ことば表現「セリフの声」(9/29)

講座テーマ「『生きたセリフ』『死んだセリフ』ささえと呼吸②」

[1]各自ストレッチ

・不況の話
(マスコミがダメになったのは初めて。ドイツがダメになったらEUはガタガタ)
・空元気を出さなくても良いが、沈むと沈んじゃうよ。
 上がらなくてもいいから、沈むな。
・正しいって事はあまり考えなくていい。
 そうではなく“真ん中(中心)”が何かという事を考えるんだ。
・“骨のある軟体動物”になれ。
・あまり努力型になり過ぎない。真ん中を捉えると“色々あるな”と
 分かるんだが、“真ん中を捉えた!”と思うとそれ一つになるから、それは違う。
・多時間性

・前後開脚で丹田を探す。
・皮膚の内側のみが身体ではない。(内氣と外氣の関係)
・丹田はいつもいい加減だけど、無いと死ぬよ。
・丹田で書を書く、印を彫る、茶を淹れる。
・反宇宙と中心
・自分の事は自分で決める。自己実現の一番初めは“自分が自分だ”という事を
 嘘、偽りなく信じる事。


[2]講座開始「台詞を読む方法と考え方の技術」
テキスト:「ごく当り前のある生活の一場面」No.1 そのままをやってみる

〈設問〉「ごく当たり前」とはどういう事かを考えてみる。
(「ごく当り前でない」も考えてみる)

☆生活上、どういう事を言う(指す)のか?
(出てきた意見。テキストを中心に)

・帰って来た時に「ただ今」という台詞
⇒今は無言が多いから逆に当り前ではないのでは?
・「ああ疲れた!」も当たり前ではないか
⇒終わった終った、というのもある。
・「昼間近くのお店でね―」のくだりは、当たり前以外の事ではないか?
 では、その違いは? ⇒意識的に言った事と無意識的な事との違いでは。
  ↓
☆この視点で見る事で、どの台詞が当たり前で、どの台詞がそうでないかの当たりをつける。

・長一郎の台詞「①あーお帰り。 ②何、おみやげ。」を
①当たり前 ②当り前でない  ①②ともに当たり前  で喋るとどうなる?
 ↓
①②の間に何を変えてるか?
ズバリ大きく変えたいが、変えすぎて崩れてしまってはアウト。
これがうまく出来ていると脚本が読める役者という事になる。

・台詞を言う時に考えなくていい。特にこんな“当たり前”の
 会話をしている時、人は考えたりしてない。
・日常を切り取る演劇とスタニスラフスキーの違い。
・物体の位置エネルギーと資本主義とそれを無視した芝居。
・耳が遠い設定と“当たり前”の縛りについて
 ↓
◎当り前だけども、付加価値をつけるにはどうすればいい?

・万引きドキドキ感
・環境のお陰で、ごく当たり前かそうでないかが決まる部分がある。
☆のれんとトイレの例
・「あーお帰り」の時に、長一郎はどこからどう栄子を見て
 この台詞を言っているか?
・“変”にしちゃいけない。壊しちゃいけない。
(玄関から直リビングや、ドア・テーブルの無い家など)
☆ギリギリ“当たり前”と“当たり前じゃない”の境目をふらふら歩くのが良い。

・辛さを感じてやるんじゃなく、辛いという事を見せて欲しい。
・見えるリアリズムと見えないリアリズム。
・見えたままにそれを写す。でも、それをそのまま撮ってはダメだ。
・わざわざ虚を用意する。全部実にしてはいけない。
・ダジャレは嘘だと分かってるからダジャレなんで、
 そうでなければ只のオシャレになっちゃう。

☆人間の可能性を潰してしまうような事をしてはイカン。

・チョモランマで「何故この上がないんだろう」
・ある物だけのものをある物だけしか見ないというのは嘘だ。
・創造・連想が極まればちゃんと見える。
・頑張って表っ面を作ってきたものの裏。
・単なる写実ってのは価値がない。新しい命が湧かないから。
・夕鶴(芝居で別の世界に行った経験があるか?)
・障害者に絵を描かせる話。圧倒的に普通に扱う。
・社会的にも身体的にもどうにかなっていたって、やるべき事があれば
 誰にでも通用する事ができる。それがアーツ。
・お芝居をするという事がじぶんにとってどういう事かを真剣に考える。

☆何人かが生きている。その生き様が台詞。

・表わす為にはどうすれば良いか?

