歌い方・発声(3/18)                             《音楽系》

3/18(土)歌い方・発声

 <宗教音楽>(磯貝講師)
 仏教経文をうたう⇒イミよりも「音」である。音化、音楽化する=自己の解放
          Kyrie eleison、観自在菩薩も同じ音楽である
          出した音を響かせる
          話の意味を追わない
  ◎般若心経のリズム
    漢字1字を1拍とする
    訓読の1文(読点)を1節とする
    基本は4字熟語が1小節
    ブレスの場所は自由
  ・経は1人で唱えるものだが、人が集まって一緒に行ったときに違う響きが生まれる。
   予め音や長さを決めて(キリスト教音楽)ということでなく、自然発生する
  ・複数名で唱えるときは拍が重要となる
  ・崩れたときに導師が基準を示す

 不生不滅のイミ⇒フショウフメツという音(響き)の中にある

 みんなでやる
  ⇒「はかる」ことをする ⇒発しながらきく、ききながら発する

 演奏方法:その時、その場(響く場所か響かない場所かetc)で変わっていく
      ⇒自分の中におこるものも異なる
  バード「キリエ」 合わせ(3声)
  グレゴリオ聖歌「Ave Maria」合わせ
    言葉は響きである。良い響きをつくろうとすること。
    音符でブツブツ切るのではなく、フレーズ、語としてつくること

 ◆本日の磯貝語録:多人数で和することで(1人とは)違う響きが生まれる

歌い方・発声(3/4)                              《音楽系》

3/4(土)歌い方・発声

「世界の宗教音楽を歌うⅣ:仏教音楽編」(磯貝講師)
  西洋音楽・・・キリスト教経文(=言葉)を唱えることで精神が動く
  仏教・・・仏教典(サンスクリット語) それ以前にも別の言語での記録もあった
       中国経由で日本に伝来  そのため漢字のあて字になっている
        (中国は国をつくるために宗教が必要だった。国(時代)によって宗派が異なった)
 「般若心経」
   サンプルCDをきく 
    ①声明(経典を声で明らかにする。他地域に輸出されたとき文字が読めないために生まれた)
     ・音の切り方が西洋とは異なる(息が異なる)
     ・腰が座った型(腹式呼吸になる。息を抜くことはできない)
     ・リズムが厳格でない
     ・フレーズのイミではなく音にイミがある
     ・ハナに抜く(開いている)
     ◎ハナを開いて音をつくる(ハナから直接あけ、ノドにつなげる〇、口からハナを開ける×)
      眉間から頭頂までを響かせる
      キリスト教も同じ。長く音を響かせるため。長い音に精神性を感じる
      宗派によって位置に違いがある
 「般若~心経」まずは声に出して読んでみる(音読)
        口語訳を読む(輪読)
  サンプルCD
   ・通常
   ・チベット語
   ・サンスクリット語
   ・日本語(漢文を日本人が読む)2'56"
     速度、音高は自分で決めてよい(自分が気分よく出せるところで)
     形はある程度守る(変えすぎてはダメ)

   CDに合わせて詠んでみる
    丹田をおろして座る。響きは眉間より上で
    まずは書かれた区切りで詠んでみる。流すように

  ①グレゴリアン Ave Maria 1’40”
  ②ルッツィ     〃   3’30”
  ③バード    Kyrie   0’40”
  ④ケルビーニ  Ave Maria 3’10”
    次回 グレゴリアン Ave Maria + 般若心経

  見本市 般若、グレゴリアン、バード、ルッツィで7分以内におさめるようにつくる

 ◆本日の磯貝語録:全世界の音楽の基本には必ず宗教音楽がある

歌い方・発声(2/18)                             《音楽系》

2/18(土)歌い方・発声

 森下講師
  ・O脚チェック⇒O脚の人は脚の内側の筋肉をあまり使えていない

   EX-①椅子に座って足の指を一本ずつ動かす
      ②浅く座り腰をかえす。足首を上げる→骨盤の後ろ側の筋肉を感じるはず
      ③両脚をつけて立ち、お尻は上げる。胸を開く。ゆっくり骨盤だけ動かす
      ④脚を肩幅に開き、つま先立ちになる

