歌発声土曜レッスン(4/30)

講座テーマ「テキストを楽しく歌う」

[1]柔軟(塾長)

◯肩・首、アゴ、脇の下、肩甲骨、肋骨の伸展
◯ヒザだけを前に(カカト後ろ、ヒザ頭前方へ)
◯前屈(下半身ほぐす。ヒザのお皿をつっぱたり、ゆるめたり)
◯アゴを上前方へ⇔舌へ
・舌根と笛を動かす
◯頭蓋骨の後ろの骨をほぐす。耳上もほぐす。鼻開け優先。
◯肋骨脇側をほぐす。ノド開け、首後ろ抜いたまま。
◯中抜き
◯股割り
モモ裏を伸ばす。仙骨後ろへ伸ばす。
背骨・尾てい骨・首の骨伸ばす。
◯座って、足掛け

[2]顎関節柔軟と発声(ノドと息の練習)

◯前顎と後顎を別々に動かせるように。
 まずいのは、前後両方で固定してしまうこと。
◯人中を軸に、顎関節を動かす練習
前顎
声出すとき、アゴの感覚つかまえる。舌と笛
「ノド開ける」≠「口やアゴ開ける」 分けて
◎どの高さ、どんな音出したい→自分でコントロールできるようにする。
ノド閉まっていない。(ノドを近づける→舌を細くする〈縦口になる〉)
歌の練習で必要なのは、筋肉でたたくのではなく、ぼあーっとした音。
舌根のところの意識。
〔Aさん〕パイプの中心で。骨に当てない。アゴのより奥で。
〔Bさん〕下アゴの方に少し前。ノド~頭頂までエントツ。
声帯ではなく、その粘膜を揺らす。倍の長さまで息届かせるつもり。
〔Cさん〕口開けて。口から息吐くとお腹が動く。軟口蓋軟らかい。
〔Dさん〕口開ける。笛を垂直に立てる。耳上の奥まで。
軟口蓋とコウ口蓋の間をねらう。
〔Eさん〕具体的な意識を前に。上前歯の前へ。(下アゴ少し前になる)
〔Dさん・Eさん共通〕額関節の継ぎ目(耳の前あたり)開く。舌のみ込む感じ。
〔Fさん〕ノド(笛)の意識。パイプの中心に集めて、細く上へ。
〔Gさん〕顔少し上げて。鼻までの使い方訓練していく。
〔Hさん〕3cm位のパイプで。眉間のあたりに意識。高い音で。

[3]テキスト歌唱練習

「さくらさくら」歌唱-ア音で柔らかい息の流れで→アと言わない
上下アゴ縦に開く。上アゴの前。
☆音のとり方…口を開けて、ノドで音受ける。声帯~少し上のところで試し出し。
鼻音使いながら。

「朧月夜」(「ア」の後の響き)
◯顔上げる。下アゴおろす(口開ける)。ノドの実感。
◯真ん中に意識。中心に空間がある。
☆fからpまで表現する音が出来ること。

「夏は来ぬ」(響き)
◯筋肉でやらない。息の流れでやる←これを見つける。
☆ノドが主体(イキの出方)吸い寄せられて上がって息。口の実感ではなく。
◎高い音を出す…自分の前に高い壁がある。
 その向こう側を見る(カカト上げないで)

「花のまち」(好きに歌ってみよう!)
◯歌詞で。
◯「La」円を描くように。後の響きで歌おうとする。なるべく幅狭く。
 鼻がノド笛の幅くらい。
<フレージング>フレーズの終わりの休符、次へ行きたくなるように。
 「休み」ではない。
楽になる=浮いている。向こうに向って、次に風が吹く。
「さくらさくら」h mollで

◆本日の磯貝語録
歌は響き。響きはイキの流れ。言葉の持つ響きを。

◆本日の感想
今日は息の流し方をしました。口の中に声を出さずに息だけ流しつづけるのが
以外とむずかしかったです。これした後、曲を歌ったらとても歌い易いのは
おどろきでした。なにかヒントがある気がしました。

Theme: クラシック | Genre: 音楽

ことば中級:表現レッスン(4/28)

