セリフの発声レッスン(5/31)

講座テーマ「対話と身体」

[1]各自ストレッチ
・他力義務

[2]講座開始

●朗読       |
●語り        | ●科白
●読み聞かせ    |
●お話し      |
――――――――――――――
●読む
●話す


・“話す”ことが下手
・話すのは好きだけど、下手。お喋りのレベル。
・頭の中で話すことを選んだり理解することがない。

◎“話す”と“喋る”は違う

・自分が喋り易い文体で書かれたものは音読し易いが、
 それ以外の文体のものはうまく読めない →演じる事も
・“語り”はそれ専用のテキストがあり、方法、スタイルが完成されている。
・ドイツのナレーティングドラマ(今のリーディング)は完成度の高いパフォーマンス。
・まずテキストを憶える。憶える能力の先に表現がある。
・書かれているものを読んだ時、「ことばの頭脳表現」をする。
・“憶える”という事が何かチェックをクリアーするだけの作業と思われてる。

☆ストーリーの内に入り読む(自分の中に入れる)事と、外から読む行為は違う。

・ひとつの科白にひとつの心に響く言葉が発見できれば良い。
・読みながら、自分がふっと動く言葉を見付け大切にする。

☆“この文章が面白い”となるのは物語を読んではいるけど声に出して表現は
 できない。“この言葉が面白い”と、言葉で見つけ出す。

・語が中心であって、文に惹かれるのではない。

◎語の読み方が良いと、考えるまでもなく、自分の中に興る。

・語りは一語一語の認識率が高い。
・語というものが連なって文になる。だから語をつぶせないと
 文(科白)を読むことはできない道理。

演習「星の王子さま」
Ex-1 3章から回し読み
・“こうしたいな”と“こうするべきである”は違うもの。
・表現者を作るということは、自然なロボットをつくるみたいなもので、
 土台無理な事だと思う。が、難しい分うごくものがある。

Ex-2 4,5,6,7章
・夜寝る時、夢を見るか?見た夢を憶えているか? →全員披露
・表現者としては「見た夢は絶対憶えておく」を習慣づけてゆきたい。
 夢は自分の財産。リアルなだけの人間は表現には不向き。

◎目前の現実と非現実、心の中の現実と非現実、超現実が欲しい。

・夢に色が無いというのは不自然。
・各人の見た夢の話を分析。
・ヨーロッパで“思う”は=悩むと同義で、日本人の願望的プラス思考には
 別の語、例えば希望する(hope)や考えるを使う。
 心を細分化し言語化している。
・読んでる内容を自分に引きつけていくのが“思う”のエッセンスではないか。
・自分の納得で憶えようとしているから、覚えが悪いのではないか。

☆心のインタースティング(intersting)

・物質的なものと、情緒的なものの見方・とらえ方。
・夢が足りない。言葉が言葉の間尺を出ていない。
・8の字みたいな読み方がいいな。しかも立体(球)。
 →Q.それはテクニックの問題ですか?
  A.思考回路の問題じゃないかな。

・書いてあることを忠実にやろうとしているけど、忠実=教訓ではないよ。
・「えいえい、たーっ!」ってやつ。
・不安定だといいのに、安定してきちゃった。
・自分が今わかってる“これだな”で読んでる限り、何も起きない。
・ピカソの話とダリの話。

☆芸術的インスピレーションは日常にある非日常インスピレーションしかない。
 芸術的なものを見て得られるインスピレーションはオリジナルを超えない。

・何だか知らないけど、うまく言えない(発語できない)言葉。

☆なるべく希望をもたないように生きてかないと。
 欲しがるものは手に入らないのが真理だぞ。

・王子さまと飛行士とどっちが好き?
・もっとコレ(本)に近づくといいのにな。
・聞いてる方の立場で言えば“同時感”が欲しいんだ。
・皆、立派に話したい。けど、立派に話すというのはその人と同じ立場に
 なって話すということだ。
・作品を理解し表現するためには、自分の考え、感情等のフィルターをとり、
 人間に対して、こっちも無防備にならないといけない。
・“言葉は心”と思えるかどうか。そのことが納得できる考えが可能かどうか?
・“自分の心を裸にできるかどうか”が重要のようだ。
・芸はものすごくスピリチュアルなこと。五感とその頭脳(脳)を超えたもの。
・技術的なことに関してはちょっと置いとこう。技術から入るとこの作品は
 絶対普通の表現になってしまう。

◎この作品を通して何を学ぶのか、何を考えるのか、何を行動するのかが
 少し見えて来た。今の現実の実感からしか物事を理解し思考出来ないと
 したら、人間は実につまらない存在でしかない。当然、芸術も演劇も必要ない。
 主人公が「王子さま」で「王様」でない所がキーだ。出来るならこんな王様なら
 もっと有難いが、そんな王様では汚れた我々には理解不能だろう。
 せいぜい 王子様に我々の狭い心の宇宙を広げてもらうしかない。

