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俳優発声中級(1/31)                           《ことば系》

1月31日(水)俳優発声中級

1.各自身体訓練

2.語りテキスト「今昔物語」(巻25の第12話)(磯貝塾長)
 基本 「語」をつくること

  ・文字を読むだけでは伝わらない
  ⇒音声化(文字が実感となる) 立体化する
  <字語>→<音声化>+<息のエネルギー>→語を身体化し生態化する
      ↓それをつなげ
     「文」にする

 磯貝メソッドでは
 ①息を練る
 ②声を練る
 ③ことばを練る
    ↓
  方法を身につけることを重視する。

 声=響き
  響きの中でことばをつくる(声の中でことばをつくろうとする)

 一語一語をどうつなげるか→「練る」(身体、歯の内側で)
   「う」、「ま」 → 「うま」

 <エクササイズ>
  新聞紙を管にして、そこから声を出す→声をまとめる(練る)
  ※声を拡散させない

  息を鼻腔まで上げる 
    + 
  口唇、顎の使い方
    +
   支え
  どうバランスをとって、ことばを練るか

◆本日の磯貝語録
 日本芸の基本は"練"るにある。練れば身に付き、味が出る。

俳優発声初級(1/30)                           《ことば系》

1月30日(火)俳優発声初級

1.ストレッチング(村上助手)
 ・立ち姿チェック
 ・上体を伸ばす(腰を入れること)
 ・脚を頭のうしろへ(背中を伸ばす)、つま先を上に向けて伸ばす(首倒立)
 ・二人組みで倒立
 ・四股踏み

2.講座(磯貝塾長)
 広島での「声の劇場」について(芸とは、日常ではないこと)
  ◎うまい日本語
  ・母音のつながり→並列ではなくねじり
  ・全部スパイラル

<エクササイズ>
 ①「エ」
  エーセーケンサ、ケイケンセイ、センセイ、テッテイテキ
  ネンネコセー、ヘイセイネンド、メイセン、レンケイテキ
  鏡を見ながら「エ」の口をチェック
  ・観客は、あなたの音と共に、あなたの状態も観ます(全部スパイラル)
  ・精神状態を身体状態にする
   情動:精神と身体が一緒に働いている
  ・唇の状態を知る
   唇の両端、エネルギーが唇の上にあるか、下にあるか

 ②唇チェック「エ」
  日常での状態を知る

 ③テキスト「エ」
  端から読んでいき、良かったものをチェックする
  ・「構え」が入って行えると良くなる
   ニュートラルポイントができる
  ・中性的な音声を覚えていく
   口の中で明確に調音点を追いかけること
  ・芸「ゲイ」、「ゲー」 声の特質について、両方できるようにしていく

 ④テキスト「エ」ひとりずつ磯貝塾長チェック
   Aさん:音がしっかり出ている方がやはり良い。まだしっかりしていない。
   Bさん:"やるぞ"という力みが入るとダメ。口の中でやること。
       口から音が出てしまっている。自分で出した音を聴くこと。
   Cさん:下唇を閉める。一度そこに入ってしまえばそのままいける。
   Dさん:語の最後の「エ」が響いていない。口の中を鳴らす。喉より上。
   Eさん:まだ舌が「エ」になっていないため、調音点をただ追うだけに
       なっている。
   Fさん:「エ」が広くなり過ぎ。下顎全部を使わない。
       下顎の前に集める(指でつまむ)。
 ・全体的に、皆さん広い。
 ・響きは広くても良いが、調音点は狭くする。点である。
 ・そのポジションにいくと、その感情になる。
 ・その音を覚えること。その気にならないと絶対覚えられない。   

◆本日の磯貝語録
 語音は、身体や精神状態によりくずれ易いので、正確なものを覚える必要がある。

発声呼吸入門(1/27)                            《共通系》

1月27日(土)発声・呼吸入門

1.ストレッチング(西本講師)
 ・指先をこすり合わせる
 ・首回し、腕伸ばし、股関節の外側のストレッチ
 ・座骨で座り、身体を左右にゆする
 ・正中で立つ
   -首回し
   -前屈の状態から大きく円を描くように身体をまわす
   -前屈の状態で身体を左右に8の字にまわす
   -前屈から背骨をひとつずつ意識し上体をおこす
   -腹式深呼吸
 ・四股
   -肩入れ
   -バウンド
   -四股踏み
 ・骨盤を回す

2.呼吸
 ・丹田呼吸(1)
  吐きながらお腹を引っ込める
   呼吸時のポイント
    ①糸のように細い息をはく
    ②上腹を硬くする
 ・丹田呼吸(2)
  吐きながらお腹を出す
 ・胸部呼吸

3.母音調音(テキストp.27図 参照)
 母音調音点に音を当てると言葉の明瞭度が上がる

 ・母音調音の前のエクササイズ
  -顔を手のひらでこする
  -顎関節を指で押さえて欠伸
  -下顎を左右に速く動かす
  -口を閉じたまま唇を上下左右、斜めに大きく動かす
  -口を開いて唇を動かす(欠伸の手前のような状態)
  -舌を細くして前に突き出す

