ことば調整「活舌」講座 (11/24)

講座テーマ「苦手音をていねいに克服する‐②」

1.ストレッチ

1)(立位)
・首を回す→肩を回す→腕を伸ばす
・股関節を使って骨盤を動かす→座骨を動かす→仙骨を動かす
 →内股で骨盤を動かす→脚の外側の筋肉を動かす。
・手を組んで上へ伸びる(首のつけ根を腕でほぐす)
 →反る→背中を丸くして前へ伸びる
 →再度上へ伸びる→息を吐きながら横へ倒す→肘を動かす→身体を揺する。

2)(座位)
・しゃがんだ状態でバウンス、手を前について、だんだん後ろへ。
 →長座位(膝は抜いて)上体を前へ→起こしてきて少し反るように。
 右側に倒れる→起こしてきて(吸う)→(吐きながら)左側へ倒れる。
 背中の空気を出しきるように。
・ゆっくりと上体を前へ倒していき、そのままkeepする。首、肩に力を入れない。
 →少しづつお尻を後ろへ
 →上体を前へ伸ばす(足首を持って引っ張ってあげてもよい)
 →(脚が真っ直ぐになるくらい)再度お尻を後ろへ。→前へ伸びる。
 →ゆっくり起き上がって上体を左右に捻る。

3)(伏臥位)
・膝を立てて、片方の脚にかけて横へ倒す。鼠径部で、ゆっくりと呼吸する。
 →脚をはずして金魚運動。
・(回復運動)膝を抱えて、胸の方へ引き寄せる。
・先程とかける脚をかえて、同様に。
・身体を横向きにして、膝をかかえこみ、ゆっくりと起きる。
・各自ほぐす。

2.講座・演習「苦手音をていねいに克服する‐②」

Q:自分でやっていてよく分からない・・・どれが良く、どれが悪いのか!
A:勘が働くか・・・。減点法の人、自分を持ち上げる人、2通りあるが後者の方が
 上手くなる。まぁいいやでやっていける。厳しい人は自分との戦いだけにして
 しまう。声は他人とのこと。
・こうじゃないのかな~という予想がたつようになってくるまでやるとよい。
・まずい部分を隠さない。堂々とやっていると、周りは認める。
 認められると良くなる。
・音声に関しては、自分を持ち上げる努力が必要。
・何も知らなくても、出来るときは出来る。ことばとはそういうもの。
・日本語は長い歴史があり、その上で会話している。その人のバックグラウンドで
 音感覚は違う。

◎((やまとことば(文字はない。うたは残っている。息が長い。マネがしやすい。
だから伝わっていった。仏教が入って文字(漢字)が入ってきた。読めない人の
ためにうたをうたった。知らないことは音から入り覚えていった。))
・2000年前からことばがあった。今は字があるだけで音を覚えない。
音の伝承でどの国もやってきた。語り部(民間)、政治でもいた。それにはふしが
あった。分かるようにマネられるように、しないといけない。ちゃんとことばを
言える人がいないといけない。
・今から900年前に文字体系が出来た。
 当時1000万人のうち3割は文字が読めた。世界的にも高い識字率。
・どういう音というのはうまくいかなかった。文字の意味をとるのが重要だった。
・武士、でかい声で皆に分かるように命令を出せた。その時には、規範があった。
(どういう時には、どういう声か。)
・「規範代」が足りなくなってきた。そのためいろいろに広がってしまった。
その後、藩政になり幕府の圧制に苦しむようになる。
・今は、自分の自由にやっていい。お金があれば自由にやっていい。
自分の満足の追求のために走る。それは良いことではない。
声・ことばに関していえば、みんな自由。
話す方も話し方を知らないし、なにしろ聞き方が下手。

◎現在は言葉音の規範がない時代。
標準音があったが、今は共通語となり相対化された。
・文部省のしばりの中で、NHKが放送したもの、政府の都合の良いものを
放送し、戦争にまで導いてしまった。標準語に疑問が持たれた。