◎夢の事を少し話した。希望と夢とは違う。昔、空を飛ぶのは人の夢だった。
 今は空を飛ぶのは希望で、その上それほど大きな希望でもなくなった。
 夢は人間の理解できるものではない。ただチャンスによっては、ほんのわずかな
 ひとしずくに接する事がある。そのためにはいつも夢に向けてドアを開いて
 おかないとならない。夜寝る時、誰にでもそのチャンスはやって来る。
 もし見たとしてもよく憶えていない。多分現実の種々、色々、様々に能力、
 例えば思いや気持ちや悩みや不安、不満等に心を使いすぎ、夢のドアを
 開けておく能力が無くなってしまうからだろう。
 言葉も心も現実次元しか持てなかったら人は窒息してたえてしまうだろう。


◆本日の磯貝語録
・そろそろこの作品を通して、何を考え、どう行動して、何を考えるのかが
 皆少し分かって来たようだ。考えた先に心が用意されているのは幸せのことだ。

◆本日の感想
・ストーリーの世界にスーッと入り込むこと。人の心に伝わる読みをすること。
 高いハードルですが、目指す意義は大きいと痛感しました。

歌発声土曜レッスン(5/28)

講座テーマ「テキストを楽しく歌う」


[1]準備(青木先生)

◯舌を前へ(ストレッチ)~ノド奥開く~軟口蓋
◯顔の色んなところを手でほぐす鼻・口の周り、はえぎわetc.)
◯鎖骨まわりをたたきながらハミング(身体の響きを感じながら)
 背側、足などをおさえながらハミング
◯・みぞおちを手でおさえながら
  短く「シュッ、シュッ、シュー」 長めに「シュー(一定の自分のペースで)」
 ・丹田を手でおさえながら
 ・ミゾオチと丹田を押さえながら


[2]発声

◯「Z(ゼット)」の音をつけて。(ウエストラインの両脇を手で触っておく)
・Z、Z、Zー(上記と同様に)
 ※上手くできると「ウエストラインの両脇」が横に広がる。

・「V(ヴ)」V、V、Vー(丹田に手をおいて。上手くいくと押し返す)
・「シュー」<自分のペースで>(肋骨脇に手当て、肩が上がらないよう)
※胸郭保持…力で横に広げることではない。
 肋骨は「骨と骨の間が上下に広がる」「前後に広がる」支えは中心。

◯ハミング(少し前傾、しっかり乗っている。腰反り過ぎない。)
♪半音階(ソファ♯ソファ♯ソファ♯ソファ♯ソー)
♪Ba(舌先を下歯にのせ口唇上下は閉じている。ここから始める。舌はフワフワ)
 ドドシッラソファミレド
♪Ma(鼻先・舌先端の中心を使ってみる)ドレドレミレミレド
 Ma Me Ma Me Ma Me Ma Me Maー ドレミファソファミレド
 ※まっすぐ出すつもりで
♪リップトリル or ハミングで(上から下へ、下から上へ)
♪「iイ」舌先を歯の根元に、上下歯は指1本分離して、口唇つきだす感じ。
 前歯3本だけ使う位で。
 「ieイエ」ファミファミファミレ♯ミファ


[3]課題曲歌唱

◯全員で
<♪朧月夜>(1、2番/間奏:歌前3小節)

<♪夏は来ぬ>(1、2番、間奏(前奏と同様)、5番)
 ※5番リズム:うえーわたす

<♪さくらさくら>(1度下で)
 ※音を聴きつつ、「さくらさくら」を自分の前にきちんと置いて
  言葉のイメージをしっかり持つ(作る)

<♪花のまち>(1、2番)

◯個別
・Aさん(夏):外枠が動いてしまって、内側が動いていない。「Ba」ミゾオチ・丹
田に手当て。ブレス時間とって、自然に入ってくる感じ(リップトリル)。歩きな
がら「Ba」で。※呼吸のことを考えてみる。(身体の調子も)

・Bさん(朧):手の平で両ほほはさみ、くちばし状態を付くる。アゴよく動かす。
口の中が横に広がると、天井(軟口蓋)が落ちてきやすい。下アゴもくちばしも細
いところで。「ノドの鳴り」と「上の響き」をつなげていく。ほほ骨、鼻の意識も
大切。

・Cさん(さ):両手を胃の裏あたりで重ねる(腰反り過ぎない)、重心が少し後ろ
になる。首は固めない。腰が入ってきたらヒザ動かして。誰かが後頭部から上にス
ッと持ち上げてくれている状態。首回りのテンションがとれる。

・Dさん(夏):テンポ上げて、歩きながら(スッスッと)。有無を言わせず音楽を
する。歌うとなったら、スッとそこに入る。人前で歌うときの出発点はそこです。

・Eさん(朧):もう少し身体の意識を持つ。自分の中に頼ろうとしている?そこに
スッと立っていてくれれば良い、セリフのように。手に緊張が。他の弱いところを
手でなんとかしようとしている。出来るだけ、手で何かしようとしないこと。

・Fさん(花):左側が固まってくる。歩きながら、両側均等に、胸閉めないで。
自分の中が自由になるrために、固めない。身体を変えていくのは、やり続けるしか
ない、時間はかかりますが。変わってくると音の感覚が変わってくる。

・Gさん(朧):メロディーラインと歌詞を覚えてきましょう。インナーマッスル
を目覚めさせましょう。

・Hさん(夏):音のしないブレスを研究しましょう。ブレスも音楽の一部。音しな
くなるとブレスもっと楽になります。


◆本日の青木語録
今、自分ができることは、だいたいわかっている。ゴチャゴチャ考えず、その「表
現」にポンッと行こう!


