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ことば発声レベルアップ講座(5/27)

 ことば発声レベルアップ講座

「日本語アクセントと発音」①

(1)音声的特徴としての高低変化(アクセント核による)
(2)地域差
(3)拍語等による形態
(4)サンプル語による演習

「日本語アクセントの高低変化こそ原初的身体知」
アクセントが変わると同字語の意味が逆転することは周知である。
自動発語している我々にとってアクセントは無意識範疇の出来事と言える。
但し、逆転されると「えっ、何?分からない」となる。
もちろんアクセントを自由に変えたり、増やしたりしては当然「ことば」は壊れる。
考えてみるに、日本語は音の高低、その置き所によるリズムで成り立っている。

日本語は「意味主体語」と思うフシが多いが、それどころか実に“音楽"だ。
音楽は音をルール化し、再現表現を試みた身体知だ。
ことばを文字化し、静止物とする嫌いのある現代社会では、固定化した概念(意味)を重要視する。そこにはアクセントは必要ないし、出現しない。ところが、ひとたび話し始めると、日本語はしっかり音楽なのだ。
それは意味性より、もっと根源の音楽としての身体知の世界が母のごとく横たわっている。日本語アクセントは母音でつけるしかないのだ。
高いも低いも流れるも、全て母音が歌うことで起こるのだ。

(次回は語句のアクセント表現から、文章の流れ(抑揚)へと進む。後半は日本の歌「和歌」へと進み、なぜ和歌が未だに多くの人に親しまれるのか、その必然を日本語の音、その音楽性から声を出し、身体実感してみたい。)
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