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声の呼吸法講座(1/11)


講座テーマ「5種練息法①-ことばの身体性と息」

[1]ウォーミングアップ

[2]講義と演習
 新年を迎えて、今までやってきたことを整理する。
 各自の方向性に合わせてまとめる。素材を生かすように。
 推進力をもって「絶対にやめない」と決めてやる。プロになる。

(1)高い表現性をめざして
 利き手の第二指を立てて、物を指さす形をつくる。美しい形をさがす。
 高さ、向き、人が見てわかりやすい。手だけでわかる仕種をみつける。
 自分が思っていることが伝わることば、仕種をつくる。

Ex-1 ことばと仕種をあわせる。「これ」「それ」「あれ」(同じ指し手で)
 ことばだけやってみる:「れ」は共通だが「こ」「そ」「あ」につながる「れ」はちがう?
(プロ=専門家=人の評価に耐える訓練をしていること)
・厳しい目に通じるように本気でやる。人前で迷わない、お手本になること。
・声で距離感を出す。(準備してからやる。言ったことに責任をもつ)
・言葉をクリアーにする。(緊張をみせない、やる気をみせない)
・やるべきこと「だけ」をやる(気負わずやる方法をみつける)
・自分のやろうとしていることと、他人に伝わっていることの誤差をとらえる。
(初めてで完成する。2回目はもっといい完成する。3回目はもっともっと)

Ex-2 抽象言語と身体性 Text「それぞれのみなさんが」
   抽象的なものは無理にでも具体的にする。表現する。

Ex-3 文にする「これです」「それです」「あれです」
・「です」 「e」の核音をつくる 「e」のひびきをつくる
・「えす」に「d」がついても音がくずれない。母音の作りをしっかり
◎音を出しながらきく。音をとらえる。音を聞き分ける。
・正中線をくずさずに聞く態勢で出す。
・重心をおろす。身体全体で声を出す(大あごを動かす)

Ex-4 鼠径部に向かって声を出す「そ」「こ」「あ」
・余計なことをしない。「こうしよう」よりも今やったことをとらえる。
 やり上げられること、今できることをやる。今の自分の地点をとらえる。
 やることそのものをやる、自分で勝手に考えない。
◎ひとつのことをやり上げる力を養う。集注して、洗練する。
 全身自信満々でやる。ニュートラルを出す。
・質のいいことが自然体になるように訓練する。
・目でも耳でも聞く。出し方の前に聞き方を身につける→息の所在
 聞く力があれば出せる。たくさんしないで、一発でできる方法をみつける。
 話を聞くことで、頭の整理をする。音感、語感をつける。
 音をつくって、内容を入れる(内容が先行すると形がくずれる)

◎これ-1m以内、それ-1間以内、あれ-それより遠く
 言葉の距離感の体感
・距離、時間、色彩、重量、温度をつけると立体感がつく。
 具体的に正確に頭の中に描くことを「イメージ」という。
◎「イメージ」は身体感覚と結びついている。漠然と思うことではない。
・身体的想像力を身につける。生まれたときに近い形からはじめる。
 親指が出た握り拳をおだやかにひらいて第二指だけをのばす。
 腕の緊張はなく、指は震えない。
 指さし訓練は、空間意識のトレーニング。
 身体感覚がかわると、エネルギーが変わる。


◆本日の磯貝語録
 全身で感じ、全身で行って人は生きている。「これ」と特定すると意識が
 身体も精神も限定してしまい、集中はするが動かない(生がない)ものと
 なりがち。でも意識を育てないと人が育ったとは言わない。難しい。

◆本日の感想
 他人がする各々の表現のわずかな差が分るようになりました。
 でも自分がやっていると、他人の時ほど細かくは分っていないなとも分りました。
 表現にはそれに必要な態度がある。自分は未だ定まっていない→実感
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