発声・呼吸法 グレードUP(10/29)

講座テーマ「良い声の発声」
[1]ウォーミングアップ

[2]呼吸法
 意識的に呼吸をするのはあまりよろしくない。
 意識的に呼吸を変えるのはあり。
 声の呼吸は少しずつ行う。
 入れた分の半分だけ出す。呼吸のコントロール。仕事量に応じて。
 一回全部捨てて、鼻から入れる、半分出す、捨てる、の繰返し。
 鼻から入れる、入れた分だけ全部出す。出し切るのではない。
 残気を保持する。苦しいのは良くないやり方。
 話すために必要な空気量は普段考えない。勘を育てる。
 その前に必要な筋肉の機能を育てる。増したら省エネする。
 出すために入れる。コントロール。我慢して支える。
 好きな分量だけ入れる、止める、出す。鼻から入れること。
A 「息を入れるということ」を発見すること。
 なるべく息を使わないで、声だけ出すと、声が出やすい。
 声帯を振動させるだけ。余剰にしない。

[3]講義‐良い声の発声
 声帯から声が出る。手で触れて振動を感じる。
 口の実感(響き)と喉の実感(鳴り)
 口腔・鼻腔・共鳴器・胸腔
 鳴りと響きはほぼ同時、どの程度が丁度いいか。
◎「良い声とはどんな声か?」同じ響きを持つ声(音)
 いい声はありそうだが、”悪い声”は、聞きづらい、心地よくない。
 いい声は特定しにくい、いいと良くないの違いは何か。
・「良くない声」雑音がある。出していて心地よくない。
 ”いい音”を探して出そうとする働きがある。音幅が広い、上がり下がりできる。
 楽に声が出る。不都合がない(生理的)、感性的だけでない。
 使い過ぎ?加齢?トレーニング?
 調べていけば良い声、良くない声がはっきりわかっている。
・日本人は声の感性が低い。圧倒的な声、声優、良さが曖昧。
・声の良し悪しが人格とつながっている。見た目も同様。
 音としての良し悪しがそのまま声の良し悪し。性格の一つで人格とは関係ない。
 本人が生理的にまずいときは、かなりまずい。
 言葉遣い、ボキャブラリー、言葉は社会、声は生物。
 声は性格、出す本人と聞く側の両面に性格がある。
・言葉は変更可能、声はあまり変わらない?いや良くも悪くも変わる。
 声を保持するエネルギーがある限り、声は良く変えられる。
 環境が今の声を要求していると、改善しにくい。
 声を使って言葉を発する。考えや思いでも声は変わる。
 「気がする」「気が変わる」「息が変わる」継続するには頭を変える。
 変えるのを邪魔しない環境も大事。
◎「声が変わると人格が変わる」のを援助する、認める人がどれだけいるか。
◎声が悪くなると喋り方が悪くなる。
 サ行ラ行改善は声の改善、今使ってる声を本来の声に戻す。
 本来に戻ると人格が安定し、その人のサイズで生きられる。オドオドしない。
 社会的に戻りにくい場合もある。闘い。
◎<良い声>
  なめらか、ひびく、伝わる、安定している、遠くで聞こえる、
  ささやきでも聞こえる、心が伝わる、音楽的、艶のある、心地よい
  鳥のような、輝きのある
 善良性と声の因果関係。良い声の実質性。
◎<悪い声>
  がさつ、何を言っているのかわからない、大きすぎる、うるさい、金切り
  鳴り過ぎる、息苦しい、かすれた、上下動が多い、覇気がない、暗い
 「イ」「エ」「ア」「オ」「ウ」 「オ」のところで「イ」を出してみる。
 それぞれに響く場所がある。それを用意しておく。
 違うところが響くと汚い。
◎<暗い声>
  元気を吸い取られる、鳴り・響きが低い、エネルギーが低い、引っ張られる

◎「出す側、聞く側」
  喉が痛い、苦しくなる、伝わっていない、通らない、相手に届かない
  息が足りない、高すぎる、低すぎる
 音として、声として、言葉として、心として、一緒になっている。
 印象、生理的、不鮮明、つながり、物理的性質
 気に食わない
◎「効果のある声」
  生理的:呼吸・喉
  鮮明さ:響き
  情報:意味と感情、快か不快か情動による変化
  歪み:目的を達成していない
◎「私の声はどんな声か」考える。私にとってどんな声か。
  私にとっていい声を見つける。悪い所は後回し。嘘でも無理矢理見つける。
  自分をどれだけ知っているか。自分の声を。生きていくのが楽。
 D 低音が出る。カラオケがいい。妻にいい声と言われる。→医師は低音がいい。
 E ほどほど。高すぎない、低すぎない。
 B ささやきは安定して落ち着きある。
 A ふんわり、明るく、元気な声、怒った感じがしないのが好き。
 C 怒った声を想像できない。楽しそう。→自分で納得する
 
 声とことばを自分で良くするために、いいところをつくる。それを頼りにする。
 2週間いいところを見つける。

◆本日の磯貝語録
 息を使わず声を出す。声が出る息にする。

◆本日の感想
 ”私の声はどんな声”という質問に、いつも考えていなかった事なので、
 おおいにとまどった。何となくは知っているが、言葉に出してはうまく
 言えない。そのくらい声への関心は少ないのかと思った。

2013:ヴォイストレーニング・朝ジム(10/26)

2013:ヴォイストレーニング・朝ジム(10/26)

■IM身体法 (蔭山講師)

・首回りストレッチ(盆の窪、頸部をゆるめる、ほぐす、伸ばす)
・胸部回りストレッチ(肩甲骨を広げる、狭める、肋間筋を広げる)
・腰部回りストレッチ(ひねる)
・鼠径部回りストレッチ
・腸骨、仙骨、恥骨、旋回運動
・足踏み(重心の意識について:丹田の重心がずれないように片足を上げる。片足に重心をのせて、反対の足を上げて、落とす。上げる時と落とす時に重心がぶれないようにする。)
・床打ち(手の平に重心をのせる。丹田の意識を持ち、足を手に置き換えて連動させるようにする。)

■Bさん

10/24(木)ジムの実施内容

「夏の夜の夢」
1. 早読み
とにかく早く読む。自分のクセに戻らない。ひと息でつながるまで実施する。

2. 相手を決めて読む
対象を明確にして、そこへ出す。

○課題 (蔭山講師)
(1) 腹筋強化下肢運動
→ 各運動において丹田意識が弱い。日課として腹筋強化運動を行うように指示しました。
(2) 両手付き、脚前後 <注> (1)と(2)共 1脚づつ、声出しカウント
→ (1)と同様
(3) 50音読み上げ(イス座位)
→ 詰まらずに読めるようになった。下顎でしゃべる癖がある為、下顎を固定して、セリフの早読みを行った。
舌の運動性強化が必要
(4) テキスト「夏の夜の夢」(前回の10/24(木)の復習)
→ セリフをなんとなく読んでしまう。一言一言セリフの方向を決めるように指示。要練習。