〈キーワード〉
・生理的
・身体的
・心理的
・精神的
・社会的
・物理的な環境


◆本日の磯貝語録
・“当たり前”と“当たり前じゃない”のギリギリ境目をふらふら歩く。

◆本日の感想
・「実」と「虚」の境目を作り観せるのが役者の仕事。

歌発声土曜講座(9/24)

講座テーマ「世界の民謡を歌う②」

[1]準備

◯雲の上にフワッと乗っている感じ。
 自分の頭の重みで少し首を前に(下向き)→戻して→
・天井を向く→横へ傾ける(前側、後側)→反対側へ
 →後ろ向き→戻して→反対側へ
 ※ヒザ固めない。奥歯かみしめない。
・視線でグルッと2周。反対側も2周。 

◯尾てい骨から上半身前へ。(ヒザ緩めたまま)頭ブラブラ。

◯肩甲骨を前後に回して。

◯その場、軽くジャンプ。
 (この時の足幅[少し狭め]で歌う。どこへでもすぐ動ける状態。)


[2]発声

◯「Ka」ソファミレド(スタカート)

◯「Ma」(真ん中をあわせて)ソソファファミミレレドド
 ・シュッ シュッ シュー(みぞおち手当て)指を押し返せると良い。
 ・シュー(アンダーバストに手当て)固くならないように。
 ・シュー(両肩かかえ前傾で)息をたくさん出す。
 ・舌先出して軽くかむ。鼻から息を出す。(Mーー)
  鼻付け根に手当て、そこまできているか。

◯「ハミング」ソ ファ♯ ソ ファ♯ ソ ファ ミ レ ド(鼻まで息いきているか)

◯「Fui フイ」ソファミレド(スタカート)みぞおち手当て、軽く。
 ・顎関節ゆるめる(上下奥歯はなれている)
 ・頭蓋骨の底辺ほぐす(盆の窪まで手が入るように)


[3]課題歌唱

♪ロンドンデリーの歌

◯メロディー復習
 ①「Ma」 ②「Ya」縦に。舌広くしない。音つくる位置に注意。

◯英語のブレス位置確認。

◯日本語のブレス(それぞれ歌詞確認後、いれてみる)
 ※自分でどうやったら、日本語と音楽が流れるかやってみて欲しい。
 →★2番日本語歌詞のブレス位置、次回までに入れてくる。

♪コンドルは飛んで行く
※初め低い音から。『低い音ほど、鼻を開けておくこと』

◯子音・・・口の中でたくさん舌を使っていく。(歌いはじめ、s,nなど)
 しっかり音を立てて。

◯高めの音・・・準備:こめかみの位置で音を聴く、その位置から。
        次の準備を高めの位置で。

◯ブレスつなげる 「もしもーできたらー」「あしたをおそれる」

♪アメイジング・グレイス

◯「Yo」アゴ動かしながら

◯歌詞で(英語部分の発音確認:青木先生)
 ①wretch レッチ だが、前に「W」入れる。
 ②blind 「L」を「R」にしない。

◯ブレス長めにとる。(V)V の位置でブレスを。
 ★練習番号D:最後のブレス位置変更(わたしは V もうまよわない)
 ★練習番号F:音変更 ゆだね ×ラソソ→◯シラソ

◯最後「meno mosso」の前までは 「in tempo」で。

◆本日の磯貝語録
お休み

◆本日の感想
言葉の意味とブレスを考えると、英語と日本語では全く違う事が面白く
感じました。高い音の入り方、フレーズを歌うには未だまだ呼吸の使い方が
難しいですが曲を歌うのは楽しいです。

Theme: クラシック | Genre: 音楽

ことば調整「活舌」講座(9/22)

講座テーマ「言葉の音をつくる→調音法」

〔1〕イントロダクション
・心臓のこと、「聞く」ということ。
・人間の心や、身体の状態は声でしか伝えられない。
・精神内容(意味)は言語化出来るが、情態は声でしか表せない。
・生理的内容、内容の状態は声でしか伝わらない。
・自分はやっているけど伝わらない-無視される-孤独 というのは自分勝手。
◎その人の心の状態は声がなかったら5分の1、10分の1しか伝わらない。

Ex①「困ったなぁ」を演じてみる。・・・あまり困っていないのはなぜ?