◆本日の感想
皆さん歌う時にクセがあり、私も指摘をしていただいた。クセの無い所で歌えたら
、どんな風に変わるのかなあ!変った自分を聞いてみたいと強く思いました。練習
に練習を重ねると必ず変るのだとたしかに思えたのがうれしいです。

Theme: クラシック | Genre: 音楽

ことば初級:音声レッスン(5/25)

「言葉と身体の虚と実」

[1]ストレッチ 内股のトレーニング、肩入れ

[2]講話 Aさんのこと「自分を作り直す、自分をやるということ」
・自分で何かをしようとしているが、自分が何かわかっていない。
 自分が何かわかっていると、すぐ動ける。反射神経がつく。
・頭で考えないで、体がやる。(その訓練の前に本番をやると大変)
・自分を作り直す、取り戻すことを大らかにやろう。
 浪費はしないほうがいいが、全身を消費する。
・腰をたてる。たたないと老人になる。
 欧米人と東洋人は骨盤と大腿骨のつき方がちがう。
 日本人は基本広い。
・尾てい骨とぼんのくぼを通る柱をたてて歩く。
 ステージでは基本大股で歩く、体を大きくつくる。
 背筋をピンと張って足のつけ根から大きく歩ける体をつくる。
 素になってまっすぐ歩く。壁についたらターンしてすぐ歩く。
◎次回から毎回ウォーキングをする。
・普段歩くときも、スーッと歩くことを心がけること。

[3]講義 「実と虚・言葉と身体における」
・自分ことば:自分の考えや思いを言う。自分にとって自然。
 →内言語:知覚言語 考えることば これは何だ、これはなぜだ
  中間言語
  外言語:感覚反射言語 感情・情動言語
・他人ことば:他人が自分の考え、思いを言う。他人にとって自然。
       自分にとって不自然。

・自分がわかっていれば、他人を演るときも、まずくならない。
◎内言語は考えることば:なぜだ、何だと疑問をもつ能のことば。
 外言語は外部を(見たもの聞いたものに)反射して出すことば。
 どっちつかずの中間言語がいちばん多い(わかっているのかわからないことば)。
 なんとなく外側をまねてやると、内側とのずれが生まれる。
◎言葉は概念であり、内容そのものではない。
 「私」にはたくさんのものが含まれている。
・記憶から自分のことばを誘発し、体まで反応することもある。
 このセリフは何言語なのか考えて、きめる、言い方が変わる。
◎文章の性格づけが「文章を読み取ること」である。
 表に出ているのは「氷山の一角」である。
・知覚・感覚・感情がいったりきたりする。
 知覚は脳の前頭葉で行う、判断もする。

(1)内言語、外言語実感演習
Ex-1「私です。」ということばを内言語で自分が実感するように言う。
  外に出さずに、脳に向かって中に封じこめる。
  自分の納得が高まる。
・「イメージ」は実感からしか生まれない。ないと空想や情報になる。
◎実感のないイメージは不自然で「虚」であり、自分に嘘をついているようなもの。
 嘘はどこまでやっても虚なので、まず実感をもつことからはじめよう。
◎なんとか実感・実体・実態をみつけよう、つかまえよう。
 社会的な嘘よりも、自分につく嘘のほうが悪である。
 自分への嘘がたまると不満になり、不安になる。
◎芯をつくって実をみつければ、表現以前に実生活が満足する。
 生きていく基盤をつかめば、安定するのでそこから変化するのは簡単である。
・内言語として自分が納得するように、一語一句「私です。」と言う。

Ex-2「私はAです。」納得できるまで、何度でも言う。
  実感のないものは、他人は信用しない。
・人は観念すると落ち着いて、ゆっくり話し、そのもの「実」になる。
 浮つくと「虚」になる。
 体のすべてが「私はAです。」と言っているときに反応するか。
 体のすべてで「私はAです。」と言っているか、感じるか。
 エネルギーが上がると脳が活性化するので、それを下半身までおろす。
 脳の認識から体全体に指令を送り、「そうだ」という実感を行き渡らせる。
◎実感のある言葉を「身体言語」という。
 体の状態が実か虚であるかにもよる。
 頭でわかっても体がついていかない、というのがある(神経速度は1/100秒)。
・知覚現象や反射よりもまず「私」「自分」を身体で実感する。
 全身が「自分」であることを実感することがたびたびあるとよい。
 私が「私」であることの認識が育つ。
◎身体実感が私の考えや思いをつくる。
 自分の実感を基にして「実体のない他人」を演ずるのが俳優。

