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俳優発声(2/10)                      《ことば系》

2月10日(火)俳優発声

講座テーマ「上顎音①」

[1]体づくり(西本助手)
 ・サイドステップ、横にツーステップ

[2]座学(子音調音・上顎子音)
 (1)上顎音:N, L, D, T, K, G, Y, H
・どんな音を出すかでやり方が決まってくる→音が先行
 ・やり方をつかんで。なんとなく出すのではない。→音感、語感の仕事
 ・音は外部共鳴の音を聞いて覚えるしかない
 ・子音を覚える際、音の快感をまず覚えること

 ◎なぜ子音調音をするのか→生命感を高めるため。舌による細かい差を持
  つことで生きているという実感が高まる→生き生きとする
 ・生理構造的には上顎、舌面、舌裏、下顎、舌根、喉頭、声帯の「中心をと
  」作業になる。全体をいつも多少緊張させる。

 (2)上顎の実感と舌の運動性
 舌根が降りるかどうか。そのとき、舌は細く→鏡で確認

 ◎英語を覚えるように、新しい日本語を聞き、つくり、覚える。
 ・オトガイのかまえをつくる。みんな同じような口の形になる

 舌を細くして上顎をなめる。強く押す練習。
 ・真ん中の声を出そうと思わないと上顎音はしっかりと出せない。

 「ナ」:NaNaMeMae ナナめまえ
 ・Nは鼻音なので、上鼻腔共鳴をさせる。息の高さと強さが必要。
 ・真ん中を使ってうがいをする。
 ・人中と眉間を結んで鼻腔と上顔面の中心をとらえる。

 「ニ、ネ、ナ、ノ、ヌ」真ん中の構えをつくって発声。
      "澄んだ音を外に出す" 一人ずつ発声(磯貝塾長がチェック)
 ・音のためのことをすること。自分の出している実感でなく、外に聞こえてい
  る音をつくる。
 ・自信があるとはリラックスするということ。自分の中で聞かない。目をつぶら
  ない。
  「N」鼻音、目頭のすぐ下を響かせるようにだす。
  全員で「ニ、ネ、ナ、ノ、ヌ」
  「ヌ」少し縦口。しっかりと舌をひっかける。全員で発声。
  「Nu, Lu, Du, Tu, Ku, Gu」全員で発声。口の中を響かせる。

 <上顎音の一般日常感覚>
 私たちは、ほとんど無意識に上顎音を使って話をしている。近年の生活音
 の傾向として、はっきりした破裂音が少なく、不明音が増してきている。そ
 の場は、 上顎感覚より、広めの舌面音の調音が強い。そのため、子音の
 差が接近したり、代用が起こり、話し手の意識を聞き手の意識に差が生じ
 やすく、聞きにくくなってきている。

◆本日の磯貝語録
 ・どんな音を出すかでやり方が決まってくる。
 ・子音は首上の「中心をとる」作業で音を生成している。
 ・自分の出した声を音としてとらえ、声音感を育てることが重要。

◆本日の感想
 上顎音、N,L,D,T,K,Gをいっぺんに学んだので少し混乱しています。
 頭の理解ではなく、音の感覚なのだと強く感じた。練習して音感を
 肥やすことをしたいと思った。
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