2月17日(水)ことば音声改善 ことば直し
講座テーマ「口、舌の形、1 ラ、ナ行」
[1]ストレッチング
・各自
・気功法、スワイショウ+スクワット整体法(塾長)
[2]「口をあける」ということ(声と言葉の正しい口開け法)
Ex-1:口角を上下に伸ばした開口/縦口、口唇は外にひらく。
Ex-2:口角を左右に伸ばした開口/横口、上顎と下顎の二種。各自
・1.2共、舌先はどこにもさわらず、浮いたまま。後ろ下に舌を引き、口の中
を広くする。
「下顎をおろす」 1人ずつ磯貝塾長まわってチェック
・少しくちびるをひらいて話すこと 舌がとても動きやすい
[3]母音復習(上記口開けを応用して)
Ex-2.舌先を細くし、浮かせ「イ・エ・ア・オ・ウ」 各自
・口の中をひろくして共鳴腔を少しでも大きくし、良く響いた音をつくる。
・音を正確につくっていく。言おうとしないこと、良く聴く。
Ex-3.1人ずつチェック
・音を出すことをする。力を入れすぎない。出すときに漠然と出さない。後ろ
に響かせる ちゃんと聞いてない×
音を出してるなという意識。
Ex-4.各自で「イ・エ・ア・オ・ウ」 磯貝塾長まわって指導
[4]子音「ナ・ラ」調音と舌運動、(上顎音)
テキストを使って解説:N→破裂鼻音、L→はじき音。
「ナ」 上顎をなめる。下顎をおろしすぎてはいけない
→母音の「ア」を正確に出すこと。
Ex-5.「ナ」鏡をみながら各自
磯貝講師まわってチェック
Ex-6.鼻に息をあつめてから、んナ、ーんナ、んナ、ーんナ、
『ん~』と音を出しながら
「んニ、んネ、んナ、んノ、んヌ」前顔面中央が鳴るように、
Ex-7.テキスト
ナラノテラ、ナニニナル、
ニレノキ、ニヤニヤ、ニラザキ、
ヌリモノ、ヌルユ、ヌルヌル、
ノロマニナルナ、ノリマキ、ノロノロ、
ネラレヌヨル、ネリマ、ネルトキニナル、
各自、音節発音練習。
・文字の意味を思って出すのではなく、その音を出すこと
・いろいろ考えられることをなるべく考慮して、落付いて発音する。
・不鮮明になっていってはいけない。口の中の音を聴きながら。
「ラ行」:舌で上前顎をはじきながら。思ったよりしっかりと喉を使う。
Ex-8.「ラ」「ロ」全員で発声 「ロジョウチュウシャ」
「リ・レ・ラ・ロ・ル」:上顎は、はじくよりもなめてやる。
◎ことばがうまくいかなくなったら 全部「語」→「音節」にもどす。
「ウレウ」:音声で出すこと、気持ちが先行すると、息と音声がやせる。
◎ラ行は喉をつかわないと日本人は出しにくい。
下顎のかまえをつくる。舌が下の歯からはなれること せっかくつくった音は
喉にもどす。
◆本日の磯貝語録
・音を正確につくっていく。言おうとしないこと
・音を出してるなという意識を強くし、良く口のひびきを聴く。
・ことばがうまくいかなくなったら全部「語」にそして「音節」にもどす。
◆本日の感想
何と意識もなく話して来た言葉を直すというのは大変で、根気のいる作業だ
ということを改めて実感しました。とても良い勉強になりました。
2010/02/17 (Wed) 23:00