Ex-3「私はAです。」を立って、手もまじえて全身で発声する。(次回大きめの鏡を用意する)
Ex-4「これは私の手です。」をくりかえす。実感と違和感を大事にする。
・だんだん落ち着いてくる→自分自身になる→実になる→存在感がある。
 ことばや声、息までが自分になってくる。出すことで実感を深める。
 今までは、等身大の虚をやってきた。実感・実体・実行にする。
 自分の頭の中でつくりあげた小さな自分をときほぐす。
 自分が楽だと、周りの人も楽になる。
◎一日何秒自分を実感できるか、自分の戻る地点をみつける。
 身体の実と精神の実をつかまえる。

Ex-5 頭から足の裏にむかって「私はAです。」と言う。 遠脳的言語
   足の裏から頭にむかって「私はAです。」と言う。 求脳的言語
 双方をいったりきたりする。双方の違いを感じる。

Aさん 自分を知ることから。(知らないと芝居をやっても面白くない。)

自分の実をうまくみつけること。すぐに実に戻れること。
急にいろいろなことをやると壊れてしまうので、ゆっくりじっくりやる。
一秒でも実をやり、それを積み重ねる。
自分がやるべきなのは、まず自分である。

◎実・虚は観念的で抽象の世界という印象が強い。
 人間は原則実であり、そのものである。身体性の強いものは
 実感出来るが、体内の出来事は実感しにくく、虚と感じ易い。


◆本日の磯貝語録
 自分がやるべきなのは、まず自分である。

◆本日の感想
 自分を知る事が先ずはじめだと実感しました。
 自分が分って、しかも実感がありその上ではじめてイメージする事なんだ
 と分りました。
 虚の自分が虚のイメージをしても何も出来ないのは当然ですヨネ。

ことば中級:表現レッスン(5/19)

講座テーマ「日本語の音/いい易い音、聴き易い音」

①各自ストレッチ+ハイポジションでのロングトーン
・座位、鼻をあげて戻す。鼻を上にあげて額に鼻から吸い上げる。×3回
・ロングトーン「マ」、「マ」になるように吸う。鼻に響かせる。そのほうが長くできる。
 響きが高いほうがよい。計りながらやってみる。15~25sec。
・高さはどの高さでもよいので、もっと薄く。
・「オ」、奥歯のほうで。
・「イ」、たて口の「イ」で。
・深く入れないのがコツ。おでこに向かって。
・日常より、もうひとケタ余裕がある呼吸ができるようになるのがロングトーン。
 安定。
・口から外に吐かない。音が死んでしまう。息を無駄に吐かない。
 ノドに意識があったら声になる。ノドがあいたままでは息。水泳でも、
 ランニングでも、息は外に吐かない。
・Aさんは、息を吐いてから声にしようとしている。いいとは言えない。
 聞いている人が疲れる。感情が先行している。
・ムダに息をつかわないで、走る、喋る、感情的になると息を吐く。
・生き方をちょっと変える(息の吐き方を減らす、おもしろい)。
・生きている=息している=楽=無意識である
・息を吐きすぎる=意識してる(過剰)
・変なことをするのではなく、変になる。当たり前にやる。
・コントだとできるくらいの人間力ではなく芝居(人生)でやr。
・自分のスタンダードから考えていく人は、周りにあわせようとして喜劇になる。
・キャラクターである。

◆長息(ロングブレス)と母意連音発音練習

イーエーイーアーイーオーイーウーイー(繰り返し)
語変わりで言い換えない。途切れない。音調が変わらないこと。
Bさん;イからオに移るときに切らない。聞く、イの次の母音の響きが下がる。
Aさん;イからアに移るときにアを目に吐かない。響きは気持ちがよいもの、
    やり方を変える。
・頭蓋骨を響かせようとするより、脳みそを振動声させる。
 直接的ではなく聞いている人も聞きやすい。
・本人の意識、自覚は、そのまま伝えようとしても伝わらない。
 それを伝えるための声やことばをつくる。
・演劇でも、自分のやりたいようにやっても伝わらないし、ストーリーだけでは、
 お客は満足しない。
・口の中と脳みそでやってしまう。

◎まず、響きをつくる。音程は関係ない。そこの状態で響きをつくる。
 呼吸をプラスするとエネルギーが生まれる。

・口の中を鳴らす。
・振動を受けているだけだと眠くなる。聞いていると眠くならない。
・Bさん、マスク部分、後頭部を手でおさえ、そこを響かせる。
・Aさんは、薄いから、下げることをしていたら、化石になった。しかし明るく、
 軽いところをつくる。そういう考えになる。
・Bさん、ことばをはっきり喋ろうとしない。

・これが声のキャラクター、高くも低くも響きの時は出せるのに、
 喋っているときは狭い。
 声が変わる・・・その声で起き、考え、死ぬ。
 一人の人間で、いろいろと声は変わる。

