ヴォイストレーニング・夜ジム (7/31)

コーチ:戸村健作・日月貴子

重心、意識をおろす身体トレーニング
できれば足首をやわらかく使い、足の裏の意識が高まることが望ましいです。

体を動かしながら発声し身体と息(声)をつなげる
五母音の訓練

今回今期の最後の参加者がいたため試演会の実施
得意なポジションでの声は良く出ているので、あとは舌の運動性・おろす事、奥の響きが分かればもっと良くなっていくと思います。


20140807
戸村健作 文責

ヴォイストレーニング・夜ジム (7/24)

コーチ 出先拓也・菅家ゆかり

1・全体ストレッチ

2・受講生 各々トレーニング
  講座後半、まとめの時期に入り、最終目的に向かって、課題に取り組む。
 
  男性1 身体を動かす。スクウェアのスペース内で動きながらセリフを声にする。
       5母音 口唇、舌の動き鏡で確認しながら、よりよい音を出す。
  男性2 身体を使って声を出す。
       5母音 音が変化している、何が変わったか、自分の実感を確認。
  女性1 5母音 音への感覚を鋭く、自分の出している音の違いをつかむ。(鏡で確認)
  女性2 自分がどのようなキャラクターを演じるのかを決め、コーチの動作、
       音を確認して、同じように動き、発声する。
        テーマ―丁寧に、美しく!―

3・ 課題テキスト
   それぞれの課題を読む
   声によって、はっきり役を変える。
   台本の文字を声にするのではなく、セリフを身体に入れて声にする。
   地読み、役の会話、表現を変える。
   練習だからと気を抜かない、一音一音どのように出したいか
   意識して読む。出した音で情景、感情の伝わり方が違う。

4・まとめ・感想

20140729
菅家ゆかり 文責
  

       

声の学校・言葉の学校 (7/22)

 担当講師 磯貝靖洋

 講座テーマ「声の呼吸法―使える声の呼吸法②―」

 [1]IM身体法 ストレッチ
    身体の筋肉のことに興味を持とう
    声を出す事に使われる筋肉、働きを理解する。

 [2]
  (1)手をたたいた時…どの様に感じ取るか。
    「視覚」の神経は、早く反応する。身体に中では一番早い。 
     皮膚が退化し、皮膚感覚が鈍くなっている。
    刺激が多すぎて、目からの刺激が発達してしまった。
    音は四角いより遅いので、安全である。
  (2)生きていく速度に、神経速度は従っていけば、良い。
    多ければいいのでも少なければいいのでもないが、
    適性が分からない。
    真面目な人は、反応すべてについていかなければと思いがち。
    そうでなくて、いい。
  (3)筋肉から考える。
    人間の筋肉は「随意筋」が多い。余分に使いすぎると   
    疲れてしまう。
    筋肉を鍛えてやたらにコントロールすることが注目されて
   いるが、過度に意識しすぎている傾向がある。
   人間のエネルギーには、適性がある。
    筋肉の動かし方が違うと、自分の感覚が変わる。
    その時に、骨と筋肉で考える。
    例―腕を上に伸ばす。少し傾けてみる。
      何故手が上がるのか? 傾けると何が違うのか?
      考えてみる。
    筋肉の動き、骨、身体の仕組みに興味が出ると、
    声が良くなる。
  (4)声と言葉の関係
    ◎「声が良くなると言葉が良くなる」
      悪い声だと、言葉をつくりにくい。
      身体は自分の専有物。
      言葉、「おはよう」は、専有物ではない。
      口から出してしまうと、自分のものでなくなる。
      →共有公共物
    ○聞いた時に、いい声だと言われる。
     乳飲み子は、両親がよう声でコミュニケーションをとると
     子どもは、用ことばで話せるようになる。
     身体が振動する声を出していると、子どもはすくすく育つ。
    ○言葉は音があり、音が悪いと言葉が伝わらない。
     日本語は文字文化であり、音声が発達してこなかった。
    ○言葉、声はその人固有のもの。
     言葉という道具を生かすために声を出す。
     音が悪いと、心や意味が伝わらない。
     「声」は自分のもの。音であるが自分が出している音の
     意識はある。
     言葉が不全だと、自分の意識もダメになってしまう。
    ex:「はい、わかりました」全員声に出してみる。
       →音からわかってくれたことが理解できる。
      「全然、わかりません。」
     言葉で伝え、言葉を聞き、言葉でコミュニケーションする。
    ○素材の声が悪いと、ダメである。
     言葉は、自分のことを表し言っているけれど、
     独り言でも、相手に向かってしゃべっている。
    ◎コミュニケーションは、聞く人間を主体にして、考えること。
    ○自分から出てくる言葉、出した言葉が、自分にもどってしまう。
     人がいる…声は闊達である傾向がある。
    ○相手がいるから生きていける。相手がいるからしゃべれる。
     私自身の個体は、父母の合体で存在している。
     私ひとりと思うことは、社会的錯覚である。
    ○声の職業の人は、二重人格が、よい。
     物事を客体しようとしない。
     仮面を沢山も持っている人は、病気になりやすい。
    ○言葉は話している時には、自分だと思っているが、
     聞いている人は、すべてが自分ではない。