 ・"イ"、"エ"調音
  ※発声時は、毎回ポジションを作り直すこと

  -一人ずつMDに録音し、自分の声を聞く
   "イ"×3回、"エ"×3回、各2セット

  -個別チェック "イ"
    Aさん:フラットに音が出せるように
        喉を開けて胸部を使い発声する
        調音点をしっかり決めて発声する
    Bさん:調音点が広い
        細く明瞭度の高い音が出せるように
        →息を細く鋭くはき出す練習
    Cさん:ポジションがたまにぶれる
        時々"L"が入る

表現・発声クリニック(1/26)                        《共通系》

1月26日(金)表現・発声クリニック

1.ストレッチ(加島講師)

2.呼吸、発声、発語練習

3."赤おに”を1回輪読

4.テキスト(1)を各自練習+アクセント調整

読みにくい語、わからない語を見つけ出す
 ・角のあと
 ・こみち
 ・ぞうさ
 ・むこう
 ・くま
 ・くしんのさく
 ・さきのきこり
 ・とぐち
 ・たてふだ
 ・だれにも
 ・どなたでも
 ・むろん
 ・ひまどって

歌発声中級(1/25)                             《音楽系》

1月25日(木)歌発声中級

◎ストレッチ(森下講師)

◎CD試聴
 ・愛の讃歌(イタリア語、フランス語、日本語)
 ・昴(イタリア語)

◎"愛の讃歌”の日本語歌詞(なるべく漢字を入れる)だけを書き出す
 ・その詩を音読する(一人ずつ)歌うことにつなげる
   Aさん:口しゃべりではなく喉を降ろす。自分の実感のある声にする。
   Bさん:自分の実感を持つ。自分をやる。"あなた"を具体的につくる。
   Cさん:低めの声で喋る練習
   Dさん:口を動かす。助詞を抜かずにそこで自分に確認するように。
   Eさん:内にこもらない。それを外へ(50m先)出す。
   Fさん:自分の垣根をとっぱらいたい。
   Gさん:自分の中との矛盾がなくなるまでやる。
   Hさん:すべて同じテンポにしない。
   Iさん:声を下げて自分の実感がもてるように。遠くへ飛ばすように
  一語ずつ実感を持つ。

 ・歌う
   -悲しくならない 燃える
   -喉で思う→息を流す

 ◎"川の流れのように"
   ・できるだけ低い声でゆっくり歌詞を読む
   -同じテンポにしない
   -自分の中に向かって自分を説得するように読む
    それを外へ出して人を説得するように読む(一人ずつ)
  ・歌う
   -身振り手振りを付ける
   -頭を速く動かす

 ◎"昴"

 磯貝塾長
   -叙情詩-私が想うこと 喉より下のこと 喉は閉めないこと
    口しゃべりはだめ 口から飲み込む
   -まずは自分に歌いかける

◎胸声
 ・自分の中に充満しているものだけを出す。
 ・わからないことは考え、身体ででっち上げる。
 ・顔歌、口歌にしない。胸歌にする。  

◆本日の磯貝語録
 ポピュラーソングを歌うときは、私は私が世界で一番好きだと想うこと。

歌・演奏(1/25)                               《音楽系》

1月25日(木)歌・演奏

◎各自ストレッチ

◎歌が「うまい」ということ(磯貝塾長)
 -「うまい」「下手」の評価の基本は、評価者の主観である。
 -「歌う」という行為が目的か、結果を評価されるのが目的かで
  まず演奏かどうかが決まる
 -演奏をする、演奏を伝えるということは相手がいることであり、
  反応を求めることである。
 -演奏は自分の考えを押しつけるのではない。自分を抑えて伝えることである。
 -各自「うまい」歌とはどういうことかを考える必要がある。
  ⇒「下手」でないことをするのではない。「良い」演奏と「うまい」演奏は必ずしも
   重ならない。

◎歌の要素
 -歌には、
   ①音楽的要素=音符の持っている音楽性。自分(想念)と現実の間に存在する。
   ②文学的要素=詩、語りによる文学性。自分のことを伝えるもの。
             リアリティを体現する。しかし、日常生活言語ではない。

◎歌の中の「言葉」
 -歌うという行為は、詩を「想念」にしてしまいがちである。
  「想念」という言葉にしにくいものは伝わりにくい。言葉を「身体化」できていると、
  「実」があり、伝わるものになる。
  これはパフォーミングアーツの基本である。適度にサーヴィスできることが
  うまい条件。

◎伝わる歌にするために
 -まず曲の中で、身体化しやすいことを探す(ex 呼びかけてみる)
 -これを口、喉、顔で身体化する。ただし、日常生活言語、
  感情で行おうとすると失敗する。休符、伴奏にも音楽としての意味があるので、
  これを利用する。

◎「がらっぱの歌」より
 -言葉が変わるということは、自分の内側が変わるということ。
  言葉のリズムが変わっても同様に変わる。
 -音を伸ばしている間に「実」がなくなってはいけない(ex よぶよー)。
  この「実」とは何なのか。何を表現しているのかをつかまえて、言葉として
  表現するのである。特に、助詞や文末の表現は難しい。
 -言葉の感性と音楽の感性が不一致の処理方法にうまさがあらわれる。
 -詩を読むときに、文字に向かって言わないこと。対象を自分の外に置くこと。