本当に重く困ってみる・・・少し良くなった、何が変わったのか。
“身体が変わった”
◎困ったという言葉の意味だけなら、形式化すれば「らしく」表されるが、
状態を見せるなら身体に頼る。声は身体の重要な一部だ。
・困ったという「身体状態」をつくる。(だいたい方向性はある。)
・演ずる・・・演技本では芝居はできない。声でみつけていかないとダメ。

◎人間にとって「声とは何」を極めていくのが磯貝メソッドの基本理念である。
・人にみせてウソっぽかったらダメ。
言っている通りの状態であること=ウソではない。
・「日常生活通りやれば良いが、日常は覚えていないので想像や、反射でやる。
自分が何をやっているか納得していなくては他人(役)を表現する(他人の言葉
でそのまま)事は難しい。そのため、自分に置き替えて「自己体験」の思い出し
作業をやらなければならない。自分でやればできるのだが、役でやろうとすると
不自然になるのは、そのためである。」

◎自分で思ったように身体が動くこと。
◎「セリフをこの人のように喋るにはどうしたらよいか。
・人の考え方とはどういうものか(自分の考えではない)
・自己の脳を開放する。(固執する人は役者向きでない)」

〔2〕身体を動かす。

(1)<股関節>を動かす・・・前へ倒す、横へ、回す。(恥骨、仙骨)
・自分でない身体で動ける→身体を知っていれば自分を変形させる。
・日常しない動きが出来るように訓練する(準備)必要がある。
 日常で使わない言葉、声を表現する事を要求される。
 身体を解放してその役をマネる。
 台本を読んで、役の考え方をマネる。

(2)<横隔膜>
アンダーバストを持って、いろいろ動かす。
(息を止めない、鼻と口は開けっぱなし。)

〔3〕言葉の音をつくる

(1)口唇の使い方:M P B W
◎真ん中に音を集める練習から始める。
(社会的発育が遅いと広く使う傾向が多い。もれる率が高いと脳に与える影響が
少なくなる。本人は分かるが、人には伝わらない。人の音もそれで聞く。
ガ行のエネルギーが半分になってしまう。脳の発育が遅れる。)

1)唇の使い方
・口角がゆるむと広がる。◎口角を動かす。
口角を動かしながら、口唇も動かせると言葉が良くなる。
◎子音・・・M P B Wはすべて唇でつくる(口唇音)
・唇の使い方、実感が音の良し悪しを決める。
マンポケー、ビンボー マ、ポ、ビ、ボ は、唇を使う。
自分にはっきり入ってくる時は、他人にもはっきり入ってくる。
◎口からちゃんと音がでているかどうか。
◎口で音が鳴っているか        
これらが、重要。

Ex②「ねぇ、そうでしょう。」を言ってみる。口の中を響かせる。
Aさん・・・「で」を響かせる。Sがダメでも、「しょう」をちゃんと言う。
    「言ってないです(う)」(う)を言っていない。外に吐かないで、
    内へ響かせる。

Bさん・・・「ねぇ」を口の中を鳴らす。横へ逃げている。
     意識を広がらないようにしたら、うまくいった。
    「しょう(お)」(お)を奥まで鳴らす。下あごを下ろしすぎない。

◎日本語は100個の音の様々な組み合わせで成り立っている。各人の音声を
矯正するためには、100音のクセを改善する必要がある。本格的になおさない
と、役は出来にくい。
◎日本人は語音に厳密でない。崩し具合を「気持ち」にした。