■Dさん

○課題(蔭山講師・佐藤講師)
(1) 手掌で全身をこする。(立位)
→ 身体の循環を良くする。
(2) 直立成立からだんだんと「3T」→全身へ
→ 3T:腰、肩が貯まる。
(3) 胸式呼吸(鼻からゆっくり呼気)
→ 大きく、ゆっくりとした呼吸が行える。
(4) ハミング練習(口を閉じ、額・鼻に響く様に高い声で)
→ 実感の強い音になりやすい。響きの実感が不十分。
(5) テキスト読み「雪おんな」
  状況をしっかり声にして表現する。方角を決める。喉をつめない。柔らかい声で。胸に響く声で。
  言葉は丁寧にはっきりと。
→ 喉がつまりやすい。胸をたたきながら声を出すと、柔らかな胸声になった。
→ 「N」音が苦手。また自分の中に像を作ってしまう声になる為、自分の外に声をつくる意識をしてもらった。

■Fさん

○課題(佐藤講師)

(1) 開脚前屈+ひねり左右側屈(息を止めないで)
→ 全体的に体が固い印象です。伸ばしながら、呼吸を20秒以上止めないで、ゆっくりと身体を緩めるように指導しました。
(2) 呼吸運動[1]丹田出し入れ運動(イス座位)[2]丹田出し、鼻呼吸(ゆっくり落ち着いて)(イス座位)
→ 丹田の出し入れはOKです。丹田を出しておいて呼吸する。丹田を引いたまま呼吸する。丹田保持の実施。
(3) 膝折りスクワット 5~10分(立位、手振り)
→ スクワットは、5分 x 2セット実施。
(4) 椅子座位「イ」音ロングトーン。15秒から30秒(繰り返し)
→ 基本的に基音が暗め。丹田呼吸とロングトーンが結びついていない為、呼吸法を思い出しながら、やってもらったところ、「イ」の音が良くなった。
(5) 母音核音調音練習(1語ずつ丁寧にひびかせる。)
→ 「イ」「エ」を実施。舌の位置、舌骨、喉下げが課題。
  次回「オ」「ア」「ウ」の練習。声がやや低めのため、明るめを意識。舌の場所があいまいでした。

ことば表現実践メソッド(10/23)

講座テーマ「社会人の言葉グレードアップ“わかる言葉の活舌”」
担当講師 磯貝靖洋

1準備体操
 ○手首、肘、肩ーそれぞれ関節を意識して動かす。
  筋肉ではなく、骨を動かす運動をする。
  肩と首をつなぐ十字が柔軟な方が、声が前に飛ぶ。
 
 ○股関節ー骨盤に付いている…力点は腸骨、坐骨も意識する
   腰部ー仙骨、腸骨、坐骨の3点で動かす
   仙骨…下半身の左右をまとめている。
      呼吸(腹式呼吸)時のささえとなる。

   骨を意識して腰部を動かす事が、声や言葉のための運動
   関節の周りには筋肉がある。筋肉はワイヤーのように引っ張っている。
   筋肉を使うことでグリコーゲンを呼び込んで燃焼させる。
   いい循環がないと筋肉が育たない。
   自分が使う血液を、筋肉を動かして循環させる。
   いい循環とは…使うことにより、入れたものを出すことで巡らせる。
  
 ◎『筋肉は使うことで育つー声も使わなければ出ない。』

 ◎「機能性身体法―磯貝メソッド身体法」
  (機能―身体だけでなく、人間機能全体を意味する)
 
 (1)“伝わる”という事を考える
  ○落語の修業スタート
   座ること…30分座って動けること。
    腹部が定まらないと声が定まらない。
    座っていながら様々な声を演じる。
    声幅を持った発声ができなければいけない。
    座っていても、足裏感覚が持てること。
    実感できると脳にシグナルが送られる。

  ○原稿に文字を起こした時、その言葉が相手に伝わるか。
   パソコンでは、直に書いた伝えたいこととは違う意味合いに
   なってしまう。
  
  ○読んだ人の30%以上に書いたものの意図が正しく伝わってほしい。
   ほとんど読み手の解釈として伝わる。

 〈文字〉:声にして相手に届いて反応が返ってくることを目的とする。
      草野心平氏でも、書くところまでで声を出す事まではしなかった。
      和歌、私小説も同様で、「文字で書き表すだけで身体性がない。
      身体性がある分が良い文。」

  ◎【身体性】―足指先から頭のてっぺんまで、すべて。特に皮膚、顔と手  
       しして身体性を感じるのは骨である。

  Ex―座ったまま座骨を動かす。仙骨が動く。
    本日の動きでは、手首、肘、肩、腸骨、仙骨、坐骨を動かした。
       ↓
    呼吸に入っていくためには、「背骨の感覚」が必要。
   
    姿勢…弓で姿勢を整える(弓は、弓道の弓を馬上で射るための大きさ)
     ↓
     背骨を真直ぐ

  Ex―上肢懸垂運動
   ・壁に背中を付けて立ち、踵を付け60~90度に開いて立つ
   ・そのままの姿勢で、踵を上げて上に伸びる。
    そのままで下にしゃがむ(股関節を広げて):背、腰を折らない。
    この時、いつも上に引っ張られている感覚を持ち続ける。
    背骨を真直ぐに保つことに役立つ。

  Ex―イス座位股関節柔軟運動
    いすに大きく開脚してすわる(座面の前側に軽くすわる)
    出尻の姿勢をキープする。
    解放―足を揃えて前屈。(仙骨伸ばし)
       座ってさゆうに上体を捻じる。
  自分の身体への意識…脳への刺激、パルス

 ◎【身体意識】:各々の筋肉が動かなければ意識できない。
         動きを自分の脳が認識できていること。


 全体から部分は捉えにくい。全体には多くのエレメントがある。
 フォリスティック‐エレメント+ムーブメントがつながっているべき。

 ◎常態…モード
  その場で、動き、反応を理解しとらえてしまうことが必要。
  いきていることを他人と交換しても意味がない。

(2)伝わる言葉を考える
 ◎母音 i・e・a・o・u
   +
  子音  口唇音=M・P・B・W

      舌音=N・R・D・T・K・G・Y

      声門音=H
  大事なことは、「舌」を意識して使って音にしていくこと。

 ◎日本に仏教が入ってきて困ったこと。
  用語に日本語にない〈ラ行、ダ行〉音が多く伝わってきたこと。
  拗音、特にギャ、ジャ、リャ、ニャ、ミャ、ヒャは難しかった。
  カタカナで外国語音を表記して伝えるようになった。

 ◎舌音ー中国語、韓国語の影響で本来の日本語絵を違う音になってきた。

   ハングル…表音文意ー話す事で頭に入っていく。

   日本語…母音+子音 
       音そのものを明確に作っていくことが乱雑になってきた。
       音の意味性ではない、文字を研究することから発展してきた。

  ○“音声が崩れる”ー変化していく  
          子供から大人になると音がよくなる。機能的になる。
          情報が増える。機能性、要求が増えていく。
          こうなるとアバウトになる。

