表現・話し方(2016.03.31)

講師:磯貝靖洋
助手:益田喜晴

本日のテーマ:キャラクターヴォイス

【身体法】
・IMB

【講座内容】◎キャラクターヴォイスとは(太宰治『人間失格』等をテキストにつかいながら) 
・良い声とは?
⇒現場のニーズに合わせると声が壊れる。医療機関は病人につきっきり。この状況下で良い声とは?
 常識の前に感性がある。
 
・蚤の鳴き声を出してみる。
⇒聞いた事がないが出せる→想像力=面白さ←それを喚起させる声=良い声
 
・快感情(嬉しい)で科白を吐く。
声=感情=生命
嬉しいを説明するではなく、嬉しい息を出せばいい。
声から自分のキャラクターを知る。
  
・身体を歪めて科白を吐く。
⇒頭で考えると声帯実感がなくなる→信頼されない声
 言っている“内容”ではなく“声”で本心かどうか、聞いている人がわかる。
 声帯の声が私である。これが変化するからキャラクターが生じる。
 ボイスキャラクターはあなたの持ち声である。声により自分の身の置き所を見極める。
 その声でどれだけ自分が納得するか。
⇔日常生活では受け入れてもらい難い=同調しづらい。
 →日本人は今まで本心を触らないようにする社会だった。
 ⇒社会や人に影響を受けやすい状況下で、アジャストが必要。

・年齢を変えて科白を吐く(3歳→15歳→20歳→35歳→55歳→75歳)
 声が変わる=齢を受け入れる。
 フィギュアやシェイプではなく声帯で変える。
 声帯の記憶で、過去・未来へ行ける。
 声に印象づける。これによって意見、行動をとる。
 ヴォイスキャラクター(声の性格)は化けるためのものではない。時間をかけてでもこれを掴む。

【担当助手感想】
キャラクターとは作り出すものではなく、本人が備えているもの。
しかし、運慶・快慶が仁王像を掘り出すように磨かなければ浮かび上がらない。
そのためにも自分を認知(認める)事。そのための媒体が声。特に地声である。
皆さん、戸惑いながらも、身体を使ってのアプローチで声が変わりました。

【本日の磯貝語録】
・言葉は知っているものしか出せないが、声は知らない音も出せる。
・色々な声が出せれば、色々な声が聞ける。出せる音しか聞けない。
・声を出す事は幸せだが、出しすぎると人の幸せまで食べ過ぎてしまう。
・声なくしてココロを表すのは大変だ。
・地の声は誰でもいい。

【参加者の声】
・言っている事が伝わらない自分が、何故かという事がわかった。良くない声で話していた。
・一度身につけた楽をした声が定着してしまった。それで自分が判断される事は怖い。
・混乱している。本心と本音について、昔の自分を思い出した。

文責 益田喜晴

03/30のツイートまとめ

Isogai_Method

演劇というのは人間の弱部をやるもの。 弱い人間には演じられない。
03-30 22:00

高いエネルギーを持っていなければ低い(又は弱い)表現はできない(低い表現:力の抜けた表現とは違う)。
03-30 16:00

力のある単純さは人に伝わる―芸の基本
03-30 12:00

水曜隔週ベーシック(2016.03.30)

講師:磯貝靖洋
助手:菅家ゆかり、五十嵐正貢

本日のテーマ:声の響き法

【身体法】
・IMB(椅子座位)
・股割り

【講座内容】
・口でなく喉の実感で喋る
・体の隅々まで使って言葉を作る。手足の指先まで意識する
・自分の納得のための小さなエネルギーがだんだん大きくなって伝えるエネルギーに変わる。そうして出る言葉は、頭で「伝えよう」として出る言葉とは異なる。

