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俳優表現実践(11/20)                      《ことば系》

11月20日(木)俳優表現実践

講座テーマ「総合」

[1]各自ストレッチ
 個人指導(塾長)
[2] "デリケート" についてディスカッション(塾長)
 我々は "デリケート" をなんとなく把握しているだけではダメ。
 表現しなければいけない。
 "デリケート" というものを自分なりでいいからハッキリわかることが大切。
 高島さん発表:辞書の定義
  デリケート⇒①感受性が強いさま。繊細なさま。
②細かい点に重要な意味のあるさま。

■「感受性」を自分なりにわかっているか? 「感受性」があると感じる時は?
 「感受性」が強いとは? そもそも「感」は何か?
<感性とは?>
・心の揺れる様 ・心の振幅 ・察する力
・相手の出している信号(快・不快)を読み取る力
 「感」⇒感覚、五感 ・感受性⇒五感受性
・様々な感覚器官が動いて感ずること。
■視覚からの刺激で自分の感性が動いた経験。聴覚からの体験。
・絵を見て鳥肌、涙 etc. 絵を見ていると音楽が聴こえてくる

■「感受性」の繊細さ、心のゆれる様とは?
・この言葉を読んで自分の体験と結びついたか、自分の中で明確にわかっ
 たか?
・我々は学者ではないので概念を拡げるのではなく、我々の中の経験、
 記憶、想像力を総動員して、実感をつかみ出す。
○アーツのデリケート
 二つのちがい 日常生活におけるデリケート(一般論でのデリケート)
           アーツにおけるデリケート
・アーツのことを考える感受性と、一般論での感受性は違うはず。
◎我々はアーツとしての感受性で物事を捉えていかなけれいけない。
 一般論の領域で捉えてもそれは概念でしかなく、知識になるだけ。

■演劇におけるアーツとしての繊細さとは?(役者にとって)
・心の繊細さ。人間の微細さ。身体の繊細さ。

・自分の心のデリカシーが分かっていなかったら架空の人間のデリカシーなど
 演じることはできない。自分の繊細を少しでも多く増すこと。

・何が "アーツ" であるか自分で決める。決めたら死守しなければいけない。
 覚悟して決めなければだめ。アーティストは自分がアーティストであり続け
 られているかおびえている。
◎アーティストとして物事を捉える、考えることから始める。

■アーティストとして「繊細な心の揺れ」を捉え直すと?
・その時と同じ状態をシミュレートできるようにならないと表現者にはなれない。
・感覚の跳躍

・嘘のないものをする⇒「嘘」とは自分の実感のないこと
 (体験実感、想像実感)

心のデリケートが未解決⇒来年の課題に持ち越し。
 皆心の経験が足りない。体験したとしてもアーティストとしての目線でとらえ
 ていない。多くを体験して外から取り入れるしかない。

・欲しいのはイマジネーションよりもクリエイティヴィティ。
 はっきり在る自分そのものを利用して創り出すことが必要。
 自分だったらこうするかもしれない、という漠然とした想像では足りない。
 常に自分の内側に問いかけること。
◎どんなに色々器用に物事が出来てもそれを信じない。たよらない。
 自身のあまり日常的、実用的でない、深い底の芯につながったものを
 いつも求めつづける事が必要。

 もっと頭をクリアに。外側のことはシャープに。

◆本日の磯貝語録
◎ "演劇とはアーツである" というところから入ること。その門の中で、演劇
 は、アーツと考え、きわめること。
◎私がアーティストである、ということに常におびえる。そして常に幸せをかみ
 しめる。

◆本日の感想
 俳優は決める力を持つこと。決めないと始まらない。
  "私は俳優、アーチストだ" と決める。だからそれに向って進める。
 でもそれって中々むずかしいことでもあるなあ・・・。
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