FC2ブログ

俳優表現実践(2/5)                      《ことば系》

2月5日(木)俳優表現実践

講座テーマ「心の生理-2 息と筋肉」

[1]ストレッチ各自

[2]正立する
 目はまっすぐ、力をぬいて、眼球に力が入らないこと
 目を矯正している人は裸眼での状態もつかんでおくとよい。
 受けるのではなく出す視線で、まばたきを少なく。
 ①自分なり
 ②かかとをあわせる
 ③天井を見る、顔を上げる
 ④正眼
 ⑤顔先行で足先をながめる つま先は広げすぎない、ゆっくり、目線あと
 ⑥正眼
 ⑦右真横
 ⑧正眼
 ⑨右真横
 ⑩正眼、そのままで腹式(そ径部)呼吸でリラクゼーション
 ⑪姿勢をといてリラックス、首、背中、各々

 人間に向いてない正立、直立を負荷でなく気持ちいいところをみつける。
 まっすぐをみつけてそこから動かす、ストンとするところをみつける。
 人間の根源・本質を自分の中にみつけ、そこから表現する。
 
 「まっすぐ」と正反対の「軟体・粘体(ぐにゃぐにゃ)」の両方もつ
 ストレートの感覚からぐにゃぐにゃ、ぐにゃぐにゃの中からストレートをみつける。

 [再生の理論]
 「まねること」から「本質を身体の感覚でとらえて作り直していくこと」へ
 社会的なものを積み上げていっても今まで以上の芸術は生まれない。
 既存のものを乗り越えて、新しいものを発明、発見する、創造する。
 視覚に頼らない視認しない世界の感覚
 消えてなくならない「声」をシビアに次につなげていく。
 ◎動きと声を人間の本質につなげて表現の基礎にする。
 「軟」の声をつくっていて、今までは「直」の声、まっすぐに憧れて、無理矢理まずつくる。

[3]「ぐにゃぐにゃになる」身体中が「水」になる、筋肉があちこち移動する
 でも倒れない、動かそうというのではない、足の裏ぺったりで。
 床下から何かに動かされる。

[4]寝転がって、西野式バレエの「足の裏で呼吸する」できれば頭頂まで

[5]表現をつくる 既存のものの再生産から先へ行くための準備
(A)詩 ギョーム・アポリネール「ミラボー橋」
①まず読んでみる 自分の中に何かが起こり、それをはじめからエネルギー高く
 力強さ、生命力むきだしにして、それを削っていく事で伝わる表現にする。
 立体感をつくる、強引に
②造形する 身振り手振り・声・口調・変なことでなくつくる
・まずは変なものでも何でもとにかくつくる ◎既存のものにのっかって越える
・原則を静的でなく動的にしたほうがもっといろんなことが出てくる。
 台本と自分が、他の何かと格闘しているところが外からは面白い。
 空間との戦争、すべてを表現に使うことができる。
 少なくとも自分や台本にむかってやることではない。離れようとしてする。
 できるようになるとやることで解放される。
 「ミラボー橋」のおかげでどこかに連れていってくれるのを強く願う
◎≪声そのものが表現になるように声をつくる≫→あらためて重要である。
・全開で出す快感と、それで壊れない精神力と体力をつくる。
 自分が自分とたたかう格闘技をやっている。
 それぞれのパワーバランス、エネルギーと存在性とその変化。
(要)自分にあった発声練習をつかまえ、各自行う必要が生じてくる。
   段階別発声練習 「声の格闘技 磯貝メソッド」
 エネルギーがないと今を乗り越えられない。そのために外のエネルギーを使う。
 「怒り」がすごいエネルギーになる。自分でやりきれないもの
 自分を保護してくれないものに立ち向かうエネルギーをもつ
 怖い自分と闘争する、つぶされない闘争心、爆発力。
 引かないで、出し方を変える、壊されないように。
 「まっすぐ」をもらって、そこから動きはじめる。
 文字の言葉にとらわれない、自分が発していることばを感じる。

(B) ジャック・プレヴェール「花屋の店先で」
 ぶっつけで動く
 これからは難行苦行のしごきのはじまり
 足がもっと動く
 口がもっと速く動く、身体を動かしたまま
 表現力は精神力 小手先の技術はパワフルなエネルギーにぶっとぶ。

 もうやめられないから観念すること

 生きる実感を持つ
 アララ、アッハッハッ

◎発声練習テキストを作成する(グレード別、用途別)
◎大声で発声、発語しながら、スペースを移動し、四肢全身を動かしながら行う。

◆本日の磯貝語録
 「まっすぐ」と「ぐにゃぐにゃ」の両方をもつ。
 本質と身体の感覚でとらえて新しいものを作り出す。

◆本日の感想
 仕事上、座って台本を読んでいるとき、集中の切れる事がある。しかし、
 今回とにかくを動かしつづけて読んでみて、フッ切れてやれました。
 これは大発見。体でやれと言われていたのが少し分かりました。
関連記事