ことば音声基礎(12/16)                     《ことば系》

12月16日(水)ことば音声基礎

講座テーマ「3ヶ月講座 総集編」

[1]ストレッチング(磯貝塾長) 
 ・床にすわって呼吸を合わせ前屈
 ・大の字にあお向けになり腰をひねる  左右行う。
 ・立位:ロールダウン、上体を左右にふる(手の重さを利用して)スクワット
  ※スクワットをする際は自分の体をととのえながら行う。
 ・イスに深く腰かけてイスのはじを手でおさえ、足を浮かせて足ぶみをする。
  足先はフレックス
 ・股割り 柔道の胴じめをすることで腹部まわりを強化する。

[2]基礎技術復習「呼吸法」
  ◎丹田呼吸による深い呼吸から表現呼吸の復習
 ・横隔膜を下げるため、丹田を使い下腹で吸気。解ほうしながら、呼気→横 
  隔膜を上へ上へと、腹部をつかう。
 ・自分の思いを入れないで出せるようになる。深い位置で強い呼吸が出来る。
 ・はくことが目的の呼吸法です。表現呼吸法のひとつ。(声の直進性がでる)
 ・届く声につくりかえるのが芸人。深く長い息を使えるようにする。
 ・鼻の下とオトガイ(支え)をつなぎ吸気する。(鼻腔をつかえるようにする。
  たて口)
[3]ことばの品度を上げる技術、全復習と演習。
  (1)アーティキュレーションと舌
 ①「母音の正しい音」舌を変える→平舌を細舌に(口のかまえをしっかりと)
 ・5母音を口で言おうとしない。響きをつくる。調音点を考慮して使い分ける
 ・細舌で調音点を使い「イ・エ・ア・オ・ウ」(1人ずつ)
 ・調音点にあてた声は、同時に、口腔の奥をひびかせるためにもどす。響か
  せる
 ・自分はできているつもり。または、できないだろうという気でやらない。しっ
  かりと開く
「実際はどうだ」ということが”わかる”ことが重要
 ◎口で言わないで喉で言う平舌、横口は口喋りになり必ず品度がおちる
 ②「子音と舌」:下顎で支えて舌先で上顎をはじく
 「カガヤカシイ」(各自)、「ナ」(各自)懸よう垂と鼻の下が鳴らないとだめ「ん」
 「ナ・ニ・ヌ・ネ・ノ」(各自)、「ノロノロダ」(各自)※「ダ」をすてちゃダメ
 ③「アクセントとイントネーション」言葉のエネルギーやりんかくを正しくする
  方法
 ・イントネーションとは波をつけること。日本語では語尾につけるため最後ま
  で方向性
 がわからない
 ・イントネーションはこれから考えてこれからつくっていくもの(日本では)
 ④「読み言葉・話し言葉」出す前に聴く力をつける。受ける人が聴き易いもの
  をつくる
  ・日本人は”わかってくれるだろう”と思って発してしまう。また自分にひきつ
   けてしまう
 ⑤「キャラクター」先ず人の性格、性質とは何かを理解する。勝手な思い込
  みはダメ。
  ・テキスト、作品中のキャラクターは、自分の思いで造型しない。
[4]五種総集編
 Q:どの講座が役立った?興味があった?各々疑問点は?
   全員1人づつ意見をのべる。
 ・とてもバク然と話していた。1つ1つやっていくしかない
 ・自分をしようとしている時には自分を発見できない
 ・喋ることに対して今までうとすぎたんですね
 ・うまく喋れない原因が新らたに分った。
<塾長談>
 人は、体も心も日々少しづつ変化しています。毎日のことなので、あまり強く
 認識せず生活しています。しばらく逢わなかった人から、色々と変化を指摘
 され、ハッ!としたり、否定したりします。
 声やことばも全く同じで、使っている本人はその変化があまり分っていないも
 のです。残念な事に、普通の日常生活での変化は、良く変るより下向き変
 化が自然です。そのため良い状態の人生を送りたいなら、こまめに声もこと
 ばもメンテナンスが必要となるわけです。

◆本日の磯貝語録
 届く声、伝わることばにつくり直して芸人。
 実際はこうだということがわかることが重要。
 ◎口で言わないで喉で言う。
 ・平舌、横口は必ず口喋りになり、ことばの品度が下がる。