◎共通語‐地域によって共通のものをつくる。相対的。
標準語をくずして代わりになるものをつくるのに非常に苦労している。
・人間の心を今は文字では表せない。声でしか現し伝えられない。
(田中角栄の声が松平健みたいだったら・・・。今と違う日本になったかも。)
・その声によってその人の過程がわかる。
・両方持っているのがいい(人生が増える)
・・・サ行が言えるのと、サ行が言えない。「サラダオイル」

◎ウィークポイントをつぶそうとしない。
◎強い人はマイナスポイントを持っている、他人のマイナスポイントも認められる。
生物学的思考=頭で考えて良しと思うものを1つ持っている場合は、必ず反対の
そうでないものをも1つ存在する。
たから、バランスがとれている。
良い:悪い=1:1 だから、生物としてやっていける。
・学校は生き辛くなる教育をしているのか・・・。
・規範があるから、いろいろできる。規範だけ→つまらない。可能性が少ない。

◎規範がない・・・不安、仮定法としての軸がない。→規範は絶対ではない。
・共通項の高いものがあれば、生きていける。
・まずいと思って改善すると良くなってかえってくる。

◆「音声改善」をするにあたって。

・サ行も喜んでやらないと改善しない。バツゲームはしないこと。
・自分にとって不都合なら、やったほうがいい。
・規範がなければ悪いとは言えない。

◎誰にでも分かって、次の世代につなげていける音声がいい音声。
・タンギング・・・舌でジャマをすることでできる音楽→ことばがある。
ジャマしたときの音声のボキャブラリーが貧しくなると喋りにくくなる。
・マイナスだと思っているからまずくなる。堂々としていれば通用する。
・吃音、なおっても喜ばない。(そういう精神状態)
社会的圧迫からおこったもので、治る、ダメだと思うから、ドモる。
ずーっとやらせる。やっていると治る。
・開放されたら治る。社会が違うものをいじめる。皆、それにまいってしまう。
・吃音って楽しいもの、おもしろいもの、躍動感があると思考を転換する。
・何のために、何をしているのか分からないとき=ものすごく大切。

◎ことば=伝達の道具だけじゃない。その人の人間性、その人の人格。
◎声=その声からその人の人となりが伝わってくる。喋り方は声から。
◎人格→他人の声からその人の人間性を聴きとる。学びとる。
・自己否定をする人は、言葉の良くない人→明るい音声が出せない。
・多少トラブルがあっても、そういう人格だからいいじゃないかと
 思える事から改善が始まり、有効となる。
・自分の活舌に対して正確に判断しているか。社会的判断か。
 社会的なハンディキャップは、社会が変われば問題にもならない。
・それを克服しようという気持ちがわいてきたら皆で手助けすればよい。
 闇雲に、皆治そうとするのは違う。
・タンギングができないことで、悲観的にならないこと。音は明るく、
 爽やかでないと伝わらない。
・柔軟になることで音を聞く耳の幅が拡がる。
・活舌が悪い人=音を聞く耳が不正確であった(弁別機能)
 =「いい音っていいよね」という頭の回路が必要。

(演習‐1)自分の苦手音を発音してみる→各自、先週の復習。
◎楽しみにながらやる。→よく聞く。

◎名前が言いにくい・・・どうしよう、どうしよう・・・ではなく、
じゃ、名前を変えようか、くらいの柔軟さが必要。
・いじめても、反省しても、忘れても・・・なおらない。

◎開放しよう!自分で開放したくなってくる。
・コンセントレイトしても突破口はない。音が開放されるにはどうするか。
1つには身体を動かす。開放するにはどのように動けばいいか。
(Aさん)「Aさん」を開放する身体の動きをやってみる。
(Bさん)(本人曰く)緊張が高い、ほぐす、「Bさん」を動いていう。
(Cさん)自信を持つためにはどうしたらいいか、発明する。
逆立ちして「Cさん」といい続ける。リズムをつける。
(Dさん)アンダーコードを使わないといい声にならない。
圧倒的にアッパーコードを使っている。
Hは摩擦音。パイプをひねって出すようにすると鳴る。
「ひろびろと」:アンダーコードを使う。
声帯はしめずに、上下のところを閉める。下げたまま音程を上げる。

