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俳優発声中級(2/28)                           《ことば系》

2月28日(水)俳優発声中級

[1]各自身体訓練

[2]「語り」
 ・セリフとはどういうものか?

 ・文字よりもエネルギーが強くないとセリフにならない。

 ・声→テキストを読みながら、発している自分の声(非常に客観性の強いもの)
  ↓   を聴いているか。
 どこで聴くのか
   「聴覚脳」こめかみの位置の音を耳の上部辺りで聴く
   ※胸部の響きにしてもその位置で聴く

 ・深い呼吸
 ・喉を開ける
 ・中心線
 ・聴く状態
 ・丹田
   これら条件がそろうと、自然と好ましい語りの状態となる。

 ・1人の相手に向かって発する(相手にサービス)
 ◎拡散させない

 <試演会>
  今昔物語・・・地声
  竹取物語・・・裏声

  1作品 2~3min.
  自分が読みたい箇所を決めてくる 9人×2→18通り

  来週順番決め(吟ずる)

◆本日の磯貝語録
 俳優には「星」と輝く力、「華」としての色彩、香りが条件。

俳優発声初級(2/27)                           《ことば系》

2月27日(火)俳優発声初級

[1]ストレッチ(戸村)
 首、肩、腰(骨盤)ストレッチ
 四股踏み

[2]講座(磯貝塾長)
 ①ハト鳴き
  ・口を閉じ歯を開き、鼻を閉じて口の中を大きくする。
  ・口を鳴らすのではなく、喉と胸を鳴らす(胸声)。
  ※磯貝塾長の体の状態を1人ずつ確認。触って体感。

 ◎喉を開けるということ。そのエクササイズがハト鳴き。

 磯貝メソッドでは、
  ①持ち声の無駄をとる
  ②持っている声を広げる(上下、強弱)
  ③キャラクターを増やす
  →喉が変わっていかなければ変わらない

 ◎日本語は母音言葉のため、舌面を平たくするクセがある
  (→舌が上がり喉も上がる)。
  そのため、響きが薄く、音は前に拡散する傾向を持つ。

 ②テキスト
  「i」「e」「a」「o」ア行を各自。 磯貝塾長がまわってチェック。

  ・出したものを自分で受けてみる(聴いて納得または吟味する)。

  ・受けることが大切(メガネのツルの部分できく)。

  ◎響きの深さをつくる(まずは前後)。
   そうすることで、下顎を使うことができる。
   下顎とは楽器であり、有機的に使いこなすこと。

  ◎あなたが出したことばは、きかせるためにすること。
   このことばだったら、きけるだろうなという音を出す。

   調音することときくことを同時進行で行う。
   "きけない音声は出すな"

◆本日の磯貝語録
 イメージ(仮想)より、実感を持つ事。実感にウソは少ない。
 きけない音声は出すな。

発声呼吸入門(2/24)                            《共通系》

2月24日(土)発声・呼吸入門

(1)連絡事項
 ・公開試演会 Exhibition 次年度カリキュラム

(2)ウォーミングアップ
 ・腕の曲げ伸ばし、前屈、肩回し
 ・弾みをつけて腰を左右に振り、その反動で腕を回す
 ・股割→前進

(3)母音調音
  準備
   ・口を閉じて、口の中をまんべんなくなめる
   ・顔面を手でほぐす
   ・口、鼻、目を開けて口をまわす

  ◎母音調音点の確認 i、e、a、o(テキストで確認し発声)
   ※発声時のポイント
    一回毎にきちんと音をつくる

   個人練習 i、e、aテキスト

   個人指導
    Aさん:一語一語言葉をつくる。声が裏返らないように。
    Bさん:口の中を使って発語する。音を飲み込ます、前に出す。
        歯を閉じて練習。
    Cさん:喉と口の中をしっかり使って声を前に出す。

表現・発声クリニック(2/23)                        《共通系》

2月23日(金)表現・発声クリニック

<前回の復習>
 テキスト「泣いた赤おに」浜田廣介・作
       p.132「おかしなものを ~話にならん」まで

 ①生活ことばの対話語とフォーマルな話しでは読み方が異なる。
 ②アクセントのアップダウンを強調すると語が立つ。
    ↓
 ◎息をいっぱい使ってテキストを読んでみる。
  アクセントは音の上げ下げ、自分流だと聴き取りにくい。
  アクセントは語のエネルギーなので使うこと。

 ◎文そのものを明確にするために語を立てる。そのためには、
   アクセントを使って強調させる。文の意味だけを読んでもダメ。
   アクセントで意味も立ってくる。

 ◎差を出すことで、状態を明確にする事ができる。

 ◎、(てん)もしっかり読む→間とはずみとつなげ
   けれども、やっぱり
          ↓
      この空間を殺さないように状態をつくること。

 ◎音声化することで状態がわかるようになる。

◆本日の磯貝語録
 人は、音声で各々の生きた状態を表わしている。

歌発声中級(2/22)                             《音楽系》

2月22日(木)歌発声中級

各自ストレッチ

ストレッチ(森下講師)
 ・足裏を床にぴったりつける/足指でジャンケン
 ・足首→つけ根→骨盤→背骨→腕→顎と回していく
 ・脚を開き、膝を曲げて尾てい骨と座骨をまっすぐ下ろす
 ・上向きで寝転がり、力を抜いて体をゆする/片脚ずつかかえてストレッチ/
  かかえた右脚を左側へ倒してひねる。逆も/右手で右脚のかかとを持ち
  右側へ開く。逆も/上下に伸びる/片脚ずつ10cm上げる/15cm上げて
  バタ脚/上向きでヘソを見る(腹筋)そのままゆっくり起き上がる
 ・ハト鳴き/リップトリル/汽笛(正座から手を前へついた姿勢で)
 ・顔面運動、顎、首前、猫鳴き(強めで)