 <課題>
  2月8日のレッスンまでに、各自「バナナ」の詩を作ること(10行程度)。

◆本日の磯貝語録
 言葉の感性と音楽の感性の不一致部分の処理の仕方に演奏のうまさがあらわれる。

俳優発声中級(1/24)                           《ことば系》

1月24日(水)俳優発声中級

◎各自身体訓練

「ことばの表現」(磯貝塾長)
 ・言語は多機能である
  その上で、プロとしての芸、俳優には何が大切か
  ⇒誰が聞いてもわかる、発するための価値観の確立
   ①音声の訓練
   ②心の訓練
    を徹底的に行うこと

◎テキスト「今昔物語」(巻25の第12話)
 盗人は、どういう心をもっていて、どういう口の使い方をするのか
 →・一語一語を明確にする
  ・喉と肚でやる→全身で
 →自分の実感を正確にしていく(受ける)
 ・口読みをしない
 ・目→頭→口→喉→胸→上腹部を正確に行う
 ・眼→頭→口だけの表現では、語に話者の身体性が加わらないため
  浮いた薄い表現となる(情緒的)
 ・前胸部の響きの多い言語は、身体性が高く、聴く人も共振し、
  内容および意味感情、状況、状態などが伝わり易い
 ・頭で思い感じたものを、喉から肢体、はた又四肢にまで伝える(共振)のが
  表現性の高い表現という
 ◎心の感性を高め、広げ、実感する

◆本日の磯貝語録
 口を閉じ、喉を狭めた状態では、思考、想念した心は空想化しやすい。

俳優発声初級(1/23)                           《ことば系》

1月23日(火)俳優発声初級

[1]ストレッチ(村上助手)
 ・首、手首、足首
 ・腕を振る 振り子のように→回す 片腕ずつ
 ・腕を体の前でクロスし、肩を伸ばす
 ・伸脚→骨盤を前から横に向け伸ばす→上体を沈める
  →骨盤を上につり上げ、脚の裏を伸ばす(左右行う)
 ・四股

[2]講座(磯貝塾長)
 「人を嬉しがらせてお金をもらうという考え方」(喜ばせの表現)
 ・芸人とは、人を喜ばせる者ではないか
  あなたはどうですか?塾生一人ずつコメント 喜びが好きですか。
 ・人が生きていることを楽しく感じさせるものが芸
 ・自分の感性を言葉の感性に近づけていくことが楽しい
 ・「芸」とは「芸」なんだとはっきり決めること
 ・「イ」は「イ」であって「それなりのイ」は「イ」ではない
  あたりまえのこと
 ・語音を調音するということは、音声のニュートラルをもつこと
  改善するのではない

 <母音をつくる>
 歯の内側で「イ、エ、ア、オ、ウ」を各自行う
 ◎下顎から舌を離す練習をすること(舌根で離す)
 ◎「語」に意味がある。「語音」がはっきりつくること
  そしてその語の意味が同時に自分におこること
  その音に意味がある(その音に意味がのっている)
 <エクササイズ1>
  「イ」の練習
   -語尾を伸ばさない
   -「生(イキ)」「息(イキ)」 構音点と喉を使うことで意味が実感できる
   -「死に(シニ)」「西(ニシ)」「生き死に(イキシニ)」
 <エクササイズ2>
  「エ」の練習
   -思ったより前そして低い。母音は絶対に喉に戻す
   -「毛(ケ)」
   -「背(セ)」サ行(s) 舌を前にもっていかない
   -「手(テ)」「根(ネ)」「目(メ)」「ヘ」
    クリアになるほど、濁すのは簡単(色と同じ)
 ◎「舌を離して生活してみてください」

◆本日の磯貝語録
 音声のニュートラルをもつ→精神のニュートラルに至る
 生きていることを楽しく感じるのが芸、感じさせるのが芸人

歌発声初級(1/20)                             《音楽系》

1月20日(土)歌発声初級

◎各自ストレッチ

◎テキストを歌う(磯貝塾長)
 ①まず歌ってみる
  (1)「バラが咲いた」
    単調で歌いにくい曲である
  (2)「遠くへ行きたい」
    譜面確認  ※歌詞を用意する
  (3)「待ちぼうけ」
 ②歌詞を読む、歌う
  (1)「バラが咲いた」
   )歌詞を読む1
    ・語りかけることが必要である。作品(譜面)の奴隷になる。
     "いいな"と感じる感性を見つける
   )ラララで歌う
    ・前をひきずらない。テンションを落とさない。暗くつくらない
     転調で雰囲気が変わるので、それに乗っていく。
   )歌詞を読む2 歌う
    ・はずかしいと思う程読む。口の中で歌と同じように感じていること
  (2)「待ちぼうけ」
   )歌詞を読む
   )ラララで歌う
    ・フレーズのはじめに"8分休符"があるのは、音楽上の「驚き」である
   )歌う
    ・子音をたてる
    ・言葉をたてる。流すところを決めて歌う
    ・音符に引きずられて思うように歌えない
    ・はずかしさを越えること

