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ことば発声日曜講座(4/11)

講座テーマ「喉を壊す声とは どんな時どんな風に」

[Ⅰ] ストレッチ―林講師

・歩く(体の部分部分を徐々に固めながら歩いてみる)
 →体が固くなればなるほど呼吸が浅くなっていくのがわかるはず。
・ほぐす…ジャンプしながら→前傾になってゆらす→後ろを揺らしてほぐす
 →首を前に倒してほぐす→鎖骨に手を置いて首を上にそらす
 →首を左右に伸ばす(頭に手を置いて)→首を回す
・みぞおちの部分を指で押す…横隔膜のある部分なのでやわらかくしておいた
 ほうがよい。
・鎖骨の中心の部分も指でほぐす。
・丹田を仙骨の部分に手を当てて、前後に腰を動かす。
 腰骨に手を当てて左右に腰を動かす。
 腰を回す。
・座って足の裏を合わせて体を前に倒す→片足だけ横に伸ばす
 →片手を上に出して肋間筋をのばす
 →腹もみをする
・二人でペアを作り、一人がおなかに手を当てもう一人が呼吸する。
・足をよくもみほぐす→最後に立ち上がって股割をする。

[Ⅱ]喉を壊す声とはどんな時どんな風に?―磯貝講師

・日本の子ども達の声を是正する方法を日本人は知らない。
・子ども達がことばを覚える早さというのは、教えられて覚えるというスピードを
 はるかに超えている。
・言葉はインプットされることによって出せるようになるが、元来持っている言葉を
 発するという能力は生まれながらのものである。
・変声期前に聞いた言葉というのが、後の人生にとって影響力が高い。
・現在は規範というものがないがために、何でもよくなっている。
 よって言語の共通性というものは薄くなっている。
・日本人は日本語がしゃべりやすい骨格を持っている。
 が、反面日本語をしゃべりにくい骨格に現在なりつつある(くずれている)。

[Ⅲ]声が“良い”“悪い”とはどういうことか?―磯貝講師
 テキスト「声の変調と音声障害」使用

(1)一般的な声の変調について(テキスト使用)
・誰しもがここに当てはまる声の変調を経験しているだろう。
・風邪は万国共通に存在するが、各地域や民族によって症状は全然違う。
 →日本人はみんな同じものを想像するが、本来は個人によって違う。
・声に影響力が強い環境は“湿度”である。
 声が枯れてどうしようもない人は、湿度の高い地域に移り住めばよい。
◎声は“自分にとってどうか”と“聞き手にとってどうか”というふたつが必要である。
 が、日本人にとっては“聞き手”のことが圧倒的に欠落している。
◎日本人は、声は個有なもので変わらないものだと思っている人が多い。
・伝わることが大前提で、伝わらないことをいくらやっても無駄だということを
 日本人は知っていない。
 なんとなく通じると思っている、いわゆる日本教とも言えるものが主流である。

(2)医学的音声障害の種類
①嗄声…喉が渇いて水分が不足している状態
④加齢による発声障害…年齢によって響き率が悪くなること
☆相手にとって聞きやすいかどうかという判断基準を持つことで声の改善と
 いうことが起こってくる。
・携帯電話を子どものころから使い続けていると、音声は悪くなる。
 それは相手に出す上での良し悪しというものが全くないからである。
・学校教育というものを変えたい。
 →今の学校は美しくない。
 きちっとした声でしゃべれる子どもをつくらなければならない。
 自分の声が相手にとって不愉快じゃないかということを意識させる。

(3)声と言葉の分類
・日本的には声と言葉を同じように考えてしまうが、声は本来“音”と考えなければ
 ならない。
テキスト「声の快・不快分類」
・好感情、快感情:良い声(音として)
演習(それぞれ書いてある通りの印象を与えるように声を発する)
演習(不快の方で↑のことを行う)
☆快と不快、それぞれに共通することは何なのか?
演習:快に分類される声と不快に分類される声をピックアップして三つをその通り出してみる、そして違いを考える。
・性差異常…男性女性で同じことを言っていても音がオクターブ違うのだから
 感情も全く違うものだ。
・近づきたければ相手が好む声、遠ざけたければ相手が嫌う声を出す。
 これがコミュニケーションである。
・良い声、悪い声、それぞれを自らの中ではっきりさせるようにしてみよう。
・劣化しないためにはどうすればよいか。
 よくなるためには悪くなるという対極が存在する。
・良→悪がある限り、悪→良が存在する。人の声は必ず変わる。

◆本日の磯貝語録
声を出すには“自分にとっての良し悪し”“相手にとっての良し悪し”
このふたつが絶対的に必要である。

◆本日の感想
良い声、悪い声の分類をもとに、テキストを全員で音声化しました。
とにかく一人一人違うし大変面白かったです。これからの講座が楽しみです。

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