ことば初級:音声レッスン(7/20)

5母音チェック

[1]ウォーミングアップ
 歩く
 スクワット

[2]講義と演習
Aさん:
演-母音「イ・エ・ア・オ・ウ」(自己採点 5/10 → 6/10)
・自分がやっていることをわかってやる。意識がないと言葉音は育たない。
・声のためにはきく耳を育てる、自分を知る。客観を育てる。
 「イ」「エ」をつぶしすぎている。前を意識しすぎ、最初に力が入りやすい。
◎音を変えるときは喉をしめず、息だけ止めて、音を変える。
 最初に喉をしめずにあけっぱなしにしておく。ガラスに息を吹くように。
 「イ」「エ」のとき、特に喉の意識をもってよく鳴らす。
 喉が鳴っている状態を確認し、声を調整する。

演-出している音を体のどの辺に感じるかを1音ずつチェック
 喉の鳴りと口腔内のひびき、それをさらに体にひびかせる。外にまで
・声をひびかせるために、喉をどの程度使えばよいかを知る。
◎まず喉をよく鳴らす。喉の音実感を捉える。
自分の能力を十分に使えば、大抵のことはうまくいく。
・声の出し方で喉の位置、動き方が大きく変わる。
◎喉の位置が上がると声も息も不安定になる。
・自分の喉をよく鳴らす息の量・強さをみつける。喉で音を変える実感。
・自分が出している音と、外にきこえている音はちがうことが多い。
◎相応しい音で言葉を出すと、意味を実感しやすい。
 人に伝わる声と言葉の出し方がわかれば、セリフは出せる。
 自分がいいと感じる声を出し続けて、時々専門家にチェックしてもらう。
・自分の出している声をきいて話すと、思うよりも意識が冷静になる。
◎喉が浮かないで、ひびく声・音をみつけて、出せるようにする。
 変えてなくても変わったり、変えようとしても変わっていなかったりする。
 無意識に出していた声を意識的に変えて出して使えるようにする。
 声を出していなくても喉の深い意識を取り戻す。

◎調音点:音の当たる場所・的(まと)であり、的に当てる音の元は喉にある。
 二点をうまくつなぐために口の奥に意識をもつ。
 舌をおろし、口腔を縦に奥に細くする。ひびく場所をつくる。

 変な思い込みを捨て、偏見をもたないためにいい耳を育てる。
◎雑音がない、音量がある、音域があれば、だいたい良い声。
 聞いてもらうための音をする。

[3]「オツベルと象」を読み、語音、発声のチェック
・低い声で読もうという気が起きてきたことは良いこと。
 書いてある音を全部出すことが原則。外に出して人にきかせる。
 人に聞かせて分ってもらうには自分はどのようにどの程度やればいいかみつける。

演-5母音×子音をひとつずつ作っていく。根気よくやる。

演-半折りの新聞紙を縦に丸めて、真ん中を持って、その穴に向かって
「雨ニモマケズ」を読む。
・次に少し遠く(3/4くらい)を持って
・筒の先を斜め下に向けて、先頭がビリビリ響く声で
 新聞の先を言葉の終着点にする。広げない。思考も感情も。
 広げると散乱する。
 新聞の形を変えてもいい(ラッパのように、など)
 広げた声の実感、筒で細くした実感。
◎心・言葉は焦点を絞る。声も絞る。決して散らさない。
 散らさないためにも、喉はおりていたほうがいい。
 声が浮くと、心も浮く。立ってもおちついていられるように。


◆本日の磯貝語録
 声が安定することは、心が安定することと同意である。

◆本日の感想
 今日も新しい発見がありました。まだまだ吸収することだらけですが、
少しずつ取り組んでいこうと、更に思いました。今日もエネルギーをいただき
ありがとうございました。何が必要か少しずつ分ってきました。

発声・呼吸月1(7/10)