歌う(磯貝塾長)
 "愛の讃歌"全員で歌う
  ・胸声で詩を読む(ゆっくり) 対象をつくって語りかける
   ※曲の内容がからっぽになっている。詩がぶつ切りになっている。
    →頭が先行する連続した想いにする/口から喉に向かって歌う。響きは胸。

  ・バーチャルで歌わない。実際に演じる。"あなた"に向かって歌う。
                              対象を実際にもって
  ・口づけ→唇に意識を持つ
  ・シャンソンの極意→想いを自分の内側に止めない。脚、つま先、爪の先まで
   全身に散らしていく

 ◎誰が見ていなくても、美しいということを常に考えていくこと。

 "この広い野原いっぱい"
  Aさん:一語ずつ克明に表していく。
      この曲で何を歌いたいのかを聴かせる→テーマ
      ラブソングにする

 "昴"
  Gさん:みぞおちを出す。肋骨をひらく。息の方向を後ろへ。側筋を伸ばす。
  Hさん:解釈をきちんとする。テーマ、サブテーマを明確に。

 "川の流れのように"
  Bさん:音が上がっても抜かない。喉そのままの位置で喉をあける。
  Cさん:ことばの実感を持つ。喉の鳴り、息の流れが良くなった。

 "愛の讃歌"ブルースのリズムで
  Dさん:想いに入らず聴かせること。
  Eさん:高い音も裏にしないで胸声で歌う。喉をしめない。あける。
  Fさん:椅子に座って、横の男性を惹きつけるように歌う 手を使って。
      感情移入して声が消えてしまってはダメ 息の流れ。
      次に立って これを隣にいなくても作って歌う。

 "愛の讃歌"
  何がそのことばを吐かせているのか。
  ラブソングの"Love"(身体のこと)を想像できるか。

 "昴"
  声を聴かせる。

 "この広い野原いっぱい"
  歌唱か、何を聴かせたいのか。
  それが実際にそこでおこっていること。

◆本日の磯貝語録
 ・愛の想像力、心の想像力をみがくこと。
 ・芸と実際との間に境がなければ芸人ではない。

歌・演奏(2/22)                               《音楽系》

2月22日(木)歌・演奏

[1]「日本語」について(磯貝塾長)
 ・今までの日本、日本人、日本語は「自分」の「思い」を「言うだけ」の文化
  であった。人に「伝える」ことが欠落していたと云える。それゆえ、日本人は
  喋り方が下手である。自己の思いを客体化する考え方が下手であるという
  ことであり、即ち主観中心で生きており、自己中心的で孤立につながると
  いうことである。

 ・人間が動物と違う点は、言葉を話すこと、笑うことにある。

 ・物の考え方は話し方にも現れ、話しや喋る作業は私有化言語となり、自分の
  所有感や関係を話す事が主体となる。

 ・一方、喉で喋ることは、共有言語化となる。人に分からせよう、客観化しようと
  しているときに起こる。人にわからせようとすることは、頭の働き方が普段と
  変わり、育つことにつながる。(客体化脳の発達)

 ◎自己中心であるということは、自己が発達、発展しにくいこととなる。
   次につなげる(=進化)、継承するという横(同世代の人々)と縦(次世代)
   へのつながりが切れるからである。これは文化、個体の両面において言え
   ることである。

 ・「言葉」そして「Arts」の面から、日本人、日本の文化をたてなおすことができ
  る。それは、どちらも共感が生まれる。人と人が生きあうということから言える。

[2]クラシック声楽においての日本語
 ・クラシック声楽というのは、自分の思いをやることではない。また、発声にだけ
  気を配るものではない。音楽をやること、そして聴いている相手に伝えること
  である。

 ・特に、オペラでは、相手役がおり、動きも必要となる。
  歌曲を歌うときより、より立体的な世界となる(多次元性)。

 ・クラシック声楽において必要なのは、譜面に書かれている思考過程および
  音楽上必要な声が出せるということ。そのために、何が自分にとって障害と
  なっているのか、自分で考えること。他人の評価を受け入れること。

 ・喋る人間が声を出して歌を歌うことが聴いている人に伝われば、自分に実感
  が出てくる。そうすると、自分の精神状態は変化する。

◎創作詩の発表
 課題:「私は卵から生まれた人間です」または
     「もしも隣の人が宝くじで1000万当たったら」

 ・詩は説明になってはいけない。なるべく説明を排除し、心の核心をつくこと。
  感性の展開を行うこと。

 ・伝える人を特定して書くこと。広く一般にというのは詩にならない。
  相手との関係性が大切である。「自分のために書かれた」と
  相手が思ったときに感動が生まれる。

 ・言葉を自分語にしないこと。「自分」と「周り」を区別して認識すること。
  しかしながら、詩が完成してしまったものには、音楽はつけられない。

◆本日の磯貝語録
 「自分」と「周り」を区別して認識すること(自と他の正確な分離)。

俳優発声中級(2/21)                           《ことば系》

2月21日(水)俳優発声中級

[1]各自身体訓練

[2]いい声を出すために
 <上半身>背中、後ろ首、腰をマッサージ、ハミング(うつ伏せ)
 <下半身>足、足の裏(床に座って足を伸ばす)
 →二人一組で
  ・胸郭を開く・・・背中合わせにして、お互い腰にのせる
  ・前屈をして腰を開く

 ハト鳴き・・・声帯を温める

 発声・・・空間、反響、共鳴を聞く

[3]テキスト「竹取物語」
 地声と裏声

 現代語訳→音読 内容を理解する
   ↓
 古語へ

◆本日の磯貝語録
 裏声はしっかりした胸声とつながっている

俳優発声初級(2/20)                           《ことば系》

2月20日(火)俳優発声初級

[1]ストレッチ(各自)

