FC2ブログ

発声法改善講座 (5/10)

講座テーマ「呼吸法改善 丹田と腹式」

1.ストレッチ
①全体的なストレッチ
②鼠径部周りを動かす
 ・立って膝を抜いた状態(四股に近い状態)で太もも、鼠径部周りをさぐる。
  Aさん:この状態をつくりながら、感覚を育てること。身体に聴くこと。
  Bさん:“これ”という捉え方をすること。“どうする”というのではなく。
 ・鼠径部を両方、あるいは片方ずつ締めたり、離したりする。
 ・ヒラメ筋の意識があるとボケない!足の感覚がないと間違える。
◎ヒラメ筋の確認…その感覚で歩く。その感覚をゆるめない。
 歩く姿勢が変わる→歩行練習。

EX‐壁に両手をついて、踵を上げ下げする。
 (ヒラメ筋を使って後ろへ押し出すように踵を床に着けて、着いたら踵で支える。)
 ・格好良くやること。
EX‐①立位で、踵の上げ下げをする(ヒラメ筋を締めながらやる)。
  ②両足の踵を同時に上げ下げする。◎固めないことを覚える。

2.講座 丹田について
丹田 お腹の内側、外側どちらで捉えるか、それは感覚である。
(1)人の呼吸法を考える。
  1)呼吸のしくみ(表現者にとって必要な呼吸とは。)
   ・横隔膜について
   ・呼吸に関係する骨について(座骨、仙骨、恥骨など)

  ①丹田について(臍下丹田)
  ・高層のフェンスのない屋上に立って、身体を支えてくれているところ。
   どこにキュッと力が入っているか。実際に立って探す。
  ・分からない時は一円、大豆、小豆を丹田位置に貼り付ける。
   そのくらいの小ささ。そこで支える。そこに力を入れて、それ以外は力を抜く。
  ・外側から丹田を見て、探す。頭で考えていると分からない。
  ・お臍から下指3本の位置が丹田。

  ②中心感覚をとらえる。
  ・立体聴であり、真ん中で聞いている。
  ・中心
  (前)丹田‐恥骨‐肋骨‐鳩尾‐鎖骨‐笛(声帯)‐チントップ‐人中‐眉間
  (後)背骨‐首までは分かりやすい。
   前と後ろ両方を頼りに中心をとる。
   声帯…左右の声帯があり、真ん中がある。

  ◎感覚を磨く…外側の感覚にする、内側にしない。そのために中心が重要。

  ・お臍と鳩尾の間の中心もある(丹田は下のポジション、下の支え)
  ・腹部全体を捉えるには、手掌で腹揉みをする。
  ・お腹はどう扱えば良いのか?
    ・腹直筋(左右対称の筋肉、骨代わり。)
        (4部に分かれている、部分によって支え方が違う。)
        (呼吸だと深さによって使うところが違う。)

 (2)呼吸の練習
  ①イスに浅く腰をかける。姿勢が大切。
  ・虚にならない、そっくり返らない。
  ・脇の下が動くかどうか確認。
  ・真っ直ぐ…タオルを巻いて掌の上に立ててみる。骨もないのに立つ。
   骨の周りを固めて立たない。タオルが立っているように姿勢をつくる。
  ・天井からひもをたらす。それを見る→外からもらう方法。
   これは左右が分かる。左右が分かると、今度は前後が分かる。
  ・中心が分かって立つと顔は穏やかになる。
  ・歩くときは足から上へ向かってタオルをつくる。身体のなかでつくらないこと。
  ・イスの一番奥まで腰をかけ、そこから上体を斜め前にする。
   分からない時は、この方法で基本姿勢を確認しても良い。

  ②座って脚を90度に開く。鼠径部が分かるように。
   開いたら、脚を膝の方向へ少し前へ出す。
   たくさん前に出そうとしない、動かすときは上体は動かさない。

  ③足裏に体重をのせておく。

  ④丹田を指で押し込む、戻す(丹田の運動)。
  ・丹田を点として使う(点だけを後ろへひっぱり、戻し、前へ出し、戻す。)
  ・丹田を動かしながら喋ると声も変わる。
   《自発的な丹田運動》はできるようになりたい。
  ・丹田はエネルギーが高い声を出すときだけに使うのではない。
   力一杯の声が遠くへ届いているわけではなく必要な力だけを使う。
   内側と外側の感覚が違う。
   アーティストは省エネだからできる。

  ・1つのアイディア
   ※図があります。
   ・外に出しっぱなしにしておく時に支える。
   ・出しっぱなし、入れっぱなしにしておく時に支えが必要。〈支え法〉
   ・声がキャラクターであり、声を維持するのに声のコントロールが必要。

〈丹田呼吸法、練習のコツ〉
・途中まで丹田を出してから吸うとたくさん入る。
・たくさん息を吸って、丹田を前に出す。吐きながら戻す。
・息の練習、声の練習、ことばの練習、丹田運動、中心感覚は、
 全部別のこと。別々にやって1つにつなげる。〈勘〉
・鼻からノドに向かって吸う、吐く。それだけ練習して丹田の運動とつなげる。
・「ア」のいいポジションを知っていると、練習の時の声を使って喋るわけでは
 ないけれど、喋るときに変わってくる。

〈宿題〉
・丹田の出し入れと、息を一緒にすること。
・息は胸に入れず笛に入れる。
・まず、自分なりの方法をつくる(教えてもらうのではい、自活力)。
 それからいい方法(本当のもの)へつくりなおす。

<質問>
・鳩尾より上の胸部を使ってしまう。(Bさん)
 ・手を前へのばし、上体を前へ伸ばす。その状態で丹田呼吸する。

◆本日の磯貝語録
声葉は意味を持つ音声。音声は生きた身体の一部。

◆本日の感想
身体の中心をつかむこと。頭が先行して身体の中で考えない。
全て外からもらってつかむこと。呼吸のはじめは、腹のかまえ、
そして丹田のコントロール、とても具体的で良く分かった。
ありがとうございました。

関連記事