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発声・呼吸法入門(9/30)

9/30 発声・呼吸法入門

(1)講座「丹田呼吸」(磯貝講師)
  )正座位呼吸
   ・ひざの方に体重をのせる。鼻から吸って口から細く出す。丹田を膨らませる(下腹部)。
          ↓
    お腹をゆるめないで張っておく(丹田、仙骨の内側の意識)
   ⇒呼吸法 ~どこで溜めておくか。息をちょろちょろ出す。ささえを入れる。
          ↓
    正座して中心線をしっかり維持(歩くことと同じ)。
  )ひざ立位呼吸
   ・息を鎖骨あたりから前に出す ⇒鎖骨を前に出す。
    いつ何時でもみぞおち辺りを軽く張っておく。

(2)発声法
  ・発生の中心間隔は鎖骨の真ん中+声帯の真ん中+へそ+人中をつなげる。
   下に下ろす感覚。
  )奥歯を軽くかんでたて口にする。
    鎖骨と喉を前に見せてあごのすぐ下辺りを真下に下ろす(笛が1cm程降りる)。
    喉を下ろす(口の中の部屋が大きくなる)
   ⇒喉頭懸垂
  )舌を浮かせたまま声を出す。
   →先程の呼吸法も同時にやってみる。

(3)ハミング発声法
  ・ハミング(=裏声)で鼻+口の奥を同時に使って。
  ・奥歯より前で表声(前声)
   奥歯より後で裏声(後声)
  ・発声法と呼吸法がリンクしていないとうまくいかない。
  ・裏声と実声がいったりきたりすることで感情の幅が出る。

名曲をうたう(9/29)

9/29 名曲をうたう

(1)講座(磯貝講師)
  )深い呼吸とささえ。恥骨と丹田を床につけ、恥骨から息を吐く吸う。
   ※首、背中がしまらないところをみつける。
  )「支え」
   ・前の支え→恥骨
   ・後ろの支え→横隔膜を横でとる+背筋
   ・どちらの支えを主体とするか使い分ける。
   ・首がしまらないように。
   ・あごが自由に動くように。
   ※息をなるべく吐かないように支えを保持する。

(2)ハミングのつくり方
  ・まっすぐ上の蝶形骨から耳の後ろを響かせる。
  ※下で口の前後をふさいで奥歯をかむ。
  ・ことばについて→口の中をしめて、舌を引いて先を細く使う。
  ※舌は狭く使った方が喉の負担が少なくなる。
  ・以上のことをリンクさせて歌う、しゃべる。
  ・下アゴは喉のプロテクター。下アゴに力が入ると喉を痛める。

(3)テキストを歌う
  )Lasciatemi morire! ~全員でうたう。息の流れでうたう。
  )Ombramaifu ~頭蓋骨の骨底に響かせるハミングでうたう。
   (注)喉をあけたまま息でうたう。早くうたわない。
      思い切り細く、途切れない息を流してうたう。
      口や喉の実感を持たないこと。
      高音を上に向かってうたおうとしない。
      絶対口でブレスをしない。鼻ブレスも深くしない。

歌・演奏(9/29)

9/29 歌・演奏

(1)各自ストレッチ

(2)ベルク、七つの初期の歌(和田容子講師)
  )TRAUMGEKRONT
  )IM ZIMMER
  )LIEBESODA
  )SOMMERTAGE
  ※各曲、楽曲分析と歌唱。和音進行とメロディーの関係とその流れについて。

  ・次回より詩に入ります→1.NACHT

俳優発声中級(9/28)