村上助手による講座
[2]ストレッチ(村上助手)
 ・まっすぐ立ち両手を真上へ伸ばす→つま先立ちになり合図で上半身脱力
  ロールアップしもとの姿勢→頭上で両手を組みつま先立ち→歩行
 ・四股の姿勢で重心をおとす→肘で広げる→仕切りの姿勢でバウンド
 ・四股踏み→回復運動 二人組で金魚運動
 ・三点倒立→回復運動 二人組で首、肩もみ

[3]公開試演会について

[4]テキスト
 「i」「e」「a」「o」より選び各自

 ひとつの母音から子音を3つ選び、子音の1例を2度ずつ読む。
 1人ずつ行う。全員でコメントを言い合う。

 Aさん:「i」(サ、タ、ラ行)
     ・言葉尻、喉がしまっている
     ・「キ」が良かった
 Bさん:「e」(サ、タ、ラ行)
     ・語尾が広くなる
     ・違う母音の後が上手くできない。
 Cさん:「e」(ア、カ、サ行)
     ・良かった。「サ」行が難しそうだった。
     ・語頭の「ケ」が良かった。
     ・濁点が難しそうだった。
 Dさん:「o」(タ、マ、ヤ行)
     ・前過ぎる気がする。
     ・行によって響き方が違った。「ヤ」行が良かった。
     ・「o」と「a」の間に聞こえた。
 Eさん:「o」(ア、カ、サ行)
     ・「カ」行が良かった。
     ・語尾の」「ノ」が良かった。

歌発声初級(2/17)                             《音楽系》

2月17日(土)歌発声初級

◎ストレッチ 全員(担当 小池)
 
◎発声練習
 He、He・・・ 鼻の位置が10cm前にあるように意識する。

◎テキストを歌う
 1)「遠くへ行きたい」
  ・小節はじめの2文字を大切に歌う(日本語の場合、とくに大事である)。
  ・音楽の山を息を使って歌う。ことばと音楽(メロディー)で山の稜線をつくる。
   伸ばしている音の中にも山がある。
  ・音楽の盛り上がりを逃さない。自分の中でエネルギーを追いたてていく。
  ・Hum([u]) 歩いているテンポの中でブレスをする。
 2)「バラが咲いた」
  ・歌詞を読む。
  ・フレーズ毎に歌詞を読み歌う。
    ・ストーリーをしっかり組み立てる
    ・ことばを取り出して見直してみる作業をたくさんする。
     しかし、ことばにとらわれすぎないこと。
    ・情緒的になることではない。子音を立てる。
 3)「待ちぼうけ」
  ・リズム読み。8分休符の後は、とくにしっかり言葉をたてる(最初の2文字)。
  ・テンポを遅くして、ことばをたてて歌う。
  ・通して歌う
   フレーズの違うところは、その音楽を利用してことばをたてる。
   自分の中の景色を明確に変えていく。
 4)おさらい
  ①「バラが咲いた」
  ②「遠くへ行きたい」

◎試演会の曲を決める
 ・「バラが咲いた」 Aさん、Bさん
 ・「遠くへ行きたい」 Cさん、Dさん、Eさん、Fさん
 ・「待ちぼうけ」 Gさん、Hさん
 ※暗譜

◆本日の磯貝語録
 表現は表向きはそのままで、内部は大袈裟にすることがある。

俳優発声上級(2/16)                           《ことば系》

2月16日(金)俳優発声上級

(磯貝塾長)
・日本では、お笑い以外の所で笑いの訓練をしている所が少ない。
 このお笑いも、ファルスではなく、ギャグになっている。
 ギャグは、ふざけて、見下して、人間の本質の裏面を暴くことで笑う
 ネガティブなものが多い。人を精神的に開放する笑いとは、どういう事だろうか。
 そもそも笑いとは、人が生きる上で、必要なものなのか。

・私個人として生きていく上で、笑いはなくても生きられるかもしれない。
 しかし、他人、他者とかかわる時、笑いは必要条件といえる。
 それは、笑いという快感情が人とコミュニケーションを取るときの
 相方向エネルギーとなる。笑いは伝染する。

・笑いの価値観は、社会的に(後天的に)セットされたものでなく、生来持つ
 生きる基本感情である。この本来持っている人間の本質力により、表現する
 ことで大きく伝染し、つながっていく<正の感情連鎖>。

・私達俳優が表現者として突き詰めていかなくてはいけないのは、
 生まれて「オギャー」と自発的に声を出したところから「快感情という
 人間にしかない特徴」を使い、声、言葉、身体でユーモアをもって
 普遍的な人間の本質を照らし続けていく必要がある。

◆本日の磯貝語録
 笑いは、人間目の固有感情である(他の動物は笑わない)。

歌発声入門(2/16)                             《音楽系》

2月16日(金)歌発声入門

(加藤講師)
◎発声練習
 ハミング→釣り竿を飛ばすようなイメージで放物線を描くように。
 「マメミモム」→ボールが広がるようなイメージで(上下に引きあう感じ)。

 子音の練習:da me ni po tu la be
  ※「m」・・・口唇を結ぶのが固すぎるときれいな音にならないので柔らかく。

◎歌唱練習
 ①「深い河」Des dur
  ・2回目と3回目の「over into camp ground」の「into」のところ、"in"と"to"は
   同じ音ではないので注意。
  ・「my home is over」の1オクターブ上がるところ。「is」の喉のままで音が
   途切れないよう下の支えをしっかりと。
  ・「you want to ~」の「want」の"t" 「to that」の「that」の「t」など
   「t」しっかりと
  ・「that promised」のところ。高い音を出すためにエネルギーいるので
   下の支えをしっかりと。