  [3]講座テーマ「強い声、弱い声」
   Q:受講生全員 「自分は、どんな時に強い声、弱い声を出したか?」
   煩くがなる人を、静かにするには?
     その人と同じように声を出してみる。
     相手と同じ側に近づいてみる
     →相手と同じ周波数になり同じように声が出る。
   ①弱い声…怒られた時、自分に自信がなかった時(気が弱い時)
       普段声を抑えてしまって、いつも弱い声になる。
    小さい声はどんな声?
     →空気が入って、囁くような声。
    小さい声でも、響かせると、伝わる。
    ピアニッシモの声を連続して出すには、トレーニング、音感が必要。
    持続する緊張は、音としては聞こえるが、言葉になるとヒソヒソ話
    になる。
    空気ばかり吐いて、有声音でなくなる(有声音…感情、意志の音)
    →相手に伝わらない。有声音でないと人は納得しない。
   ②強い音(強くて面白い音ー破壊された声)
     エネルギーが高く、声帯を使った声
     強い声になりたいと思うことは、大変である。
     筋肉運動であるから、すぐに出来にくい。
     声帯が強くはじけると、自分の実感がある。
    ◎声の強さ、弱さは、意志、身体と大いに関係している。
    ○身体ができる→呼吸法→発声法
     ひとつずつ習得して進まないと、喉をおかしくする。
    ◎“弱い息だと、弱い声になってしまう”(エネルギー不足)
      1,2,3とカウントする。
      自分の身体の中にセットしてあるものなら、弱い音でも出せる。
    ○声が弱いと、感情、意志が低下する。
     言葉は、自分の中の自己認識が高いと、はっきりしてくる。
     日常使っている声が飛びぬけていると、自分でもわかる。
    ◎声門が開いてしまっている人は、息だけでしゃべっている。
     (例―ショックで声門が閉じなくなる)
     意志がある→息がある→言葉になる
     気息言語…人工的に声を拾ってつくる
    ○ 「声を大きくしたい…」
      声が出しにくい人、言葉になりにくい人は、大変である。
    ○私が出している声を、全部の基準にする(人と比べない!)
     自分を高いレベルにおいて、こうなりたいと願うと大変である。
    ○今のことが良くわかっていないと、よくならない。
     音の創造、イメージング←訓練するとできる。
     ある程度訓練すると、イメージできる。
     今出している音を、全部そのまま聴く。
     声帯を実感する―喉の筋肉を実感すること。

    受講生へのコメント
    Kさん―自分の話している声、出している声を聴く。
        声を出したいなら、自分が出している声を聴くこと。
    Sさん―声は出そうとすると出せる。
       言葉に関する改善点がある。
    小さな声のところで、声の改善は成り立つ。
    ○自分は何なのだろうと考えることも、声、言葉に関しては、
     大事なことである。
    ○色々な声があるが、自分の息を考える。
     「強い弱いは、質の問題」
     「出し出せないは、資質の問題」
     「声のことは、下振りから、声のまずい点から考えていくと良い」
     「高いこと、良くしたいと思うばかりだと、うまくいかない」
    ○音声言語は、人間性そのものである。
     人間性は、育ちもするし、衰えもする。
     言葉はどのように話すかは、方法やり方の問題。
     「どんな声で」は素材、そして話者の人間性の問題。
     どんなに、話し方を学んでも、声(素材)によっては、
     内容はもちろん、聴く人が喜んで分からない。
  
