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ことば「活舌」改善講座(2/16)

1.ストレッチ
・長座位、前屈。(膝をゆるめ、首の力は抜く)
・膝を折って足裏をあわせる。
・片脚を折り、片脚をそこにかけて抱きかかえる。
・その状態から腕をかけて捻る。
・長座位、手を後ろについて、鼠径部を動かす。
(仙骨を主体に動かすと下腹が良い状態になる。)
・正座、手を前について腰・背中を反る。(手首は自分の側へ)
→手首を外側に向ける→腹式呼吸→肩も伸ばす
→逆手をどんどん自分から離していく、
手は床にぴったりつける。そのまま腹式呼吸
→手を逆手から戻して手首は自分側へ。
背筋は伸ばして、ゆっくりと戻す。
・ひじを折り、腕を上に挙げて反対の手を添えて肘を上へあげるようにして伸ばす。
・手で反対側の肘をつかんで伸ばす(両手)。頭と腕は離す。ななめ上へ肘を上げる。

2.講座 わかる話し方‐磯貝塾長
・アメリカと広島医大から
・ことばと精神病(精神分析、自閉症)について論文について、

◎しっかりことばを話せる、しっかり聞ける・・・精神を安定させる。
・ある施設の精神病の人たち、絵は描けるが他のことがうまくいかない。
 文字が書けないという人々がいるがアルファベット、数字などを使って絵をかいたりする。
 そこで話すことを強要した時のこと(先生の体験談)
 自分の名前をちゃんと言える、そこからが始まり。名前を言ってもらうと言おうとするが
 音が覚えられない人や、書けるけど言えない人など様々いる。
・しっかり話せない=自閉の傾向がある。

◎話す事について‐国により方法概念はことなる。
例えば・・・イヌイット(言葉がなかった)同士の話、話がまとまるで話す。
太陽がかたむくのをみて、ころあいを知り、休み、また話す。
今はディスカスの方法も、考え方もアメリカ方式になっている。
ドイツなど・・・話す時に音がとても重要な言語もある。

◎話す時の声はその人の精神状態。
・自閉、分裂症の人も言語治療で治った例がある。
・その人の音が大切。
・今はそういうことが言われなくなったが、平安時代にはあった。
 煩雑な時代になり、自分をおいてけぼりにして、つきあいで喋ってしまう。
 あまり続いてしまうと、欠落していく。だんだん話さなくなっていく。(自閉)
・社会に真実は必要なく、動いていくことが重要としてきた。
 震災があって、真実とは、生きるとは・・・とつきつめていくと喋れなくなる。
・勝手な音を出して、聞いている人がつらくなる。そういう時代になる。
・テレビの音声が劣化すると、犯罪が増える。
・だから、しっかり話せれば落ちることはない。
・自分の人間性を根づかせて、他人に迷惑をかけないようにする。=「育つ」ということ。
・イタリア語は音が違うと意味が違う。
 日本語のうたは、歌う人の思いで歌うので、3者3様になる。
 自分の思いを歌って出して、うっかりすると聞く人が迷惑する。
 そこを気にしてこなかった。
・ことばが通じる、心が通じる、そこに戻ろうとしているなと論文を読んでいて思った。
・橋下さん(大阪市長)・・・音声を聞くとバカではないが、訴えるより命令する。
 優位に立とうとしている。訓練が必要。
・音声によって受ける人の心が違ってくる=社会で大きな問題になってくる。

演習「伝わる話し方をつくる」

◎話す=自分がどういう音で、どういうことばをつくるか、
それでその人の精神状態が分かる。

(プリントを参照しながら)
◎必要なときに必要な声が出せるか。
・口が音をつくる。
・音の世界・・・よい音を出したい、うまくなりたい・・というもの。
◎口を横に引かない、構え。
・舌の面が重要、舌を下に引いて口の容積を増やす。
 ただ、疲れるので上げてしまうと、人には何といっているか分からない。
◎口の形はタテにする。
・舌の先は浮いている=舌の動きが良くなる。
(練習)舌の先にお砂糖をつける。
◎舌を浮かせて、尖らせておく。
・響きが全然違ってくる。
・「イ」は口を横に引く・・・イ・単音でなくなると喋れない。
 口のかたち=舌のかたち
・母音は歯のなかがわ(口腔)を響かせる音。外に出してはダメ。
・日本人しか喋れない音調で喋っていると、国際語にはなれない。
 日本語の正しい音声は?→口のなかがわ。すると外国人でもよく分かる。
◎口から外に出さない発声を身につける。