◆本日の磯貝語録
 作品の奴隷になる。詩も音楽も、自分なりの解釈や思いをつくる。
 そして、そのレベルを早く卒業すること。

俳優発声上級(1/19)                           《ことば系》

1月19日(金)俳優発声上級

[1]各自ストレッチング

[2]講座「俳優とユーモア」(磯貝塾長)
 ・芝居俳優は、本質として、客を喜ばせる、笑わせる、開放させるものを
  持っていると良い
 ・なぜなら、俳優は真底観客を喜ばせる(サービス)仕事である
 ・喜劇には、客を喜ばせる要素がたくさん入っている
 ・人間にとって「笑い」は、生きる実感を誘発させる力があり、他人と共有し
  気持ちをほぐすことができ、観客を気持ちよくさせ、めでたい心で幸せな
  状態にすることができる

◎笑いをつかむにはどうすればよいか
 ・まずは、自分で日常的に「笑う」ことをしてみる。以外と日常では「おかしさ」を
  感じておらず、笑っていないことに気付く
 ・自分は「笑いたい」方か、「笑われ」たり「笑わせ」たりしたい方か、
  自分の笑いの資質を知ること
 ・笑いが、体の中、血の中に溢れていることをつかむこと
 ・芸能とは、最終的に救いを求めて動いていく生き物

 ・今回は笑いと喜についてであったが、次回はユーモアについて。

◆本日の磯貝語録
 喜劇役者が少ないのは、今の芸能の貧困性を象徴している。

歌発声入門(1/29)                             《音楽系》

1月19日(金)歌発声入門

◎今期の流れ(VASCに向けての話)(加藤講師)
 ・試唱会は3月16日。
 ・3月19日に、来期に向けての公開稽古。
 ・今期のテーマ"子音をたてる"

◎前期でやったことの復習
 ・口を早く準備する/口の形はたて口で/高い音の時ほど下にひっぱる
  /喉の位置を変えない

◎発声練習(ハミング、他)

◎課題曲練習
 1.「深い河」
  -3度下で "ドレミ"で音取り 英語で歌ってみる
  -のばしたあとの子音がちゃんと聞こえるように。
 2.「母が教え給いし歌」
  -2度下で音取り
  -11小節目"ソ"の音はミスプリント。"シ"の音が正しい。
  -p.264最後の2小節「ずがた」の「す」は「ソ」をあてる。
 念のため、ドイツ語発音のおさらい
 [ä]=「あ」の口で「え」  [ü]=「う」の口で「い」

 3.「おおスザンナ」
  -3度下で
  -日本語と英語で

実践朗読(1/18)                              《ことば系》

1月18日(木)実践朗読

今期のテキスト「姥ざかり」田辺聖子

[1]小説読み
 ・パフォーマンスでは、何人かで読む例が多い
 ・ひとりで読むと作品に負ける
  (小説は基本が"説明体"で、柱の主人公への集中性を保つことが
  難しい。声を出すと疲れる)
 ◎パフォーミングアーツは、演じ手が"疲れ"や"ダレ"、"気抜け"など
  見せたら終わり

 テキストを声に出して読む
  地+歌子とその他のキャラクタを分担
 ・説明部分は誰かに話す、喋る→相手を特定して対話する
 ・特徴的なキャラクタをリアルに考える→マンガに描けること
 ・「こんなおまわりもいる」などと考えない。普通のおまわりをやる。
  もし普通でないなら、おかしくする。
 ・キャラクタを下着のレベルで考え、意識して喋る
 ・自分で作って楽しむ
 ・男が女役をやるとき→会陰よりも上を意識
 ・対象をはっきりする

◆本日の磯貝語録
 読まされてしまうのと読んで伝えるのは正反対の行為

歌・演奏(1/18)                               《音楽系》

1月18日(木)歌・演奏

◎各自ストレッチ

◎「演奏する」ということ(磯貝塾長)
 ・そもそも、作品を理解する、こなすということは、目的があって行うこと。
  それ自体が目的となっては本末転倒である。目的とは、演奏することにより、
  目の前で聴いている人ひとりひとりに演奏の実体験をしてもらうこと、ひとりひと
  りと音楽でコミュニケーションをとるということ。勉強の段階から、聴いている人を
  想定しておかなければならない。
 ・演奏には、
  ①自分が知っている人のために演奏する 
  ②知らない人のために演奏する
  という2パターンがあり、普通は①から始まることが多い。

◎演奏における言語の違い
 ・日本語の歌を日本人の前で歌う場合、「日本語を伝える」ことを徹底的に
  行う必要がある。
 ・聴いている人にとっての異言語を扱う場合は、音楽的なものを丁寧に
  つくる必要がある。その上で、言語表現を拡大してゆく。

◎「亡き母に」(新川和江作詩・中田喜直作曲)
 ・詩を朗読する
  Aさん:詩と自分が対峙したものになっている。人に対するパフォーマンスではない。
  ⇒テキストをビジュアル化してみる。
   「おかあさん」という言葉は、各個人の中で言葉から喚起される「思い」の
   種類が一番多い言葉。これは各国共通である。
   「おかあさん」だけでなく「白い椿」「睡蓮の花」などもビジュアル化し、
   それに対して「おかあさん」と呼びかける。
  ⇒自分がつくった実体、ビジュアルを聴いている人にも思い起こさせる。
   心の中につくって溜め込むのではなく、目の前につくる。
   そのために呼びかける、歌いかけることをする。