演習
各個人で練習、個別指導(前回の改善点の発展形)
・足を使ったら動くということ。足を使うとリズムがとれる。
そして、前へ出す。やったもん勝ち!
・それもよい、捨てない。それより良いものもやる。
・ことば‐伝わったという感触は声で分かる。出した瞬間わかる。
自分に伝わるように読めているか。どのためにはエネルギーもいる。

◆磯貝語録
なし

◆本日の感想
この講座は、はじめて参加しました。自分が思っていたのと全然違う講座で
ビックリしました。「活舌」=早口言葉かと、そういうイメージだったので・・・。
元をチャンとつかむことと、出来ないと思い込んでいることをほどくのと、
とっても良く分かりました。

歌発声土曜(11/19)

講座テーマ「世界の民謡を歌う⑥」

[1]リズム(磯貝塾長)
◯拍子振り 3拍子、4拍子
 丸の中でやる → 止まらない。
 ↓
 自分の都合になると、崩れるが・・・
 遅れたら、走るで。

[2]課題曲歌唱
♪マンマ
♪アメイジング・グレイス
♪ロンドンデリーの歌
☆手回しオルガンを回しているように→音楽につられて歌う。

♪コンドルは飛んで行く
◯コンドル=神様。 『祈りの曲』→ブツブツ切れない。流れ続けなければ神様と
 つながれない。
 いつ止まるかわからない音楽。
☆いつも同じにキチッとしようとし過ぎるとつらくなる。
 要所(春、夏、秋、冬)があることをわかっていれば良い。
☆音楽にのることが出来てきたら、言葉の実感を。

♪マンマ(足を忘れない)
☆全身こんにゃく! 自分の思いのままに動けるように発明する。
◯この曲は『Love Song』→『色気』→『肌触りがしっとりしている』
※男性は、いつもきれいに手を洗って、スベスベにしておくこと!
 女性は、いつ触られても良いようにしておく。

[3]選択曲ごとに
♪コンドルは飛んで行く(Aさん)
◯足、死なないように。
◯もっと外に歌う。
◯時々、ノドにつっかえるところは楽譜にマーカーを。その前のところで準備を。
◎片足上げて、楽譜高く上げて歌う→『楽しく』

♪ロンドンデリーの歌(Bさん・Cさん)
◯早く覚える。
◯つながっていくためにリズムはある。リズムでつなげていく。
◯言葉が本気になり過ぎない。言葉でリズムをとらない。

♪アメイジング・グレイス(Dさん・Eさん・Fさん・Gさん)
◯3拍目から始まる。拍子の角は丸く。
◯最初の(V)ブレスはしない。つながる』くらいの音量、呼吸で。
◯2拍目(伸ばしている音)を次の音のためのものにする。
 1泊目より2拍目の方がエネルギーが高い。
◯「なにもしらずに いきてきた」→ワンフレーズ
◯もうまよわ「なーい」→しっかりつくる。

♪マンマ(全員で)
◯ママ→間に「ン」を入れて「マンマ」
 鼻に抜けていること。

◆本日の『磯貝』語録
音楽する人、どんな曲も清々しくする。→リズムのエネルギー
止まらないようにするのが『リズム』→拍をうち、止めることではなーい。

◆本日の感想
「コンドルは飛んで行く」が原始宗教の歌だとは知らなかった。しかし、だとしたら
この日本語の歌詞は何なんだ。不当逮捕されたら取り調べを黙秘する代りに
高らかに歌ってやりたいような歌だと思っていた。民族により音楽感情はちがうの
だなあと知らされた。
Theme: クラシック | Genre: 音楽

発声・呼吸月1レッスン(11/13)

講座テーマ「発声法と声種をつくる」 

館林講師
○準備体操
 ストレッチ―体側、指振り、手首、背中、肩甲骨ほぐし、首運動
       顎関節ゆるめ、あくび体操(腕を使って肩、胸まで筋肉をゆるめる)
       前かがみになり、膝裏、ももをストレッチ。
       両足をそろえ腰を落とし足首ストレッチ。
       上体を前にかがめ、ゆらゆら脱力。床に座り上体を前屈し伸ばす。
       上半身ロールアップ
       3T(溜めない、閉じない。止めない)ゆったり、身体のどこかを動かす
       腕を使って胸郭まわりを動かす。

