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ことば調整「活舌」講座(9/8)

講座テーマ「全子音チェック 日本語の音声について」

〔1〕新しくクラスに入った方の問診、及び 診断。

〔2〕声とことばの概念
・イエアオウ-歯の内側をならす。 
・言いにくい音→ Aさん…ア・オ・ウ Bさん…エ・ア Cさん…オ・ウ
  ↓
舌のクセ
・母音=響き → 歯列の中側を響かせる。(口腔)
・理屈、方法を考えて、なおしていく。声・言葉には生理的原理がある。
(・休んだら、休んだ講座の内容を確認しておくこと。)

◎自分が出した声を聞く。響きのある声を出そうと思ったら聞く。
 聞くと早くは喋れない。声・言葉で重要なことは、聴く力、響かせること。
 人間が聞いて分かるスピード以上で喋るのは不自然。
 言いっぱなしにしない。言った音を自分の頭で分かるように喋る。

◎ゆっくり喋って、ゆっくり聞く。これが出来てからスピードを上げていく。
・老人、病人など、ゆっくり喋るのが求められるキャラクターでも、ゆっくり喋れない。
・自分の思ったことをするのではない。(俳優でも、声優でも)。
 テキストを生きものに変換させること。

〔3〕宮沢賢治「雨ニモ負ケズ」を朗読でVoice Check
Bさん
母音;舌のポジションが悪い。音量が足りない。オ・ウ・ア
   口の奥の母音がこもる。調音点。ポジションを決める。
子音;サ・ザ行が悪い。「ン」・・・口の「ン」になると響かなくなる。
   カ行は良い。エ・ウのポジショニング

Aさん
母音;活舌をちゃんとしましょう。
   全体が鼻にかかっているので、暗く聞こえて損をしている。
   本人としては話しにくいと感じる。人には言われない。
子音;ナ行・・・悪い。鼻の響きが悪い。鼻腔が空いていない。
   サ行・・・文章中は悪くない。

Cさん
 読んでいる時にリラックス。身体に力が入り過ぎている。
 脊椎の上に全部乗せておくとラク。筋肉でしない。
 筋トレより呼吸、もしくは階段の上り下り。
 文章中から、よくない音をピックアップ
アツサ、マケヌ、カラダ、ラズ、ミソト、カンジョウ、ミキキシ、ソシテ、
(ノ)ハラノマツ、チイサナ、~ニツカレ(タ)、ソノイ(ネ)、シニソウ、
コワガラ、イイトイイ、ソショウ、ツマラ、サムサノ、モセズ、モサレズ、ソウイ(ウ)

〔4〕日本語の音声について
・日本語のスタンダード、いい音を学ぼうとする、外国人の方がちゃんとした
 日本語を話している。
日本人は崩してやっている。キタナイがそれでよしとしてやっている。
・外国へ行った日本人⇒日本に帰ってきても分かりやすいイイ音で喋る人が
 会社員に 増えてきた。
・日本人はちゃんとした音で喋っていない。伝わらない。
・ドメスティックスピーキング
 日常会話、崩れていく
・パブリックスピーキング、パブリックワーズ、パブリックヴォイス
 外国では全部修行。多民族、公用語も喋るが家へ帰れば、自分の
 生活用語を使うということに慣れている。
・フランス人は、フランス人としての誇りを持って喋っている。

◎日本人の誇りは?
 言語が崩れて誇りも失われた。
 芸能もそう。むしろ、大衆芸能が好んで日本語を崩している。

◎誰でも分かる音声、言葉で喋るということがはじまっている。
(入社にあたって面接などでも求められてきた。)
・好きではなく、本気でやること。

◎「なぜ、言葉をなおすのか?」職業でもそうだが、日本人なら日本語を
 ちゃんと喋りたいという欲求がないと続かない。
・例えば、「母」という音は、子宮からもらってくる言葉。
 言葉にはその言葉の持っている音=意味がある。
 気持ちがあれば、音が出せるというものではない。
 固有の音のおかげで共通の気持ちが持てるものである。
・自分の口から15センチくらい離して、そこからもらう。(意志を受ける)
 そこへ向かうのではない、発するのでもない。
 こういう空気の流れをイイ方向へ持っていくためにフェンダーはある。


◆本日の磯貝語録
日本人なら日本語を正確に喋る権利もあれば、話す義務もある。
その正確な日本語の音(声)を学び修得するのがこの講座です。

◆本日の感想
本日は第二期の初日で、久しぶりであった事と、新しいメンバーが増えた事で、
大分緊張しました。いざとなると体に力が入ってしまいます。良い状態で良い
日本語を喋る。目標をしっかりと追いかけます。

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