 ②「母が教え給いし歌」 A durで
  ・全員で歌ったあと1人ずつ
   Aさん:上から音程を取るようにするといい。音の階段を意識しすぎない。
   Bさん:一番高い音が出きってないのでもっと思い切りよく。
       1オクターブ下がるところ、安心して音が落ちないように。
   Cさん:縦口になるように。フレーズごと、言葉が柔らかくつながるように。
   Dさん:ピアノのリズムにつられないよう

 ③「おおスザンナ」
  ・歌詞の内容を表現すること 意識して。
   振りを付けて歌ってみる(1人ずつ)
   Bさん:E dur
   Dさん:歌の幅が広くなっているので狭く。上から放物線描くように。
       原調のほうが声ののびがいい。
   Cさん:原調で。

 ④おさらい
  「深い河」をD durで。こっちの方が低いとことろが楽。
  「母が教え給いし歌」
  「おおスザンナ」F durで

 宿題
  「おおスザンナ」の1番英語の歌詞をみておくように

実践朗読(2/15)                              《ことば系》

2月15日(木)実践朗読

1.次々回の試演会について
 A.1人が役を読み変えながら、順々に読み進めていく
 B.あらかじめ読む箇所を決め、その中での役をグループで分担して読む。
    ↓
  AとB、両方やる。
  Bの読む箇所は追って決める。

2.テキスト読み
 ※Aの形式でやってみる

 ①始まり~p.11、L2「・・・うんざりする」   参考タイム  約5分
 ②    ~p.14、L5「・・・清潔で簡便だ」  参考タイム  約6分
 ③    ~p.17、L5「・・・一ばんなのだ」   参考タイム  約4分半
 ④    ~p.19、L15「・・・あんぽんたん」 参考タイム  約5分半
 ⑤    ~p.22、L7「・・・波長が合わない」参考タイム  約5分
 ⑥    ~p.24、L10「・・・こたえない」   参考タイム  約4分

◆本日の磯貝語録
 テキストを自分なりに解釈して読んではいけない。
 (テキストは書かれてあることをそのままに読む)

歌・演奏(2/15)                               《音楽系》

2月15日(木)歌・演奏

(磯貝塾長)
◎各自ストレッチ

◎言葉の表現と感性
 ・自分の意志というものは、そのまま他人に通ずるものではない。
  受ける人なりの理解となる(逆もしかり)。
 ・詩は、意志、思考を共有するために作られている。演奏者は、表現するたび
  に詩を作った人の頭になってみる。また、聴く相手を納得させるように表現を
  する。
 ・「それっぽい」ではなく、そのもので「生きた」ものにすること。
 ・言葉の面だけでなく、音楽もまた自分の都合で処理しようとすると、途端に
  演奏は不自由になる。

  言葉を表現しようとする時に、口でやろうとすると失敗する。
  頭と喉で表現しようとすること(決してしめない)

◎歌における詩、言葉
 ・音楽により、言葉そのもののリズムやイントネーションは規制されるが、
  そのおかげで表現に巾がでる。
 ・音楽に負けない言葉を発すること(よむのではなく)。
 ・詩は「情報」ではなく、人間の「雑物性」を表現している。
 ・作者が意図した精神状態とはどんなものか?
 ・作者の代行者=演奏家である。

◎テキスト「椿姫(ヴェルディ)」のレチタティーヴォ、セッコより
 まず日本語対訳で、それぞれの役として会話してみる。
  →セリフの裏にある感情を考えながら
                ↓
         何通りかの感情を考えてみる
         感情が異なれば、表現の仕方、生々しさも変わる。
  →文化的背景によっても解釈が決まってくる。

 イタリア語でセリフを読んでみる。会話、対話する。

 音をつける。喋るところと譜面にあわせるところをキチッとつくる。
 特にセリフ前の休符はちゃんとつくること。

◆本日の磯貝語録
 演奏家とは、作者の代行者、代弁者である。

俳優発声中級(2/14)                           《ことば系》

2月14日(水)俳優発声中級

サロン「VASCと生涯教育」

各自身体訓練

語り
 声の表現には2種類ある
  表(奥歯より前)・・・実声
  裏(奥歯より後)・・・裏声(エネルギーが半分で済む)

 ◎裏声で表現するには、どうしたらよいか?
  音圧は低いbut実声では出せない音が出せる(高音)
   ↓
  鼻腔を使う→前にまっすぐ息を出す(感覚は後ろに)
  子猫の鳴き声
   鼻腔から目頭に向かう音


 テキスト「竹取物語」
  裏声で読む・・・歌っているような感じ
  頭筋をどう使うか

◆本日の磯貝語録
 ◎思うというのは、概念的エネルギーである
 ◎感性が開放できる発声法を身につけること

俳優発声初級(2/13)                           《ことば系》

2月13日(火)俳優発声初級

[1]ストレッチ(村上助手)
 ・上体の力を抜き前へ倒す→しゃがむ→手を床につき腰を戻す→ロールアップ
 ・体を上下にゆする。軽いジャンプ
 ・スタンスを広くし重心を落とす→四股踏み→回復運動→床打ち
 ・三点倒立 ※磯貝塾長チェック

[2]講座(磯貝塾長)
 身体訓練(重力)
  ・かかとをつけたままジャンプ→膝も曲げないでジャンプ→どこも曲げずに
   (個体になる、固形化)個体にした状態で上に飛ぼうとすることで丹田を
   とらえることができる。
  ・力を緩めると脚にスーッと力が降りる。重心線が捉えられる。
  ・丹田意識:前のめりになり倒れる。重力ラインが自分の体の外へ出て行く。

  ・つま先を肩幅にし、力を抜く。頭のてっぺんがつられている感じで立つ。
  ・丹田と仙骨で重力を感じながら左右にゆらす
  ・芸とは、無駄を覚悟でやるか、全くやらないか。

