ヴォイストレーニング・夜ジム(7/24)

■ストレッチング(全体)
・体全体をさする。顔まわりも重点的に。
・首のストレッチ
・手を組み上に伸びてからの脱力
 手を上に片手でもう一方の肘を引っ張り肩のストレッチ
 両手をあげて体を左右に倒す。肘を引っ張る形で左右に体を倒す。
・両手を左右に振って体をひねる
・下半身をさする(仙骨、ソケイ部、足の付け根)
・股割り→深く→肩入れ
・手足ぶらぶら
・骨盤に手をあて腰の旋回。ソケイ部に手をあて腰の旋回
・3T

■レッスンメニュー(各自)
・Bさん
仙骨、股関節の開き(筋肉柔軟)ができるとよい
内股の筋肉を使う体の動かし方をする。

片足立ちで膝を正面から横に開く
足首を柔らかくする。

前足の足首を伸ばして後ろ足で前足のふくらはぎを押す。

骨・関節・筋肉に興味を持って遊ぶ・楽しむ
股関節・腰まわりがしっかりすると、声もしっかりする。

四股は出っ尻で腹筋を使う。

全体を通しての感想
声が出るなということに気づけた。体を動かすことに気を遣うようになった。
定着させるまであせらずゆっくりやってほしい。


・Cさん
水平位をとる。目からくる耳、音のとり方、目と耳でとる。

手を地面と水平に横に広げ膝に片足をのせる。

目を開けて5カウントつぶって5カウント
片目をあけて5カウント反対の目で5カウント足をおろす。

左目をしっかりあける。

全体を通しての感想
腰の調整がうまくいってよかった。
実感ができたことが今回やってよかったと思う。
肩が上がっていることに気がついた。
肩をおろすことで声の劇場に参加した際、群読のすばらしさがわかった。

・Dさん
首倒立で自転車こぎ
背中をなるべく立てる
足首・足の裏をつかう

いすに座って低い声で「オー」
胸声、口腔のおくまで
首をかためない。
下唇から「オー」と出すようにする。

全体を通しての感想
丹田を感じられるようになった
そのため重心をおろすことができるようになった。
あがっていることもわかるようになった。
身体の調整ができるようになった。


・Eさん
仙腹関節の柔軟性は良い
片足を前に出してもう片方の足をももの裏につける。

上腹に正確に入れるのがまだ難しい
丹田、上腹、胸郭など単純な運動性をつける出し入れ。
運動を日常的にやってみる。


上肢左右のひねりの時、体幹(腹筋、背筋)を満遍なくつかう
柔らかい筋肉をつくる

全体を通しての感想
丹田を学んで、声がかれにくくなった実感がある。
職業でも腹からの声が通じるということがわかった
体のどこがクセがあるかもわかった。


・Fさん
顎関節降ろし(下顎骨を降ろす)
ハミング練習
裏声で「今昔物語」朗読
帽子をかぶった時に帽子があたる部分を響かせる
音が下がってこないように


全体を通しての感想
集中的に自分のやっている時間が取れたのはよかった
今の体の状態のチェックができたことが良かった

頭声を飛ばせるように響きを感じられるように、より訓練をしたい。
上の響きと下の響きの両方を持てるようになるとよい
頭の理解以上に感じられるようになりたい。

発声法改善(2012.7.19)