○「良い日本語の音と発声」②
 1鳴りと上顎構音
  日本語は母音発声である「イ・エ・ア・オ・ウ」口の中の調音点を意識し 
  きちんとした母音を発声しながら、キチンと歩く。
  歩きながら前へ音を発していることを意識する。一音ずつ構えをつくり
  調音点に狙いを定めて、クリアな音をつくる
  口の中の形が違っていることをつかむこと。

 「サ」行 「シ・セ・サ・ソ・ス」
  「シ」s 他の音よりも息を少し上にぶつける。
  音を出すことに気を取られると、身体の意識が薄れ息が下がっている
  もっと高い位置に引き上げられると声が明るくなる。

 「ラ」行 弾音 「リ・レ・ラ・ロ・ル」
  英語の様なRではないが、表記としてはRとする音。
  舌先を細くして、上歯ぐきの少し後方を鋭く弾く。子音から母音に戻ること。
  ラ行が苦手な人、舌先がペタと平たくなり、音も重い。舌先がポイントに
  届かない。

 「ナ」行 鼻音 「ニ・ネ・ナ・ノ・ヌ」
  
 「ハト鳴き」―のどを開く、のどを下げ胸の深い所から音を出す。

 「空気うがい」―のどの深い所の筋肉を使う
  【無声うがい】構音点(硬口蓋、難口蓋の中間)にぶつける。
   息を引き上げる―モチベーションが上がる。
   息をぶつけるポイントは口の中の真ん中、前、後ろと変えてうがいを鳴らす
  
  【有声うがい】―のどがカラカラと鳴る感覚で声にする。
   上顎全体に息を当てながら、上顎の形をつかみ、違いの感覚をとらえる。
   上顎の感覚がつかめると、舌の感覚もついて音の明瞭度もアップする。
   舌で上顎のポイントをたたく。
  
   舌の動きの悪い人は、舌のつけ根、舌骨周り、舌周りが固く、動きが悪く
   発音も甘くなってしまう。

  「n・r・d・t・k・g・y」すべて上顎で音をつくる。構音点を確かめて
  下顎を使わないように顎先を狭める。上顎の中心の意識を持って
  その延長線上で音をつくる。調音点から母音を構音する。
 
   
  舌と音の関係
  「n」鼻音 
  「r」弾き音 
  「d」破裂硬音
  「t」〃
  「k」破裂軟音
  「g」〃
  「y」接近音


 ○上顎を使って母音をつくる
  
   「イ」-歯の裏からのどに向かって直線を結ぶように
   「ア」-歯の裏左右の2つの点を結び上顎に息をぶつけ、3点を結ぶ。
       三角形のささえをつくり、構音する。
   「エ」-下顎の調音点と上顎の中央を結ぶ。
   「ウ」-上顎の調音点に息をぶつける。上顎洞に響かせるように声を出す。

  上顎を使えると母音がよりクリアに明るくはっきりした音になる。
  上顎を使って息を引き上げる。

○本日の館林語録 
  上顎を使って息を引き上げると、音がクリアで明るく響きのある音がつくれる。  
  上顎を上手につかえるようにすること。

○本日の感想
  今までやっていたやり方が違っていた事に気づけました。
  また発音でも50音順で並んでいるだけで、全て音が違う事を
  意識していなかったので、これからは気をつけていきたいです。
  

ことば調整「活舌」講座(11/10)

講座テーマ「本人の言葉グセ(活舌)を正確にとらえる」

1.ストレッチ
・立位
1)手を真っ直ぐに上げる。(左右)
 自分で持ち上げる。→引っ張られるように。
 肩を回す。→両腕を上げる→肩と首をほぐす。
・体感・・・分かれば分かるほどやりすぎる。やりすぎでない、ケチでもない。
 少し、いつでも余裕を残しておく。(余裕の体感)
 指摘されたことを100%やるのではない。
 夢中でやっている時も向こうにあるものを常に捉えておくこと。
・思うと妄想・・・妄想は、爆走になる。
・ムダな努力をしない。そのままを続ける→辛抱→感覚が育つ。