 ・芸術家はサーヴィス業である。
  Artsは楽しいことであり、スゴイこと、大変なことではない。お客様を楽しませ
  なければならない。歌いかけ、呼びかけて、相手に届いているかを確認する。
  作品=人の思いを代弁し、ひとりひとりに(不特定多数ではなく)わからせようと
  いうこと。ひとりひとりの目の前に作品を見せること。ただの伝達ではなく、
  見せることが必要。

 ・歌ってみる
  「おかあさん」という言葉には数パターンのリズム、音型がある。
  各自がいくつかの「おかあさん」の状態をつくっておいて、音型に
  あてはめてみるという作業をする。
  自分の思いを音符に変化させるということ。

 ・エクササイズ(アーティキュレートをしっかりするために)
  歯を噛んだ、状態で歌う +舌を細くして歌う

◎「がらっぱの歌」(慶光院芙沙子作詩・中田喜直作曲)
 ・詩を読む。歯を噛み、舌を細くした状態で読む。
 ※2月になったら「詩」についての講座を行う。
  各自詩を作り、読むということをする。テーマは「バナナ」

◆本日の磯貝語録
 芸術家は、自分の演奏が相手に届いているかを確認する
 サーヴィス作業が必要である。

俳優発声中級(1/17)                           《ことば系》

1月17日(水)俳優発声中級

サロン「芸とコミュニケーション」

各自身体訓練

<呼吸>
 座位→四股(気が内と外の両方から流れていくように)

[1]「上腹筋呼吸」とささえ(横隔膜~へその間)
 ・息と一緒に中間を3本指で内に押し込む→外に押し出す(張る)
 ・息と一緒に外に押し出す(張る)→中間を3本指で内に押し込む
 ◎下腹と上腹の運動を使い分けること
  ※正中がわからないと、呼吸が身につかない→常に真ん中を意識する

[2]テキスト「今昔物語」(巻25の第12話)語り読み
 ①上腹筋で支える
  ・喉から発する ※上に上がると声がわれる
  ・足に重力 足の内と外の気を感じること。(床に流していく)
  ・上腹筋を張る
  ・支えをしっかりと入れ、下がった喉を響かせる
  ※自分の言葉は、思ったよりも後ろである(実感として)

 ②各語をたてる
  東に/吉き/馬//持/たりと/聞ける/者
    →  → → →   →   →
  ・各語は喉響きで一語一語明確に ただし、平舌の口言葉はダメ
  ・各語から次の語へは、息を止めず、意識的につなげる

 ③喉頭共鳴をつかむ
  ・口でつくった語音を喉に戻す
  ・基本は、アンダーコードで胸部共鳴
  ・口腔幅の1/3程の細い空間
  ・喉を下にしっかり固定させる

 ◎喉頭共鳴と上腹筋呼吸

◆本日の磯貝語録
 舌面共鳴と喉頭共鳴の違いが分かると中級生。
 喉頭共鳴から芸が始まる。

俳優発声初級(1/16)                           《ことば系》

1月16日(火)俳優発声初級

[1]ストレッチ(村上助手)
 ※喉、頭、顔などストレッチをしながら意識する

 ・上に伸びる、片手(左右)、両立
 ・ロールダウン、しゃがみ込む、ロールアップ
 ・股関節のストレッチ
 ・四股踏み(磯貝塾長がまわってチェック指導)

[2]講座(磯貝塾長)
 「言語をあつかう」
  ・演ずることで大切なことは、共通性の高い言語をもっているか
  ・「言語」と「お金」まず5つ(い、え、あ、お、う)の資本を持ちましょう
  ・無意識言語の価値観でとらえてはいけない
  ◎積極的に日常からはなすこと、言語とは"つもり"ではない
  ・文字通りにやっても、空間言葉にはならない。しゃべり言葉は響きである
  ◎母音とは、「歯の内側」でつくる響きである
  ・意味は音にある
  ・あなたのもっている母音のニュートラルをつくりましょう

 「母音調音点」
  ・「ア」について「アカルイナ」「タナバタサマ」を各自で音に出してみる
  ・下顎奥を意識して「ア」「アカサカ」を各自で音に出してみる
  ・3つの「ア」
   ①下顎 ②上顎 ③舌全体
   ※舌全体の場合、舌を平たくしてしまう(奥まっている)とマイナーな音
  ・「オ」「オトオト(弟)」
   今の状態では低い。懸よう垂の付け根か、その少し上。
  ・「イ」「イ・オ・イ・オ」「イキイキ」「ヒキシメル」
  ・「エ」舌面全部でやってしまいがち。舌音は不鮮明。