講座テーマ「発声法改善‐地声と裏声」
[1] ストレッチ&各自課題
・Aさん…匍匐前進 
・Bさん…四股踏み

[2] 実践講座「地声と裏声」
・実音=実声(地声とも言う)=有声音

◎一般に言う地声は“有声音実声”で、
胸部共鳴、もしくは口腔共鳴音のことをいう。
◎有声音…有効母音(鼻が閉じた状態)である。

カ音…軟口蓋の少し後ろを舌の後ろで打ち、
鼻に漏れずにしっかりと閉じた母音「ア」の調音をする。

・閉じた状態…地声口腔音
響かせるのは、前胸部、閉じているのでノドが下がる。
⇒胸が響く。
・ナ行、マ行は、鼻の響きなので前胸部が響いても音調は上がる。

◎「地声の良さ、良い地声」とは:地声発声の音をどう響かせるか?
そのためには、音(声)の良し悪しを判断出来る感性が必要。

・地声がないとテクニックがない。
・地声が悪いというのではなく環境によって悪くなるもの。

◎良い音、悪い音(良い声、悪い声の原理)
雑音が入った音は遠くに届かない故に:悪い音
雑音がなく、音圧があり、透過率の高い音:良い音

「良い、悪い」は、社会的には相対評価、
科学的客観的には絶対評価といえる。

<地声>
・声帯があわさったところから盛り上がってから出る音。
良い地声は、それを出し続けることができる。

・声帯と懸壅垂の位置を確認して、その位置を共鳴する音を出す。
歯のなかがわで響かせる。

◎有効母音、胸声、出し続けられる=地声
連続音が出せる口腔鼻音なら良い。

EX ‐「イ・エ・ア・オ・ウ」
Bさん…響きのポジションが低い。高いところでできないと困る。
地声の音幅はつくれるか。鼻を抜かないのが条件。
(半母音は地声ではない。ここでは厳密にする。)
(胸部共鳴、有声母音の地声をつくれるか。)
→地声が安定してきたら、母音をつくりなおす。次に子音へ移る。
Aさん…自分にとって低い地声から始める。
音幅が広がるとノドが育ったということになる。

◆本日の磯貝語録
なし
◆本日の感想
声や言葉にとって丹田は神様なんだから大事にしないといけないヨ。
先生のおことば…ウーンなる程これは理論ではなく、
師の体験の言葉だからズーンと納得。

発音・活舌改善講座(2012.7.18)

講座テーマ「母音・子音調音改善 総集編」

担当講師 磯貝靖洋 

[1]歩行…「姿勢を正して、まっすぐ歩く」
  ・視線は自分の目の高さ、踵から歩く、手はしっかり振る。
  ・仙骨を前に押すように歩く(仙骨感覚歩行、ささえ丹田)
  ・両腕を上にあげ、肋骨を前に張るように歩く。肩甲骨は左右を締める
  (腕を戻し、腕をよくふる、回復運動)
  ・片腕上げ歩行 もう一方は、よくふって歩く、背筋、腹筋の運動
   足をよく動かすと腹筋がしっかり動かされ鍛えられる。
   背中、肩、腕など捻じったり、よく動かし回復運動。

[2]5月~7月総おさらい
  6回で多くのことを取り上げてきた。言葉は覚える力がなければ言えない。
  言葉、音声は環境が影響する。周囲に2人以上言葉に難がある人がいると、
  乱される。

○「サ行」―タンギングの問題(舌をどのように使うか)
     自分が出した音を耳で聴いて追いかけることができなければ、
     音を改善できない。
     他人にもたくさん聞いてもらうこと。

○受講生一人一人をチェック
  タンギングを改善目的としているが、ほんのちょっとのことを修すことで
  良くなることがあると考えるようになる⇒修正
  「少しのこと」が何かに気づくことが重要である。

  自分の出した時の「いい音」を記憶しておくことが大切
  あるいは、いい音をもらうことで、自分のい音を出す。
   
 ・母音を早く出し喉頭を鳴らすと、いい声になる人もいる。

◎母音は有声音なので、実感がある
 
 ・縦口にして、舌を降ろし、口腔音を外に吐かず、喉頭に戻し増音化する
  歯の裏側に「S」がある→喉の奥におろす
  傍観者でなく、どん欲に音を聴き、取り入れる。

 ・音声の集中力 
  緊張の先に、スカッと抜けるいい音がある。
  座り方、立ち方等のわずかなことで、音の響きが変化する

◎静かな自然の中では、多くの音が聞こえてきてうるさい程となる
 これは、何かを聴くという集中ではなく、全てに聞いて受けると言う
 集中で、自己の中の芯や線に集中することで、受け聴こえる。
 
 ・舌を締める
 音はひろがていくので、どこの音を聴くのか、自分で決める。
 音は広がって行くので、どこの音を聴くかで自分で決める。
 どこに向かっていくかで、喉頭の反応が違う。一音ずつ決めて音にする。
 有声音をしっかり出す…座り方、姿勢も音を出せるポジションを決めて
 音を出す。

○「ザ行」…ジゼザゾズ
     「Z」の音をしっかり出して母音を乗せ、喉に戻す
     腹部、腰も入れ過ぎず、緩め過ぎず、適度に腹に響かせる。
   ◎ Z音は上下歯部の同時摩擦音なので、歯裏をしっかり鳴らす
     息を吸い過ぎても、吐きすぎても、いい音がつくれない。
     息の強さが必要で、Sより強い息を使う