【担当助手感想】
体の隅々まで意識すると、浮わついた口先の声が落ち着いた地に足のついた声になった。

【本日の磯貝語録】
・体の隅々まで使って言葉を作る
・喉が地面で、その下には豊かなものがあり、それを使って声を出すのが地声である

【参加者の声】
・喉を触って発声しないと心許ない。
→皮膚感覚や音を拠り所にする

20160330
文責:五十嵐正貢

03/29のツイートまとめ

Isogai_Method

自分の考えと対極にあるものを考えるのが社会性。
03-29 22:00

息を入れることが出すことだ(息の入れ方で出し方が決まる)https://t.co/OysHiDqviz
03-29 16:00

音楽は“うねり”とうい感性を教えてくれる。
03-29 12:00

03/28のツイートまとめ

Isogai_Method

自分で自分が分かるために言語がある。
03-28 22:00

自分を使い果たして自分でないものをやる。https://t.co/OysHiDI6a7
03-28 16:00

歌を歌うためには、先ず自分を楽器として研く事から始める。
03-28 12:00

03/27のツイートまとめ

Isogai_Method

内向表現は、外にはうまく伝わらず、誤解の原因となることが多い。
03-27 22:00

自分のことは、自己理解より他人の方が正確にキャッチしている。https://t.co/OysHiDI6a7
03-27 16:00

音楽の音は出してから確認すること。出す前に考えてもだめ。
03-27 12:00

03/26のツイートまとめ

Isogai_Method

「なろう」と思う気があるから、そのものになれない。それを捨てるからなれる。
03-26 22:00

通じない言葉は使えない通貨と同じである!!https://t.co/OysHiDI6a7
03-26 16:00

私がやりたい≠人に伝えたい。私がやりたい≠私に出来る。各々次元の違う出来事。
03-26 12:00

03/25のツイートまとめ

Isogai_Method

一番良い音を出せる声の「通る道(声の道)」をつかまえる。
03-25 22:00

磯貝メソッドの訓練の第一は、各個人の声、言葉、身体、感覚のニュートラルをつかんでいくことである(表現や主張はその次)。https://t.co/OysHiDI6a7
03-25 16:00

ただただやるのではなく、その先をみてやりなさい。https://t.co/OysHiDI6a7
03-25 12:00

活舌・発音法(2016.03.24)

講師:磯貝靖洋
助手:出先拓也、札辻静美
ゲスト助手:益田喜晴

本日のテーマ:言葉の良い響き(1)

【身体法】
・IMB
・今思っていること、頭の中で考えていることを身体の動きと声として外に出す(動きを止めないで)

【講座内容】
・練習1「よろしくお願いいたします。」最初は「よろしくお願いします。」から。
・練習2「はい、私です。」
・”面白さ”とは”生々しさ”。
・心が動く瞬間、新鮮味を大事にする。

【担当助手感想】
・自分の真ん中を捉え、真ん中に集約して声を出すことで、声の説得力や実体が増すと改めて感じた。
・口先で言葉を話すと嘘っぽく聞こえるが、唇はしっかり使わないと生々しさは出てこないと感じた。

【本日の磯貝語録】
思うということは夢想ではなく行動に出すこと。
思う、感じるを外に出すくせを付ける。

【参加者の声】
「宜しく」の言葉の成り立ちを知らなかったので、インパクトがあった。
今日の「はい」は気持ちが良かった。


20160324
文責 札辻静美

03/24のツイートまとめ

Isogai_Method

芸人にとって必要なことは100%の主観と100%の客観。その間を行き来するエネルギー。
03-24 22:00

【コラム】「台詞の自然」とはどういう事なのだろうか 俳優は作られた空間で、作られた役を、あたかも実在しているものとして、今、演じなければならない。... https://t.co/SWFlfZSH4Y
03-24 20:32

先ず肯定。
03-24 16:00

芸の道には、「戻るところ(基)」を持つこと、つくること。
03-24 12:00

03/23のツイートまとめ

Isogai_Method

文字ことばを音読するとき、句読点でリズムを生み出さないと、生きた立体感あるものとならない。
03-23 22:00

音声には「重い」「軽い」がある(気持ちが音を重くするのではない)。
03-23 16:00

声は、人の精神を現す。言葉はどんな声で喋り語るかが重要。https://t.co/OysHiDI6a7
03-23 12:00

表現・話し方(2016.03.17)

講師:磯貝靖洋
助手:益田喜晴

本日のテーマ:詩の朗読

【身体法】
・IMB

【講座内容】
・室生犀星「遊離」
書いてある事を嘘なく伝える→リアリズムで読む→口だけではなく、身体を使って表現する。
⇒説明をするのではなく自分が納得する→詩の世界の住人となる=真似やつもりではなく、今、ここで生み出す。

