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発音・活舌改善講座(2012.7.4)

講座テーマ「母音・子音調音改善」
担当講師 磯貝靖洋 

(1)自分の発音調音に関して、5、6月受講よる変化を捉える
 「人から指摘される改善点、まずい点」「自ら感じている改善点」
 不全点…「機能的」か「聴覚的」なものか、シャープに自分で  
     捉える事ができるかが大切である。

○エネルギーが低下していると言語の力が下がる。
○自分の不全点をどのように把握しているか、自分その時の調子を
 定期的にチェックし、自覚する。
 自分の感触で自覚してはいけない。自分の音を聴こうとすることが
 重要である。
 
 まずいと実感する音の時…実際の構音器官に問題あり。
 例 唇音ーw・p・m・b…唇、舌小帯
   サ行…舌小帯の位置、前舌の状態、舌が固い(イモ舌)の場合
      サ行不全を起こしやすい。

(2)受講生各々〈苦手、不全だと感じる音を自己申告〉
 「サ行活舌用子音矯正テキスト(声と言葉磯貝メソッド言葉テキスト)」使用
 
 テキストの一語それぞれ「音から意味を表す「意味読み」する。
 自分でイメージしている音を出せていないことを意識しすぎると、不自然な
 声になる。

 ◎語の持つ正確な音とは。
  ①調音として正しい ②意味として正しい音の2種類がある。

(3)サ行調音、改善点自己チェック
 「サ」:「サシシメシマス」「サセマシタ」「サザナミ」「サナガラ」「ササヤカ
サ」
    「サシミ」「サルスベリ」
  ○音先行で意味を充足させる
 「ザ」:「ザツゼン」「ザセツ」「ザンセツ」「ザックリ」「ザラザラ」「ザリザ
リ」「ザブザブ」
  ○単語単位で音をつくる。日本人は文章で音を聴くことが上手くない。
  ○発語がまずい人は、どっぴうり日本語になっている人である。
  カタカナ…音字である
       どのようなイメージが沸いてくるかで、音が決まる。
 「シ」:「シアワセ」「シカジカ」「シオサイ」「シゴトシ」「シシャモ」
  ○自分の出している音と口、舌など音を作る器官、声帯の実感が
   一致した方がよい
   受講生Oさんへのアドバイス
   「シタシサ」「シテシマウ」舌が先行して前に出過ぎる

  ○音のイメージをしゃべろうとすると―音が崩れる
   「シマツショ」音がわからない人は、音でしゃべる
   「ネムリマシタ」
  ○自分の出した音と出した口の器官の実感を自分でしっかりつかむ。 
   「サムザムシイ」
  ○音はじぶんの所ぷ著から切り離すこと。

 ◎音を聴く…上顎の裏(頬の内側部分)の音を聴く
       それぞれひとによって音を聴く場所がある。この音を
       出しているという自覚がなければいけない。
  「セイジンシキ」…しっかり自分の出した音を聴く
  
 ○有声音ができていない人は、無声音ができない。「キ」はキチンと
  無性化した音にする。
 ○音声のエネルギーが少ない人は、代償行為をする。
 ○感じている意味が薄いと、音も薄い
  「ハイ」という意識、情動「ハイ」がでる
 「シャ」:敗者復活戦―取捨選択
     
  意味が分かると、音も正確に出せる
  言葉が見つからないと、当然どんな音かわからない
    
 ◎話が上手い人は、意味を理解してコンパクトに話せる。
 「ソウリダイジン」…言葉が漠然としていてはダメ。
           誤音も漠然としていては伝わらない。
  しゃべる内容を聴くためには、相手に向かって原稿がなくても
  言葉を話す。
 
 ◎言葉は口が引っ張りだしている。
  ○しゃべるエネルギーは、口が引き出している。
  ○「聞く人に届ける」「聴く人がいる」ことが、活舌、音改善策の
   条件である。
 
 ◎しゃべる時に、ジブンオ意味をとるためには、「ゆっくり話す」こと
 ○サ行に難があるときは、舌先を上歯の裏に付けておくこと

  言葉は、辞書で意味を下べ、その意味を音にする
  本人がしゃべっている音を聴き逃しているものは、相手に伝わらない。
 
 「シャ」行音の意味取り
   「シャミセン」「シャムショ」「シャクシジョウギ」
    …物のイメージでは、正確な音を出せない。
   「シャラシャラ」…衣擦れの音
   「ジャリジャリ」「ジャリイシ」
   「シュウセンヤ」仕事や人を仲介して取り持つ
   「ジュウサンシ」しゃべる時の実態を追い求めること
 ○自分で聴ける場所でしゃべって、外にわからせるような発音をする

 ◎実感していない音は、人にはわからない、伝わらない。
  「シュルシュル」「ジュクジュク」「シュッポ」

 ○言葉に意味を取らないでしゃべると、信用が薄い
 ○放浪しているしゃべり方は、どうでもよい音になる

 ○しゃべろうとする次の言葉の意味を取ろうとしてしゃべると
  相手に伝わる、理解できる。10分の1秒ほどの時間で、
  このように「意味を追いかける」しゃべり方ができていく。

 ◎しゃべる脳―しゃべること、聴くことは同時進行
  ○言語不全、音声不全、文章不全の人は、頭の整理が上手く出来ていない。
 
 ◎口呼吸は早しゃべり、トチる―口呼吸を改めるべき
  呼吸は肺、横隔膜で行う。しゃべるのは口で行う
  鼻呼吸ができないと、発音もよくない。

 ○顎骨の奥を響かせる…うがいをして振動するポイントを知る。
            上顎上奥部で響かせる。

 「シャー」の音をひとりひとりだして自分で聴く」

 ○自分の感覚、私独特をなくすこと。「私」が、誰にでもわかるものになる。
  自己感覚を共通感覚にグレードアップする。
  外の音に影響されること―自分の持つ音が広がる   
              感性が豊かになる。

=本日の感想=
 サ行を矯正しました。口の裏側のところに音をあてる訓練です。
 かなり意識をしないとむずかしくて、日常的に使うには、まだまだ
 練習あるのみ。
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