2)言葉と語意感
・震災後は少し変わってきた。
・「原発やめろ」というのも聞き取りにくい。ちゃんとした声でやれば、
 もっと違ってくるのではないか。
◎言葉の効果がない=統一感がないから(語音)
 「止めろ」→「止む」
   迫力がない、キツイ言い方を避けてきた。
   やめろ→YSMEROの各母音が広がり伝わりにくい。
 磯貝メソッドを受けることで“この言葉はこの音で良いのか?”考えるようになる。
◎言葉の音の感覚を「語音感」という。音がズレると当然、意味感もズレる。

3)口唇音と使い方
◎唇の内側を舐める。
 舌で口唇の内側(頬の内側)を知る。
 舌感覚と口唇感覚を高める。
◎言葉のためには舌と唇が協力し合う必要があり。
 「あ」と5回言う・・・舌が「あ」と言わせてない。
           舌とアゴが一緒になっている。これば別物。
           舌をコントロールしているのは舌骨。
・「あ」の実感はどちらがあるか?
◎口角を色々と動かしてみる。
 左右口角を中心に集める練習。

4)口唇音と母音をつなげ良い音をつくる
・口唇の裏側を使って。
・舌を奥へひっこめる・・・「あ」と言ってみる。

EX④
◎下アゴと舌とを離す(舌を細くする、舌を出し入れする。)
・舌を細くするには、舌骨を使う。
 平舌、座布団舌は不良。

・歯の外側に舌を出して喋る音は日本語にはない。
 原則舌は、歯の中側、舌が見えないように喋る。
 舌が見えていると、しっかりした母音がつくれない。

<重要>
・下アゴと舌を離す
・唇の形
M P B W 口唇音(「あ」は歯の中側の音)

Ex⑤
・母音を口を閉じて発声する練習。
・口は横へ引っ張らない。
・歯を離さず、唇の動き、舌の動きでキレイに発声する。
・出した音を必ず聴きながら出すクセをつける。
・口の中を鳴らす。
「鳴り=声帯振動」→声帯で出した音を当てて反射させる。
歯に当てる、口から出すとソンをする。
◎当てる場所=調音点という
・口の中のどこをめがけてノドで作った音を当てて響かせるか。


Ex⑥
「エ」「ア」「オ」「ウ」「イ」音を作ってみる。
・口の中を舐める。舌は歯から離して、奥歯の辺りで。
・口をあけて、口の奥をのぞいてみる。「懸壅垂」を確認する。
 そこを鳴らす。→口を開けずに「オ」
・舌の先で上アゴを舐める。軟らかくなるところ→「軟口蓋」
 「ウ」・・・最近は口唇音になってきている。関西では多い。
 「ウ」が下手になってきた。キュウシュウ、ウメ、ウエノノウメ。
・吐き出さない。「ウ」→宇;天上が晴れている意。
・ウツクシク
・「ウ」をやってみる。舌は少し引っ込める。
・音の高さは、「イ」よりも高い。だから難しい。音高が高い。
 そういう音で喋る人は減ってしまった。
・ヌルマユ 「ユ」を下げないこと。平板のほうが一般的。
 中高型にすると、次の音がつくりやすい。
・話しやすいけど、聞きにくい音はよくない。

・方言;地方のアクセント、イントネーションを持つのは悪くないが、
 他のものをやるときには使えない。
・文章の後半は暗くしない。
 Bさんは、結末を下げるクセがある。注意しておくこと。
・上下の唇の中央を歯から離す。

Ex⑦
歯を噛んだままで「イ・エ・ア・オ・ウ」の発声練習。

回復運動
・下アゴを動かす。鼻も、ほっぺたも、動かす。あくびもする。
・耳の穴の横のアゴの関節の奥があくように。
・Bさんは、ほお骨から奥までを動かす。
・Cさん、アゴの関節が動かない。翼の角のところを動かす。
・椅子座位、足を開いて身体を前へ倒す→首を動かして。起き上がって、
 伸び上がる。
・足を組んで上体を捻る。

・帰ったら思い出してみる。5つくらい思い出せるとイイナ。
・印象的だったもの
Aさん・・・舌を細くしてサ行練習
Bさん・・・口を閉じてアイウエオ
Cさん・・・ア・オの区別が出来ない。
 ↓
磯貝先生・・・出来たものをつかめ!音の対する厳密さを!

