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表現の声とことば(11/14)

講座テーマ「叙唱とラップ。リズムと言葉の関係をさぐる」

[1] リズム
◎ リズム⇔節付け 
・ ずっと続いていくのがリズム。繰り返し作業。
・ リズムはトランスができる原因でもある。
・ 拍があって、ずっと続いていくところを探す。
EX:足踏みをして皆で合わせてみる→「行くぞ」から「来てくれ」となってくるとリズム。
・ 裏拍で行為を参加させる。(声でも、手を打っても何でも良い。)
(しかけないで、裏を知っている人からもらおうとすると良い。)
(しかけている人に、つられていってしまう×。吸われる、くずれる。)
・ 行為を言葉に変えて、足でリズムをとり続ける(同機する)。
(カンパニーだけで合うというのは未来的ではない。)
◎ 思わず同機する。ノル。引き出される。発散→他者に伝わる。同調する。
→すると更にエネルギーがきてやっているほうが気持ちよい→
更にエネルギーのおかげでみている方も楽しくなってくる。<交換する>
・ それができあがると、リズムが生きる。ないのは機械的。
・ 共通項がない。(生命感)
・ 教えこまれたもの(枠)にはまりこんでやるのはおもしろくない。
三拍子を守っていては生きていけない。外れてしまうと三拍子ではない。ギリギリを探す。自然。

EX:拍手と言葉(素拍子と奥拍子)
・ ルール:足踏みをして裏で言葉を発する。4回言葉を発したらとなりはマネル。
・ 出すほうは渡す。
・ まねをするほうは、もらう・受ける。
・ 耳だけでマネしようとするのはダメ。全身で発し、全身で受ける。
・ 発し手は、受け手が受け易いように発する。
・ 一周して、今度は反対周り。スタートはAさん。
説明しなくとも、しばらくやっていると皆あってくる。それをぱっとやる。
・ スタートを原さんから(反対回り)
・ 足のふみ方、言葉「よ」の捉え方、サンプルをしてもらってマネる。
・ 違う方へ行ってしまう人がいたら、次の人が調整する。
・ 今は、調整しないので失敗。
・ 「よ」というより「ぃよ」。そこを捉える。
[2]楽器+楽譜(テキスト)によるリズムとことばの演習。
<a>「村祭」
① 表と裏を打つ人を分ける(楽器により)
フレーズの最後は(例:神様はトントントンと3ツ打ち)
② 表・裏を交代して演奏する(感じが変わる)。
③ リズム歌唱:表リズムは強く、歌は弱く歌唱。表弱拍裏強拍で歌ってみる。
◎ リズム取りを変えると、詩(言葉)の意味:ニュアンスが明らかに異なる。
聴く人はちがった歌の様に感じられた。
④ メロディーでは、常識的な事は伝わるが面白くない。
⑤ 詩読みで表情を強調して読む(全員)。わざとらしく不自然。
◎ 拍なし、漠然としている。表情が単純。
・ 音楽でやると恥ずかしくない、豊かになる、表情が変わる。
・ リズムが変われば、表情が変わって、身体感覚が変わる。
⑥ 裏歌い・表打ち、楽器付き→表歌い・裏打ち
早い楽器ではなく遅い楽器に合わせる(遅いのは早くできない)。
<b>「十人のインディアン」
① 表・裏を打つ人を分ける。
フレーズ:インディアンボーイズ トトトト・・・・・トン!
② 立ってやってみる。表・裏を打つ人を変える。
◎ リズムのお陰で言葉が立つ。つられてステップが入ってきた。
<c>「虫の声」 休符は打たない。
① 表・裏を分けて打ってみる。休符が入ると表情が変わる。
◎ 詩・セリフの読み方のリズムを変えて読むと、文の意味が変わる。
日本では、そういうものを許さない。おかしい、変だとなる。
・ リズムをひっくり返せば裏が出てくるのに、日本人はそれを知らない。
◎ おもいを変えるのではなく“言い方”を変えると表・裏が逆転する。
身体も同じ。
◎ リズムはキカイ的。でも人間リズムは身体的。身体は不安定。そのため同調する。
・ 躍動的を持ってくれば面白い。それが表が裏かで表現が変わる。
おもいでやる必要はない。表現は幅があって、自由。
◎「間」とは、決まっている前をどういうふうに取るか、つくるかである。
・ 自家製にすると共有できない。内容から共有していこうとすると、共有より強要になる。

[3]身体リズムの基礎練習
EX:リズムをとって足踏み。
・ あわせる、正確に打つ(踏む)。
◎ 裏を感じないと早くなる。
・・・・リズムにあわせて語る・・・語りにあわせてリズムを変える・・・。
◎ ノリ方、感じ方が変わる。実体が変化できる。
(あることしかないのは想像力がない。ないものをなんとかしてやるというのが想像力。無いものを感じる力。)
EX:「十人のインディアン」足踏み+楽器+歌 連続してやる。
◎ お芝居のなかで、これらを縦横無尽にやりたい!
◎ リズム・・・規則的、くり返し的、連続
・ 不規則な世界にいるので、リズムに慣れるのに時間がかかる。
・ 和歌、短歌・・・リズムにのると簡単に分かりやすくできる。
・ 「あきのたの」 音曲をつけるとリズムを変えてもおかしくない。よく聞こえる。
・ 情感でやってしまうと、情感の説明になる。そのリズムに引きずられる。
・ リズムでやれば、違和感なくやれてしまう(共有できる)。
・ 文字の世界では、観念は押し付けであって、裏をすると
裏読みしすぎて嫌なやつということになる。
・ しかし、表だけやられても困る。裏だけでは分からない。
・ リズム、音楽では、違ったものが共有できる。

[4]まだ時間があるので試しに一作つくってみる。
◎お題「私の生まれを申しましょう」(フィクション、ノンフィクション可)
・ コツは四行詩にする。これが一ブロック。
≪複合知≫ 頭脳+身体 →身体の知
① リズム、楽器、その楽器を打つ人を決める(自分で打っても可)
② 楽器と打ってもらう人を発表。
③ 作ったものを素で読み、リズムを発表し、あわせる。
◎ 試演 勇気を持ってやってみよう!
・ 楽器で準備をつくってはじめる。

・やって面白い、たくさんやっていくと、もっと面白くなって上手になる。
・楽器を増やしてもOK。リズムを途中で変えてもOK。 

◆ 本日の磯貝語録
日本語で生きたリズムを作るのはむずかしい。多分思考がリズム的でないからだ。しかも日本人の共通リズムは重くておそい。
今の若者は、スッと立てない。表と裏をはっきりしたくないのかも知れない。

◆ 本日の感想
リズムがあると、無いのでは、こんなに人生が違うことが分かった。
やく動感は面白いし、生きている感じがする。どうも日常が機械的で平面すぎ、
それに慣れすぎた。何とかしないとつまらない人生となる。イヤダ・・・・・!!
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