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日本語音声 改善 Lesson(9/19)

テーマ「美しい日本語音」

1 準備体操
 .立位…身体ゆらし、丹田出し呼吸
     膝をゆるめ、足裏、くるぶしなどを意識して丹田呼吸
     上体伸ばし(両腕を上にし、全身を上に引き上げる)

 .体側…耳を挟むように両腕を上にし、両脇を伸展
 .リラクゼーション…単に緊張や筋肉のコリを解消する方法と違い 
           表現のためのリラクゼーションを行う。
           次の行動へ移るために、身体の状態をスタート地点の
           ゼロにし、準備のために整える。
 .開脚坐骨すわり…坐骨を床面上で動かしながら、上体をクネクネゆすり
  解放する。
 .あぐら(両足裏を合わせる)…腰を立てて、丹田呼吸、鼠径部呼吸
 .立位ーロールアップ、ダウン。上体前かがみでゆらゆら。腕前後振り
 .首回し、下顎前出し(あご下伸ばし)、前傾(後首のばし)、顎左右振り

2 受講生自己紹介.講座概要紹介
 ナレーター志望.歌発声講座受講生.役者.ラジオアナウンサーと多彩な
 メンバーが、受講。この講座は、日本語音声を本格的に取り上げていく講座で
 ある。教えてくれる場は少ない。講座では、もともと日本でつかわれていた
 日本語音声に取り組む。

○いい言葉は、いい素材、いい音でなければ成り立たない。
第1回 人は自分のしゃべりやすい生活音声で話しているが、他者とコミュニ
    ケートする社会では、誰にでも通用する言葉は違う。
    自分が楽に緊張せず話したい願望がある。
    有機農業で育てられた農作物のように、土作りから手をかけ、生産性
    ばかり求めず、本質の確かな、誰にでも認められるものをつくり出す。
    言葉において考えると、日本語の本質、ゆるぎない母音を話す。

第2回 「いろは47音」 日本語には韻律がある。
第3回 大和言葉ー倭語音と漢音
第4回 和歌ー律令言葉…謡
第5回 現代語の音ー響きを感じ取る 
第6回 読む日本語、話す日本語ー話すことを想定して書いたもの
    文字に書かれているものと話すことは違うもの。
第7回 日本語の美しさー書いたものも、しゃべる音も美しく。

3 美しい日本語ー響く日本語
 .心地よく、耳にすっとはいる言葉
 .感動して涙が出る日本語
 .思わず聞いてしまう言葉
 .くせがない、教科書のような音、歴史(受け継がれてきた)音

 ◎美しい日本語のイメージは抽象的であるー明確な理由づけて 
  それは、こういう事と、この講座で具体的にしてゆく
 ◎日本は、しゃべっている言葉の音に、こだわりがない(個人として)
  社会的にも統一された音の基準が定まっているわけでもない。
  欧米では、誰が出しても同じ音であるように教育され、音を出せる。
 ◎《ことばは共通であり、共通に考え認識し通用しなくてはならない。》
  ドナルド.キーン曰く、「日本人は皆勝手な声を出している。
  そのことが平気で、何も疑問に思わない。信じがたい」

  ハリーポッターの訳者、松岡佑子さんは、英語の音に近い日本語を探して
  素晴らしい訳をしている。読みやすいのは、喋る日本語に近い文字で
  書いているからだ。文に音があるからだ。

4 「話す言葉は、美しいかどうか」を考えてみる
 .日本語の特徴…母音言葉である。
  Zenbu(e,u)
  Asita(a,i,a)
 .言葉がよくわからない人の音声は、子音が立っていないというが、その前に
  母音が明確でない事が問題である。
 .英語、仏語、独語等は、一語の中に母音より、子音の数の方が多い。
 .響き音があると遠くに聞こえる。
 .母音が不明確だと、その言葉は伝わらない、聞こえない。
 .日本語が通じるかどうかは、母音がちゃんと発せられるかどうかだ。

 ◎日本語の母音:歯、唇は閉じない。内側で鳴った音。響きのある音
  母音は【開口音】であり、歯の内側で響く。
  母音の音源ー声帯の振動
  Pー口唇音(子音のみ)…声帯を使う、Pa(パ)と伝わる音になる。
             声帯が鳴らなければ、Paにならない。
             いい響きは声帯から。
 .ワイングラス…叩いていい音を探す。必ず一番良い響きの場所があり、
         打ち方(強さ、早さ等)がある。
 .自分が出す音に「いい音」「悪い音」があることを感じ取ること。
 .いい音を出すには、いい発し方が重要。
  声帯をよく鳴らすことー鳴らし方が悪いと声帯を痛める。
  声帯は鳴らす楽器ー鳴らし方で良い音をみつける
  
  自分の有声音の感覚をつかむー【有声音実感】
   →声帯で鳴らして響かせる音

 .いい音でなければ、聞きたくないのが人間の感性である。
  雑音をなくすことによって、心地よい音(声)になる【発声法】

 ◎話し言葉には、「母音」が重要である(良い響きがある)
 .言葉ー舌面、歯、歯茎の内側で響きがつくられる。

 ◎母音は、人の心や気持ちを感じ、表す元素である。
 .できるだけ音として聞くこと。
  自分の思いだけで話しても通じない。
 .聞いている人が分かる音の中に、感情や思いが入るなら、OK。

 ◎有声音ー共鳴音ー情動音ー母音
  言葉の持っている本質と音声を検証する。

  イエーイアーイオーイウ
  エアーエオーエウーエイ
  アオーアウーアイーアエ
  オウーオイーオエーオア
  ウイーウエーウアーウオ
   
  連母音を有声音で出す。
  舌形ー舌位で母音をつくること

 ◆本日の磯貝語録 
  声帯を鳴らして、誰でも分かる響きのある母音をつくる

 ◆本日の感想
  久々だったので、とても楽しかったです。美しい日本語は「音」であると
  改めて認識しました。私はいつも情動が先行して喋っているので、音や
  声を聞く余裕がありませんでした。
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