◆Aさん
・駆け足(15分)
・おしりを抜く。猫背のように走る
・踵・・・踵で上げて(前へ出そうとする)、膝小僧も前へ。
足踏み運動。踵のバネを使う。(踵にバネがある)
・腰が抜ける。その状態で走る。
・脚の動きも楽になる。
・今のAさんは、腰が抜けていないので疲れる。
・腰を広げるように走る。まだ、踵のバネが足りない。


◎「オツベルと像」を読む。
・まず、第一日曜日を読んでみる。
・114ページ6行~、もう一度。
・百姓どもは、はっとして・・・音が抜ける、「はっ」と、を立てたい。
・「~は、はっと」の、繋がりを丁寧にする。
・フレーズの最後の言葉がふっと消える。最後まで音にする。
時々、消える、忘れる。そのために、もう少しゆっくり読む。
・息を頭のてっぺんに吸い込む。吐く。首を回して、手の甲をこする。
手を叩く。


・後ろ首、頭蓋骨の付け根が固くなっている。そうしたら、それを忘れることをする。
そのときに駆け足が有効。
・Aさんは、台本を覚えるときに、人より3倍くらいエネルギーを使っている。
固くなってきたら、たまったものを心臓に戻してやらないと。
・はやく戻すときは頭・首・肩を叩く。
・脇の下から胸のあたり、血液がたまる、さすって戻してやるとよい。
神経系、血液系、ホルモン系、経絡、つぼ(手三里、足三里)などなど。
首はタオルなどで温めてあげる(後ろ側)


◎読みながら手を使う。手だけでなく内面もギョっとする。
・無意識でやっていることを意識的にする。
・おぼえたものを意識的に、身体へ伝える。
・全身でそれを言う。手が表現できる。
・覚える→覚えたものを引っ張り出す(リーディングの時)

この時に手を使って覚えておくと、引っ張り出す時に手を使える。
◎言葉と手表現と声の関係をはっきり作り出す。


◆本日の磯貝語録
自分の頭の中に、語、状態(身体、心)、状況等をしっかりと、
なるべく確かにイメージしてみる。

セリフの発声レッスン(4/26)

講座テーマ「自分の中のことば ~意識と言語~」

[1]各自ストレッチ
・“これがいい”というのが分かってやるといい。
 “これじゃない”よりも“これがいい”で動くこと。
・自分の中の音を聞くこと。自分は音が聞けない、と思わないように。

☆スクエアダンス
☆3T体操→四つ足歩行

・音を聞くというのは、もっと身体的なもの(ヒフ感覚と聴覚の同時現象)
・まず、人間の声は柔らかいこと(楽器で言えば弦楽器)

・コンニャクで彫刻を作る。コンニャクを立てる。自分の手で実際やってみる。
・自分の面白い事は自分で見つける。

[2]「星の王子さま」朗読 ~セリフへの道②

(1) 回し読み(3~)

(2) 3章を外を意識しないでいいから、自分で読んでみる。

・自分が読んでいて、毎回“なるほど”と思える読み方。
 深読み、深掘りすると台詞は面白くなくなる。
 ことば(文章)の皮ふ感で自分が納得するように勝手に読んでみる。
 ただし、文はなるべく字のものを使う。
・これが楽しいということを見つける為には、自分が楽しいということを
 見つけられないと読めない。本の何が面白いかを探すこととは違う。
 “わざわざ読んだら”アウト

◎「自分が言ってるな」という実感が文章や台詞を動かす最初のヒント。

・自分以外の者で読むなら、絶対に自分だとバレないようにする。
 (悪いことだってバレなきゃ悪いことだとは分からない)

(3) “魔女”というキャラクターで朗読してみる ⇒キャラクター化
  ⇒地を“八兵衛”でやってみる。

◎他人のキャラクターをつくるには想像を具体化→身体化しなくてはならない

・キャラクターをつくる時には必ず嘘が出る。
 嘘をつき通すには条件付けがあった方がやり易い。
 その条件はさっさと決めてしまうこと。
・どんな本でも、まず自分が読みながら感じられる様に読んでみる。
 自分の言った台詞がそのまま本に書かれている様な。
・“素”をつくる癖がつくとちょっと厄介。
 作った素ではなく、本来の自分で読める様に。
 自分でも、役のキャラクターでもない素は極力さける。
・考えないで、すぐやる。気取ってると思われるぞ。まよってもダメ。

