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伝わる声とことば(3/14)                     《ことば系》

3月14日(日)伝わる声とことば

講座テーマ「コミュニケーションの声 パブリックスピーキングとはどういうことか」

[Ⅰ] ストレッチ―館林講師
・首をゆるめる→顔のマッサージ→頭皮のマッサージ
・腕を前で組んで伸ばす、斜めに左右にして伸ばす、後ろで組んで前屈
 前屈のまま手は前について片足ずつ伸ばす
・座って坐骨を地面に押し当て回す様にほぐす、股関節を足の裏を合わせて
 バウンド その状態で前屈
・仰向けになって体を揺らしほぐす→丹田の1呼吸で呼吸をする→次に発声
 をする(完全に喉の音ではなく、息と半々程度にハミングのように)
・立った状態でさきほどと同様に発声

[Ⅱ]コミュニケーションの声 パブリックスピーキング―磯貝塾長
・言葉を発するということにおいても、パーソナルなこととパブリックなことがある。
・言葉には“意識の方向性”というものがある。
 この点においてパブリックスピーキングは圧倒的に外に向いている。
・日本語は何千年も縦書きを使ってきたので、横書きでは上手くいかない。
 横書きの頭がないからだ。横書き頭だと文が長くなる傾向にある。
(1)パブリックスピーキングを考える
①<種類>
 演説、講演、談話
 説教、講義、講話
②<どういうことが出来るのか:目的>
 事柄についての意見、見解を述べる
 物事、事象についての説明
 政治、政策、戦略の主張
 個人的経験、心象などの発表
③<方法と手順>
 ①何の目的で(テーマ)
 ②何、どういうこと(コンセプト)
 ③誰に(なるべく明確に)
 ④どんな風に(方法、場)
 ⑤話のデザインとレイアウト→原稿、図
④<相手に対して留意点>
 興味を持ってもらう
 分かり易さ
 納得(説得力)
◎各項目について説明と全員で討論する。
・目的が多岐に渡っているので複層しやすい。
・方法では柱と筋道をはっきりさせ、論点をシャープにする。
・親近性、近しさは導入としては役立つ。
・ユーモア性は人間感、生命感のあるものがよい
・パブリックスピーキングは基本、一方向。オーディエンスはあくまで受け手。
 発する側が十分に相手を納得させることが必要である。
・生の観客に口を見せて話すということがパブリックスピーキングの基本。
・しゃべりっぱなしということはない!その行為や結果に対して“責任”を持つ。
・ボランティアなど経済関係がなくても“話しっぱなしにしない”
・日常的関係、空間、プライベイト以外ではパブリックに対し責任を持つこと。
・パブリックの概念は不特定で多数であり、一般、公共である。
・話にプライベートな思いや語法が先行しないこと。
・オーディエンスが「納得」し易い論の組み立てを工夫する。
・話し手のリラックス度はTPO。
・信頼度が重要。聞き手を馬鹿にしてはダメ。下手に出てもだめ、その上信
 頼を。
☆自分の心情で他人の心情を動かすのはむずかしい。
(2)パブリックスピーキングの演習
演習-1「3月28日(日)みんなで花見に出掛けませんか?」
(30秒程度で作る)
   ↓
・言いたいことだけを書いてしまってはならない(原稿)。必要項は必ず入れる。
 特に“3月28日(日)”これは自分のことではない。相手にとっての内容。
・人の前に出てどこまで自分を出していいか、これを節度という。
 心情をメインにすると情報落ちが出るし、全くなければさむ~くなる。
演習-2「なぜ言葉を改めて学ぶのか」(1分間スピーチ。書いたらすぐリハーサ
     ルをする)
   ↓
・リハーサルをする場合、必ず口を動かすこと!目で追ってもダメ
・全員発表(1分間限定。オーバーしたら切る)
 Aさん…言葉ではなく国語しか習ってこなかったことに気付いた。
     …言葉は生きていくのに必要、人とのコミュニケーションのため
      言葉は道具、よく手入れすべきなので
 Bさん…学ばないとどうなるか?
      正確に聞き伝えるためのものが言葉、そのために学びの場が必要
      だから何度やっても必要。
 Cさん…ナレーションの仕事での経験、昔の仕事を改めて聞くと言えてな
      かった。少しましになったがまだまだ。
 Dさん…自分の伝えたいことが伝わらない。あせって整理できていない。
 Eさん…最近言葉が乱れている、だが、その言葉が当たり前になるかも、今
      の正しい言葉と新しい言葉も学んでいきたい。
 Fさん…対人関係において、もっと相手に伝わるようにしたい。
 Gさん…人前できれいな言葉で話したい。美しい言葉で歌いたい。
 Hさん…自分にしか出来ないことをやりたい、朗読ボランティアをやりたくて、
      学ぶこと。芝居のセリフとは違うので。
 Iさん…仕事柄、相手は選べない。どんな人にも通じるように
 Jさん…大切なことを他人と共有し、伝えるために必要。
・おしゃべりに制約はない。だが“話す”ことには、制約がある。
 制限時間、相手、作法、用語、音声、仕事…。
・自分の経験をもとに話すことも悪くはないが、それに固執すると不正確に伝
 わる可能性がある。
・自分の思いはどう伝えるかではなく、「正確に、簡略に」
・情動が多くなると呼吸が多くまざってくる。論点がぼける。
・情動は自己生理、これが多いと他人にはわからない。
 自己生理をわかってもらおうとすることが“おしゃべり”(発散)
・声の音色によって、“おしゃべり”と“話し”は大きく分かれる。
 自分の体に響くということ、そしてその深さがあることこれが、“話す”というこ
 とにおいては重要なことである。
・体に響かせるということに重要なことは呼吸と発声である。

◆本日の磯貝語録
 自分の心情で相手の心情を動かすことは難しい。出来ても誤解がほとん
 どだ。

◆本日の感想
 今日はパブリックスピーキングです。「なぜ改めて言葉を学ぶか」の1分間ス
 ピーチです。言語を正確に話している時は頭が論理的に働き、それに実感
 の欲しいときは体の響きを大きくし、呼吸を少し深めると楽々と出来ました。
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