歌発声(7/19)                        《音楽系》

7月19日(土)歌発声

講座テーマ「試演会」

[1]歌唱
 1.「若葉」平岡均之作曲(全員)
 2.「サンタルチア」(イタリア語)ナポリ民謡(8名)
 ①伴奏合わせ
 ②試演(「若葉」のみ-Aさん、Bさん/他8名2曲)

[2]リズム楽器(A・Bグループ)
 1.「証城寺の狸囃子」
 2.「上を向いて歩こう」
 ・練習
  1.①リズム楽器のみ ②歌唱しながら
  2.①歌唱のみで ②楽器入れて歌唱
   ③試演(全員で)

[3]講評

【全体】(磯貝塾長)
 ・リズム楽器をやったせいかまちまりがでてきた。
 ・低下している人は1人もいなかった。
 ・「しっかり声を出して歌うこと」は人間にとって必要なこと。
 ・「生きているってなかなか良いじゃない」を
   音楽を演奏することで体験して欲しい。
 ・「声を出していく」ことの満足感。歌っていてうれしくてしょうがない。
   一生懸命には見返り(うれしい・楽しい)が必要。

<来期の予定>
 アンサンブル
 グループ離れて、2人(1パート1人ずつ)で出来るようにする。

◆本日の磯貝語録
 ・感じたことは表に出そう!
 ・「歌の子供時代」に楽しさをたくさん味わっておこう!

◆本日の感想
 長く続けていないと上手く歌えないわけではないが、長く続けているからこそ
 上手く歌えるものなのだと感じた。とにかく今日は楽しかった。

リーディング・発声(7/18)                      《ことば系》

7月18日(金)リーディング・発声

講座テーマ「聞かせる朗読発声」

試演会
[1]フリーストレッチ+発語練習

[2]各自練習

[3]試演会
(1)古典「方丈記」〔1〕ゆく河の流れは絶えずして
         〔24〕すべて、世の中にありにくく
(2)怪談「お山へ行く」より/鏑木清方夫人談

(1)Aさん ①方丈記 ②お山へ行く
 ①口の中をもっと鳴らして良いのでは?読むのと喋るのとの違いをつけられる
  と良いですネ。
 ②もっと前に語りかける方が良いですネ。貴方とテキストの二人の語り合い
  の様ですネ。語りながらもっと心や考えがどんどん起こり展開してゆくと良い
  ですネ。

(2)Bさん
 ①お山へ行く/キャラクターのつくり方が良いですネ。語り口が良い。
  声が明るくなった。テキストを読まずに、その文字を前に語りかけると良いで
  すネ。セリフの部分も上手く言い替えていますネ。
 ②息の使い方が面白い。読み人のキャラクターをもっとはっきりさせるとやり易
  いと思います。

(3)Cさん
 ①方丈記:もう少し表現性があってよいのでは?
 ②お山:口の使い方をもっと大胆に。キャラクターをもっとはっきりさせると良い。
  もっとじっくりと全身で実感をもつこと。前に語りかけること。表現を研究した
  いですネ。もっと足にのったらどうかなぁ?

◆本日の磯貝語録
 「字読みから朗読へ、そして語り読み」まで、そのステップを正確にのぼって
 いくこと。

◆本日の感想
 リラックス出来て、かつ中身のある試演会でした。

歌テーマ別(7/17)                         《音楽系》

7月17日(木)歌テーマ別

講座テーマ「試演会」

[Ⅰ]ストレッチとピアノ合わせ
 ・ピアノ合わせ
 ・合わせ以外の人は各自ストレッチ
 ・各自調整

[Ⅱ]試演会
 ①Aさん "Ombra mai fu"(高声)、「霧と話した」
 ②Bさん "Ombra mai fu"(低声)
 ③Cさん "Ombra mai fu"(中声)、「霧と話した」
 ④Dさん "Ombra mai fu"(低声)
 ⑤Eさん "Ombra mai fu"(中声)、「霧と話した」
 ⑥Fさん "Ombra mai fu"(中声)、「霧と話した」
 ⑦Gさん "Ombra mai fu"(低声)
 ⑧Hさん "Ombra mai fu"(高声)、「霧と話した」
 ⑨Iさん "Ombra mai fu"(中声)、「霧と話した」
 ⑩Jさん "Ombra mai fu"(低声)
 ⑪Kさん "Ombra mai fu"(低声)
 ⑫Lさん "Ombra mai fu"(高声)、「霧と話した」

