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声の呼吸法講座(2/22)


講座テーマ「身体気と語気①気、ことば、声」

[1]ウォーミングアップ
 歩く。かかとからつけて大股で
 壁に手をつけて、片足ずつ振る。前後に開脚、つけ根を伸ばす。
 大腿裏を使って仙骨まわりをほぐす。
 座位、足裏あわせて仙骨を引き上げる。
 足裏をはなして仙骨たてるときに息を入れ、息を出しながらゆるめる。
 足首をポワント(伸ばして)仙骨立て鼠径部まで息を入れ、
 息を出しながらゆるめる。
 手を後ろについて背面(肩甲骨まわりなど)をゆるめる。
 片足を曲げて下腹部をつぶすように息を出す。
 下腹をもむ。えぐるように。
 片腕を天井に向けて上げる。脇をのばす。
 両肩を抱えて、息を出しながら前傾する。腰をひねる。肘までつける。
 正座して手首をのばす。手の甲をつけて指ひらいたりとじたり。
 肩入れ、猫のポーズ、立って腕を振りながら身体をひねる。
 ロールダウン、足裏をのばす。首裏から背中をのばす。手首をまわす。


[2]講義と演習「気とことばと声」

 気:エネルギー、精神 語気-語にも気がある。意味の持つ力。
 気と呼吸。気の息の関係にふれる、さぐる。

Ex-1「厚かましい」を”気乗りしない”、”気迫ある”、”気づまり”で言う。
・他者と関係している、自分ひとりでは完結しない語と自分の気。
 「日本語気」の世界は日本独自のもの。何となく通用している。
 年齢、社会状態による精神状態のエネルギーが通じたり通じなかったりする。
・メールで精神が伝えられるか、本心はわかるか。用件は通じる。
 自分の気持を正確に伝える言葉を選んでいるか。
 メール、ブログ、ツイッター等、情報だけで扇動されていないか

◎日本では、30年で音声コミュニケーションが30%減少した。
◎声のことばが出す人の精神状態をいちばん納得させることができる。
 声とことばを使って生きあう。社会情報、人間情報を伝える。
Aさん:声に出して意見をするのがこわい。文章を書くほうが落ち着く。
    音声コミュニケーションと向き合うために芝居をやる。
・自分がどうやって生きていくかによってコミュニケーションのやり方が決まる。
 使わないと能力が落ちて、欠落する。自分はどうなるか?大丈夫。
・声やことばを吐くのは自分が生きている核心があるから(機能している)。
・生きている実感のある喉で声を出す(閉じすぎたり、開けすぎたりしない)。

◎ことばは自分自身の精神の気、身体の気である。具体的な形
 ことばをどのように発すれば充足感を得られるか。
 道具をどのように使うか見究める。なぜ呼吸法が必要か。
 強いて必要を感じているか。本気で自分と向き合っているか。
・いい声をすかっと出して、自分の本気を実感する。
 変な声を出して自分は気にならなくても、他人は気にするし他人を傷つける。
◎自分が出している音への意識。他人に影響を与えていることへの意識。
 同じ人間が同じ言葉を使って同じ状態を共有するために自己を確立する。
◎自分の気を確立し、同じ気を持つ人と分かち合う。
 そのために声とことばがある。
 仕事のため、社会のためは二の次、確信をもってやる。
・本人がやらなければよくならない。覚悟を決める。免疫をつける。
◎身体と精神を免疫がつなぐ。精神の免疫は「へこたれない」「まげない」
・精神を乱されない。原因を外に置かない。
・どんな社会状況にも耐える自己を確立する(頑張るのとちがう)。

◎≪呼吸と気≫のエクササイズ
 丹田を恣意的に前に出す。後ろに入れる。自分的に呼吸する。
 前に出して、止める、元に戻す。後ろに入れて、止める、元に戻す。
 呼吸を止めて息苦しくなって吐くと楽な位置に戻り、自分を知る。
(自分が自分で意識していることは全能力のほんのわずかである。)
 自分の中の知らないところとつきあう。意識の仕方が「気」。

Ex-2「養老院」を”気乗りしない”、”普通に”、”気迫ある”、”気づまり”
          ”気くばり”、”気働きが良い”、”気早い”…して言う。
・頭でなく、気をつかう。身体の中のエネルギーの動き。

Ex-3「ダラリダラリ」を”気が晴れる”、”気がふさぐ”、”気味が良い”、
           ”気安い”、”気休め”して言う。
・足の裏のど真中(湧泉)と掌のど真中(労宮)と鼻の下(人中)
 身体を意識的に動かして息を入れる。動かさないと入らない。
 出すのは自然に出るが、出すのも意識してやるのを「気を吐く」
◎丹田呼吸で入れて、三点を意識して気を吐く。気を送る「輸気」
(三点をいつでも意識できるように鍛える。竹踏みなど)
 わからなくても、出ていると思って、出ていると決めてやる。身体に気を通す。
・ことばを身体の中の気の動きでとらえる。分けられるように。
・気の回路をつくる。身体の中に状態をつくる。想定する。中に探す。

Ex-4「まっさかさま」を”気を病む”、”気苦労が多い”、”気が楽”、”気が高い”
           ”気が抜ける”、”気を張る”、”気を下す”、”気が暗い”
           して言う。
  「まっさかさま」をまっすぐ身体に持っていく。頭を経由しない。
◎ことばを使って心をみつける「探心術」。
 あたまからではなく、身体の気から感情をつくる、つかむ、みつける。
 身体でやっているか、あたまでやっているか、思い込みでやっているか。
◎自己誘発する思い込みがストレスになる。頭と身体がズレる。
 からだの気、こころの気、ことばの気をつかまえる。人間本来のこと。
 年に1度か2度やって知らないうちに身につける。
 自活力をつける。意味から柔軟になる。

◆本日の磯貝語録
 からだの気、こころの気、ことばの気をつかまえて、自活力をつける。
 漠然と気持となっている所に落とし穴あり、人間もっと繊細だ!

◆本日の感想
 声や言葉が自分の確信につながっている…脳にも影響あり…こわい事ですネ。
 自分と向き合う⇔本気?難しいが、人生の充足感を得たいのは確かである。
 ”気”のエネルギーの話もおもしろかったです。
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