◎自分の地になった時に読み間違いや吃音が出るのは、
 自分で捉えている地が違うんじゃないか。
 もっと自分本来をつかまえ認めること。

・自分の地をよーく伸ばしてやって、それがそこにあるというのが安心のひとつ。
 それが曲がったり、くしゃくしゃになってはイカん。
・普段が緊張状態の人もいる。そういう人は極度の緊張を超えると
 自由になったりするが、その為に本来のニュートラルな地が作れないことが多い。
・自分を出していいんだぞ。その為に、自分本来の地(元)をつかんでいること。
・自分を隠すための道具に芝居がいい事を知ってる。これは正論ではない。
・天才は地でやれば芝居になる。
 それ以外は地をひたすら肥やしてそこに役に下りてきてもらうしかない。
・地を隠したい。
 でもその地もよく分かっていないから頭で考えてどっちつかずになる。

◎自分の地が分かるのは、独り静かにやるか、
 大勢の前で平気で恥をかけるか、のどちらか。

・何にも考えないためにやる「3T」は自分の全てをクリーンにしてくれる。


◆本日の磯貝語録
・自分の“地”をつかむには、独り静かに黙々と“見付ける”か、
 多勢の前で平気で恥をかき“つかむ”しかないだろう。
 自分に行き着くとはどうも楽な事ではなさそうだ。
 役者とはそういう仕事のようだ。

◆本日の感想
・自分の地でテキストを読む。ウーム思ったより難儀だ。
 自分を実感できていれば自分に嘘をつかなくなる。
 セリフが言えるようになるかも知れない。

ことば初級:音声レッスン(4/20)

講座テーマ「母音調音-舌と口」

Aさん   当時声には自信がなく、届かなかった。仙台塾に6年前にいた。
      演劇・映画をやっている友人に触発されて週末そのような活動がしたい
      と思っていた。
      現在はあくまで仕事がメイン。空いた時間をあて何か出来ればと思う。
      そのためには今の自分の発声では不十分だと感じる。
磯貝講師 舞台に立つなら、体に通った声があるほうがよいと思う。
Aさん   今まで表現活動はゼロ
      週1回ひとりカラオケ、アニメ・ロボットソング。1回1時間楽しんでいる。
磯貝講師 歌を録音して来ること。歌の声をききたい。
     ◎自分の満足だけではなく、自分を公共物にして提供するほうが良い。
      表現でお金を稼がないなら、より「人に供する」ことを考える。
      誰に届けるか、他人に照らして考える。料理を人に作るように。
     ・ただやっていて楽しいことの次のグレードにいく。
Aさん   現在はSE。書店のシステムのマネジメント。
      会社の仕事は自分の中をコツコツしない。
磯貝講師◎楽しみはつくるか、みつけるか。想像力、創造力か表現力か?
      表現力のほう
      2つは思考・志向が全然違うので、それを間違うとストレスが多くなる。
Aさん   時間を無駄にしないために、まずは「表現力」と決める。
磯貝講師 自分を鍛える→精神力と体力、人に見せる。
      頭で理解して自分でデザインしたほうがよい。
      同じこと、好きなことばかりしていると育たない。必要なことを追求する。
     ◎声は体である。ことばは声である。声とことばは心である。(IM3定理)
     ・思いをことばにのせる声を操るには訓練が必要である。
      人間の情報処理、ミスを減らす、新しいことに対応する→人間工学
      man machine system 人間を機械にするのではなく、人間から始める
      →医学
      精神分析と身体→心
      自分を人間として、システムと見て、心と体をいつも両方から
      みていること
     ◎正面とカラクリ、表と裏、実と虚を往ったり来たりする。真と偽
      頭の訓練と体の訓練と、中心の感覚、見えないものをとらえる。
      末梢の面白さだけではない、身体と知力と感情を伴う面白さを
      欲する。
      自己発散から他人が介在する表現、表に現れるもの、外に行ったら
      人がいる。
     ◎外との関係:コミュニケーション→自分を知り、伝える物を知り、
      相手を知る。
      声とことばが人に伝えるための道具になっているか考える。
Aさん   身近に演劇に狂った人が2人いる、あいつが身を落とした魔力は
      何か?
磯貝講師 演劇には文学賞のように演劇人を引っ張りあげてくれるシステムが
      ない。
      毒にまみれて、そこから這い上がってきた奴でないと生き延びれない。
     ◎俳優は自分以外の人生を体験できる。自分を擬人化できる魅力。
      (自分が自分でなくなる一番簡単な方法は「酔っぱらう」「麻薬」
      表現者は「落ちる」「崩す」ことが許されているが、そのままの人も
      いる。)
      社会的な制約の外に何かを欲する人がいる。
     ・規範がないと夢ばかり追ってしまう。規範があれば持ち崩さない。
      欧米では俳優は高級公務員、それになるには訓練また訓練を
      約10年。
      人に供するために、プライベートでない「Aさん」をつくる、さがす、
      みつける。
     ◎誰にでもできそうで、誰もできていない状況から「本物」が生まれると
      変わる。