2)座骨を回す。
・「あ」・・・やっていると出す前に聴くということが分かる。
 あるものをやる。自分でやろうとすると失敗する。

3)横隔膜・・・6点をそれぞれ動かす。最初は分からないが、
 それだというつもりでやってみる。
 6点を滑らかに回す。前2つが上手くいかない。
・前の2つの点を前に出すのをどうするか。どうコントロールするか探す。
 後ろを抜く人が多い。入れると前がでる。
 前へ引っ張ってやる・・・どういうことか自分で見つける。
 半年くらいやっていると少しづつ分かってくる。
・腹直筋
 バウンディングは重要。身体を抜いた声では声を悪くする。
・今年いっぱい、胸郭をを動かすことをやってみる。すると横隔膜のことが
 分かってくる。
・座骨のことは、横隔膜のこと。(フラの人は腰椎を動かしても、
 上体は動かさない。だから歌える。首や肩は動かさないほうがよい。
 ハンガーのままお尻をふる。)

Q.なぜ芝居に加工が必要なのか。
(A.自分でないものを演じるから。)
(A.同じことを何度も繰り返さないといけないから。)
・同じことはない=自然・自由
・決めると不自由だが、何度も出来る。
・その人としてやるということを毎回する。これは大変。芝居ができたからと
いって、ナレーターは出来ない。全てを含めた上で声だけでやる。
ナレーションは何度も繰り返すことはない。
・身体を明け渡して、役をやるときに自分にとって動きにくくても出来なければ
ダメ。そうじゃないものをやるときに、私の日常を持ってやるとマズイ。

◎本日のテーマ「自分の活舌ウィークポイントを正確につかみ、
 克服する方法を見つける」

・日毎の経験を細かく整理して、どうなってしまうのかチェックする。
・出来なくしているものをみつけて、冷静にとらえる。
・ウィークを見つける。どこがそうさせているのか見つける。自分で自分のことを
 見つける。
・静かにする。自分に戻す。外部から言われたことをやるのは対応。
 内省ができなければ、対応もできない。

Ex-1 各自のウィークポイントを発声してみる。
回復運動;体形を変え、卍、腰の後ろ、首の後ろをほぐす。
・呼吸、鼠径部をひっこめてみる。押し出す。丹田も同様に。
・鼠径部は自発力、意識して出し入れ。
・丹田は丹田に紐をつけて出引。前へ出し、後ろへ引く。
最初は自発的にやってあげる。運動脳。
見えない空気・ことば・心を相手にする。
見えないものを自分の身体でサポートする→気の世界。

Ex-2 自分の体をコントロールしにくいところをCheckする。
・自力でやる部分、そうでない部分と両方育てる。
・上手い人は自分でもやっているのは半分くらいではないか。
・繰り返すことも、自分の中と外の気がやってくれる。
・頭で分かって、すっと身体で分かる(腑に落ちた)。
・声も振動だから、気のことが分からないとダメ。
・好きになったら、向こうも好きになってくれるだろう。合気(あいき)。
◎連携していく気が分かると良い。
自分が思ったように出来ない→自分の思ったようにしたいが原因。
・気の流れと呼吸には関係がある。じっくり見付けていくこと。
 気が分かると、事故にあいにくい。スポーツは気の世界。芝居・表現でも根幹。
私でやろうとする人がいっぱいいると悪い気が漂っている。出来る人は頑張らない。
頑張る人ばかりのところは出来ない人たち。
自分は引いた方がいい。
・意識、感覚、意志、がないと言葉は発することが出来ない。今までやってきた
 ものを変更しないといけない。
 もうひとつ別のことを覚えようとした方が早い。

◆発表:自分で苦手なところ
Aさん:サ行
Bさん:ラ行(ラ行音が続くと難しい。)
Cさん:サ・ザ行
Dさん:パ行(ナ行は良くなった。)

・今までそれでやってきたので、変えると脳は困る。
・一番マズイのから直すのはソン。はっきりしない自分のマズイところをはっきり
 させる。
・気持ちで直るということはない。
・今はやった後に気がつくが、気があればやる前に気づく。
・ウィークポイントをバンバカ出す。自分に入れておかない。
・気が楽になると、やっていることに気がつきはじめる。
・サ行が出来ないことを確認しているのだという考えでやる。どんどんやってしまう。
・隠しても、責めてもダメ。それではなおらない。
・まず、自分の苦手なものを出してみる。(書き出し)