【担当助手感想】
理屈や条理だけを追いかけていてもリアリズムはつかめない。
見えること、分かることだけを抑えてもリアル足りえない。人間の住む世界は摩訶不思議である。
現実を凝縮した、「詩」という虚構の世界では、現実の肉体と感性では太刀打ちできない。
詩を読むには、死ぬことを恐れてはいけない。死ねば新たに生まれる事を信じる。
あれこれ書くと難しいように聞こえますが、皆さん、戸惑いながらも、楽しみながら、詩の世界を体現していました。
奥深くもシンプルな稽古でした。

【本日の磯貝語録】
・言葉の勉強には詩がいい。伝える勉強には散文や小説がいい。
・室生犀星を知らないのだから、子供のように勝手に想像してふくらませる。辻褄が合わなくていいのが詩。もしかしたら例え瞬間でも室生犀星より凄い世界に出会えるかも知れない。
・一字一句、間違えない事が正しいのではない。書いてあるソノコトをやるのではなく、「書いてあるソノコトって何?」をやる。
・朗読はあなたが脚色し、あなたが振付ること。
・詩を読む感性があると人生が楽しくなる。

【参加者の声】
・詩でもここまで自分の解釈にしていいんだな。
・ダンスでできることが、コトバになると頭になってしまう。
・ちゃんとやるとスピードが落ちる。
・何となくだと、自分の想いや心が不自由。


文責 益田喜晴

03/22のツイートまとめ

Isogai_Method

朗読の第一歩は助詞の扱い方から。
03-22 22:00

芸能をすることは、わがままでなくなることである。(芸能は、自分の好き勝手をすることではない)
03-22 16:00

「自分」と「周り」を区別して認識すること(自と他の正確な分離)。https://t.co/OysHiDI6a7
03-22 12:00

03/21のツイートまとめ

Isogai_Method

芸事にとって慣れは毒である。
03-21 22:00

読まされてしまうのと読んで伝えるのは正反対の行為。https://t.co/OysHiDI6a7
03-21 16:00

「演奏する」ということは、自分の外側に音楽を造形すること。
03-21 12:00

03/20のツイートまとめ

Isogai_Method

ブレスの精度が増すと、次のフレーズの品度が上がる。https://t.co/OysHiDI6a7
03-20 22:00

強い声を弱くする時、表現と技術が生まれる。弱い声で強い声を出しても、力みや圧迫になり、表現性は乏しい。
03-20 16:00

出すぎるとイヤらしい。引っ込むと分からない。https://t.co/OysHiDI6a7
03-20 12:00

03/19のツイートまとめ

Isogai_Method

下顎と舌を離すことで、言葉のセンスを上げる。https://t.co/OysHiDI6a7
03-19 22:00

俳優は、生きた人間をそこにつくることである。
03-19 16:00

私的体験そのままの再現は演技ではない。
03-19 12:00

03/18のツイートまとめ

Isogai_Method

芸とは、つつましやかなもの。
03-18 22:00

━━━━━━━━━━━━━━━━━言葉の説得力の2/3は音声力です!4/3(日)開催間近!ボイスチェック「声と言葉の診断」━━━━━━━━━━━━━━━━━... https://t.co/WFbzOHdwlR
03-18 17:32

コミュニケーションは、言葉の意味情報をやり取りするだけでなく、声や顔の表情で人間情報のやり取りをする事が大切。https://t.co/PqZ29D5DnX
03-18 16:00

音声技術とは、巧妙な錯覚であるhttps://t.co/OysHiDI6a7
03-18 12:00

03/17のツイートまとめ

Isogai_Method

ことばは意味理解でなく状態理解からはじめ、意味化する。https://t.co/OysHiDI6a7
03-17 22:00

━まだまだ募集中!━━━━━━━━━━━━━━開催直前!! 3/21(月祝)台詞の声シリーズ3「テーマ◆感情と表情 チェック&ワークショップ」━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「一粒で二度おいしい!」... https://t.co/Ji8Kxd135p
03-17 16:57