◎人格、思考、感情が変わる=人間の幅、広さ。
 狭いというのは表現者には向いていない。

Ex.地・・・自分の声で、その声はどんな声か決める。それがキャラクター。
      気分ではない。
瞬間の声ではなく、その声で喋れるから生きている途中で
声が落ちてしまうと違う。
声でもっとも感情は変えられる。

<今日楽しかったこと>
・Bさん・・・お経を聞いているのが、楽しかった。他の人のを聞いているほうが
      気持ちいい。自分のを聞いていても楽しくない。
(磯貝)変わる。しかも瞬間に変わるのが良く楽しい。

・Aさん・・・お経で声を出している時。気持ちよかった。
(磯貝)やさしくなって楽しくなるのではなくて、ラクに走るとあきる。
    そこでやることを楽しめないと進まない。

◎鼻まで息をあげる。そこから反射で後頭部、首へ。イ・エ・ア・・・とつくる。

◆本日の磯貝語録
自分の意志や意識で行動しているつもりでも、なかなかそううまく行かない。
「あーしよう、こーしよう」が強いと欲求ばかり強くて出力は
ゆがんでしまうことが多い。

◆本日の感想
今練習中の芝居で悩んでいることが少し先に進めるかなぁと感じました。
あんな風に楽にあーいう声が出るとは思っていなかった。
やったら楽しいのに、なぜやらないのか悩ましいところだ。

セリフの発声レッスン(5/17)

講座テーマ「他人の中のことば ~自と他の間~」

[1]各自ストレッチ

・アゴの運動(広げたり、開けたり)
・スクエアダンス
・ハミング(薄く、紙のように)→できたら1mmでも高い音を出そうとしてみる。
・“あの音を出したい”という感覚はあるか?
・自分を騙す。いつでも実声しか出せない人は、自分を騙すという事ができない。
・うまい動き方=合理的な動き方 筋肉の事を学んでみる。

[2]講座開始「他人の中のことは、自分のことば~自と他の間」

・“踊り”というものを持っていない民族はいない。舞うことで心が躍動
 するからだ。躍動すると声を出したくなるが、バレエはそれを禁欲する。
 (江口先生の著書より)
・やりたい様にやる(発散)では表現にならないし、伝える力も生まれてこない。
・喋りたいことを喋らない時、圧力が生まれる。
 ここに挿入するのが科白なのではないか。
・演ずる人間とやる役の間の“実”に質量共に差がある。役の実の想像設定規準
 を自分に置きがちであるが極力自分から切り離す思考回路が必要である。
・納得したり、認識すること
 →実は抽象的なことが多く、身体性の高い納得が表現の実である。
・今の自分が正に今。時の認識も個体差が大である。
・分からないのは分かる可能性がある。分かったフリをする方が怪しい。
・納得のエネルギーが低いと他人が見落としちゃう。
・私自身がやらなきゃいけない。でも、私以外のものをやらなくちゃいけない。
 でも、客が見てるのは私。 →役になりきった経験はある?

◎自分と役の差を感じるか?
 感じたとして、その差を埋めるのか、どう対処するのか。

・生々しい台詞。生々しさについて。
・万引きドキドキの“実”
・想像だけでは身体性が薄くて、やはり嘘に見えてしまう。

Ex 目をつぶってみる
→何にも指示を受けずに目をつぶった時何が見えたか?
 何も見えなかったか?
(胞子状のもの、色、飛蚊症みたいな、線が一本など)

・意識はひとつのネットワーク
・実が分からないから虚ばっかりで変な理想を追う。
・適応は遺伝子がしているので、脳ではない。
・目でものを見ることはできるが、目自体は実感できるか。

◎自分で実感し易いものだけを実だととらえがちだが、
 そうでないものも沢山あるのではないか
→見えて触れるところの想像力では「星の王子さま」は読めない。

・ヴィジョンの世界(=意識の前の世界)

Ex 読後感はどうだったか?

・大人になってから分かる本こそ、子供が読むといいんじゃないかな。
 子供だから分かる世界というのは、本当は無いんだと思う。
・役を決めない、役振りの読み合わせ。
・色々分かりやすくて、ストーリーができていて、起承転結がハッキリしている
 ものは、もう飽きてるんじゃないだろうか。

◎一人一人が王子さまで、社会という宇宙飛行士と話をしている。

・自分を探そうとした時は、自分の中側でしか探せない。
(=それが王子さまではないか)
・芸能とアーツの違い
・アーツは自分の人間探し
・社会的不安定より、自分の中の不安定の方が良くない。
・科学者もアーティストも、社会的制約からは逃れたいと思ってる。
・自分の自己をどこまで把握して、どこまで使うか。
 そこに居ながら次元を変換できるか。ワープできるか。

