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表現の声とことば(5/9)

講座テーマ「キャラクターの声とことば 2」

1. ストレッチ 各自
(1) 踏み足

2. 白雪姫
(1) ビデオ鑑賞(ディズニー・白雪姫)

・どこまでキャラクターに対応できるか。
・あなたをやらない。どこまでがキャラクターか。
・極端な例・・・七人の小人、擬人化されたもの、ピノキオ、ダンボなど。
・大人もの・・・「ウィンザーの陽気な女房たち」で、フォールスタッフが
おばあさんに化けたときの声は、どうするか?

⇒現在は、下手なものが多い。変につくっている。
キャラクターの生々しさが出てこない。

(2) キャラクターをどう理解して、処理するか。

・日本の演劇学校では教えない。歌舞伎は型がある、だからできる。
型のないものをつくるというのは苦労する。

◎まず、考えること・・・自分と役との間
① 女王様
② 鏡
③ 家来
④ 姫
⑤ 王子
⑥ 小鳥たち・・・動物たち
⑦ 七人の小人
・ やってみたいか?やれそうか?

◎ 女王様をやりたくない理由。
資質があわない、どうしていいかわからない、やりすぎてしまう、
役回りが大きくなりすぎるのが好みでないetc
◎ やれる理由
やってみたい人・・・自分とかけ離れているのでやってみたい
(悪い奴をやってみたい、悪にひかれた)、
おもしろいキャラクター、あの美の追求の強さ、まっすぐさ、工夫のしがいがある、
キャラクターがはっきりしている。
やる(できる)人・・・自分が演っている時のイメージが湧いた。

・ 役と近い人を配役するというのは、無難だが、つまらない。
◎ 女王と自分が近いからやりたいという人・・・1人
女王とかけ離れているからやりたい人・・・5人

◎ 私とキャラクターと何が近くて、何が遠いか(親近感)をとっていないとダメ。

◎ やりたくない役は?
小人2人、女王1人、姫3人、家来2人、王子2人など。

・ なぜやりたくないのか。
ピンとこなかった。
興味がない。
キャラクターが強烈でつくりあがってしまっているので、やりすぎてしまう
(女王、でもやれそう)。
特徴をつかみにくい。
キャラが近いから引っ張りこんでしまい、つまらなくなりそう。
他と比べると魅力がない(でも、やれそう)。
好きなキャラクターではない。
今まで姫の役が多かったのでやりたくない。
自分のキャラクターにない。
パターン化されたイメージを乗り越えられない。など。

・ 自分のやりたい役をさせてもらえない。
自分の感じる(自分・役)と、外から見たものの誤差。
・ まず、その役は、好きか?無条件で、演ずるときに。
・ どこが好き、どこが嫌いを本来的に選別する。
最初は好き嫌い。その上に条件を乗せる。
・ 何だか分からなくてやるは、ダメ。
・ 条件を考えてやるも、ダメ→理屈っぽい芝居になる。

(3) 自分を知る(自己分析を行う)
a.自分らしいって何?
・思考
・行動(仕草)  → それぞれ、3~4つを書き出し、発表。
・癖

・ 外に出して生きているということが分からないと認められない。
そこにつくり出すことができるか。あるかどうか。
やってしまわないといけない。役に飛び込んで、それになる。

(4) セリフをつかったキャラクターづくり

テキスト「私の養子になるのは、誰だい。」を指定キャラクターで言い分けてみる。
・ キャラクターをやる場合、何でやるのか→それで出す→それの変化でできる。

≪キャラクター設定≫
① 大きな大きな象
② スタイルの良い馬
③ くさい、太った豚

→声は身体。そのままではやりにくい。身体性から入るほうがやりやすい。
「つもり」が一番ダメ。
架空のイメージはダメ→具体的にならないとダメ。そこまで追い込む。

④ こちょこちょごきぶり
⑤ ピカピカ ゴロゴロ雷
⑥ 人を滅ぼす悪魔

・ この中から、やったという実感のあるものを2つ選ぶ→「試演」
・ やりにくかったものは?各自感想
雷(イメージと、ギャップの差が大きかった。)
象・ゴキブリ(キャラクターが掴みにくい。)(嫌い)
悪魔(キャラクターにあう声がつくれなかった。)
馬(かっこいいだけになってしまった。)
・ 違和感、ぴったり感はあったか?
・ 照れくさかったものは?(悪魔、全部)
・ やりながらこどもっぽいと思ったか。
・ どうしたらいいか分からない。(ゴキブリの動き、また声など。
見たことがあまりないのでイメージがつくれない。雷は、身体が分からない。)
・ 雷→バカらしいと感じた。形をつくってやったのでおもしろくなかった。

・ うまくいかなかった。何が?
ゴキブリ・・・頭でやってしまった。
豚・・・声が違うと思って、動けなかった。
・ 練習と違うことをして、本番やってみたら違ってしまった。
<練習のときにやったものはできる!そういう練習をしないとダメ。>
・ ヘッドワークはいらない。
・ 役に飛び込むために邪魔しているものをみつける。
・ できるもの、できないものがある。
→これは逃げ口上。枠を超えたらなんでもできる。
・ 試演で感じたこと。→客に見せるという意識がない。
・ 「これ」という作品を見せている。それが金になる。そう思ってやっていないときは、
自分に固執している。
・ デザインがあればわかる。そのためには「ネタ」が必要。
◎ 自分を金がとれる作品にする。


◆ 本日の磯貝語録
社会に流通している“キャラ”は、各々使う人によって、少しずつ違う。
何となく全てに、通じるものもある。キャラという概念を社会が変えようとしている。
でも、演じ手は、もっとシャープに分かっていないと、振り回されて終わってしまう。

◆ 本日の感想
久し振りに踏み足をした。下半身のバネ、左右差の問題を改めて実感しました。
キャラクターでは悪魔役をしたいけど、悪魔の身体化が難しい。
しかし自分は出来ると思いました。
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