○「ジャ ジュ ジョ 」 拗濁音
 「ジャ」 ―「あ」がよくないので、顎先を使う。オトガイ部を締めて使う
 
 「サラサラ」―母音aの位置が前で広いとさばきにくくなる
 「ラサラサ」…「ラ」舌先だけで軽く上歯の歯ぐきの上をはじく
  ラ音調音は下顎を使い、各関節に力を入れて、上顎を舌先で叩く
  完結性のある明るく軽い音が出せると、クリアな音がつくれる。
 ◎構えを入れ、舌先で打楽器を叩くように口腔を響かせる
  顎を少し上げ気味に喉は使うこと。有声音化 
  舌を上顎にしっかりつけてから、はじく。口に中を響かせる 

 「R」音 リレラロル―強くて明るい音
    音を感じて、音を聴いて、音を口の中に響かせる

  ・口の中の鳴り、響きを作り、喉に下ろす

◎人間の声は、楽音。心地よい音 快感音である。
 自分が良くなるためには、周囲の人の存在も重要
 
 母音の良い響きを自分がつくっていることができれば、
 身体にもよい響きが伝わる。

◎「 タンギング」(舌さばき)…舌の形、位置は口の中が響く楽器に
               するために大事であり、いい音を
               つくる基礎である。
◆本日の磯貝語録
 タンギング(舌さばき)は、いい音をつくる基礎である。
 舌の形、位置、動きを正確にし、有効な音をつくりだす作業の
 ことをいう。

◆本日の感想
 自分の音(声)を聴くことはむずかしいことですね。先日の
 ヴォイスチェックを受けて、とてもためになりました。そして
 何か楽しい事なんだと知ることができました。時間のかかることも
 わかりました。

ヴォイストレーニング・夜ジム(7/17)

■ストレッチング(全体)
・手足ぶらぶら、悪いものを外に出す
・手を組んで上に伸びる
・首(後ろ、後ろひねり、前、前ひねり、左、右、首回し)
  盆の窪を中心に頭を揺する、頭蓋骨だけを動かす、首・肩ゆるめて
・鳩尾の高さの脇に手を当てて胸部だけを前後左右に動かす、斜め対角に、中心から8方向に順に動かす、8点をまわる
・膝をゆるめて鼠径部周辺を強めにさする、なでる
  鼠径部中心に腰の旋回、腰の動きに連動して全身も動かす、どこも固めないように
・股割り、肩入れ、バウンド、膝を肘につけてバウンド
・2人組で1人は仰向け、足首を持って左右に揺する、寝ている人は力を抜いて全身が揺れると良い、寝ている人は相手に体を委ねる、小刻みに揺らす

■レッスンメニュー(各自)
・Bさん
  前回練習のロングトーン練習(椅子座位)
  少し低めの声で、
  "oーーー"
  "aーーー"
  "uーーー"
  〈注〉鼻に抜けない音、上に割れない音、前に吹きすぎない音、口と喉を響かせるように
  以前行った有声音で「スゥー」をやってみる
  ※舌が細く奥に入れるようになると良い、いまはまだ平舌で下顎にくっついている

・Dさん
  ①前回の①②の繰り返し
  ②あぐら、腰立て、丹田呼吸→鼻のみ、呼気は丹田に手のひらを置き、そこに響かせるように低めの声「オー」の発声
  〈注〉喉を下ろし開け、喉より下、胸の響きをつけること、口鳴りだと息がすぐなくなる、やり過ぎると嗄れる
  四股踏みのときは重心の移動を意識する、腰を立てたまま
  低く強い音のとき喉の直鳴りをしがちなのでなるべく鳴りより響きを

・Eさん
  前回の復習
  ⑴-1) 鼻呼吸練習→呼気を口を閉じ、ハミングで「ウーン」で
  ⑴-2) 丹田呼吸→上記同様
  ⑵ 1)2)3)4)の繰り返し、口を奥深く開け、「アー、ア、ア」と声を出しながら行う
  〈注〉丹田をしっかり使わないと声はしっかりしない、首に力を入れない
  四足立ち呼吸のとき、手のひら全体に体重をのせられる姿勢をみつける
  ハミングは自分が出して気分のいい声を出す
  四足に体重が分散する立ち方、丹田、鼠径部の意識
  口から前に出たときと、口の奥を使えたときの違いを自分で聞けるように