 ◎ことばには状態がある
   ことばは意味を伝えるだけのものではない。語音で状態がわかる。

  ・「イ・エ・イ・エ」「ア・オ・ア・オ」
  ◎喉の存在を忘れない。喉の実感を持ったまま言う。

  ・「ウ」
   まだ行わない。※現在の「ウ」は、唇で出していて響きにならない。

  ◎音声に出すときには、音を出している頭と、そのものの語意感、両方を
   忘れない。両方を捉えるためには、笛の実感。笛を使うこと。

◆本日の磯貝語録
 "文字は具体性の意味をあらわす。語音は非言語の抽象意味、状態をも現わす"

実践セリフ(1/14)                             《ことば系》

1月14日(日)実践セリフ

講座(磯貝塾長)
[1]年頭所感
 ・何十年も先の若者に、どうやったら夢を与えられるか
  人に夢を与える夢を持つ
 ・言語とは形:何かを表現することは、形にすること。
  その形が再現性や、多くが理解できるためには、型をつくらねばならない。

[2]シェイクスピア術
 ユーモア
 悲劇→シェイクスピアが得意

 <ソネット>
 元はローマ時代の宗教の歌、神と礼拝で対話の流れ
  イギリス 4-4-4-2形式
  イタリア 8-6形式

 <ストレッチ>
  各自、身体をほぐす(開ける、降ろす、ゆるめる)

 <ヨーロッパ式表現呼吸>
 ・丹田を狭めてえぐるように丹田を入れる呼吸
 ・背面呼吸に近い位置まで呼吸をもっていく

 <心臓の一点に向かって言語を言う>(外側に向かって言わない)
 ・脇腹を細く、心臓の一点を意識する
 ・あるひとつのエネルギーが次に続いていく(テンポ)

[3]各自読み練習<"第7番"読み)
 ・高い声から入る。
  詩の内容により声の高さ、質をきめる
 ・自分の中側を作っていく
 ・リズムをつけて、止めないように読む
 ・詩中に音楽が入るのが普通←読むときにどれだけ音(音楽)空間にできるか
 ・横隔膜の張りが弱いと、喉を痛める

 ◎詩は語を読むのではなく、詩文の意味感情を口読みするのでもなく、
  語や文を歌うことにある。

  語は、
   ・眼読みして理解する
   ・口読みして立体化し、音言葉にする
   ・相手を意識して口で喋る
   ・語芸にしょうとして語る
   ・別次元、別感情で歌う
    ことが出来る。

◆本日の磯貝語録
 俳優は、ひとり芝居を完成させる感性、技術力が、その芸術性を高める

発声・呼吸月1(1/14)                           《共通系》

1月14日(日)発声・呼吸月1

ストレッチ(西本助手)
 ・(四股の格好) 肩入れ、両手を前へついてバウンド
 ・首をゆっくり回す
 ・腰から上半身をゆっくり回す/ロールアップ、ロールダウンをくり返す
 ・肩の関節、ひじの関節、手首、手の指を回す
 ・足の付け根、ひざ、足首、足の指を回す
 ・顔をほぐす(手を使う) 顎の関節を上下左右に動かす
 ・舌を動かす(細くする)

 (1)頭の中心を上へ引っ張られる意識(つられるイメージ)で腰を回す。
   慣れてきたら歩く。
 (2)重心を下へ置くイメージで歩く。
 (3)(1)(2)が慣れてきたら、上半身をゆすりながら歩く。
 (4)(1)の状態で丹田呼吸(呼吸①でも②でもOK)。
 (5)(1)の状態で胸部呼吸。慣れてきたら(2)の状態で胸部呼吸。

<講座>(磯貝塾長)
 音声を勉強した人は、自分のためだけではない、特定の人に影響を与える。
 言や言葉は、原則一対一である。

 音声の「あ」を言えないことは、深刻な問題である。
 他人が納得できないものは、音声や言語ではない。
  「日本語を書す」こと。
    自分のために書くのは宗教家。
    字のために書く→それが伝わって相手に伝わる。

 音声「あ」→「あ」を通して相手に伝える。
 「聞く」(受ける)能力があるから「発する」能力が身につく
 受けたいから出す

 <母音>
  顎の上で母音をつくる
  ・言葉に一番重要なのは「舌」
  ・言葉→歯の中側にどれだけ自在な音声を持てるか

 <エクササイズ>
  ①舌の底、顎を止めて「イエアオウ」
    下顎の実感、下顎の底の実感
  ②①の状態で、一息で「イーエーアーオーウー」
    響きの位置と、自分の出そうとしている位置の意識を変化させる。
    言葉の練習では、顎から上を、音の練習では喉から下を意識する。
    アクセントは表現。表現は口、実感は胸。
    語と音は、分離して生成できる。
    汎用性の高い母音を作れる人は、音性、言語に関して柔軟である。
    芸人とは、ニュートラルになれる人。
    言語の共通項が高い音声に近づけるか。
    相対性⇔統合性(統合性の高いのは芸人)
    舌骨から舌の先まで、意識できるようになると、喋りが少し上手くなる。

 <エクササイズ②>
  舌を細くして、奥へ引っ張る「イーアーアーオーウー」
  舌に下ろすと、喉が鳴る。
  舌面と下顎を独立させたり、関連させたりできるように。