◎自分に近づけて自分の感性で読むのではなく、自分の立ち位置を
 見定めてそちら側に次元を変えて読むことができればこの本は読めるだろう。

・3人で「星の王子さま」を読む方法を考え出す。
・クリエイティブ


◆本日の磯貝語録
・自分に実感し易いものだけを実だととらえがちだが、
 外の実の方が沢山あることをいつも実感してる必要あり。

◆本日の感想
・今までとちがった楽しい講座になるな!と感じました。
 新しい感覚で(自分に今までになかった)読めたら
 とても嬉しいし、楽しいですね。

発声・呼吸月1レッスン(5/15)


講座テーマ「腹式呼吸―腹腔運動」

林講師、館林講師
【1】ストレッチと身体づくり・身体を伸ばし、捻じる(スワイショウ)
・脇伸ばし(肋骨、骨盤からの筋肉)鎖骨(縮めて、外へ開く)
・肩甲骨(背中を丸めて開く、胸を開いて距離を近づける)
・仙骨(前後に動かし傾きを意識、回転)上半身の回し、
・股関節柔軟運動、坐骨歩き、腿の内転筋伸ばし、
・肩回し(肘から腕を動かして回す)
・足首、足の甲伸ばし(正座で膝を軽く持ち上げる)
・開脚、背中伸ばし、股割り
・二人ペア運動(腹圧歩き)丹田への力の集中、腹圧を高め、 重心を落とす。
 一人が背面にバックし、もう一方は相手の背中を両手で受けて簡単に後ろに
 下がれないように軽く抵抗する。

【2】「骨盤底」「鼠径部」「腹腔呼吸」「丹田呼吸」の確認、身体の使い方

・横隔膜を上下させる―骨盤底が固くなると横隔膜が下がらなくなる
・骨盤底を柔軟にする―脚を前後にブラブラ、股関節を回して、ゆるめる。
・鼠径部を柔軟にほぐす―鼠径部を押しこみ、はねかえす
 (足裏に重心が落ちる感覚)

 (座位)仙骨の意識を持って鼠径部を出し入れする
 (腰が入る感じ)仙骨を外さない
 (立位)肩幅に脚を広げて立ち少し膝をゆるめる。鼠径部を出し入れする。
     合わせて呼吸し重心を落とす

・腹腔呼吸―横隔膜とお腹の筋肉は拮抗筋である、腹部の筋肉を固くすると、
        横隔膜が下がらず浅い呼吸になってしまう 。

・「腹もみ」(膝を立てて、床に仰向けに寝る)
       腹部全体を掌を使って、お腹の感触を確認しつつもみほぐす。
       個々の状態が違うので交代しながら受講生のお腹にさわって、
       他の人のお腹で違いを確認、声を出している人は総体的に柔らかい

「お腹とは?」腹筋
・腹直筋(鳩尾から恥骨まで)―上部と下部を別に考える

・腹部―下部(臍から下、丹田周り、鼠径部)を使うことで、筋肉を使う 。
     特に内部(インナーマッスル)を、脚を使うことで鍛える。
     大腰筋を使うことで、腹部の筋肉を鍛える。
     腹横筋、内腹斜筋、外腹斜筋の役割、説明。
     腹直筋の上部、下部の動きをさわって確認する。

「丹田呼吸」腹筋下部の使い方
「呼吸しやすい座り方」
楽に座り、足裏を床につけ、膝を開く、身体の中心線をつくる
上半身はリラックスしてニュートラルな姿勢をいつも心がける

・丹田の位置ー出し入れして丹田の存在をつかむ、丹田の場所に
         指を置き、出し入れして確認する。

・呼吸をつけて丹田を出し入れする(口からスーと息を吐く、口角は上げておく)

◆本日の磯貝語録(代行 林講師、館林講師)
「呼吸で重心を落とす」
「横隔膜が下がりやすいようにお腹をほぐす」

◆本日の感想
まだ2回目ですが、自分の身体を普段使っているようで、全然
使いこなせていない。身体づくりも、自分のことなのに何も
知らないんだと実感しました。

歌発声土曜レッスン(5/14)

講座テーマ「テキストを楽しく歌う」


[1]準備・発声(青木先生)

<「夏は来ぬ」を使って>
◯軟口蓋、ノドを開ける。口の中をなめまわす。
◯イスに座って前傾、鼻三角でハミング。
・高音軽くて良いので、息をつなげる。
・ブレス多くとって(付点四分音符の後にもブレス追加)
◯ミゾオチと腹に手当て「シュッ、シュッ、シュー」短め鋭く
 肋骨脇に手当て「シューーーーーーー」アクビの感じに開けて
 息入ってきたとき、肋骨まわり、お腹、背側が広がる感じ。

[2]課題曲歌唱

<♪夏は来ぬ>
◯階名で
◯ブレス位置、楽譜通り。ただし、ブレス時間少し長くとって
『息が入った』感じを。
◯「Lo ロ」
◯「Ba バ」ソソソソ ソファミレ ドドドド ド
 上下歯、指1本は入るくらい開ける
 舌先下歯の上に
 ※口はブラーン、でも、首の後ろしっかり起こして。
◯頭蓋骨に親指当てて、グッと持ち上げる。
 →息が早く流れる →頭声(ヘッドボイス)<これを使って、最後高音部>
※頭だけでなく、仙骨からつながって支えられる。
◯リップトリル ドソミドミソドソミド(早めに軽く)
◯アヒル口で「Fu i フイ」 的を作って、ソファミレド(スタカートで、軽く)