  ・グレゴリオ聖歌
    AveMaria 同じ母音のときは特に音の高さが変わっても響きは変えない
         口は縦口の響きで。
         ブレス、ダブルバーで音楽を切らない
   時代が下がる
    ケルビーニのAveMaria グレゴリオとのちがい=拍子がある
               やや発声法も異なってよい
               ピアノ指示に準じる⇒強弱記号がある⇒P、PPaの時は良い響きを保つ
               休符も音楽にすること

    ルッツィのAveMaria イタリア語の歌詞
              表情記号も出てくるようになった

    その他のいろいろなAveMariaの紹介 カッチーニ、マスカーニ(カヴァレリア、ルスティカーナ)
                     オペラ「オテロー」よりデズデモーナのAveMaria
    
    バードのキリエ 3声に分かれてうたう

歌い方・発声(2/4)                               《音楽系》

2/4(土)歌い方・発声

〇講座(森下講師)
  ・ネウマ譜例説明 「はじめに」ペーパー Amarilli
    例1 歌詞最初の文字は譜面の先に出ている、歌と通奏低音に分かれている
    例2、3 編集者によって表記のされ方が異なっている。時代による解釈の違い
         拍子(4/4と2/2)速度表記(Malerato affettuosoとAdagio)など
  ・グレゴリオ聖歌CDを数種きいてみる
  ・グレゴリオ聖歌Ave Mariaを歌ってみる
    レガートで歌う
    奥歯の奥をあける。姿勢は前回のように首~横隔膜を立てること
    言葉のアクセント=強拍
    隣の人と呼吸、響きを合わせていこうとすることで作っていく
  ・ケルビーニのAve Mariaを歌ってみる
    上アゴをあける⇒上の奥歯の奥をあける
    最後のAmenは言いなおす
  ・ノレッツイのAve Mariaを歌ってみる
    休符をどのようにとるかがポイント

歌い方・発声(1/21)                             《音楽系》

1/21(土)歌い方・発声

 宗教音楽とは(磯貝講師)
[1]概略  ・音楽の源泉。それぞれの宗教には必ず音楽がある
     ・経文(言葉、教え)を覚えるために、節をつけるなどして音楽化した
     ・非日常的なものを日常化する手段として使った

[2]キリスト教音楽 テキストp.25
  グレゴリオ聖歌  聖書にある経文を音楽化した
           6~7Cにグレゴリウス1世が巷にあったものを編集・集大成した
           単旋律・アカペラ
 
  グレゴリオの発声方法 立って頭から足の裏までを通して歌う
             横隔膜を水平に張り背骨から首までの骨を真っ直ぐにして、
             横隔膜から下はストンと立った状態

  発声をするための体の訓練 
   ・床に寝た状態で全身脱力→横隔膜を水平に。背骨~首を垂直に。喉を膨らませる
                (広げて下ろす、口の中を上下にあける)
   ・立った状態で同じようにやる(腰椎を反らしてはダメ)
      後ろ首を立てると横隔膜は広がる。ただし、力を入れない。反ってしまう人は後ろ重心に。