  ○日本、中国、英国は語彙が多い国である。
  ○日本は音声よりも意味性を中心に考える。
  ○思考が散漫になり、集約できなくなる。
   
   発達し広がっていくことを尊重する傾向にある。

 ◎日本語は、調音の基準が決まらず、様々な音が存在する
  情動音声である。

  ○どのようにコンセンサスを持って決定していくか、混乱する。

(3)伝わる、分かることばと「舌」機能
  言語が、その人にパーソナルなことだと言おうことから発していない。
  イ、エ、ア、オ、ウが1種類の統一した音として聞こえてこない。
  「舌」、生きていくことの入り口となる重要器官である。
   魚類にとって「舌」は、アンテナである(獲物をとらえるため)
    →舌を、食べたいか、要らないかを判定することに使っている。

  ○「舌」…食べること、音声を上手く使っていることが、
       生きることに大きく関わっている。
       舌機能が上手に使えていると肥満はいない(ひとつの説である)

  ○「舌」…生きるための最低のことを決めてくれる。
       コミュニケーションー相手がキャッチして理解してくれる。
       
    日本語は、意味言語…使わなくても、強引に伝えてしまう。
    本来はインターラクティブであるべきで、それを可能にするのは
    「舌」である。
 ◎【ベチャ語】…不鮮明音。舌が十分機能していない。発育不全。    
         しゃべる時は、声帯でしゃべって開いている。

  【舌音】…上顎を弾く(N T D R)
     Exー上顎を塞ぐ(奥K、前G) 「ぬるまゆ」
       半閉鎖音 Y 「イヤダヨ」

  ○読むことー話すことは、機能が別である。
   感情、意志、意味ー反応したものをその場でつくっていかなければならない。

 ◎他の子音ー【歯音(歯茎音)】=S、Z

       出している音声を、一音一音確認する(発音時に)
       自分が発した音が相手に心地よく届いている事が大事。

 ◎調音する音をシャープに【受ける力】が重要で、“受けることから発する”
  それをコントロールするのが「舌」である。

(4)分かることば(話し言葉)の条件ー音節の明瞭度
   出すことの意志、情意、語音のつくり方。
  
  ○単母音が明瞭であること。相手が分かる音か。
   コミュニケーションはできるが、参加してしゃべっている本心が
   進化していない。母音が育っていないからである。

  【明瞭度】…音節調音、アーティキュレーションがポイント、必要になる。
        頭に中の自立性をつくってくれる。
 
 ◎舌の運動性ー構音性、調音性が求められる。
        滑らかに動くのではなく、活発に動かせること。
  
  ○顎との関係が大切。「下顎と舌との分離」を育てる。
   下顎と舌を分離するー親和性があっては駄目である。
   舌面発声は、いけない。【舌裏】を使った音がつくれると
   音がシャープになる。

 ◎舌が、下顎から離れているー喉が開く
  
  ○舌機能を高めるエクササイズ
   
  Ex 舌尖を上顎につけるー舌の裏の意識ができるー喉が開く(あくびが出る)
    「上手にしゃべりたい」…しゃべりに親和性、信憑性を持たれること。
      分かりやすくしゃべるためには、舌を後ろに引くこと。
  
  相手が言いたいことを身体で受ける。

 ◎【舌小帯】を意識して人に話を聞くと、相手の話しの真実、嘘が分かる。
    
   口を閉じて開く(鼻呼吸)→口を開いてすくしゃべれる。
   舌が下がっていると、無駄な息を吐く。
   ことばを精正していく時、舌が重要。

  Ex―【舌を弾く】(舌尖で上顎を) 軽くきれいな音をつくる
    下顎は止めたまま動かさず、楽器のように弾いて鳴らす。
    オトガイ舌筋の運動性が低い。Ex「サラシクビ」
    下顎を動かさないトレーニングー下顎を机に乗せ、サ行を言う。
    「オオエヤマ、イクノノミチモ~」百人一首
    「サルカニガッセン」
  Ex:舌ー細舌…舌を奥に下げる 「サリゲナイ」浮いているので
         “ゲ”は鼻濁音。

 ◆本日の磯貝語録 
  舌が使えるとシャープな音がつくれる。
  舌小帯を意識して人の話を聞くと、相手の話の真実が分かる。

 ◆本日の感想
  言葉にとっても、人間として生きるためにも、舌の機能の大切さを
  本日学びました。特に物事を聞くときも、舌を使うことは、とても
  しょうげき的でした。

2013:ヴォイストレーニング・朝ジム(10/19)

2013年10月19日(土)


■ストレッチ (佐藤講師)

・手をこすり摩擦して、身体を触り温めほぐす
・両手を天井に向け、足の裏は地面にくっつけるようにし、丹田を中心に上下にひっぱる
 左右の体側も伸ばす。
・あくびをし、顎関節をゆるめ、ぼんのくぼをマッサージする
・首のストレッチ(前後、左右に首をたおし伸ばす)
・肩甲骨のストレッチ(手を組み、肩甲骨を開くようにして胸の前に伸ばす、後ろ側に手を組み替えて反対の動き)
・肋間筋のストレッチ(片手を上に上げ反対の手は下にし、肋間筋を伸ばす)
・胸周りのストレッチ(前後、左右に胸骨を動かし、旋回)
・腰回りのストレッチ(恥骨~仙骨の出し入れと、旋回)
・坐骨まわりのストレッチ(丹田を中心にして、座骨を旋回)
・鼠径部のストレッチ(胴体‘体幹’を使い鼠径部を使って旋回)
・上半身の力をぬく(前屈し、上半身をゆらす、ロールUP,DOWN)
・股関節のストレッチ(片膝を地面につき、腰に手をあててひねる、股割り)


◇Aさん

(1) 胸部呼吸(鼻入れ、鼻出し)首・肩に力を入れない
   高い、軽め、柔らかい鼻呼吸、吸10秒、呼15~20秒
(2) 背面呼吸(鼻入れ、口出し)
   両肩の上に吸い上げ、そのまま細く、前歯より呼出
(3) 縦口、ア、オ、ウ(舌で歯の内側ではっきりと)
   縦口、ア―――――、オ――――、ウ―――― (胸でしっかりとささえる様にウ音は良い音に)
(4) サ行活舌テキスト読み(IMテキスト)
(5) Xmasテキスト練習(キャラクターを声で替えること)

佐藤講師コメント

・胸郭保持と鼻呼吸を連動して行うのが困難であるため、ハミングで音を出してから
 鼻で受ける呼吸を作るよう指示(支えが安定していない為、長く呼吸をつづけると呼気の乱れが発生する)
・肩や顔面に力が入りやすい為、上半身の力をぬくことを行う
・ア、オ、ウ、は天使のような素敵な声を作るように指示(胸郭呼吸・背面呼吸)
・ア、M、S、音の単音を修正後、連続音で出しにくい言葉がある為、舌の動きを正確に口の中で動かせるように意 識させることを指示(空気の当たる場所を正確にする)
・テキストの、ファニータ、母、天使との対話について、次元が異なる声にするよう(呼吸、声質が全く異なる)
 ファニータの声を明るく元気な声にすること。