・Fさん
  前回ハミング練習の復習
  〈注〉首に余分な力をためない、特に頚椎と頭蓋骨の付着部に力をためず、その高さの音を振動させる
  頭蓋骨の付け根を響かせるハミング
  マスクを響かせるハミング(前頭音)
  眉間より上での発声(頭音)
  それぞれの違いを実感する
  『今昔物語』朗読
  ①軽く明るい声でゆっくりと
  ②背の高いところに片手を当て、そこに響きを当てるように
  [しっかりと鼻が空いてくる、高めの明るい声]

歌発声土曜(2012.7.14土)

講座テーマ「試演会」

[1]発声
◯ミゾオチに指当て
・「Vー」上歯を下口唇にひっかけるようにして。
・「Zー」上下歯合わせ、上歯根元に向って息を吐く。
◯丹田…おへそから握りこぶし2個分下辺り
 丹田を指で押さえ、少しおしり後ろへ
 「Vー」「Zー」
♪「Ka」ソファミレド(スタッカート)
◯顔面に手当て、口は閉じたまま、鼻からイキを出す(声出して)。
 ↓ 顔面の響き感じて
♪ハミング ソ ファ# ソ ファ# ソ ファ ミ レ ド(滑らかに)
 ※鼻から上に向かって、眉の間くらいまでの響き感じて。
♪「Ma」ドレドレドレドレドー
♪リップトリル (上から)ドソミドミソドソミドミソドソミド(早く)
 ※自分でマッサージ
[2]伴奏合わせ
[3]試演会 (サ=さとうきび畑、ス=すべての山に登れ)
 ①Aさん(サ) ②Bさん(サ) ③Cさん(サ) ④Dさん(ス)
[4]歌の翼(全員で)
◯「O(オ)」の母音で1番
・最初の上行でノドが上がってしまう。
・「オ」を作ったところでキープする。段々、口の中が拡がってきてします。
◯「I(イ)」の母音で2番
・高音は軽いと思うこと。そして、息を流す。
◯「リップトリル」で3番
・ずっと息でノドをマッサージし続けている感じで。
[5]感想・講評
・Bさん:「フニクリフニクラ」をたいへん楽しくできた。「さとうきび畑」は歌ってみたい曲だったので良かった。今までただ声出していたが、歌でも表現を意識できた。
・講師:言葉作るときに、表現しようとし過ぎたか? 響きとのバランスがとれると良い。
・Cさん:普段歌わないような歌を歌えた。演劇をやっているが歌も共通点があるのかなと思いながらやっていた。
・Aさん:「さとうきび畑」日本語は難しかったと気づいた。
・Dさん:「すべての山に登れ」以前は歌えないと思っていた曲。歌いきれたのが嬉しかった。
・ピアニスト:歌手の緊張がダイレクトに伝わってくるので、がんばれと思った。フニクリフニクラで結束が固まり楽しい期でした。
・講師:今日は、本番とリハーサル違っていた。みんな本番が良かった。本番では、空間の音を聴けたのではないかと思う。はじめは、自分の内側の声を聴いてしまうが、外側の音聴けるようになると上手くなる。やはり、筋肉なので使わないと退化する。歌い続けることが大切。神様から頂いた『声を発する』ということ。
◆本日の感想
1人で歌うのは、とても緊張しました。普段私が聴かない歌わない新しい曲に取り組めた事はとても新鮮でした。

ヴォイストレーニング・夜ジム(7/10)

■ストレッチング(全体)
・仰向けで腰をゆする
・仰向けでヒザを立て
 両腕を体側から頭上まであげ、床につけたまま体側に戻す
 (両手背泳ぎ)
・仰向け片ヒザを胸につけるように抱える
 ヒザを倒して股関節をひらく 逆に体ごとヒザをたおす
・うつぶせになる 体を床にベッタリつける
 腕で上体を持ち上げる
 足の裏側をつけて股関節のストレッチ
・座った状態でヒザを立て、左右に倒す
・足の裏側をつけて股関節のストレッチング(座位)
・足を伸ばし、体を両脚の間へたおす
・片脚をのばして脚のスジをストレッチ
・片脚をのばして左右にゆする 脚の付け根から
・四足の状態から肩入れ(左右)
・首のストレッチング 前後左右 旋回
・股割り