メロディーや伴奏の雰囲気に流されない。
03-17 16:00

良いところを見つけつかみ取るのが自分の仕事。正確に批判するのが周りの仕事。
03-17 12:00

月刊「聲の力」 第5号(2016年3月17日 発行)

▼月刊「聲の力」第5号▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本メールは「声とことばの磯貝メソッド」がお届けするニュースレターです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (2016年3月17日 発行)

 春は名のみの 風の寒さや~♪(早春賦)

今年の春は正月前に既に来ていた事をご存知でしたか?!
2016年は立春を2月4日に迎え、旧正月が2月8日だったので、正に“早春”だったのです。
旧暦上、このような現象は決して珍しい事ではなく、古来より“年内立春”(旧年中の立春)と呼ばれています。
古今和歌集より、巻頭の有名な句をひとつ。

《年のうちに 春は來にけり 一年(ひととせ)を 去年(こぞ)とやいはむ 今年とやいはむ ~在原元方》

谷の鶯たちもいつ歌っていいのか、さぞかし悩んだことでしょう……。

さあ、新年度が始まります。我々も鶯のような響きのある気持ちの良い聲で、Let's start!
ニュースレター「月刊 聲の力」の第5号をお届けします。

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■□磯貝メソッドからのお知らせ ………
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[1]【3/21(月祝)】俳優&声優向け「台詞の声◆感情と表情チェック+ワークショップ」
  ――声の表現者に特化した、声とことばのチェック付きWSです。
  http://isogai-method.com/archives/808
  http://isogai-method.com/archives/856(4/10(日)台詞の声◆間と距離)

[2]【4/ 3(日)】春のボイスチェック開催!
  ――サイトがスマートフォン対応してより見やすく。お申込はお早めに。
  http://www.voice-check.com/

[3]【5月~】「磯貝メソッド声の学校」2016年度前期(5~8月)参加者募集中!
  ――発声法から表現まで、日本語音声を幅広く学べるスクールです。
  http://isogai-method.com/guide
  
[4]【日程調整OK】磯貝靖洋の個人レッスン受付中!
  ――舞台演出家、音楽指導者の顔も持つ磯貝靖洋のマンツーマンレッスン
  http://isogai-method.com/archives/524

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■□イヴェント Pick up! ~現場レポート
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【Pick up①】2月14日(日)開催 ~声優・俳優のための「台詞の活舌」チェック&ワークショップ~チェーホフ『櫻の園』~

やはりチェーホフは一筋縄ではいかないようです。一見、日常的な言葉で話しているようで、実は我々とはかけ離れた世界で生きているキャラクターを掴むために、皆さん悪戦苦闘しておられました。
ポイントは〔喉の音をしっかりと鳴らすこと、お腹を使ってしっかり息を吹き上げること。本に向かって言葉を出すと読んでいるだけになる。真っ直ぐ前に対象(相手)を作り、そこに向かってしゃべる〕
今回も個性豊かな方々が集まり、とても刺激的なWSとなりました。その中には鳥取からこのWSの為だけに片道12時間かけてご参加の方も。最初は緊張されていたのか、少々戸惑っているようにも見受けられましたが、最後には個人レッスンも受けて、スッキリ明るい表情で「また、来ます!」
と……。再び12時間の帰路へと向かう力強い後ろ姿に、一同、感銘を受け、熱くさせられました。

3月はシェイクスピアの『ハムレット』です。今度はどんな出会いがあるかとても楽しみです。期日が迫っておりますが、まだ若干空きがございます。「行くべきか?行かざるべきか?それが問題だ!」なんて迷っている方こそ、是非ご参加下さい。


【Pick up②】2月21日(日)開催 ~ボイスチェック~

今回の参加者は小学生から60代まで、お住まい(関東外の方も多数参加)、職業も、目的も様々で、百人百様(百人もいませんが…)。いつも以上にバラエティーに富んだボイスチェックとなりました。中でも特筆すべきは、2度目のチェックを受けて目覚しい結果が出た方がいらっしゃいました。
この方は数年前の結果と現在を比較する事によって、更なる自信と新たな課題をみつけたようです。もしかしたらこのボイスチェックは、複数回受けた方ほどその効果を実感されるのかもしれません。