(Aさん)感情が走り「早口になると舌さばきがうまくいかない。」
舌さばきがうまくいかないことは「労働省合同庁舎」
(いじめは社会に潜在的にあり、うまくいえないことばは必ずある。)
・うまく言えないポイントの核をつかまえる。すると楽になる。
◎自分の特徴をみつける。
◎自分の発する言葉の意味、思いばかりでなく、「音」「口調」も覚えておく。
聴いていないとできない、喋ることに夢中になているのでは?
つまった音のあとに、うまくいっていない。
Aさんは、喋っている時には、気がついていない。
◎促音便の前のS、「あさって」がダメ。

(Bさん)「ラ行」「ダ行」「早口」(自分では分からないが他人から言われる。)
「ウ・オ」などが言いにくい。これが混じるとうまくいかない。
◎ウ・オは、奥の母音なので懸壅垂の問題→息の位置。
指でさわる、そこで「オ」という。口で言わない。
舌で軟口蓋をなめる。軟口蓋、懸壅垂へ向かって「ウ」
後ろの天井を上げてやって、そこへ向かってノドと軟口蓋でやる。
唇を先行させない。「Bさん」
本人:唇を使っていないけど出来た。磯貝:「ウ音」は唇を鳴らさない。
・ノド‐懸壅垂‐軟口蓋 のライン。
・一回出来た。しかし、マグレ。マグレにならないようクセをつける。

テキスト「ウチのウシはウマイ」
・Bさんは唇が緊張しずぎる。
唇を使うと舌が「ウ」の形に近くなるので幼いころに教えられる。ヒドイことだ。
・自分のためだったら何でもしなさい。

(Cさん)サ行→タ行と関連付けて調音「Cさん」の「サ」が「タ」に聞こえる。
・まずカ行からつくっていく。上顎でつくる。上の前でつくる。
 舌をきちんと使う。上顎の犬歯を鳴らす。
・まず、音をマネル。(磯貝講師、見本)
・方法は教えるが、その方法でやったとしてもイイ音になるかは別。
 まず、音を覚える。
・何が違うか・・・「カ」「ka」
(kのところで、aを言っている。kの瞬間aを言う。出来てくると固定してサボル。
3回言うなら、3回新しい音をつくる。喋ることはラクをすること。すると音は死ぬ。
音が生きていないとことばは生きない。ことばが生きていないとダメ。)
・音はある状態でつくる。目にまで出ている。息を上げる。
・音が意味、意志、感情なら、それは脳の問題。
・脳のことを一番に出てくるのは目である。一回、一回、目がご挨拶している。
慣れあってはダメ。
・不自由なおもいをして、「カ」を覚える→サ行へ。
・自分の出している音は見える。見える音にしたらみんなに聞く。

(Dさん)パッと吐き出す音。P唇音破裂音→「H」行から行う。
「ハ」・・・破裂音、声帯がパチンと破裂する。
・耳は聞いているけど、目は開いていない。
・鳴りだけ、響きを聞いていない。
・響きが上まで上がってしまっている。
・声門破裂音‐「ハ」
・息を吐き過ぎる。
本人:出そうと思って上がってきてしまう。思っていたより低い。

Aさん:「と」一度ためてから出す。「て」

Bさん:「ウ」「オ」・・・「ウ」は懸壅垂に向かって、唇でやらない。口の中の音。
口の中から唇に伝わってくる。「ウ」を後ろへ持っていった方がよいかも。

Cさん:「カ」奥をあける。母音があって子音がのっかっている。
今は子音の上に母音がのってしまている。感触の違いを覚えておく。

Dさん:「ハ」は、ノドで。左右が弱いかもしれない。ノドの位置で鳴らす。
 吹き上げない。出した音を聞くのではなく出す前の音を聞く。
 出す前にある、その音を出す、構え。ことば一音、一音に対する態度。

◆本日の磯貝語録
なし

◆本日の感想
自分のウィークポイントを探し出し練習しました。日頃から意識して変えるやり方を
使い、ダメだった時をチェックしないと自分のものにならないなと思いました。