Aさん   心に残ったこと:人に供することができるか。自己満足から次のレベルに
      あがりたい
磯貝講師 頭で理解して望むことから衝動が生まれれば、上にとび上がれる。
  
     本はなんでもよく読む

母音チェック:活舌テキストを一回読む。
チェック項目を説明し、3m強はなれて、チェック
   「ア」に深さがある。だいたい平均以下だが偏りはない。
   「エ」がまずい、サ行が下手。訓練すれば何とかなる。
   ・意識して読むと浅くなる→呼吸法
   ◎誰がきいてもわかりやすくて、自分も出しやすい音をつくる、みつける。
    日常の自分を変えようとするより、役を実現するために自分を変える。
    自己実現は抑圧からの解放や思ったことをやるのとはちがう
    日本人は存在を表す「自己・自我」が、集団の中の「自個」になっている。
   ◎自己には他己があり、他人と照らし合わせることが含まれる。
    個には発散しかない。
    他人に通じるクリアな生物的な言語を獲得する権利がある。
    他人が発する声格、語格もとらえられるようになる。
Aさん   教えてもらってすぐできるものではない。
      「腹に息が入る感覚」が3年後にあらわれた。
磯貝講師 今きいたことが後になって急にわかることがあるんだと考えている。
     きいたときは何もわからなかったことが含まれているらしい。
    ◎自分のヒューマングレードを上げる。人格は死んでも持っていける。
     輪廻するし、子に遺伝するし、文化遺伝してつながる。
    ◎芸術は作品をつくるだけでなく、”何か”をつなげるもの。
     伝わると、接触しようとする。単なる影響よりもしつこい。
     自分で望んでいてもかわれないことに外力をかける。
     じっくり取り組むこと
     日本語自体のグレードを上げる。社会的に「話せる」ように。

     体は丈夫。血色がいい。
 
◆本日の磯貝語録
 声は体であり、ことばは声であり、声とことばは心である。
 人に供する自己をつくる。

◆本日の感想
 非常に丁寧に磯貝師の哲学を教えていただき、興味深く聴くことが出来ました。
 ”人に供する”という言葉が印象深かったです。

ことば中級:表現レッスン(4/16)

<Aさん>
・壁の桟に掴まり、立ちしゃがむを繰り返す。
・手-肩-股関節-かかと が繋がっているが確認する。足踏みする。
(全部をつなげる、つま先はつけて、かかとをあげて足踏み)
◎下半身の柔軟さ(スッキリさ=頭のスッキリさ)
・人に対しての説得力が違ってくる。
・下半身をラクにする=見ていて面白い。尻が重くてはダメ。
(Aさんは下半身の緊張度が高い。しかし身体はとても状態が良い。
それを下半身の緊張なくやってみる。普通をやるのではなくて自己の
本来を捕まえる。)
・普通じゃないと自分で決めたらダメ。Aさんの普通ではなく
◎神様がつくった普通に近づく。目指す。それを探すのが人生。
◎社会の普通とは別な本質の中の普通を見つける。
・頭、心に身体が近づけば頭も心も近づく。それが悟るということ。
→足首が固い。緊張が高い。
◎今年は下半身をほぐす。

<Bさん>
1.歩きながらゆるめる。首と顎関節をゆるめながらほぐす。
一緒にやると頭が重たいので伸びる。
2.首が緩んだら仙骨をつかってゆっくりほぐす。仙骨で円を描く。
 まずは手で円を描いてみる。
テキスト「がわっぱ」を声を出し読む。

