表現の声とことば(12/12)

講座テーマ「叙唱とラップ リズムと言葉の関係をさぐる②」

1. リズムと言葉
先週のお題「あなたにあげるクリスマスプレゼント」
今週のお題「とろとろ眠くなってきた」「私の心がいいました」
「カラスをたくさん捕ってきて、焼き鳥屋を開こうぜ」

・ 詩だけで完結させない。
・ 「あなたにあげるクリスマスプレゼント」試演
Aさん:リズムを内容によって途中で変えると違ったものが始まる。
そのリズムを書いて、再現して、手直しする。
つくる楽しさへ向かう。
Bさん:太鼓大・小、シンバルに合わせて、Bさんが読んでみる。
Cさん:1)楽器を入れて、Cさんが読んでみる。
2)楽器をトン、トトンで分けて打つ。
3)リズムを変えてみる。ズンチャンズンチャンズンチャンチャン、楽器で分けて、
詩をふくらませると良い。詩が弱い。
Dさん:詩をみて、リズム側がリズムを作って、やってみる。
ズンタタズンタで、楽器で、リズムを分ける。
後半、言葉とリズムがあわない・・・言葉をリズムにあわせる。
福村:まずは、チャーンチャチャンでやってみる。オノマトペがあるのでリズムが
とりやすい。

2.「新しい文化としての声文化を考える」(全員ディスカッション)
・ 言葉の意味、関係をしっかりしようという。
・ 言葉の意味だけでやるのはあきた。意味が相対的固有化してきた。
・ 次元、色彩を変えることが声の芸には求められてきているのでは?
・ 自分が思って(想い)いること伝えるにはどうしたらいいか。
・ 昔は七五で伝えて、伝わりやすかった。なくなって自由になって自分の思いを
自由につくれるようになった分、伝わらなくなった。
・ 芸は自分の思いをやられては困る、のではないか。
・ 好き勝手をやってきたが、新しいルールが欲しいのでは?
・ 自分の思いを伝えるには、そのままではダメなのでは?
◎ 自分の思いは、共有できないところまで来てしまった。

Q.自分の思いを切々と訴える。そうすれば伝わるというのは、無理があるのでは?
・ 声は文字の意味だけを伝えるのではない。付け加えるものがある。(Aさん)
・ 詩を作ったときにメロディーが出てきた。制限をつけたら出てきた。
文字をおしこめたら自由がでてきた。(Eさん)
・ 思いを伝える文章、声、では伝わらないのでは?(磯貝)
→伝わる人には伝わるが、伝わらない人には伝わらない。
・ 上手い人はそれでも伝わる、でも、もういいやという時期にきているのでは?
(磯貝)
→思いを見せられても、聞きたくもないし、見たくもない、自分が疲れる。
受け入れたくない。(Bさん)
・ 言葉で人は共有する。だから、多くの人がそのような態度をとると
社会は崩壊する。受ける力が弱い。受けるほうが受けるものを選んでいる。
◎ 新しい共有をつくり出さないと・・・。今の状態では人としてまずい。
出すのも独りよがり、受けるほうも狭い。(Fさん)
→当たりえの言葉では刺激が足りないのでは?行きづまると思うのだが・・・。
(Cさん)
強い刺激ばかりの社会状況である。
◎ 自由でないおかげで自由になる。
無条件に打ちかつには、最高の才能が必要?
条件なくして、自分のことをやったら誰もみない。
◎ 共通の思いをつくりにくい。汎用性のない言葉を展開しても伝わらない。
今の状況では、新しいものはつくり出せない。
概念、手法を変えなければならない。そういう時期がきている。(磯貝)

→テレビのインタビューなどで顔をうつせない。
すでに個人情報としてうつさないようにしていたりもする。
それなのにブログでは、日常を垂れ流していたりもする。(Dさん)
・ 個人もテレビ側も責任を取りたくないという傾向か?
・ 社会の最前線のひずみ、普遍的ではない。
・ 社会がどうであろうと、人はこうである、それが脆弱なので社会がこうだというと、
流される。
◎ 声、ことばが何に立脚して、何に向かっていくのか、それを掴まえる。
・ 広島の詩・・・当時のその時の言葉で言われても伝わるか、今の人がそれらしく読んで伝わるか。
・ 生の声ですることが、大変なことだと思われてなかった。
・ 一番大切なのは生というのが、薄くなってきている。
文字言語でなく、声言語。
→余白みたいなのがないと引きあわない。(Fさん)
思いきって違うところのテクノロジーを考え出していかないと。
話し言葉を分かりやすく→思いを一生懸命→でも伝わらない。
・ 同じ素材をリフォーム(どうやって)していくのは、どうしたら・・・。
◎ 新しい共通項をみつける。
・ やる人間、一人一人が発見、発明者になる。
・ 磯貝流をつくってしまう。それを継承するというのはあるが、
このクラスは新しいものをつくっていく・・・。