9/28 俳優発声中級

(0)ストレッチ・発声

(1)音合わせ(ノド合わせ)
  ・基準の人の喉・口をすべて同じにする(喉合わせ)
  ・横の人は取りにくい→前の人から間接的に取る。

(2)塾長のお話

(3)宿題発表:テーマ「軽いことば」
  ・今週の優秀賞
 「軽い言葉とは・・・?」  永田依子

 軽い言葉は、よく考えないで発せられた言葉である。実感しないで発せられた言葉である。
 つまり、うわべだけの言葉だと思う。
 そして、軽い言葉は、よく人を傷つける。
 「軽い」というくらいだから、きっと意識が上のほうにあるのだろう。
 ふわふわ浮いているから、どこへでもすぐに飛んでいってしまう。
 順応性が高いということか。主体性がないというか・・・。無責任な言葉だと考えることもできる。
 このお題を頂いた時、「私の得意分野だわ」と思った。
 どう見ても、私は重い言葉を使って生きてきた人間には見えない。
 だから、私のことを分析すれば、おのずと答えは出るだろう。
 (それに気付けた自分は、これでもかなり成長したと思う!!)
 と、いうわけで、冒頭に戻る!!
 結論。軽い言葉とは、考えなしに発せられ、実感がなく発せられた、その時、その瞬間だけに生きている言葉なのである。おわり。

  ・「人間性」の判断基準としての「軽いことば」

俳優発声初級(9/27)

 9/27 俳優発声初級

(1)ストレッチ(西本助手)
   ・跳躍、アイストレーション(首、肩、腰、手首etc)、座位で筋を伸ばす(各種)
    (各自調整)
   ・四股踏み歩行→前後開き歩行
   ・呼吸の復習「丹田の出し入れ(1の呼吸、2の呼吸)」
  ※腕立て伏せ(Push up)は胸郭、背筋の強化につながる(大胸筋でなく僧帽筋で)
   呼吸筋を強化することで良い声が出るようになる
  ☆平行して、新規入塾者のcheck(磯貝講師)
(2)講座「発声共鳴法-喉頭懸垂運動」(磯貝講師)
   ・現代日本語のクセ→意味内容ばかり聞いて、音声を聴かなくなってしまった
   ・ことばの“音声”のことをやると“意味”のことをやるのは別のこと
    この2つを分けて考えることができなければ、ことばの進歩はない
    (音声には発し手の精神や身体の状態があるが、意味にはない)
   ・舌を下顎から分離させたい
  Ex:喉頭上下運動(懸垂) ※鎖骨を意識して
    舌運動(舌面を狭くして、中に入れてしまう。音声の障害物をなくす)
    声帯の直鳴らし(ハト鳴き)
     ・・・以上の訓練を時間をかけて行うこと。

表現・発声クリニック(9/24)

9/24 表現・発声クリニック

(1)各自ストレッチ

(2)講座「重心について2」磯貝講師
  )全ての物質に重心はあるが、人間では体が動くと体内の重心点が移動する。
  )表現においては、重心は下がっていたほうが良い。浮くのは良くない。
  )重心感覚と中心感覚をシンクロさせると良い。
   →エクセサイズ1 ~体を直立したまま前後に振る。
    エクセサイズ2 ~体を直立したまま左右に振る。
  )重臣が下りると意識が下りる。
  )身体重心感覚は 足裏→ひざ→腰 でとること。

朗読発声(9/22)

 9/22(木) 朗読発声

(1)ストレッチ(各自)
(2)講座「語りの声をつくる」(磯貝講師)
   イ)Ex-1:低い声を鼻に抜く練習 「ん」で行う
        ・鼻から前へ
        ・口は関係ない
        ・体の前側の筋肉を使う
        ・つもりは絶対にダメ(前に出すなら前をみる)
     Ex-2:「な」「だ」「ど」で行う
        ・あまり口に響いてはいけない
   ロ)語りのスタイル、地声で前をたたく
      ・テレビの音声は情報しかとりにくい、話者の精神・身体状態はわかりにくい
      ・鳴った声が響くべきところにあって、飛ばさないといけない
      ・まず息を前に出す(自分の中で聞いている余裕などない)
   ハ)TEXT
      ・語り読み:声にエネルギーがないといけない
      ・声で読んでいく
      ・セリフ:口を横開きにしない(漏れてしまう)
     Ex:「八房と伏姫」を一人ずつ回し読み
      ・文章の読み方:意味取りをして読む→ものすごく遅い
              リズムをつけて読む→早く読める
      ◎文章にリズムをつける力が重要
      ・芸とはパワーの上に乗っかったものであり、自分なりではいけない
      ・芸とは客観的な評価で始める:芸=客観
      