演‐「イ」を言ってみる。
◎「エ」・・・声帯の場所を確認。そこがぶるぶる言わないとダメ。
・上アゴ、下アゴの音声がある、下アゴの音声は暗い。
・舌は浮いた状態で。
・口角をしめた状態と、そうでないときは響きが違う。
◎どうやって響かせるか。→外に出すと響かない。
・よく響いていると聞きやすい。
・響きということでいい気持ち、自分を認識できる。
・外に吐いてしまうと迷惑。響きを聞いて相手は分かるもの。
◎出した音から感情をおこす。
思ったように言ったら相手に伝わる
=今日の日本ではそうやって喋り、誤解が生じる。

演‐「ア」・・・舌は離れる。
・日本語、「あ「え」」は2種類あった。まとめたので、ゴチャゴチャになった。
・明るい「ア」と、暗い「ア」
・鳴りと響き(鳴ってすぐ響くのは良い)
・響き率が悪い=鳴りが悪い
・圧縮しない、後が残る(響き)
・くずれたものはくずれたように伝わり、正しく伝わらない。
・口の中を響かせる。
・「オ」、「ウ」、「イ・エ・ア・オ・ウ」
・唇ばかりでなくノドを意識する。
・舌の裏側が大切、舌を浮かせ、舌全体を響かせる。
・こじんまりとつくる。
・母音は響き。
・「ウ」縄文時代からあった。「宇」をあてた。かつての「ウ」の実演(磯貝)
 現在の「ウ」は使えない音になってきている。
 息が出なくなる(自閉)

演‐プリント[1]を練習(各自)
・全員で言ってみる。
何回やってもポジションは変わらない。
「ア」、口の奥を響かせる。
「オ」、舌の先を尖らせる。

[2]、最初の音をつくってから、単語を発音(著音発語)

演‐「サ行」
・舌の先を下アゴにくっつける。(下アゴをなめる。)
・吐かないで口の奥に戻すように。
・舌の真ん中で言おうとする。
・「イ」を発音→「シ」
・舌を下アゴに移して、息を「シッ」と当てる。→有声にする「シ」
・「ス」は歯をあわせる。舌は持ち上がる。吸うように「ス」をつくる。
・Aさん・・・舌を狭くする→キレイに発音できるようになりました。
演‐「サ・シ・ス・セ・ソ」
・出すと同時に聞く。出した瞬間を捉える。
準備をしすぎて出すとかたくなる。(川越さん)
「イタシマス」
・母音が良くならないとサ行も良くならない。
・イイ音かは、本人が分かる。イイ音がほしいと思っているとそうなる。
・ことばの遺伝子…持っているから環境があれば、すぐ喋れる。
・ことばの遺伝…自らの獲得とは違う。皆、変わりないこと。

◎思考はことば、ことばは音声でやってくる。
・喋ることばがしっかりしていたら、そんなには崩れない。
ただし、生物なので崩れる。そこで人は助けあう。自らを正す。
・本能では自ら獲得したいというものは少ない=社会的なこと。
聞けるように出す。これがルール。今後、普通になっていく。

◎コンタクトする限りは、知りたい、分かりたい、伝えたい。
〈コミュニケーション〉について。
・音が明瞭になると本人は変わる。
・喋り方ではない音声なのだ。
・松果体にいい刺激があれば、立ち直れる。
・話すというのは、人にとってとても重要なエネルギーなのだ。
・崩さない、崩れからなおるといいなという意識が出てくる。‐美意識
◎嗄れ声は聞いている人の精神が悪くなる。

(印象に残ったこと)
Aさん…活舌が気になっていた。人からは初めて言われた。分かって晴れ晴れした。
Bさん…声が精神状態を表す。思い当たるところがある。自分も元気になりたい。
そういう意味で印象に残った。
Cさん…声を響かせる大事さ。
Dさん…母音が大事。舌の使い方、毎回意識したい。
持っているものを使う、それだけ。使ってこなかったから出来ないではない。
定着が難。(磯貝)
Eさん…「シ」。今日は一生懸命やってできた。
      昨日は一生懸命やってできなかった。
物事は表裏一体(磯貝)

◆本日の磯貝語録
伝わる言葉の第一条件は、はっきりした音、聴き易く心地良い音(声)です。
気持ちが先走ったり、良い加減であるなら声は当然くずれます。その声は何としても
伝わりにくく。聞き難い声なのです。

◆本日の感想
音を響かせる(声)がうまくゆくと、こんなに心まで晴れやかになれるとは
思いませんでした。
色々な所で“言葉をはっきりと”と聞きますが、具体的に分からないままでした。
今日の講座の先生の一言で目の前の世界が開けたようです。大げさでしょうか(笑)。
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