■レッスンメニュー(各自)
・Dさん
(1)床打ち
 1)片手打ち 2)片足裏打ち
(2)四股踏み、左右片足踏み
(3)足首をやわらかくする、足首の使い方を変える

・Eさん
(1)四足立ち呼吸練習
1)肋骨左右ひろげ吸気、ゆっくり鼻呼気の繰り返し
2)丹田又は腹筋を下げて鼻から吸気→腹ゆるめ鼻・口呼気

(2)腹背筋強化運動
1)足漕ぎ運動
2)背筋運動 うつ伏せで腕上げ、足上げ、腕足上げ
3)片足アップダウン(踵骨地面つけず)
4)座骨あるき
5)足裏で地面を掴むように歩く

・Fさん
(1)ハミング練習
1)口を閉じ眉間に声を集めるように「ンーー」で発声。
 軽い声か裏声で、鼻から柔らかく息を吐く様に。
2)両手を顔をはさむ様に立て、両手掌の間をひびかせ、
 眉間、左右こめかみのわずかな振動と音を感じ取る練習。
3)1)2)と同じことを、口をあけハミング+振動キャッチ練習。
 口から声や息を出さないこと。
4)声を高くし、2)を行う。続いて3)を行う。
※頭の付け根をゆるめて、あごもゆるめて、あくびが出るように

(2)朗読 テキスト今昔物語「天竺のウバクッタ、弟子を試みたること」
 なるべく軽い、明るい声で流れる様に
※喉の鳴りを少なく

(3)身体をよく動かしてください
(4)全身呼吸練習

発声法改善(2012.7.5)

講座テーマ「発声改善‐胸声と地声」

・生きのびていく慣れ…読みながら考える、創りあげること。
・身体が先、頭が先ではない。
・動きながら考える。止まって思考しない。
①直立歩行(20分間)…歩きながらどういうことか考える。
Aさん:上丹田の意識を持つ。

◆講座「胸声と地声」
・座って座骨を動かす。首の力は抜く。
(1)呼吸が全ての基である(丹田と意識)
・要求に応えるのが仕事、応えているという意識が強いのはまずいが、
意識しないと要求に応えられない(状態をつくることをする)。

演習:(声に出さないで)「えっ」をつくってみる。
・エクスキュージイングと英語では使っていた。
・瞬間の認識、どこでつくっているか、どう変わっているか。
・どこで感じているか。
Bさん:首筋
Cさん:下腹
Aさん:硬口蓋

演習:あくび、せき、くしゃみの時はだれでも丹田を使う。
丹田でエクスキューズする。
(大きな音に驚く。)
(信号が変わったのに、気がついた。)
◎丹田で反応するのは万人が共通。
共通の生理的なもの。(生理的、感性的、知的ストッパーが丹田。)
知的ストッパー:本の誤植に気がつく時。
・刺激が入ってくるところは色々だが丹田でエクスキューズする。
・共通の生理的なものを掴む。そうすれば大抵のことはうまくいく。
・誰でもおこること、誰でもやっていることが分かった人だけが
自分だけのことをやって良い。(固有と普遍)
・丹田を使った呼吸は欲しいが、それは腹式呼吸だけではない。

演習:ひそんだ呼吸…丹田を使った鼠径部呼吸
抜き足差し足は、丹田を使った腹式呼吸だとウソっぽい。
抜き足差し足忍び足…忍びの呼吸とは、丹田を使って鼠径部をわずかに使う。
〈短く細い呼吸〉
・超スローになるが、呼吸をしている。 シノブ=忍ばなくてはいけない。
・壁をつくり、外にあっての何かがあって、なおかつ動く、頭ではなく身体でつくる。
それは面白いこと。
・リアルな芝居のなかに、忍び歩きの異質世界を持った人が居る…それは面白い芝居だ!
・丹田を使い、鼠径部で呼吸する。
◎私自身ではなく万人共通のものをつくれるか。
万人共通の声をつくれるか、誰の声でも、万人共通の息、支えがある。
・丹田からやれば万人共通になる。
自分の地だけの芝居は次に続かない。

