講座テーマ「言葉の品度を上げる④ 読み言葉と話し言葉」
[1]ストレッチング(磯貝塾長)
・体をゆする。腰の旋回。ソケイ部を前に出す・後ろにひっぱる。ソケイ部まわ
りの旋回
・体側を伸ばす。※下半身は下へさげ、肩口から上は上へひっぱる。
・体の前を伸ばす。※ソケイ部から下は下へさげ、首のつけ根から上は上へ。
(左右行う)
[2]呼吸の復習(磯貝塾長) ◎イスに腰かけて行う。
・ソケイ部の出し入れ:内モモを使って行うこと、骨盤膜まで意識すること。
・横隔膜の位置(左右)に手をおき丹田の出し入れ:手をおいている場所が
動かないように行う
練習は「~のために」ではなく「これはこれ」というように確立させてできるよ
うにしたい
・カラうがい:上顎の前に向かって行う。→鼻をあけてそこから息をすう、はく。
・口唇(外唇と内唇)を伸ばす。 やわらかくする。
・カラうがい→顔を正面に向け体の前側の息をはく。
[3]座学(磯貝塾長)
「読む時の声と話している時の声は違いますか?」 一人ずつ回答
・喋るには台本の有無がある。 話す:スピーチ、ディスカス、談話、お喋り。
・日本ではみんな好き勝手に喋っている。喋りのルールはあいまいで、普遍
的でない。
◎日本人は思いでとらえてしまう。(だいたいの感覚)
ことばがそだっているといえない
ことばが衰退している
◎現代の若者は選考がへたになっている→決められない→はなすことがへた
(話すということがうまくいっている時は問題ないが、うまくいかないことを想
定していない)
・日本は平和であるため、危機感がない。他人との境があいまい。
実際日本でも言語について問題をかかえている人々は多いが表には出し
にくい。
ことばはちゃんとしなければならない。→ちゃんとした言葉とは何か?
◎その為には、”ことばの力”を持つこと。
ことばの力を持つには、しっかりした字で書くか しっかりした声で出すしか
ない
◎話しことばとは”聞く力”だ。
聞く力とは、相手の言ったことを自分なりに解釈することではない
・読むとは字を聞くみたいなもの。
日本語がわるいわけではなく日本語の使い方がわるい
話す・喋る・読む・伝えることに私たちはどこまで責任をおわなければいけな
いのか。
◎日本人の心が弱くなっている。
心を強める訓練ができていない。強めるためには人間同士の関係しかない。
◎話すと聞くは同義語
言語においてはHowToは準備ができている人にとっては有効になる。
◎日本人の精神のくせ:自分にひきつけて考えてしまう。
外と内をなるべく両立して考えていくこと
◆本日の磯貝語録
・ことばの力を持つこと
ことばの力を持つには、しっかりした字で書くかしっかりした声で出すかしか
ない
・話しことばは”聞く力”だ。読むとは字を聞くみたいなもの。
◆本日の感想
人が心を強めるには、様々な人と話す事。「話す」「聞く」は同義語。自分の
日常の話し方、聞き方を強く反省。どちらにつけ、自分に引きつけて考える
癖が強い事が分り、正しく聞き話せていない事を理解しました。
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