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俳優表現実践(12/4)                      《ことば系》

12月4日(木)俳優表現実践

講座テーマ「心のデリケートとセリフ」

①個人課題(磯貝塾長)
 Aさん ステップ 柔軟性
 Bさん オドロオドロ おどろおどろ 踊ろ踊ろ お土路お土路 odoro-
     音の身体をつくる オノマトペ 平仮名 意味づけ
 Cさん 前後スキップ 左右スキップ
 Dさん 足首から動く

②デリケート「微細とセリフ」「アーツと日常」(磯貝塾長)
(1)デリケートの社会的背景を考える
・近現代から分かれて知るようになり微分化した(DNAまで)
・ものごとが細かくなってきた。微分化した。専門化した。たくさんのことがわ
 かった。
・大事なものがわかりにくくなってきた。分析して要素が増え、飽和状態。
・記録が正確になった、情報量が増えた、蓄積した。
・視覚情報が肥大した。認識する、視認から想像するバーチャル化。
・情報を選択することで微細化の圧迫から逃れられる
・private(secret) がなくなって security が必要になった
◎小さな違いにこだわるようになっている
・1つ専門があればよかったのが何でも知っていなくてはならなくなった
・他人との距離のとり方が難しい(各々の要因で距離が異なるため)
・立場によって色々な意見が生まれ、そのわずかな違いを気にする。
◎圧倒的に世の中が複雑になり、人の心を圧迫するようになった。

(2)心のデリケートとセリフ
 デリケートであるか 細かいところを見る →対応できるか
             自分の内に対して、自分の外に向かって
・心のデリケートをどのように扱うか → テキストからどう読み取り伝えるか
 - 《ニュアンス》色・音・調子・意味・感情などの動体の微妙な差異 -
◎「心を演じる、心を通す」時のニュアンスのちがいをつかまえる。通し方、出
 るもの、陰影、濃淡、複雑な意味合いや味わい
・《曖昧さ》の実感、実態をつかまえる

テキスト①「何となくちがいますよね」という言葉がうまれる状況をつくる
     「何となくちがいますよね」という言葉が伝わる状況をつくる
・曖昧さの加減、近すぎない、遠すぎない、薄皮一枚をつくる

テキスト②「わかるけどさあ・・・」わかっているが、わからないふりをする
・なぜ曖昧さが必要か。両方立てる。格好つける。逃げ口
 はっきりしない、断定しない、決定しない。・「とか」弁について
 選択肢がひとつでない、決められたくない、ロスが多い、
 無駄に気を使う。断られたくない、否定されたくない。
・「ありのまま」とは「普段とかわらないこと」の人が創作をする

テキスト③「そういう意味じゃなくて・・・ねぇ」の曖昧さで共感を得る
・デリケートの線をみつけだす。大雑把にはしない。
・今の若者の現状をつかむ ・中高生の生理と心理
・30代前半OL 興味が一緒、情報に敏感、お金もってる、外圧がない
          扇動に弱い、向上心をあおる、自分を磨く

(3)あいまいさのまとめ
 今の時代にそった(共時性)ものを提供する技術
 今の心の状態をつかみ共振する 批判的でなく
 特別であること、人とは違うことをいい方向に使う
 心を同化する、安心させる、でも「このままじゃいけない」と思わせる
 そのままに付加価値をつける技術をつくる

◆本日の磯貝語録
 心を同化する

◆本日の感想
 ①足首(+下半身)攻略が課題。どうしてもつまる。流れるようになりたい。
 ②曖昧さをはっきりと使いこなすこと。すぐはっきりとしたくなってしまう。
  大分なり易くなったが先生には程遠い。追いつきたい。その位置から見て
  みたい。
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