◇Fさん

(1) 直線歩行(真直ぐになるべくブレないように、手は振って)
      (両手前、両手UP、両手横、etc..) 胸郭・肋骨の強化訓練

(2) 壁持ちランニング(5~10分)
  (しっかりと足を上げる、足の裏と、鼠径部を使う)
(3) 壁持ち片足振り(バーレッスン)①前上 ②前、横上(およそ90℃) 5~10回セット繰り返し
(4) IMテキスト、ことばサンプル母音編 (一語づつ、ハッキリと読んでください。
  


青島講師コメント

・直線歩行は、ブレは少ないが、歩幅と腕振りが小さい為、大きく歩くように指示
 普段の歩きとの違いを感じ、足の裏の感覚をとらえる事を実感。
・壁持ちランニング5分行う
 上半身のブレは少なく安定しているが、時間が経つにつれ太ももが上がりにくくなっていくので
 今後、ランニングを続け筋肉強化をしていくようにする。
・母音は、IMテキスト調音の図を見てもらい、母音の息の当て位置を意識して音を作るように指示
 響きの違いが少しわかってきたとのこと、今後は丁寧に音を出すことと、身体を使って出す事を覚えていきたい。




発声・呼吸法 グレードUP(10/15)

2013年10月15日(火)発声・呼吸法 グレードUP

講座テーマ「声の呼吸法(胸式)」
[1]準備体操と自己紹介
E(体験)息が続かない。自分の声が好きでない。喋る事に楽をしている。
 50歳になったのでこれを機に。こもって感じる。声より喋り方。
 →喉がいい気分になる喋り方を楽しむ。
C 話すことが苦手
B 前回体験。話していると喉が詰まる。ここぞという時に声が出るように。
 時間をかけて。
A 声優。声が飛ばなかった。

[2]前回の復習
 発声呼吸=楽に、遠くまで、疲れない声のための呼吸法
・声は体力に似ている。声の力、環境、遺伝、効果のある声。
 声の経年変化。キープの仕方。声を使うこと。体力と同じ。無理をする。
◎エネルギーを落とさない。エネルギーは使った分だけ入ってくる(循環法則)
◎本当の素質を発見する。”私の声に”早く行き当たるといい。
 声の息、呼吸。声の呼吸法に特化する。いい声・ことばの人は大抵元気。
 精神安定、禅・ヨーガ・気功。心も体も健康だといい声いい言葉
◎うまい「コミュニケーションのための呼吸法」嗄れない。大きな声はいらない。
 現状を打破する。自分に必要な声を研究する。自分で発明する。
 目的にあった呼吸法、発声法。声を発して楽しくなる。
E 精神と関係する。言いたいことを言えないもどかしさ。
 →喋る。その場で即応する。準備ができないことをポジティブにとらえる。
  その方法は自分の「心」、わかっているところがわかっていないのではないか。
 宝探しを始める。自分のことをわかっていないと、他人にもよくわからない。
◎人に伝わる発声法への切実さ、他人に通じる切実さがあるか。
 きちんと喋れないと相手に申し訳ない。独りよがりだと声につながりにくい。
◎自分の中に入れないで外に出す≪声やことばは他人のためにある≫
 「犬」に聞かせる切実さ。もっといいコミュニケーションがしたい。妻と等。

[3]呼吸法‐胸式呼吸
 呼吸法。息を吸う、吐く。思い切り、しっかり、ペシャンコになるまで。
(日常よりもずっとたくさんの量が入る、常時3/4。1/4は補気)
 安定した呼吸を続けていると補気が交換しない=呼吸が伸びない。
 必要な量だけ入れる◎肺活量(最大)はどれくらいかを知っておくこと。
◎思い切り鼻から入れる。出すのは口から。慣れて来たら鼻から。
 1日に一度、最大呼吸(最低3日に一度)出し切ると水に沈む。
 空気の入り方で早く歩ける、楽に走れる、活動が変わる。
・「作業呼吸」「目的呼吸」
・相手に届ける。相手がわかるための呼吸。
・相手を設定して喋る。相手を理解する。中に入れないで外に出す。
 自分の中で「はい、わかりました」と言っても届かない。
 自分と他人との整合性をつける。とにかく相手にわからせるように、理屈ぬきで。
 声を出させるエネルギーが、相手がいると勝手に出てくる。
Ex- しっかりするには呼吸法。丹田を押し込む。腹の力を抜く。
  丹田を押し出す、腹の力、腹のポンプ。
◎腹の動きを使った呼吸:腹式呼吸
◎”呼吸は横隔膜が上下して起こる”肋骨(胸郭)を使うと胸式呼吸
Ex- 肋骨の下辺を触る。鳩尾から背中に向かって。
  鳩尾の真横の肋骨に手を当てて、肋骨を横に膨らませる。
  立位で、手を離して、内側から傘を開くように開く。
  肋骨が動かすと呼吸が起こる。横隔膜が下がって空気が入る。
・胸式呼吸は腹式呼吸より呼吸量が少ない。
 腹腔の内蔵物の動きで呼吸量が増える。安定した、効率よい呼吸ができる。
◎≪胸式呼吸≫は腹式呼吸より簡単。声の呼吸には胸式が有利。
 わずかな空気で声帯が反応させられる。強い声は出ないが穏やか。
Ex- 腹式呼吸で子守歌「ねーんねーん ころーりーよー おこーろーりーよー」
  胸式呼吸で子守歌「ねーんねーん ころーりーよー おこーろーりーよー」
  胸式のほうが楽で軽やか、高い音が出やすい、明るい声。
  腹式は絞り出すようで大変、低い声が出る。
  すべて腹式でなくてよい。胸式でも腹は動く。どちらが主体かによる。
◎胸式は軽い声・やわらかい声・高い声。呼吸で出せる。腹式では違う声が出せる。
◎腹式はエネルギーが高い。胸式でも腹式でも喉が鳴りやすい方を選ぶ。
 呼吸法が安定すると精神も安定する。何かをするときは考えないでやる。
Ex- 肋骨を瞬間ひろげて吸気、ゆっくり呼気。軽くおだやかに。
  立位、椅子に片足のせて、立ち足にのって、必要な分だけを入れる。
  胸式呼吸はパワフルでなくてよい。高い声を出せるような息の入れ方がよい。
  呼吸法をするときは目を開けて行う。気楽に。
  立位で鳩尾の高さで左前・右前・右・右後・左後・左の六点に動かす。
Ex- 胸郭6点運動。肋骨、肋間筋の可動性をあげる(テキストP.14)
  横隔膜の上下の実感をつける。
  高低差のある声に切り替えられる。精神の変化、解放につながる。
  臨機応変に体が呼吸を選んでくれるようになるとよい。

・本当に浅い呼吸:口呼吸:病人呼吸
 動きの途中に不都合なポイントがあり、そこの改善を図る。
 口を開ける。縦口。吸い込むように。唇ひらいて。
B 首まわりの緊張