  ・足の裏

 母音調音「オ」
  ・懸壅垂の形が人それぞれ違うため、とても定めにくい。
  ・息の流れは、懸壅垂から鼻に向かって、鳴り位置は大変に狭い。
  ・手鏡で自分の懸壅垂を確認 他人の懸壅垂を見る。
  ・自分の懸壅垂の絵を描く。

 Ex.1
  「オオオトコ」各自
  「オトコゴコロ」
   口の形をつくったからといって、その音になるわけではない。
   口の形をつくって息を吸ってみる。吸ってあたったところが出るところ。

 Ex.2
  テキスト「オ」各自
   Aさん:口(下顎)をガクガク動かさない。

 語に力がない。
 ことばとは、語がつながった文章で出来ている。音声で出すことで情報以外の
 ものも含まれる。情報だけを伝えるならば文字でよい。
 ことばの知識がなくてはダメ。
 
 俳優さんは、喋っていることの字を想像できるように喋ってください。

◆本日の磯貝語録
  情報だけ伝えるのが俳優か。
  自分の中に力を溜めると、身体も精神も不都合を起たす。

実践セリフ(2/11)                             《ことば系》

2月11日(日)実践セリフ

ストレッチ(館林)
 ①両手を頭の上で組んで上へ伸びる(なるべく腕は耳の後ろ)。
 ②両手をそれぞれの肩に置き、肩を回す(肘を動かすイメージ)。
 ③②の状態で、肘を内側へ入れる。次に外側へ開く。
 ④両手で頭の後ろをもって後頭部を伸ばす。
 ⑤左手で頭越しに右耳をもって頭を左へたおして伸ばす。(逆も)
 ⑥体は正面で顔だけ横を向く。そこからゆっくり首を回す。(逆も)
 ⑦頭と首の境目を意識して首を回す。
 ⑧首から順に折っていき(前屈)、仙骨まできたら上半身の力を抜く。
   足はまげていいから、バウンドさせる。次に左右に揺らす。
 ⑨上半身の力を抜いて前屈の状態 上半身で8の字を描く。
   徐々に上半身を起こしていき、空気をかき回すイメージで8の字を描く。
 ⑩バタフライで両手をバラバラに振る。
 ⑪両手を体の前で左右に振りながら、戻ってくるときに片手だけ頬を通って
   振る。(左手の場合:振って右から戻るときに右頬左頬を通ってくる)
 ⑫丹田→胸→喉を実感できたら、その経路から自分を回す。
   エネルギーを発散させる。
 ⑬地球の回転に合わせてエネルギーを発散させるように上半身だけ投げ出す。
 ⑭片手にピンポン玉を乗せて(イメージ)、片手から腕を通って胸を通過して
   反対の手にもっていく。次に手の甲から、背中を通って反対の手の甲に
   もっていく。
   (徐々にボールの大きさを変える:ソフトボール、ボーリングボール、地球)

講座(磯貝塾長)
 ・ソング ~岡を越え~
  シェイクスピア 詩とは
  覚え込んで歌うもの
  シェイクスピアのセリフは情報だけではない。
  言葉の裏の感情を表す
  セリフが長い→最後は何を言っているのか分からなくなる。

 Aさん:口で音として覚えるようにしなければ言えない
 Bさん:語りに近い

 <エクササイズ>
  喉をもって、口から喉へ言うようにする。喉で言葉を作る。

 Cさん:だんだん疲れてくる。お腹の使い方をいろいろ変える。
 Dさん:鎖骨の少し下から声をまっすぐ出すようにする。
     後半になってくると、遅くなる。恥骨に向かって言う。
     「点々がある」上げずに下げる。口で言わない。
 Eさん:もう少し、ふくらましたり、絞ったり、暗くしたりすると良くなる。
 Fさん:「たま」が「だま」に聞こえる。「耳輪の真珠にしましょう」鼻音が良くない。

 <エクササイズ>
  手を使って、センテンスを作りながら読んでいく。
  行と行がどう上手くつながるか。

 Gさん:体が動かないのはダメ。もっと躍動感をつける。
     行と行を切らない。頭を止めない。
 Hさん:息は前へ出す。口で読んでいるので、横隔膜または喉で言う。

 ※五感がセリフの中にあると、その感覚が先行して読むこと

 Iさん:息、流れを止めない。体の動きが大きすぎる。
     「~真珠にしましょう」「しょう」を捨てない。
 Jさん:後半が本人になった。自分から離れ切れていない。動きがない。

 読んでいると、腹と背中がしまってくる。しまってきたら、背中をゆるめて
 広げようとする。

 ~アーデンの森の歌~
 読みながらつなげる時は、言葉を言っている時は、すでに次の言葉の用意を
 している。(唇をはやく動かす)
 あるセンテンスをいうときに、既に次のセンテンスに動いていくと状態が作りや
 すい。

 Jさん:行と行とが動いていない。もっと歌えるはず。
 Hさん:前口上に聞こえる。自分の中の喜びや満足がない。
 Gさん:「アーデンの森の歌」をもっと考える。「す」が良くない。
 Fさん:「アーデンの森の歌」「の」が鼻の上まであがらない。軽い音調で言う。
 Kさん:もっとゆっくり読む。下顎に向かって言うのではなく、鼻の中に向かって
     言う。語と語の間は息でつなげる。
 Eさん:やわらかく読む。喉がもう少しゆるむと良い。
 Dさん:2節目から息が上がってしまい、口喋りになった。
 Cさん:今の音調では、かなり鼻が開いてきた。
 Bさん:ひとつの節からひとつの節にいくときが良くない。捨て息を使う。
 Aさん:集中力を持続させること。頭が動いていない。
 Lさん:暗くしない。下げるのならば、もっと下へ。もっと明るく。
     タイトルの高さで本文につなげる。