      ・口の中の構音をしっかりする
      ・口を動かしすぎない
      ・練習をするなら相手がいた方が良い(相手を刺す声をだす)

歌・演奏(9/22)                                 《音楽系》

9/22(木)歌・演奏

[1]ストレッチ(各自)~10:15
[2]息・柔軟(和田講師)
   ①正座・みぞおちに手をあてる→息を吸う→はきながら上体を前へ
    みぞおちの力を抜く
   ②正座→腰椎3番で上体を左右にねじる→脱力
   ③正座→腕を前にあげる→腕を開く→脱力
   ④あぐら→座骨で上体をゆらゆら回すように
  弦楽器の弓=息
  譜面を見たら(音を取る以前に)どのくらいの速度・圧力で使うかを読み取る
  ◎ベルカント⇒美しい音で暖急(速度と圧力)がついているか
[3]歌唱(和田講師)
   ①「Schilflied」 歌唱
   ②「DieNachtigall」 歌唱、2人ずつ歌唱
   ③「Traumgekront」・非現実的
            ・座骨中心に暖急をつくる方法の他に、もう一つ方法がある
             腰を立てる力で前胸を開く(胸の前エキスパンダーを開く感じ)
             P19゛Mir war so barg"
            ・最後はEdurでGで明るく終わるが、狂気的なものを持っている
   ④「Im Zimmer」 ・現実的
           ・あまり考えずにP22゛Der Liede Abend ~"反動のように
           ・P23 ゛So!" 2小節を打ち直すように
           ・P23 ゛gut" Esdurに入る前の導入⇒ist mir
           ・P23 三段目の゛wie ~"その前のピアノが先行
   ⑤「Liebesode」予告
           ・左手和音の進行で音を取る
           ・エネルギッシュな歌なので、あまり遅くなく音楽を回した方が良い
           ・次にくる和音になだれ込んでいくような感じ

俳優発声中級(9/21)

9/21 俳優発声中級

(1)ボディ&ボイスワーク
  ・体の動きから声へ、有機的につなげていく。
  ・対空間・対人との位置関係。

(2)磯貝先生による指導
  ・ハーモニー ~出している人の音を取る。息と声を聞かせる。
          強く出さずに響きをつける(鳴りと響き)

(3)課題「私の思い1~秋の空」
  ・今週の優秀賞
    「私の思い① 秋の空」  青島恭子
   日本には、春夏秋冬と呼ばれる、四季がある。
   春は、はと言う、柔らかな響きと、ると言う、ゆるむ響きで、春の穏やかさを出している。
   夏は、なと言う、ねばっこいつまる響きと、つと言う強い響きで、夏の暑さを出している。
   冬は、ふと言う、吹き付ける響きと、ゆと言う、ぬける響、あまり口を動かさず出す所から、冬の寒さを出している。
   秋は、あと言う、明るい響きと、きと言う、澄んだ鋭い響きで、秋の涼しさを出しているのだ、日本語は、おもしろい。
   今回のテーマ、秋の空だが、清少納言も「秋は夕暮」と言っているように、幾重にもなる、日の光は、とても美しく、胸がつまる。
   言葉をなくし、ただただ、空一面に続くグラデーション。
   秋の空とは、澄んだ空のにおいが、心にしみいるものではないかと思う。
   空になくした、言葉達を、人に伝えられるようにするのが、今後の私の、課題だ。

