 音を出している時に、何を感じているか―笛を感じること(声帯実感)
 音の高低、強弱、響きを変えて、「アアア」3連続 「アア」2連続
 ストップと声がかかるまで、ずっと色々な音を出し続ける。

 ◎声を出していくうちに、周囲が気にならなくなり、自分の声に
  集中し声をいろいろ変えて出せるようになる
  ⇒自分の声を聞いて色々な声を出していると、声を出すことが楽しくめるようになる。

  「お待たせしました」 いろいろ出してみる 
    ⇔「どうも ありがとう」返答も色々な声で出してみる。

  声は外に出す、相手は外側にいる。
  声は自分のエネルギー、目からも相手に伝わるオーラが出ている。
  目を相手に向け、相手に向かって声を出すこと。

  相手に伝える声は、喉の実感があるエネルギーのある地声。
  自分でも安心でき、相手の実感でき伝わるのは地声である。
  
 ◎IMでは、地声をどんどん出して、響かせる発声法を指導している。
  自分の地声を知っておくとよい。地声で相手に伝えることが重要である。
  一番基になること、声を身につけることで、応用も出来るようになる。

「本日の感想、印象に残ったこと」
 ・自分の声なのに、地声がわかっていないことが分かって、面白かった。
 ・「自分を楽しませる」というキーワードを知ったこと。
  自分を認めること。これまで、そんな考え方をしたことがなかった。
 ・自分の声が地声とは違っていたと気付いた。いろいろな声を出すことが面白かった。

「本日の磯貝語録」
 声を出すことは、自分のためでなく、他人のためである。

声を出す事の面白さ、楽しむ事を実感してもらえて、これからの声の変化が楽しみです。

20160203
文責 菅家ゆかり

水曜隔週ベーシック(2016.01.20)

講師:磯貝靖洋
助手:菅家ゆかり、五十嵐正貢

今期最初の講座は、継続3名、新人1名で始まりました。

【ウォーミングアップ】
IM身体法

【イントロダクション】
手本を真似て慣れて身に付ける。
継続の人は一つ先のことをしよう。

【母音チェック】
◎5母音
◎IM母音テキスト読み上げ
 継続の人は皆良くなった。
 声は出るようになったが、今は声を出すことしかしていないので、次のことをしよう。
 ただ音を出すから、意味のある音を出す。
 そして明るい音を出す。
 そのために自分の出す声をよく聞くこと。
 出す前に出す音を想像してから出す。
 自分のことも人のこともいいところをたくさん見つける。
 そのレベルでのいいところを見つける。
 悪いところを見つけて批評するのは頭。悪いところからいいことはできない。

【呼吸直し】
まずは腹腔運動
足の裏を実感して、股関節と胸郭を緩めて、腹をぺしゃんこに凹ます、反対に思い切り膨らます。
吸いながら凹ます呼吸と吸いながら膨らます呼吸を両方やる。
腹腔呼吸は横隔膜とその上の背中を意識してすると声が明るくなる。
呼吸を変えると声が変わるので、さまざまな呼吸法を知り、やって慣れると、必要な時にできるようになる。

【本日の感想】
・足裏の実感が大事だと感じた。今まではフワフワしていた。
・今までは悪いことに目や耳が行きがちだったので
 これからは自分のことも人のこともいいことに気付きたい。

20160120
文責 五十嵐正貢

水曜隔週ベーシック(2015.12.23)

講師:磯貝靖洋
助手:出先拓也、五十嵐正貢


今日は今期最後の講座でした。

【ウォーミングアップ】
IM身体法、直線歩行

【前回の復習】
「アクセント」
音楽のように高低をつけるとはっきり伝わる。
好きな食べ物の言葉で練習する。

【今日のテーマ】
「舌さばきと発声」
舌の位置と動きで口腔の形を変える子音のうちで下記の調音練習を行う。
下顎と下唇の支えと構えが大事です。
やはり音をよく聞くことです。

1、弾き音
◎ラ行
・小さい「ツ」を前につけて息を詰める
・音を外に出す
・舌が歯茎にずれるとダ行になる

◎ナ行
・小さい「ン」を前につけて息を詰める
・音を鼻から外に出す

2、こすり吹き出し音
◎サ行
・小さい「ス」を前につけて息を詰める
・音を歯間から外に出す
◎ザ行
・サ行より舌を歯に強く当て
 小さい「ズ」を前につけて息を詰める
・音を歯間から外に出す

【本日の感想】
・声が楽に出るようになった。
・自分一人でトレーニングしてもまだなかなか思うように行かない。
・地面に足をしっかりつけて姿勢に気をつけるようになった。
・途中から入ったので1月の呼吸法が楽しみです。
・はっきりとした音を作るのは大変疲れるが、充実感があった。

20151223
文責 五十嵐正貢

水曜隔週ベーシック(2015.12.9)

講師:磯貝靖洋
助手:出先拓也、五十嵐正貢


【基礎身体法】
手で体全体をさする。
体の外側を実感すること。
体の内側を実感すること。


【本日のテーマ】
言葉の音(発音、アクセント)

音は光と違って、鮮明不鮮明がハッキリしている。
声や言葉が鮮明になれば自分の実感も高い。
すると、他人にも伝わる可能性が高くなる。

「発音、アクセント」
日本語をより正確に伝えるために重要なのがアクセントである。
アクセントを正確にすると伝わりやすくなる。

アクセントの種類を知る。
どのような目的があるのかを知る。

実際に4種類のアクセントを読み分けてみる。

「自分の名前を正確なアクセントで発音する実習」
まずはそれぞれの名前のアクセントを正確に発音する練習。
高い音低い音がバラバラになったりしないように、それぞれ音を合わせる。

次に、"私の名前は◯◯です"
を各自練習。
"です"が消えたり、自分の中に引っ込まないように、最後まで相手に届ける。

最後に、"あなたの名前は◯◯さんです"
を練習した。


【本日の感想】
今まで自分の名前をどのように言うか意識したことがなかったので、よいきっかけとなった。
アクセントを正確にする事で、聴き手が受け取る印象が全く違うとわかった。


20151209
文責 出先拓也