 ※鼻をあけっぱなしにする(横には広げない)

 <次回>
  新潮社「お気に召すまま」 男性p.54~p.57
                   女性p.74~p.77 

◆本日の磯貝語録
 文には必ずリズムがあり、息のうごきと声によってつくり出される。

発声・呼吸月1(2/11)                           《共通系》

2月11日(日)発声・呼吸月1

ストレッチ(西本助手)
 立ち姿勢で
 ①肩入れ
 ②首を回す(速さランダム)
 ③腕の力を抜き、左右に振る(腰から振るイメージ)
   次に前後に肩から振る。
   片腕ずつ肩から回す。両方できたら、バタフライのように両腕を回す。
   それを両腕バラバラに回す。(Ex.右腕前回し、左腕後ろ回し)
 ④上半身の力を抜き、腰から体を揺らす。
 ⑤上半身の力を抜き前屈。そして、振り子のように体を振る。
 ⑥前屈(足は肩幅)で、足首を持ち、四股踏み。
 ⑦⑥の状態で、足首から手を離し、足踏み。
 ⑧ロールアップしながら起き上がり、そのまま上へ向き、喉を伸ばす。
 ⑨側体を伸ばす。
 ⑩片足ずつ股関節から前後に振る。
 ⑪もも上げ。
 ⑫足首をぶらぶら振る(足の先まで意識する)。
 ⑬ゆっくり股関節を回す。

講座(磯貝塾長)
 ・自分のことしか考えない人間は、根本的に間違っている。
 ・人の言ったことをしっかり聞いていない。自分の解釈しかできない。
 ・思いが強いと言葉をつぶす。
 ・訓練されていない人は、自分流にしか解釈できない。→言語の不鮮明
 ・音がどれだけ前へ出るか。
  (自分の意志を伝えるのに音を自分の内側に引き込んでは伝わらない)
          ↓
  語尾をしっかり出す。(丹田(呼吸)の問題)
 
 ・体の柔軟性、鼻の問題、口(顎)の問題(顎は鼻と喉をつなげる)。
          ↓
  言葉が不鮮明な原因
 
 ・横隔膜と喉がつながる時「あくび」が出る→良い状態

 <エクササイズ>
  「ん」をつくる

  ん(N)   カタカナ   → N
    n    柔らかい音 → n
  ŋ n'    不鮮明   → n'    
         ※語を続かせる

 ①ドンドン ニンゲン カンナン クナン
 ②テンネン ゲンジン ゼンゼン ヘンヘン
   (ヘンヘンの「h」は、普通より高い位置)
 ③ナンバン ニンジン ネンネン ドンドン(ナンバンの「ナ」は暗くならない)
 ④ニャンニャン(猫に近づく) ワンワン キャンキャン / ヒャンヒャン

 ・「ン」原則口を閉じる(「ン」が続く音は、「ン」の位置が変わる)
 ・「ŋ」口をあけた「ン」
 ・鼻骨に音があたった結果、鼻から息が出る→鼻があく
 ・軟口蓋の先に音をあてるために、舌先をとじる
 ・「ナンナン」全て鼻の骨より上の位置の音(脳まで上がって刺激する)
 ・「い、え、あ、お、う」煩語(宇宙語)「ん」も煩語
 ・「ン」前舌の音は鮮明。「ン」は前舌か中舌を使う
  顔の前側、細く狭く作ろうとする
 ・「ヒャンヒャン」の「ヒ」 顎関節の後ろで音を作る
 ・「キャンキャン」→「ヒ」の位置の高さの顎を使う
 ・「シャンシャン」→「ヒ」の位置の高さの歯を使う
 ・「ピャンピャン」「ミャンミャン」→「ヒ」の位置の高さの唇を使う
 ・鼻腔を鳴らして「ん」を出す
  →「ん」自体も色々な音がある
 ・日本人は暗い→感情の位置が低い→音の位置が低い
 
 ・芸能は祭りだと実感
 ・芸能は人に希望を与えるもの
 
 Aさん:「ナンバン」「ニンジン」が別物にならないように。
 Bさん:口で言わない。頭の前をおさえて、そこに向かって言う。
 Cさん:もっと喉を使っていい。鼻と腹を使う。「ネ」の先に「ン」がある。
     言葉を内に引かない。息を流し続ける。
 Dさん:「ニ」鼻を使う。喉の後ろから頭を響かせる。

 主鼻腔の幅を狭く使う。
 
◆本日の磯貝語録
  「思う」より「考えろ」→「思う」と「考える」を別々なものとして使い分けよ。

発声呼吸入門(2/10)                            《共通系》

2月10日(土)発声・呼吸入門

「母音構音」(沖田講師)

1.ストレッチング

2.「母音調音法演習」(テキスト a、e、i、o 使用)
 (1)各母音調音点を正確に一語一語を発語してください(明瞭度を高める)。
 (2)練習母音以外の母音とうまく、はっきり分離発語してください。
 (3)なるべく息も響きも前に出してください。
 (4)丹田のささえを適度に入れ、腹胸部とうまく連動してください。
 (5)口唇、舌面は横に広くせず、多少縦口で口の中を広げてください。
 (6)調音発語と同時に、意味を頭と喉ではっきり実感してください。
 (7)口喋りにならず、前の人に向かってしっかりと発語してください。

表現・発声クリニック(2/9)                        《共通系》

2月9日(金)表現・発声クリニック

◎日本人は日本語の正しいアクセント(音)を教わっていません。
 言語統一されていない日本で、どのように共通のアクセント(音)を
 身に付けていくかを考えてみましょう。

 ①口と喉の使い方を覚える
  喉で出した音を相手に届けるように出してみましょう。
  (アクセントが正確だと、言葉がハッキリ聞こえます)
  ※訴えるように!