◎下肢を緩める方法を身に付ける。次は腰部関節→背→首の順。
 下から上に緩める方法が良い。

◆本日の磯貝語録
 身体のどこかを緊張させているものだ。どこかを探し出して欲しい。
 その傾向が分ると良い。自分の精神と体のクセの元だ。
 気付いたら緩めることも、呼吸法の1つです。

◆本日の感想
 胸式呼吸は悪いものだと思っていましたが、必要なんだと分かりました。
 本当のことをしっかりと知りたいです。

2013:ヴォイストレーニング・朝ジム(10/12)

2013年10月12日(土)

■ストレッチ (蔭山講師)

体幹(たいかん)ストレッチ

・頸椎(盆の窪を緩める。頸椎を前側に伸ばす、縮める。)
・胸椎(前側と後ろ側、肩甲骨を狭めて、広げる。片手を上へ伸ばして肋間筋を広げる。)
・腰椎(ロールダウンとロールアップ、片膝立ちとなり、腰椎に手を当てて、左右に上半身をひねる。)
・仙椎(仙骨と恥骨の前後運動、骨盤の旋回運動、前後左右の引き上げ運動。)
・鼠径部 (上半身を動かして、鼠径部を意識する。膝を曲げる。股割りを行う。)

■丹田歩行運動

丹田がぶれないように前に歩く。
まっすぐ立ち、やや大股に足を広げて、上半身を落とす。この時に足を上げるために上半身をそらないようにする。足はまっすぐあげて、丹田をぶらさないように前の方に足を出す。これを連続的に繰り返すこと。バランス感覚が重要である。

■個人課題

◇Bさん

(1) 3Tで全身をゆるめる。
(2) スワイショウ 又は スクワット
・重心をおろす実感をつける。
・しっかりと関節と筋肉を使い、ゆるめる。
・割バシをくわえ、数をカウント(声を出して)
(3) 直線歩行 / 力まずに思い切り美しく、かっこよく。ドタドタせずにしなやかに。
(4) 椅子座位で腹式呼吸、呼出はなるべく長く
(5) 五十音表読み上げ練習 / はっきりと大声でなく5メートル先で聞き取れる声で
(6) 本人課題:シェイクスピア「夏の夜の夢」ヘレナ役、ハーミア役

蔭山講師コメント

・3Tとスワイショウともに10分~20分程度続けていると力が抜けてきて、身体が柔らかく使えるようになる。
・直線歩行:重心移動と身体感覚が一致しない。20分程度重心意識を持って歩いていると、美しくなってきた。毎回やらせた方が良い。
・椅子座位腹式呼吸:息が太く短い。支えを覚える必要がある。
・五十音読み上げ:はじめは大きな声になってしまったが、長く繰り返すと適切な音量となってきた。
・シェイクスピア(台本):夏の夜の夢、ヘレナのセリフを朗読する。言葉が転んでしまう。

◇Cさん

(1) 胸部出し入れ運動/ゆっくりと大きくあまり力まずに。
(2) (1)を使った丹田呼吸、しっかり鼻呼吸を深く、ゆっくり門歯呼気
(3) 50音、濁音、拗音の練習。思い切り固く。
(4) うまくなるための練習
1)まるーい、まるーい、まんまるのお月様
2)ひろーい、ひろーい、黄色い野原
(5) テキスト朗読「夢十夜」第一夜

佐藤講師 コメント
(1)と(2)については、椅子に座り実践しました。
(1)と(2)の前で全体で、歩く訓練を行った。Cさんは、身体の骨が怪我の影響で、右側に全体に傾いており、まっすぐ立って歩こうとしても、腰椎から上部で身体が右側に傾いてしまっていた。また、前後で重心のバランスを見ると、後ろ側に体重が乗っているような状況となっていました。
(3)磯貝メソッドテキストにて、母音、子音、濁音、拗音のチェック。縦口と舌部を下顎部と分離して浮かせた状態で発声する。練習をしているうちにだんだんと猫背になっていく傾向がありました。
(4) 音で状態を伝え、出した音を聞くように指導しました。
(5) 文章の単語、句読点、語尾などに注意を払い、書かれている文章から書かれていない文章の本質をつかみ、それを声にして表現を行うこと。

◇Eさん

(1) 鏡を見て50音丁寧に良い音練習
・出来たら、録音をして聞き返し、チェックすると良い。
・胸に手を当てて、響かせるようにする。(胸声)
(2) 腹式丹田呼吸(座位)
・ゆっくり、細く、長く、ゆれずに呼出する。1回20秒以上
(3) テキスト「ごんぎつね」読まずに話して聞かせるように。

蔭山講師コメント

・50音(胸声):初めて胸声で長く喋ったため、安定をして発声できていない。特に子音を入れると声が上がる癖がある。
・腹式呼吸(20秒):十分安定して行うことが可能。
・ごんぎつね:胸声で朗読する。言葉にすると、胸の響きがなくなる。胸声で発語すると、言葉のクセが抜ける。

ヴォイストレーニング・夜ジム(10/10)

■ストレッチング(全体)

■レッスンメニュー(各自)
Aさん
・前回の腹筋、背筋メニュー
・「病は気から」
 1、語尾が抜けない
 2、意味にない音にしない(語尾を)
 3、二人の位置が近い
  中劇場(600人)程度の舞台を意識すること

Bさん
・自己紹介文読み
 ことばの意味・実感のある言葉
 自分のことを言っているということが重要
・身体法復習
・丹田呼吸法復習

Dさん
【メニュー作成】
・自己トレーニングを確立したい
・第三者から聞いてちゃんとした声を出せるように
 声のための自己トレーニング
宿題:今までのメニューをもとに自分で出来そうな
   トレーニングメニューを作成し提出する
・丹田呼吸、ハト鳴き、オオカミ鳴きなどの発声法
・テキスト「女の子のマーチ」茨木のり子

Fさん
・鼡径部呼吸、丹田呼吸
・肛門筋呼吸
 肛門を中に引き込む
・五十音を書いて音読
 一つ一つの音の分離
 まずは正音のみ、次回以降、濁音・拗音

Hさん
・オトガイヲ指で支えてロングトーン調音
 同じ高さで
 下唇に表情をつけて、横口にならないように
・調音後に体をうごかす→3T
・テキスト「私が一番きれいだったとき」茨木のり子

Iさん
【メニュー作成】
・現状確認
 歌唱指導を受けている
・本人希望
 声と体と呼吸の実感を得たい
 体の響きの実感が欲しい
 呼吸を丹田で行うクセをつける
・テキスト「夢十夜」
・スワーショー、3Tなど身体訓練

Jさん
・Nさんと一緒に横隔膜運動
 互いに位置を確認しあう
・ボディーワーク
 表現性を持ったもの
・テキスト読み

Lさん
・やりたい身体法提出
・「上野動物園のパンダ宛の手紙」を書く
 書けたら読む

Nさん
・身体法
・丹田呼吸復習
・五十音を書いて音読
 横隔膜運動
 肋骨とお腹を使って横隔膜運動

歌発声土曜(8/3)