講座テーマ「身に付く呼吸法、腹式呼吸」
 
(1)準備体操  林講師
 手首、足首、開脚アキレス腱伸ばし
 体側伸ばし(腕を上に、手の組み方で伸展部分が違う)
 肩、胸ほぐし(腕を使って各部分をモゾモゾゆっくり動かす)
 大腿骨、骨盤(内側を意識)を回転させて動かす。
 身体ほぐし(関節をあちこち動かす)
 お尻キック(踵を後ろに蹴り上げる)前屈(足裏を合わせ開脚座り) 
 上体ねじり、腹もみ、肋間筋伸ばし(片腕を上に、片腕は後方床に付ける)
 上半身ストレッチ、首伸ばし、足裏ツボ押し(湧泉ほか)
 床にうつ伏せになりお腹、腰、背中ストレッチ、股割り
 2人組(長座で足を浮かす)座っている人の手足の片方ずつ動かす
 ーインナ―マッスル意識―

(2)丹田と横隔膜
 丹田を意識
(身体を動かす時に力が入る場所、外側から指でポイントを意識付け)
 日頃の行動でも丹田を意識している人は、側から見ると違いがわかる
 (歩行時、話す時)
 単純に腹式呼吸でお腹を膨らませるだけでは、十分といえないのは何故?
 磯貝メソッドで丹田呼吸に重点を置く意味は? 
 ―腹式でお腹だけを膨らませると腹部が固くなり喉が締まってしまう。
  丹田を意識すると、息や声のささえができる―
 丹田出し入れ時―お腹に力を入れて力んではいけない。
 
 ○丹田呼吸1ー丹田出し入れ
   横隔膜を意識ー横隔膜を下げて、そのままできるだけキープする
 ○丹田入れ吸気―横隔膜の位置、感覚をつかむ
   横隔膜の意識がない人は、声のことがわからない。
  
  呼吸以外で横隔膜を使う場合
   「笑う」「力む」「咳をする」「吐く」
 
 ○上腹筋の丹田運動
  剣状突起(胸骨の下端に付いている突起、みぞおち部分にある)
  腱画ー通常3本

  丹田を少し中に入れて、上腹筋を張る(腱画の真ん中あたり)
  背筋も使われ支えている。
  ―強い音(ストレートに飛ばす)時に有効。息をツブで出す感覚

  丹田呼吸と胸郭まわりの呼吸は併用できない。
  
 
 ◆本日の語録
  横隔膜を意識できない人は、声のことがわからない。

 ◆本日の感想
  今期、最初で最後の参加になったが、丹田呼吸について分かりやすく
  まとめられていて、非常に参考になった。
  また横隔膜の意識があまり出来ていなかったので、生活の中で
  意識していきたい。
 
 

歌発声土曜(7/9)

講座テーマ「試演会」

[1]伴奏合わせ

[2]全員で声出し
♪花のまち(大きな声で。発散)

[3]試演会
◯課題曲:さくらさくら=さ
◯選択曲:夏は来ぬ=夏、花のまち=花、朧月夜=朧 より1曲選択

①Aさん(花・さ) 
②Bさん(さ・夏) 
③Cさん(さ・朧)
④Dさん(夏・さ) 
⑤Eさん(さ・夏) 
⑥Fさん(さ・朧)
⑦Gさん(朧・さ)

[4]ファルセット
◯ノドの中を柔らかく空気が通っている。
◯♪さくらさくら(全員で)
全員で中心の一点へ。誰の声かわからないように。
「七人が一つ」空から桜をながめているような歌にしたい。
↑『ノド合わせ』
◯♪朧月夜(息で歌う歌)
ゆっくりアカペラで。

[5]講評と感想
◎良く知っている歌(さくらさくら)なのになんて難しい。
◯Gさん:声づくりなのかな。自分の中で良い声って何だろう?
 (青木先生)あまりこねくりまわさないで。スッと歌った方が良い。
       自分の出た声を聞き過ぎる。身体の感覚を大切にした方が良い。

◯Eさん:ノドを壊してしまった。音程・歌詞などノドを使わなくても
     できることあったのにあまりできなかった。
 (磯貝先生)ノドの結節、声帯使いすぎたところにできる。
       仕事でマイク使う…しゃべりと歌で、マイクからの距離変える。
       歌のとき、ミキサー弱め・近く
       しゃべり:ミキサー強く・遠く が良い。
       マイク:吹き矢のつもりで。広く届けるつもりだとノドを壊す。