演習:「あっ、思い出した。」
・外に分からないと、芝居はダメ。
・まだ、独自でやっている。
◎何でもいいから丹田にする。それは万人共通。
・自を見せるな、芝居をしてくれ、それを丹田で分かってください。
・頭でやっても自分だけのこと。社会人として生きたかったら自分を捨てる。
仮の人生の自分をやる。常に万人共通でやる。
・自分を保って、芝居をする。役者はそんな簡単なものではない。
・金になるか=自分の価値
・万人共通というのが社会→ヒューマンソサエティのこと、一般社会とは別。

(2)地声ということ
・地声と自の声、パーソナルヴォイスについて。
◎根の部分は“地”(万人共通)
・ドラマ、セリフ、役者としての地(万人共通)を探す。
独自のことをつくるから、うまくいかない。
◎パーソナルヴォイスはどこで発するか→ノド
・丹田の支えを入れ、喉頭を振動させる(有声音)=地声
口蓋だけになってしまうと万人共通ではなくなる。
◎喉頭音で有声音が地声。
・地の身体の初歩は、まず丹田。
しかも丹田を使った腹式呼吸だけではない。意識も感情も丹田。
・やりながら独自か、共通か常にチェックできなくてはダメ。
。地声と自声はつながっている。地声:グランドポジション‐丹田
・グランドポジション、地声を掴む。これはどんなにやっても良い。
・ノドの鳴らし方で違いが分かる。そのためにはノドを鳴らすための
呼吸法を知らないとダメ。

演習:「1、2、3・・・・・10」 と数える。
地声、自声でそれぞれやってみる。
声をそろえる必要はないが、あわせてしまう悲しい性があり、
バラバラにやっていいとなると、パーソナルになってしまう。

演習:濁音「ガ、ザ、ダ行」グランドポジション発声(地声・自声)
・だんだんと丹田音ではなくなってきた。
・息を吐く音が入っている、ゆるんでしまっている。→パーソナル音

◎地の声は、瞬発力。集中力から持続力が必要。
・言っているのではなく、聞かせている。探すことではない。
・丹田がしっかり入っていること。ノドの負担は少ない。
・地声(共通音声)は不自然という団体もあるが見解の相違。
どちらでもできる。求められるほうをやればいい。
◎地声は、胸声で、胸に下りてくる。笛が下りている。
無理に下ろさなくて良い。もともと下りてる人もいる。

演習:母音:イ・エ・ア・オ・ウ(地声発声)
Bさん:息の吐きかた、ノドをあけたままで。ノドをしめない。
ノドを下ろして、胸に向かって出す。
ノドが息を通過する。口から出さない。
◎丹田を使っていない。まず、丹田あり。やりすぎはダメ。
Aさん:最後に瞬間、押している。
息は止めない。ノドはあきっぱなし。
ノドの響きを胸へ。息は上がらないと出せない。
Cさん:笛の使いかた。笛を鳴らす。息をノドに向かってふく。
丹田。歯のなかがわで「ウ」という。
息をもっと出していい。息のポジションは低くて良いが下から吹き上げる。
Dさん:「ア」が下におりている。口に向かって息を噴射している。
口に意識が集まってしまう。ノドでつくる。
◎口からノドを通って胸へ出す。
・自声でも、地声い渡れるように質を上げる。
・普段から今の声を使う。ゆったりと喋る。
Aさん:低く感じるのですが。
磯貝:否、低くはない。本人がそう思うだけ。

〈本日、すごいと思ったこと〉
Bさん:セリフのなかにグラウンドがある。
磯貝:認識したことからつくっていく。
Aさん:女性は首すじを意識。
Cさん:共通認識として丹田、丹田で相手もわかる。

◎万人共通のものをつくる(生理的な万人共通とは何か)
→くしゃみ、おなら、うんち…これは共通
→一番低い万人共通、そこに持っていく
→万人共通になっていく。

Dさん:丹田がないと話が通じないと分かった。
磯貝:実感しないものは分かったとは言わないこと。
分かったと、知りましたは違う。分かったということは、
出来るということ。言葉は精密に使う。

◎まず、丹田。呼吸するポイントはいろいろある。

◆本日の磯貝語録
なし

今日のレッスンは玉手箱のような授業でした。“女性は首すじが大事!”
“万人共通の地声”は丹田が One of the point!
毎日意識して過ごそうと思います。