<Aさん>
テキスト「オツベルと象」
◎芸=おぼえる能力を育てること。
・グレードの高い覚え方はことばはDNAのなかに仕込まれているが、
ありのままの今のあなたではない何かをやる。
・初めに外のテキスト。自分のなかに仕込まれたことから相手を楽しませる。
・芸の先にあることをやっていく。芸は面白いけど大変。
・まずは、聞かせる(見せるよりも)。聞けるように喋れるか。
◎次回はオツベルの第一を覚えてやる。
テキスト読みについて。
・Aさんのキャラクター、持っているもので面白さを探す。
・何を読んでみたいか、サンプルテープを聞き、探し、ピックアップする。
・まず、やりたいものをセレクトする。そしてやりたいもののリストをつくる。
・まず、朗読。そのなかで芝居はいくらでもつくれる。
・7月の最後に仕上がっているとベスト。
 夏に仕込んで秋にまた別のものをやるというペースだとよいが。
・音楽を聞くこと。いろいろなものを聞く。日本の長唄、三味線も。オペラも。
(ながらでOK!いつでも耳のなかに音楽がある。)
・なにか引っかかったら、もう一度聞いてみる。
聞くためのものがないとダメ。恋愛と一緒。
みんないいというのは、全部やってみたいというのはダメ。

<Bさん>
Q.どういうものがやりたいか。A.豊臣秀吉がやりたい(本人)
Q.映像か、舞台か。A.舞台をやりたい。
◎具体的にする。現実に近づける。自分に近づける。
・現実的になる。頭の訓練がされていない。考えが足りない。
(才能があるので希望は捨てない。ただし、一週間、寝ないで過ごすくらい
やらないとダメ。寝たいから寝るでは全然足りない。)
・これは訓練である=細胞をそういうようにしむける。
寝られないから寝ない、寝られるならいくらでも寝るというものをつくっておく。
◎頭をつかう。気だけではダメ。
<持っていろ、しかしたたき割る!話してはダメ>
・表紙は門、表題が始り。
・できないこと、分からないことを指摘されたときに迷わない。はいと言う。
 空返事をしない。
・頭で納得するから、声になる。
・フレージング、文章読み。
・文章読みが分かって、内容が分かって、聞いている人が分かるよう練習。

歌発声土曜レッスン(4/16)

講座テーマ「柔らかい声と息の流れ テキスト音取り」

[1]柔軟(青木先生)

◯イスに浅くすわり、左右の「座骨の位置」を感じる。
 骨盤を回すように動かす。
◯座骨立てたまま、少し前傾→ミゾオチに手当て、シューッと息を吐く。
 →吸う(音を立てずに!空気が入ってくる)
☆「鼻の奥が開く」どんな感覚かとらえる。
 軟口蓋が柔軟であること。
 鼻を開けながら、ノドの奥を開く。
※シューッと息吐いているとき、胸がなくなって(落ちて)しまうのは、
 「腰回りの支え」が無くなってしまうから。
☆「丹田」押さえ、シューッと長く吐く。
 ⇒「息入るとき、身体のどこ拡がるか。」
◎「丹田」と「ミゾオチ」の意識があること。(力を入れることではないです。)
 ⇒「身体の感覚」があることが大事。

[2]発声

◯鼻から息を吐く(好きな高さからハミング。上から下へ、下から上へ)
 鼻三角…親指も中へ折って、自分の鼻の幅で。
♪音を3回「mーmーmー」→次の音聴きながら吸う。
ハミング
♪レドレドレドレドレー
♪ドソミド(同音2回ずつ)
・手の平で、今使った鼻などの筋肉をほぐす。
・舌先で口の中をなめ回す。
 舌先を突き出す→ゆるめ→鼻・軟口蓋しっかり開ける。

[3]課題曲歌唱

<♪花のまち>
◯「Ma」鼻音使いながら。
 <青木先生コメント>裏声を使えていました。喜ばしいことです。
 ノドがリラックスするのは、上~下。
・顎関節を楽に。→縦口にして、少し前へ突き出すと自然に出来やすい。
・舌も柔軟でありたい。無理に押し下げない。
♪「A(ア)」半音階(ドシドシドシドシド)
 「上~下への練習」たくさんした方が、早くノドが良い状態になります。
◯かけていっ「た」
 声の変わり目、軽く。
※頭声…声帯合ってる
 裏声…頭声+ファルセット(声帯振動のみ、コントロールできない)
 どちらも軽くなくてはならない。
◯前傾(股関節、支え)・鼻三角でハミングで。
 ※早い曲のとき、口を開くことで、鼻・ノドが開く助けにできる。
◯前傾+くちばしで「Ma」
 ※座骨しっかり立てると背骨が伸びる。前傾してもこの状態でできるように。
☆記号(最後の「たーよ」の記号…ニュアンス、やさしく終りましょう)