[Ⅲ]評価(一人ずつ)
①Aさん
 磯貝塾長:顎のあけ方を研究する。泣き顔になるのは、発声が悪い。歌いなが
       ら考えない。
 森下講師:もっと澄んだ声を持っている。少し乱暴である。
②Bさん
 磯貝塾長:喉に力が入っている。声を出すことが緊張になっている。解放して
       いくこと。
 森下講師:ねらいすぎ。口にくると喉が上がってしまう。必要最小限の骨だけ
       で歌う。
③Cさん
 森下講師:上の声、下の声の行ききができるようになってきた。骨で立って骨を
       振動させる。どう音楽に入っていくか
 磯貝塾長:立ち方がよくなかった。下半身が止まっている。音楽のポジション
       ではない。
④Dさん
 森下講師:[a]の母音で抜けて響くところがあった。今までと違う響きなので、そ
       れが安定するとよい。
 磯貝塾長:顎をただあけるのではなく、顎関節を響かせる。
⑤Eさん
 森下講師:立ち方と顎が改善されるともっと良くなる。弱音の声は抜くと口先に
       なって伝わらない。
 磯貝塾長:一本足で歌えるぐらいの立ち方で歌う。歌い込みが少ないと顕著
       に現れる。
⑥Fさん
 森下講師:思い切って声を出していた。息の出し方が直接的である。体が斜
       めになっている。
 磯貝塾長:顎に力が入っている。横隔膜の張りを作る。猫背禁止。
⑦Gさん
 森下講師:声がかたまっていたのが、少しとれてきた。フレーズの切り方が全
       て同じ。顔が恐い。
 磯貝塾長:体をひねってしまったらOUT!やる気があるので力が入る。降ろしす
       ぎ。音楽のやる気は水素の風船を上から軽く押さえるようなもの。
⑧Hさん
 森下講師:芯が出来てきた。存在感が出てきたので、大人の歌になってきた。
       ブレス注意。
 磯貝塾長:歌いながら胸がさがってしまってはだめ。立ち方を真剣にさがす。
       下顎で笛に圧迫を与えている。笛にあるエネルギーを笛にためてい
       る。
⑨Iさん
 森下講師:肩と顎に頼っている。重心が後ろになっていた。フレーズが流れる
       ようになってきた。歌が歌えるようになった。
 磯貝塾長:雑念が多い。口の動かし方、舌の動かし方が遅い。弱音器はもっと
       深いところから早く流すことである。
⑩Jさん
 森下講師:もっと生理的に気持の良い所で歌えるように。上の音(天井)が降り
       てきてしまう。
 磯貝塾長:喉あけすぎ、息流しすぎ。もっと自信を持って。もっと単純化する。
⑪Kさん
 磯貝塾長:息の流れが良い。聴くということが考えることである。歌い込みが足
       りない。
 森下講師:落ち着いて素直で歌っている。もっと良い声があるはずである。考
       えるのではなく、感じて欲しい。音楽に飛び込んでほしい。
⑫Lさん
 森下講師:"ラルゴ"では癖がとれたと思ったが、"霧"になったら子供のような
       歌になってしまった。
 磯貝塾長:高い声のポジションが高すぎる。もう、高い音も低い音も同じポジ
       ションで歌う。"霧"は口歌いになっていた。歌っている時の口の中の
       形がいつも同じなので、言葉に表情がない。どうしたら気持ちよく歌
       えるか。

 《今期を終えて》
 今期は楽器作りをした。胸声ができると頭声ができるようになる。音楽的な自
 然さを獲得していく。自分の楽器しか頼れるところはない。軟口蓋が下がる人
 たちは特殊な訓練が必要。それには喉を下げないとだめ(喉の操作ができな
 くて喉が開かない人もいる)
 ペットの練習を3ヶ月やったということを覚えていて下さい。効果が出るまで個
 人差はある。
 9月からは黒人霊歌→開放すること

◆本日の磯貝語録
 「胸声を練習した」と自覚する、刻み込むこと。だから思い出せる。

◆本日の感想
 1人で歌うといやおう無しにその人の個性が出る。各々のちがいがとても面白
 かった。先生方の講評が各々の良いところを主に悪いところも明確に指摘さ
 れ、第Ⅱ期(9月から)の目標が明確になった。

歌・演奏(7/17)                          《音楽系》

7月17日(木)歌・演奏

講座テーマ「試演会『セヴィリアの理髪師』よりロジーナのアリア」

※今回に限り9:30開始
[1]各自ストレッチ・声だし

[2]リハーサル(全員一緒に数回通し)/ダメ出しと小返し
 ・マスクまで響きがあがっていない
 ・舌の動きが緩慢になっているため子音が聞こえてこない
 ・アジリタのところに力を入れすぎない。
 ・高音域を力任せに出さない
 ・語尾の子音をしっかり出すように(日本語にはないのでより注意が必要)

[3]試演会
 ①Aさん 5’39” ②Bさん 5’38” ③Cさん 5’45” ④Dさん 5’32”
 ⑤Eさん 5’40” ⑥Fさん 5’45” ⑦Gさん 5’47” ⑧Hさん 5’49”
 ⑨Iさん 5’53”

[4]講評
 ・“自分”が出てきてしまう。“そのこと”ができていない。
 ・動くことで自分を消すことが出来るのに、自分の生活範囲の動きしかできて
  いないので、アリアではなく“自分”になってしまっている。
 ・マスクの響きが出来ていない。アジリタがマスクではなく口になっている。
  マスクの響きに持っていくためには胸に降ろすこと。
 ・稽古が足りない。稽古していたとしても音符に従っていない。
  なんとなく雰囲気でやっている。オペラの振りはなんとなくでやるものでは
  ない。
 ・皆自分の声で歌っている。ロジーナの声になっていない。
   →ロジーナの音楽でない。
 ・オペラの芝居は全部音楽をすること。音楽ですること。
 ・改善するということと前に進む、ということは違う。
 ・歌わなければいけないという必然が、自分の個人レベルに埋没していては
  ダメ。音楽的ではなくなってしまっている。
 ・芸術というものは個人が行う、個人を超越した作業であるから、個人の日常
  に引き戻してはだめ。
 ・「役を演じる」ことと「役を歌う」ということは同軸、異質である。

◆本日の磯貝語録
 はれやかな気分を持っていないと芝居は出来ない

◆本日の感想
 音楽をすることと、役を演じること、どちらも偏ってはいいものが出てこない。
 音楽の力を侵すのでなく、音楽の力で演じるセンスが必要のようだ。

俳優ことば(7/16)                        《ことば系》

7月16日(水)俳優ことば

講座テーマ「 情意語の表現 / 文章朗読試演会 」

 試演会
①Aさん:空間の創り方は良い。自分でやっている事は分かるが、前に飛んで来
     ない。手と顔にある事は分かるが、腹の中にまでつながっていると良い。
     テンポが単純。大分聞かせるようになってきた。

②Bさん:座ったのは、Good.以前よりスピードは上がったが、何だか早く読んで
     いるようですね。書いてある字の表面は分かるが、その内側や裏側の一
     番大切な心の裏面が聴こえて来ないですね。字を読む事をもっと楽し
     む。うれしくなること。

③Cさん:声の種類、息の種類が増え、自然な表現の奥行きと色彩がぐーんと増
     えた。Good. とても聴き易くなった。次は読みながら、その言葉、その
     役の心がもっとウキウキと感じて欲しい(たとえ悲しくても)。

④Dさん:声がその言葉を目の前に具体的に(立体的)造形すること。やはり、台
     本と君との間の取り引きから、抜け出していない。そのテキストのお陰で、
     あなたの心や感情や知性を聴く人に伝え上げること。うまそうに読む事
     ではなくね。