◆本日の感想
 母音の調音をやり直す。大分正確に分って来た。
 この三ヶ月は、色々と新しい発見があり、面白かったです。

発声・呼吸基礎(12/15)                     《ことば系》

12月15日(火)発声・呼吸基礎

講座テーマ「発声共鳴法総集編」

[1]ストレッチ・トレーニング

[2]講義「今までのおさらい、まとめ」
・声はどこから出すのか-声帯から出ている。しゃべっている実感。
・自分のどこの声をきくか-のどで出た音のひびきを変えて音をかえる。
口しゃべり、口先のおしゃべりは声のトレーニングにはならない
 喉頭図を見る(磯貝テキスト)、発声器官(p.24)
・肺からくる下からの息が声帯を通って音が出る
 舌骨から下の部分が「笛」。その上部分をひびかせると良い声。
喉は上がり下がりする-まわりをやわらかくして、訓練するとできる。声の幅
 がひろがる
・喉が一定、呼吸が一定だと、声も一定、感情も一定→固定すると人間的で
 なくなる。
・空うがいをして、そのままで空気をのみこみ、喉のうごき、深さを実感。
咽頭壁共鳴歯の高さの奥の壁をひびかせる(第3回の復習)
上顎共鳴-舌の動きで上顎にひびかせる。滑らか+弾く+押す
鼻腔共鳴(ないと人生が暗く、表現性が低い)
Ex-1:<N音>鼻先からひびきが抜ける。鼻の下に手をあてて
  口の中は上の歯茎、下あごは動きすぎない。
◎Ex-2:活舌発音のために必要な舌の全ての活動法。(滑舌より高いエネ
 ルギー)
・下唇と口角の形を確認する。受け口にする。
・前あご関節までのひびきが必要-鼻腔にとどけるため
・日本くらい自由な音がとびかっている国はない(定音がない)
・そのなかから通りやすい、ききやすい、変化させやすい”声”をみちびきだ
 すこと
・”ふだんの音”と”いい音”のバイリンガルになる。
Ex-3:「ん」人中から鼻中隔、鼻翼より狭く。
 (全部の音を含めて密度のある音)
良質な音は人中を通る音の中心感覚を持つ
・鼻や口の生理:生まれる前はあごが中央から割れていて、だんだんくっつく。
(くっついてぎゅっとしめたところが懸よう垂、上あごがとじきらない人もいる)
・懸よう垂から上あごをとおって全部圧縮して鼻のつけ根をならす
・じんちゅうをさわって、そこがふるえるように、じんちゅうが言っている感覚を
 持つ
◎まんなかに集中する「音の中心感覚」音をまとめる:「音声体感」
Ex-4:「なんなんだ」丁寧にすること以外は考えない。
・いいサンプルの音をよくきく。生で受ける。まねる。
・喉頭のすぐ上、下あごの角、後ろに口があると思って出す。
・5種類の「あ」をもつ。ふだんとちがう音を獲得するのが発声法。
Ex-5:まず「ん」を構えて「んな、んに、んぬ、んね、んの」をくり返す。
Ex-6:「なのはな、なんのはな」口を狭くして舌を細くする。

裏声・ファルセット 後頭部から首のつけ根 猫のなきごえ
             いろいろな音で長く出せるように声帯の状態をつくる。
 そういう声で生きている人がいるかぎり、表現者はその声を出す必要がある。
 (休み中に声を出して本を読むのはよい)

◆本日の磯貝語録
 自分の声の中心感覚をつくり、音声体感を育てる

◆本日の感想
 私は元々鼻が悪いので、今日のレッスンは、はじめ苦戦しまくるのではと思
 ってました。でも正しいやり方の鼻腔共鳴を覚えれば、弱点の克服になるな
 と希望がもてました。

表現の声とことば(12/13)                     《ことば系》

12月13日(日)表現の声とことば

講座テーマ「日本の古典 歌舞伎『八百屋お七』④」

[1]準備運動、身体ほぐし、音づくり
 ①歩く:両手を上げた状態(指先まで伸ばす):中心を取る
 ②手をこする(手のひら、手の甲etc):感覚をさます
 ③股割:重心を降ろす
 ④正座(バウンスなど)/肚をおろす:発声、発語
 →「ィ」「エ」「ア」「オ」「ウ」 ※「ウ」抜けた響きを見つける
⇒⑥(立位・円陣になって)人が出した音を真似る:音づくり
「ィ」「エ」「ア」「オ」「ウ」 

[2]音真似ゲーム
1)3チーム(各3名)
  ①1人が出した音を、もう1人が真似る。「イ、エ、ア、オ、ウ」
  ②2人の出した音について、もう1人が指摘する。
 ・発する人、真似る人は対面で座る
 ・発音の良し悪しではなく、真似ることが大事

<感想>
・円陣より対面の方が音が聴きやすい。
・受ける状態を作っておく必要がある/状態で聴く
・発し手・受け手の相互作用で音が変わることがある。
・受け手に真似してもらいやすいように出す意識
→発し手・受け手の音が似てくる
・相手から返ってくる音で、自分の出した音が確認できて面白い
・相手の状態を真似して出そうとするが出ない。なぜか?その状態が
自分にはない状態だから。(状態は理解できるが、ならない)
→外国語の学習に似ている
・身体の状態も一緒になる必要がある(喉だけの問題ではない)
・頭・耳で真似しようとしてもできない。

●一方的に出す音は聴いてもらえない
●受けてもらえる出し方をする。

2)受けてもらえる出し方とは?
 ・言語の身体性-「喉」
  言語が作られるのは口。音声は喉。息は腹。情動は手足顔で表わされる。

<まとめ>・一方的に出しても伝わらない
      ・(受け手)即座に真似できる状態で受ける
      ・受けやすいよう出す
→コミュニケーションが成立する。

[3]『八百屋お七』
1)カタカナ語  演習
p140~長兵「ムム、風で裾がこのように~」
   動作を表す台詞。その動作をしながら繰り返し言ってみるとわかってくる

 ・カタカナ部分:「アレ~」「ムム」など、その状態を表す言葉
          音がかわると意味も変わってしまう。
○カタカナ語演習(椅子・立位・片ひざ立ち・正座)
  ・イヤー(ア)
  ・ヨォー(オ)
  ・ハァー、ハ(ア)
  ・イァットーヤ