◆本日の磯貝語録
なし

◆本日の感想
サ行活舌が悪く入塾しました。今日の講座で舌の広げ方1つ変えただけで、
サ行の発音が変わりました。今まで、舌は無意識に喋っていた事に気づか
されました。
これからは、日常生活でもっと気をつかっていく必要を痛感しました。

歌発声土曜講座(9/10)

講座テーマ「世界の民謡を歌う①」


[1]発声

<呼吸>
◯「S」短い息で シュッ シュッ シュー・・・息を吐くとき指を押し返す。
   長い息で シューーー・・・指を押し返す呼吸の圧を一定に。
 ☆首や肩のあたりで支えてしまい、固まってしまうことがある。
  →首を軽く動かしながら。→腹の支えを使い始める。

◯肩甲骨を両手で抱え、少し前傾姿勢で「Sーーー(長い息)」
 後ろの肋骨が動く感覚を。前も連動して動いてくる。

◯頭と首が接しているところ(頸椎の一番上)をホワーンと開けて、
 肋骨脇に手を沿えて、「Sーーー(長い息)」

<発声>
◯リップトリル
 ・上から下へ ・下から上へまた下へ (滑らかに)

◯鼻から息を出す。(舌を少し出して軽くかんでおく)
 鼻の上の方がムズムズ感あるか。(きちんと息通っているか)

♪ソファミレド 
 ①ハミング
 ②Ka(鼻開く、軟口蓋も)

♪ソソファファミミレレドド
 ③Ba(舌が下歯に軽くのる ←鏡で確認)
 ④Bi Bi Ba Ba Bi Bi Ba Ba Bi Bi (「i」のときは「アゴ動け!」舌は歯の裏で)
 ⑤Bi Bi Be Be Ba Ba Bo Bo Bu Bu
 ⑥Ki Ki Ke Ke Ka Ka Ko Ko Ku Ku


[2]課題曲 音取り
※「ロンドンデリーの歌」と「アメイジング・グレイス」では息を流すことをやりたい。

♪ロンドンデリーの歌(アイルランド民謡)
「Ma」
 ※1番のみ英語も見てくる。英語と日本語のフレージングの違い。

♪コンドルは飛んで行く
「Ya」少しアゴを動かしながら。
「歌詞」日本語で。

◯リズム注意
・8分音符と付点の部分・・・かなし みの(八分)うた(付点)と
・3連音・・・「●あふ(3連符)」れる あいを

♪アメイジング・グレイス
※黒人霊歌(ゴスペル)・・・歌いつがれたもの楽譜におこしているので
 いろんなバージョンがある。
 参考楽譜(1枚のもの)「A」で歌唱

◯課題楽譜(3枚のもの)「Ya」で音取り。
 ※二重唱用のため、メロディー部分のみ。
 ※練習番号Eの前の「Uh」の部分はカットする。

◯歌詞で
 日本語のリズム:
 練習番号F お お きなーー(「きな」八分で刻み「な」で伸ばす)
 練習番号E前 なーーい(「な」で伸ばし、最後に「い」)

♪ロンドンデリーの歌
 「Ya」で。

◆本日の磯貝語録
お休み

◆本日の感想
今期は世界の民謡なのですが、歌っていると、何となくなつかしい感じです。
ただ、1ヶ月ぶりで息がうまく流れず苦労しました。練習不足はいけませんね。

Theme: クラシック | Genre: 音楽

ことば調整「活舌」講座(9/8)

講座テーマ「全子音チェック 日本語の音声について」

〔1〕新しくクラスに入った方の問診、及び 診断。

〔2〕声とことばの概念
・イエアオウ-歯の内側をならす。 
・言いにくい音→ Aさん…ア・オ・ウ Bさん…エ・ア Cさん…オ・ウ
  ↓
舌のクセ
・母音=響き → 歯列の中側を響かせる。(口腔)
・理屈、方法を考えて、なおしていく。声・言葉には生理的原理がある。
(・休んだら、休んだ講座の内容を確認しておくこと。)