3月上旬には初めての出張ボイスチェックにも行って参りました。益々様々な現場でニーズが高まる、聲とことばの健康診断。現状を知る事が改善の第一歩です。是非一度、否、何度も体験して下さい。次回は4月3日です。

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■□ 地方塾からの便り―北海道より―
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こんにちは。磯貝メソッド札幌塾です。

札幌塾は『表現』をテーマに、年一度、磯貝先生をお招きしての特別講座と、月一度の定例会開催を柱に活動しています。

今年も2/27、28の2日間、特別講座を開催しました。
「歌」「絵本読み聞かせ」を主とした4講座。参加された皆さんからは「面白かった」「先生の声は大きくなくてもとても良く通る声だった」「声を前に出すってこういう事か」「心を込めたから相手に伝わるというものではないのですね」など気づきや感想を頂き、充実した講座となりました


毎月の定例会では、磯貝先生監修の下、身体・呼吸・発声などの「基礎」と、「表現」としての朗読などを行っています。一昨年は「物語」、昨年は「詩」と、毎年様々な作品を読みながら、伝わる「声とことば」を磨いております。今年度は「古典」を取り上げ、現在は「雨月物語」を読んでいます。

そして札幌塾で始まった新しい試みとして、年2回のスカイプ講座があります。東京とインターネットで繋ぎ、遠隔で磯貝先生のご指導を直接受けられる画期的な講座です。特別講座の限られた時間内では中々受けられない個人チェックも、スカイプレッスンでは少人数で受ける事が出来るので大好評。毎回皆、ドキドキ緊張しながらもレッスン後の変化を実感しています。

さあ、4月から新年度。 気持ちを新たに一年の学びをスタートします。 (執筆 菅沼文乃)


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 編集後記
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◆因みに2017年は“新年立春”となり、旧正月の後に立春がやって来ます。と云う事は、旧暦上での今年は立春が無い……!? ◆古来の人々は、この春の節目の無い一年を「空穂(うつぼ)年」と名付けました。◆「空穂」というのは、矢を盛って腰に背負う節の無い中空の籠で、「靫」とも書きます。◆空穂のような中空の身体から聲を取り出し、矢を射るように発する。これぞ正に理想的な発声イメージ!! きっと“空穂年”は、聲とことばを磨く為の年なんです……なんてね。◆三寒四温を経て、いよいよ天文学上の春(春分から夏至)がやって参ります。節度ある聲で快くお過ごし下さい。(喜)

水曜隔週ベーシック(2016.03.16)

講師:磯貝靖洋
助手:菅家ゆかり

【本日のテーマ】
言葉と腹式呼吸

【身体法】
IM基礎身体法
直線歩行
股割り
鼠径部ほぐし

【講座内容】
呼吸の復習・確認
1腹式呼吸 
  鼠径部のささえ・お腹の出し入れ
2背面呼吸(横隔膜から上の部分を使った呼吸)
3胸式ハイポジション呼吸

呼吸、息をささえる位置が変わると声が変わる事を実感してもらった。

【担当助手感想】
磯貝メソッドでは、声ことばの基本は呼吸、息であることに重点を置いて指導している。
声や言葉の発音、表現法の前に、呼吸を身につけなければ先に進んでも上手く結びつけられない。
呼吸、息を自分でコントロールするには、上半身の底、鼠径部のささえが必要で、ささえることが抜けてしまうと呼吸が上手くいかないことを実感してもらえた。
息ができても“どこでささえるか”が重要で、繰り返し身体を動かし自分で“これだ”という感覚を掴んでほしい。
呼吸の場所を意識できると、顔つき、目つきも変わった。その呼吸で出した声は、聞きやすく意味も理解しやすかった。

【本日の磯貝語録】
・呼吸が上手くいくと、話し手と聞き手の関係が、気まずくならない。
・呼吸・息によって感情をコントロールできる。
・呼吸とささえる位置が変わると声が変わり、精神状態も変わる。