※口の形は変えない。(注意)口・喉を太くしない・喉枯れになる。

・技芸物:その当時の人びとの話し言葉が象徴化されたもの。
     現代の言葉の状態とは違う。

1)演習p144~
 ①セリフのリズム付け
   現代語はメロディはあるがリズムがメチャクチャ。協調しにくい。 
  ・裏打ち(受けの間)→セリフ
  ・物言いを引く(自分の場合もセリフを受ける時も)は効果が薄くなる。
   引いて受ける場合。肚の低いところでうけて腰にためる。
  ・外に出して受ける。
  ・そのフレーズを言いながら次のことが起こっている。

Q.(表現として)そのセリフが演者にとってありのままの状態を見せると言うの
  欲しい?
  思いつきでない連続性のあるものが見たい?
A.全員、わざわざ他人のありのままを観たいとは思わない。

言葉の伝承性と拡散性
  ・相互的有効性がある
  ・時代性を超える      →ことば・音声

嘘をつきとおした所に表現がある。だから命がけでやる

◆本日の磯貝語録
 物言いは聴くも語るも内にひいてはダメ。素人物になる。
 言葉の伝承性(説得と納得)と拡散性(発散と消滅)

歌発声特別(12/12)                       《音楽系》

12月12日(土)歌発声特別

講座テーマ「アンサンブル法④ ロッシーニ作品より」

[Ⅰ]ストレッチ
 各自ストレッチ

[Ⅱ]発声練習
①ハミング
②[me] 口から出そうとしない。息の流れでする。
 鎖骨間に喉頭部を降ろす
③[o] 懸壅垂で音をコントロールする。

[Ⅲ]テキストを歌う
この曲を歌っているときに"女を歌っている"という実感を持ってほしい。
①"La Fede"~信仰~
 ◆縦口のあくびをするように口、喉をあける(一人ずつチェック)
 ・口を真っすぐ下に開ける。上顎と下顎を離す(方法はいくつかある)
 ・前顎をさげて、肩甲骨上部の間で支える
 ・喉を後ろに開ける。舌を平舌にしないこと。

・全員が燃えるような信仰心であり、内面的、精神的な信仰ではない。

②"La Speranza"~希望~
 ことばを口の中の響きにする。直接的なことばにしない。
 抑制したままで歌う。

③"La Carità"~愛~
 抑制したまま歌う。立ち位置をかえて歌う。
 1)メゾソプラノ p24 TempoⅠ~
  ・リップトリルで歌う。 唇を鳴らす
 2)ソプラノ ソロ
  ・喉を鳴らす。
  ・口を前後に長く使う。
 3)メゾソプラノ
  ・リップトリルで歌う。
 4)全員で歌う

④"La Fede"、"La Speranza"、"La Carità"
 ・演奏は出していることを聴いていることである。そして隣の人と確認する
  ことである。自分の外側のことであるので、自分の中で操作しないこと。

1月からの曲は2曲ともそれぞれ行う。

◆本日の磯貝語録
 ・発声の方法を曲により変えながらやって来たが、結局、各曲の中に、各々
  の声が必要で自然とそれが使えるようになる。そのためにはていねいな
  練習を重ねることしかない。

◆本日の感想
 ロッシーニのすばらしい音楽に触れることができたシリーズで、とてもうれし
 かったのと同時に、これを演奏することができたら、どんなに素敵だろうと
 思った。いつの日か、みんなでオケでやってみたいです。

発声&話し方(12/12)                     《社会人系》

12月12日(土)発声&話し方

講座テーマ「プレゼンテーション④」

[1]ストレッチ(佐藤助手)
①肩・首をゆっくり回す。
②背中を丸めて、肩甲骨を開く。胸を広げて、胸骨を開く。
③右手を挙げて伸ばす(反対側も)。
④両手を伸ばして上へ。下半身は下へ降ろす。
⑤片手を伸ばして、身体を横へ倒す。
⑥腰を回す→ロールダウンからロールアップ。
⑦股割り→肩入れ
⑧胡坐をかいて、足裏を押したり、足の指の間をほぐす。
⑨足裏をあわせて、上体を前へ倒す。
⑩胡坐から、片足だけ前へ出して、上体を前へ倒す。(左右、足を変えて)
⑪四つん這いから上体を前へ伸ばして猫のポーズ。
⑫うつ伏せから腕を立てて、上体を上へそらす(ライオン)。
⑬四つん這いで、背中をおとしてから上げる→ローリング。

[2]声づくり
(1)個人別発声指導(母音で)
◎Aさん
 ・奥をあける。鏡で奥のかべを見ようとして、なおかつ、舌を下して喋れるよう
  な状態をつかむ。
 ・呼吸は、鼻から。
 ・原則、口の奥。壁伝いに息をして、声を出す。
 ・奥の息は、広げない。広げないほうが鮮明。
 ・口の奥の響きをつくる。外へははかない。
◎Bさん
 ・舌骨のところで喋る。大きな声で。

(2)、(1)を使った発話練習
Ex‐1テキスト
「今日は、12月12日土曜日です。」を何回か練習。
・初めは聞いていたが、だんだん聞かなくなった。(Bさん)
・前に吐かない。特に語尾をしっかりと響かせる。
・助詞の“は”の舌の位置が前に流れてはいけない。

(2)声を使ったあとの回復運動(喉が疲れた時)
①ファルセット発声:アゴの骨を指でつかんで、首の方へ下げ、口を閉じたまま
 柔らかいファルセット発声。様々な音の高さで。
②鳩鳴き:唇を閉じて、顎関節をあけ(鼻は開けた状態)続いて鼻を閉じて空
 気をホウばった状態で息を動かし、喉をならす。
・おでこと、頭の付け根を響かせる。(子守り唄)