  ・コメント
  )山田講師:情景描写が多かった。ひとつのディティールを追うことで、私の思いにつなげていく。
  )磯貝先生:叙情的なのは日本人(そこに思いを込める)。
         「思い」もそれぞれ違う。それを言葉にして「考え」と「思い」を分ける。
         書き続けることで自分の傾向・クセを知る。
         どうやって自分だけの「思い」にするか?(固有表現)
         同じことに関して別な感性があるかどうか。
  ・次回課題「軽いことば」 ※今後声・ことば・思いを繰り返しテーマにしていく。
  ・我々は原則的にしゃべっていることは聞かれたくないが、人のしゃべっていることは聞きたい。
  →《エクセサイズ》
   「2人1組になる」 ~離れて2人だけでしゃべる。
              しばらくしてみんなのところに戻ってきて続きを話す。
                   ↓
              どう違うか?
              声・しゃべり口には本性が出る。
              相手に対して息を通すから会話になる。

朗読発声(9/20)                               《ことば系》

9/20 朗読発声

(1)ストレッチ(各自)~19:30
(2)TEXT「ネコじゃののさん」 読み練習(各自)~20:00
(3)旅行話(札辻) inイギリス ~20:40
   ・異文化体験(食、等)
   ・母国語が英語でない留学生同士では、同じ英語でも伝わらない
   ・障害をもった人々が普通に生活している(スーパー等、日常)ことに感動した
(4)講座(磯貝講師)
   TEXT「ネコじゃののさん」
  Ex:読む
      ◎ただの読みになるな。“語り”をやること
      ◎しっかりと外に出す。自分に引き込まないこと
      ・聞く側は文字を追っていないで発し手の声が届いているのか感じる
      ・恥ずかしがっていてはいけない
      ・自分ではないネコがやっている。そのことをしっかりとつかむ
      ◎本人の問題ではなく他人がどう感じるか
      ・芸の基本は前の人に喋った又は伝わったという実感があるか(相手が聴いているなという実感)
      ・自分が内側でそれになってはいけない。自分の満足ではダメ
      ・ものすごい深いところから引っ張り出す
      ◎一語一句しっかりと届けることが語りの基本
     自分の力をつけるということは自分のためにすることなので、芸はその逆の事をする
     日本語の芸は洋式の芸とは違う
    ◎日本語の芸とは何が何でも息なんだ
    ◎自分の思いをためるな。早く人に渡してしまえ
    ◎字を読んでいるとやはり、自分に向って読んでしまう
    ◎“語り合っているな”という自分の距離をしっかりとつかむ

 ◆“話す”とは“離す”ことである。

俳優発声初級(9/20)

 9/20(火) 俳優発声初級

(1)ストレッチ(西本助手)
(2)講座「声帯実感」(磯貝講師)
   Q:のどの実感があるときは、どんなときですか?それは、どんな実感ですか?
     ・それぞれの声帯に対して、適正な空気圧というものがある
     ・のど(声帯)は、しゃべっていれば鍛えられるというものではないが、
      きちんとした訓練をすれば確実によくなる
     ・アンダー・コード(声帯のすぐ下の部分)をとらえる
   Ex:声帯に圧力をかけて、下から前に空気を出す
     ・声帯を意識して空気を前に飛ばすように
     ・声帯実感をとるときには、30分以上連続してやってはいけない

歌い方・発声(9/17)

9/17(土)歌い方・発声

《講座》森下講師
(1)・歌がうまくなるためにはアンサンブルができなくてはならない。
    ソロもアンサンブルもできる音楽性を育てるのが第Ⅱ期。
    声を合わせるためにそれぞれの人の良い声が出ているところを合わせる。
    アインザッツ、3声パート分け。

(2)「秋の子」音取り
   ・最初に譜面を見るとき、最後のフレーズの音符が何拍のびているかをちゃんと見る。
    音楽的に音を切る。
    音符だけでなく、ブレスや強弱記号も見てしまえば音楽を早く作ることができる。
    記号を覚えるようにしましょう。アンサンブルの良いところは和音を作れること。

(3)「まきばのこうし」音取り
   ・最初の音「u」→母音 (出るのが遅い)
    最初の音は自分から5mくらい先で出る(合う)ように準備して出す。

(4)「マーチングマーチ」音取り

※次回は3部合唱を2曲やる。
※「ん」の発音。

歌発声はじめて(9/16)

