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表現の声とことば(10/10)

[1] ことばとリズム
9月はことばのリズムづけをした。ことばの解体を行う。
・ 音:強さ、高さ、リズム(構造)、ことば:意味づけ、思い
一字一拍のリズム 意味で考えると一語一拍
音は知覚で印象づけないと消えてしまう。
・ 感情のとらえ方で音声が変わる。(発し手の感情の押し付けになりがち。)
◎ 聞き手と話し手の中央ステージをつくり、
そこに言葉を供出し、同条件にする:コミュニケーション
音の記憶からことばは出やすいが、反対は出にくい。
・ ことばの音声化の明確な区切りづけがリズム化。
リズム化がつくとことばが渦状にすすみ、情報量が増える→伝わりやすい。
連続性があるので戻れる。デジタルに区切るのではなく、スクリュー化する。

[2] 歌リズムとことば
EX‐1:「十人のインディアンボーイズ」
四拍子、四拍子の循環 循環をつくるためのリズムエネルギー。
四拍子でも1つの循環をつくれる→歌唱
EX‐2:「虫の声」 はなしことばにすると意味を説明することになる。
リアルな描写や、リアルな内容以外を想起させる言葉表現方法(言い方)もある。
そのことばを音からつくってみる。
・ 意味をともなわなければ、リズムも音も自由に並べられる(変える)。
抑揚、イントネーションを大きくしたのが音楽・歌(リズムで循環する)。
それぞれの意味だけだすと、十人十色で統一性が難しい。
◎ 音楽は共有性がある→音には共有性がある。
・ 意味を出そうとすると、その人の個人独特の意味性になりやすい。
意味性が強いと個的すぎて共有性が低い。
音楽は共有性が高い、共有性を楽しむ。

・どうして個を主張するか?
(Aさん)自分のやった実感がほしい。やりたい人がやっているとそうなる。
やりたい人がやるから。どぎつくて、狂気まがい、きちがい、客がいても自分ばっかり。
気持ちばっかりで洗練しない。
[3] 音楽的特徴とことば
◎ ポピュラーになるには、どれだけ共有できるか。共有できる力があるか。
・ 心性でなく音性でことばを考えると、違ったものになる。
・ 音楽をやると言葉の意味の意味性が抑えられる。リズムや音階がそのルールになる。
・ 意味性の低い歌詞でも音楽にすることでおもしろくなり、共有できる。
・ 意味合いとはちがう別次元のものがでてくる。
・ ことばには、多面性、多元性がある。一つに収斂したり、解体したりもできる。
・ 定型詞、短歌+俳句などの制限におしこめることで、新しい何かが出る可能性がある。
<ニュートラルな思考、柔軟な思考、単純でない思考、思いでない思考>

[4] ことばのリズム
(あれ) (まつ むし が) (ないて) (いる)
メロディ、歌と関係なくリズム読みをしてみる。大きくとったり、小さくとったり。
一拍は同じ長さで連続性を保つのが基本。変えると変化が生まれる。
音のエネルギーにより新しい気分が生まれる。
◎ リズムにのること 歌舞伎七五調 
・ 朗読にはリズムをつけて、意味説明や自分の感情でないリズムづけをするとよい。
音を客観的に、録った音を聞き返せる耳をもつこと。
・ 人がつくったリズムをみなでやって楽しめるか。「十人のインディアン」
・ リズムは確信がないと、不安になる。
◎ 再現性のあるものをやる、再現する気になる、その気になってきくようになる、
再現性のあるのが音楽。
(11月SL「三文オペラ」セリフと歌が入る。即席でリズムを入れて歌にする。
歌舞伎はやっていた。歌があると劇が華やかになる。日本の現代劇俳優はリズム感がない。)
◎ ことばには、文学性、心理性、音楽性があって、はじめて表現が完成する。)

[5] 地声と裏声 ◆オクターブちがう 使う弦は半分 エネルギーも半分
地声 鼻をとじたままで出せる声 音域
鼻をあけるとオクターブ上がでる。人は訓練すれば2~3.5oct 出る。
対象を遠くにして外から音をもらう(鼻からもらう)
細くてやわらかいまっすぐな息を出す。
鼻からもらって声帯にあたって口からもれるくらいの音。口を閉じればハミング。
・ のどをやわらかく浮かしておく。上あご下あごもやわらかく。
ことばの「あ」ではなく、「あ」という音のひびきを出す。
連続音「あ」のポジションに息をあてる。
ことばの「あ」は断続音。

◎ 日本語の発話実感は下あごにある。そのままでは裏声は出ない。
・ 日常生活では音域を圧縮しているのではないか。声帯のまわりの筋肉が圧縮。
高い音、低い音がきけて、次に出せるように音感をつける。
・ 個の感情が入るといつもの音になる。無知に変えるとわざとらしくなる。
・ 高い音も、低い音も同じひびきで出す。鳴ったあとの共鳴を活かす。
オクターブちがうと出した感覚が全くちがう。もちろん聞くほうも。
音をかえることで、受ける側の感性が広がる。
◎ リズム音調で違った世界をつくり出すことができる。

今日
(午前のポイント)
透明感と透過性のある声を出す。
とおくから声をもらう。中心感覚と意識から感覚へ。上から下につくる。
(午後のポイント)
ことばに音楽性をつける。リズム 自分の思いでない。裏声のポジションで地声も出す。
思いだとなりが強くなる。音楽で感性をひろげる。音楽は共有できる。

日本語の「あ」は、4つの発声を実際には使っている。
リズムの感覚、音調の感覚。

◆ 本日の磯貝語録
お休み

◆ 本日の感想
同じセリフでもいろいろなリズムづけをすることで、いろいろなバリエーションが
うまれることが面白かったです。
言葉のリズムづけ、音調かえをしてセリフを発していきたいです。
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