   ・まずは座った状態で歌ってみる
      響きをつくる(東洋:鳴りをつくる)
      ♪Alleluja
      ♪Kyrie

 ◆本日の磯貝語録:宗教も芸術も伝播性が強い

歌い方・発声(12/10)                            《音楽系》

12/10(土)歌い方・発声

[1]試演会
   ・まきばのこうし(2声)・・・6組
   ・ふるさと(3声)・・・4組
  ◎磯貝講師講評
   ・コーラスではない「アンサンブル」をすること(相手を聞くが、エネルギーを落とさないこと)
   ・安定感のおかげで新鮮さがなくなってはダメ
   ・相手のおかげで、生命力を増すことがよい演奏⇒自分自身が問われる
   ・和音程、リズムだけ合わせてはダメ。各パートの異質性を共生競演すること
   ・中声の音楽は、一番音楽性が高くないとダメ
   ・洋楽→通奏低音が基本である
  ◎各音質の違い
    高声:後ろ首→後頭部→頭頂部→おでこまでのひびき(頭声)
    中声:後ろ首→肩口→背面→前上胸部のひびき
    低声:前胸部、前頸下部のひびき
  ◎日本語の問題
    口語:意味意志内容を口で説明しない(口喋り)ひびきをつけようとすること
    日本の伝統音楽はユニゾンのみであったため(響きを合わせるのではなく)、
    口(ことば)合わせを行っていた。
  ◎膝から下の重心に降ろすことを覚えること

 ◆本日の磯貝語録:アンサンブルはそれぞれの音質の違いをきかせるものである。

歌い方・発声(11/12)                             《音楽系》

11/12 歌い方・発声

(1)各自ストレッチ

(2)講座「アンサンブル歌唱」(磯貝講師)
 1)「秋の子」「まきばのこうし」を歌う(声出し)
 2)「マーチングマーチ」を歌う(2声)
  ・歌詞の内容:生活実感×→実際の音にする(音楽的に)
        つもりでは×頭よりは口がしっかり言うこと。
  ・上向型の音程:少しでも母音でゆるまない。実感をしっかり持つ。
  ・「ん」の発音:喉ではなく鼻の実感。
  ・歌の場合音の高さを長く維持できる≠しゃべり
  ※言葉(しゃべり)の位置に落としては×、一人ずつが正確にできて合わせる。

 3)「ニーナ」を歌う(3声)
  ・全員で3声で歌う。
  ・全員でメロディを歌う→ハーモニーをつけたとき元歌がどういうエネルギーがあったかを
             わかって他のパートを歌う。

 4)「ふるさと」を歌う(3声)
  ・全員でまず歌う。
  ・全員でメロディを歌う:喉を開けて柔らかい声で。
             P=喉を開けたまま息で小さい音に。
             口は早く動かす。口を鳴らしすぎない。
             頭で思っても下顎に音が落ちると音程は下がる。
  ・日本人は音に情意を感じる。
  ・1人ではなく多数で歌う場合→「思」を一致=発後とタイミングを合わせる。
   国際言語学会では日本語が一番厄介。言葉の「思い」がみんな異なる。
   (アンサンブル=共通な「思い」を表す事をする)
  ・喉は開けっ放しで1語1語を合わせる→合わせる意識が持てる。

 5)「まきばのこうし」を歌う(2声)
  ・鏡を見て舌の位置を確認。「ウ」→鏡の前で歌う
  ・舌の位置が高い→喉が開ききらない。喉を下ろす・開ける=舌を下げる

 6)ペアで歌う(ペア同士で近づいて歌う)
  ・コイの様に歌う(口より喉頭が開いている)
  ・アンダーコードで下腹で支えて。
      ↓
   日本語がよく聴こえる。