9/16(金)歌発声はじめて

《第Ⅱ期のテキスト》
・北風小僧の寒太郎
・エーデルワイス
・気のいいあひる
・ハッピー・バースデー・トゥー・ユー

《講座》加藤講師
(1)顔のストレッチと呼吸

(2)発声練習

(3)テキストを歌う
   )ハッピー・バースデー・トゥー・ユー
    ※ブレスは鼻で吸う。
   )エーデルワイス
    ※ブレスは早く。
   )気のいいあひる
    ※後半のラララ・・・を一人ずつチェック。
   )月の光に
    ※toΦ ~コーダへ飛ぶ
     D.C. ~ダカーポ(はじめにもどる)
   )北風小僧の寒太郎
    ※低い音を上の声で歌う。

名曲をうたう(9/15)

9/15(木)名曲をうたう

《発声練習》磯貝講師 ~胸骨を広げて横隔膜を張ったままの発声練習。

《講座》
(1)・オペラはオーケストラと一緒にやるために重心を下ろすことが大切。
    どこで音楽を聞くか?
    歌うときの重心をどこにおくか?(仙骨の内側と頭蓋骨のつけ根、これをつなげる)

   ・重心を下ろす立ち方 :この2点をつなげ、土踏まずで立つ。
   ※そしてみぞおちを上へえぐるようにして横隔膜を広げる。
    この状態でみぞおちから声を出すようにする。細く長く吐く。

(2)グループに分かれ各テキスト曲のイタリア語の読みをする。

(3)グループごとに歌う。
   )"Ombramaifu" ~澤田、佐藤佳、木村、大林、井上、松下
   )"Il mio ben quando verra" ~大島、札辻、西森、富永
   )"Lasciatemi morire!" ~佐々木、佐藤涼、水野、恋塚
     ※裏声で歌う

歌・演奏(9/15)

9/15(木)歌・演奏

《講座》「アルバン・ベルク/初期の7つの歌」(和田講師)
   ・全音上行、下行、1音おき上行、下行、上行、下行続けて。

(1)P7、1小節目注意

(2)P10、2段「im Abend」の音のとり方(A-ES)
        「ode Schilf」の音のとり方(C-F)
   P12~P13、うたの運びかた
   P13、2小節 unter ESの音になりたがってうたってるE音

(3)P14、♪音符の運びにエネルギーかけすぎない。
      速度をつけて入らない。Pianoのゆれの上にのっかってうたう。
      Das macht→で待つことはできる。
      <は動いていい。ピアノとうたのずれがヒント。
   P15、強い美しい声でallargandoうたう。
      Rosen A→G→H Hの音をどすんと落とさない。
      まわりの音がきどうに入ってうたう。
      日本人の耳のききわける感受性をもっている。
      アシのしなやかな動きが見える感性、内面で。力でうたわない。
      身体自由に。語尾は長くならない。
      音形にまかせて出る。伴奏の音楽にまかせて。

俳優発声中級(9/14)

9/14(水)俳優発声中級

(0)サロン テーマ「決断がうまくできるか?」

(1)各自ストレッチ

(2)テーマ宿題口頭発表(毎週各テーマに対する各自の意見レポート。400字以内)
   《目的》)各自が日常的に認識していて、しかもいささか漠然としている事柄をテーマとし、
         各自まとめて全員の前で発表し、共有する。
       )各自が日常的に漠然と「思い」の世界に入れ込んでいるものをテーマとして
         引き出し、言語化し、全員の前で発表してみる。

    ※今回のテーマ「重い声」
     ・発表概略:低い声/胸から下に響く声/思いのつまった声/息のエネルギーの高い声、など
      今回は発表11作の中から代表作として戸村さんのものを掲載。

〇課題レポート「重い声」(戸村)