【受講生の感想】
・普段あまり背中を意識しないので、背面呼吸が難しかった。
・背中に息が入る感覚が分かりにくかった。
  
20160316
文責 菅家ゆかり

03/16のツイートまとめ

Isogai_Method

詩自体に音楽的リズムがある。(リズム感は音楽だけにあるのではない)
03-16 22:00

音が取れたら感情が取れるのではない。音楽の感情が取れたら、音が取れるのである。
03-16 16:00

音楽が不自由にしてくれるから、その人の才能は伸びる。
03-16 12:00

03/15のツイートまとめ

Isogai_Method

他人が納得するために、自分をどう変えるか。https://t.co/OysHiDI6a7
03-15 22:00

歌うとき、自分の声・音・響きを自分がキャッチできる状態をつくること。
03-15 16:00

表現呼吸とは呼気・吸気法でなく、横隔膜の張りと停止の方法。https://t.co/OysHiDI6a7
03-15 12:00

表現・話し方(2016.03.03)

講師:磯貝靖洋
助手:益田喜晴

本日のテーマ:朗読の声

【身体法】
・IMB
・足裏について~足裏はもとより、踵・足縁・指の付根もしっかりと。

【講座内容】
1)表現について
・ミラーゲーム(他人を真似る。真似された自分を見る。)
⇒真似る力をつける。真似させる力をつける(対象と同期・同化する及びされる)
⇒自分が表現しているものと、それを受け取る他人とのギャップを認識する。
→芸能=人が真似たくなるもの。真似できるものを出せる人=上手い人。
 芸には声、言葉がある=真似ができる。
●『自分の本能にセットされている真似たいという衝動を潰さない』と『自分を真似たいという衝動に駆られる人が居る』という感覚を同時進行で捉える。
 
2)朗読 室生犀星/遊離  太宰治/人間失格(第2の手記)
・書かれたものを声にして読む。
・読みながらその情景が浮かぶか?
・心の世界が、自分の情感や情意が、湧き上がるか?
→身体で感じたものを真似てもらう=伝える。⇔ 口と目と頭だけの作業は真似をしたくない。
⇒書いてあるものと同期する。

【担当助手感想】
・楽しみながらのミラーゲームはとても面白かった。しかし、他人が自分を映し出し、自分が他人をしらしめる。正に鏡。真似をすることの奥深さを感じました。
・今まで誰も見たことのない新しいものだけれど、真似ができるもの。これが真のオリジナルではないだろうか?

【本日の磯貝語録】
・朗読の極意は、同期して、同化すること。
・人はその通り真似されると嬉しくなる。
・人間性を真似ると、声も真似できる。
・言葉の生理をみつける=イマジネーション

【参加者の声】
・真似をする事は難しい。故に、真似されるようになりたい。
・真似をされる事はどこか不快でもある。
・自然である事は難しい。


文責 益田喜晴

表現・話し方(2016.02.18)

講師:磯貝靖洋
助手:益田喜晴

本日のテーマ:長ゼリフと声

【身体法】
・IMB

【講座内容】
〇文を読む
・音の鮮明度、言葉の鮮明度が必要⇒脳は意味を限定する為に、一つの言葉から無数の記憶を辿る。⇒この作業が豊かである=言葉の感性が豊かである。
・言葉には新たな想像力を生み出す力がある。演劇はその想像合戦。だから面白い。
・この講座では言葉の感性を滅茶苦茶高めることを目指す。

〇言葉の音
・ex)「自分の名前をハッキリ言ったら、自分がわかった」という人がいた⇒音から実感出来ることがある。

〇独白(オセロー独白&エミリア長科白)~テーマ:この文章で人を興奮させたい(自分が興奮したら人は興奮できない)。
・大前提として、戯曲全てをやるわけではないのだから、渡されたテキストと対峙して、先入観にとらわれず自由に。
・初見であっても、出来る限り「こうだ!」と思って兎に角外に出す。間違っても崩れてもまずは構わない。⇔自分の中に入れ込む=すべて同じになってしまう。言葉の感性が貧相になる。
・人間の心は一つではない。言葉も同様で、一つの言葉はその裏に無数の意味を有する。それを探し出す事が「科白を読む」という事である=想像力。
・まずは書いてある事を真顔で、本気で言えるようにする。その上で裏の意味を埋め込んでゆく(最初から裏を作ると元気がなくなる)。この表裏の交錯が面白い。「書いてある通りのことが覆るんぢゃないか」と常に考えるのが俳優。
・身体の実感で科白を吐く。⇒実体験があれば抽き出しやすいが必ずしも全てではない(例:浮気者の役をやるためには浮気をしなければいけないのか)⇒実体験のない人が、想像で創造するから面白い。