◎自分が出した声を聞く。響きのある声を出そうと思ったら聞く。
 聞くと早くは喋れない。声・言葉で重要なことは、聴く力、響かせること。
 人間が聞いて分かるスピード以上で喋るのは不自然。
 言いっぱなしにしない。言った音を自分の頭で分かるように喋る。

◎ゆっくり喋って、ゆっくり聞く。これが出来てからスピードを上げていく。
・老人、病人など、ゆっくり喋るのが求められるキャラクターでも、ゆっくり喋れない。
・自分の思ったことをするのではない。(俳優でも、声優でも)。
 テキストを生きものに変換させること。

〔3〕宮沢賢治「雨ニモ負ケズ」を朗読でVoice Check
Bさん
母音;舌のポジションが悪い。音量が足りない。オ・ウ・ア
   口の奥の母音がこもる。調音点。ポジションを決める。
子音;サ・ザ行が悪い。「ン」・・・口の「ン」になると響かなくなる。
   カ行は良い。エ・ウのポジショニング

Aさん
母音;活舌をちゃんとしましょう。
   全体が鼻にかかっているので、暗く聞こえて損をしている。
   本人としては話しにくいと感じる。人には言われない。
子音;ナ行・・・悪い。鼻の響きが悪い。鼻腔が空いていない。
   サ行・・・文章中は悪くない。

Cさん
 読んでいる時にリラックス。身体に力が入り過ぎている。
 脊椎の上に全部乗せておくとラク。筋肉でしない。
 筋トレより呼吸、もしくは階段の上り下り。
 文章中から、よくない音をピックアップ
アツサ、マケヌ、カラダ、ラズ、ミソト、カンジョウ、ミキキシ、ソシテ、
(ノ)ハラノマツ、チイサナ、~ニツカレ(タ)、ソノイ(ネ)、シニソウ、
コワガラ、イイトイイ、ソショウ、ツマラ、サムサノ、モセズ、モサレズ、ソウイ(ウ)

〔4〕日本語の音声について
・日本語のスタンダード、いい音を学ぼうとする、外国人の方がちゃんとした
 日本語を話している。
日本人は崩してやっている。キタナイがそれでよしとしてやっている。
・外国へ行った日本人⇒日本に帰ってきても分かりやすいイイ音で喋る人が
 会社員に 増えてきた。
・日本人はちゃんとした音で喋っていない。伝わらない。
・ドメスティックスピーキング
 日常会話、崩れていく
・パブリックスピーキング、パブリックワーズ、パブリックヴォイス
 外国では全部修行。多民族、公用語も喋るが家へ帰れば、自分の
 生活用語を使うということに慣れている。
・フランス人は、フランス人としての誇りを持って喋っている。

◎日本人の誇りは?
 言語が崩れて誇りも失われた。
 芸能もそう。むしろ、大衆芸能が好んで日本語を崩している。

◎誰でも分かる音声、言葉で喋るということがはじまっている。
(入社にあたって面接などでも求められてきた。)
・好きではなく、本気でやること。

◎「なぜ、言葉をなおすのか?」職業でもそうだが、日本人なら日本語を
 ちゃんと喋りたいという欲求がないと続かない。
・例えば、「母」という音は、子宮からもらってくる言葉。
 言葉にはその言葉の持っている音=意味がある。
 気持ちがあれば、音が出せるというものではない。
 固有の音のおかげで共通の気持ちが持てるものである。
・自分の口から15センチくらい離して、そこからもらう。(意志を受ける)
 そこへ向かうのではない、発するのでもない。
 こういう空気の流れをイイ方向へ持っていくためにフェンダーはある。


◆本日の磯貝語録
日本人なら日本語を正確に喋る権利もあれば、話す義務もある。
その正確な日本語の音(声)を学び修得するのがこの講座です。

◆本日の感想
本日は第二期の初日で、久しぶりであった事と、新しいメンバーが増えた事で、
大分緊張しました。いざとなると体に力が入ってしまいます。良い状態で良い
日本語を喋る。目標をしっかりと追いかけます。