◆本日の磯貝語録
  語音には固有音と共通音がある。 

発声呼吸入門(1/13)                            《共通系》

1月13日(土)発声・呼吸入門

[1]ストレッチング
 1)腕伸ばし、首回し、肩回し
 ※骨からゆっくり動かす

 2)内分泌系を意識して身体を動かす
 (上半身)
  ・手のひらをこする。指の間、手の平、手首をなでる
  ・胸の脇、肩をなでまわす
 (下半身)
  ・足踏み(ゆっくり軽く)
  ・膝を折り股関節をまわす
  ・坐骨も一緒にまわす→動きが大きくなる
  ・鼠蹊部~足の下までなでまわす
 →ここまでやると身体の重心がおりる 四股も踏みやすい
  ・四股の体勢で息を吐く

[2]発語システム テキストP25-P28
 テキストP25-P28解説
  ・言葉の意味がわかっても"実"がわかってなければいけない
  ・もっと"実"を感じるように "実"の共有
  ・日本語の共通の響きの"美しさ" 伝わる音声が必要
  ・人様に通じる物を持とう
  ・私語では相手に伝わらない
  ・他人は私とは違うという幕(意識)がなければ伝わらない
  ・他人がわかる音声が必要
 母音調音点
  「イ」「エ」…前母音 「ア」「オ」「ウ」…奥母音
  「ウ」「イ」「オ」…上顎調音 「エ」「ア」…下顎調音
 ※調音時、口の形は唇の形が出来ればいいというものではない

[3]母音調音演習
 音声演習テキストP1
  ・"アマガサ"~ 鏡を見ながら発声
  ・"ア"を重点的に
  ・良い響きになると声が大きくなる
  ・喉を意識してしゃべること。

表現・発声クリニック(1/12)                        《共通系》

1月12日(金)表現・発声クリニック

◎第一期、二期は、自分の子音の発語のクセを知り、矯正することをした。
 第三期は、語や文の発話グセや傾向を知ることを目的とし、アクセント、
 イントネーションの修正をする。

○言葉には大別して①高-低 ②強-弱 のアクセントがある。
○日本語は①高-低アクセントである。

○日本語の基本性格は、平板でゆったりした音声言語である。
 そのため、動的、立体的面に欠け、言語脳も平板であった。
 一方、文字言語(書き言葉)は相当に発達し、高度な文学を生んだ。
○日本語には、強勢アクセントがなく、強さは平板である。

○日本語が他の国と違うのは、外からの言葉(外国語)が入ってこなくても
 "地方"によってアクセントが違い、地域独特の言語があり、それを良しとして
 皆が使っている。
○国民性として、伝わらない音、語音の変化が乏しくてもしゃべり続けていける
 のんびりした特殊な民族。

○なぜ、アクセントを学ばなくてはいけないのか
 方言がそれぞれにあり、共通の語がない状態では統一性がなく伝わりにくい。
 それでは、我々は困る。
 ボキャブラリーもアクセントも、共通のものを使うことでより多くの人に伝わり
 広がっていける。
○言語音声は、どんどん変わっていく性格を持つが、勝手に崩し、自分達にしか
 わからない言語で話していると、言語は育たず、滅んでいく。
 公共性の高い言語を身につけ、多くの人と言葉を共有し、コミュニケートや
 表現性を高めることが必要である。
○語のアクセントができてくると、うねりやイントネーションの違いなどに
 繋がっていける。まずは、アクセント(アップダウン)をしっかり身につけていく。

◆本日の磯貝語録
 言語は個々に単独な人間を、より多くにつなげる機能を持つ

歌発声中級(1/11)                             《音楽系》

1月11日(木)歌発声中級

[1]ストレッチ(森下講師)
 ・すべての関節のストレッチ
 ・二人一組で開脚

[2]言葉を歌う歌の歌い方-Pop Songのことば(磯貝塾長)
 ポピュラーソングは、長い間多くの人々に歌い継がれてきた。芸術歌曲の様に
 きちっとつくられていない。
 そのため、歌う人それぞれ少しずつ違ってくる←それが面白味

 つまらなく歌わない(目一杯、体と心が充実している)
 うまいかどうか(音楽とことばに充分にのっているか)
 (味)◎音符の中で、歌の語を思い切り情感に訴えること

 今回のテーマ
 ・私なりの歌をつくる
 ・私が満足するような歌をつくってみる

 決まり事がきちんとあって、そこからはずれないように歌うものと
 両方がくっついて音楽。
 今の自分の満足、今の自分で人を満足させることを忘れている。

 ◎ポピュラーソングの歌い方
 ・伴奏の音楽を意識する(のせ合う、のり合う)
 ・譜面に音楽上、作詩上、書いていない隙間を埋める。そのために何かをする
 ・一語ずつ表す、自分のイマジネーションでつくっていい
 ・”あなた”←固有名詞にする 必ず相手をつくる(リアルに)
 ・一語一語を自分の中に興すようなことばの作り方をする 自分がよくわかる歌い方
 ・ことばから思いをつくる 文からは作らない