(3)少し長い言葉の練習 Ex‐2
◎「私は磯貝メソッド創造塾で、声と言葉の練習をしています。」
 座って練習して、立っても練習。

◎Aさん
・お腹を使って。前へはかない。「う」の音、オウオウ、アゴを持って喋ってみる。
◎Bさん
・同じ文章を同じように読まない。変えてみる。やっている人間が面白いと感じ
 ることをやる。頭ではなく、身体で覚える。

[3]プレゼンテーション④ 本番
・本講座の宣伝を3分で行う。
①Aさん
 ・文章の作成はとても良い。(磯貝先生)
 ・自分で感じたことを話しているので説得力がある。重要。
 ・練習して、原稿をみないようにしたい。
 ・作成3、練習7がプレゼンテーションの成功の秘訣。
 ・もの言い・・・語尾が下手。説得力が低くなる。聞く人に渡すということの実
  感をつかむこと。もっと声そのもの魅力をつくること、つけること。
 ・構成がおもしろい。声がもったいなかった。下顎の言葉が途中ででてきた。
 (佐藤助手)

②Bさん
・面白い。CMのようだ。
 立体的な動きが欲しい(佐藤助手)
・CMみたい。大人っぽい。声がとてもよかった。(Aさん)
・できている。その実感があるか?いつもそれをやってほしい。
・文章作りは良い。
 練習をすること。 
・やっていることが身になるように。それだけに固執しない。身体でやること。
 (磯貝塾長)

◎まとめ
・Aさんのカラがとれてきた。そのため声と言葉がパブリックになってきた。
・Bさんは、出口(ゴール)を作っていない。ただやっているのは良くない。
・一年間で可成り“物言い”が出来るようになってきた。もっと言葉を知る必要
 がある。

◆本日の磯貝語録
 ・プレゼンテーションは、短時間に効果を出さなければならない。
 ・他人を説得するには、語を選べること。でも何といっても“声”の説得力だ。

◆本日の感想
 プレゼンテーションの実践本番でした。事前の原稿作成に力を入れすぎ、
 話し方、声とことばの作り方などがおろそかになり、多分質が落ちたと思い
 ます。

歌発声中級(12/10)                       《音楽系》

12月10日(木)歌発声中級

講座テーマ「試演会」

各自ストレッチ

個別に伴奏をつけてもらって「すずらんの祭」「秋風の歌」を一度ずつ音取り。

先生よりショートアドバイスあり

全員で詞読み ⇒歌唱

・喋るように。無駄に情緒的になってスピードを落とさない。
・今歌っている部分の次の詞が既に想起されていないといけない。
・常に“秋風”の事は意識していなくてはならない。

試演会(全員2曲歌唱)

<テキスト>パリ旅情よりNo.8「すずらんの祭」(高田三郎作曲、深尾須磨子作詩)
       「秋風の歌」(山田耕筰作曲、西条八十作詩)

<総評>
・日本人が日本語の歌を歌うとごまかしは利かない。歌っている歌が日本語に
 聞こえないようではダメである。
・全員、歌っている日本語が自分の日本語だ。自分自身の日本語は自分方言
 だと思え。
・歌いたいと思った時に“ことばを伝えたい”と思わない人は決して歌が上手く
 はならない。良くて、声がキレイな人になるだけである。

・第Ⅲ期はアンサンブルに入る。これはもう、気が合わないとダメ。
 自分の事にかかりっ切りで歌っているようでは到底叶わない。

・詞は音楽テンポで喋ってはいけない。もっと早く喋れなくてはダメ。
 ただし重要なのは“早く読む”事ではない。どれだけ早く読めても、早く喋れな
 いといけない。
・音をしっかりと覚える事。

◆本日の磯貝語録
 音楽は基本的に楽しいもの。でも受ける時の楽しさと、発する時の楽しさは背
 中合わせの反対の事。

◆本日の感想
 日本語(歌詩)を読み込んだことで、大事な2曲を得ました。今迄、いかに何も
 考えず、歌って来てしまったのだろう…反省です。

人前できちんと喋れるテクニック(12/9)          《社会人系》

12月9日(水)人前できちんと喋れるテクニック

講座テーマ「話しのつくり方」

[1]話しの形
 (1)1方向(講話、説教、教授、アナウンス、司会、ナレーター、他)
 (2)双方向(対話、会話、談話、電話、会議、お喋り、他)
 (3)多方向(会議、話し合い、打合せ、フリートーク、他)
 ・発話目的、内容、場面等での分類
 (1)家庭生活、私生活、ことば、
 (2)社会生活ことば
 (3)聴場、公共、社会ことば
 (4)儀礼、正式ことば、
 (5)演説ことば
 話す(speach,talk):他者に声で言語発し、もしくは、言葉を交し合うこと。
 ・基本的には、話し手聞き手話の内容その場面で成り立っている。
 ・形態は、話し手の意図・目的その状況により千差万別である。