◆本日の磯貝語録
   声ことばは、その人固有のものである。
   ことばという道具を生かすために声を出す。
   音が悪いと、心や意味が伝わらない。
   音声言語は人間性そのものである。
 
 ◆本日の感想
   筋肉を意識すると、声までよくなる。声の強さや弱さによって
   “言葉”の意味も違って聞こえてしまう。

ヴォイストレーニング・夜ジム(7/17)

コーチ・:戸村健作

ストレッチ・身体トレーニングをしながら体と呼吸、意識をつなげていく。
日ごろから慣れ親しんだ体の使い方(自分なり)ではなく、ひとつひとつ丁寧に実感すること。

個別に重心おろし、下半身強化、舌を下ろす練習などを行う。

五十音発声。
声を出すときは、外に響く自分の声をしっかりと聞くこと、聞こうとすることが重要です。

20140723
戸村健作 文責

ヴォイストレーニング・夜ジム(7/10)

講師・磯貝靖洋
コーチ・出先拓也

1.全体ストレッチ

2.各々に別れ、主に身体トレーニング
磯貝先生参加の回なので、ひとりひとり順番に最近の状況など面談。
男性受講者二人でスタートダッシュの稽古。
トレーナーの手の合図でスタートする。
どのタイミングでも合図とともに即スタートが切れるように準備をすることの重要性を知る。
これが表現のゼロの状態にもつながってくる。

3.発声練習
声が裏返る症状のある受講者には、喉を絞めすぎず閉じるために有声音での子音練習。
母音調音において口の中の響きが重要である。
口から全て吐き出してしまっては遠くへ届く響きのある音にはならない。

4.課題テキスト
自分の普通で読まない。
自分の普通は普通ではない。
そのキャラクターの台詞はどのような身体状態なのか、精神状態なのか。
何よりも、どのような喉状態なのかを表現することの重要性。

20140710
出先拓也 文責

声の学校・言葉の学校 (7/8)


 担当講師 磯貝靖洋

 講座テーマ 「使える声の呼吸法①―届く声の呼吸―」

 [1] 準備体操―IM身体法・股割り他

 [2] “呼吸が粘る”(息を捻る、息をつかむ)ということ
    手の指を2本ずつ(人差し指、親指)ねばるようにあわせていく。
     →5本すべて合わせる、そのあと手をこする。
     (両手を同じようにする)
     指をほぐし、手の平全体をほぐす
  ◎「粘り」…若い人は好まない
精神的な粘りだけでなく、食べ物の粘るもの
   “粘りは感覚”であるから、時間できると粘れるようになる。
   人間は真ん中がとれていれば、周囲が少し揺れたり傾いたりしても良い 
  ◎響きは音の粘りの一種である。
   ⇒アニメの人間の動きは、揺れがある。(特にジブリ作品では)
    ゲームの動きはゆとりがなく、動きから動きへ移動させる。
  ◎人間は絶えず、ゆれている。
 人間は自己完結しないで、行くつくところは⇒粘りである。
  「イエアオウ」…決めても動いてしまう。「粘りがある」と考える
   呼吸…息を入れて(鼻呼吸)、口から吐く。
      粘りがないと口呼吸になる。
  Q:「イエアオウ」「鼻呼吸」「息の支え」は
    何故必要なのだろうか?
    ひとつに集めて行うのか?
  A:決めたものの周囲にゆれがあるから。
   核、芯になるものがないと、ぼんやりしてしまう。
   人に伝える時に上手く伝わらない。
  物を自分の頭で認知することと、声やことばを出すことは、
  一致するだろうか?
  仮説として考えたことをはっきりさせるには、自然界では
  必ず揺れているから、定まらない。
  揺らがないように、何とか決めようとする。
  ◎頭の中(脳細胞)のクセ(思考、感受、認知,etc)がある。
   現代人は、多くの刺激の中で生きている。
   じっとしていることはなく、静止しているつもりである。
   (分子認識―物事すべて分子レベルで考えること。)
   何かを見た時、残像がある。
   何かを聴いた時、そのすぐ後には残聴がある。
   物事は、単体(ユニット)するのではなく、繋がっている
   ものと考えてみる。