⑤Eさん:以前より、落ち付いた声が出せるようになった。
     言葉の明瞭性は、良くなっている。思いや感情がハラの中におさまって
     いるとよい。役の読み替えはうまくなった。地読みは、少し読みすぎ。
     もっと前に出し、伝えるとよい。書いてある事は分かるが、その裏がもっと
     深くあると良いですね。

⑥Dさん:声が落ち付いて来た。やはり肩、首、顔に集中してゆきますね。もっと
     腹と腰、下肢に降りると良いですね。頭の中の事が声にのって、前に出
     て来ると良いですね。喉を締めすぎないで、鳴らすこと。

 ・客に向かってなげかけること、全身で表現すること。与えられたテキストに向
  かって全身全霊で取り組むこと。
 ・今後、この文や台詞を何回読めると思う? 読める時の喜びや感動を実感す
  ること。
 ・目の前に具体的に出すのが、俳優の仕事!

◆本日の磯貝語録
 物事の表(おもて)は、裏の存在のお陰で成立出来る。

◆本日の感想
 今後生きている間に、“この文”(テキスト)を人様の前で何度やることが出来
 る?-そのありがたさと喜びーこの心のエネルギーを高め、持つことの重要
 さを痛感しました。

俳優発声(7/15)                      《ことば系》

7月15日(火)俳優発声

講座テーマ「試演会 呼吸ささえ法チェック」

[1] 自己紹介
[2] ストレッチ(西本講師)
 Aさん、Bさんのみボディチェック(磯貝塾長)
 首、肩、胸、腰を伸ばす、緩める
 股割り、四股踏み
 走行
 呼吸法復習(西本講師)

[3] 試演会:呼吸ささえ法チェック
 創造塾・磯貝メソッド「呼吸ささえ法7種」より
 一人ずつチェックを行う(チェックシートにより)

 Cさん
  ・座り方、筋肉運動ではない。弛緩がへた。お腹をゴムマリのように、
   体が先行して止めてしまっている。腰が弱点。腰がすぐ固まる。
 Dさん
  ・背中の意識が不足。呼吸が足にのってない。
  ・言われた通りしても頭だけ→体に伝わっていない。
   呼吸でその回路をつかんでしまおう。
  ・意識を降ろす(床まで、床まで落ちたら釘を打ってとめておく)
  ・胸郭を広げる体操をすること(毎日)
  ・肋骨と肋間筋の関係が未発達
   体の前後をしっかりと分解する
 Eさん
  ・消化不良→対処方法等指導
  ・体の中にたまってるもの出さなきゃだめ
  ・呼吸法 足までつなげること
  ・腹筋、背筋運動を開始する
  ・肋間筋を広げる体操をすること
  ・鼻からしっかり吸う
 Fさん
  ・鼻と鼠径部をつなげる
  ・丹田運動を復習すること。骨盤まわりの感覚(主に仙骨感覚)を鍛える
  ・胸部でささえをとる時に上げ過ぎない。
  ・単発はできるが連続でブレスする練習を
 Gさん
  ・丹田の"引き"をもっと。筋肉の裏側の意識をもつこと
  ・連続してブレスができるように。5回は同じことが続けられるように。

 ○呼吸法は意識的に分離して体に覚えさせるのが第一段階。
   それを無意識の段階まで落とし込めれば上出来。

◆本日の磯貝語録
 呼吸が足にのっていない

◆本日の感想
 いかに自分が体を使えていないかを理解しはじめました。
 自分の体なのに1割も使えていない気がします。

声・ことば表現テーマ別(7/13)                  《ことば系》

7月13日(日)声・ことば表現テーマ別

講座テーマ「外感覚・演習『ファウスト』」

[1]外感覚とは。
 ・全身を前後に二分し、前(顔・腹・脚)、後(後頭・首・背・腰・外腿)の
 身体感覚を持つ。前=内感覚 後=外感覚とする
 ・内と外=感覚を持つための身体エクササイズを行う。
 ・日本人は基本を内側におくが、外側につくるのが外国人的な身体の使い方。
 ・作品をやるときには、自分の身体を感じてやる。
 (手のひらと、手の甲=日本人はひらで感じるが、外国人は甲で感じているの
  では?)
 ◎ 海外の作品のときは、それにふさわしい身体の感覚が必要。
 (日本の感覚ではなく、西洋の感覚で捉えると変わってくるのではないか)

(1)身体の外感覚をつかむ。(「ファウスト」などを、日本人の身体感覚でやると
  違うのでは?)
  身体感覚を変えると、作品感覚も変わる。
 EX-①外側で「この花を見ると思い出す」とやってみる。
 →観ている方は分かりやすい。役者は内側でやったほうが実感があるとの意
  見も。
 EX-②「一枚、二枚、三枚・・・、あれ、一枚足りないなぁ。」
 内と外・両方でやってみる。
 (爽)快感→外側のほうがある。
 実感→内側のほうがある⇒役者は実感はあるが伝わらない。日本の芝居っぽ
 い。
 EX-③「実は、それ、私がしました。」
 outside(外側)、inside(内側)でやってみる。
  ↳分かりやすい ↳役者がやっているという実感は持てる。観ていると
             湿っぽくもある。

[2]演習テキスト「ファウスト」
 ・身体感覚を変えて読んでみる。
 P25~ 3人組で練習。身体をそれぞれ変えること。
 発表(演ってもらい、演者が何をしていたかを言い合う)

 ①組 身体感覚より身体運動になっていた。それは、キャラクターではない
    (塾長)
 ②組 オーディエンスからの感想:背中に長方形の 背中に重たい羽 前に何
     かが 外でやっているのが分かった。
     役者の感想→言葉によってポジションが変わった。宇宙観があった。
 ③組 オーディエンスからの感想:身体運動ではなかった。3人が浮いている
     ように感じた。など。
 ④組 オーディエンスからの感想:癖があって同じところにはまっている。クセ
     が強く出てた

 ◎身体を超えた空間感覚をつかむのは難しいので、身体感覚を必ず経て行う

 演習―2

 ◎自分自身の感覚として、「ファウスト」を掴むことができるか
  P175~ ファウスト・メフィストとの掛け合い(男・男)
  P192~ マルテ・マルガレーテの掛け合い(女・女)
  P206~ マルガレーテ・ファウスト(男・女)
  練習 個別で磯貝塾長の指導

 ・日常喋っているときの状態を知っておく。(自己状態の認知)
 ・感覚は、力強くなくていい。

 ◎意識と感覚の違いを掴む。
 ・全体的に感覚としては、"やりすぎ"てしまっていた。(激情的)
 ・感覚はとめられない。いつもゆらいで、動いている。身体感覚とは、そういうも
  のではないか?