発音・活舌改善講座(2012.7.4)

講座テーマ「母音・子音調音改善」
担当講師 磯貝靖洋 

(1)自分の発音調音に関して、5、6月受講よる変化を捉える
 「人から指摘される改善点、まずい点」「自ら感じている改善点」
 不全点…「機能的」か「聴覚的」なものか、シャープに自分で  
     捉える事ができるかが大切である。

○エネルギーが低下していると言語の力が下がる。
○自分の不全点をどのように把握しているか、自分その時の調子を
 定期的にチェックし、自覚する。
 自分の感触で自覚してはいけない。自分の音を聴こうとすることが
 重要である。
 
 まずいと実感する音の時…実際の構音器官に問題あり。
 例 唇音ーw・p・m・b…唇、舌小帯
   サ行…舌小帯の位置、前舌の状態、舌が固い(イモ舌)の場合
      サ行不全を起こしやすい。

(2)受講生各々〈苦手、不全だと感じる音を自己申告〉
 「サ行活舌用子音矯正テキスト(声と言葉磯貝メソッド言葉テキスト)」使用
 
 テキストの一語それぞれ「音から意味を表す「意味読み」する。
 自分でイメージしている音を出せていないことを意識しすぎると、不自然な
 声になる。

 ◎語の持つ正確な音とは。
  ①調音として正しい ②意味として正しい音の2種類がある。

(3)サ行調音、改善点自己チェック
 「サ」:「サシシメシマス」「サセマシタ」「サザナミ」「サナガラ」「ササヤカ
サ」
    「サシミ」「サルスベリ」
  ○音先行で意味を充足させる
 「ザ」:「ザツゼン」「ザセツ」「ザンセツ」「ザックリ」「ザラザラ」「ザリザ
リ」「ザブザブ」
  ○単語単位で音をつくる。日本人は文章で音を聴くことが上手くない。
  ○発語がまずい人は、どっぴうり日本語になっている人である。
  カタカナ…音字である
       どのようなイメージが沸いてくるかで、音が決まる。
 「シ」:「シアワセ」「シカジカ」「シオサイ」「シゴトシ」「シシャモ」
  ○自分の出している音と口、舌など音を作る器官、声帯の実感が
   一致した方がよい
   受講生Oさんへのアドバイス
   「シタシサ」「シテシマウ」舌が先行して前に出過ぎる

  ○音のイメージをしゃべろうとすると―音が崩れる
   「シマツショ」音がわからない人は、音でしゃべる
   「ネムリマシタ」
  ○自分の出した音と出した口の器官の実感を自分でしっかりつかむ。 
   「サムザムシイ」
  ○音はじぶんの所ぷ著から切り離すこと。

 ◎音を聴く…上顎の裏(頬の内側部分)の音を聴く
       それぞれひとによって音を聴く場所がある。この音を
       出しているという自覚がなければいけない。
  「セイジンシキ」…しっかり自分の出した音を聴く
  
 ○有声音ができていない人は、無声音ができない。「キ」はキチンと
  無性化した音にする。
 ○音声のエネルギーが少ない人は、代償行為をする。
 ○感じている意味が薄いと、音も薄い
  「ハイ」という意識、情動「ハイ」がでる
 「シャ」:敗者復活戦―取捨選択
     
  意味が分かると、音も正確に出せる
  言葉が見つからないと、当然どんな音かわからない
    
 ◎話が上手い人は、意味を理解してコンパクトに話せる。
 「ソウリダイジン」…言葉が漠然としていてはダメ。
           誤音も漠然としていては伝わらない。
  しゃべる内容を聴くためには、相手に向かって原稿がなくても
  言葉を話す。
 
 ◎言葉は口が引っ張りだしている。
  ○しゃべるエネルギーは、口が引き出している。
  ○「聞く人に届ける」「聴く人がいる」ことが、活舌、音改善策の
   条件である。
 