[1]準備(青木先生)
◯顔の筋肉をほぐす(舌で口腔内なめなど)
♪「ハミング」ソファミレド
◯両手でほぐす:眉間〜頬、鎖骨〜胸骨、首後ろ〜盆の窪
◯股割で オ、オ、オ、オ… 胸骨を響かせる。
♪「Pa」(ド・ソ・ミ・ド/スタカート)軽く
♪「Ga」ソソファファミミレレドド
♪「Ge」ドドド ドソミ ドドド ド
◯リップトリル 上〜下へ
 予備:ファルセットの位置で、鼻先をしごきながら、もう一息上で。
♪「Nei nei …」ドドド ドソミ ドドド ド

[2]課題曲歌唱
♪夏は来ぬ
◯お尻歩き「Ya」で。「La」で。
◯股関節、肋骨まわりをほぐす。
◯歌詞で。(座位:各自、お尻歩きなど身体動かしながら)

[3]伴奏合わせ

[4]試演会
◯個人課題 ①Caro mio ben(イタリア語) ②からたちの花
 A:①のみ、B:①②、C:①②、D:①②、E:②①
◯全員で ③夏は来ぬ

[5]講評と感想
<感想>
A:来る回数少なく、歌いたくて今日は来た。自分が楽しんで聴いている人にも楽しめるように気をつけた。
B:自分ではなんとかなったが、そういう時はヒドい場合が多いので、講評が・・・。
C:将来的に歌えるようになりたいと思う。暗号だったものが少しずつわかってきた。「からたちの花」は自分の声と自分の思いで歌おうと思った。
D:今回の曲は、2回目だったので、今日は人に聴かせるというつもりで歌えた。
E:「Caro mio ben」は朗読を多くしてみたので、歌詞がなじんで歌えたと思う。「からたちの花」は、緊張でどこか震えてしまっていた。

<講評>
◯磯貝先生:声が柔らかく、大人の声になってきた。
「からたちの花」は2回目で成功。上手いので安心して聴けた。
芸事は何回もやることで身につく。
「夏は来ぬ」(全員)は、歌詞をもっと調べて、実感もってやった方が良い。
「からたちの花」は音楽を暗く感じるかどうか。大正時代の人は明るい曲ととらえていた。(中学生位のガキんちょが「何かヤダよー」と言っている歌)辛かった、辛かったと言っている歌ではない。

◯青木先生:イタリア語をやったことで、とても良くなった。イタリア語から「からたち」に行くとノドの感じが変わる。外国語やるのは良い。
本番に強いなと思った。
お尻歩き:身体と声がつながってくると良い結果になる。来期もやっていきたいと思います。

◯見学者:日本人が歌うイタリア語を初めて聴いた(プロではない方が歌うと)
とにかく歌うんだということを思い出した。

◯広木事務局長:成長率がすごい。続けることの大切さを感じた。
こんなにノビノビ歌っている。
「からたちの花」は2回目と聴いて安心した。とても上手かった。

◯小澤先生(伴奏):皆さんの苦労を共にしているので、とても良くわかる。
もっともっと上手くなると思います。

◯磯貝先生:楽しくやっているが、譜面通りにやっていることは良い。
楽しく、そして上手くなりましょう。

◆本日の磯貝語録
芸事は何回もトライすると、その都度変化があり、うまくなって行きます。物事を繰り返せるのも芸事の特徴です。

◆本日の感想
楽しく歌えました。あとは、まちがえないで伝える事です。すぐ気がゆるみます。

ことば表現実践メソッド(10/9)

講座テーマ「社会人の言葉グレードアップ」
担当講師 磯貝靖洋 

【1】準備体操
 ○IM基本トレーニング(担当 菅家準講師)
  首-両サイド、前後、後ろ側盆の窪
  胸部-胸骨周辺
  腰部-腸骨左右上げ。坐骨まわし(鼠頚部を意識して動かす)
      骨盤膜が柔軟であること。鼠頚部を解放すること。
  *骨を動かすという意識を持つこと。
 
 ○腕を下ろし前傾、脚裏を伸ばす
  仙骨を伸ばす。骨の力を抜く、しゃがんで解放
 ○座位ー脚を半分伸ばす(膝は軽く曲げる)
  鼠頚部を前に倒すように前屈。
  鼠警部を張る。→抜くー腹部、背中の力が抜ける(息を吐く)
  上半身を捻じる。長座で前屈し仙骨を伸ばす。
 ○長座のまま、肩手は後ろに付き、片手は上に伸ばす。
 (肋骨周りの筋肉伸展)
  両手をしっかり抱きかかえて、肩甲骨回りを伸展
  胸骨(前肋骨)を脚の力で持ち上げる。(両腕は後手に)

【2】前回講座の復習
 「わかることば」9月11日
 「伝わることば」9月25日
  伝わる言葉…パソコンの場合、アンサーがない、
         返信を見ないと理解できない。
 ○「対面でことばで伝える」(対話)…伝わっていないことが直ぐわかる
  
 (1)「どんなことが伝わるのか」 何が必要か。
   エネルギーのある呼吸が必要。特に意識呼吸にかえていくこと。
   意識性が高くなると、それに伴った呼吸ができなければならない。
   →運動反射ー 無意識あるいは恣意的か。
   声を出すために役立つ呼吸、呼吸運動が求められる。
 ○口から目いっぱい吸って吐くことは、ダメである。
 ○発声、声を妨げないこきゅうであるべきである。
 ○横隔膜運動でも、前肋骨、後肋骨を主体にすると違う。

 ◎言葉…「意味」が伝わらなければいけない。そのためには
     音、声で意味が伝わらなければならない。
  「コミュニケートする音声」であれば、話し手、聞き手
  インターラクティブに伝わらなければいけない。
 ○私⇔あなた間、意味に差がある時、声、音声に問題あり。
  一致させるには、呼吸が重要。

 (2)「エネルギーのある声とことば」
   声…空気を媒体として、振動させて伝わる。
   自分が、どの程度意識すると→このくらいに声か
   自分がどの程度リラックス(どの部分がリラックスしているかで、
   変化する)すると→この程度の声がでるか、自覚がある。

 ◎「言葉のエネルギー」
  伝えようとすると声が変わる。
 
 ○リラックスについて
  日本リラックス学会説
  リラックスー脱力ではない
        目的によって違う。ベーシックリラクゼーションは、
        就寝時である。
        緊張を取るために、別な部分を興奮させるという
        考え方もある。
  リラックス…自分を信じること、緊張が抜ける事を信じること

(3)伝わる言葉を考える
   伝わることばには、エネルギーが必要である。
   どんな声か―声帯で鳴っている声で、ことばを作る
          口先でことばをつくると、声帯実感がない。
          口の調音(音声実感)をすると、伝わらない、    
          エネルギーが低い。
   声帯を振動させ、音にする。
  