Q:対話(お喋りを含む)時は、"喋り側"、"聞き側"ですか?
 A:ケースbyケース。聞かれた事だけ話す。

[2]うまいお喋りとへたな喋りを考える。
 ・話す時、聞く時に各々分けて考えること
 共通:お互い話を合わせる。とも角相手の言っている事は先ず認める。
     勿体振ったり、皮肉ったりせず極力ストリートに
 話す側:相手にかまわず喋りまくらない。思いより正確に。
      自分語を使わない、ちゃんと答える。
 聞く側:良く聞き合う。同意する。相づちを打つ。ちゃんと答える。
      黙ってしまわない。正確に質問する。変に遠りょしない。
 共通:楽しみ合う。お面白くする事を考慮する。笑ふ。
     ユーモアが欲しい。多少の辛口もよい。知ってるぶらない。
     相手の否定や誹ぼうをしない。愚痴、悪口をたれ流さない。

[3]うまい対話、会話をするためには?演習
 テーマ(1)「今年で一番うれしかった事は!」を話し合う。
 ・お互いの意見を引き出そうとする。聞きほれない。一人一人の発表会にし
  ないで二人で共につくり上げようとすること。なにしろオープンにしようとする。
 テーマ(2)「来年はどうしてもやりたい事」を話し合う。
 ・なるべく具体的にする。抽象的、思い、気持などの割合をさける。引き出し
  合う。

◆本日の磯貝語録
 ・うまい話し手はうまい聞き手。
 ・お喋りの目的は、"無駄""発散""共犯感"で出来ている。

◆本日の感想
 聞く、話す(対話)で相手と50対50の対等なおしゃべりやキャッチボールは楽し
 いのでしょうね!私には未知の世界です。言葉のコミュニケーションの原点を
 再考させていただきました。ありがとうございました。

発声・呼吸基礎(12/8)                     《ことば系》

12月8日(火)発声・呼吸基礎

講座テーマ「演習/発声の技法の世界」

[1]各自ストレッチ・トレーニング
・発明する→人間の体に合ったやり方を自分に合ったやり方で。
・自分の身体がわかるのに長い人で5年くらいかかる
(心臓がなれる=血液の循環:筋肉・エネルギー 呼吸法)
・頭がなれるのは早い。飽きるのも早い。身に付いたとは言わない。
・身体をさする。人の身体は個人個人全然ちがう。
・中心感覚、左と右を別々に分けて、実感する
◎自分のやってきたことをベースにしながらも、まったく別のことも考えられるよ
 うに。
 別のことをやってみないと本来の納得にはいきつかない、納得をひとつひとつ
 ふやす。
格好よくやる

[2]講義「発声技法の全体を把握する」
・大幅に変える必要はない(しかし、瞬間変えることはすぐできるがすぐもどる)
・人それぞれできることとできないことがある。生きている人間それぞれに意味が
 ある。
自分の中にあることをたくさん発見する > 外側から与えられて獲得する
自分の才能を探す
 今までやったことのないこと、感じたことのないものをやって自分でみつけるこ
 とが大事
・仮説をたてて、自分でつかまえる
◎「発声法や声の種類は生活が変わると変化する
 生きていく環境に相応しい声を作り出す
・いろいろな「あ」「ア」「阿」文頭のア、語中のあ、みんな「あ」だが同じ音ではない。
・聞いたことのない音は正確に出すことができない。
 そのときの感情や状態によって声は変わる。言ったことによって実感できる。
声の幅が広いことは感情の幅が広いこと人間性が広いこと
・うれしいときにはうれしい声が、悲しいときには悲しい声が。言葉に相応しい声
・声に出すと「寒い」と実感できる、頭だけでなく身体全体が感じる=感性
・感覚器官と精神の幅をひろげる訓練=言葉の幅、声の幅を広げる
・言ったことの真意が声で変わる(意味だけなら電子音や文字ですむ)
心の感性を豊かにするのが声=人のことがよりわかる
・許容量を増やす。人が出す声の巾と種類を増やすと、排撃しなくなる。
 他人を受け入れる+声を正確に出す+関係をつくる=芝居
 自分の身体がわかる+相手の身体がわかる+声が出せる=芝居

[3]発声技法演習
(1)上顎部共鳴(硬口蓋共鳴、軟口蓋共鳴)
・音はひびくと遠くまで届く「心にひびく」
Ex-1:「イ」という音をひびかせる①ただの「イ」②意識した「イ」を使いわける。
 相手にきかれていることを意識する(自分のためでなく、人のためにやる
 自分のつもりと他人のきこえとの差を修正していく、焦点を絞って集中する
 難しいと考えないでまずやる。
Ex-2:「ウ」の口にして口の奥に息を吸いこむ
 鏡で懸よう垂と口の奥を見る
(1)喉頭の上=咽頭、奥の壁=咽頭壁に息をあてる 上の方、下の方
 大きく息をすいこんだ口、あご、のどの状態のままで息を吐く、吐き切る
 奥の壁にむかって声を出す(口の中を大きく、奥に広くなった状態になる)
・前の方で出すと、はっきりするが、ひびきは少ない。
(口を大きくしたままで、顎関節を少し動かすと軟口蓋が動く)
軟口蓋にひびかせるとやわらかい声になる(ここには怒りの感情はない)
(観客の熱が大きいとひびきがあっても届かない声がある)
Ex-3:軟口蓋の前、硬口蓋を舌ではじく。前から頂上までひびきを変える
 ひびきの位置をかえると、キャラクターが変わる。固定すると感情が固定する。
同じ言葉でもひびきをかえれば、自分も相手もうけとる感情がちがう