 ◎意識・実感より、中間のことをとらえる。
 意識の強さが災いすると頭表現となる。すると喉頭が締まってしまった。

 ◎やりすぎから次の段階へ
 感覚的なものを捉えていく。抜いてなくすのではなくて、外側において緩和さ
 せる。こなれてきたなという方向へ持っていく。

◆本日の磯貝語録
 意識、実感から、全体感覚という次の段階へすすむ。

声・ことば指導法(7/13)                     《ことば系》

7月13日(日)声・ことば指導法

講座テーマ「発声法の重要さ②なぜヴォイストレーニングが必要か」

[Ⅰ]ストレッチング(館林講師)
 主なストレッチ
 (蝶骨のストレッチ)
 (股関節のストレッチ)
 股割り
 ①上下8カウント
 ②カカト上下8カウント

[Ⅱ]ヴォイストレーニングについて考える
 ・各国共通のものを捕まえること:汎用性
 ・日本特有のトレーニングを持つこと:固有性
 ・沢山喋るのは、語や文、声等のエネルギーが低いと起こり易い。
 ・喋り言葉の語力と声力を分離して考える力が欲しい。
 ・日本人の声は、最も遅れたソフトウェアである。
 ・言葉は、言語も音声もみんなバラバラだと、伝達性が悪い。未熟である。
 ・政治的に声を統一すると、思想統一となってしまいいけない。
  音声と政治を切り離すことが重要。

 ◎ヴォイストレーナーの条件
 ・言語的治療師・・・トレーニングメソッドを身に付ける。
 ・生理的治療師
 ・なぜ、ヴォイストレーニングをしなくてはいけないのか。
  その理由をはっきり持っていなくてはいけない。
 ・書く文法があるように“話す語法”を考え確率する必要あり。
 ・ヴォイストレーニングはなぜしなくてはいけないか。
  人の声を直すとは、相手の人格を変えてしまうことでもあり、簡単なことでは
  ない。本質をつかまえずに、メリットだけを追いかけてはいけない。無くても
  良いことなのか、必要ならその根拠は?
 ・「声は心だ」と結びつけないこと。声の事を心という抽象でボカさないこと。
  心が先行すると、声を客観的に扱う事が出来なくなるから。

 Q:聴覚障害者は、音声言語を表現できるだろうか?
 A:音声を感じることは出来ないが、ノドは音の振動を共振していると思われる。
  言語認識しているかは分らない。

 Aさん:歌がうまくなればいい、等、いいかげんに考えていました。
  なぜ、ヴォイストレーニングが必要か?この本質的な問題を考えてる必要が
  あると思った。

 「カバの理論」:河馬は何でも知っていた。

★本日の磯貝語録
 なぜヴォイストレーニングが必要なのか、しっかりした議論が必要。

★本日の感想
 なぜヴォイストレーニングが必要か、本質的に改めて考える必要を感じました。

伝わる声とことば(7/12)                     《共通系》

7月12日(土)伝わる声とことば 

講座テーマ 「試演会ー文章読みと会話」

[1]ストレッチング(西本助手)
 (1)上肢柔軟
 (2)下肢柔軟
 (3)股関節柔軟と重心おろし
 (4)前胸部・前頸部ストレッチング
 (5)顎関節・喉頭・軟口蓋運動
 (6)息流しとハミング

[2]声だし
 (1)子音(Ma,Na,Sa,Za)
 (2)母音(i,e,a,o,u)
   )オンコードで
   )頭声で
 )裏声で
   )胸声で

<試演会>
・文章読みと会話喋りテキストを発表
  読み練習
   座位で読んだ後、動きながら読んでみる
                ↓
   座位でずーっと読んでいると集中力が深くなり過ぎて停止してしまう。
   動きながらでも集中を持続できるように。止まっていても身体性があるよう。

[1]文章読み発表
  Aさん→Bさん→Cさん→Dさん→Eさん

[2]会話喋り
  Cさん・Dさんペア→Eさん・西本助手ペア→Aさん・Bさんペア

[3]自己評価と褒め殺し(やった人のよかった点を評価する)合評会

 ※ダメだし ①オーディエンスを意識すること。テキストに没頭してしまわない
        ②伝える為には“場”がいるという事を理解すること
        ③発表の際に何かをしなければいけないと思い過ぎると
         その“何か”が出過ぎて肝心の中身がわからなくなる

◆本日の磯貝語録
 自分を伝えるには明確な方法がある。意味、内容と感情、場や身体の状況や
 関係を言葉にする方法である
◆本日の感想
 試演会でのパフォーマンスに皆さんの人格・性格が的確に現れていて大変
 おもしろかった。 双方向の話し方を体得してゆきたいです。

話し方診断(7/11)                      《共通系》

7月11日(金)話し方診断

講座テーマ『試演会:文章をつくる』

[1]ストレッチング(戸村助手)
 1)首、肩、上肢
 2)背骨+上肢
 3)足指、足裏、足首
 4)軽いスクワット
 5)股割、ひねり、バンス、重心下ろし
 6)丹田支配、全身ダンス
 7)骨盤、座骨ダンス

[2]座学(磯貝講師)
 話す→声で話す。 声がしっかりと伝わっていますか?
 声がしっかりしていれば、無駄な言語が必要なくなる。
  …ただし、少し味気なくなってしまう。