歌発声土曜講座(11/5)

講座テーマ「世界の民謡を歌う⑤」

[1]準備(発声)
◯ハミング
・前傾し、背骨周りをたたきながら。鎖骨周りたたきながら。
・鼻三角(上歯のつけ根に舌先軽くつけて)で。
  ①上から下へ。下から上へ 等。
  ②ソ ファ♯ ソ ファ♯ ソ ファ ミ レ ド
※「上下歯つけて、横にイーと広く」←→「口唇前に突き出す」
 「舌を出す(思い切り)」←→「奥(口頭の方まで)へ引っ込める」
 「上」←→「下」
※ほほ骨高い感じと、その下はブラーンの両方感じて。
◯「Ka」微笑みながら、アゴはブラーン。舌先の力も抜いて。
 ◎声のこと考えないで『息を流す』こと。
 ①ソファミレド(スタカート) ②ソソファファミミレレドドドド
 ・リップトリル(口唇両端手当て)上から下へ。下から上へ、上から下へ。等

[2]課題曲歌唱
★座骨垂直、首立てて
♪アメイジング・グレイス
※ほほ骨にライト当たってピカーンとしている感じ(ほほ高く)。
 meno possoの前まではin tempoのままで。
◯出だし、ノドしめて押さない。息を通して。
◯like「me」→ブラーンとしたアゴで。(「ミー」伸ばしたまま、アゴ左右に動かせる)
◯「but now I'm found」ひと息で。
◯発音確認
 ・wretch:「w」ウ入れる。「r」舌どこにもつけない。
 ・like:舌を上歯つけ根につけて、時間をかける。
 ・a:「o」の音に近い。(例:was)
  o:「a」の音に近い。(例:now)

♪ロンドンデリーの歌
◯1番:固い板ガムをモグモグしている感じのまま、日本語で歌唱。
 2番:上下歯を合わせたまま、日本語で歌唱。(モグモグ使って)

♪コンドルは飛んで行く
◯足踏みをしながら歌唱(少しアップテンポで)

♪マンマ
◯歌唱

[3]個人レッスン
(ロ=ロンドンデリーの歌、ア=アメイジング・グレイス、コ=コンドルは飛んで行く)
Aさん(ア):◯壁によりかかる。足は壁から離し、少し膝を曲げる。
        背中の上と仙骨が壁についていればOK。
        下半身が安定すると、深い呼吸になる。
       ◯もっと息を流す。
       ◯口両側に手当て、モグモグ使ってしゃべる。
       ◯地面から息をもらって、自分の中を通り、また地に戻る、
        大きな息の循環を感じること。

Bさん(ロ):◯身体のどこかにテンションがあると呼吸がうまく流れなくなる。
        鳩尾と丹田に手当て、シューと息を流す
        (これを使ってリップトリルをやってみる)
       ◯下歯の上に舌をのせておく。
        鎖骨を伸ばして、肩甲骨から天使の羽根が広がるように。

Cさん(ア):◯正しくやろうとし過ぎている。解放したい。言葉を明るく軽く前で。
        自分の中に抱え込まないで。
       ◯少し足を腰幅くらいに広く開く。
       ◯1mm高い位置で(胴まわりの支えが抜けないよう)
       ◯ほほ骨を高く。
       ◯口角が抜けない。
       ◯P(ピアノ)のときエネルギーが無くならないように。

Dさん(ロ):◯歌詞のフレーズと音楽がまだ一致していない
       (言葉のフレーズチェック)
       ◯フレーズをもう少し短くして(ブレス)。
       ◯少しヒザ曲げたところから、スーッと上がってきた姿勢で。

Eさん(コ):◯リズミックな感じだが、息は流していきたい。
        ほほに手当て、グッと前に突き出して、普通に喋る。
        上下歯の間をあけて、しっかり喋る。
       ◯息を前に流す。

◆本日の磯貝語録
お休み

◆本日の感想
 歌は歌えるようになると、色々な事を言われても分ると思うけど、
歌えないと言われる程分らなくなるものだと分りました。
Theme: クラシック | Genre: 音楽