(1)歯茎のすぐ近くで音を出す。ここの位置で喋りつづけると、大変圧迫感の強
 い言葉となる。
(2)少しうしろの上顎にひびかせる。そこからうしろにひびかせる。一般的喋りに
 近い言葉
(3)上顎の中央で、そこから口の中をひびかせる。猫なで声、少しうかせた言葉
「こんな声でもしゃべれるんだ」と実感する。日常で使って楽しんでみる。
上顎のひびきは声の生命線。音をはっきりさせる。子音のひびきをつくる。
当てる位置がかわるといろんな種類の声が出る
(変なものと面白いものはちがう。気が確かな自分の内側から出るもの、おかし
 さより面白さを。自分がいつもやっていないものの中の確かさ)
・自己認識と自己改善。自分の中に重要なものをみつける。
・社会的価値観に縛られないものをもつ。根元的、本質的なものをみつける。
 社会は変わる。自分だけのものをもち、社会にあわせる。

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◇なぜ声を育てるのか!
自分の外の社会は益々多様化し、急速度に変化して行く。それに小まめに反
応し、合わせ自分を確立することは大変にむずかしい。
人は、自身が外とどの様に釣り合って育つかと、自分の内部がどの様に育つか、
の二つの育ちでなりたっている。声とことばの事に置き替えれば、話し言葉での
ことばは外の生き方や育ちの問題、声は自分の内部の事だと考えることが出来
る。
いくら社会的に器用で達者になっても、自分自身の根元や本質が豊かになると
言い切れない。
社会生活のやり方でその人の声も言葉も自在にゆがむし劣化する。
声の場合は、濁ってひびきが悪く聞きにくくなる。当然喋りにくいし、聞き難くなる。
こうなると、良い声を見付け、良い声をひびかせ、保つという事は、自身の内面
を見付け、育ててゆく事といえそうだ。
                            2009.12.09 磯貝

◆本日の磯貝語録
 ・頭だけでなく身体全体で感応すること=感性という。
 ・声をひびかせる位置をかえてゆく。

◆本日の感想
 まだ稽古で習いはじめて間がないので、実感いまいちですが、あわてずに
 ゆっくり実感していきたいと思います。

歌楽しくなる発声初級(12/5)                  《音楽系》

12月5日(土)歌楽しくなる発声初級

講座テーマ「試演会」

[1]準備(塾長)
[2]◯練習(1人手振り-全員歌)
<♪キリエ>
・kyrie eleison(空間あけない、つながっても良いくらい)
・井上先生の指揮で
<♪アレルヤ>
・「l(エル)」音のつくり方、舌のつかい方」
<♪ひさしくまちにし>(1、2番交互に)
◯個人練習
◯全員で
<♪アレルヤ>
・賛歌、神様へ向かう。西洋版で、顔を上げてうったえる。
・頭蓋骨が響いていること。
<♪キリエ>
・音程がズレると意味が違ってしまうので、しっかりる。
※手振りの流れとは別になって、首をしめているから。
・指揮する人は、流れを作って、皆を連れていくこと。
<♪ひさしくまちにし>
・主よ←「よ」日本語として難しい。→jyoでイヨに近い。ヨではない。
 「よ」で作り直す=より高い音を出すつもりで。
・たまえや(同上) 最後まで気を抜かない。
 神様に確認している。
 「こちらを向いて、聴いて下さっていますか?」
特に最初と最後大切に
[3]試演会(指揮1人-歌全員の形で)
<♪Allelúia>指揮:Aさん-全員歌
<♪キリエ>
①Bさん ②Cさん ③Dさん ④Eさん
<♪ひさしくまちにし> ①=1番、②=2番
①Aさん ②Fさん ③Gさん ④Hさん ⑤Iさん ⑥Jさん
[4]講評
<井上先生>
◯グレゴリオ聖歌という異質な世界に、興味を持っていただいたこと、それと指
 導できたことうれしかった。
・聖歌…となりの音へとなりの音へと行きたがる。
・音上がるとき、軽く素早く(勢い)、下がるときはゆったりと。
                  ↓
           神様を自分で捕まえる。
※死者のミサを体験された方がいるので感想を聴いてみたい。
<磯貝先生>
・キリスト教…「生きていること」「死んでいること」の意味が全然違う。
 西洋系の音楽(日本のポップス全般)も、全てこの音楽の系統。
・試演を見ていて、リーダー(手振り)になったとき、一生懸命やっている。
◯立派にならなくても良いが、きまり(音)は守らないといけない。
 何回も何回も歌って身になっていく。身に付けてゆく。
◯「響き」が有ることがこのグループの良さ。
◯重要な音の時は、良い音(響き)も集まってくる。
・「祈り」と「お願い」は違う。
・日常の煩雑な音。ピュアな音に戻れること重要。
◯何人集まっても、ピュアになれること(ユニゾン)。
・自分の持っている声の種類を感じられたか。

◆本日の磯貝語録
 ・音楽の解放
 ・ふさわしい流れに乗って、ふさわしい音楽になっていく。
 ・わからないことを夢中でやり続けることで、人は育つ。

◆本日の感想
 他の人の声とピッチをあわせるのがむずかしかった。ピアノがあった時は集中
 出来、一体感があったが、自分では「正しい音程」にこだわりすぎた感あり。グ
 レゴリオ聖歌は響きの世界なので歌うのがとても気持がよいので触れつづけ
 たいと思う。