   前胸部呼吸(胸式)、後胸部呼吸(背面)、腹腔部呼吸(腹式)
   呼吸によって、それぞれ音が違う。

  ○エネルギーの高い声<
         低い声>
  ◎エネルギーのある声とは?…声帯が、よく鳴る。
   
  E< 意識のある声
    明るく、ハリのある声
    響きのある声、呼吸量のある声
    気持ちが前のめりに聞こえてくる声
    メリハリがある明確な声
    大きい声
    明瞭な声
    息の強さが、一定な声
    通る声
    届く声

  E>小さい声
   メリハリのない声
   息が前に出ていな手、こもった声
   通らない声
   声量が足りない
   届かない声

  ○エネルギーのある声ー声帯が良く鳴る。声帯の使い方    
              鳴らし方で、エネルギーが変わってくる。

  ○エネルギーの低い声
   声帯が固いとよく鳴らない。声帯が薄いと高めの声
   声帯の締まりがよくない。
   声帯の左右が、均質ではない。
    →たくさんしゃべると、疲れる。
     半開神経が、片方しか動かない。
  
  声のエネルギーがあるかないかで、伝わり方が違うことが
  分かってきた。
  現代は、サービス業などで人前で話す事が増えて、伝わる声が
  求められるようになっている。
  弱者救済が社会の傾向として強くなっている。
  伝えられないと弱さを感じ、委縮してしまう。

  ◎読み易い言葉だけを口にすると脳が働かなくなる。
   読みにくい物を言葉にしなければ、発達しない。

  ○40分話し続けることができなければ、本当の話し手ではない。

  ○エネルギーが低い時の呼吸は?
    呼吸量が少ない→噴射量が少ない。

  ◎息と呼吸
   呼吸は、身体の外に出す空気を取り入れて、ガス交換して出す。
   呼吸は息の出し入れである。
   (息は外の空気を身体に取りこんだもの)

  ◎意識呼吸とエネルギー
    意識的に呼吸し、エネルギーの高い声にする。
    意識的…目的によって高いエネルギーの声にすること。
        表現呼吸法

   →呼吸が長く続くことーロングブレス
  最近ブレスが長く続かず、セリフが短くなっている。
  エネルギーの高い息ー早い息
   ロウソクを距離を変えて吹き消す。ー強い息(喉を通過する時の息)
  口で情動を感じる(安倍総理の場合)
  声帯声(麻生副総理)
  ○エネルギーのある声…口で意味をコントロールしない。

  ◎「品性は音声である」…日本人は情動言葉をしゃべっているので
              感化される。
    強い息…喉を鳴らす。喉を意識してしゃべる。
    声帯をさわって、振るえていることを実感する。
  ◎息のコントロールが必要
   どのように<早い息>(腹の深さ)
    ―腹式呼吸(恥骨、腸骨(でん筋)を使う
   息の支え点ー丹田に置き、動かす。喉頭が狭くなる。
    <強い息>(胸の息)―横隔膜の使い方。

  ◎腹式呼吸の特徴ー腹は動いて胸は動かない
   胸が動かないように、両手で止めて練習する
   横隔膜を動かすので、多少は胸部も動く。
 
  ◎胸式呼吸(胸部呼吸)
    
   前胸部(早い呼吸)…胸部を使って上げる。
   後胸部(肩口、頸椎の付け根)の高い位置に息を上げる
    (首に力を入れないように注意)

  ◎エネルギーが高いという根底には、複雑なものがある。
   
   文化が進歩すると人間が退化する。(梅棹忠夫氏の言葉)
   変遷が激しいと高リスクとなり、エントロピーが上がる。
   人間が置いて行かれる。

  「喉頭」…声をつくる。喉頭音で声をつくる
    「パラレ」 伝わる、しっかりゆっくりつたえることで
    説得力が加わる。

  人に伝わる声を身に付けるには、呼吸の理論で理解することが
  必要になる。


  ○本日の磯貝語録
   エネルギーの高い声には、呼吸法を身に付け息量、強さが必要である。
   呼吸法の理論を知ること大切である。


  ○本日の感想
   情動か口先で表現するのでなく、喉頭で伝えることがポイントだと
   思いました。

2013:ヴォイストレーニング・朝ジム(10/5)

2013年10月5日(土)

■1. ストレッチ

・磯貝メッソッド‘体感ストレッチ’

やりながら、自分で発見していくことが大切。

■2. 各自課題


○Aさん
課題:オリジナル台本 (クリスマス向け一人芝居)

1.丹田呼吸(深くゆっくり繰り返す)
2.高めの明るい声で、イー、エー、アー、オー、ウー/ロングトーン
3.サ行活舌、テキスト読み
4.クリスマス台本練習

今日の感想
『これからは、やわらかく、明るく表現をしていきたい』


○Dさん
課題:雪おんな

1.全身表現‘煙になる’浮く、漂う、うねる、流れる
<注意>口を横口にし、舌を浮かせ、少し後ろに引いたままで
    呼吸は、口も鼻も使い、全身で、喉は開いたまま

2.テキスト読み


今日の感想
『身体表現の面白さに気が付いた』


○Eさん
課題:ごんぎつね

1.母音練習
2.濁音、拗音表を作成→読む
3.胸式呼吸(長くゆっくり、静かに)
4.テキスト読み
キャラクタ―の使い分けをする。


今日の感想
『1ヶ月お休みをしていたら、いろいろと、忘れてしまっていることがあるので
日々思い出して行うことの大切さに気が付いた』

○Fさん
課題:身体感覚と呼吸の自覚

1.身体の感覚をつかむ為に、ほぐすストッレッチ(床に寝て)

2.自然呼吸
  1)必ず鼻から吸う
  2)なるべく深く吸う(みぞおち、臍、丹田、鼠径部)
  3)2をゆっくり、長く、呼出する(口に息を溜める様に)

みぞおちで呼吸するときに、首にやや力が入り苦しくなる。
鼠径部の実感が分かりにくい

今日の感想
『身体を使うことを実感した』



ヴォイストレーニング・夜ジム(10/3)

■ストレッチング(全体)

■レッスンメニュー(各自)
Aさん
・呼吸連取
 1、前回の復習
 2、側腹呼吸
※呼吸法とともに腹筋・背筋を鍛える
 ひねりを入れた腹筋運動
・テキスト「病は気から」譜面台・身振りをつけて

Cさん
・丹田呼吸、胸式呼吸
・座位で「イ、エ、ア、オ、ウ」ロングトーン
・テキスト「夢十夜 第四夜」

Eさん
【メニュー作成】
・自宅で声をあげて本を読む
 読みたい本がなければ「星の王子様」「葉っぱのフレディ」
 絵本系でも児童書でもよい
 稽古時に持参してください
・しゃべり読み、長読み、歩きながら読みなどを試す
 学校の朗読のようにはしたくない
・身体法
 自分自身に興味を持つこと
 自分のやったことを自分で評価できるようになること
・磯貝メソッドテキスト、谷川さんの詩、サ行テキストも持ってくる