◯Bさん:このクラスに戻って、試演会できて幸せだった。
 (青木先生)歌いはじめの印象「良い声だな」というのが出てきた。
       ピアノ習い始めたとのこと、音符が見え過ぎ、もっと流れの中で。

◯Dさん:皆の歌聴いていて「さくらさくら」は花見の曲なのに暗いなと思い、
     自分では明るく歌いたいと思った。
     押しつけでなく、みんなで明るく歌いたいと思ったが・・・
 (磯貝先生)短調が暗いという印象は、明治に西洋音楽入ってから。
       日本古来の音調として聴くと、本当に良い美しい音楽である。
       さくらさくらは、寿(ことほぎ)の音楽だった。

◯Aさん:この4曲、アップダウンが激しく難しかった。
 (青木先生)夏のせいか、腹がゆるんでいる(全員)。
 (磯貝先生)自分の適したものにしぼっていく。良い笛を持っているので色んな
       ことをやり過ぎる。

◯Cさん:身体の支えができていなくて、出したいのに出せない。一つ考えると、
     何かが抜けてします。コツをつかめたときがあった。
 (青木先生)歌うのは「ジャグリング」といっしょ。色んなことを同時には
       なかなかできない。一つ一つ投げる。投げるスピード速めていく。

◯Fさん:歌っていて、いつも息苦しい。ノドを閉めない感覚をつかみたい。
     まだ、どれか迷っている状態。
 (磯貝先生)言葉の仕事していると、明確に伝えようとし過ぎる。
       「早く考えて、リラックスした身体がついていく」状態をつくる。
       言葉=頭、同時進行している人は下手。
       歌のときも頭が先行している。
       歌は風呂に入るのと一緒、まずはそれになれ。

◆本日の磯貝語録
至福の音楽・・・

◆本日の感想
普段間違えた事のない歌詞が、本番中に突然抜けおちてしまった。
何しろおどろいた。本番では何がおこるか分からない事を身を持って感じた。
Theme: クラシック | Genre: 音楽

ことば初級:音声レッスン(7/6)

「エ音調音」

[1]各自トレーニング
Aさん:歯を閉じて「イー、エー、アー、オー、ウー」
 母音調音点を確認、縦口、奥深い口
Bさん:ひとりで全部やらないこと、抱えないこと、道連れないこと。
Aさん:口まわりを意識しすぎると固くなるので、下で支える。
Bさん:息をためないこと、背中をやわらかくする、体を整える

[2]母音調音
Aさん:
 ・後ろ首を手でさわりながら奥にひびかせる。首の骨にぶつける
  「ア」は広くしすぎない。特に下あごを広げない。
  自分の出した音が、どういう口や喉で出しているか知る。
 ◎いい音を覚える、音を作る、その音を出すために口、喉をつくる。
  「ア」で音が割れるときがある。適正な息を出す。
  「ア」が広がらないように舌を奥にするか、先を細くする。
  口の中をひびかせるために、1mmでも大きくする。
 ・人に通じにくいものは損なので、他人のためにやる。
  そのためにエネルギーを上げる。
  ささえの深さをつけるために丹田とつなげる。
  ささえを鳩尾にあげて、胸骨の中間をさわって、出してみる。
  声帯の締め具合と息の強さが丁度あったときにいい声が出る。

Bさん:
  やるときとやらないときを切り替える。

  発声練習では、息を長めにして喉を鍛える。
  自分が普段使わない時間軸を育てるトレーニングをする。

 「イーオー」「イーアー」「イーウー」
 「エーアー」「エーウー」「エーオー」

Aさん:次回新聞紙を持ってくる。
 録音して聞き返す。だんだん音として聞く耳が育つ。

Bさん:自分で決めて思いこむ特性をうまく使う、まずくしない。
 「思い」と「感じる」と「考え」を分離する。
 息をすべて吐き切る、腹から、頭から抜く、縮みきってひらく。
 息はとめない、酸欠で死ぬよ。


◆本日の磯貝語録
・何としても言葉の良い音を憶える。
・芸は自己流ではダメ、他人に通じるものを見つける。

◆本日の感想
 個人的にまよっているところで、本当に助かりました。