<♪花のまち>
☆アゴの角度は人それぞれ
『首の後ろは立っていること』自分で良い位置を探す。
◯歌詞で
・「かけていったよ」の部分を「Na ナ」で。
☆『首が起きていて』、『首が苦しくない位置』を探す☆
※首のジョイントは固めない。
※背骨・身体使って首を立てる。

<♪さくらさくら> ハ短調(c-moll)(ドドレー)
◯「Ma マ」ヘッドボイスを使って
◯鼻三角でハミング(口は閉じるが、アゴは閉めない。舌先軽く歯につける)
◎息を上まで通す練習になる。
◯「Na ナ」
◯歌詞で(立って。座骨〈仙骨〉~首立てて)

<♪朧月夜>
◯歌詞で
・音がジャンプするところが難しい。(「やまのは」など)
★ジャンプの練習「Ba バ」オクターブの跳躍(下ドから上ド、繰り返し)
 上の音は軽く、小さな音で
 下の音をジャンプ台にして、上軽くとぶ。

[3]個別歌唱(1曲選択)←次回、この曲をみます。練習して来て下さい。

〔Aさん/朧月夜〕良くなりました。
〔Bさん/夏は来ぬ〕エネルギーを使い過ぎ。ブレス。
〔Cさん/朧月夜〕ミゾオチとその後側の意識を。
〔Dさん/さくらさくら〕頭声使う曲をたくさんやっていきましょう。
〔Eさん/花のまち〕「Lo ロ」口もノドの幅で。下アゴ突き出し、首起こす。
〔Fさん/夏は来ぬ〕お腹の支え。柏野意味調べてきましょう。

[4]音確認(全員で)

<♪花のまち>
◯「かけていったよ V はるよ」V=ブレスをin tempoで。待たない。
◯「わになって」の「て」言葉としての長さで。伸ばし過ぎない。

◆本日の青木語録
歌う姿勢…普段とは違う。頭蓋骨をグッと持ち上げ、シャキーンとした姿勢で。

◆本日の感想
身体が楽器なのだと良く分りました。なるほどなあと実感しました。歌うと少しは
分るようになりましたけど、話す時に全く感じません。なんか、頭がちがうのです
か?

Theme: クラシック | Genre: 音楽

ことば初級:音声レッスン(5/11)

「縦口と舌-ア音/言葉と呼吸、発声、心の実際」

(1)ウォーミングアップ
・腰を立てて半長座、だんだん足をのばす。股関節をうごかす。ゆるめる。
・座骨でいすの前のほうにすわる。腰をしめないで骨盤をたてる。
◎骨盤がねて、重心が背中のほうにいくと、人間は「虚」の状態になる。
 座骨をゴリゴリする。いちどぬいてから立てると、足にも重さがかかる。
 座骨を軸に膝を前後させる。上体は抜いて、座骨と反対の膝をつなげる。
・股関節をひねってゆるめる。やわらかくなろう。やわらかくしようとする。
 一生懸命しない。緊張をつくらない。何をしているのかわからないがわかる
 ような状態。
◎0か1でしない。自分で決めない。他人が決める。好みでやらない。
・自分を通して他の何かをやる。自我に結びつけないとはどういうことか掴む。
◎まず自分の実体感を身体感覚で掴む。全体を一遍にとらえることができる。
 芝居を続けるには「ごひいき」をつくること。しばらくは褒めるだけにしてもらう。
・見てくれる人のために何ができるか考える。何をやってもいてもその意識でいる。
 その「役」が今その場で生きているのを見せるために、何をすればいいのか。
◎「目の前にいつも客がいる」と感じられる想像力、創造力をつける。
 目の前にいる人をいつも感動させる勘をつける、育てる、磨く。理屈でないもの。
・観客の存在を直観で感じる力を身につける。
・自分の感動と他人の感動を結びつける。
・何かをする以前に存在感がある。
・体・実感の充満している場合、自分の中のことば、内言語を明らかにして、
 それを外とどうつなげるかをする。
 言われたことたけをやるのではなく、やるべきことの中でできる最高のことをやる。

 足を組んで腰をひねる。かけた方に倒す。
 足首をもって頭を足の間に入れるように倒す。
 手を組んで上げて上体をのばしたまま、座骨をうごかす。下腹を少しへこませる。
 大腿の内側のつけ根、そ径部を動かしていた。
 呼吸で常にここを意識があるとよい。
 腹腔を底まで意識するのにそ径部を使うとよい。
 下腹は消化器「腸」年中動いている。消化、血液製造など。

<演習>呼吸、発声と心の実際-生々しく、活き活きする。
Ex-1 セリフ「こんな夜なのによく降りますね」を本物にする。生きてつくれるか
 → 誰に言ったか、その人は聞いていたか、やりすぎていないか、生々しいか。