 発するあなたの身体的満足度は伝わる。
 音声というのは感情をこしたもの。

 ・新しい経済身分が出て来た。その中で交わされる言葉は差別的ことば?
  日本はまだ旧体制、その中で使用されることばも未発達。
  ◎社会人はどうやって話そうかと考える必要がある。
   その場限りのものであっても筋道をしっかりとつくっていく。
  ◎伝えるだけではない⇔アンサーを求める態度をとる。
   (発信のみ)  〈双方向性〉  (対話をする)
  ○対話をするためには、日記をつけることから始めるとよい。
   自分の思いや考えを文字化する習慣が付く。
  この講座では文章を書くことにした。

[3]「私がことばが喋れなくなったら」をテーマに文章づくり。
  各自が書いて来た上のテーマの文を朗読し、皆で意見をのべ合う。
 ・Aさん:ホモサピエンス(知恵のある人)の人間の核はことばを喋ること。
   しかし、喋れなくても人間である。そこをおぎなえる(力)も人間であること。
   ボランティアの体験より、バイタリティ、エネルギーを感じた。
   手話者より、顔の表現等がすばらしかった。

 磯貝講師)しっかりとしたメッセージがあって良かったが、自分を軸に文章をか
    いてみては。先生としてではなく社会人として。

 ・Bさん:伝達手段がなくなるわけではない。手話、全身、他。
   ただ声の情報力は大きい。また、使う言葉によってもわかることが多い。
   表情を多く使用することになる。(喋れなくなったら)
   自分は表情が乏しいので気を付けたい。

  ・Cさん:自分が思っていることの半分も伝えられなくなってしまうだろう。
   思考の飛躍もなくなるだろう。ことばを吟味すると思う。現代ではコンビニの
   挨拶くらいしか話さない人もいるという。今、喋れなくなったら、孤独に耐え
   られないだろう。

 磯貝講師)最後の部分をもっと深く考えて書いて欲しかった。
    言語化できないことを言語にするときに頭をつかう。
    自分を問い詰めること。つきつめず、散らしてしまってはダメ。

 ・Dさん:人間としての幅が広がって大きくなれるかも、五感、六感が発達する。
   魅力的になれる。みんながことばを失った方が良いのでは。
   共通語があるから伝わると思ってしまう。喋れなくても声が出せれば意思は
   伝えられる。

 磯貝講師)
    アンサーが来ることを考えながら文章を書くこと。

 ・Eさん:他の方法で伝えようとする。手話、ジェスチャーなどで。
   手話を使う人をよく見ると、表情を多く使っている。
   自分が相手を見て話しているかを考えると、そうでないと思う。
   相手を見ず、又、考えずに話していた事に気づいた。

 磯貝講師)
    みんな今生きていることを根底に書いていてとても健全だが、おもしろみ
    がなかった。

 ◎話すときに大切なこと「ユーモア」※ダジャレじゃない。
 話しながら、そこにスーッと流れていることが大事。

 ◎思った事、感じた事、考えた事々を文章化すると、話すことがうまく整理出
  来、伝え易くなる。思いを羅列しても、他人にはうまく伝わっていない。


◆本日の磯貝語録
 ・話す時に大切なこと:ユーモア
 ・話しをする事は、必ず聞く人のアンサーを求めていること。(双方向)

◆本日の感想
 発話には、発した者の責任が伴う。発して終わりではない。受話者の反応を
 キャッチし、発した者もそれに反応する事が必要である。「作文発表」を通し、
 様々な反応のぶつかりあいがあった。生の声、生の表情はとても興味深い。

俳優表現実践(7/10)                      《ことば系》

7月10日(木)俳優表現実践

講座テーマ「試演会(今昔物語を読む)」

[1]ストレッチ

[2]試演会
 「特別やっている人(プロ)」以外こんなにきちんとよんでいるところはないだろう。
 言葉は全部きこえる。声もこもっていない。前へ出ている。
 何が書いてあるか分かる。何がおきているか分かる。
 工夫している。全員あるレベルには達している。
しかし、
 きいている人が「何のためによんでいるの?」と思う。
 題材そのものが観客にやってこない。こっちがうごかされない。
 本と読み手の間では取引きは出来ているようだが、そこから出てこない。
 喜劇か教訓物か悲劇か?「仏教説話」ではあるが、信者ではないから説教的
 にするといやらしい。
 その時代のこの物語のニーズは何で、なぜまだ残っているのか?
 よみ手は「何を伝え、何を印象づけたかったのか」が聞こえない。

<読み手の答>
 ・中盤の比丘のてんまつを伝えたかった。
 ・ばかばかしさを伝えたかった。笑わせたかった。
  自分の頭にないことを考え出す力があると良いですネ
  自分の中の独創的なものをひっぱりだすにはどうしたら良いのか?
 ◎女はあの読み声で「女」か? - オンナの音から個有実態が聞こえない。
  女は女のことを知らない - 男を通して女を知る(一般論は別)
  男は男同士で男を確立して行く(一般論)
  男は女のことをもっとよく考える、知ることが必要。
  本をよんで自分をひろげる、深める。
 ◎本を自分の中にひきいれて自分化する読み方はダメ
  生き死には自分がするのでなく、人がやっているのを見るもの
 ・艶:比丘の色っぽさが出ていない。
  さがしていなくても色っぽさはみつかる。
  普遍的なもの - 水の中・手触り・助ける・いたす等
  品格ある男と女の関係 どちらにもなくてはならない
  強姦でないものにまでもちあげる → 表現の力
  品のある色っぽさを表現する 「性の品格」

 ・皆、比丘への天罰としてよんでいた。同情でない。読みが単純。
 ・優婆崛多の位置:主人公・ひとりで楽しんでいる
                     立派で、見せしめ、改心 → 教訓なのか?
  艶笑小噺 ちくっとする、よくある、やっちゃいけない、しようがない
 ◎優婆崛多の声、語り口が最も重要
 ・本のどこにポイントがあり、どこに宝があるか、どこに重点を置くかをきめる。
  今のよみ方が出発点
 ・今よみながら別のことを考えていること(多層の同時進行)
  表を正確につくり、裏をさがしだす。裏付けをつくる。
  よみながらさがし、みつけることをはじめる。 → 次のことへいく ⇒ 銭をとる
  皮膚感覚のある女の声 スピード感