【本日の磯貝語録】
・意味とは人を誘惑して想像させる為の道具である。
・言葉を止めない。通過しなければ次は出ない。
・自分の言葉にしようとするのではなく兎に角出す。上手い下手ではなく、出ていないから下手と言われる。
・思いや気持ちを中に入れない。良いも悪いも全部出したものをお客様に判断してもらう。
・自分の中のものを惜しげも無く全部出す。それが科白をやる功徳。
・お客様の前に出るとき、何をやったとしても、例え僅かでも必ず光明がなければならない。
・自分を変える時は音を変える。

【参加者の声】
・セリフはもとより日常でも、思いや想像を内に込めず、言葉を外にバンバン出したい。
・想像力をもっと上げたい。

文責 益田喜晴

03/14のツイートまとめ

Isogai_Method

身体意思は足裏から上肢へ。
03-14 22:00

情感は皮膚で感じるもの。頭脳の思いだけでは伝わらない。https://t.co/OysHiDI6a7
03-14 16:00

顔芝居(眼芝居、口芝居)より、体芝居の方が説得力がある。
03-14 12:00

03/13のツイートまとめ

Isogai_Method

音を嗅ぐ。音は香るものである。https://t.co/OysHiDI6a7
03-13 22:00

古典は、語や文の意味を現代(今)の価値観で読んでは読み間違える。特に心や感情について。
03-13 16:00

自分の力だけでは限界がある。人の力でそれを越えることができる。https://t.co/OysHiDI6a7
03-13 12:00

03/12のツイートまとめ

Isogai_Method

他人の個人指導をそのまま、まねてもあまり役に立たない。身体、笛が各々異なるのだから。
03-12 22:00

自分の外に意識(音)が作れていれば、合わせようとしなくても自然に 周囲と音と響きが合ってくる。https://t.co/OysHiDI6a7
03-12 16:00

胴で語れるのが良い語り(口ではダメ)。
03-12 12:00

03/11のツイートまとめ

Isogai_Method

クラシック音楽(芸術)は、永い年月幾多の人がたずさわり、今なお育っている。そこに品格が生まれる。https://t.co/OysHiDI6a7
03-11 22:00

自分が何かに引っ張られていく能力を大事にすること。
03-11 16:00

全部うまくいこうと思わないこと。真剣にやりすぎないこと。https://t.co/OysHiDI6a7
03-11 12:00

活舌・発音法(2016.03.10)

講師:磯貝靖洋
助手:出先拓也、札辻静美

【本日のテーマ】
口唇調音 M,P,B,W

【身体法】
・IMB
・舌弾き音、摩擦音、口唇音の子音練習と、発声練習

【講座内容】
・舌を自ら制御すること -舌と舌根、舌骨の動きや働き-
・下顎の使い方、響かせ方
・口唇音と口唇の使い方、上唇と下唇の働きの違い

【担当助手感想】
今回の講座は少し時間を延長して、舌から始まって、舌根、舌骨、下顎、口唇と、関連順に詳しくその働きと連動性を勉強できた。しかしながら、方法論はあくまでも一般的なもの、ここから先自らの力でいい音を聴き分けられる耳を育てて欲しい。

【本日の磯貝語録】
良い音は偶然にしか見つからない。

【参加者の声】
・舌と下唇を意識すると、自然と縦口になれた。
・下唇が表情を司っていると初めて知ったので、普段から意識したい。

20160310
文責 出先拓也

03/10のツイートまとめ

Isogai_Method

“虚”を表現媒体にした方が幅が広がる。
03-10 22:00

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━春のVoice Check、4/3(日)に開催!「声と言葉の健康診断」受けてみませんか。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━あなたの声はどんな声でしょう?... https://t.co/P6dtagzkUK
03-10 20:08

詩は人の心のうごきのことばである。https://t.co/OysHiDqviz
03-10 16:00

「何のために」するのか。「どこを使うのか」「どのように行うのか」を正確に把握する。https://t.co/PqZ29D5DnX
03-10 12:00