・ 「とろとろ眠くなってきた」 詩を読んでみる。
・ 4行、2コーラス、くらいがいいかも。
・ ものはつくろうとするとつくれない・・・。
◎ やってないからやれる、やりにくい条件をつくっていく。
やりやすいように、やっていくのは絶対によくならない。やりにくいことを選ぶ。


◆ 本日の磯貝語録
新しい共通項、共有性をつくり出す。

◆ 本日の感想
「言葉を意味だけで伝える時代ではない。もっと復次元にしないといけない」
相変わらず、ショウゲキ的なことを聞いた。字では現せない伝えられない
言語の部分を拡げないと、パソコンがあれば事たりる・・・ウンそうだけど、
何をすれば良い?

声の呼吸法講座(12/7)


講座テーマ「チェック」

[1]各自ウォーミングアップ
 チェックの準備

[2]チェック
 全呼吸法読み上げテキスト<1>~<4>を
 呼吸法①~⑦で読み上げる。

 呼吸法を自発的に変える。
 呼吸位置を維持して、声を出す、テキストを読む。
 呼吸位置が変わると言葉の出し方が変わる。
 言葉の出し方が変わると、意味は同じでも内容が変わる。

 声が変わった。
 呼吸が変わると発声がかわる。
 感覚や感情もかわる。
 キャラクターはそれをやる続けるということ。
 役になるにはさらに自分でなくなること、自分を消すこと。
 呼吸が変わった上に、発声法を変える=喉の使い方
 発声法を変えると人格も変わる。
 発声法の方が簡単。
 変化したので喜ばしい。

◆本日の磯貝語録
 心を落ち付かせるためには呼吸を整える。
 呼吸が変われば当然、心は変わる。
 それは、声も変わること。

◆本日の感想
 呼吸法が変わるだけで声が変わることに驚きました。声の変化が
 呼吸によるという意識が欠落していました。しばらく休んでいたので
 皆さん良くなったし、出来る様になっているのにおどろきました。
 つくづくもったいない事をしたと思います。

歌発声土曜講座(12/4)

講座テーマ「試演会」
[1]声出し(全員で)
♪ふじの山 ♪箱根の山
[2]ソロ伴奏合わせ(選択曲)
[3]試演会
��ソロ(課題曲:「ふじの山」/選択曲:「椰子の実(ヤ)」又は「からたちの花
(か)」)
1.Aさん(か) 2.Bさん(ヤ) 3.Cさん(か) 4.Dさん(ヤ)
5.Eさん(ヤ) 6.Fさん(か) 7.Gさん(か) 8.Hさん(ヤ)
��箱根の山(全員で)
[4]講評
磯貝先生:歌としての声が出てきました。
☆演奏者の感想を聞いてみました。
Aさん:「からたち」は、はじめ音・リズムとれなかったが、耳だけでなく身体全体
で感じて、覚えられた。「箱根」が気持ち良かった。
Bさん:息苦しみの方が多いが、姿勢は首を立てる意識できるようになってきた。
Cさん:「からたち」は、以前、Iさんの歌を聴いて歌いたいと思った。今回
はとても練習したので、音楽が自然とわいて歌えた。

Dさん:体調悪いのが続いていて、練習不足で言葉が先に浮かんでこなかった。
Eさん:以前は自分でいっぱいいっぱいだったが、人の歌を聴けた。どんな人も自
分のコントロールするのが難しいのだなと思った。
Fさん:今回は楽しかった。どう歌いたいか踏み込むことが大切だと思った。

Gさん:自身がなくピアノに頼ってしまった。歌う前、空が青くきれいだった。その
気持ちをもって「ふじの山」は歌えたと思う。
Hさん:風邪で咳が出てしまう。おかげで、筋肉使い過ぎて力んでいたことがわかっ
た。無駄なことしないで効率良く歌うことできるとわかった。

磯貝先生:誰もいざというとき緊張するものだと良くわかった。頭で考え過ぎ鵜と
力み過ぎてしまう。
青木先生:はじめて、皆さんが大人に見えた。一人一人が集中していて、場の空
気が良かった。
斉木先生:みんなの一生懸命さをものすごく感じて、初心に帰れた。歌の声が出
てきたと思う。

◆本日の磯貝語録
自分がなぜ歌う(音楽する)のか、そろそろ考えてみよう!
(自分の持ち味・才能を発見しよう!)

◆本日の感想
試演会の日、緊張性下痢で遅刻。ようやく覚えた歌詞も出て来ない。皆の歌を
聴いても練習して来た人、生れ付き素材に恵まれた人、皆様々だ。でも好きな
様にして歌える歌ではない。気持も声もムダしない事から表現が始まるのが普通
になるなんて出来るのかなあ?