Fさん
・呼吸法:丹田呼吸法
・腰椎ヘルニア(2年前より)
・腰方形筋呼吸

Gさん
・ストレッチング+身体トレーニング、エキササイズ
・「イ、エ、ア、オ、ウ」発語、徐々に条件をつけていく

Hさん
・「ア、オ、ウ」調音
・IMテキスト、5母音テキスト練習(譜面台で)
・喉に指をあてて喉頭発生、磯貝チェック

Kさん
・サ行調音(たて口)
 IMテキスト読み
 舌形:細舌、下顎左右の支え・・・広げない

Mさん
【メニュー作成】
・各種チェック
・へその実感が欲しい(歌舞伎の女形などが使う)
・舌の使い方が独特なので、もっと多様性が欲しい
・スクワット(50~100)
・サ行とくにシが消える

Nさん
・IMテキスト:母音テキスト読み
・発声、呼吸法
・五十音を書いて朗読
・丹田呼吸

Oさん
【メニュー作成】
・第一目標:深くて細くて長い呼吸を覚える(我慢)
・身体法チェック
 開脚・前屈・直立・ロールアップ・ロールダウン
※まずは、声とことばの訓練法を体験してもらう

発声・呼吸法 グレードUP(10/1)

2013年10月 1日(火)発声・呼吸法 グレードUP

講座テーマ「声の呼吸法(腹式)」

B(体験)声に自信がない。空気が多い。声が吸い込まれる。気付かれない。
 届きにくい印象。友人からも鋭くないと。呼吸が浅い。
 気持ちよく届く声を発したい。首まわりの緊張が高い。
 
[1]声の呼吸法
 声のための呼吸、声・ことばに結び付ける。声に役立てる呼吸法。
 声の要求に応える声
≪声の呼吸法の要点≫
(1)深く長い呼吸
(2)支えのある呼吸
(3)噴射できる強い呼吸
・慣れるのに時間がかかるが声につながる呼吸を身に付ける。
 呼吸運動を脳が覚える。個人差がある。
◎声が流れないように止めておく「支え」止まらないと抜けてしまう。
 漠然としたものをポイントをつかみ、用途に応じて使い分ける。
A まわりの影響でも出した記憶があれば強い。
 (1)~(3)をマスターする。本人が掴むもの、慣れるもの。
B 声を発する機会が少なく、大きな声を出す必要もない。
 英語らしい発声の呼吸法は気になる。
 →「息の高さと喉の鳴り」外国語の方が高い。
  日本語も外国語のように鼻の使い方、鼻まで響きをもってくる。
  きいててわかる、出して気持ち良さがちがう。
Ex- 呼吸の条件
  ①鼻から思い切り入れる。2秒止めて口から出す。
  ②出すときに歯の隙間からまっすぐ出す。
   首の後ろと方に力を入れない。腰の後ろ、骨盤の上を緩める。
  A 腹の前、腸を動かす。B ダンスが上手くならない葛藤がある。
 22-23歳頃まで、適度に消耗して成長しているとその後がスムーズ
・元々持っている自分の核を使ってどうやっていくか。
 多すぎても足りなくてもつらい。
 自分の資質を育てているか、資質に頼り過ぎていないか。資質に戻る。

(1)深く長い呼吸法
・鼠径部が呼吸の底。呼吸器は肺、その下の横隔膜が動かすピストン。
◎腹腔内部の臓器の動かし方での呼吸法が腹式呼吸。
 内臓を支える骨盤の底まで呼吸に使えるとエネルギーが高くなる。
Ex- 鼠径部を引込める、緩める運動を繰り返す。
  自然に無理なく呼吸が起こる。
  声を出すために、息をどのように吐けるか、そのためにどのように入れるか。
◎鼠径部を運動の拠点にする、一番深い呼吸。
 反対に腹を引込めて、緩めながら入れる方法もある。
・声の出しやすさ、呼吸の入りやすさは個人差があるが、
 腹出し吸気の方が強い声には有利。
 出す運動も入れる運動も一方通行でない方がいい。
Ex- 掌の中央で丹田を触り、腹圧で前に出しながら吸う。引きながら出す。
・日常会話ではここまで深く呼吸しないが
 「腹式呼吸運動」をしっかり身に付ける。
 呼吸している時の体の中の意識をなくして、鼻の水平の空気を吸い取り、
 口の水平に出す。
◎出している息を目で追いかける。漠然としないで矢の軌跡のように出す。
 息をまっすぐ、音もまっすぐ進む軌跡を想像して出す。音を見る能力をつける。
Ex- 言葉のフレーズ「そういうことはないと思う」書いてある文章。
  ディレクターのほしいものを作れる。
・焦点を定めて発する、集中力をもって。
 出した先が人に届く、自分の状態はいらない。
 目できちっと追いかける。真ん中があって左右を持つ。
 真ん中がないと聞けない。
Ex- 胸式呼吸 肋骨を横に広げて吸う、戻しながら出す、腹は凹む。
  二対の肺から気道、二枚の声帯、口の中で響き、横に広げない。
◎「懸よう垂」と喉の中心を合わせる。鏡で見て位置を確認する。
◎「口の奥を深く作ろうとする」自分で探検して発見する。
 懸よう垂が良く見えるのは縦口。
・懸よう垂のすぐ奥上に鼻中隔があり、ここを鳴らす。
 ここが響くと声がもやっとしない。
 呼吸法・発声法と共鳴法。猫鳴きで鼻から全部出す。
 
(2)支えのある呼吸法
Ex- 丹田出し吸気入れ呼気 半分丹田を止めて出すと
  空気の出をコントロール出来る:支え
  胸郭を広げて吸気、戻らないように呼気。出す量のコントロール→息の支え
  腰と胸をしごく。肋骨をつかみながらひねる、ねじる。

(3)噴射できる強い呼吸法
 歯の隙間から噴射する。丹田の支えで、吹き矢のようにまっすぐ出す。
Ex- 丹田を突き出して止める。
  A 枕を足の間に挟んで締める(家で)
  呼吸法も発声法も全部つながっていることをわかった上で部分を詰めていく。
  A スピードを上げる。パッと「それ」になる癖をつける。その間は自分をやめる。
   本当にやりたいのならそうする。開くこと。
   相手に届いているかに気付く想像力。

感想
B 声だけでなく考え方。今自分がほしいものだと感じた。

演習
A テキスト読み アニメのワンシーン
 自分の役(少年役)の近辺を別の役も含めて
 それぞれの役をちゃんと読む。他の役を取ってしまうくらい。
 絵の特徴をつかみ、キャラクターを一致させる。声と絵と。
 キャラクター読み替えができるくらいに。一つの役でも色々な色がある。
 唇の表情で生々しさ。口の中、声帯を想像させる。
 映像を声でカバーできるくらいに。

◆本日の磯貝語録
 音を見る能力をつける。

◆本日の感想
 声、音を目でとらえることで、前に飛びクリアな集中した音を
 発する事ができる。今まで、全然知らなかった事でした。
 自分の中で集中していたので、前に出ずこもっていたことが分りました。