 Ⅰ.「重さ」とは?
    ・精神的なもの:心→受ける印象・内容などに対するもの
    ・肉体的なもの:体→受ける力に対するもの
   大きく分けこの二種類が考えられる
 Ⅱ.「声」とは?
    “響き”によって相手に伝わるものである
 Ⅲ.「重い声」とは?
    響きという振動による力によって感知できるもの、つまり肉体的に加わる力と仮定する
    )「肉体的重さ」は加わる力の強弱による分類で認識される
      「重い」=加わる力が「強い」という関係が成り立つ
    )「声」の響きは、出すエネルギーが不可欠であり、エネルギーは高低による分類である
      つまり「強い」=エネルギーが「高い」となる
     ※一般的にイメージとして「低い声」のほうが「高い声」よりも重そうだと感じられる。
      しかし、この関係では「高い声」でもエネルギーが高ければ「重い声」になりうることになる
 Ⅳ.「エネルギー」はどこからくるのか?
    ・声には響きの前に「息」(息遣い)が必要不可欠になる
      「息」のエネルギー=「声」のエネルギー
     ただし、「息」のエネルギーとはただ単に強く出すというものではなく、相手に伝わる強さをいう
     よって、「伝わる息」のエネルギー=「重さ」
 Ⅴ.「伝わる息」とは?
    ・息を相手に伝えるためにはしっかりした「支え」が必要になる
    ・「支え」は“おろす”ことが大前提になっている
      ここで、“下”への意識が生まれる
    ・肉体的(具体的)な上下の区別が出来たことで「重さの概念」が発生する
     つまり、支えがおりることによって、肉体的な重さを感じさせる・・・①
                      エネルギーが高まり響きが強くなる・・・②
    ①:声を発した側を視覚的に観た受け手が感じる「重さ」・・・精神的重さ
    ②:受け手が肉体的に感じる「重さ」・・・肉体的重さ
 Ⅵ.まとめ
    以上から「支え」がおりることにより「重い声」が精神的にも肉体的にも発せられる事

俳優発声初級(9/13)

9/13(火)俳優発声初級

(1)ストレッチ(磯貝講師)
  )足を肩幅に開いて。
  )ストレッチは次の2つに大別できる。
   イ)マイナスからゼロに戻す、回復のストレッチ。
   ロ)ゼロからプラスにもっていくアクティブストレッチ。
    →リラクゼーションしながらトレーニングもするというのが特徴。

   ※腹式呼吸のためのアクティブストレッチ
   ・足を前に投げ出して(ひざは軽く曲げて)座る。
    大腿骨の付け根からゴムまりを膨らませるようなイメージで呼吸。
   ・この時~吐きながら前屈、吸いながら起こす→リラクゼーション
        吐きながら起こし、吸いながら前屈→トレーニング(アクティブストレッチ)
   ・寝る前に(できれば)固い床の上で10回ずつぐらいやると、寝つきは良くなるし肺活量も上がる。

(2)講座(ノドの解剖学)《テキストP17~P19》※模型を使いながら
   ・(現代の)日本語には喉頭音が少ない。
    →しゃべり言葉が口しゃべりになってきたのがその一因。
     Ex.喉頭音を要する外国語を日本人がしゃべっても真実味がない。(That's good! Loveryなど)
   ・感情反応は脳がキャッチすると同時に喉も反応する。

   ※音声に関しては、エネルギーが高いほど感情は豊かになり、意思ははっきりする。
   →口しゃべりのような省エネは良くない。

   ・声の状態で人は思考する(逆ではない)。つまり、声が変われば思考も変わる。
   ・声とは他人と交感(交歓)する為の道具であると同時にその人の存在を賭けたものでもある。
   ・俳優としてよい声を獲得する為には、周りの環境に惑わされない。
    良いものは良いという信念が必要。

   ※テキストにある、声の豊かさ=人間性の豊かさ(社会的、一般的ということではなく)ということを承認できるか?
   ※甲状軟骨、輪状軟骨とその奥にある声帯の位置を確認。
   →その位置に向かって声を出すと、自動的にいい声になる。

