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調音・活舌法講座(5/20)

2010年5月20日(木) 調音・活舌法講座

 「母音と舌使い -かまえ法」

[1]ストレッチングと体づくり(磯貝講師、以下全)
 (1)四足歩行
 (2)腕振りスクワット
 (3)下肢・腹背筋強化

[2]母音調音と舌運動
 (1)全ての母音は歯の内側にある。

 (2)5母音のちがい
  ①顎関節の開閉度
  ②口唇、表情筋の差位変化とうごき
  ③舌の形、位置の差とうごき
  ④息の高さの比

 (3)各人の口のサイズの各形態による計測と解説

 (4)伝える道具としての言葉
   母位の形態分類 イ)前、中、奥 ロ)上、下 ハ)巾広、狭

 (5)日本語母音を調音する
  )舌の運動性と機能(解剖学的に)
  )舌の形と舌のかまえ
  )オトガイということ


 「なぜ口のサイズを計るか」

①口唇を左右にひらき口角と口角の巾を○cmと計る。
②後頸をしっかり固定し思いきり下顎尖端(オトガイ)を下にさげ、人中とのキョリを計る。
③顔を横から見、下顎前歯茎部から下顎角(下あごの角)までのキョリを計測する。
④開口し、下顎最奥歯(左右8番目)の左右巾を計る。


◆私達は時折口の中を鏡で視ることはある。しかし成人したいま、それがどのくらいのサイズかを知らない。それでも生きて行けるし、喋る事は勿論出来る。しかしひとたび自分の言葉や声のひびきを少しでも変更しようとするなら、その寸法(サイズ)を知り、どのくらいの大きさかを理解することは重要な事である。人の声は声帯の作音能力と息の強さや持続力(呼吸のささえ力)に影響されるが、声帯で作られた声が、言葉になる工場、それは今計測した口腔の形や大きさにより、出来てくる製品は異なってくる。考えてみれば当たり前のことである。もう一度確認するが言葉は口腔と鼻腔で、口唇と舌により生成される。こう考えると、自分の口腔の大きさを知ることは言葉改善のスタートであると云える。この後にはじめて「舌」をどのように機能させるか「活舌」の具体的方法に入って行く。

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