<♪さくらさくら>
◯鼻を開けて「聴く」。身体縮まらないで。
◯「Ma」
・予備練習「ハミング」
 口軽く閉じ、鼻先を手で連続して引っぱる→「息の勢い」を
 鼻の「真ん中の骨」を鳴らす。
※座骨と尾てい骨の「3点の支え」感じる⇒ノドが上がらない。
※天井…頭頂に手を置く。座骨~天井の身体の幅の中で出す。

<♪夏は来ぬ>
◯「O(オ)」くちばし、ノドを立てて。
◯「Ma(マ)」
◯うのはなー「の」弱拍(音楽の規則)…息足りなくなると、強く突きやすい。
◯2、4小節の音取り
☆階名読みできるよう準備しておいて下さい。

<♪朧月夜>
◯「Na(ナ)」「Ma(マ)」
※ノドをバリバリ鳴らす(絶対にノド痛くないこと)…胸声(低い音)出にくい人
は見つけやすくなる。
◯「やまのは」高音…まず軽く。

◆本日の青木語録
身体の感覚。自分の身体の中でやり上げる。

◆本日の感想
初めて歌レッスンを受けました。言葉と同じに、考える事が多く、
少々頭が混乱しました。しかし基本はやはり呼吸で、
自分の身体と変化の意識することに、言葉と変わりないと思いました。
自然に音を出すのときれいに出すのはちがうと実感しました。

Theme: クラシック | Genre: 音楽

セリフの発声レッスン(4/12)

講座テーマ「言葉の全体論」

[1]各自ストレッチ
・丸井の芸能部の話
・悪役になる話(ジャン・ギャバン、善ばかりだといつか悪に裏返る)
 悪を知らなければ、善を塗り替える事ができないだろう。
・自分の事をいじめても何も良くならんぞ。
 コンプレックスがあるお陰で生きてるが、そのせいでいじいじしてる。
 資質は悪くないが、セコい⇒自分で自分を褒める事をする。
・歩行訓練⇒決して下を見ない
 直(ちょく=真っ直ぐ)をつくる感覚。
・3T体操⇒決して目は閉じない。頭蓋骨を緩める。
・伸身⇒グラウンドで右手と左足、左手と右足を交互に伸ばす。
 手と足で伸びる。手は手の平を上に向け手首を。
 足はフレックスにしてかかとを伸ばす。
・2点(3点)間往復運動。
 2点の場合は往復。3点の場合は三角の形で往復。
・“骨は伸びるし、骨は縮むし”
・膝小僧で体を解放する。

[2]テキスト「星の王子さま」倉橋由美子訳
・この講座の“セリフ”は舞台台詞にこだわらない。

☆回し読み

・読んでて楽しいかどうか?⇒何でもかんでもやる事を楽しめる人間になる事。
・原本を買って読んでみる(音読で)


◆本日の磯貝語録
・何でもないことに自ら意味を見出せるようになったなら、何でもできるようになる。

◆本日の感想
・毎回毎回新鮮です。自分は狭いといつも感じさせられる。
 おもしろい、自分にとって贅沢な環境です。だから伸びます。

発声・呼吸月1レッスン(4/10)

講座テーマ「身に付く呼吸法・腹式呼吸」

【1】ストレッチと身体づくり(○館林、林講師)

 ○足の指、足の裏(かかと、側面、外側ライン、土踏まず、全体移動して
  床をつかむ) 足の裏で立つことを意識する。
 
 ○少しずつ上へ、膝の力を抜いて、お皿を動かしてゆるめる。
 ○「骨盤説明」両腸骨を意識してゆっくり動かす。(骨盤をフラダンスのように
  まわす)仙骨
 ○「下腹部」(腹式呼吸で重要)意識。「みぞおち」前―背中ー前 背面に
  引っ張られる ように動かす。
 ○胸郭部(手を左右に伸ばして、全体円を描くように滑らかに動かす。横隔膜
  を意識。
 