 ・どういうときにどうするかはおしえることが出来ない。言葉にするとちがうもの
  になる。
  一年後にはみんなライバルになる。
  本物はあまり見せなくなる 稽古で一回きりくらい出せればよい。
  技術があればすぐ盗める。
 ・「作品をどうしていくか」をつくれるか、をはじめる。
  「裏をきかせられる力」をみせる。
  果し合いをしにきたら、いっしょに作ることができる
 ◎はやく自分の範囲外に出ること、その力を持つこと。
  夢のあることをやりたいと思わないか?
  とんでもないものが「ドラマ」
  役者が台本から夢をつくりだす。

◆本日の磯貝語録
 俳優が台本から夢を見付け出し、創り出すのが良い。

◆本日の感想
 自分がやるべきこと、やりたいことが改めて明確になった試演会だった。

歌・演奏(7/10)                          《音楽系》

7月10日(木)歌・演奏

講座テーマ「ゲネプロ/セヴィリアの理髪師より ロジーナのアリア」

[1]各自ストレッチ

[2]声だし(全員で)
 ・全体的に体が寝ている。
 ・言葉がはっきりしていない。言葉を伝えようとすること。

[3]ゲネプロ
 ①Aさん 5’46”
 ②Bさん 5’44”
 ③Cさん 5’44”
 ④Dさん 5’40”
 ⑤Eさん 5’24”
 ⑥Fさん 5’43”
 ⑦Gさん 5’37”
 ⑧Hさん 5’50”
 ⑨Iさん 5’51”

[4]ダメ出し(個々に)
 ・下を見ないようにすること。なんとなく下を見るのは観客の気がそがれる。
 ・「e chento」の「e」の発音。低くならないように。日本語の発音をしたら
 重くなってしまう。基本が胸声にのった頭声で歌うこと。
 ・胸にのせた声を出すように。
 ・低声を出す時、顎を使ってノドをあける。地声にならないように。
 ・手紙を書くシーンは具体的に。書いている手紙の内容が手紙に移る。
  その気持ちが歌にのってくる。なんとなく書いたフリでは嘘芝居になる。

(小返し)
 ・2度目の「Si,Lindoro」から
 ・「lo giurai,la vincero!」のところ、休符で安心して止まらない。
 ・「Il tutorricusero,~」止まらない。休符前に音が落ちないように

 ・楽譜のフェルマータ等がついていないところは譜面を守る。勝手に変え
  ない。

◆本日の感想
 ロジーナの役作りを色や好むもの、スタイル等々を自分で想像してはっきり
 決めないといけない。演じることの面白さが少しわかった。毎回が“これで最
 後”と思い歌います

俳優ことば(7/9)                        《ことば系》

7月9日(水)俳優ことば

講座テーマ「文章の心を読む」
 試演会のための詰め稽古

 ◎本息(ホンイキ)に入るための状態を知る。

 ・自分一人よがりの本息ではダメ。集中力で上げて、集中力でおろすこと。
 ・文字、すべての言葉に適切な心があるかどうか?
  身体が反応した声には心がある。

 その言葉が何を表しているのか?
 その言葉の前後から何を表しているのか?
 その音から心が表せるか?

 頭をつかわないと、心はつかみにくい。
 身体をつかうと、心は実感しやすい。

◆本日の磯貝語録
 その言葉を語っている時の心をつかみ、それを表現すること。
 心の変化は細かい程、良い。

◆本日の感想
 本番状態に瞬時に入るための集中力を養うことが必要。特に、その気になると
 は、その心になる事と教わった。

俳優発声(7/8)                      《ことば系》

7月8日(火)俳優発声

講座テーマ「全呼吸運動 復習」

 ・歩行 手を振らずに行う
   西本講師が一人ずつ呼吸法等をチェックをし指導

 Aさん、Bさんはストレッチおよび肉体トレーニング(戸村助手)
 ※股関節まわりをゆるめる、骨盤意識を高める、重心を降ろす

 全員に共通していることは重心がまだ高いこと。降ろすこと。

◆本日の感想
 1ヶ月レッスンを休んでしまったため、体が固まっているのを感じた。
 来週は「呼吸ささえ法Check」! 基本の丹田ささえもおぼつかないので
 自主練習の努力が必要と感じました。

歌発声(7/5)                        《音楽系》

7月5日(土)歌発声

講座テーマ「リズム振りづくり(リズム楽器を使い)」

[1]発声
 <テキスト>1a「Ma(マ)、Mo(モ)」、1b「Ka(カ)」、1c「La(ラ)」

[2]歌唱
<若葉>
  ・前奏のテンポに息をのせて歌い始める。
 ◎歌詞を読む
  ・特に2音節目が聴こえないと
  ・上に向かって。
  ・子音によってかかる時間が違う。もう少し時間かけて良い。
  ・口の両端に手を当てて。その方が言葉がはっきりする。

 ◎歌唱
  ・おおらかなテンポで、だが前に進むテンポ感で。
  ・足踏みしながら歌う。(いつも動ける状態保つ。)

<サンタルチア>
 ◎テンポにのって歌詞を読んでみる
  ・手拍子しながら(1(強) 2(弱) 3(弱) で)
  ・リズム正確に、16分音符のところ。4分音符分しっかり伸ばす。
 ◎歌唱「Ka(カ)」
  ・奥に引っ込んでいかないように。
   (☆首の後ろの力を抜く。)
  ・モンキーの姿勢で「Ka(カ)」で歌唱。(足裏三点感じて)
   ↕(腹腔がゆるむ)
  ・両手を上へ身体伸ばす。
 ◎歌詩(縦口忘れない)
  片足立ち(壁を支えにしてよい。)。軸足曲げて重心のせる。
  ・重心によることで自然に息が流れる。