Ex-2 セリフ「今日は5月15日でしたっけ?」
   命題(テキスト)で頭をいっぱいにしない。

Ex-3 セリフ「まだこんなことやるんですか?」
   生とはなにか、汗、血、動く、さわれる、体温がある、いい加減 と腹 

Ex-4 セリフ「そう、そうなんですよ、まだやるんですよ」
   演技への照れ、セリフという構え。そのセリフで自分をやる。
   うまくやろうとしない。
   よく思われたい、まじめにやるより、いい加減なほうが好感がもてる。
   自分の地は普段の姿勢、役になったときに普段でない姿勢でも
   生を失わない。
   自分がこうしたら、相手はこう取る、ということを繰返し体感する。
  ◎①おっかしい②面白い③愉快 を失わない行動する、それが楽しい。

Ex-5 セリフ「え、これでいいの?よかった、あっはっはっは・・・」
   ゲラゲラ笑う人生をしている人はあまりいない。笑いの生は難しい。

Ex-6 セリフ「もうこりごりだよ、やってらんないよ」を3通りやってみる。
   息が多いと意志が不明確になる。
    <丹田を掌でさわって、そこに向かって笑う>
   うまくつながらないと息が多くなる。
  ◎鼻から入息、喉から出息する。出息は「声」である。
  <丹田を指でおさえて、喉とつなげてはねかえすように喉を鳴らす>
   息が声帯を震わせて、全部声になる丁度よい息の量を掴む。
   口の奥を大きく開いて、喉の背中側を鳴らす。喉の奥の音実感。
   よく鳴ると疲れない。使い慣れていないと慣れるまでは疲れるので
   ほどほどに。
   普通に出して息と喉がつながる状態をつくれるとよい。
   喉と体がそうなって声やセリフがその役になる。頭は最初と最後の判断だけ。

Ex-7 セリフ「よくわかりません、どうしたらいいですか?」
   つぶやきでなく、セリフにする、でもつくらない、無理しない。
   口先セリフにしない。
   言おうとした誰かが曖昧だった。社会学をしないで「そのまま」を出す。

Ex-8 セリフ「今年の夏は、本当に電気はだめなんでしょうかね」
   セリフにとらわれている?イメージ・実感がなくてもいえる?
   セリフ学の前に、生物学、動物学でセリフをやる。
  ◎掌中で丹田をさわって、丹田にきいてみる。大きな声で喉をならす。
   喉の音を丹田にもどす。考えなくても言えるセリフは考えない。

Ex-9 そ径部を4本指で押さえて、それを押し出すように腹を出す。
   押し出して「ひとーつ」抜いて、張って「ふたーつ」「みっつ」「よっつ」
   そ径部とつなげて声を出すと、全身はつかれるが、喉はつかれない。
   口から喉にむかって声を戻す。体の中を鳴らす。
   大きい声を出そうとするのでなく、体を使えば大きな声が出る。

  声を出すささえを実感した。息は吐き出すと声にならない。
  声にするために障壁をつくる。口の中にひびきをまわす。息がまわる。
 ◎口の中に空気がまわるように口の中の形をつくる=共鳴法
  よく鳴らす、よくひびかせていると、喉、丹田、そ径部、足先までつながる。
  頭でなく喉で考えて、腹で納得して、頭で承認する。
  ことばをつくるためのエネルギーである声を出す段階で納得をつくる。
  そうすると頭は冷静でいられる。

  自分が嬉しくならないといけない。やることでストレスをためない。

Aさん 丹田に呼びかけると急に楽になった。

・発声法で本来持っている声を呼び戻す。
 自分のことは体が知っている。頭でやると不自然になる。
・体を十全に使って自由になる。頭でやると不自由になる。
 体を使うと頭だけより効率的になる。
 自分の本来持っている素質、エネルギーを使う。
・自分でないこと、自分でない心をやるときに、自分の実を使えるかどうか。
≪演技とセリフの練習≫は、その場面で心と体をどうすればいいのかをやりつづけること。
 自分の体に都合のいい状態をつかみとる。それを何種類かもてるとよい。
 声ができていれば、仕種は自然にできる。そうでなければ独立してちゃんとやる。
 芝居をする前に、演技とセリフをひとりで独自に育てる。
◎声の実感が育つと、いろいろなことをやっても混乱しない。
 自分自身を主体としてよくわかること。頭でなく、体がわかること。
・何をやっていても、戻ってこれる場所をつくること。

Aさん 腹に戻すと、嘘っぽくない声・セリフが出た。
Bさん 自分を好きになることが必要。今日出た声は好きになれそう。


◆本日の磯貝語録
 人は元来良い笛を持っている。生活形態によりそれをゆがめてしまう。
 磯貝メソッド発声法は「本来持っている声を呼びさます」事から始める。
 自分そのものをさがす事をする。

◆本日の感想
 科白のウソっぽさが取れなかったのが、
 今日のレッスンで少し変化するきっかけが見えたように思います。