特別実践セリフ(9/11)

9/11(日)特別実践セリフ

(1)ストレッチ(各自)

(2)講座(講師:磯貝)
   )“ん”構練習
      ①鼻の腔口(出口)から、強く息を噴射する練習
      ②鼻翼(小鼻と人中)に響かせる様に“ん”を構音
     Ex. なんなんだ  のんのんかんかん
   )モリエール作「才女気どり」(鈴木力衛訳)
      ①モリエールと喜劇について
      ②身分社会とブルジュアジー(町人文化)
      ③序文(小谷実)
      ④第1景、読みに入る
        ・必ず、読まずに相手に喋る(本息で読む)
        ・口だけで喋らない。手の仕種について
        ・足であるきながら喋る(止まらない)
        ・声を飛ばす
        ・喋りながら思う→次に内容を深める

発声・呼吸特別

 9/11(日)発声・呼吸特別

(1)ストレッチ(講師:磯貝)

(2)講座「発声共鳴法」(講師:磯貝)
   )生きているものの様々な状態をキャッチする能力が必要
   )呼吸・発声・発語、これら各々を変えることで、日常生活(ケの世界)から離れられる
   )響きという見えないものを見せるのが声の芸である
   )下顎骨で声門を聞く練習をすること
   )喋っていても口の中の感覚を「たて」に感ずる事

Ex-1 ・のど(声門)をあけ息を流したままで「HO-」を発声する
   ・「HO」の声の高さを自由に変える
                     〈注〉口で「ホー」と云わない
    私のつもりや私の思いでなく「伝わる事」をすること

(3)塾生の近況報告

Ex-2 ・中心の取り方
     ひざ立ちで、恥骨結合-丹田-鳩尾-喉頭-人中-眉間のラインを直線でつなぐ意を強め、
     感覚的にとらえる。のどから下のラインを持ったまま「HO-」と発声する
      〈注〉必ずのどを下で行う。息や響きは、上にあけず中心線の前(身体の前)へ出すこと

     感覚的にキャッチして、とらえるようになること

表現・発声クリニック(9/10)

9/10(土)表現・発声クリニック

(1)ストレッチ(各自)

(2)講座(講師:磯貝)
  ~重心について(表現者に必要な重心感覚とは)~
   )人間の身体の重力(重さ、重み)-上から下、水平があるおかげで重力がわかる
      ・重力線(重さを感じる。又は物体が引かれる方向線)
      ・揚力:自らの感覚、人間のあがった感覚(内部)、地軸に対し水平
      ・浮力:外との関係で存在又は感じる力
     人があがってしまうのは「感覚」であって、
     あがったものをおろすのは本人の「個人的実感」+作業(運動)である
   )息の流れと結びつける
   )重力から重心へ
      ・三方向がないと重力がない(身体)
      ・「体」の中に重心がある     重心:体内重心
                          体外重心(上から下の関係がくずれる)
      ・ヒモを使って重心を知る(振り子)
      ・足の裏に重心がのっかっているとき一番安定している
(3)重心のエクササイズ
   )肩幅に足を開いて、片足ずつ重心をのせて片足で立ってみる
   )両足で立っている時と、片足で立っている時の上半身・下半身の実感を感じてみる
   )二本の足で重力をどれだけ感じられるか 
                        ※表現は重力が左右均等でなければならない
   )重心を一番感じられるところ:首(力を抜く)(頭蓋骨底)
      ・仙台の上から3分の1の内側をらくにする
   )土踏まずと肩のトップがそろう感じで立つ(力が入っていないところを探す)
   )上半身→外側、下半身→内側の実感

発声・呼吸入門(9/9)

 9/9(金)発声・呼吸入門

(1)ストレッチ(各自)