[3]個人伴奏合わせ
<若葉>
  ・長い音(付点4分音符)伸ばし過ぎない。
  ・後半ブレス位置、楽譜通り2小節でとってみる。(ブレス苦しい場合)
  ・歌い始めのブレス準備。
  ・肩を下げて。(後ろに腕を組んでみる)
  ・身体を無駄に動かさない。
  ・ブレスも音楽的にとる。

<サンタルチア>伴奏合わせ
  ・歌詞確認 La stra ラ・スト『ラ』

[4]楽器を使ってリズム
<証城寺の狸囃子>
<上を向いて歩こう>
  ・1回ずつ通し

◆本日の感想
 次回試演会向けの個人合わせを行う。各自、自分の悪い所は良くわかってい
 るようだ。次回までに練習し本番が楽しみです。日頃歌っているか否か、歌か
 らその人の生活が見てとれるようです。

リーディング・発声(7/4)                      《ことば系》

7月4日(金)リーディング・発声

講座テーマ「試演会に向けての自主稽古」

[Ⅰ]フリーストレッチ

[Ⅱ]試演会に向けての自主稽古
 「方丈記」一の一、三の二四
 「お山へ行く」P95、5行目(不思議のお話は~)
 試演会ではこの演目を息を前に出した息声を用いて発表する(ただし、全て
 息声でやるわけではない)。
 息声と実声を半分ずつ。

◆本日の磯貝語録
 自分の身でたしかめ、納得する稽古はどうしても必要。

◆本日の感想
 自主稽古のため、たっぷりと時間があり、皆さんしっかりと練習していました。
 疲れますけど集中でき、こういうのも良いですね。

歌テーマ別(7/3)                       《音楽系》

7月3日(木)歌テーマ別

講座テーマ「ノドあけと頭声③」

[Ⅰ]ストレッチと発声練習
①ストレッチ
 各自ストレッチ

②発声練習(テキスト使用)
 1)1a ハミング
     [ni] ハミングと同じところでやる
 2)1b [nya] のどを降ろしたままで
 3)2a [mo]
 4)2c [ra]、[rare] 音を付けずに[rare]の[e]で横に広げない
 5)d 階名で歌う
    [na] [r]の位置に舌を付けてはなす
       1拍目(強拍)にかけられる裏拍をつくる

[Ⅱ]テキスト歌唱
①"Ombra mai fu"
 1)中声チーム
  ・胸を下げない、のせておく。
  ・1拍目を感じて、音楽を動かす
  ・一人ずつ
 2)高声チーム
  ・歌いながら次の音の準備する
  ・一人ずつ
   ブレスで鼻を開け直し、のどを降ろし直す
   高音に移る通り道をみつける。
   下顎に力がはいる(下顎を左右に動かしながら歌ってみる)
 3)低声チーム
  ・一人ずつ
   軟口蓋を降ろさない。軟口蓋をあげてその位置を響かせる
   ”Ombra”の”m”をきちんと歌う
   母音によって音の質をかえない
   母音を歌いきる。強拍の母音を長くのばす

②「霧と話した」
 ・下顎を手で押さえたまま歌詞を読む
 ・母音で歌う(下顎を大きく動かさない)
 ・ブレスの後の"P"の歌い方→ブレスで瞬間にかえる。小さくするだけでなく、
  大事に歌う。
 ・1.5本足で歌う(仁王立ちはだめ)
 ・まず胸声をつかむ。それから頭(前)をする
  のどの下の響き、ノドの下に息があたる(逆流させる)逆流させたまま、
  頭の声にする。きつくなってもノドを浮かせない。ひっくりかえさない。

 ◎低声:口を大きく開けるのではなく、下顎を下に降ろす(人によっては後ろ
      に引く感覚)事を覚える。

◆本日の磯貝語録
 ペッド(胸声)をしっかりつくり、そのまま息の早さでマスク(頭声)にもってゆく
 こと

◆本日の感想
 鼻を開けて、マスクに響かせることばかりに意識が行き、上ばっかりになって
 しまっていた。歌う時、身体がどんな状態か、少しずつ意識できるようになって
 来たと思う。

歌・演奏(7/3)                          《音楽系》

7月3日(木)歌・演奏

講座テーマ「立ち稽古/セヴィリアの理髪師より」

[1]各自ストレッチ(20分間)

[2]立ち稽古(演習~衣裳を着けて)
・個々自分のスペースを決める。各自椅子を一脚用意。
①音楽なしで言葉をさらいながら動きを決める。
(注意)・なんとなくフラフラ動かない。この言葉の時にはここにいる、というのを
     しっかり決めること。位置と移動、仕種等をしっかり決める。
    ・しっかりと前を見る。目が空を見ないように。床をみない。
②音楽に合わせ演じる(演技歌唱)
―歌いながら目がうつろにならない。意味なくキョロキョロしなこと。
 ・最初の“Si,Lindoro”2度目の“Si,Lindoro”どちらも何か違うアクションを
  すること。
 ・歌っていると主観的になりがちだが、自分が今どう歌っているかということが
  頭の中にありながら歌っていくことが重要。

<Lesson>ロジーナとして歩く(キャラクター歩行)
 ・下を向いて歩かない。指先まで意識すること。いつでも歌に入れる口・舌の
  状態を保つこと。

☆ロジーナは何歳か?! ― 18歳
 ・若くはなれないが若いつもりはもっとダメ。若い娘はももで歩く。
 ・「鼻筋に意識がある」ことが重要。外から見て美しい歩き方を身につける。

◎前奏でどう動くかがとても重要になってくる。
 ・中身がわかるからそれが表情にでてくる。曲の変わり目で終わったと思って
  安心しない。終わりは次のことを起こすための準備。
  自分の中をしっかり充実させて表に出す。
 ・イタリア人は指先がしゃべっている。なんとなく指を動かさない。
 ・肩と首に力が入りすぎて、肩が上がっているのでもう少しリラックスをすること

<Lesson2>自分の立ち姿を美しく見せる方法
 片方の足を少し後ろにひく。鼻筋は正面。足を後ろに引いた分だけ腰を正面
 に対して開いた状態になる。お客様に筋を見せる。