 ②書かれた言葉に思いや意味をのせる
  実感を持って語を読んでみましょう。
  (語を読む時に、音から意味を聞きましょう)
  ※気持ちは声がないとはじまらない。

 ③音の明暗を知る
  アンダーコードより上のアッパーコードで出してみましょう。
  (語尾を下げると暗く聞こえます)
  ※字を読んではいけません!

◎テキストp.132「おかしなものを見てきたよ」~ 「・・・話にならん。」
  二人組になって読み合う練習をしましょう。

 ・発声を覚えるとは、新しい自分の声のポジションを覚えることです。
  まず、表現のためのポジションを直して、アクセントを直すと、日常に
  戻っても通ずる発声につながっていきます。

◆本日の磯貝語録
 同じ言葉でも響きによっては、意味や感情の実感は逆転する。

歌発声中級(2/8)                             《音楽系》

2月8日(木)歌発声中級

◎ストレッチ、発声(森下先生)
 ・膝を開いた正座で両手を床についた姿勢をとる
  自分と床の間の空間を、喉を鳴らして振動させる
  喉下ろし、開ける、鼻も開ける、丹田に向かって出す
  →この状態で、自分の息で自分を充足させて"川の流れのように"の詩をよむ
   ※自分に納得させるように

 次に膝を開いた正座に戻り、同じようによむ
 もう少し声にする 横隔膜の前を響かせる
  ※顎や唇を使って、横隔膜を響かせて前へ出す→胸声

◎講座「ポピュラーソングと胸声」(磯貝塾長)
 ・椅子に座り同じこと
 ・みぞおちから前へ押し出すように
 ・頭を止めないこと

◎歌う
 "川の流れのように"
  ・座り
  ・立ち
    高い音でも前へ出す、息を前へ吐く
    (まず支えは横隔膜で。いずれは腹部まで降ろす。胸骨は狭く使う。)
 "昴"
  ・みぞおちを内側上方にえぐるように入れて支える
   口歌いはダメ

  ・1人で歌う
   Aさん:後ろへ引っ張ってしまう。前へ出すこと。
   Bさん:息を前へ出す。頭を動かす。腹部を参加させすぎ。
   Cさん:口の中を鳴らさない。全て出す。喉からまっすぐ前へ出す。
   Dさん:胸の前面で口に上げない。喉で出す。前へ。
   Eさん:口を動かしすぎ。鳴るようになってきた。
   Fさん:腹部がゆるみすぎ。息を吐く。
   Gさん:胸声ができるようになってきた。口から前へ息を出す
       (声門より細く2cmくらい)
  ・全員で。

 "この広い野原いっぱい"
  全員で。
  新入塾生3人で"川の流れのように"も歌う

 "愛の讃歌"
  喉で歌う。口で操作せず息でやる。

 次回試演会の練習

◆本日の磯貝語録
 胸声は口の前を鳴らし、残余の息は思い切り口の外へ流す。

歌・演奏(2/8)                               《音楽系》

2月8日(木)歌・演奏

(磯貝塾長)
◎各自ストレッチ

◎歌にとって詩の表現とは?
 ・今まで、この講座では音楽上の処理の仕方、発声の仕方について扱ってきた
  が、言葉については、二次、三次としてきた。
 ・これは「歌演奏」の実際に於いては、「実(ジツ)」がない状態である。

 ・歌詞(言葉)で表現されているものは、「想い」を書いていることが多く、
  この抽象的な詩を表現するには訓練が必要である。

 ・雑多なものや日常言語が整理されたり排除され、詩形をなす。

 ・まずは言葉に対して興味を持つ。楽しくなる感性を育てる。

 ・言葉はネガティブな面とポジティブな面がある。

◎課題詩「バナナ」各自発表
 総評
  ・全員メルヘンの世界を抜け出ていない。
  ・共通イメージとしてある「南の島」「甘い」を書いているに過ぎない。
   実際的な「バナナ」を思い描いた頭と、違う頭を使わなければ表現には
   ならない。
  ・詩とは、皆が同じように理解できることを伝えるものではない。
   個々の中に起こったシャープなイメージを伝えることである。あるものを
   あるがままに受けるのでは、ただの消費者であってアーティストではない。
   人に訴えかけるものをつくるのがアーティストである。そのためには、まず
   自分の持っているイメージを疑うこと。そして考えることを終わらせてしま
   わないこと。

 次回(2/22発表)課題詩
  「隣の人がもしも宝くじで1000万当たったら」または
  「私は卵から生まれた人間です」
   注意点:なるべく主観ではなく、客観化する。
        そのものを変形してみる。
        日常の感覚を不自由にすることで、別の感覚を開かせる。

◆本日の磯貝語録
  芸事にとって慣れは毒である。

俳優発声中級(2/7)                           《ことば系》

2月7日(水)俳優発声中級

・軟口蓋と硬口蓋の境の部分に息を吹きかけ(上顎を持ち上げる位の勢いで)、
そこから歯の前へ息を出す。
・「練る」(先週の続き)場所がある→口のどの位置に「鳴り」があるか?
そこに声をあてて「練る」

・調音-音を整える-音声学、話し方(ソフト系)
・構音-音を構築する-医学系(ハード系)
・これからは”表現構音”を目標としたい
 (あるものを創ったら別のものに変えられる、構築できる)

・「音声は自分で決定するもの」
 自分の価値観や生理状態で人間を判断するのは欺瞞。

・テキスト(今昔物語)
 p115”今夜は暗くて何とも不見。朝見て心に付かば速に取れ”