 歌う-早く覚えることから歌に入って行き、くり返す。

 「この広い野原いっぱい」を歌唱
 ・最後を一人ずつ好きなように歌う
 ・歌いながら目の前に一語ずつつくる
 ・"イニシャル"英語にする

 「昴」を歌唱
 ・クセのある歌

◆本日の磯貝語録
 ポピュラーソングをうたうときは自分が指揮者

歌・演奏(1/11)                               《音楽系》

1月11日(木)歌・演奏

◎ストレッチ(磯貝塾長)

◎年頭の話
 「自分で自分のことをやる」ということは、「自活力」をつけること、
 健康でいるということ。芸をやるためには、健康でいることが必要である。
 一方、自分は何でもやるのは不完全であるということ。助け合いが
 必要となる。これは助けようという意志や意識から起こる行動ではなく
 「反応」であるべきである。→助け合いの生理
 何でもできる「素」を自分の中に見つけ出すこと。

[1]第Ⅲ期テーマについて
 「言葉」を伝える歌
 「言葉」と「音楽」を自分に近いところで作り直す

 言語(言葉)の要素:①文字 ②音声
 言語(言葉)の機能:①思考の道具 ②コミュニケーションの道具
           ↓
       状況によってどちらの機能で使っているのか変わる

 ・言語が表現する叙景、叙情などは国によってクセがある。
 ・日本語のクセは「母音が多い」ということ。母音とは情動を表すもの、また、
  その響きにより神へ通じようとするもの。子音は神との道を邪魔するもの。
  極めてこの世的なもの、雑物。

 ・抽象的な音楽言語と言語は異なる→歌では合体したものをつくる必要がある
 ・歌は情報伝達ではないが、言葉が届かないと不完全である。
 ・歌の言葉は会話や詩の形であらわされる
 ・詩にはルールがある 5、7のリズム、またこれの組み合わせである。
  5は2+3、7は3+2+2に分解される

 ・人に伝えるために何をすべきか→芸能の言葉を習得すること(形)
 ・言葉には方向がある
 ・言葉を音楽の感情で表現するのが歌である

 ◎それぞれの言葉は語感を持っている。この語感に意味がある。
  語感の要素:①語意 ②語音 ③身体感
  「あ」という言葉から、どういう語意、語音をつくっていくのか
  まず言葉のみを取り出して、各語の語音を見てみる。
  (注)リズムが崩れると、語音感が変わるので、伝わらなくなる。

[2]「がらっぱの歌」の詩を読んでみる
 ・「ああ」…星との距離感、神秘性を出す必要がある
 ・語尾の音を喉に戻すこと=喉が開いているということ。
  (顎が開いていても、喉が開くとは限らない)
  そのためには、無駄に顎を動かさないこと。


 ・言葉をつくるための機能:①響き=上顎 ②支え=下顎
 《言葉と音楽表現と発声を一致させることが今期の課題》

 そのためのエクササイズ
 ・話をしていないときはずっと舌を浮かせておく→この状態で話す

◆本日の磯貝語録
 演じ手の優秀なところに良い作品が生まれる

俳優発声中級(1/10)                           《ことば系》

1月10日(水)俳優発声中級

[1]各自身体訓練

[2]呼吸法確認(磯貝塾長)
 ・丹田呼吸
 ・胸郭呼吸(横隔膜→背中)
 ・側腹部呼吸
 ・上腹筋呼吸
 終わったらストレッチ

[3]下に降ろす感覚の確認
 両手で気が床に降りていくのを感じる

[4]声を出すためのpositionの確認
 ・首の中心、心中
 ・顎関節、口唇の周りの筋肉
 ・1/3があくびの状態
 ・息を勢いよく噴射、口の中の感覚(舌で)

[5]5母音の確認
 ・調音点、スタンダードな母音(構えが重要)
 
 ◎人に伝わる語音をつくるにはどうすればよいのか?
 ・明確に口腔内に響きをつくり、口腔、鼻腔、のどでつなげる
 ・口で生成された母音が、喉頭を刺激すると、気がおこり、
  身体が充実し、語の意や情態が発生する→聴く人に伝わる

 ●新年にあたり、各人の本年の所意を発表

[6]テキスト「今昔物語」(巻25の第12話)
 ・文字の中に自分が入っていけるか
 ・読むときに口を大きく開けてはいけない
 ・下顎から胸にかけての響き

◆本日の磯貝語録
 芸能の満足、人に与えて喜ぶこと 声は残らない、五つの気

俳優発声初級(1/9)                           《ことば系》

1月9日(火)俳優発声初級

[1]ストレッチ
 (村上助手)
 ・手足ぶらぶら
 ・肩のストレッチ
 ・手のひらを上にし組み上に伸ばして、つま先立ちになりその状態で歩行
 ・首のストレッチ
 ・四股踏み
 ・仰向けになって足、腰のストレッチ
 (戸村助手)
 ・跳躍→手は2拍子、足は3拍子
 ・下半身のストレッチ
 ・下半身の強化

[2]復習(村上助手)
 ・開脚正座
   丹田の出し入れ運動(1、2の呼吸)
   ふたり一組で腹もみ
   丹田の出し入れ運動(1、2の呼吸)   
 ・母音「ア」
   グループに分かれて良い音をみつける