◎間奏の間もなんとなく待たない。次の芝居のための言葉をつくる。
 ・芝居が遅い。間奏の後の“Io sono docile~”への準備が足りない。
 ・“mi fo qui dar”の“dar”の時の顔に注意。又、重心を下げること。
 ・それぞれのフレーズの終わりの芝居がだらけている。
 ・自分の中に起こったものを落とさない。高揚しても肩は下がるのが良い芝居。
 ・2度目の“Ma se mi~”ちょっと秘密めいたものにする。策略を練っている。
 ・“e cento trappole”策略を練っている間に成功への確信に変わっていく。
 装飾音はロジーナの頭の中がピカピカしている感じを表現。
 だから装飾音はしっかり音として出すこと。正確に聞かせる。

③一人ずつ部分演習(最初~P8の終わり/P11“Ma se mi”~最後まで)
 ・間違えても歌い続けること。何が起きても芝居はやめないこと。
 ・まだ音楽的にも完成していない。音楽を身につけることを覚えましょう。
 ・自分の中には起こっている。思いはあるが観客に伝えようとしていない。
 ・口が遅い。言葉はもっと早く作る。

◆本日の磯貝語録
 オペラの立ち稽古に入ったら常に綺麗な顔をすること。
 肩で芝居をしない

◆本日の感想
 今日は初めて一人ずつの立ち(演技)をつけて歌う。全て同じロジーナを演
 じているのに、なんと色々なロジーナのことか!試演会が楽しみ。

俳優ことば(7/2)                        《ことば系》

7月2日(水)俳優ことば

講座テーマ「文章表現-演習」

〔1〕磯貝塾長によるピアノを使った声出しレッスン
   ・喉をあけること!! 喉頭実感を大切にする。

〔2〕俳優ことば講座のまとめをする。(配布物を見ながら)
 ・言葉は時間(感覚)をくずす、そしてつくる。
 ・言葉は多岐なものである。時間感覚は厚みや長さを表す。
 ・言葉の本質をとらえて字を読むおかげで、想像力が豊かになる。

〔3〕かわいい女を試演会に向けて、読む練習をする。
 ・今までの講座でやったことを、応用しながら読む。
 ・テキストから、自分の時間感覚や身体感覚など、表現できるところを見つけ
  出して、決めていく。
 ・“自分でつくっていく感覚”を皮膚で覚えていくこと。
 ・文の中でポイントになる所をみつけ、それに向かっていくようにすること。
 ・地読みを明確にすると、台詞がたつようになる。
 ◎一語一語、自分の体に説明してあげるように読むこと。
 ◎実体化するために、テキストをデザインしていかなければならない。
 ・発声の問題、発語の問題、内容づくりの問題、文脈解釈の問題等、様々な
  ことが、喉頭実感、皮膚実感により、一つにつながり全体化されていく。
 ・口腔発話(特に前腔)したと同時に、全体化がくずれ、表現性がなくなり、説
  得力がなくなる。

◆本日の磯貝語録
 ◎喉頭実感することで、体、頭、心、感を同時に体感する。

◆本日の感想
 文字テキストを喉を使い身体化するのはおもしろいが、なかなか難しい。これ
 が表現というものか。少し喉と身体の実感があるようになってきました。

俳優発声(7/1)                      《ことば系》

7月1日(火)俳優発声

講座テーマ「全呼吸運動」

[1] ストレッチ(西本講師)
 ・股割り
   足首を持って歩行→重心を降ろして手で足を持ち上げる
   回復運動
 ・手を後ろで組んで胸を伸ばす。逆にして背中を伸ばす
 ・手首裏表ストレッチ
 ・逆四つんばい歩行 丹田を落とさない。 回復運動
 ・アキレス腱伸ばし 5秒間早く足踏みをする。
  腰のひねりを入れて5秒間足踏み。
 ・お尻をしめて歩行
 ・二人組みになり押し合い。四股の体勢で向かい合い数の掛け合いをする。
   数の言い方は止めないで流す。(例 いーちー、にーいー)

[2] 呼吸ささえ法(磯貝塾長)
  試演会のため演目(ささえ法)1つずつ復習

 ・声は感情、思いは概念
 ・現在、一般的に都市生活者は耳が悪い。訓練することを嫌がるが何かをしたがる。
 ・"座す"ことができないと呼吸法はうまくいかない。
 ・自分の胴が響く楽器なので鳴らさなければ損
 ・すべて声になるためのこととしてとらえるとよい。
 ◎呼吸運動で重要なことは「ブレス」(ブレスは短いほうがよい)
 ・共有しなければ表現する意味がない。
 ◎ことばのリズムによって情動の共有感がもてる→律動感
 ・ことば、呼吸、動きの律感は心臓に近い方が実感度が高い。
  しかし、重心、ささえ、意識などは、下の方がよい。この相反性を
  乗り越えること。
 <背面ささえ>
  息を入れる時は、頭の高いところに向かって入れる。
  胸や腹に入れてはだめ。

 各自復習
  わからないことは質問する

 30秒スピーチ
  テーマ「みどりの野菜を食べると」

 Aさん;みどり色になる、みかんで黄色、トマトでは?
 Bさん:野菜を食べなきゃコンビニばかり、健康にも心にもよい
 Cさん:名古屋を思い出す、農家、東京の野菜はおいしくない
 Dさん:野菜は好き、太陽の日を浴びている
 Eさん:もっと食べないと そばを食べると母親がねぎを取りに行くことを
     思い出す うちってすごいよな

 ◇単に自己発表でなく「他人に渡せるもの」に変化させること。
  もっと商品化していく、日常的な自分そのものありのままではない。

 Vocal Arts Theaterについて

◆本日の磯貝語録
 ・声は感情、思いは概念
 ・創造塾は、すべて声になるためのこと
 ・呼吸はリズム・律動感
 ・共有しなければ表現する意味がない

◆本日の感想
 呼吸が感情であるということを論理的、そして実証的に学べたことが一番興味
 深かったです。