(2)講座(講師:磯貝)
   )発声ということ→声帯が鳴る・音を発する
   )発音ということ→特に言語発音は、構音又は構音のアーティキュレーションやアクセント
             イントネーションのための語音発音と云う
   )TEXT
      イ)発声する器関(機関)について→解剖図+模型を使い
      ロ)喉頭(声帯をつつむ軟骨群)+声帯の位置
      ハ)声帯が鳴る原理(筋肉と粘膜)
      ニ)声帯と息出し *声帯実感を持つこと
   )発声+共鳴法
      鳴りとひびき:ほとんど同時だが位置が異なる
             各々分離してとらえる能力を開発すること

朗読発声(9/8)

 9/8(木)朗読発声

(1)ストレッチ(各自)

(2)講座(講師:磯貝)
   )今学期は“語り”のシリーズ
      イ)文を声にだして、読む:芸にはならない・・・読み
                話す(噺す):意味内容を伝えわからせる・・・話し
                語る:意味内容に色をつけて伝える・・・語り
                   ※色とは、カラー、人間の情や欲など、そこには明暗もある
      ロ)圧力がないかぎり芸とは言わない
      ハ)話芸は色を要求される 口色、声色、etc
      ニ)芸の色には値がつく
   )「傘地蔵」を読む
      イ)全部音にする事からはじめる
      ロ)台本が歌の時は必ず節をつけて歌う(芸人には再現性が必要)
      ハ)色をつける前にしゃべる(しゃべることは息を出すこと)
      ニ)字に向かってではなく目の前の人(相手)に向かって
   )息を吹く練習
      細く息を吹きつづけて無声音から有声音に「ふ~」
      息だけで言葉をいう 「ネコじゃののさん」

歌・演奏(9/8)

 9/8(木)歌・演奏

(1)ストレッチ(各自)

(2)講座(講師:和田)
  ・今学期課題:Alban Berg作曲「Siben Fruhe Lieder」
   )音は自分の中からおこってくる
   )“Hum”で全音階を歌ってみる(喉をしめないで鼻でふいてみる→音を前に倒す)
   )音階の音の上降:1つおきにランダムで練習してみると良い
   )1番“Nacht”練習
   )音程の仕組み、解析と形成

俳優発声中級(9/7)

 9/7(水)俳優発声中級

(1)塾長の話
   )夏期演劇合同セミナー「安部公房作゛お前にも罪がある"」の報告
   )主催公開シンポジューム「表現としての声と言葉」の報告
   )第1回日本俳優ヴォーカル・コンクールの経過報告
   )今期(9月~12月)講座について
     イ)「ことばの音(声)、ことばの表出」を各々テーマ毎に演じてみる
     ロ)文字ことばと声ことばの違い:意味としての言葉、音としての言葉
       ことばの意味、内容、状態、その他種々
     ハ)毎回宿題(レポート1枚):9月7日テーマ「重い声」

(2)旅行記
   )西本(オーストラリア)
      物や影観より、植物でも動物でも生きるものに興味を持った
   )村上(フランス-イギリス)
      適当では通じない。はっきり表に出せば反応や答えが返ってきた
   )塾長の旅行道
      初回は一人旅が良い。日本人同士の生活より意志を明確にすれば、恐いことはない。
      友人を早く、多く作る。

俳優発声初級(9/6)

9/6(火)俳優発声初級

(1)ストレッチ(講師:西本)

(2)歩行練習
   )両手を真上に挙げる(肩幅)
   )両手を前に床と平行に突き出し、空気を押すようにする
   ))の体勢から片方の手を降ろす
   )右手をみぞおちに当てたままで、指は合わせる
      (小指の先がみぞおちのところにくるような)

(3)講座(TextP2,17,22~24)(講師:磯貝)
   )゛よい声"のために必要なのは、呼吸法と発声法
   )意味としてのことば・Sounds(音)としてのことば
      ex)「台風どうしました?」
             ↓
        音声が変われば意味は同じでも内容や話者の精神状態が変わる
    どうすれば声が変わるか、多種多様な声が持てるかを学ぶ
   )喉を触って、ふえを実感しながら音を出す→ことばにする
   )解剖図を見ながら、自身の喉の実感を深める