セリフの技法(12/3)                 《ことば系》

12月3日(木)セリフの技法

講座テーマ「声の品度を上げる必然と目標」
〔1〕ストレッチ(出先さん)・トレーニング
(1)上肢柔軟(首、肩、腕、背)
(2)下肢柔軟(アキレス腱伸展、左右膝関節、足関節)
(3)座位、股関節周辺伸展、開脚
(4)うつぶせで動きまわる。匍匐前進、後退・左右 全身運動

〔2〕声出し演習
(1)胸部共鳴〈鎖骨(浅い)、真ん中・鳩尾(深い)を移動する)
  声を出す部位で感じ、響かせ、息は前に出す。
 Exp-1:口は深い「O」。なるべく喉までストレートに空け出す。
  ・円になって同じ鳴りをつなげる「喉あわせ」
   ひとつの世界につくりあげるための共通項をつくる。
 Exp-2:下顎を狭めた「ア」(少し長めに息を出す「アー」)
  下顎の「ア」一生懸命やればやるほど悪くなる。嗄れやすい。声帯に近い。
  難しい。
 ◎喉が似てくる。(高度なセンス、口、喉、息)
  声を出す状態で待つ。テンポをかえて。調整しあう:整音
  品度の高い芝居になる。カンパニーになる。合わないこともある。

〔3〕声の品度を上げる必然と目標を議論する。
 ・役の持ち味に役者があわせる。その役、役の深さ巾を広げてゆく。
 ・文化の粋までいく。極端までいかないとつまらない、観えてこない。
 ・かえがきかないものをつくる、そこでしかできないこと、そこでしかできない
  人。
 ・世界にひとつしかない最高のものをつくりあげる、まねができる本物となる。
  まねができると孤立しない。最高だから集める、伝わる、新たに力がわく。
 ・人間の声も環境によっては「神の声」になりうる。天から降ってくる。
 ・声がもっているエネルギーをいかす、もっとすてきな世界、夢をつくる。
感情、感覚、意志は共有、共振できる、発明する、革命する。
人間の音の世界を発明する、声の芸術の新しいもの。
 ・消耗品にならずに、50年後、100年後に残るものをつくり出してゆく。
 ・自分ができなくても、誰かがしてくれることを切に願う。
◎前にいた人が残してくれたことの上にのっかってやっていることを忘れない。
次の人が希望をもてるような何かをつくる
 ・言葉の道具でない、声の音の世界に大化けできる可能性がある。
 ・視覚がなくても「みえる」、聴覚がなくても「きこえる」ものがある。
◎欲望ではない。何かを求め続けると、きっと見つかる。それに賭ける。
 ・ドームホール。空気振動でない宇宙の音(残響室、無響室)
  今のことだけをやっていても希望がない、気違いに見えるかもしれないが。
◎(生殖本能)=絶えてなくなれない本能を他人から奪わない
   →「希望」に信頼をもって、それに託す
 ・隣の人の、またその子の、またその子の、希望を奪わない、作ってゆく人々
→◎「人間の声は希望の源である」と信じてはじめる。
 ・共有、共振して、変わって、新しいものが生まれる、のくりかえし。
 ・自分の身体で実験してみるのもいい、響きをつくりだしてゆく。
 ・声そのものをどういうふうに理解していくか、声を出して世界が変わる。
  「それ」をすごいことだと思えるかどうか。
 ・生活感性以外のもの、こと、音に転化するのがおもしろい。

◆本日の磯貝語録
 希望をつくる―人間の出す音「声」で…!

◆本日の感想
 声そのものを元点までもどして考え、それから更に、今やっている事を通過
 し、未来にまで眼をむけ、そのもっと先の宇宙という、どでかく広い事。でも
 直近の自分までをやって来たのが感じられた。興味深い1日でした。

ことば音声基礎(12/2)                     《ことば系》

12月2日(水)ことば音声基礎

講座テーマ「言葉の品度を上げる⑤ キャラクターの声とことば」

[1]ストレッチング(イスに座わり行う) 磯貝塾長
 ・脚を伸ばす。・指を合わせ力を入れて押し合う(腹に力が集中する。喉があ
  く。鼻もあく)
 ・ヒジで肩を動かす。肩でヒジを動かす。・前胸部、背面(肩甲骨)を伸ばす
 ・横隔膜を意識し胸部を動かす。  ・骨盤を動かす。座骨を感じる。
           ※上半身が下にくっついている部分をわかること。
 ・丹田をおさえて軽くせきをする 丹田を調整するためには、まず足をたより
  にする。
 ・人間は全身で生活している。 ”無意識になると全身になる”
 ・無意識の生々しさでいる時には、既して呼吸を意識していない。
 ・仕事上、生活上、表現上、何か不都合が生じたら、呼吸を深くする。
[2]講座「キャラクターと声とことば」
 (1)キャラクターを考え整理する。
 ・キャラクターは平面じゃない。事実であり、存在でもあり、特徴でもある
  この人ってどんな人?→キャラクタライズするという。
        何も知らない人にわからせる
 ・考えるくせがついていなくてはダメ。感じることではなく伝えること
 テキストでは読みとる力がなければダメ。想像してつくり出していく。そして、
 声にする
 キャラクターは、頭の中で考えるだけではなく、どれだけもう一つ別なものに
 できるか。      ※できないと、すぐに自分になってしまう
 キャラクターを考え作り、具体化する材料
①その人の外側のことを考える:時代、場所、国、誰と関係、他
②自分自身の外側のこと:身体的特徴、身長、性別、目の色、行動の特徴、他
③自分自身の内側のこと:性質、そのものの本質
                性格、変わるもの
                気質、内面的なもの
キャラクターには変わるものと変わらないものがある
 (変わる変わらないの裏付けをとっていく。どれだけ裏付けをもてるか)
ドラマでは対話が重要。(相手がいるということ。その場にいなくても書いて
 あることの内容を考えるよりも本当はその内容をどういうことを考えて感じて
 話しているかを考える方が重要)
文字は信用するけど人は信用しない
・作品をただ読まされていてはダメ。深く追求し良く考えて考えること。
◎キャラクターということを考えていくとき必ず「変化する」ということを理解する。
 反対のキャラクターを考え、その声や語り口はどんなかを考えると、巾が出
 てくる。
◎「立体的にしていく」こと、「単純化・単一化しない
☆→「情」:横に広げて行かず(特につもり)体もろともに深めること。
 ・いろいろな声のソースをもっていた方がキャラクターを作るときにはよい。
 ・ことばの持つ 機能的な部分をたくさん知っているとキャラクターを作りに
  役立つ
 ・人間はこうだと決めつけて考えているかぎりキャラクターは拡がらない
 ・物言いとは結果だから終わったときにわかる
  自分をやってしまうと自分が思えない時は、そのキャラクターの思いにはな
  らない。
自分の外側に芝居がある
 ・物を考えていくときには軸をつくる事。

