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発声・呼吸法改善 10月23日(火)

講座テーマ「発声法改善③」

1.ストレッチ(各自)

2.講座(磯貝塾長)

・活舌がよくない(全員)
・舌位が良くないと口の中がうまく響かない。
・活舌を良くするのに、足りないもの。→舌を下げること。
・下げるために…口の中を広くする。

演習…横口にする、ゆっくりと戻す。下の裏側に力が入る。舌小帯。
(舌小帯の手術をした人は、舌ガンになりやすいという報告。
特に大人になってから手術をした人に多い。子どもではいない。)

◎耳を良くすること。(日本人が苦しんでいるのは「シ」)
例‐「かしこまる」「たしかめる」「きしめん」
  「さししめす」「しんししくじょ」
・自分の言葉を気分で発し、気分で声を聞かない。

◎自分の聞き取り能力を上げる。
・音の弁別…出すことと、聞くことは表裏一体。
EX‐眉間に圧迫を入れる(怒る)口を横に開く。
  鼻があく、耳があく。
・耳があく→音が聞けるようになる。
・舌の奥、奥歯の奥を横へ引く。
・下げる人、斜めに持っていく人などいろいろいる。

◎舌が奥に入るか。舌根を斜め下に引く。
EX‐口を横に開き、舌小帯を使って舌を奥に入れる。
・各自やってみて、舌が奥に入るところを探す。
・やめるときは、穏やかにやめること。(ピキッとなるので。)
・後ろ首のところをほぐす、ゆるめる。
・腕を伸ばす(後ろ首を伸ばすため)
EX‐口をあける…前アゴ、後ろアゴ(顎関節)
・ポイント
 後ろアゴではなく前アゴをあける。
 鏡を見て唇から上下の前歯が少し見えるくらいあける。
 その時、舌が見えないようにする。口はたて口。
・唇‐歯が立っていると良い。隠さないほうがいい。
 いいポジションに入るとラク。
・自分で一番イイ音になるキャパシティを探す(口腔の開き方)
・耳の少し後ろ(奥)を開けるようにしたい。

◎言葉を使う時に多用するところは、舌と上顎部である。
EX‐
・上アゴは上にあけながら、下アゴを下げる。
・その時、あいた口から舌はあまり見えないほうがいい。
・あいたら、そのまま柔らかく息をする。鼻から出す。軟口蓋の確認。

・ほほ骨のところに音があたると音が明るくなる。
・ここを境にする。ここから眉間まで上げる、ここから下げる。
・口から息を吸って、鼻から出す。

EX‐
・舌で舌アゴ、歯茎をなめること。舌が前へ出てくるようなら下げる。
・舌をタテにすると奥に入りやすくなる。
・舌をのむように。

Aさん…やりすぎている。声のためには、そんなに力はいらない。
    わずかづつ使ったものを持続させるのが言葉のために重要である。
・声、ことばになるようにやる、それはセンスである。

◎歯のなか側で音を作っている。ことばをつくっている。
EX‐
・横に口を広げて、舌を下げた状態で言葉をつくってみる。
・前に出すと、ことばは出る。
・喋れないではなく、喋らない。
・声を出すということは、ちゃんと喋っていないと悪くなってしまう。
・声は口先だけではない。(ということを足踏みオルガンで学んだ・磯貝)

◎自分が喋っている声を聞き、聞こえるように喋る。

Q.口と鼻の境界線に違和感がある。(Aさん)
A.違和感があるほうがいい。(磯貝)

◎明瞭度の高い音声というものがある。
 イイ音、分かりやすい音…それで喋ったら分かりやすいです。

◎喋ることが発声練習だと思って喋る。うるさくなければダメ。
・分かる声で考えていないと、伝わらない。書いたものはなんでも。
・文章は書けるが、喋るのは大変、声がなかったら喋れない。
 声がない人に読まれたら、名文でも噛んでしまう(例・丸谷才一)
・宇多田ひかるは声があったから売れた。

◎声に力があるか。声に力があれば、ことばにした時も伝わることばになる。

<発声術>
①口のキャパシティを増やす。
②ムダに口から吐かない。

EX‐母音「イ・エ・ア・オ・ウ」
→「オ」に注意して発音。

◎言いやすいことばではなく、言いやすい声をつくる。

◎実際に使う時には、自分のキャパシティより遠慮して出すのが芸。
 キャパシティは上げるが、それをそのままやらない。

◆個人の課題について聴く(テキスト別)
Bさん(星の王子さま)…磯貝:鼻を前クビ(舌骨部)を広げてあける。これをやること。
Cさん(万葉集)…本人:テキストが分からない、予備知識が足りない。
         万葉集を知らないと思う。
         磯貝:相聞歌を読めばいい。
            人前で声を出して読めばいい。
            意味が分からないと物事が出来ないのはソンだ。
            声を出して読む。そこから。
            もらったものをガンガンと声を出して読んで楽しいと感じる。
            そういうもの。
Dさん(平家物語)…磯貝:読み慣れないと古文は読みにくい。
             落ち着いて読みさえすれば、読める。
             「これは私が書いた、思い出しながら読んでいる」と
             思って読む。そうしないと読めない。
             読書をするな。
Eさん(フレディー)…磯貝:伝われば好きなように読んでいい。
              その声が枝になる。
              その枝の声を出す。それを見つけてください。
Bさん…磯貝:人前に出ると力がなくなる。声を出すこと。
Fさん…本人:声を出し続けていられない。語尾が弱くなる。
    磯貝:なんでそれでやめてしまったの?
       壊れるまでやってみたことはあるのか?
       やってみる、実感する。単純素朴、でもそれが難しい。

◆実際に読んでみる
・ラクビーボール…どんどんといろいろなことがやってくる。
         来たものはすぐパスしてしまう、物事は持たないこと。
・要は早く覚えること。
・「星の王子さま」朗読 Bさん、Fさん
Bさん…磯貝:・読んでいる時、声から内容がわいてきたか?
       ・声がひそやかになるほど、なくなってしまったようだ。
       ・先ほどのような声で読める実力があれば、何だって平気。
       ・字から分かるというのは、さほど面白くない。
       ・その声で、実感がおこってくるというのが面白いのだ。
       ・まずは自分で聞いて喜ぶ。
        →すると伝わる、皆、分かる。
Fさん…磯貝:・口を横に引いて読む。途中から普通にして読む。
       ・文末になるとやせる。
・地方のイントネーションに入るとひ弱になる
    本人:・おかしいなと思ってしまう。(迷ってしまう)
    磯貝:そのことをやる。そうすれば、皆が承認してくれる。
       出してしまったほうが良い。そこからスタート。
       声で没頭してやる。
EX‐踏み足(全員)
・「思う」エネルギーは低い。役に立たない。
・気で分かる、見つける。
①肩幅に足を広げる
②利き足と反対側に体重を乗せ、踏む。
③反対も同様に。
   
◆本日の磯貝語録
 何事も身に付くまでは、意識して注意深くやり覚えていくもの。
 それが不自然であるのは当然。身に付き、今、自然に感じるものは、最早、
 古びてしまったもの。新しいものは皆不自然なもの。

◆本日の感想
 “どうしたら良いか考えるひまがあったら、とも角、声を出せ”と言われた。
 どうもやる前に止まって考えてしまうクセがある。たしかに考えていたら声は
 出ないことを痛感した。  
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