  ・ここのポジションをやろう(アンダーコードで息を流して)
  ・試演会を「まきばのこうし」と「故郷」の2曲に絞る。

 ◆本日の磯貝語録:喉頭を開けっ放しで息を流せ。口の実感で歌うな

歌い方・発声(10/29)                             《音楽系》

10/29(土)歌い方・発声
[1]呼吸練習(磯貝講師)
   ・息を吸う…鼻から吸う。丹田を前に出す。横隔膜を張っておく
   ・息を吐く…丹田、横隔膜を保持したまま
[2]講座:言葉合わせ(磯貝講師)
   ・アンサンブル 言葉が合わないという現象が起きてくる
           隣と同じ言葉・音(語)を同じタイミングで発するようにする(統一させていく)
          ◎まず子音を合わせようとする
[3]テキスト練習
  1)「ニーナの死」
    イタリア語…◎ラテン語系は下唇に力が入った状態(オトガイがしまる)で発音する
           唇を動かしてはダメ、口の横をひきしめる、母音は狭く
           ⇒これで言葉を合わせるように歌う
          ◎子音は音符の前に発音する
           「息の流れを合わせる」ということ
  2)「ふるさと」  
           日本語になったからといって情感に流された歌詞にしない
           唇を先行させる。スピード感がある
           ⇒自分の意志を外に出す、前に出す
          ◎言葉のイミではなく音を考える
           母音が続いているときは次の母音は絶対にしめる
  3)「マーチングマーチ」
           「k」「m」など子音が合っている快感を得ようとする
  4)「まきばのこうし」
           子音を早くつくる!!情趣に流されない
  5)「秋の子」
           唇で音を保持する
           唇が舌を規制する(ノド、ハナにつながる)
          ◎語の音と同時にアゴや舌や唇を動かすのではおそい

 ◆本日の磯貝語録:アンサンブルは音だけでなく、言葉を合わせようとするものである。

歌い方・発声(10/15)                             《音楽系》

10/15 歌い方・発声講座

(1)声出し(磯貝講師)
  ・高い音になっても胸を下ろした状態を保つ。横隔膜は張っておくこと。
  ・上胸の響きをつかむ。
  ・音が動いても体の状態は変えない。
  ・喉(声帯)下の息を前に吹く様に声を出す(声は声帯位の上下で高音を感じないようにする)。
  ・声帯からしか音は出ない。口からは響き音。

(2)アンサンブル歌唱(磯貝講師) ~高声、低声2人ずつ組になって歌う。
  )「私の子」
    ・喉を動かさないで歌う。
  )「まきばのこうし」
    ・下パートをソロでも歌えるくらい練習するととてもよい歌であることを発見できる。
    ・口ではなく喉から音を出す →喉が開いていれば響きをつくることができる。
  )「マーチングマーチ」
    ・口で説明をしない。
    ・声帯のすぐ下に息を通す(鳴るのは声帯のすぐ下。口が鳴るのはNG)
    ・テンポが良い曲でも息を流して歌う。
  )「ふるさと」
    ・低声部を全員で。
  )「ニーナの死」
    ・響きと息の流れをていねいに。

  ◆本日の磯貝語録:音の高位は身体の上下で取るのではない。(喉は動かさずに息を前に出す)

歌い方・発声(10/1)

10/1 歌い方・発声

(1)講座「歩く」(森下講師)
  )鏡に向かってまっすぐ立つ。下がっている肩の方の肋骨を広げてまっすぐになる。
   →まっすぐの状態で歩く。上下運動はしないこと。
    手を振りながら前後対称に。体側に平行に。
  )ゆっくりと大またに歩く。目、鼻、首の後ろを開いた状態で。
    胸を人に見せるように。長いブレス(ゆっくり吸ってゆっくり吐く)で丹田を意識する。
  )なるべく歩幅を狭くして早足で歩く。息は止めない。重心は低く。
    上半身、腰は固めない。
  )大またに歩く。後ろから前へ持ってくるときに腿を持ち上げる。膝を曲げる。
  )つま先を少し開いた状態で腰を下ろしてすり足で歩く。
    重心はまっすぐ下ろす。座骨を斜めに足の裏に空気を含んだまま滑らせる。

(2)テキスト歌唱
  )「ふるさと」
   ・ハミングでメロディ。1番を歌詞付きで。
   ・「u」の発音。濁音について。
  )「ニーナの死」
   ・「ma」でうたう。「~」の記号。装飾記号。
   ・♪の後に休符があるときに長さに気をつける。
   ・フェルマートの処理。