 ◎しゃべる時に、ジブンオ意味をとるためには、「ゆっくり話す」こと
 ○サ行に難があるときは、舌先を上歯の裏に付けておくこと

  言葉は、辞書で意味を下べ、その意味を音にする
  本人がしゃべっている音を聴き逃しているものは、相手に伝わらない。
 
 「シャ」行音の意味取り
   「シャミセン」「シャムショ」「シャクシジョウギ」
    …物のイメージでは、正確な音を出せない。
   「シャラシャラ」…衣擦れの音
   「ジャリジャリ」「ジャリイシ」
   「シュウセンヤ」仕事や人を仲介して取り持つ
   「ジュウサンシ」しゃべる時の実態を追い求めること
 ○自分で聴ける場所でしゃべって、外にわからせるような発音をする

 ◎実感していない音は、人にはわからない、伝わらない。
  「シュルシュル」「ジュクジュク」「シュッポ」

 ○言葉に意味を取らないでしゃべると、信用が薄い
 ○放浪しているしゃべり方は、どうでもよい音になる

 ○しゃべろうとする次の言葉の意味を取ろうとしてしゃべると
  相手に伝わる、理解できる。10分の1秒ほどの時間で、
  このように「意味を追いかける」しゃべり方ができていく。

 ◎しゃべる脳―しゃべること、聴くことは同時進行
  ○言語不全、音声不全、文章不全の人は、頭の整理が上手く出来ていない。
 
 ◎口呼吸は早しゃべり、トチる―口呼吸を改めるべき
  呼吸は肺、横隔膜で行う。しゃべるのは口で行う
  鼻呼吸ができないと、発音もよくない。

 ○顎骨の奥を響かせる…うがいをして振動するポイントを知る。
            上顎上奥部で響かせる。

 「シャー」の音をひとりひとりだして自分で聴く」

 ○自分の感覚、私独特をなくすこと。「私」が、誰にでもわかるものになる。
  自己感覚を共通感覚にグレードアップする。
  外の音に影響されること―自分の持つ音が広がる   
              感性が豊かになる。

=本日の感想=
 サ行を矯正しました。口の裏側のところに音をあてる訓練です。
 かなり意識をしないとむずかしくて、日常的に使うには、まだまだ
 練習あるのみ。

ヴォイストレーニング・夜ジム(7/3)

■ストレッチング(全体)
・歩きながら体をほぐす
 ぶらぶら→伸び(脊椎、肩甲骨、胸郭)→腰をひねりながら
・体側:さする→伸ばす
・骨盤の旋回:手で補助しながら行う
 ソケイ部、うち腿:さする、意識しながら骨盤旋回
・四股踏み

■レッスンメニュー(各自)
・Bさん
下腹部に緊張がとても高いので、やわらかく使えるように
丹田に重心がのるように

【テキスト】「風姿花伝」を読む
パートナーとあわせて
一語一語しっかりと読む
助詞や助動詞、接続詞などを捨てない

しゃべるように読む。語を読まないこと
楽しくなっていくように。面白くなくてはいけない
パートナーのことを聞く

・Cさん
【テキスト】「風姿花伝」を読む
ガチガチにならない、首をかためない
あがらないこと
パートナーとあわせて読む
怖くならないように → 外に響かせる
上にあがって硬くなってしまうという感覚が理解できてきた

読みながら、この文の楽しさが伝わるように読む
つっかえるところがどこなのか、なぜなのかを理解する
相手の音を聞く

・Dさん
四股の延長として床打ち(手でおこなうこと)
手のひら全体で床を打ち抜けるように

【テキスト】「風姿花伝」を読む
胸郭の響きを意識する
パートナーと合わせて読む
怖くならないように、内に入れず外に響かせる
二十四.五の意識
文をはじめて下からぬるっと出ない(前の文を受けてつなげていく)

読みながら、この文の楽しさが伝わるように読む
つっかえるところがどこなのか、なぜなのかを理解する
相手の音を聞く

・Eさん
股割り、四股のとき内腿が痛い場合:
ソケイ部中心に腰を回してソケイ部・骨盤周りが動くように訓練

間接のクセがある
片手を壁について、ついている手と逆の足を内側に伸ばす

ひざ下が硬い

【テキスト】「風姿花伝」を読む
パートナーとあわせて
一語一語しっかりと読む
助詞や助動詞、接続詞などを捨てない

しゃべるように読む。語を読まないこと
楽しくなっていくように。面白くなくてはいけない
パートナーのことを聞く

・Fさん
ピアノを使った発声練習
音を正確に捉えられるように
声帯の直鳴りにならないよう、プッシュ(押す)音にならないように
響きをつかむ