 ・者真似では喋りぐせだけでキャアクターができる。
 ◎日本語では助詞の使い方、にキャラクターが大きく関っている

 できるかどうかよりも外側にみつけられるかどうか。体験してしまうことが一番。

◆本日の磯貝語録
 無意識になると全身になる
 キャラクターというのは、考える力がなければダメ
 ◎自分の外側に芝居がある

◆本日の感想
 何となく簡単に考えていたので、こんなに深いとは知りませんでした。性格と
 性質のちがいなど、何となく知っているだけだからやはり考えられないし、出
 来ないんだと実感しました。アニメのキャラは流行なんだとなっとくしました。

発声・呼吸基礎(12/1)                     《ことば系》

12月1日(火)発声・呼吸基礎

講座テーマ「演習/発声法は共鳴法」

[1]各自ストレッチ・トレーニング
 呼吸の浅い人は全部自己流になる

[2]講義
 発声 腹に力を入れて空気を上げて音を出す
声帯で音の高さが変わる、音の質が変わる
腹で音の強さが変わる、音の質が変わる

演習-1:口の形で音の種類がかわる。母音、子音(ひびき)
口の中をならしてひびきをつくる(語音)
音を別の場所にひびかせる。音の質が変わる

演習-2:「あごの関節をあける。口の奥まで開け、喉を下げる喉頭懸垂
 ・喉頭をさわりながらあごをおろす。ふえもおりる。
 ・舌の奥は喉頭につながっていて、あごがおりるといっしょにおりる
 ・あごをあけぎみ(おろしぎみ)にしてしゃべってみる
 ・あごをあけないでしゃべってみる
 →・鎖骨突起の間まで喉頭をおろすことができる
 ・そのままで胸をひびかせる-胸部共鳴=胸声
 ・胸骨、肋骨にもひびかせる
 ・日常で使う声は限定された声しか使っていない(高低、強弱)
 ・使っていない声を使えば、ちがうキャラクターになる。性格がかわる。
 ◎声の質をかえるひびきをかえるのが発声法
 ・その声を出せるとその声をきけるようになる。声の内容もきけるようになる。
 ・その言葉をしゃべっている意味合いをとらえる、表現する(生き生きとなる)
 ・生の人間が語っているその声から、感情や考えをよみとる
 ◎言葉の意味の元意味合いいきさつ思惑音声でつくりだす
 ◎言葉がわかるように出す(大前提)-表出
 ◎その言葉を出す元をあらわす表現
 ・同じ言葉でも声がちがえばちがった感じになる。状態が変わる。
 ・日常の声の幅では、その幅巾の中の考えや感情しか浮かばない。
 ・出せる声をふやして、自分の考えの幅を広げる、キャパシティを広げる。
 ・人から承認されるものをやる。-尊敬もしくは賃金になる
 ・人がほしがるものをやる。自分が欲しいもの、自分勝手なものをやるので
  はない。

演習-3:胸式共鳴 のどが下がるようにあごをさげる
 ・あごを下げないでのどをおろす。のどをおろして生活してみる
 →◎胸の筋肉でのどをおろす頸部の筋肉で喉を降ろす
 ・下あごと舌を離す。下あご(歯や歯茎)にあたっているとおりない
 ・ふえがおりると舌は自動的にひきずりおろされる
 ・運動脳(頭頂の奥)を鍛えて筋肉を動かす、育てる
  低い声を出すために0.1mmでも声帯をのばす
 ◎ふえを鎖骨の中にうめこむ(何年かかってもやる)
 ◎声がかわると人格がかわる思考も感情も変わる

◆本日の磯貝語録
 ・声が変わると人格(思考、感情)が変わる。
 ・下顎と舌を離す。ふえを鎖骨の中にうめ込む様に引き下げる。

◆本日の感想
 今日は、喉を降すことを学びました。喉を降す事で声質が変わり、低くなり、
 声巾がより拡がりました。それから、自分がノンベンダラリと塾に来ている事を
 個人的におこられました。