・猫鳴き→子猫のように喉と鼻で。

・VASC
 声と言葉は全く見えない、触れない、聞くことしか出来ない。
 →人間そのもの、一番のソフトウェア
 相手(役)と人間を創る
  
◆本日の磯貝語録
  音声は自分で決定するもの
  声と言葉は人間そのものの一番のソフトウェア

俳優発声初級(2/6)                           《ことば系》

2月6日(火)俳優発声初級

[1]ストレッチ(村上助手)
 ・上に伸びる、左右に上体を倒す
 ・ロールダウン、下で上体をゆする、手をつきしゃがむ、ロールアップ
 ・肩入れ、仕切りの体勢、四股踏み
 ・二人組で押し相撲
 ・全員で輪になって伸脚(下半身の強化)
 ・下半身のストレッチ
 ・首倒立、回復運動

[2]歩行(村上助手)
 ・普通に歩行
 ・ばんざいをしながら歩行
  歩きにくい、なぜ歩きにくいのか
 ・股関節を使って歩行
 ・大股で歩行
  丹田を意識、下へ落とす 鏡で姿勢を確認
 ・回復運動(各自)

[3]テキスト(村上助手)
 鏡に向かい座り、「イ」または「エ」の自分の状態を知る
 (村上助手がまわってチェック)

歌発声初級(2/3)                             《音楽系》

2月3日(土)歌発声初級

テーマ「わかることば法」

◎ストレッチ

◎口の体操

◎顎の体操
 奥歯の奥を、前顎を上に開けるようにして伸ばす。
 ゆるんでくると唾液。

◎口と鼻から息を吐く
 ①上顎を中心に息を吐く。下顎中心に息を吐く。意識して変える。
 ②鼻の床を通って吐く。鼻の天井を通って吐く。意識して変える。
 ③口と鼻から同時に吐く。
  口と鼻を通る息の量や比率を変えたり、空間によって変えることで、響きが
  変わる。

◎舌の運動

◎テキストを歌う
 1)「待ちぼうけ」
  ①5番目まである歌をどう歌うか?歌詞を読む。
   歌にのせるために、呼吸の変化を付けて読む。
    (注)そのことばの動作や状態などを早めにつくる
       音楽の場合、無声化する母音は少し母音をいう。
  ②歌う
   2分音符は、拍をもって伸ばす。8分休符をいかす。

 2)「遠くへ行きたい」
  ・喉を開放する。堂々と歌う。
  ・1拍目の4分休符は休みではない。次へつながっている。
  ・準備でやった口、鼻、顎を使う。

歌発声入門(2/2)                             《音楽系》

2月2日(金)歌発声入門

(加藤講師)
◎前回の復習

◎発声練習
 ・ハミング…放物線描くように。
 ・音を自分の中に抱え込まず、外に響きを出してあげる。
 ・軟口蓋の響きを口唇の真ん中辺を通して出すという意識を持つと良い。
 ・「めあえあえあえあえ」で「ドレミファソファミレド」
  ~縦長に口を構えたら口の形を変えないように発声する

◎歌唱練習
 ①「おおスザンナ」日本語で。
  ・口を横に広げないように。縦長の口で。息継ぎは鼻で。
  ・音がぷつぷつ切れないでレガートでつながるように。
  ・下がっていく音も上からの放物線で捉えていく。
  ※2番~4番も日本語で歌ってみる。ヘ長調で。
    音は取れてきてるので、言葉の意味を意識して歌うように。

 ②「深い河」英語で。cis/des
  ・3小節目「ソーファミ」のところの「Deep」の「p」をしっかり出す。
  ・6小節目「Jordan」の「n」etc、伸ばした最後の子音をしっかり
   出す練習。子音の発音を意識して歌うこと。
  ・子音はしっかり出すとホールの後ろまで聞こえる美しい音。

  ※子音※
   ・「P」…力を入れすぎない。瞬間口唇はじけば飛ぶ。
   ・「n」…ベロをしっかり上にくっつける。止めないように注意。
    響きが落ちやすいので、響きは落とさないよう意識が必要。
   ・「d」…「t」より深く
   ・「t」…舌を軽くたたく
   ・「l」…舌を高く細くたてて止める
   ・「s」…息のすり抜ける音だけ

  5小節目の1オクターブとぶところ。支えを意識して、喉の位置は
  変わらないように! (目の前の飛び込み台から針の穴に入るつもりで)

 ③「母が教え給いし歌」A durで。日本語で。
  力点が後ろにあるので、後ろに向けてエネルギーを持って行く
  意識を持つと良い。

  大きく2拍子で拍をとる。ピアノの伴奏に惑わされないように。
  ※「やさしきははのこころを」の部分の歌詞のあて方をちょっと変更。

実践朗読(2/1)                              《ことば系》

2月1日(木)実践朗読

「姥ざかり」p.21~最後まで

 (1)3人組みで練習

 (2)(1)の組みで試演
  1組:Aさん(地)、Bさん(歌子)、Cさん(その他のキャラクター)
  2組:Dさん(地、歌子(後半))、Eさん(地、歌子(前半))、Fさん(医者、長男、
     嫁)

 (3)批評
  ・関西弁だと雰囲気になりがち(Cさん)
  ・地と歌子の喋り分けが難しい
  ・地は喋り文でありながら語尾が文語である難しさ
  ・読点をそのままではなくアレンジして読んだ(Aさん)
  ・Cさんは方言のほうが語尾がしっかりしている
  ・Bさんの声が遠くに聴こえる
  ・Dさん、Eさんの歌子に「76才のかわいいお姥ちゃん」がちょっと見えた
  ・Dさんは聞き手にしっかり語りかけていた(丁寧に置いていた)

歌・演奏(2/1)                               《音楽系》

2月1日(木)歌・演奏

◎各自ストレッチ

◎「がらっぱの歌」音取り(川村紀子)
 ・全員で合わせ
 ・1人1人合わせ

◎「亡き母に」音取り(川村紀子)
 ・全員で合わせ
 ・1人1人合わせ