 ○肩、首(ゆったりと呼吸しながらストレッチ)首と頭蓋骨のジョイントをまわす
  ようにして 首の部分をゆるめる。身体の各部分どこを動かしているか、
  意識しながらストレッチすること。自分の身体を知ること。

【2】「身に付く呼吸法」レッスン(磯貝講師)

(1)受講生紹介

(2)声帯で声を出す。しゃべる、話すの実際。
 
 ○「テキストを読むこと、話すこと」は、脳の使い方、呼吸法、ひびきに違いが
  ある。 使い分けられるとすばらしい。実際には、あまり意識されていない。
 
 ○普段、人間は無意識に呼吸している。意識と無意識の違いも意識して
  みること。 例 ハミガキ(鏡を見ている、歯を磨いているなど)無意識な
  こと、オートマティックになると生活が楽になる。
 
 ○呼吸法、昔からいろいろ意識されてきた。腹式呼吸、胸式呼吸。
  無意識に呼吸しているものを意識した呼吸にしてみる。
  …目的のある精神集中、健康のため声を出すことは安定した
  ものとする。←呼吸法の目的
  (中国で確立されたものは、4000年程前のもとと言われる。ギリシャ、アフリカ
   では、1万年前から神様と話をするためだった。
 
 ○無意識に呼吸できていれば楽である。心臓の動きも同様である。
 「声もことばも人間の心」を表している。そこに意識をするのは、何故だろう。
  呼吸→鼻から吸う→呼(はく)は口から。
  口で食べる、口で呼吸することが多くなり、鼻の存在が薄れてきている。
  鼻から上は、脳の機能である。
  
  鼻から息を吸う、息を止めるーおでこを見て息をはくー生きている実感あり。
  呼吸はいろいろあるー自分の脳を冷やす呼吸、早い、長い、ゆっくりの呼吸。
  鼻から吸って、アンダーバスト部分に入れて、口から息を吐く。
  肺(小さなが風船たくさん集まっている)に息を入れている。肺は動かない。
 
 ○「自然呼吸、無意識呼吸」・・・気にならない。
  意識していることは、どこまで無意識の状態に近づけられるかがポイント。
  呼吸する―短息、長息。横隔膜から上が呼吸器。
  酸素を吸い込み―肺に入れるー身体の中で燃焼し体温を上げている。
  酸素が必要、窒素ができる。炭酸ガスは外へ出す。酸素は体内へ。
  息苦しい、脳に酸素は行きにくい場合。

  脳に空気を送ることは、本能だ。それができない
  (鼻呼吸ではなく、口呼吸になってしまう。)
  肺胞に空気を入れるー脳を冷やす
  (鼻腔から奥の方まで空気を入れる。ー前頭洞)
  顔全体が活性化する。目は開けたまま行うこと。吸っている息を
  直ぐに落とさないこと。長息ー息を長くはく。
  息の穴から。首の付け根(ぼんの窪)に向かって息を吸う。(脳幹を冷やす)
  頭の後ろ側、首筋の後方へ働きかける。

 ○背中の意識ー左右の肩甲骨をうごかして背中、眉間にも意識をつなげる。
  長息ができるーリズムがつくれる(呼吸の律―息律、仏教用語)
  肋骨下部を意識した呼吸ー肋骨が左右に開く
  肋骨の動きは、その奥にある横隔膜が動いている。
  腹部(臓器・消化する、洗浄する)を動かすことで、どのように横隔膜に
  影響しているか。下腹部の臓器が動くことで、天井を押し上げて、
  息を送りだす。

 ○体側筋(呼吸に重要な働きをする)―両脇から背中についている。
  側腹に向かって鼻から息を吸い込むことで、横隔膜が下がる⇒腹式呼吸

 ○丹田の意識(目的を定める)―精神も行動も集約する場所
  臍下丹田を意識した腹式呼吸を行う。

 ○呼吸法は、リズムをつけることが重要である。

 ◆本日の磯貝語録 
  「声もことばも心を表している」
   呼吸はリズム(呼吸の律)を付けることが重要である。

 ◆本日の感想 
  自分の身体について意識を持つ。呼吸と身体感の密接していることを実感。
  良く考えれば当たり前のこと。その当たり前をいい加減にしていたと痛感した。