[3]体感を知る(様々な粘りの世界)
  ○手の平を合わせ、強く押す。⇒話すとベタつき部分的離れる
   押す行為…首、背骨、腰、足裏も使っている。
   離す時…粘りのある状態から、ある点を境に左右手が離れる。
   物を食べると胃の中で分解酵素が働く。
  ◎酵素…「触媒」による生体について
    1+1=2 単純な数学の計算どおりにいかない。
    すっきり数で決められない数学がある。
  ○自然界の酵素⇒粘り(化学作用の物理現象化)
  ◎呼吸運動…人に伝えられるように遠くへ声を飛ばす必要がある。
   粘着力がある…「ア」の音を出す。
  ◎音に粘りがあった方が、良い音になる。
   音楽家たちは、音に粘りがあることを知っていく。
  ◎長く音をキープ出来る⇒粘りがある。
   呼吸に粘りがあると、声帯から粘りがある音声が出せる。
   粘りがあれば、声とことばは、聞いている人には、わかる。
  ◎『口跡』がはっきりしていて、粘りがある声をだせると良い
   握手の時も、手に平の感触に敏感であれ!
   粘りを感じ取り、粘りを発すること。
   サバサバしてはいけない。丁寧であること。
   自分の感触が残ること。

[4]声、ことば、音の生体(Bio)について。
   「ア」と発する時…丁寧に聞かせる。
   方法が分かっていても、いい「ア」伝わる「ア」にはならない。
   やり方ですべてを実行しても、伝わらない。
  Q:人に伝わる「ア」はどのような音だろう?
  A:粘りがあること。  
    聞く人が納得して受け取れる「ア」を発する。
   ・丁寧に発する
   ・届ける先がある、届く声を出す。
   音のイメージを理解できるように言語化する。
  ◎音の粘り=響きである
  ◎音の残響があるように、呼吸、舌の使い方、
   喉の使い方、身体をつくっていくことが重要。
   機能的な音も出せなければいけないが、
   人が聞きやすい音(声)が必要。
  ◎粘りがある=響きがある。
         単純な響きでなく、聞かせやすい、
         相手が聞きやすい響きをつける。
         呼吸法が必要になる。
   粘りのある声で会話する。その楽しさを知るべきである。
   今日は、受講生が納得できる、いい酵素で説明した。
  ○すべての人に通用するスタンダードをつかまえること。
   「軸」「核」をシャープにとらえること。
  ○言葉は原則、人間的であること。
   相手が理解できる「ア」母音、音をつくること。
   一つのチャンネルでわからなければ、他のアプローチで
   考え、探ってみること。
   必ず相手のため、発する人の自己満足ではいけない。
  ○自分が作品を伝える仕事とは。
   そのものが持っている仕事。そのものの中に言葉が
   あること。
   自分をなくしてはいけないが、3%程度あればよい。
  ○利他的であること。
   能舞台では自分がなくなる。とても楽になる。
  ○聞き手に台本がない時、台本の内容を届けるように
   伝えること、読む事が重要である。
  ○響き、粘りをつける、発声法、呼吸法を身につける
   必要がある。

  ◆本日の磯貝語録
   粘りのある声を出せるようにする。粘りは響きである。
   聞き手が受け取って納得できる音、言葉を伝えること。

  ◆本日の感想
   使える声をつくるのもむずかしいが、その先の本来の、
   よりましな声はどういうことかを勉強しました。
   とてもむずかしいけれど、なんだかとても納得しました。
   ありがとうございました。

ヴォイストレーニング・夜ジム(7/3)

コーチ・出先拓也

1.それぞれ前回以前に作成した身体法トレーニングメニューを別れて実施。

2.全員で鏡の前に並び、母音調音練習。
それぞれ自分の口の形を鏡で確認しながら、また、他の人の音声を聴きながら自分の音声を調音していく。
母音調音に関しては、参加者のトレーニングの進み具合に差があるが、同時に行うことによりそれぞれが影響しあって音が揃っていた。
参加者の一人は、子どもの時に発声調音練習をやったことがないので、このような練習は新鮮であるとおっしゃっていた。

3.また別々になり、それぞれの課題テキスト読み。
全体としてとにかく言葉をしっかりハッキリと出すことを重点的に行った。

20140703
出先拓也 文責